JPH0580416A - 途中取り出しフイルムを使用可能なカメラ - Google Patents

途中取り出しフイルムを使用可能なカメラ

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JPH0580416A
JPH0580416A JP3268396A JP26839691A JPH0580416A JP H0580416 A JPH0580416 A JP H0580416A JP 3268396 A JP3268396 A JP 3268396A JP 26839691 A JP26839691 A JP 26839691A JP H0580416 A JPH0580416 A JP H0580416A
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JP
Japan
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film
feeding
frame
recording
aperture
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JP3268396A
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English (en)
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Tsutomu Wakabayashi
勤 若林
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Nikon Corp
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いずれの巻上方式で撮影された途中取り出し
フィルムでも2重露光されることのないカメラを提供す
る。 【構成】 フィルム給送手段101によりフィルムが1
駒分給送される間に、アパ−チャと対向していた駒に対
して撮影済み情報を記録可能な記録手段102と、給送
手段101によりフィルムが1駒分給送される際に、ア
パ−チャと対向していた駒の次の駒に対する撮影済み情
報の有無を検出する検出手段103と、フィルム装填後
に給送手段101,検出手段103を作動せしめ、撮影
動作後に給送手段101,記録手段102,検出手段1
03を作動せしめる第1の制御手段104と、撮影済み
情報が記録されていないことが検出されるとその駒がア
パ−チャと対向する状態でフィルム給送を停止し、記録
されていることが検出されるとフィルム給送を続行して
検出手段103を作動せしめる第2の制御手段105と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、途中取り出しフィルム
を使用可能なカメラに関し、特にノーマルワインドカメ
ラで撮影された途中取り出しフィルムおよびプリワイン
ドカメラで撮影された途中取り出しフィルムの双方に対
応可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】上記ノーマルワインドカメラとは、フィ
ルムカ−トリッジ装填後にフィルムを所定量(例えば4
駒分)巻上げ、その後、撮影のたびに1駒づつ巻き上げ
てゆくカメラのことである。これに対して、カ−トリッ
ジ装填後にフィルムをいったん終端まで巻上げ、その
後、撮影のたびに1駒づつ巻戻してゆくカメラをプリワ
インドカメラと呼ぶ。ところで、途中まで撮影したフィ
ルムをいったん巻戻してカメラから取り出した後、再度
カメラに装填して使用することがある。このような場合
に2重露光を防止するため、米国特許第4878075
号明細書中には、撮影済みの駒に対して撮影済み情報を
例えばフィルムの磁気記録領域に磁気記録しておき、再
度装填した際に撮影済み情報の有無を検出し、撮影済み
情報の記録されていない駒(未露光駒)をアパ−チャと
対向させて撮影を行うカメラが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記明
細書中に開示されたカメラはプリワインドカメラであ
り、先にプリワインドカメラで撮影された途中取り出し
フィルムを用いることが前提となっており、ノーマルワ
インドカメラで撮影されたフィルムには対応していな
い。このためノーマルワインドカメラで撮影されたフィ
ルムを装填した場合には2重露光されるおそれがある。
【0004】本発明の目的は、ノーマルワインドカメラ
で撮影された途中取り出しフィルムおよびプリワインド
カメラで撮影された途中取り出しフィルムのいずれが装
填された場合にも2重露光されることのない、途中取り
出しフィルムを使用可能なカメラを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1により説明すると、本発明は、撮影済みの駒に対して
撮影済み情報が記録された途中取り出しフィルムが装填
可能なカメラに適用される。そして、請求項1の発明
は、フィルムを給送する給送手段101と、給送手段1
01によりフィルムが1駒分給送される間に、アパ−チ
ャと対向していた駒に対して撮影済み情報を記録可能な
記録手段102と、給送手段101によりフィルムが1
駒分給送される際に、アパ−チャと対向していた駒の次
の駒に対する撮影済み情報の有無を検出する検出手段1
03と、フィルム装填後に給送手段101によりフィル
ムの給送を行い、これに同期して検出手段103を作動
せしめるとともに、撮影動作後に給送手段101により
フィルム給送を行い、これに同期して記録手段102お
よび検出手段103を作動せしめる第1の制御手段10
4と、検出手段103により撮影済み情報が記録されて
いないことが検出された場合には、その駒がアパ−チャ
と対向する状態でフィルム給送を停止し、撮影済み情報
が記録されていることが検出された場合には、フィルム
給送を続行するとともに、検出手段103を作動せしめ
る第2の制御手段105とを具備し、これにより上記問
題点を解決する。また請求項2の発明は、各駒に対して
撮影済み情報を記録可能な記録手段102を、給送手段
101によるフィルムの給送方向に対してアパ−チャの
中心より下流側に設けるとともに、各駒に対する前記撮
影済み情報の有無を検出する検出手段103を、フィル
ム給送方向に対してアパ−チャの中心より上流側に設け
たものである。
【0006】
【作用】
(1)請求項1の発明 第1の制御手段104は、撮影動作が行われると、給送
手段101によりフィルム給送を行うとともに、これに
同期して記録手段102および検出手段103を作動せ
しめ、アパ−チャと対向していた駒に対して撮影済み情
報を記録せしめるとともに、アパ−チャと対向していた
駒の次の駒に対する撮影済み情報の有無を検出せしめ
る。また第2の制御手段105は、上記検出手段103
により撮影済み情報が記録されていないことが検出され
た場合には、その駒がアパ−チャと対向する状態でフィ
ルム給送を停止し、撮影済み情報が記録されていること
が検出された場合には、フィルム給送を続行するととも
に、検出手段103を作動せしめてその次の駒に対する
撮影済み情報の検出を行う。これによれば、使用される
フィルムがノーマルワインドカメラで撮影された途中取
り出しフィルムであっても、プリワインドカメラで撮影
された途中取り出しフィルムであっても2重露光するこ
となく未露光駒でのみ撮影が行える。また、給送手段1
01によりフィルムが1駒分給送される間に、アパ−チ
ャと対向していた駒に対して撮影済み情報を記録すると
ともに、その次の駒に対する撮影済み情報の有無を検出
できるので、未露光駒のアパ−チャに対する位置出しを
迅速に行えるという効果も得られる。 (2)請求項2の発明 フィルムの給送方向に対してアパ−チャの中心より下流
側に記録手段102が設けられ、フィルム給送方向に対
してアパ−チャの中心より上流側に検出手段103が設
けられているので、上述と同様に給送手段101により
フィルムが1駒分給送される間に、アパ−チャと対向し
ていた駒に対して撮影済み情報を記録するとともに、そ
の次の駒に対する撮影済み情報の有無を検出できる。し
たがって、上記第1,第2の制御手段104,105の
制御により、上述と同様の作用効果が得られる。
【0007】
【実施例】
−第1の実施例− 図2〜図6により本発明の第1の実施例を説明する。図
2は本発明に係るカメラに用いられるフィルムを示して
いる。各撮影駒4の駒番号は、図示のように、フィルム
1の先端側から終端側にかけて1,2,3・・・n−
1,nのように称するものとする。このフィルム1の上
部には、各撮影駒4に対応して2個づつのパーフォレー
ション3a,3bが設けられている。図からわかるよう
に、パーフォレーション3aは各撮影駒に対してフィル
ム1の先端側に配置され、またパーフォレーション3b
は終端側に配置される。
【0008】さらに駒番号1の駒(先頭駒)のパーフォ
レーション3aよりも先端側にパーフォレーション3
b’が1個設けられ、駒番号nの駒(終端駒)よりも終
端側にパーフォレーション3a’が設けられている。ま
たパーフォレーション3a’よりも更に終端側に終端検
出用のパーフォレーション3cが設けられている。
【0009】またフィルム1の下部には、例えば特開平
2−136840号公報に開示されているものと同様
に、磁気記録媒体が塗布された磁気記録領域2が設けら
れている。この磁気記録領域2に後述する磁気ヘッド
(記録ヘッド)により各駒4に対応して撮影に関する情
報(以下、撮影関連情報と呼ぶ)が記録される。この撮
影関連情報としては、例えば撮影日付や撮影時の露出情
報などが考えられる。そして本実施例では、この記録さ
れた撮影関連情報が撮影済み情報に相当する。
【0010】なおフィルムカ−トリッジ5は、米国特許
第4832275号明細書中に示されるものと同様に、
フィルム1が巻き付けられたスプールを送出し方向に回
転することによりフィルム1をカ−トリッジ5から送出
すとともに、このスプールを巻戻し方向に回転すること
によりフィルム1をカ−トリッジ5内に巻き込むよう構
成されている。
【0011】図3は本発明に係るカメラ10(ノーマル
ワインドカメラ)を後方から見た図であり、背面を取り
去った状態を示す。カメラ10の一端側には上記カ−ト
リッジ5が装填されるカ−トリッジ室11が設けられる
とともに、他端側にはフィルム巻取りスプール12を回
転可能に収容するスプール室13が設けられ、それらの
間に露光用開口を形成するアパ−チャ14が設けられて
いる。またアパ−チャ14の上下には、フィルム通過経
路を形成する内レール15および外レール16がそれぞ
れ設けられている。カ−トリッジ室11には、上述した
カ−トリッジ5のスプールと係合してこのスプールを駆
動する不図示の駆動部材が配置され、この駆動部材は、
不図示の減速歯車機構を介して後述するカ−トリッジ駆
動モータ37(図4)に接続されている。そして、この
カ−トリッジ駆動モータ37の正転によりカ−トリッジ
5からフィルム1が送出され、逆転によりカ−トリッジ
5内へフィルム1が巻戻される。
【0012】フィルム巻取りスプール12は、不図示の
減速歯車機構を介して後述のフィルム給送モータ39
(図4)に接続され、このモータ39によって回転可能
とされる。そして、フィルム1がフィルム巻取りスプー
ル12まで送出された後にこのフィルム給送モータを正
転すると、不図示のフィルムロ−ラの押圧によりフィル
ム1が巻取りスプール12に押しつけられて巻上げられ
る。また、アパ−チャ14の上方には、フィルム1のパ
ーフォレーションを検出するための光電素子17が配置
される。なお、任意の駒4のパーフォレーション3aが
光電素子17と対向するとき、その駒4がアパ−チャ1
4と対向している。
【0013】アパ−チャ14の下方右側には、上記撮影
関連情報をフィルム1の磁気記録領域2に記録するため
の記録用磁気ヘッド(以下、記録ヘッドと呼ぶ)18
と、この記録ヘッド18にフィルム1を圧着する圧着パ
ッド20とが設けられる一方、アパ−チャ14の下方左
側には、磁気記録領域2に既に記録された撮影関連情報
を再生するための再生用磁気ヘッド(以下、再生ヘッド
と呼ぶ)19と、この再生ヘッド19にフィルム1を圧
着する圧着パッド21が設けられている。これらの記録
ヘッド18と圧着パッド20との間、および再生ヘッド
19と圧着パッド21との間でフィルム1が圧接状態で
挾み込まれてフィルム1の走行時に磁気ヘッド18で記
録が、磁気ヘッド19で再生が適切に行えるようになっ
ている。
【0014】ここで、アパ−チャ14と対向する駒に対
して撮影が行われると、1駒分のフィルム巻上げ(駒送
り)が行われ、これによりフィルム1がカ−トリッジ5
からフィルム巻取りスプール12側へ走行するが、上記
記録ヘッド18は、この駒送りの際に上記撮影が行われ
た駒(アパ−チャと対向していた駒)4の直下に位置す
る磁気記録領域2にその駒4に関する磁気記録が行える
よう配置される。また再生ヘッド19は、記録ヘッド1
8から約1駒分カ−トリッジ5側に配置され、したがっ
て上記駒送りの際、上記撮影が行われた駒の次の駒、つ
まり新たにアパ−チャと対向される駒に対応する撮影関
連情報が再生ヘッド19により読み込まれる。また再生
ヘッド19の再生トラックは、記録ヘッド18の記録ト
ラックよりも狭くなっており、記録信号を確実に再生で
きるようになっている。
【0015】図4は上記カメラ10の制御系の構成を示
している。31は制御回路であり、後述するフローチャ
ートによりカメラ10の動作を制御する。32は記録回
路であり、制御回路31の出力した撮影関連情報を記憶
し、制御回路31からの指令に応じて、接続された上述
の記録ヘッド18を介してフィルム1の磁気記録領域2
に記憶した情報を記録する。33は再生回路であり、接
続された再生ヘッド19を介してフィルム1の磁気記録
領域2に記録されている情報を再生して制御回路31に
入力する。
【0016】34は光電変換回路であり、接続された光
電素子17によって、フィルム1の有無やパーフォレー
ションを検出する。35はフィルム終端検出装置であ
り、パーフォレーション3cを検出すると、制御回路3
1へ終端信号を出力する。また、予め撮影可能な駒数n
を入力してn駒分のフィルム巻上げを行ったことを検出
した後に終端信号を出力するよう構成してもよい。
【0017】36は、不図示のシャッタ機構部および絞
り機構部を制御して撮影を行う露出制御装置である。3
7は、モータ駆動回路38により駆動制御される上記カ
−トリッジ駆動モータであり、このモータ37が正転す
るとフィルム送出しが行われ、逆転すると巻戻しが行わ
れる。39は、モータ制御回路40により駆動制御され
るフィルム給送モータであり、このモータ30の正転に
よりフィルム1が巻取りスプール12により巻上げられ
る。
【0018】スイッチSW1はカ−トリッジスイッチで
あり、カ−トリッジ5をカ−トリッジ室11に装填する
とオンする。スイッチSW2は蓋スイッチであり、不図
示のカ−トリッジ蓋を閉じるとオンする。スイッチSW
3は途中取り出しスイッチであり、不図示の途中巻戻し
釦の押し下げに連動してオンする。スイッチSW4はレ
リーズスイッチであり、不図示のレリーズ釦の押し下げ
に連動してオンする。
【0019】次に、図5および図6のフローチャートに
より上記制御回路31による制御の手順を説明する。カ
メラに電池(不図示)が装填されるとこのプログラムが
起動され、図5のステップS1でカ−トリッジスイッチ
SW1のオンが判定され、続いてステップS2で蓋スイ
ッチSW2のオンが判定されると、すなわちカ−トリッ
ジ5が装填されて裏蓋が閉じられるとステップS3に進
み、カ−トリッジ駆動モータ37を正転させてフィルム
1をカ−トリッジ5から送出し、フィルム巻取りスプー
ル12まで送る。
【0020】ステップS4ではフィルム給送モータ39
を正転して巻取りスプール12によるフィルム巻上げを
開始し、次いでステップS5でフィルム1の磁気記録領
域2に記録されている撮影関連情報を再生ヘッド19お
よび再生回路33を介して読み込み、読み込んだ情報を
ステップS6でストアする。ステップS7でパーフォレ
ーション3b’または3bが検出されるまで上記ステッ
プS5,S6を繰返し、検出されるとステップS8に進
む。ステップS8では更にパーフォレーション3aまた
は3a’が検出されるまで待ち、検出されると上記情報
再生を行った駒がアパ−チャ14と対向したと判断して
ステップS9に進む。
【0021】ステップS9では、終端検出装置35の出
力に基づいてフィルム終端か否かを判定し、フィルム終
端の場合にはステップS27でフィルム巻上げを停止し
てステップS28に進む。一方、まだフィルム終端でな
いと判定されるとステップS10に進み、上記ストアし
た信号を解読し、その結果に基づいてステップS11で
撮影関連情報が検出されたか否かを判定する。検出され
た場合には撮影済み駒と判断してステップS5に戻って
上述の処理を繰返し、検出されない場合には未露光駒と
判断してステップS12でフィルム巻上げを停止する。
これにより最も先端側の未露光駒がアパ−チャ14と対
向する状態となる。
【0022】次に、ステップS13で途中取り出しスイ
ッチSW3のオンが判定されるとステップS28に進
み、カ−トリッジ駆動モータ37を逆転してフィルム1
をカ−トリッジ5内に全て巻戻す。そして、ステップS
29で蓋スイッチSW2のオフが判定され、ステップS
30でカ−トリッジスイッチSW1のオフが判定される
とカ−トリッジ5が取り出されたと判断してステップS
1に戻る。
【0023】一方、ステップS13が否定されるとステ
ップS14に進み、レリーズスイッチSW4がオフと判
定されるとステップS13に戻り、オンと判定されると
図6のステップS15に進む。
【0024】図6のステップS15では、露出制御装置
36を介して撮影を行い、ステップS16では撮影関連
情報を記録回路32へ出力し、次いでステップS17で
フィルム給送モータ39を正転してフィルム巻上げ(駒
送り)を開始する。またステップS18では記録開始信
号を出力し、記録回路32を介して記録ヘッド18によ
りフィルム1の磁気記録領域2へ上記撮影駒に対する撮
影関連情報の記録を開始する。ステップS19では、次
の駒4に対応する磁気記録領域2の情報再生を再生ヘッ
ド19および再生回路33を介して行い、ステップS2
0でそれをストアしてステップS21に進む。そして、
ステップS21でパーフォレーション3bが検出される
まで上記ステップS19,S20を繰り返す。
【0025】パーフォレーション3bが検出されるとス
テップS22で記録停止信号を出力して情報記録を停止
し、次いでステップS23で更にパーフォレーション3
aが検出されるまで待ち、検出されるとステップS24
に進む。ステップS24でフィルム終端と判定されると
図5のステップS27に進み、まだ終端でないと判定さ
れるとステップS25で上記ストアした信号を解読す
る。その結果に基づいてステップS26で撮影関連情報
が検出されたか否かを判定し、検出されないと判定され
ると図5のステップS12に進み、検出されたと判定さ
れるとステップS5に戻る。
【0026】以上の手順によれば、カメラにカ−トリッ
ジ5が装填されると、フィルムの送出しおよび巻上げが
開始され、まず先頭駒に対して撮影関連情報(撮影済み
情報)の有無が再生ヘッド19により検出される。撮影
済み情報が記録されていないことが検出された場合に
は、その駒がアパ−チャ14と対向する状態で巻上げが
停止され、撮影可能な状態となる。また、先頭駒に撮影
関連情報が記録されていることが検出された場合には、
フィルム給送が続行され、次の駒に対する撮影関連情報
の検出が行われる。そして、撮影済み情報が記録されて
いない駒が検出されると、その駒がアパ−チャと停止す
る位置でフィルム給送が停止される。
【0027】また、撮影動作が行われるとフィルムの駒
送りが行われ、これに同期してその撮影駒(アパ−チャ
14と対向していた駒)に対して記録ヘッド18により
撮影関連情報が記録されるとともに、その駒の次の駒に
対する撮影関連情報の有無が再生ヘッド19により検出
される。そして、上記次の駒に対して撮影関連情報が記
録されていないことが検出された場合には、その駒がア
パ−チャと対向する状態で巻上げが停止され、その駒で
撮影可能な状態となる。一方、次の駒に対して撮影関連
情報が記録されていることが検出された場合には、フィ
ルム給送が続行され、更にその次の駒に対する撮影関連
情報の検出が行われる。
【0028】この手順によれば、使用されるフィルムが
ノーマルワインドカメラで撮影された途中取り出しフィ
ルムであっても、プリワインドカメラで撮影された途中
取り出しフィルムであっても2重露光することなく未露
光駒でのみ撮影が行える。また、記録ヘッド18および
再生ヘッド19の2つの磁気ヘッドを設け、これらを図
3に示すように配置したので、以下に説明するように未
露光駒の位置出しが迅速に行えるという効果も得られ
る。
【0029】すなわち、まず仮に図3の磁気ヘッド18
のみを設け、この磁気ヘッド18により記録・再生の双
方を行うように構成した場合を考える。この場合、磁気
ヘッド18により撮影関連情報の有無を検出することに
なるが、撮影関連情報の有無が検出されたときには、そ
の駒はアパ−チャを通り過ぎてしまっているので、撮影
関連情報が記録されていないこと、すなわち未露光であ
ることが検出された場合には、その駒で撮影を可能とす
るために約1駒分フィルムを巻戻してその駒をアパ−チ
ャと対向させなければならず、撮影可能な状態となるま
でに時間がかかる。また、仮に磁気ヘッド19のみを設
けた場合には、撮影後に撮影関連情報を記録するにはい
ったんフィルムを巻戻す必要があり、この場合も次の駒
で撮影可能な状態となるまでに時間がかかる。
【0030】一方、本実施例のように、記録専用・再生
専用の2つの磁気ヘッド18,19を設け、これらを図
3の位置に配置すれば、上述の如く1駒の駒送りの間に
撮影駒に対する撮影関連情報の記録と、次の駒に対する
撮影関連情報の有無を検出できるので、次の駒に対して
撮影関連情報のないことが検出された場合には、その後
にフィルム給送を停止すればその駒をアパ−チャに対し
て位置出しできる。すなわち情報を記録したり未露光駒
をアパ−チャに対して位置出しするのにフィルムを巻戻
す必要がなく、迅速に位置出しできる。
【0031】以上の実施例の構成において、モータ3
7,39およびモータ駆動回路38,40が給送手段1
01を、記録ヘッド18および記録回路32が記録手段
102を、再生ヘッド19および再生回路33が検出手
段103を、制御回路31が第1の制御手段104およ
び第2の制御手段105をそれぞれ構成する。
【0032】−第2の実施例− 次に、図7〜図11により本発明の第2の実施例を説明
する。本実施例では、本出願人による特願平2−189
994号明細書中あるいは米国特許第4,965,600号明細
書中にに示されているようなフィルム使用状態識別表示
機構を有するカ−トリッジを使用する例を示す。このフ
ィルム使用状態識別表示機構とは、そのフィルムが1駒
も撮影されていない未使用フィルムか、途中駒まで撮影
されて取り出された途中取り出しフィルムか、あるいは
全駒撮影済みの使用済みフィルムかを示すものである。
【0033】図7は本実施例に係るカメラ10’(ノー
マルワインドカメラ)の制御系の構成を示しており、上
記図4と同様の箇所には同一の符号を付し説明を省略す
る。図7において、51は制御回路であり、後述のフロ
ーチャートに基づいてカメラの動作を制御する。52は
上記カ−トリッジのフィルム使用状態識別表示機構の状
態を検出する使用状態検出装置であり、53はフィルム
使用状態識別表示機構の状態を変更するための使用状態
駆動装置である。これらの使用状態検出装置52および
使用状態駆動装置53は、例えば特願平2−18999
4号明細書中に記載されたような装置であり、その詳細
な説明は省略する。54は、制御回路52からの警告信
号に応答してLEDあるいは圧電ブザーなどにより視覚
的,聴覚的に警告を行う警告装置であり、これらのLE
D,圧電ブザーを駆動する駆動回路を含む。
【0034】次に、図8〜図11のフローチャートによ
り制御回路51による制御の手順を説明する。なお、上
記図5および図6と同様のステップには同一のステップ
番号を付す。不図示の電池が装填されるとこのプログラ
ムが起動され、まず上述したステップS1,S2の後、
ステップS101,S102では上記使用状態検出装置
52の出力によりカ−トリッジ5のフィルム使用状態を
判定する。未使用フィルムと判定されるとステップS1
02が肯定されてステップS103に進み、カ−トリッ
ジ駆動モータ37を正転してフィルム1をカ−トリッジ
5から送出し、巻取りスプール12まで送る。次いでス
テップS104ではフィルム給送モータ39を正転させ
て巻取りスプール12によるフィルム1の巻上げを開始
し、ステップS105,S106でパーフォレーション
を2個検出するまで待つ。
【0035】ステップS106が肯定されるとステップ
S107で巻上げを停止し、次いでステップS108で
途中取り出しスイッチSW3のオンが判定されると後述
するステップS119(図9)に進んでフィルムを巻戻
し、スイッチSW3のオフが判定されるとステップS1
09に進む。ステップS109でレリーズスイッチSW
4のオフが判定されるとステップS108に戻り、オン
が判定されるとステップS110で露出制御装置36を
介して撮影を行ってステップS111に進む。ステップ
S111では撮影関連情報を記録回路32へ出力すると
ともに、ステップS112ではフィルム巻上げを開始
し、次いで図9のステップS113で記録ヘッド18を
介してフィルム1の磁気記録領域2へ撮影関連情報の記
録を開始する。
【0036】ステップS114ではパーフォレーション
3bが検出されるまで待ち、検出されるとステップS1
15で記録停止信号を出力して撮影関連情報の記録を停
止し、さらにステップS116でパーフォレーション3
aが検出されると、ステップS117で巻上げを停止す
る。ステップS118ではフィルム終端か否かを判定
し、終端でなければ上記図8のステップS108に戻
り、終端であればステップS119に進む。
【0037】ステップS119では、フィルム1をカ−
トリッジ5に完全に巻戻し、次いでステップS120で
は使用状態駆動装置53によりカ−トリッジのフィルム
使用状態識別表示機構をフィルムの使用状態に応じて駆
動制御してステップS121に進む。ステップS121
では警告フラグWを零に設定し、次いでステップS12
2でスイッチSW2のオフが判定され、ステップS12
3でスイッチSW1のオフが判定されるとカ−トリッジ
5が取り出されたと判断してステップS124に進む。
ステップS124では警告フラグWが1か否かを判定
し、1でなければ図8のステップS1に戻り、1であれ
ばステップS125で警告信号の出力を停止してステッ
プS1に戻る。
【0038】一方、装填されたフィルムが使用済みフィ
ルムと判定された場合には、上記ステップS102が否
定されてステップS126に進み、警告フラグWを1に
設定するとともに、ステップS127で警告信号の出力
を開始して上記図9のステップS122に進む。この警
告信号に応答して警告装置54は、LEDの点灯・点滅
あるいは圧電ブザーのブザー音により使用済みフィルム
が装填された旨の警告を行う。
【0039】また装填されたフィルムが途中取り出しフ
ィルムであった場合には、図8のステップS101が肯
定されて図10のステップS3に進み、図10および図
11で上述した図5および図6とほぼ同様の処理を行
う。図5,図6と異なる部分は、ステップS9が肯定さ
れたときにステップS131で巻上げを停止して図9の
ステップS119に進む点と、ステップS13が肯定さ
れたときにステップS119に進む点と、ステップS2
4(図11)が肯定されたときにステップS132で巻
上げを停止してステップS119に進む点である。
【0040】以上のように、フィルム使用状態識別表示
機構を有するパトローネを用いた場合には、再生ヘッド
19による情報再生を途中取り出しフィルムであること
が検出された場合にのみ行うようにすればよい。
【0041】なお上述した第1および第2の実施例にお
いて、上記記録ヘッド18と再生ヘッド19の配置位置
は図3に限定されず、フィルムが1駒分給送される間
に、アパ−チャ14と対向していた駒に対して撮影済み
情報を記録するとともに、その次の駒に対する撮影済み
情報の有無を検出できる位置であれば他の配置でもよ
い。また、撮影関連情報を撮影済み情報として兼用する
例を示したが、撮影済みか否かを検出する場合にのみ使
用される専用の撮影済み情報を記録/再生するようにし
てもよい。さらに以上では、ノーマルワインドカメラに
ついて説明したが、上述したプリワインドカメラにも本
発明を適用できる。この場合には、フィルムの給送方向
が逆になるので、図3に示す記録ヘッド18と再生ヘッ
ド19を入れ替えた配置とすればよい。
【0042】また以上では、撮影済み駒か未露光駒かを
検出するのに再生ヘッド19を用いた例を示したが、こ
の再生ヘッド19の出力をフィルム給送制御に利用する
例を以下に示す。図2に示されるフィルム1の磁気記録
領域2には、予め基準クロックを含む各種の情報(例え
ばフィルム感度や撮影枚数など)が記録されているもの
とする。また図12に示すように、カメラには、フィル
ム給送方向に対して記録ヘッド18よりも上流側に再生
ヘッド19が設けられている。この再生ヘッド19によ
り上記磁気記録領域2に記録されている基準クロックを
読み込み、その時間間隔により給送速度が検知できる
し、基準クロックの数によりフィルムの送り量が検知で
きる。さらにフィルム給送の速度制御に使用することが
可能である。なお再生ヘッド19と記録ヘッド18の配
置は図3に示す位置でもよい。
【0043】図13は制御系のブロック図を示し、記録
ヘッド18は記録回路232を介して露出制御回路20
1に接続され、フィルム給送に伴って磁気記録領域2に
撮影関連情報を記録する。その際、予め記録されていた
情報は消去される。また再生ヘッド19は再生回路23
3を介してフィルム給送制御回路202に接続されてい
る。
【0044】露出制御回路201により撮影が行われる
と、フィルム給送制御回路202によりフィルム給送が
開始され、これに同期して再生ヘッド19および再生回
路233により基準クロックが検出されるとともに、記
録回路232を介して記録ヘッド18により撮影関連情
報の記録が行われる。すなわち、再生ヘッド19が記録
ヘッド18よりも上流に設けられているので、記録ヘッ
ド18により予め記録されている情報が消去される前に
再生ヘッド19により基準クロックが検出できる。そし
て、フィルム給送制御回路102は、再生回路133か
らの信号に応じてフィルムの送り量や給送速度を求めて
フィルムの送り量に応じて給送速度を制御してゆき、所
定送り量に達した時点で露出制御回路101を介して記
録ヘッド18による磁気記録を停止し、フィルム給送を
停止する。なお、プリワインドカメラの場合には、記録
ヘッド18と再生ヘッド19の位置を入れ替えればよ
い。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フィルムが1
駒分給送される間に、アパ−チャと対向していた駒に対
しての撮影済み情報の記録と、アパ−チャと対向してい
た駒の次の駒に対する撮影済み情報の有無の検出とが行
えるよう記録手段と検出手段を配置し、検出手段の検出
結果に基づいてフィルム給送制御を行うようにしたの
で、使用されるフィルムがノーマルワインドカメラで撮
影された途中取り出しフィルムであっても、プリワイン
ドカメラで撮影された途中取り出しフィルムであっても
2重露光することなく未露光駒でのみ撮影が行えるとと
もに、未露光駒のアパ−チャに対する位置出しを迅速に
行えるという効果が得られる。また請求項2の発明によ
れば、フィルムの給送方向に対してアパ−チャの中心よ
り下流側に上記記録手段を設けるとともに、フィルム給
送方向に対してアパ−チャの中心より上流側に検出手段
を設けたので、フィルムが1駒分給送される間に、アパ
−チャと対向していた駒に対して撮影済み情報を記録す
るとともに、その次の駒に対する撮影済み情報の有無を
検出でき、これにより上述と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】実施例で用いられるフィルムを示す図である。
【図3】第1の実施例に係るカメラの構成を示す背面図
である。
【図4】カメラの制御系を示すブロック図である。
【図5】制御手順を示すフローチャートである。
【図6】図5に続くフローチャートである。
【図7】第2の実施例に係るカメラ制御系を示すブロッ
ク図である。
【図8】制御手順のフローチャートである。
【図9】図8に続くフローチャートである。
【図10】図8に続くフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】別実施例を示すカメラの背面図である。
【図13】別実施例を示すカメラのブロック図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2 磁気記録領域 3a,3a’,3b,3b’3c パーフォレーション 4 撮影駒 5 カ−トリッジ 14 アパ−チャ 17 光電素子 18 記録用磁気ヘッド 19 再生用磁気ヘッド 31 制御回路 32 記録回路 33 再生回路 34 光電変換回路 37 カ−トリッジ駆動モータ 38,40 モータ駆動回路 39 フィルム給送モータ 101 給送手段 102 記録手段 103 再生手段 104 第1の制御手段 105 第2の制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影済みの駒に対して撮影済み情報が記
    録された途中取り出しフィルムが装填可能なカメラにお
    いて、 フィルムを給送する給送手段と、 前記給送手段によりフィルムが1駒分給送される間に、
    アパ−チャと対向していた駒に対して撮影済み情報を記
    録可能な記録手段と、 前記給送手段によりフィルムが1駒分給送される際に、
    前記アパ−チャと対向していた駒の次の駒に対する前記
    撮影済み情報の有無を検出する検出手段と、 フィルム装填後に前記給送手段によりフィルムの給送を
    行い、これに同期して前記検出手段を作動せしめるとと
    もに、撮影動作後に前記給送手段によりフィルムの給送
    を行い、これに同期して前記記録手段および検出手段を
    作動せしめる第1の制御手段と、 前記検出手段により前記撮影済み情報が記録されていな
    いことが検出された場合には、その駒がアパ−チャと対
    向する状態でフィルム給送を停止し、撮影済み情報が記
    録されていることが検出された場合には、フィルム給送
    を続行するとともに、前記検出手段を作動せしめる第2
    の制御手段とを具備することを特徴とする途中取り出し
    フィルムを使用可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影済みの駒に対して撮影済み情報が記
    録された途中取り出しフィルムが装填可能なカメラにお
    いて、 フィルムを給送する給送手段と、 前記給送手段によるフィルムの給送方向に対してアパ−
    チャの中心より下流側に設けられ、各駒に対して撮影済
    み情報を記録可能な記録手段と、 前記フィルム給送方向に対してアパ−チャの中心より上
    流側に設けられ、各駒に対する前記撮影済み情報の有無
    を検出する検出手段と、 フィルム装填後に前記給送手段によりフィルムの給送を
    行い、これに同期して前記検出手段を作動せしめるとと
    もに、撮影動作後に前記給送手段によりフィルムの給送
    を行い、これに同期して前記記録手段および検出手段を
    作動せしめる第1の制御手段と、 前記検出手段により前記撮影済み情報が記録されていな
    いことが検出された場合には、その駒がアパ−チャと対
    向する状態でフィルム給送を停止し、撮影済み情報が記
    録されていることが検出された場合には、フィルム給送
    を続行するとともに、前記検出手段を作動せしめる第2
    の制御手段とを具備することを特徴とする途中取り出し
    フィルムを使用可能なカメラ。
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