JPH054573Y2 - - Google Patents

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JPH054573Y2
JPH054573Y2 JP1985072876U JP7287685U JPH054573Y2 JP H054573 Y2 JPH054573 Y2 JP H054573Y2 JP 1985072876 U JP1985072876 U JP 1985072876U JP 7287685 U JP7287685 U JP 7287685U JP H054573 Y2 JPH054573 Y2 JP H054573Y2
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thrust washer
thrust
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washer
wear
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、モータのシヤフトや各種駆動装置
および動力伝達装置の駆動軸などのスラストを受
ける軸受に用いるのに適したスラストワツシヤに
関するものである。 〔従来の技術〕 一般に、例えばモータの回転部は、第1図に概
略縦断面図で示される通り、ロータ5によつて回
転するシヤフト2を、このシヤフトにスナツプリ
ング4とスラストワツシヤ1を介して挿着した軸
受3により支持した構造になつており、前記スラ
ストワツシヤとしては、ナイロンなどの合成樹脂
製のものや、鋼製のものが使用されている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これら合成樹脂製および鋼製の
スラストワツシヤは、軸受およびスナツプリング
との間の潤滑状態が悪く、また特にワツシヤが摩
耗し易いために、長時間使用している間にシヤフ
トの回転がねじれてきて軸受に片当りを生じ、そ
のまま放置するとモータ電流が高くなつたり、あ
るいはモータの回転数が低下したりするなどの問
題をもつものである。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本考案者等は、従来スラストワツシヤ
のもつ問題点を解決するために種々研究を行なつ
た結果、 (a) スラストワツシヤの材質を、合成樹脂や鋼に
代えて窒化珪素(以下、Si3N4で示す)系セラ
ミツクスにすると、このSi3N4系セラミツクス
は、非常に硬質で、耐摩耗性に優れているため
に、スラストワツシヤに摩耗が生じ難い上に、
意外にも、その相手部材である軸受やスナツプ
リングにも摩耗が生じ難く、さらに加えて高強
度を有しているので、スラストワツシヤの厚み
が1mm以下のかなり薄い板状であつても割れや
欠けなどの発生がないこと。 (b) 上記の通りスラストワツシヤをSi3N4系セラ
ミツクス製とした場合、その表面粗さは極めて
重要で、表面粗さが1μmを越えて粗くなると、
ワツシヤ表面の凸部が相手部材の軸受やスナツ
プリングを削つて、これらを著しく摩耗させる
ので、その表面粗さを1μm以下にしなければな
らないこと。 なお、上記表面粗さは、JIS・B0601に規定さ
れる最大高さ(Rmax)を示すものであること。 (c) 上記のSi3N4系セラミツクス製スラストワツ
シヤの1μm以下の表面粗さは、例えばダイヤモ
ンド砥石による研摩やバレル研摩などによつて
形成できること。 以上(a)〜(c)に示される研究結果を得たのであ
る。 この考案は、上記の研究結果にもとづいてなさ
れたものであつて、 Si3N4系セラミツクスで構成され、かつ1μm以
下の表面粗さと1mm以下の厚さを有する軸受用ス
ラストワツシヤに特徴を有するものである。 〔実施例〕 つぎに、この考案のスラストワツシヤを実施例
により具体的に説明する。 原料粉末として、0.4〜1.2μmの範囲内の所定の
粒径を有するSi3N4粉末、Al2O3粉末、AlN粉末、
およびY2O3粉末を用い、これら原料粉末を、重
量%で、Si3N4:86%、Al2O3:4%、AlN:3
%、Y2O3:7%の割合に配合し、通常の条件で、
混合し、圧粉体に成形した後、この圧粉体を、
N2雰囲気中、温度:1700℃に1時間保持の条件
で焼結し、この結果得られた焼結体をダイヤモン
ド砥石を用いて研摩することにより、外径:7mm
×内径:3.1mm×厚さ:0.9mmの寸法、並びに
0.3μmの表面粗さを有し、かつSi3N4系セラミツ
クスで構成された本考案スラストワツシヤを製造
した。 また、比較の目的で、表面粗さをこの考案の範
囲から外れて粗い1.5μmとする以外は、同一の条
件で比較スラストワツシヤを製造した。 さらに、比較の目的で、外径:7mm×内径:
3.1mm×厚さ:0.3mmの寸法を有するナイロン製ス
ラストワツシヤおよび炭素鋼製スラストワツシヤ
をそれぞれ3枚づづ従来スラストワツシヤ1,2
として用意した。 つぎに、これらの各種スラストワツシヤを、第
1図に示される構造を有するフアンモータの回転
部のシヤフト5(外径:3mm)に、合成油を含浸
させた銅合金製含油軸受3および鋼製スナツプリ
ング4とともに挿着し、シヤフトを3000rpmで回
転させ、スラストワツシヤが原因で運転不能に至
るまでの運転時間を測定した。これらの結果を第
1表に示した。
〔考案の効果〕
第1表に示される通り、本考案スラストワツシ
ヤの場合は、10000時間運転後も、ワツシヤ自体、
並びにこれに対して摺動する軸受3およびスナツ
プリング4に全く異常は発生せず、さらに引続い
ての運転を可能にするのに対して、表面粗さがこ
の考案の範囲を越えて粗い比較スラストワツシヤ
の場合は、軸受を異常摩耗せしめ、極めて短時間
で運転不能に至るものであり、また従来スラスト
ワツシヤ1,2では、自体の摩耗進行が速く、こ
の摩耗が原因でシヤフトがねじれ回転するように
なり、この結果モータの電流値が上昇し、モータ
の回転数が低下するようになり、したがって比較
的短時間で運転不能に至ることが明らかである。 上述のように、この考案のスラストワツシヤ
は、硬質で、相手部材との親和性が著しく低く、
したがつて凝着摩耗を起し難いSi3N4系セラミツ
クスで構成されているので、その表面粗さが1μm
以下と極めて平滑であるのと相まつて、軸受やス
ナツプリングを異常摩耗させることなく、優れた
耐摩耗性を示し、かつSi3N4系セラミツクス自体
高強度を有するので、その厚さが1μm以下であつ
ても割れや欠けが発生することもなく、優れた耐
久性を示すなど工業上有用な特性を有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はモータの回転部を示す概略縦断面図で
ある。 1……スラストワツシヤ、2……シヤフト、3
……軸受、4……スナツプリング、5……ロー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窒化珪素系セラミツクスで構成され、かつ1μm
    以下の表面粗さおよび1mm以下の厚さを有するこ
    とを特徴とする軸受用スラストワツシヤ。
JP1985072876U 1985-05-16 1985-05-16 Expired - Lifetime JPH054573Y2 (ja)

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JP1985072876U JPH054573Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JP1985072876U JPH054573Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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Publication Number Publication Date
JPS61188014U JPS61188014U (ja) 1986-11-22
JPH054573Y2 true JPH054573Y2 (ja) 1993-02-04

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ID=30611700

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3025596A1 (de) * 1980-07-05 1982-02-25 Feldmühle AG, 4000 Düsseldorf Ventilscheibe aus oxidkeramischem werkstoff

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JPS61188014U (ja) 1986-11-22

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