JPH0545762Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0545762Y2 JPH0545762Y2 JP311986U JP311986U JPH0545762Y2 JP H0545762 Y2 JPH0545762 Y2 JP H0545762Y2 JP 311986 U JP311986 U JP 311986U JP 311986 U JP311986 U JP 311986U JP H0545762 Y2 JPH0545762 Y2 JP H0545762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake valve
- valve
- lift
- cranking
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、機関運転条件に応じて吸気弁のリフ
ト特性を可変制御する内燃機関の動弁制御装置に
関する。
ト特性を可変制御する内燃機関の動弁制御装置に
関する。
〈従来の技術〉
機関運転条件に応じて吸気弁のリフト特性を可
変制御する内燃機関の動弁制御装置としては、例
えば第6図〜第8図に示すようなものが、本出願
人により提案されている(特開昭60−26109号及
び特願昭59−81052号参照)。
変制御する内燃機関の動弁制御装置としては、例
えば第6図〜第8図に示すようなものが、本出願
人により提案されている(特開昭60−26109号及
び特願昭59−81052号参照)。
これについて説明すると、第6図を参照し、機
関回転に同期して回転する吸気弁駆動カム11
と、吸気弁12のステムエンドとに両端を当接さ
せてロツカアーム13が設けられ、該ロツカアー
ム13の湾曲形成された背面13aを、後述する
油圧ピボツト19により一端部にて揺動自由に支
持されたレバー15に支点接触させてある。ま
た、レバー15はロツカアーム13の両側壁から
突出するシヤフト13bを保持部材14を介して
凹溝15a内に保持しており、レバー15に形成
されたスプリングシート15bと保持部材14と
の間には、ロツカアーム13を下方向に付勢する
バネ定数小のスプリング16が介装されている。
関回転に同期して回転する吸気弁駆動カム11
と、吸気弁12のステムエンドとに両端を当接さ
せてロツカアーム13が設けられ、該ロツカアー
ム13の湾曲形成された背面13aを、後述する
油圧ピボツト19により一端部にて揺動自由に支
持されたレバー15に支点接触させてある。ま
た、レバー15はロツカアーム13の両側壁から
突出するシヤフト13bを保持部材14を介して
凹溝15a内に保持しており、レバー15に形成
されたスプリングシート15bと保持部材14と
の間には、ロツカアーム13を下方向に付勢する
バネ定数小のスプリング16が介装されている。
油圧ピボツト19は、シリンダヘツドに取付け
られたブラケツト18に形成した取付孔18a内
に摺動自由に嵌挿された外筒19aと、該外筒1
9a内に嵌挿された内筒19bとを備え、かつ、
両者の間に形成された油圧室19cにチエツクバ
ルブ19dを備えている。そして、外筒19aの
半球状の下端部にてレバー15の吸気弁12ステ
ムエンド側の一端部上面の凹陥部15cに嵌合
し、レバー15を揺動自由に支持している。そし
て、ブラケツト18内部に形成された油圧供給通
路18bから内筒19b内部及びチエツクバルブ
19dを介して油圧を油圧室19cに供給してバ
ルブクリアランスを一定に保つようになつてい
る。
られたブラケツト18に形成した取付孔18a内
に摺動自由に嵌挿された外筒19aと、該外筒1
9a内に嵌挿された内筒19bとを備え、かつ、
両者の間に形成された油圧室19cにチエツクバ
ルブ19dを備えている。そして、外筒19aの
半球状の下端部にてレバー15の吸気弁12ステ
ムエンド側の一端部上面の凹陥部15cに嵌合
し、レバー15を揺動自由に支持している。そし
て、ブラケツト18内部に形成された油圧供給通
路18bから内筒19b内部及びチエツクバルブ
19dを介して油圧を油圧室19cに供給してバ
ルブクリアランスを一定に保つようになつてい
る。
また、ブラケツト18に対して後述する如く回
動自在に取付けられたリフト制御カム20がレバ
ー15の吸気弁駆動カム11側の他端部上面に係
合して、レバー15の揺動位置を規制している。
動自在に取付けられたリフト制御カム20がレバ
ー15の吸気弁駆動カム11側の他端部上面に係
合して、レバー15の揺動位置を規制している。
リフト制御カム20は、6角形状で、吸気弁1
2のリフト量を段階的に変えるように回転中心軸
からの距離が異なりそれぞれ略平らな5つのカム
面20a〜20eを有すると共に、中心部に後述
する制御軸23を挿通する孔20gを有してい
る。また、リフト制御カム20の両端から突出し
て形成した円筒部20hは、第7図及び第8図に
示すようにブラケツト18に形成された下部円弧
溝18cと、ブラケツト18上にボルト21で締
結された一対のキヤツプ22に形成された上部円
弧溝22aとの間に回動自由に保持してある。
2のリフト量を段階的に変えるように回転中心軸
からの距離が異なりそれぞれ略平らな5つのカム
面20a〜20eを有すると共に、中心部に後述
する制御軸23を挿通する孔20gを有してい
る。また、リフト制御カム20の両端から突出し
て形成した円筒部20hは、第7図及び第8図に
示すようにブラケツト18に形成された下部円弧
溝18cと、ブラケツト18上にボルト21で締
結された一対のキヤツプ22に形成された上部円
弧溝22aとの間に回動自由に保持してある。
そして、気筒数個設けたリフト制御カム20の
中心部を貫通して形成された孔20gに一本の制
御軸23をスキマバメ状態で挿通し、該制御軸2
3の各リフト制御カム20両側部分にそれぞれ嵌
挿した弾性部材としての捩りコイルスプリング2
4の一端を制御軸23外周面にねじ込んだ止めビ
ス23aに係止すると共に、該コイルスプリング
24の他端をリフト制御カム20の円筒部20h
側壁に形成した孔20iに嵌挿して係止してあ
る。
中心部を貫通して形成された孔20gに一本の制
御軸23をスキマバメ状態で挿通し、該制御軸2
3の各リフト制御カム20両側部分にそれぞれ嵌
挿した弾性部材としての捩りコイルスプリング2
4の一端を制御軸23外周面にねじ込んだ止めビ
ス23aに係止すると共に、該コイルスプリング
24の他端をリフト制御カム20の円筒部20h
側壁に形成した孔20iに嵌挿して係止してあ
る。
制御軸23の一端は、継手25を介してアクチ
ユエータとしてのステツピングモータ26の駆動
軸26aに連結してある。ステツピングモータ2
6は、制御回路27により、機関回転数、絞り弁
開度等の機関運転条件に基づいて駆動され、制御
軸23を所定の回動位置に回動するようになつて
いる。
ユエータとしてのステツピングモータ26の駆動
軸26aに連結してある。ステツピングモータ2
6は、制御回路27により、機関回転数、絞り弁
開度等の機関運転条件に基づいて駆動され、制御
軸23を所定の回動位置に回動するようになつて
いる。
28はバルブスプリングである。
作用を説明すると、リフト制御カム20が最も
リフト量の大きいカム面20eでレバー15に当
接している状態では、レバー15が吸気弁駆動カ
ム11側に最も押し下げられた状態となる。この
ため、ロツカアーム13の背面13aに支点接触
されるレバー15の下面も下がり、支点接触点A
が吸気弁駆動カム11側に移動しつつ吸気弁12
に伝達され、第9図の曲線Xに示すようにリフト
量が大きく、かつ開弁時期が早く閉弁時期が遅い
特性となる。
リフト量の大きいカム面20eでレバー15に当
接している状態では、レバー15が吸気弁駆動カ
ム11側に最も押し下げられた状態となる。この
ため、ロツカアーム13の背面13aに支点接触
されるレバー15の下面も下がり、支点接触点A
が吸気弁駆動カム11側に移動しつつ吸気弁12
に伝達され、第9図の曲線Xに示すようにリフト
量が大きく、かつ開弁時期が早く閉弁時期が遅い
特性となる。
一方、リフト制御カム20を回動し、例えばリ
フト量が最も小さいカム面20aでレバー15に
当接するようにすると、レバー15の吸気弁駆動
カム11側の端部は凹陥部15cを支点とした揺
動によつて上昇し、レバー15の下面も上方に後
退する。
フト量が最も小さいカム面20aでレバー15に
当接するようにすると、レバー15の吸気弁駆動
カム11側の端部は凹陥部15cを支点とした揺
動によつて上昇し、レバー15の下面も上方に後
退する。
レバー15の下面はロツカアーム13が吸気弁
駆動カム11のリフトを吸気弁12に伝えるため
の支点となるが、吸気弁駆動カム11がベースサ
ークルでロツカアーム13に当接している状態の
支点の初期位置が、前記リフト量大のカム面20
eでレバー15が当接している時に比べて第6図
で右側、即ちリフト後に支点が移動する方向から
遠ざかる側に移動する。この結果、第9図の曲線
Yに示すように、リフト量が小さく、かつ開弁時
期が遅れ閉弁時期が早まる特性となる。
駆動カム11のリフトを吸気弁12に伝えるため
の支点となるが、吸気弁駆動カム11がベースサ
ークルでロツカアーム13に当接している状態の
支点の初期位置が、前記リフト量大のカム面20
eでレバー15が当接している時に比べて第6図
で右側、即ちリフト後に支点が移動する方向から
遠ざかる側に移動する。この結果、第9図の曲線
Yに示すように、リフト量が小さく、かつ開弁時
期が遅れ閉弁時期が早まる特性となる。
このようにして、リフト制御カム20を回動し
てカム面20a〜20eのいずれかをレバー15
に当接させることにより、吸気弁12のリフト特
性を段階的に変化させることができる。
てカム面20a〜20eのいずれかをレバー15
に当接させることにより、吸気弁12のリフト特
性を段階的に変化させることができる。
ここで、前記リフト制御カム20の回動は、ス
テツピングモータ26の駆動により制御軸23及
び捩りコイルスプリング24を介して行われる。
即ち、前記制御回路27は、機関運転状態に応じ
た信号に基づいて設定した駆動パルスをステツピ
ングモータ26に出力する。この駆動パルスは、
ステツピングモータ26の駆動軸26aを予め設
定した角度だけ回動させ、継手25を介して制御
軸23も回動する。
テツピングモータ26の駆動により制御軸23及
び捩りコイルスプリング24を介して行われる。
即ち、前記制御回路27は、機関運転状態に応じ
た信号に基づいて設定した駆動パルスをステツピ
ングモータ26に出力する。この駆動パルスは、
ステツピングモータ26の駆動軸26aを予め設
定した角度だけ回動させ、継手25を介して制御
軸23も回動する。
今、制御軸23が回動するタイミングで、吸気
弁12がリフト中にある気筒においては、ロツカ
アーム13とレバー15との接触支点が吸気弁駆
動カム11側に移動していて、バルブスプリング
28の大きな反力がロツカアーム13、レバー1
5を介してリフト制御カム20に作用する。この
ため、リフト制御カム20は固定されたままその
両側の捩りコイルスプリング24を捩りつつ、制
御軸23のみが回動する。次いで、吸気弁駆動カ
ム11が回転して吸気弁12が閉じた後は、ロツ
カアーム13とレバー15との接触支点が、略吸
気弁12の上方近くに位置すると共に、バルブス
プリング28の反力が消失するため、リフト制御
カム20に作用する力は、ロツカアーム13とレ
バー15との間に取付けられたスプリング16の
弱い力のみとなる。したがつて、吸気弁12のリ
フト中に捩りコイルスプリング24に貯えられた
トルクが前記スプリング16の弱い力に打ち勝つ
て、リフト制御カム20を回動させることができ
る。従つて、ステツピングモータ26に要求され
る出力は捩りコイルスプリング24を隣接するカ
ム面の回動角分だけ捩るに要する小さなもので足
りる。
弁12がリフト中にある気筒においては、ロツカ
アーム13とレバー15との接触支点が吸気弁駆
動カム11側に移動していて、バルブスプリング
28の大きな反力がロツカアーム13、レバー1
5を介してリフト制御カム20に作用する。この
ため、リフト制御カム20は固定されたままその
両側の捩りコイルスプリング24を捩りつつ、制
御軸23のみが回動する。次いで、吸気弁駆動カ
ム11が回転して吸気弁12が閉じた後は、ロツ
カアーム13とレバー15との接触支点が、略吸
気弁12の上方近くに位置すると共に、バルブス
プリング28の反力が消失するため、リフト制御
カム20に作用する力は、ロツカアーム13とレ
バー15との間に取付けられたスプリング16の
弱い力のみとなる。したがつて、吸気弁12のリ
フト中に捩りコイルスプリング24に貯えられた
トルクが前記スプリング16の弱い力に打ち勝つ
て、リフト制御カム20を回動させることができ
る。従つて、ステツピングモータ26に要求され
る出力は捩りコイルスプリング24を隣接するカ
ム面の回動角分だけ捩るに要する小さなもので足
りる。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、通常の機関にあつては、始動時には
チヨーク弁等により混合比を濃くして燃料の気化
量を増大して始動性改善を図つているが、低温時
は気化性が悪化するため、良好な始動性を望めな
かつた。
チヨーク弁等により混合比を濃くして燃料の気化
量を増大して始動性改善を図つているが、低温時
は気化性が悪化するため、良好な始動性を望めな
かつた。
また、前記先願例の構造において、始動時には
リフト量が最小のカム面を使用して弁駆動による
フリクシヨンを軽減してクランキング速度を増大
させもつて始動性改善を図るようにすることも既
に提案されている(特願昭59−142182号参照)。
リフト量が最小のカム面を使用して弁駆動による
フリクシヨンを軽減してクランキング速度を増大
させもつて始動性改善を図るようにすることも既
に提案されている(特願昭59−142182号参照)。
しかし、この場合リフト量の小さいカム面を使
用すると、第9図に示したように、吸気弁開時期
は遅れるが閉時期は早められ、下死点より相当早
めに吸気弁が閉じられてしまうため実質的な圧縮
比が大きく減少し上死点圧力が減少するのに伴つ
て上死点温度も低下し、気化性を悪化させてしま
うため、この面では始動性改善効果を損ねること
となつていた。
用すると、第9図に示したように、吸気弁開時期
は遅れるが閉時期は早められ、下死点より相当早
めに吸気弁が閉じられてしまうため実質的な圧縮
比が大きく減少し上死点圧力が減少するのに伴つ
て上死点温度も低下し、気化性を悪化させてしま
うため、この面では始動性改善効果を損ねること
となつていた。
本考案は上記の実状に鑑みなされたもので、運
転条件に応じた吸気弁のリフト特性の改善により
始動時は圧縮温度を高めて気化性を向上させ、始
動後は吸気充填効率を確保して良好な運転性を得
られるようにすることを目的とする。
転条件に応じた吸気弁のリフト特性の改善により
始動時は圧縮温度を高めて気化性を向上させ、始
動後は吸気充填効率を確保して良好な運転性を得
られるようにすることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
このため、本考案は、吸気弁のリフト量及び開
閉時期を夫々可変に制御する手段を備える一方、
機関のクランキングを検出するクランキング検出
手段と、クランキング時は吸気弁のリフト量を小
とすると共に、開時期を下死点近傍まで遅らせ、
クランキング完了後は吸気弁のリフト量を大とす
ると共に開時期を早めるように制御する弁作動切
換制御手段とを設けた構成とする。
閉時期を夫々可変に制御する手段を備える一方、
機関のクランキングを検出するクランキング検出
手段と、クランキング時は吸気弁のリフト量を小
とすると共に、開時期を下死点近傍まで遅らせ、
クランキング完了後は吸気弁のリフト量を大とす
ると共に開時期を早めるように制御する弁作動切
換制御手段とを設けた構成とする。
〈作用〉
かかる構成とすればクランキング時は、吸気弁
のリフト量が小さくされているため吸気弁通過時
の絞り摩擦によりシリンダ内に吸入される空気の
初期温度が上昇し、また、開時期、閉時期ともに
下死点近傍で吸気を行うため、実圧縮比も減少す
ることがないため上死点温度も上昇し、もつてシ
リンダ内での燃料の気化性が向上して始動性が向
上する。また、リフト量を小さくしたことにより
フリクシヨンが軽減してクランキング速度が上昇
することとも相俟つて始動性はより向上する。
のリフト量が小さくされているため吸気弁通過時
の絞り摩擦によりシリンダ内に吸入される空気の
初期温度が上昇し、また、開時期、閉時期ともに
下死点近傍で吸気を行うため、実圧縮比も減少す
ることがないため上死点温度も上昇し、もつてシ
リンダ内での燃料の気化性が向上して始動性が向
上する。また、リフト量を小さくしたことにより
フリクシヨンが軽減してクランキング速度が上昇
することとも相俟つて始動性はより向上する。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
尚、第6図〜第8図に示した吸気弁のリフト量
を可変に制御する手段の構成については同一であ
り、以下第6図〜第8図と同一の構成要素には同
一符号を付して説明する。
を可変に制御する手段の構成については同一であ
り、以下第6図〜第8図と同一の構成要素には同
一符号を付して説明する。
全体構成を示す第1図において、機関のクラン
キング検出手段として機関30の回転数を検出す
る回転数センサ31を設けると共に、吸気通路3
2に介装された絞り弁33の開度を検出する絞り
弁開度センサ34、機関の冷却水温度を検出する
水温センサ35を設け、これらセンサからの検出
信号を制御回路36に入力させる。
キング検出手段として機関30の回転数を検出す
る回転数センサ31を設けると共に、吸気通路3
2に介装された絞り弁33の開度を検出する絞り
弁開度センサ34、機関の冷却水温度を検出する
水温センサ35を設け、これらセンサからの検出
信号を制御回路36に入力させる。
これら、センサ類及び制御回路36が弁作動切
換手段を構成する。
換手段を構成する。
一方、吸気弁12の開閉時期を可変に制御する
手段が吸気弁駆動カム11の回転位相を制御する
手段により構成されている。
手段が吸気弁駆動カム11の回転位相を制御する
手段により構成されている。
即ち、第2図に示すように吸気弁駆動カム11
を形成したカム軸37の一端にはタイミングプー
リ38が連結されており、このタイミングプーリ
38は歯付きのタイミングベルト39を介して図
示しない機関クランク軸に連動する。また、タイ
ミングプーリ38とカム軸37との連結部(固着
部)には前記駆動カム11の回転位相を制御する
位相制御装置40が組込まれている。
を形成したカム軸37の一端にはタイミングプー
リ38が連結されており、このタイミングプーリ
38は歯付きのタイミングベルト39を介して図
示しない機関クランク軸に連動する。また、タイ
ミングプーリ38とカム軸37との連結部(固着
部)には前記駆動カム11の回転位相を制御する
位相制御装置40が組込まれている。
位相制御装置40は、タイミングプーリ38内
に形成された環状のシリンダ38A内を摺動自由
に往復動してこのシリンダ38A内に油圧室41
を画成する円環状のピストン42と、このピスト
ン42に当接しピストン42の往復動によりコイ
ルスプリング43の付勢力に抗してカム軸37に
沿つてスライドするスライダ44と、このスライ
ダ44の移動をコイルスプリング43を介して規
制するストツパ部材45と、を有している。スラ
イダ44には、第3図に示すように、その中空部
内面に螺旋状のメススプライン44Aが形成さ
れ、またその一端部には前記ピストン42が当接
するフランジ部44Bが、その他端部にはシリン
ダ38Aの内壁に形成された一条の溝38Bに摺
動自在に支持される突条部44Cが、それぞれ形
成されている。また、前記カム軸37の一端部に
は、第3図に示すように、螺旋状のオススプライ
ン37Aが形成されており、このオススプライン
37Aは前記スライダ44のメススプライン44
Aと噛合するようになつている。
に形成された環状のシリンダ38A内を摺動自由
に往復動してこのシリンダ38A内に油圧室41
を画成する円環状のピストン42と、このピスト
ン42に当接しピストン42の往復動によりコイ
ルスプリング43の付勢力に抗してカム軸37に
沿つてスライドするスライダ44と、このスライ
ダ44の移動をコイルスプリング43を介して規
制するストツパ部材45と、を有している。スラ
イダ44には、第3図に示すように、その中空部
内面に螺旋状のメススプライン44Aが形成さ
れ、またその一端部には前記ピストン42が当接
するフランジ部44Bが、その他端部にはシリン
ダ38Aの内壁に形成された一条の溝38Bに摺
動自在に支持される突条部44Cが、それぞれ形
成されている。また、前記カム軸37の一端部に
は、第3図に示すように、螺旋状のオススプライ
ン37Aが形成されており、このオススプライン
37Aは前記スライダ44のメススプライン44
Aと噛合するようになつている。
第2図中46はカム軸37内およびタイミング
プーリ38内に形成された油圧通路であり、この
油圧通路46の一端は前記油圧室41に、その他
端は外部の油圧供給通路47に、それぞれ連通し
ている。この油圧供給通路47の他端は途中で2
つに分岐し、一方の通路47Aはオイルポンプ4
8に、他方の通路47Bは、油圧制御弁49に、
それぞれ連通している。油圧制御弁49は機関回
転数、絞り弁開度、冷却水温度等の機関運転条件
に応じて制御回転36によりオイルポンプ48か
ら油圧室41へ供給する油圧を制御する。なお、
50は前記ストツパ部材45をカム軸37の端面
に固定する押えボルトである。
プーリ38内に形成された油圧通路であり、この
油圧通路46の一端は前記油圧室41に、その他
端は外部の油圧供給通路47に、それぞれ連通し
ている。この油圧供給通路47の他端は途中で2
つに分岐し、一方の通路47Aはオイルポンプ4
8に、他方の通路47Bは、油圧制御弁49に、
それぞれ連通している。油圧制御弁49は機関回
転数、絞り弁開度、冷却水温度等の機関運転条件
に応じて制御回転36によりオイルポンプ48か
ら油圧室41へ供給する油圧を制御する。なお、
50は前記ストツパ部材45をカム軸37の端面
に固定する押えボルトである。
次に作用を説明する。
回転数センサ31によりアイドリング時の回転
数より低いクランキング時の回転を検出し、か
つ、水温センサ35により冷却水温度が所定値以
下の状態を検出したときいわゆる低温始動時に
は、制御回路36からの指令により、ステツピン
グモータ26は、弁リフト量最小のカム面20a
がレバー15端部と係合する位置まで制御軸23
を回動させる。一方、油圧制御弁49を作動して
オイルポンプ38からの吐出油を油圧室41に導
くことによりスライダ44を第2図で下半分に示
すように図中左側に移動させる。この結果、カム
軸37がメススプライン44A、オススプライン
37Aを介して一方向に回転し、駆動カム11の
回転位相が遅れ側へ移動して、吸気弁12の開時
期が下死点近傍に制御される。
数より低いクランキング時の回転を検出し、か
つ、水温センサ35により冷却水温度が所定値以
下の状態を検出したときいわゆる低温始動時に
は、制御回路36からの指令により、ステツピン
グモータ26は、弁リフト量最小のカム面20a
がレバー15端部と係合する位置まで制御軸23
を回動させる。一方、油圧制御弁49を作動して
オイルポンプ38からの吐出油を油圧室41に導
くことによりスライダ44を第2図で下半分に示
すように図中左側に移動させる。この結果、カム
軸37がメススプライン44A、オススプライン
37Aを介して一方向に回転し、駆動カム11の
回転位相が遅れ側へ移動して、吸気弁12の開時
期が下死点近傍に制御される。
この結果吸気弁12のリフト特性は第4図に実
線で示すようになる。このようにクランキング時
の吸気弁12のリフト特性を設定すると、吸気行
程において、ピストンが下死点近傍に達し、シリ
ンダ内の負圧が十分大きくなつた時点で吸気弁1
2が開いて吸気が開始される。このとき、吸気は
リフト量を小さく制御された吸気弁12の狭い開
口を急速に通過するため、大きな絞り摩擦を生
じ、これにより発生する摩擦熱を吸熱した吸気が
シリンダ内に吸入される。
線で示すようになる。このようにクランキング時
の吸気弁12のリフト特性を設定すると、吸気行
程において、ピストンが下死点近傍に達し、シリ
ンダ内の負圧が十分大きくなつた時点で吸気弁1
2が開いて吸気が開始される。このとき、吸気は
リフト量を小さく制御された吸気弁12の狭い開
口を急速に通過するため、大きな絞り摩擦を生
じ、これにより発生する摩擦熱を吸熱した吸気が
シリンダ内に吸入される。
即ち、ピストンの下降による仕事の一部が吸気
の摩擦熱に変換され、この熱が吸気に吸収される
こととなる。
の摩擦熱に変換され、この熱が吸気に吸収される
こととなる。
このように吸気開始時期を遅らせ、かつ絞り摩
擦を大きくしたことにより、第5図に示すように
下死点前にシリンダ内の負圧は最大となり、この
負圧は通常の弁リフト特性(鎖線で図示)のもの
に比較して大きくなるが、吸気弁12の閉時期
は、通常のリフト特性のものと略同一の下死点後
の所定時期に設定してあり、またクランキング速
度が低いこともあつて閉時期までには大気圧を若
干上回る程度に十分回復している。
擦を大きくしたことにより、第5図に示すように
下死点前にシリンダ内の負圧は最大となり、この
負圧は通常の弁リフト特性(鎖線で図示)のもの
に比較して大きくなるが、吸気弁12の閉時期
は、通常のリフト特性のものと略同一の下死点後
の所定時期に設定してあり、またクランキング速
度が低いこともあつて閉時期までには大気圧を若
干上回る程度に十分回復している。
即ち、膨張による圧力低下によつて吸気温度は
一旦低下するがその後の圧力上昇による温度上昇
により相殺される。
一旦低下するがその後の圧力上昇による温度上昇
により相殺される。
したがつて、吸気弁12が閉じて圧縮が開始さ
れる時点の吸気の初期温度は摩擦熱を吸収した分
だけ上昇しており、かつ、圧縮比も通常リフト特
性と略同一であるため、上死点温度も大きく上昇
する。
れる時点の吸気の初期温度は摩擦熱を吸収した分
だけ上昇しており、かつ、圧縮比も通常リフト特
性と略同一であるため、上死点温度も大きく上昇
する。
このようにシリンダ内の吸気温度が上昇する結
果、燃料の気化性が向上して着火され易くなるの
で低温時の始動性を大幅に高めることができるの
である。
果、燃料の気化性が向上して着火され易くなるの
で低温時の始動性を大幅に高めることができるの
である。
また、リフト量を小としたことにより吸気弁の
駆動のフリクシヨンが軽減され、これによりクラ
ンキング速度を上昇させて、シリンダ内の温度上
昇が早められるので、この面でも始動性が向上す
る。
駆動のフリクシヨンが軽減され、これによりクラ
ンキング速度を上昇させて、シリンダ内の温度上
昇が早められるので、この面でも始動性が向上す
る。
一方、始動後は、機関の回転数や絞り弁開度、
水温等の負荷条件に基づいて運転条件に適合した
リフト量のカム面を選択して、ステツピングモー
タ26を駆動して切換制御する。また、油圧制御
弁49によりオイルポンプ48からの吐出油の一
部又は全部を低圧源(タンク)側にリリーフして
油圧室41内の油圧を制御し、クランキング時よ
りも制御油圧を減少させてスライダ44を第2図
で上半分に示すように右方向に移動させる。これ
により、駆動カム11の回転位相が進められ、例
えばリフト量最大のカム面の選択時は第4図に鎖
線で示すように吸気弁12の開時期が上死点前付
近にまで早められる。
水温等の負荷条件に基づいて運転条件に適合した
リフト量のカム面を選択して、ステツピングモー
タ26を駆動して切換制御する。また、油圧制御
弁49によりオイルポンプ48からの吐出油の一
部又は全部を低圧源(タンク)側にリリーフして
油圧室41内の油圧を制御し、クランキング時よ
りも制御油圧を減少させてスライダ44を第2図
で上半分に示すように右方向に移動させる。これ
により、駆動カム11の回転位相が進められ、例
えばリフト量最大のカム面の選択時は第4図に鎖
線で示すように吸気弁12の開時期が上死点前付
近にまで早められる。
この結果、運転条件に見合つた吸気特性が得ら
れ出力、排気エミツシヨン特性を適正に制御する
ことができる。
れ出力、排気エミツシヨン特性を適正に制御する
ことができる。
尚、本実施例では、弁リフト量を多段階に切換
える構成としたが始動時とそれ以外の2段階に切
り換えるものであつてもよく、無段階に連続的に
可変できるようにしてもよい。
える構成としたが始動時とそれ以外の2段階に切
り換えるものであつてもよく、無段階に連続的に
可変できるようにしてもよい。
特に2段階の場合は、駆動カムをクランキング
用とそれ以外との2種類形成し、夫々のカムプロ
フイルをリフト量と開閉時期が異なるようにして
選択的に切換るような構成としてもよい。
用とそれ以外との2種類形成し、夫々のカムプロ
フイルをリフト量と開閉時期が異なるようにして
選択的に切換るような構成としてもよい。
〈考案の効果〉
以上説明したように本考案によればクランキン
グ時は吸気弁のリフト量を小とし、かつ開時期を
下死点近傍に制御する構成としたため、吸気弁通
過時の絞り摩擦による熱を吸熱してシリンダ内の
吸気温度を高めることにより燃料の気化性を向上
したため、低温始動性を大幅に向上させることが
できる。一方、クランキング完了後は、吸気弁の
リフト量を増大させ、開時期を早めることによ
り、良好な出力、燃費、排気エミツシヨン性能を
確保できる。
グ時は吸気弁のリフト量を小とし、かつ開時期を
下死点近傍に制御する構成としたため、吸気弁通
過時の絞り摩擦による熱を吸熱してシリンダ内の
吸気温度を高めることにより燃料の気化性を向上
したため、低温始動性を大幅に向上させることが
できる。一方、クランキング完了後は、吸気弁の
リフト量を増大させ、開時期を早めることによ
り、良好な出力、燃費、排気エミツシヨン性能を
確保できる。
第1図は本考案の一実施例を示す動弁制御装置
の全体構成図、第2図は同上実施例のカムの回転
位相制御装置部分の断面図、第3図は第2図のス
ライダ及びカム軸端部を示す分解斜視図、第4図
は同上実施例の吸排気弁リフト特性を示す線図、
第5図は同じくシリンダ内圧力特性を示す線図、
第6図は従来例を示す動弁制御装置の縦断面図、
第7図は同上の平面図、第8図はリフト制御カム
の部分の斜視図、第9図は同上の吸気弁リフト特
性を示す線図である。 11……吸気弁駆動カム、12……吸気弁、1
3……ロツカアーム、15……レバー、20……
リフト制御カム、20a〜20e……カム面、2
3……制御軸、24……捩りコイルスプリング、
26……ステツピングモータ、30……機関、3
1……回転数センサ、36……制御回路。
の全体構成図、第2図は同上実施例のカムの回転
位相制御装置部分の断面図、第3図は第2図のス
ライダ及びカム軸端部を示す分解斜視図、第4図
は同上実施例の吸排気弁リフト特性を示す線図、
第5図は同じくシリンダ内圧力特性を示す線図、
第6図は従来例を示す動弁制御装置の縦断面図、
第7図は同上の平面図、第8図はリフト制御カム
の部分の斜視図、第9図は同上の吸気弁リフト特
性を示す線図である。 11……吸気弁駆動カム、12……吸気弁、1
3……ロツカアーム、15……レバー、20……
リフト制御カム、20a〜20e……カム面、2
3……制御軸、24……捩りコイルスプリング、
26……ステツピングモータ、30……機関、3
1……回転数センサ、36……制御回路。
Claims (1)
- 吸気弁のリフト量及び開閉時期を夫々可変に制
御する手段を備える一方、機関のクランキングを
検出するクランキング検出手段と、クランキング
時は吸気弁のリフト量を小とすると共に、開時期
を下死点近傍まで遅らせ、クランキング完了後は
吸気弁のリフト量を大とすると共に開時期を早め
るように制御する弁作動切換制御手段とを設けた
ことを特徴とする内燃機関の動弁制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP311986U JPH0545762Y2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP311986U JPH0545762Y2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116106U JPS62116106U (ja) | 1987-07-23 |
| JPH0545762Y2 true JPH0545762Y2 (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=30782585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP311986U Expired - Lifetime JPH0545762Y2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100240585B1 (ko) * | 1997-08-29 | 2000-01-15 | 김태구 | 자동차의 밸브타이밍 가변장치 |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP311986U patent/JPH0545762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62116106U (ja) | 1987-07-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6840201B2 (en) | Variable valve timing control apparatus and method for an internal combustion engine | |
| US7793625B2 (en) | Variable valve actuating apparatus for internal combustion engine | |
| US7481199B2 (en) | Start control apparatus of internal combustion engine | |
| US8113157B2 (en) | Variable valve control apparatus | |
| US20060037578A1 (en) | Cylinder cutoff control apparatus of internal combustion engine | |
| JPS6148614B2 (ja) | ||
| JP2003035111A (ja) | 内燃機関 | |
| JPH07238820A (ja) | リフト量可変バルブ駆動装置 | |
| JP4168756B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
| JP2005188283A (ja) | 内燃機関の始動制御装置及び始動制御方法 | |
| JP2006348774A (ja) | エンジンの吸気制御装置 | |
| CN1854471A (zh) | 用于压燃式发动机的可变操作气门系统 | |
| JP3829629B2 (ja) | 内燃機関の燃焼制御装置 | |
| US4836155A (en) | Variable duration valve opening mechanism | |
| JP4622431B2 (ja) | エンジンの可変動弁装置 | |
| JPH0580561B2 (ja) | ||
| JPH0623527B2 (ja) | 多気筒内燃機関 | |
| JP4604358B2 (ja) | 内燃機関及びその制御システム | |
| JPH0587643B2 (ja) | ||
| JPS6210411A (ja) | 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置 | |
| JP4432746B2 (ja) | 内燃機関の吸気制御装置 | |
| JPS603924Y2 (ja) | バルブタイミング制御装置 | |
| JP2008111397A (ja) | サイクル可変ストロークエンジン | |
| JPS5910333Y2 (ja) | 残留ガス制御装置 | |
| JPS608084Y2 (ja) | 内燃機関のバルブリフト制御装置 |