JPH0545781B2 - - Google Patents

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JPH0545781B2
JPH0545781B2 JP61291602A JP29160286A JPH0545781B2 JP H0545781 B2 JPH0545781 B2 JP H0545781B2 JP 61291602 A JP61291602 A JP 61291602A JP 29160286 A JP29160286 A JP 29160286A JP H0545781 B2 JPH0545781 B2 JP H0545781B2
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JP
Japan
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correction coefficient
area
learning correction
fuel injection
air
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JP61291602A
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JPS63147944A (ja
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Yoshiki Yuzuriha
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP29160286A priority Critical patent/JPS63147944A/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、空燃比フイードバツク制御機能をも
つ電子制御燃料噴射装置を有する自動車用内燃機
関の空燃比の学習制御装置に関し、特に高度など
による空気密度変化に良好に対応することのでき
る空燃比の学習制御装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、空燃比フイードバツク制御機能をもつ電
子制御燃料噴射装置を有する内燃機関において
は、特開昭60−90644号公報,特開昭61−190142
号公報などに示されているような空燃比の学習制
御装置が採用されている。
これは、機関に吸入される空気量に関与する機
関運転状態のパラメータ(例えば機関吸入空気流
量と機関回転数)から算出される基本燃料噴射量
を機関排気系に設けたO2センサからの信号に基
づいて比例・積分制御などにより設定されるフイ
ードバツク補正係数により補正して燃料噴射量を
演算し、空燃比を目標空燃比にフイードバツク制
御するものにおいて、空燃比フイードバツク制御
中のフイードバツク補正係数の基準値からの偏差
を予め定めた機関運転状態のエリア毎に学習して
学習補正係数を定め、燃料噴射量の演算にあたつ
て、基本燃料噴射量をエリア別学習補正係数によ
り補正して、フイードバツク補正係数による補正
なしで演算される燃料噴射量により得られるベー
ス空燃比を目標空燃比に一致させるようにし、空
燃比フイードバツク制御中はこれをさらにフイー
ドバツク補正係数により補正して燃料噴射量を演
算するものである。
これによれば、空燃比フイードバツク制御中は
過渡運転時におけるフイードバツク制御の追従遅
れをなくすことができ、空燃比フイードバツク制
御停止時においては所望の空燃比を正確に得るこ
とができる。
また、スロツトル弁開度αと機関回転数Nとか
ら基本燃料噴射量Tpを定めるシステム(例えば
αとNとからマツプを参照して吸入空気流量Qを
求め、Tp=K・Q/N(Kは定数)なる式より
Tpを演算するシステム)、あるいは、エアフロー
メータを有して吸入空気流量Qを検出し、これと
機関回転数Nとから基本燃料噴射量Tp=K・
Q/Nを演算するシステムで、エアフローメータ
としてフラツプ式(体積流量検出式)のものを用
いるものなどでは、基本燃料噴射量の算出に空気
密度の変化が反映されないが、上記の学習制御に
よれば、学習が良好に進行するという前提に立つ
限りにおいては、高度あるいは吸気温による空気
密度の変化にも対応できる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、急に高地(山)へ登る場合について考
えてみると、山登り走行時は過渡運転パターンの
ため、機関運転状態のエリア別に学習する方式で
は、学習のためのエリアがなかなか定まらず、ま
た学習できたとしてもそのエリアが限られ、大多
数のエリアでは学習がほとんど進行しない。これ
により、山の頂上付近の平坦地などで普通走行に
入ると、空燃比フイードバツク制御の制御遅れに
より、また空燃比フイードバツク制御停止時はベ
ース空燃比が目標空燃比から大きくずれて、運転
性不良を生じてしまうという問題点があつた。
これは、空気密度の変化を空燃比フイードバツ
ク制御中のフイードバツク補正係数の基準値から
の偏差から学習して補正する必要があるが、学習
した偏差の中には燃料噴射弁やスロツトルボデイ
等の部品バラツキ等による機関運転状態に依存す
るベース空燃比のズレ分も含まれるため、空気密
度変化分との分離が不可能であり、本来一律に学
習できるはずの空気密度変化分を機関運転状態の
エリア毎に学習しなければならず、急に高地へ登
る等した場合は、各エリア毎の学習ができず、実
質学習進行しないことによるものである。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、空
気密度変化分を速やかに学習可能で、山登り走行
時などにおいて良好に空燃比の学習制御を行うこ
とのできる内燃機関の空燃比の学習制御装置を提
供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するため、学習補
正係数として、エリア別学習補正係数の他、主に
高度補正用で空気密度変化分を一律に学習するた
めの一律学習補正係数を設定し、所定の期間内に
更新されたエリア別学習補正係数の更新量の平均
値を演算し、これを全エリア一律の空気密度変化
分とみなして一律学習補正係数に置き換えていく
構成としたものである。
従つて、本発明に係る空燃比の学習制御装置
は、第1図に示すように、下記のA〜Mの手段を
含んで構成される。
(A) 機関に吸入される空気量に関与するパラメー
タを少くとも含む機関運転状態を検出す機関運
転状態検出手段 (B) 機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混
合気の空燃比を検出する空燃比検出手段 (C) 前記機関運転状態検出手段により検出された
前記パラメータに基づいて基本燃料噴射量を設
定する基本燃料噴射量設定手段 (D) 機関運転状態の全エリアについて前記基本燃
料噴射量を一律に補正するための一律学習補正
係数を記憶した書換え可能な一律学習補正係数
記憶手段 (E) 機関運転状態のエリア毎に前記基本燃料噴射
量を補正するためのエリア別学習補正係数を記
憶した書換え可能なエリア別学習補正係数記憶
手段 (F) 実際の機関運転状態に基づいて前記エリア別
学習補正係数記憶手段から対応する機関運転状
態のエリアのエリア別学習補正係数を検索する
エリア別学習補正係数検索手段 (G) 前記空燃比検出手段により検出された空燃比
と目標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空
燃比に近づけるように前記基本燃料噴射量を補
正するためのフイードバツク補正係数を所定の
量増減して設定するフイードバツク補正係数設
定手段 (H) 前記基本燃料噴射量設定手段で設定した基本
燃料噴射量、前記一律学習補正係数記憶手段に
記憶されている一律学習補正係数,前記エリア
別学習補正係数検索手段で検索したエリア別学
習補正係数,及び前記フイードバツク補正係数
設定手段で設定したフイードバツク補正係数に
基づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射量演手
段 (I) 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料噴射
量に相当する駆動パルス信号に応じオンオフ的
に燃料を機関に噴射供給する燃料噴射手段 (J) 機関運転状態のエリア毎に前記フイードバツ
ク補正係数の基準値からの偏差を学習し、これ
を減少させる方向に前記エリア別学習補正係数
記憶手段のエリア別学習補正係数を修正して書
換えるエリア別学習補正係数修正手段 (K) 所定期間内に複数の機関運転状態のエリアで
エリア別学習補正係数が更新されたときに、当
該更新されたエリア毎のエリア別学習補正係数
の更新量の平均値を演算する更新量平均値演算
手段 (L) 前記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補
正係数に前記更新量平均値演算手段による平均
値を加算して前記一律学習補正係数記憶手段の
一律学習補正係数を修正して書換える一律学習
補正係数修正手段 (M) 前記更新量平均値演算手段で更新量の平均値
が演算された各エリアのエリア別学習補正係数
から当該更新量平均値演算手段による平均値を
減算して前記エリア別学習補正係数記憶手段の
エリア別学習補正係数を修正して書換える第2
のエリア別学習補正係数修正手段 〈作用〉 基本燃料噴射量設定手段Cは、目標空燃比に対
応する基本燃料噴射量を機関に吸入される空気量
に関与するパラメータに基づいて設定し、エリア
別学習補正係数検索手段Fは、エリア別学習補正
係数記憶手段Eから、実際の機関運転状態に対応
するエリアのエリア別学習補正係数を検索し、フ
イードバツク補正係数設定手段Gは、実際の空燃
比と目標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空
燃比に近づけるようにフイードバツク補正係数を
例えば比例・積分制御に基づいて所定の量増減し
て設定する。そして、燃料噴射量演算手段Hは、
基本燃料噴射量を一律学習補正係数記憶手段Dに
記憶されている一律学習補正係数で補正し、また
エリア別学習補正係数で補正し、更にフイードバ
ツク補正係数で補正することにより、燃料噴射量
を演算する。そして、この燃料噴射量に相当する
駆動パルス信号により、燃料噴射手段Iが作動す
る。
一方、エリア別学学習補正係数修正手段Jによ
り、機関運転状態のエリア毎にフイードバツク補
正係数の基準値からの偏差を学習し、これを減少
させる方向に機関運転状態のエリアに対応するエ
リア別学習補正係数を修正してエリア別学習補正
係数記憶手段Eのデータを書換える。こうして、
部品バラツキ分などを空気密度変化分を含めエリ
ア別に学習する。
また、更新量平均値演算手段Kは、所定の期間
内に複数のエリアでエリア別学習補正係数更新さ
れた時に、エリア毎のエリア別学習補正係数の更
新量の平均値を演算する。この演算がなされる
と、一律学習補正係数修正手段Lは、一律学習補
正係数記憶手段Dの一律学習補正係数に更新量平
均値演手段Kによる平均値を加算して一律学習補
正係数記憶手段Dのデータを書換える。このよう
に前記平均値を全エリア一律の空気密度変化分と
みなして、これを一律学習補正係数に置き換え
る。逆に、第2のエリア別学習補正係数修正手段
Mは、更新量平均値演算手段Kで更新量の平均値
が演算された各エリアのエリア別学習補正係数か
ら更新量平均値演算手段Kによる平均値をそれぞ
れ減算してエリア別学習補正係数記憶手段Eのデ
ータを書換える。このようにしてエリア別学習補
正係数には空気密度変化分以外の部品バラツキ分
などを残すようにする。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を説明する。
第2図において、機関1には、エアクリーナ
2,スロツトルボデイ3及び吸気マニホールド4
を介して空気が吸入される。
スロツトルボデイ3内には図示しないアクセル
ペダルと連動するスロツトル弁5が設けられてい
ると共に、その上流に燃料噴射手段としての燃料
噴射弁6が設けられている。この燃料噴射弁6
は、ソレノイドに通電されて開弁し通電停止され
て閉弁する電磁式燃料噴射弁であつて、後述する
コントロールユニツト14からの駆動パルス信号
により通電されて開弁し、図示しない燃料ポンプ
から圧送されてプレツシヤレギユレータにより所
定の圧力に調整された燃料を噴射供給する。尚、
この例はシングルポイントインジエクシヨンシス
テムであるが、吸気マニホールドのブランチ部又
は機関の吸気ポートに各気筒毎に燃料噴射弁を設
けるマルチポイントインジエクシヨンシステムで
あつてもよい。
機関1の燃焼室には点火栓7が設けられてい
る。この点火栓7はコントロールユニツト14か
らの点火信号に基づいて点火コイル8にて発生す
る高電圧がデイストリビユータ9を介して印加さ
れ、これにより火花点火して混合気を着火燃焼さ
せる。
機関1からは、排気マニホールド10,排気ダ
クト11,三元触媒12及びマフラー13を介し
て排気が排出される。
コントロールユニツト14は、CPU,ROM,
RAM,A/D変換器及び入出力インタフエイス
を含んで構成されるマイクロコンピユータを備
え、各種のセンサからの入力信号を受け、後述の
如く演算処理して、燃料噴射弁6及び点火コイル
8の作動を制御する。
前記各種のセンサとしては、スロツトル弁5に
ポテンシヨメータ式のスロツトルセンサ15が設
けられていて、スロツトル弁5の開度αに応じた
電圧信号を出力する。スロツトルセンサ15内に
はまたスロツトル弁5の全閉位置でONとなるア
イドルスイツチ16が設けられている。
また、デイストリビユータ9に内蔵されてクラ
ンク角センサ17が設けられていて、クランク角
2毎のポジシヨン信号と、クランク角180゜毎(4
気筒の場合)のリフアレンス信号とを出力する。
ここで、単位時間当りのポジシヨン信号のパルス
数あるいはリフアレンス信号の周期を測定するこ
とにより機関回転数Nを算出可能である。
また、機関冷却水温Twを検出する水温センサ
18,車速VSPを検出する車速センサ19等が
設けられている。
これらスロツトルセンサ15,クランク角セン
サ17などが機関運転状態検出手段である。
また、排気マニホールド10にO2センサ20
が設けられている。このO2センサ20は混合気
を目標空燃比である理論空燃比付近で燃焼させた
ときを境として起電力が急変する公知のセンサで
ある。従つてO2センサ20は空燃比(リツチ・
リーン)検出手段である。
更に、コントロールユニツト14にはその動作
電源としてまた電源電圧の検出のためバツテリ2
1がエンジンキースイツチ22を介して接続され
ている。また、コントロールユニツト14内の
RAMの動作電源としては、エンジンキースイツ
チ22OFF後も記憶内容を保持させるため、バ
ツテリ21をエンジンキースイツチ22を介する
ことなく適当な安定化電源を介して接続してあ
る。
ここにおいて、コントロールユニツト14に内
蔵されたマイクロコンピユータのCPUは、第3
図〜第7図にフローチヤートとして示すROM上
のプログラム(燃料噴射量演算ルーチン,フイー
ドバツク制御ゾーン判定ルーチン,比例・積分制
御ルーチン,第1の学習ルーチン,第2の学習ル
ーチン)に従つて演算処理を行い、燃料噴射を制
御する。
尚、基本燃料噴射量設定手段,エリア別学習補
正係数検索手段,フイードバツク補正係数設定手
段,燃料噴射量演算手段,エリア別学習補正係数
修正手段,更新平均値演算手段,一律学習補正係
数修正手段及び第2のエリア別学習補正係数修正
手段としての機能は、前記プログラムにより達成
される。また、一律学習補正係数記憶手段,エリ
ア別学習補正係数記憶手段としては、RAMを用
いる。
次に第3図〜第7図のフローチヤートを参照し
つつコントロールユニツト14内のマイクロコン
ピユータの演算処理の様子を説明する。
第3図の燃料噴射量演算ルーチンにおいて、ス
テツプ1(図にはS1と記してある。以下同様)
ではスロツトルセンサ15からの信号に基づいて
検出されるスロツトル弁開度αとクランク角セン
サ17からの信号に基づいて算出される機関回転
数Nとを読込む。
ステツプ2ではスロツトル弁開度αと機関回転
数Nとに応じて吸入空気流量Qを予め実験等によ
り求めて記憶してあるROM上のマツプを参照し
実際のα,Nに対応するQを検索して読込む。
ステツプ3では吸入空気流量Qと機関回転数N
とから単位回転当りの吸入空気量に対応する基本
燃料噴射量Tp=K・Q/N(Kは定数)を演算す
る。ここで、ステツプ1〜3の部分が基本燃料噴
射量設定手段に相当する。
ステツプ4ではスロツトルセンサ15からの信
号に基づいて検出されるスロツトル弁開度αの変
化率あるいはアイドルスイツチ16のONから
OFFへの切換わりによる加速補正分,水温セン
サ18からの信号に基づいて検出される機関冷却
水温Twに応じた水温補正分などを含む各種補正
係数COEFを設定する。
ステツプ5では一律学習補正係数記憶手段とし
てのRAMの所定アドレスに記憶されている一律
学習補正係数KALTを読込む。尚、一律学習補正
係数KALTは学習が開始されていない時点では初
期値0として記憶されており、これが読込まれれ
る。
ステツプ6では機関運転状態を表わす機関回転
数Nと基本燃料噴射量(負荷)Tpとに対応して
エリア別学習補正係数KMAPを記憶してあるエリ
ア別学習補正係数記憶手段としてのRAM上のマ
ツプを参照し、実際のN,Tpに対応するKMAPを
検索して読込む。この部分がエリア別学習補正係
数検索手段に相当する。尚、エリア別学習補正係
数KMAPのマツプは、機関回転数Nを横軸、基本
燃料噴射量Tpを縦軸として、8×8程度の格子
により機関運転状態のエリアを分け、各エリア毎
にエリア別学習補正係数KMAPを記憶させてあり、
学習が開始されていない時点では、全て初期値0
を記憶させてある。
ステツプ7では後述する第5図の比例・積分制
御ルーチンによつて設定されているフイードバツ
ク補正係数LAMBDAを読込む。尚、このフイー
ドバツク補正係数LAMBDAの基準値は1であ
る。
ステツプ8ではバツテリ21の電圧値に基づい
て電圧補正分Tsを設定する。こはバツテリ電圧
の変動による燃料噴射弁の噴射流量変化を補正す
るためのものである。
ステツプ9では燃料噴射量Tiを次式に従つて
演算する。この部分が燃料噴射量演算手段に相当
する。
Ti=Tp・COEF・(LAMBDA+KALT+KMAP)
+Ts ステツプ10では演算されたTiを出力用レジス
タにセツトする。これにより、予め定められた機
関回転同期(例えば1/2回転毎)の燃料噴射タイ
ミングになると、Tiのパルス巾をもつ駆動パル
ス信号が燃料噴射弁6に与えられて、燃料噴射が
行われる。
第4図はフイードバツク制御ゾーン判定ルーチ
ンで、原則として低中回転かつ低中負荷の場合に
空燃比のフイードバツク制御を行い、高回転又は
高負荷の場合に空燃比のフイードバツク制御を停
止するためのものである。
ステツプ21では機関回転数Nから比較Tpを検
索し、ステツプ22では実際の基本燃料噴射量Tp
(実Tp)と比較Tpとを比較する。
実Tp≦比較Tpの場合、すなわち低中回転かつ
低中負荷の場合は、ステツプ23へ進んでデイレー
タイマ(クロツク信号によりカウントアツプされ
るもの)をリセツトした後、ステツプ26へ進んで
λcontフラグを1にセツトする。これは低中回転
かつ低中負荷の場合に空燃比のフイードバツク制
御を行わせるためである。
実Tp>比較Tpの場合、すなわち高回転又は高
負荷の場合は、原則として、ステツプ27へ進んで
λcontフラグを0にする。これは空燃比のフイー
ドバツク制御を停止し、別途リツチな出力空燃比
を得て、排気温度の上昇を抑制し、機関1の焼付
きや触媒12の焼損などを防止するためである。
ここで、高回転又は高負荷の場合であつても、
ステツプ24でデイレータイマの値を所定値と比較
することにより、高回転又は高負荷に移行した
後、所定時間経過するまでは、ステツプ26へ進ん
でλcontフラグを1にセツトし続け、空燃比のフ
イードバツク制御を続けるようにする。これは、
山登り走行は高回転・高負荷領域で行われるた
め、空気密度変化分についての学習の機会を増す
ためである。但し、ステツプ25での判定で機関回
転数N所定値(例えば3800rpm)を越えた場合
は、安全のための空燃比のフイードバツク制御を
停止する。
第5図は比例・積分制御ルーチンで、所定時間
(例えば10ms)毎に実行され、これによりフイー
ドバツク補正係数LAMBDAが設定される。従つ
てこのルーチンがフイードバツク補正係数設定手
段に相当する。
ステツプ31ではλcontフラグの値を判定し、0
の場合はこのルーチンを終了する。この場合は、
フイードバツク補正係数LAMBDAは前回値(又
は基準値1)にクランプされ、空燃比のフイード
バツク制御が停止される。
λcontフラグが1の場合は、ステツプ32へ進ん
でO2センサ20の出力電圧V02を読込み、次のス
テツプ33で理論空燃比相当のスライスレベル電圧
Vrefと比較することにより空燃比のリツチ・リー
ンを判定する。
空燃比がリーン(V02<Vref)のときは、ステ
ツプ33からステツプ34へ進んでリツチからリーン
への反転時(反転直後)であるか否かを判定し、
反転時にはステツプ35へ進んでフイードバツク補
正係数LAMBDAを前回値に対し所定の比例定数
P分増大させる。反転時以外はステツプ36へ進ん
でフイードバツク補正係数LAMBDAを前回値に
対し所定の積分定数I分増大させ、こうしてフイ
ードバツク補正係数LAMBDAを一定の傾きで増
大させる。尚、P≫Iである。
空燃比がリツチ(V02>Vref)のときは、ステ
ツプ33からステツプ37へ進でリーンからリツチへ
の反転時(反転直後)であるか否かを判定し、反
転時にはステツプ38へ進んでフイードバツク補正
係数LAMBDAを前回値に対し所定の比例定数P
分減少させる。反転時以外はステツプ39へ進んで
フイードバツク補正係数LAMBDAを前回値に対
し所定の積分定数I分減少させ、こうしてフイー
ドバツク補正係数LAMBDAを一定の傾きで傾少
させる。
第6図は第1の学習ルーチンである。この第1
の学習ルーチンがエリア別学習補正係数修正手段
に相当する。
ステツプ80ではλcontフラグの値を判定し、0
の場合は、ステツプ82へ進んでカウント値Cをク
リアした後、このルーチンを終了する。これは空
燃比のフイードバツク制御が停止されているとき
は学習を行うことができないからである。
λcontフラグが1の場合、すなわち空燃比のフ
イードバツク制御中は、ステツプ81へ進む。
ステツプ81では機関運転状態を表わす機関回転
数Nと基本燃料噴射量Tpとが前回と同一エリア
にあるか否かを判定し、エリアが変わつた場合
は、ステツプ82に進んでカウント値Cをクリアし
た後、このルーチンを終了する。
前回と同一エリアの場合は、ステツプ83でO2
センサ20の出力が反転すなわちフイードバツク
補正係数LAMBDAの増減方向が反転したか否か
を判定し、このルーチンを繰返して反転する毎
に、ステツプ84で反転回数を表わすカウント値C
を1アツプし、例えばC=3となつた段階で、ス
テツプ85からステツプ86へ進んで現在のフイード
バツク補正係数LAMBDAの基準値1からの偏差
(LAMBDA−1)をΔLAMBDA1として一時記
憶し、学習を開始する。
そして、C=4以上となると、ステツプ85から
ステツプ87へ進んで、そのときのフイードバツク
補正係数LAMBDAの基準値1からの偏差
(LAMBDA−1)をΔLAMBDA2として一時記
憶する。このとき記憶されているΔLAMBDA1と
ΔLAMBDA2とは第8図に示すように前回(例え
ば3回目)の反転から今回(例えば4回目)の反
転までのフイードバツク補正係数LAMBDAの基
準値1からのの偏差の上下のピーク値である。
このようにしてフイードバツク補正係数
LAMBDAの基準値1からの偏差の上下のピーク
値ΔLAMBDA1,ΔLAMBDA2求まると、ステツ
プ88に進んでそれらの平均値を求め
る。
次にステツプ89に進んでRAM上のマツプに現
在のエリアに対応して記憶してあるエリア別学習
補正係数KMAP(初期値0)を検索して読出す。
次にステツプ90に進んで次式に従つて現在のエ
リア別学習補正係数KMAPにフイードバツク補正
係数の基準値からの偏差の平均値を
所定割合加算することによつて新たなエリア別学
習補正係数Kを演算し、RAM上のマツプの同一
エリアのエリア別学習補正係数のデータを修正し
て書換える。
KMAP←KMAP+M・ (Mは加割合定数で、0<M<1) この後は、ステツプ91で次の学習のため
ΔLAMBDA2をΔLAMBDA1に代入する。
第7図は第2の学習ルーチンである。この第2
の学習ルーチンは、更新量平均値演算手段,一律
学習補正係数修正手段及び第2のエリア別学習補
正係数修正手段として機能する。
ステツプ101ではタイマ(クロツク信号により
カウントアツプされるもの)の値を所定値(例え
ば10分)と比較し、所定値以内の場合は、ステツ
プ102へ進んでKMAP学習(すなわち第6図のステ
ツプ90)が実行されたか否かを判定し、実行され
た場合のみステツプ103へ進んで学習回数判定用
のフラグが0か否かを判定し、YESである1回
目はステツプ104へ進んで学習が行われたエリア
と学習によるKMAPの更新量ΔKMAP1(=M・
ΔLAMBDA)とを記憶し、ステツプ105でフラ
グを1にセツトする。
そして、ステツプ101に戻つてタイマの値が所
定値以内で再度KMAP学習が実行されたときは、
ステツプ105においてフラグが1となつているの
で、ステツプ103の判定がNOとなつてステツプ
106へ進み、今回学習が行われたエリアが前回学
習が行われたエリアと同一であるか否かを判定
し、同一の場合は、ステツプ104に戻つて新たに
更新量ΔKMAP1を記憶更新し、異なる場合は、ス
テツプ107へ進み、このエリアと更新量ΔKMAP2と
を記憶する。
このようにして、異なる2つのエリアで学習が
行われるとステツプ108へ進んでフラグを0にす
ると共にタイマをリセツトした後、ステツプ109
へ進んで、これら2つのエリアの更新量ΔKMAP1
とΔKMAP2との平均値ΔKMAPMを演算する。このス
テツプ101〜109の部分が更新量平均値演算手段に
相当する。
次いでステツプ110でRAMの所定のアドレス
が記憶されている現在の一律学習正係数KALTを
読み出す。
次にステツプ111に進んで次式に従つて現在の
一律学習補正係数KALTに更新量平均値ΔMAPMを補
正定数kを乗じて補正した補正値を加算すること
にによつて新たな一律学習補正係数KALTのデー
タを修正して書換える。このステツプ111の部分
が一律学習補正係数修正手段に相当する。
KALT←KALT+k・ΔKMAPM 次にステツプ112に進んで次式に従つて更新量
平均値ΔKMAPMの演算の基礎としたエリアのエリ
ア別学習補正係数KMAPからそれぞれ更新量平均
値の補正値k・ΔKMAPMを減算することによつて
新たなエリア別学習補正係数KMAPを演算し、
RAM上のマツプの同一エリア別学習補正係数
KMAPのデータを書換える。このステツプ112の部
分が第2のエリア別学習補正係数修正手段に相当
する。
KMAP←KMAP−k・ΔKMAPM このように、所定期間内に異なるエリアで更新
されたエリア別学習補正係数の更新量の平均値を
演算し、これを全エリア一律に変化する空気密度
による変化分とみなして、該平均値に基づいて一
律学習補正係数に置き換えていくのである。
一方、ステツプ101の判定でタイマの値が所定
値を上回ると判定された場合、即ち、所定時間内
に異なるエリアで学習が行われなかつた場合はス
テツプ113へ進み一律学習補正係数KALTを単位時
間毎に所定量ΔKALTずつ減少した値で更新した
後、ステツプ114でフラグを0にリセツトする。
即ち、降坂時は長時間減速運転が継続し、λコン
トロール行われずしたがつてKMAPの学習も行わ
れないので登坂時に増加した一律学習補正係数
KALTを降坂時に運転時間に比例して空気密度が
増大するとみなして所定量ΔKALTずつ減少させて
最終的に0(平地相当)にするのである。
尚、本実施例では所定期間内に2つのエリアの
KMAPが学習される毎に、一律学習補正係数KALT
を更新するようにしたが、3以上のエリアの
KMAP学習される毎に更新してもよい。
さらに、本発明は吸入空気流量を体積流量とし
て検出するものにも適用できることは勿論であ
る。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、空気密
度変化分を速やかに学習可能となり、急な登坂時
でも空燃比の学習制御を良好に行え、登坂中は勿
論その後の運転不良を防止できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図、
第2図は本発明の一実施例を示すシステム図、第
3図〜第7図は演算処理内容を示すフローチヤー
ト、第8図はフイードバツク補正係数の変化の様
子を示す図である。 1……機関、5……スロツトル弁、6……燃料
噴射弁、14……スロツトルユニツト、15……
スロツトルセンサ、17……クランク角センサ、
20……O2センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機関に吸入される空気量に関与するパラメー
    タを少なくとも含む機関運転状態を検出する機関
    運転状態検出手段と、 機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混合
    気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、 前記機関運転状態検出手段により検出された前
    記パラメータに基づいて基本燃料噴射量を設定す
    る基本燃料噴射量設定手段と、 機関運転状態の全エリアについて前記基本燃料
    噴射量を一律に補正するための一律学習補正係数
    を記憶した書換え可能な一律学習補正係数記憶手
    段と、 機関運転状態のエリア毎に前記基本燃料噴射量
    を補正するためのエリア別学習補正係数を記憶し
    た書換え可能なエリア別学習補正係数記憶手段
    と、 実際の機関運転状態に基づいて前記エリア別学
    習補正係数記憶手段から対応する機関運転状態の
    エリアのエリア別学習補正係数を検索するエリア
    別学習補正係数検索手段と、 前記空燃比検出手段により検出された空燃比と
    目標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比
    に近づけるように前記基本燃料噴射量を補正する
    ためのフイードバツク補正係数を所定の量増減し
    て設定するフイードバツク補正係数設定手段と、 前記基本燃料噴射量設定手段で設定した基本燃
    料噴射量,前記一律学習補正係数記憶手段に記憶
    されている一律学習補正係数、前記エリア別学習
    補正係数検索手段で検索したエリア別学習補正係
    数、及び前記フイードバツク補正係数設定手段
    で、設定したフイードバツク補正係数に基づいて
    燃料噴射量を演算する燃料噴射量演算手段と、 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料噴射量
    に相当する駆動パルス信号に応じオンオフ的に燃
    料を機関に噴射供給する燃料噴射手段と、 機関運転状態のエリア毎に前記フイードバツク
    補正係数の基準値からの偏差を学習し、これを減
    少させる方向に前記エリア別学習補正係数記憶手
    段のエリア別学習補正係数を修正して書換えるエ
    リア別学習補正係数修正手段と、 所定期間内に複数の機関運転状態のエリアでエ
    リア別学習補正係数が更新されたときに、該更新
    されたエリア毎のエリア別学習補正係数の更新量
    の平均値を演算する更新量平均値演算手段と、 前記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正
    係数に前記更新量平均値演算手段による平均値又
    はその補正値を加算して前記一律学習補正係数記
    憶手段の一律学習補正係数を修正して書換える一
    律学習補正係数修正手段と、 前記更新量平均値演算手段で更新量の平均値が
    演算された各エリアのエリア別学習補正係数から
    当該更新量平均値演算手段による平均値又はその
    補正値を減算して前記エリア別学習補正係数記憶
    手段のエリア別学習補正係数を修正して書換える
    第2のエリア別学習補正係数修正手段と、 を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の
    空燃比の学習制御装置。
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