JPH0545932Y2 - - Google Patents

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JPH0545932Y2
JPH0545932Y2 JP13263187U JP13263187U JPH0545932Y2 JP H0545932 Y2 JPH0545932 Y2 JP H0545932Y2 JP 13263187 U JP13263187 U JP 13263187U JP 13263187 U JP13263187 U JP 13263187U JP H0545932 Y2 JPH0545932 Y2 JP H0545932Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、測定液に磁場を印加して測定液の流
量に比例して電極に発生した起電力を電極に接続
されたケーブルを介して受信する電磁流量計に係
り、特に信号ケーブルで生じる起電力の減衰を防
いだ電磁流量計に関する。
<従来の技術> 電磁流量計は励磁コイルに励磁電流を流して磁
場を発生させ、これを被測定流体に印加すること
によつて発生する被測定流体の流量に比例した起
電力を一対の電極で検出し、この起電力を信号ケ
ーブルを介して高入力インピーダンスの増幅器を
初段に持つ変換部で受信し、必要な信号処理をし
て外部に出力する構成になつていることは良く知
られている。
この場合、電極間の出力インピーダンスが大き
いか或いは信号ケーブルが長いと、この出力イン
ピーダンスと信号ケーブルの持つ浮遊容量とで起
電力が減衰し出力誤差を生じる。そこで、信号ケ
ーブルとして2心の心線を持ちその外側を2重シ
ールドとする特別の信号ケーブルを用いその内側
のシールドに信号電圧と同じ大きさになるような
補償電圧を低インピーダンス源から供給して実質
的に浮遊容量の影響を受けないようにして起電力
の減衰を防ぐシールドドライブ方式が用いられて
いる。
第6図はこの種の従来のシールドドライブ方式
の構成を示すブロツク図である。
以下、これについて説明する。10,11はそ
れぞれ共通電位点12との間に発生する起電力
eS1,eS2を検出する電極である。RS1,RS2はそれ
ぞれ電極10と共通電位点12との間の内部イン
ピーダンス、電極11と共通電位点12との間の
内部インピーダンスである。
13は2心2重シールドのケーブルであり、1
4,15はそれぞれ起電力eS1,eS2を伝送する心
線である。16,17はそれぞれ内側シールドで
あり、18はこれ等の内側シールド16,17を
全体として囲む外側シールドである。図示されて
いないが、これ等の相互間は絶縁体で相互に絶縁
され、外側シールドの外部も絶縁物で被覆されて
いる。心線14,15と内側シールド16,17
との間に形成される浮遊容量はCS1,CS2で、内側
シールド16,17と共通電位点12との間に形
成される浮遊容量はC1,C2でそれぞれ代表され
ている。
19,20はそれぞれ高入力インピーダンスを
持つ演算増幅器であり、その非反転入力端(+)
はそれぞれ心線19,20に、反転入力端(−)
はそれぞれ出力端に接続されている。
また、各演算増幅器19,20の反転入力端
(−)はそれぞれ抵抗R1,R2を介して内側シール
ド16,17に接続されている。
演算増幅器19,20の各出力はそれぞれ差動
増幅器21に入力され、これ等の入力電圧の差が
演算されて変換部の初段の出力端22に出力され
る。
これ等の演算増幅器19,20、抵抗R1,R2
差動増幅器21などで変換部の初段を構成してい
る。
この様な構成にすると、心線14,15が接続
されている非反転入力端(+)に生じている起電
力と反転入力端(−)に演算増幅器19,20の
出力端から負帰還された帰還電圧とは常に同一の
大きさになるので、抵抗R1,R2を介して他端が
開放された内側シールド16,17に帰還電圧が
印加されるとこの内側シールド16,17の電位
は常に心線14,15の電位と同一になる。
従つて、浮遊容量はCS1,CS2の両端の電位差は
常にゼロ電圧で、等価的にこれ等の浮遊容量が存
在しないものと等価になり、起電力の低下が防止
される。
一方、起電力eS1,eS2は高入力インピーダンス
の演算増幅器19,20でインピーダンス変換さ
れ、それ等の出力は差動増幅器21で差が取られ
eS1−(−eS2)=eS1+eS2として出力端22に出力さ
れる。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、この様な従来の電磁流量計は以
下に説明する問題がある。
いま、簡単のため、eS1=eS,RS1=RS,CS1
CS、演算増幅器19の出力端の電圧をeOとして第
6図に示す回路のうち上半分について説明する。
電極10と演算増幅器19の出力端との間の伝
達関数G1(s)は以下のようになる。
G1(s)=eO/eS =[(CS+C1)R1s+1] /(CSC1RSR1$) 但し、$=s2+[(CS+C1)R1s/ (CSC1RSR1)] +1/(CSC1RSR1) である。これを整理して、 G1(s)=ωn2[(CS+C1)R1s+ 1]/(s2+2ζωns+ωn2) となる。但し、ωnは固有角周波数、ζは減衰率
であり、下記の値をとる。
ωn=1/(CSC1RSR11/2 ζ=(CS+C1)R1 /2(CSC1RSR11/2 例えば、RS=100KΩ、R1=200Ω、 CS=60nF(300mの信号ケーブル相当)、C1=45nF
(300mの信号ケーブル相当)とすると、ωn=
2πfn、fn=685Hz、ζ=0.045となる。
これ等の式は、第6図に示す回路の補償電圧が
起電力の変化に対して2次遅れ系をなし、振動状
態で応答し、信号ケーブルで過渡誤差が生じるこ
とを示している。
従つて、矩形波励磁により磁場を発生させ、こ
れにより流量に対応して発生した矩形波の起電力
を波形が整定した平坦部でサンプルする電磁流量
計では、流量変動の応答を良くするなどのために
励磁周波数を上げようとすると、起電力をサンプ
ルするまでに起電力が整定せず、正常な測定が出
来ないという問題がある。
<問題点を解決するための手段> この考案は、以上の問題点を解決するために、
被測定液に発生する起電力を検出する一対の電極
と、この一対の電極からの各リード線に沿いこの
リード線を絶縁して囲んだガードと、各電極で検
出された起電力が加えられる高入力インピーダン
スでかつ高利得の一対の増幅器と、この各増幅器
の出力に関連する電圧が入力に負帰還されると共
に各ガードに一対のコンデンサを介して加え各電
極と各ガードとの電位を実質的に同一にする一対
の接続手段と、一対の増幅器の出力の差を出力す
る差動増幅手段とを具備するようにしたものであ
る。
<作用> 演算増幅器の帰還電圧をコンデンサを介して低
インピーダンス源から信号ケーブルの内側シール
ドに補償電圧として印加することにより、応答遅
れを防止する。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。第1図は本考案の1実施例の要部を示
すブロツク図である。なお、第6図に示す回路要
素と同じ回路要素の部分には同一の符号を付して
適宜にその説明を省略する。
第1図は第6図に示す回路の上半分に相当する
部分のみを示している。
この実施例は第6図に示す抵抗R1の代わりに
コンデンサC3を用いている。
この様な回路構成によれば、電極10と演算増
幅器19の出力端との間の伝達関数G2(s)は以
下のようになる。
G2(s)=eO′/eS1 =1/[{CS1C1RS1s/(CS1+ C1+C3)}+1] ここで、T1を時定数として T1=CS1C1RS1/(CS1+C1+C3)とおくと、 G2(s)=1/(1+T1s) となり、これは1次遅れ回路となつていることを
示している。
従つて、コンデンサC3の容量を大きくするこ
とにより、時定数T1を小さくすることができ、
さらに共振系を構成しないので、高い周波数の矩
形波励磁でも早く定常状態に移行し安定したデー
タをサンプリングすることができる。
第2図は本考案の第2の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。
第2図に示す以降の実施例についても第5図に
示す回路の上半分に相当する部分のみを示してい
る。
第2図に示す実施例は演算増幅器19の出力端
の電圧を演算増幅器23で一定倍Kだけ増福し、
この出力電圧をコンデンサC3を介して補償電圧
とするものである。この場合の電極10と演算増
幅器23の出力端との間の伝達関数G3(s)は、
時定数T2を T2=CS1RS1(C2+(1−K)C3) /(CS1+C1+C3) とすれば、 G3(s)=K/(1+T2s) となる。従つて、Kを適当に選べば時定数T2
小さくすることができ、帯域を広げることができ
る。
第3図は本考案の第3の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。
第3図に示す実施例は入力回路に直流カツト用
のコンデンサC4が挿入されている場合の実施例
を示している。
この場合は、演算増幅器19の非反転入力端
(+)と共通電位点12との間に高い抵抗値を持
つ分圧抵抗R3とR4が接続され、この分圧点は演
算増幅器19の出力端とコンデンサC5を介して
接続されている。分圧抵抗R1,R2で演算増幅器
19の直流バイアス電流をバイパスする。
第4図は本考案の第4の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。
第2図に示す実施例と第3図に示す実施例とを
組み合わせた実施例である。
直流カツトされた起電力を演算増幅器19で増
幅しその出力を一定倍Kだけ増幅するようにした
場合を示している。
第5図は本考案の第5の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。
第5図は第3図においてコンデンサC3とC5
を兼用してその構成を簡単にしたものである。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように本
考案によれば、コンデンサを介して補償電圧を得
るようにしたので、回路が1次遅れ系をなし、し
たがつて周波数の高い矩形波励磁でも誤差なく測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の要部の構成を示す
ブロツク図、第2図は本考案の第2の実施例の要
部を示すブロツク図、第3図は本考案の第3の実
施例の要部を示すブロツク図、第4図は本考案の
第4の実施例の要部を示すブロツク図、第5図は
本考案の第5の実施例の要部を示すブロツク図、
第6図は従来の電磁流量計の変換部の初段の近傍
の構成を示す構成図である。 10,11……電極、12……共通電位点、1
3……信号ケーブル、14,15……心線、1
6,17……内側シールド、19,20,23…
…演算増幅器、21……差動増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定液に発生する起電力を検出する一対の電
    極と、この一対の電極からの各リード線に沿いこ
    のリード線を絶縁して囲んだガードと、前記各電
    極で検出された起電力が加えられる高入力インピ
    ーダンスでかつ高利得の一対の増幅器と、この各
    増幅器の出力に関連する電圧が入力に負帰還され
    ると共に前記各ガードに一対のコンデンサを介し
    て加え各電極と前記各ガードとの電位を実質的に
    同一にする一対の接続手段と、前記一対の増幅器
    の出力の差を出力する差動増幅手段とを具備する
    ことを特徴とする電磁流量計。
JP13263187U 1987-08-31 1987-08-31 Expired - Lifetime JPH0545932Y2 (ja)

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JP13263187U JPH0545932Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6438530U JPS6438530U (ja) 1989-03-08
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