JPH0545985U - 電気式加熱器 - Google Patents

電気式加熱器

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JPH0545985U
JPH0545985U JP10329491U JP10329491U JPH0545985U JP H0545985 U JPH0545985 U JP H0545985U JP 10329491 U JP10329491 U JP 10329491U JP 10329491 U JP10329491 U JP 10329491U JP H0545985 U JPH0545985 U JP H0545985U
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electric heating
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electric heater
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宗一 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気加熱素子の間の間隙にろう材が流れ込ま
ないようにし、破損等を防止するための適正な組付がで
きるように図る。 【構成】 複数のフィン2の間に複数の電気加熱素子3
を並行に並設して成る電気式加熱器1であって、前記各
電気加熱素子3の配列方向両端に該電気加熱素子3の間
に形成される間隙Aへのろう材の流れを回避する回避手
段(流出防止突起13,14)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和装置等に用いられる電気式加熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用空調装置等の空気調和装置においては、ヒータコアが暖房状態に 至るまで間作動させる補助用の加熱器として、電気式加熱器を備えたものが周知 である。また、この種の電気式加熱器は、上記ヒータコアの補助用に限らず、例 えばエンジンを一時停止した状態で、仮眠時等における暖房器若しくはそれ自体 独立した加熱器としても使用されるものである。
【0003】 かかる電気式加熱器は、一般に正温度特性の半導体セラミックから成るPTC (Positive Temperature Coefficient)素子を電気加熱素子として用い、こ の電気加熱素子を通電により加熱してその熱をフィンに伝達し、該フィンの間を 通過する空気を加熱するものである(例えば、特開昭61─27081号公報及 び特開平2─53628号公報参照)。
【0004】 そしてこの電気加熱素子は、フィンの間に複数並設されるようになっており、 各電気加熱素子の間には、該電気加熱素子の熱膨張による伸びを考慮して所定幅 の間隙が設けられている。また、これらフィン及び電気加熱素子等によって構成 される加熱器のコアは、一般にろう付けによって組付けられるようになっている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術に係る電気式加熱器においては、フィンの頂部が 電気加熱素子の間の間隙に当接や近接等する場合、フィンにクラッドしたろう材 若しくは該フィンと電気加熱素子との間に介挿したろう材がろう付け時にこの間 隙に流れ込み、該間隙を埋めて電気加熱素子の熱膨張の伸びを規制するという問 題があった。この電気加熱素子間の間隙が埋まってしまうと、電気加熱素子の熱 膨張時の逃げがなくなり、該電気加熱素子が破損してしまう。
【0006】 また、間隙に流れ込んだろう材により積層されたフィン間が接続されると、こ のフィンの極性が異なる場合には、短絡してしまうという不具合があった。
【0007】 そこで、この考案は上記問題点に鑑み、電気加熱素子の間の間隙にろう材が流 れ込まないようにし、破損等を防止するための適正な組付ができるように図った 電気式加熱器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係る電気式加熱器は、複数のフィンの 間に複数の電気加熱素子を並設して成る電気式加熱器であって、前記各電気加熱 素子の配列方向両端に該電気加熱素子の間に形成される間隙へのろう材の流れを 回避する回避手段を設けたものである。
【0009】
【作用】
したがって、電気加熱素子の両端に設けた回避手段を介して電気加熱素子間の 間隙にろう材が流れ込むのが回避され、これにより上記課題が解決される。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0011】 図1及び図2に、電気式加熱器を構成した一例が示されており、該電気式加熱 器1は、複数のコルゲート状のフィン2の間に複数並行に配列された電気加熱素 子(PTC素子)3を配すると共に、積層方向の中央及び両端に電極板4,5, 6を配して基本的に構成されている。
【0012】 フィン2は、波状に曲折された薄板のコルゲートタイプのもので、例えばアル ミニウム合金等の導電性の材質で形成されている。そしてこのフィン2の表面に は、該フィン2と下記する電気加熱素子3とをろう接するためのろう材がクラッ ドされている。
【0013】 電気加熱素子3は、例えばセラミック半導体から成る周知のPTC素子が使用 され、上下一対の各フィン2の間の層に並行に複数配列されている。この電気加 熱素子3は、通電による発熱膨張時の伸びを考慮して、隣接する各電気加熱素子 3の間に所定幅(例えば1mm程度)の間隙Aを設けて並行に配列されている。 そして各電気加熱素子3の配列方向両端には、上記各間隙Aにフィン2にクラッ ドされたろう材が流れ込むのを阻止するための回避手段たる流出防止突起13, 14が上下に突出形成されている。すなわち、この流出防止突起13,14によ って、フィン2の頂部が反間隙A方向に位置され、各間隙Aに当接・近接するの が回避され、該フィン2から溶けるろう材が間隙A方向に流れるのが阻止される ものである。この電気加熱素子3は、後述するように通電により発熱し、その熱 をフィン2に伝達し、該フィン2を通過する空気を加熱するようになっている。
【0014】 電極板4,5,6は、電気式加熱器1のコアに電流を供給するためのもので、 例えば薄肉のアルミニウム合金等の導電性の材質で形成されており、電極板4は スイッチ10を介してバッテリ11の正極側に接続され、電極板5,6は直接に バッテリ11の負極側に接続されている。そしてこの電極板4,5,6の表面に は、該電極板4,5,6とフィン2とをろう接するためのろう材がクラッドされ ている。
【0015】 上記構造の電気式加熱器1は、フィン2、電気加熱素子3、電極板4,5,6 がジグにて一体化されて炉中ろう付けされて製造されるものである。そして、製 造された電気式加熱器1は、スイッチ10がONされると、電極板4からフィン 2を介して上下2組の各電気加熱素子3に通電され、該電気加熱素子3の発熱に よる熱がフィン2に伝達され、該フィン2を通過する空気を加熱し、暖房作用を なすようになっている。
【0016】 しかるに、この電気式加熱器1は、上述したように、各電気加熱素子3の配列 方向両端にろう材の流れ込みを防止するための流出防止突起13,14を設けて いるから、ろう付け時にフィン2から溶け込むろう材が流出防止突起13,14 に阻止されて各電気加熱素子3の間の間隙Aに至ることがなく、間隙Aが適正に 確保される。これにより、電気加熱素子3の発熱膨張時の伸びの自由度が適正に 確保され、破損等が生じることがない。また、間隙Aへのろう材の流れ込みが防 止されることにより、電気加熱素子3を挟持する上下のフィン2が接続されるこ とがなく、電源のショートが回避される。
【0017】 なお、電気加熱素子3の幅及びそれに形成される流出防止突起13,14の形 状等を適宜に設定することで、フィン2の頂部を係止することができ、これによ ってフィン2のピッチ決めを容易に行うことができ、通気抵抗のバランスが均衡 に保たれ、熱交換率を向上させることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、電気加熱素子の配列方向両端に電気加 熱素子間に形成の間隙へのろう材の流れ込みを防止するための回避手段を設けた ので、該間隙が適正に確保され、電気加熱素子の破損を防止することができる。 また、この間隙へのろう材の流れ込みが防止されることにより、電気加熱素子を 挟持する上下のフィンが接続されることがなく、電源のショートが回避され、適 正な組付を成すことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気式加熱器の斜視図である。
【図2】電気式加熱器の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 電気式加熱器 2 フィン2 3 電気加熱素子(PTC素子) 4,5,6 電極板 10 スイッチ 11 バッテリ 13,14 流出防止突起(回避手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィンの間に複数の電気加熱素子
    を並設して成る電気式加熱器であって、前記各電気加熱
    素子の配列方向両端に該電気加熱素子の間に形成される
    間隙へのろう材の流れを回避する回避手段を設けたこと
    を特徴とする電気式加熱器。
JP1991103294U 1991-11-20 1991-11-20 電気式加熱器 Expired - Lifetime JP2534965Y2 (ja)

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JPH0545985U true JPH0545985U (ja) 1993-06-18
JP2534965Y2 JP2534965Y2 (ja) 1997-05-07

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