JPH0546134Y2 - - Google Patents

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JPH0546134Y2
JPH0546134Y2 JP1986106726U JP10672686U JPH0546134Y2 JP H0546134 Y2 JPH0546134 Y2 JP H0546134Y2 JP 1986106726 U JP1986106726 U JP 1986106726U JP 10672686 U JP10672686 U JP 10672686U JP H0546134 Y2 JPH0546134 Y2 JP H0546134Y2
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banknotes
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magnetic sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動販売機又は両替機、サービス機
器類(以下自動販売機という)に用いられる紙幣
装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、挿入紙幣を搬送する搬送手段と、搬送手
段による搬送途中で紙幣の真偽を判別する判別手
段と、判別手段により正紙幣と判別された紙幣を
一時保留する一時保留手段と、一時保留手段によ
り一時保留された紙幣を自動販売機からの返金信
号により逆送して挿入口へと返却する逆送手段
と、自動販売機からの収金信号により一時保留し
た紙幣を収金ボツクスへスタツクする収納手段と
から成る紙幣装置は公知である(例えば特開昭60
−77288号)。
従来装置では一時保留する紙幣の引抜防止シヤ
ツターは判別手段の一構成要素である磁気センサ
ーの後方位置に設けられていた。これは判別手段
による判別が完了した後でなければ一時保留でき
ないためである。従来の判別手段では、磁気セン
サーの後方位置に紙幣の厚さ又は模様を検出する
透過光量検出センサーを設けたり、紙幣の寸法を
検知するためのホトセンサーを設け、それらの検
出結果に基づき挿入紙幣の真偽判定を行つた後一
時保留するようにしている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このように磁気センサーの後方に引抜防止シヤ
ツターを設けた場合、挿入紙幣は磁気センサーの
箇所を完全に通過した位置で一時保留されるの
で、一時保留した紙幣を返却する際に磁気センサ
ーと該磁気センサーに紙幣を圧接するためのピン
チローラーとの間に紙幣の端部がうまく入らず紙
幣の端部が折れ曲がり、一時保留紙幣が返却でき
なくなる虞れがあるばかりでなく、返却できたと
しても紙幣の端部がくしやくしやになつたり、切
損する虞れがあつた。一方、これを避けるために
ピンチローラーを押圧するスプリングを弱くする
と、紙幣面が磁気センサーに圧接されなくなるの
で、検査に有効なだけの磁気データが得られなく
なるという不都合が生じる。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、
一時保留した紙幣を磁気センサーの箇所で詰まら
せることなくスムーズに返却することができるよ
うにした紙幣装置を提供しようとするものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の紙幣装置は、紙幣挿入口と、この紙幣
挿入口に通ずる搬送路を有し、紙幣挿入口から挿
入された紙幣を該搬送路に沿つて搬送する紙幣搬
送手段と、紙幣を識別するための複数の構成要素
を前記搬送路に沿つ有し、この構成要素中に少な
くとも磁気センサーを含み、この磁気センサーは
挟み付け用部材と対になつて前記構成要素の配列
の最後方に配置されており、通過する紙幣を該磁
気センサーと挟み付け用部材との間に導入して両
者間で挟み付けることにより該紙幣を磁気センサ
ーに圧接するようにしてなり、前記紙幣挿入口か
ら挿入された紙幣の真偽を判別する判別手段と、
前記磁気センサーの前段に設けられ、前記搬送路
内に突出又は退出する紙幣引抜防止部材と、この
紙幣引抜防止部材を紙幣挿入時及び紙幣返却時に
前記搬送路から退出させる駆動手段と、前記搬送
路を搬送される挿入紙幣の後端が前記紙幣引抜防
止部材の箇所を通過したことを検知する検知手段
と、前記検知手段の出力に基づき、前記挿入紙幣
の後端が前記紙幣引抜防止部材の箇所を通り過ぎ
たとき紙幣の搬送動作を停止することにより、該
紙幣の一部が前記磁気センサーと挟み付け用部材
との間で挟み付けられている状態で、該紙幣を搬
送路の途中において一時保留する一時保留手段
と、この一時保留手段によつて前記搬送路の途中
において一時保留された紙幣を、返金命令信号に
応じて前記搬送路を逆送することにより、前記紙
幣挿入口まで返却する逆送手段と、受け入れた紙
幣を集積する紙幣収納部と、前記一時保留手段に
よつて前記搬送路の途中において一時保留された
紙幣を、収金命令信号に応じて前記紙幣収納部に
集積する集積手段とを具備するものである。
第1図に示す実施例において、2は紙幣挿入
口、3は上記紙幣搬送手段、4は上記判別手段、
53は上記紙幣収納部、に相当する。上記一時保
留手段に相当するのは、紙幣搬送路31の一部の
通路と該搬送路31の搬送用モーターMO1を停
止する回路部分である。上記逆送手段に相当する
のは上記紙幣搬送路31のモーターMO1を逆転
駆動する回路部分である。RH,LHは上記磁気
センサーであり、43は挟み付け部材に相当する
ピンチローラーである。上記紙幣引抜防止部材に
対応するのが紙幣引抜防止シヤツター6、上記駆
動手段に対応するのがソレノイドSOL、上記検
知手段に対応するのがスイツチ62、である。上
記集積手段に相当するのは、押板51とモーター
MO2によつて駆動する往復動機構52の部分で
ある。
〈作用〉 紙幣が挿入されると、搬送手段3により搬送さ
れ、その過程で判別手段4により真偽判別がなさ
れる。磁気センサーRH,LHが判別手段4の構
成要素の配列の最後方に位置しているため、挿入
紙幣の後端がこの磁気センサーに近づくときには
全ての構成要素による挿入紙幣真偽判定が終了す
る。一方、引抜防止部材6は磁気センサーRH,
LHの前段に設けられており、これは紙幣が挿入
されたとき駆動手段SOLにより通路外へ退出せ
しめられ、紙幣の通過を許す。やがて、挿入紙幣
の後端がこの引抜防止部材6の箇所を通過したこ
とが検知手段62によつて検知されると、搬送手
段3による紙幣搬送動作が停止され、該挿入紙幣
を一時保留する状態となる。引抜防止部材6は磁
気センサーRH,LHの前段に設けられているた
め、挿入紙幣の後端がこの引抜防止部材6の箇所
を通過したとき、該挿入紙幣の後端部分はまだ磁
気センサーRH,LHとそれに対応する挟み付け
用部材(ピンチローラー43)との間に挟まれて
いるが、真偽判定は終了している。従つて、この
状態で紙幣を停止させて一時保留状態とすること
ができる。一時保留した紙幣を返却する場合は、
逆送手段により紙幣を逆送する。このとき紙幣の
一端が既に磁気センサーRH,LHとそれに対応
する挟み付け用部材(ピンチローラー43)との
間に挟まれているので、紙幣がそこで詰まつた
り、しわになつたりすることなく、スムーズに返
却が行われる。
〈実施例〉 以下図示の実施例を詳述すると、第1図におい
て、紙幣装置本体1は前面に紙幣挿入口2を備え
た縦長の筐体から成り、内部に紙幣搬送手段3
と、紙幣搬送手段3の前段に搬送路に沿つて設け
た紙幣の真偽を判別するための判別手段4と、紙
幣収納手段5とを有している。
紙幣搬送手段3は、紙幣搬送路31に沿つて設
けた左右一対のプーリー32に懸架した搬送ベル
ト33と、該ベルト33に接して従動するベルト
33′及びそのプーリー32′と、該ベルト33,
33′と圧接するローラー34,34′と、プーリ
ー32を駆動するモーターMO1とから成り、ベ
ルト33,33′とローラー34,34′とによつ
て紙幣の左右を挾持して紙幣をベルトの回動方向
へと搬送する。
判別手段4は、紙幣挿入口2に近い紙幣搬送路
31沿いに設けられており、左右一対の入口セン
サー41R,41L、透過光量センサー42、左
右一対の磁気センサーRH,LHの順に設けたセ
ンサー群と、各センサーからのデータを解析し紙
幣の真偽を判定する判定回路(図示せず)とから
成る。
この判別手段4の左右一対の入口センサー41
R,41Lは発光素子と受光素子とからなり、紙
幣による遮光を検出し紙幣が挿入された事と紙幣
の横幅を検出するものであり、透過光量センサー
42は紙幣の紙厚、透かし、印刷の有無及び濃淡
を検出するものであり、左右一対の磁気センサー
RH,LHは紙幣特有の印刷インクの磁気成分を
検出するものであり、又判定回路は各センサーか
らのデータを解析し、真偽判定を行う。
43は磁気センサーRH,LHに紙幣を圧接さ
せるためのピンチローラーで、スプリング等によ
り常時適圧で磁気センサーに圧接している。
6は紙幣挿入時及び紙幣返却時にのみ紙幣搬送
路31から退出する紙幣引抜防止シヤツターで、
磁気センサーRH,LHの直前に設けられており、
ソレノイドSOLが励磁すると紙幣搬送路31外
へ退出し、非励磁のときはスプリング61により
紙幣搬送路31内に突出する方向に押圧されてお
り、搬送路31内への突出はスイツチ62により
監視されている。又、スプリング61の押圧力は
紙幣搬送路31に紙幣が既にある場合、該紙幣の
通過を妨げない程度の小さな押圧力である。
紙幣収納手段5は、紙幣搬送路31の後段に位
置し、紙幣面に垂直な方向に紙幣搬送路31を突
き抜けて往復動可能な押板51と、スタツク用モ
ーターMO2によつて駆動する往復動機構52
と、紙幣収納ボツクス53と、該ボツクス53と
紙幣搬送路31との間の左右位置に設けた紙幣幅
より幅狭の空間を画成する紙幣受止用リブ54と
からなる。
55は往復動機構52のキヤリアスイツチであ
る。56は紙幣収納ボツクス53が集金時に開け
られた際又は紙幣装置本体から取り外された際に
作動するセーフテイスイツチで、このセーフテイ
スイツチ56により紙幣収納ボツクス53が正常
にセツトされていない事を検知すると紙幣収納手
段5は動作しないようになつている。
7は紙幣搬送路31の中段にあつて、通過紙幣
によつて紙幣搬送路31外へ退出するレバーで、
該レバー7は通過紙幣のない時は常時紙幣搬送路
31内に臨むようになつている。パススイツチ7
1はレバー7が紙幣搬送路31外に退出した事
(紙幣が紙幣搬送路31の中段にある事)を検知
するものである。
8は搬送用モーターMO1の送り速度に合つた
パルスを発生するトランスフアークロツク発生器
で、これによつて発生するパルスは紙幣の真偽判
定に用いられる。
9は紙幣挿入口に雨、ホコリ等の侵入を防止す
るカバーである。
紙幣搬送路31の展開図は第2図のようであ
り、各センサー41R,41L,42,RH,
LHとシヤツター6の関係は図のようになつてい
る。
次に、挿入された紙幣の受入動作、一時保留動
作、一時保留紙幣の返却動作、一時保留紙幣のス
タツク動作を、第3図乃至第6図の動作フロー図
によつて説明する。この紙幣装置に設けられた図
示しない制御回路装置がこのようなフロー図に従
つて各種動作の制御を行うようになつている。
第3図は挿入紙幣の検出から紙幣を一時保留す
るまでの動作フロー図である。
先ず挿入された紙幣は、正規幅の紙幣であるか
否か検出される。これは左右両入口センサー41
R,41Lが所定時間内に紙幣による遮光を検出
した事によつて判別される(ステツプS1〜S3)。
なお、ステツプS2の「TW100」は100msの時間
待ちを行うことを意味する。
挿入紙幣が正規幅の紙幣であると判別される
と、挿入可否フラグFFがリセツトされている事
を条件に(ステツプS4のYES)、ソレノイドSOL
を励磁し(ステツプS5)、引抜防止シヤツター6
を搬送路31外へ退出させると共に搬送用モータ
MO1を正転する(ステツプS6)。これにより挿
入紙幣は搬送路31に引き込まれる。
これと同時にタイマーTM1をスタートし(ス
タートS7)、このタイマーTM1の時間内に入
口センサー41R,41L及び透過光量センサー
42がONしているか否かが確認される(ステツ
プS8〜S10)。これにより一旦挿入された紙幣が
挿入後引き抜かれたか否かが検出される。
所定時間内にセンサー42がONするとタイマ
ーTM2をスタートし(ステツプS11)、シヤツタ
ー6が搬送路31を開口している間ONするスイ
ツチ62がONしていることを確認し(ステツプ
S12)、200msの時間待ちを行つた後(ステツプ
S13)、ソレノイドSOLをOFFする(ステツプ
S14)。
この状態は紙幣の先端が磁気センサーを通過
し、シヤツター6は紙幣面に軽く押し当てられた
状態で紙幣の搬送が引き続き行われている状態で
ある。従つて、ソレノイドSOLをOFFしてもシ
ヤツター6は搬送路31内に突出せず、シヤツタ
ースイツチ62はONのままである。
次に磁気センサーRH,LHによつて紙幣が検
出されてから所定時間搬送された時点で、入口セ
ンサー41R,41LのOFFとセンサー42の
ONとに基づき紙幣の長さを判定し、長さOKで
あるかをチエツクする(ステツプS15)。長さOK
であれば、紙幣の後端がタイマーTM2の時間内
にシヤツター6を抜けシヤツタースイツチ62が
OFFしたことを条件に(ステツプS16のYES)ス
テツプS17に進み、それまで各センサーから検出
されたデータの解析結果に基づく総合判定を行
う。即ち透過光量センサー42で検出されたデー
タは、紙幣の紙厚、透かし、印刷の有無及び濃淡
に関するデータであり、これにより紙幣の挿入方
向並びに光学的な真偽判定を行い、又、磁気セン
サーRH,LHで検出されたデータは、予め記憶
された紙幣の挿入方向別の磁気分布データと照合
され、照合が合致するか否かにより紙幣の真偽を
判定し、両判定の総合結果がOK(真券)である
かを判定する。OKならば、(ステツプS18で)真
券信号を送出し、ステツプS19でモーターMO1
を停止し、紙幣を一時保留状態とする。この一時
保留状態は、その後自動販売機から収金信号か返
金信号があるまで維持される。又、一時保留状態
となると挿入可否フラグFFがセツトされ(第4
図のステツプS20)、後続紙幣の挿入は該フラグ
がリセツトされるまで拒否される。この一時保留
状態は、紙幣の後端がちようどシヤツター6を通
り過ぎた状態であり、紙幣の後端寄りの部分がセ
ンサーRH,LHとピンチローラー43との間に
挾持されている。
尚、ステツプS8,S9,S12,S15,S17の判定
がNOの場合及びタイマーTM1の時間内にセン
サー42がONせず紙幣の搬送が行われない場合
(ステツプS49のYES)及びタイマーTM2の時
間内にソレノイドスイツチ62がOFFせず紙幣
詰まりがあつた場合(ステツプS50のYES)は、
いずれもその時点で挿入紙幣を後述する紙幣返却
動作(RETURN BILL)により返却する。
次に一時保留状態からスタツク動作までを第4
図及び第5図により説明する。
一時保留状態では、第4図のフローに従つて処
理される。この場合、自動販売機から返金信号が
あるとステツプS21のNOを経由して後述する返
金動作(ESCROW RETURN)へと進む。他
方、返金信号が無く、セーフテイスイツチ56が
ONの状態(紙幣収納ボツクス53が正常に取り
付けられていてスタツク可能な状態)では、自動
販売機から収金信号が与えられる前に収金フラツ
グSFをセツトする(ステツプS21,S22のYES,
S23のNO及びS24)。その後、収金信号が与えら
れると(ステツプS23のYES)、SFフラツグがセ
ツトされていることを確認して該フラツグをリセ
ツトし、モーターMO1を再び正転する(ステツ
プS25〜S26)。これにより、紙幣が搬送され、該
紙幣の後端がパススイツチ71を抜けると、タイ
マーTM3をスタートし、タイマーTM3の時間
が経過した後モーターMO1を停止する(ステツ
プS28〜S31)。こうしてスタツク位置まで紙幣を
搬送する。
スタツク位置まで紙幣が搬送されると第5図の
STACKのフローに従つて処理される。ここで
は、紙幣収納手段5が、モーターMO2の回転に
より往復動機構52を2サイクル稼動して、スタ
ツク動作を実行する。すなわち、モーターMO2
を正転し(ステツプS32)、タイマーTM4をスタ
ートし(スタートS33)、タイマーTM4の時
間内にキヤリアスイツチ55がOFFからONに切
り替わつたことを条件に(これがキヤリアスイツ
チ55の正常な動作条件であるとする)、カウン
タAを1カウントアツプする(ステツプS34,
S35,S36)。次にモーターMO2を停止し(ステ
ツプS37)、100msの時間待ちを設定し(ステツプ
S38)、カウンタAのカウント値が所定値n(例え
ば2)であるかを調べる(ステツプS39)。A=
nでなければステツプS32に戻り、上述のルーチ
ンを繰り返す。ステツプS32〜S37の処理により
往復動機構52が1サイクル往復動し、紙幣を収
納ボツクス53に収納する。この機構52が1サ
イクル往復動する毎にカウンタAが1カウントア
ツプされる。収納動作を確実にするために、機構
52をn回往復動させて1枚の紙幣を収納するよ
うにしている。従つて、A=nとなると、上述の
ルーチンの繰返しを抜け出してステツプS40に進
み、FFフラツグをリセツトする。こうしてスタ
ツク動作を終了し、待機状態(STAND BY)に
戻る。
尚、モーターMO2の回転と同時にスタートす
るタイマーTM4の時間内にキヤリアスイツチ5
5が正規の動作をしないとステツプS41,S42が
YESとなり、ステツプS43に進み、ステツプS43
〜S48,S32〜S35,S41,S42のルーチンを適宜
繰り返してモーターMO2の逆転−正転を何回か
繰り返し、それでも正常なスタツク動作に戻らな
い場合は満杯か故障とみなしセツトストツプ
(SET STOP)とする。すなわち、MO2逆転時
はタイマーTM5をスタートし(ステツプS44)、
その時間内にキヤリアスイツチ55がONしたこ
とを条件にカウンタBを1カウントアツプし(ス
テツプS45〜S47)、Bが所定値nに達していない
ことを条件に(ステツプS48)、ステツプS32に戻
る。
次に第6図を参照して挿入紙幣の返却動作を説
明する。
真偽判定の過程で、挿入紙幣の返却動作指令が
あると(つまり不良券の場合)、「RETURN
BILL」のルーチンにより、それまで回転してい
たモーターMO1を停止し、所定の時間待ちを行
つた後、収金フラグSFがリセツトされている事
を条件に、モーターMO1を逆転し、紙幣を逆送
する(ステツプS51〜S54)。次に、ソレノイド
SOLをONして紙幣の通過を可能にする(ステツ
プS55)。そして、タイマーTM6をスタートし
(ステツプS56)、このタイマーTM6動作時間内
にパススイツチ71がONからOFFに切り替わり
(逆送りされた紙幣の後端がパススイツチ71の
位置を抜ける)、かつ、センサー42がONから
OFFに切り替わる(逆送りされた紙幣の後端が
センサー42の位置を抜ける)ことを条件に、正
常な紙幣返却が行われたと判断する(ステツプ
S57〜S61)。なお、紙幣の後端がパススイツチ7
1の位置を抜けたとき(ステツプS57がYESのと
き)は、紙幣は確実にシヤツター6の上に来てい
るので、ここでソレノイドSOLをOFFしてよい
(ステツプS58)。紙幣の後端がセンサー42の位
置を正常に通り抜けると(ステツプS59のYES)、
モーターMO1を停止する(ステツプS62)。この
とき、紙幣は挿入口2まで返却されている。返却
紙幣が挿入口2から引き抜かれると、入口センサ
ー41R,41LがOFFすることが確認され
(ステツプS63,S64)、フラグFFをリセツトして
(ステツプS65)返却処理を終了する。
一旦、真券信号を送出して、挿入紙幣を前述の
ように一時保留した後に返金信号が与えられた場
合は、「ESCROW RETURN」のルーチンを行
う。この場合は、モーターMO1は第2図のステ
ツプS19の処理により既に停止しているので、第
5図のステツプS51を行わずに、上述のステツプ
S52〜S64の処理を行う。前述の通り、一時保留
されている紙幣は磁気センサーRH,LHとピン
チローラー43の間に挾持されているので、逆送
りの際の紙幣の通過がスムーズに行われる。
なお、挿入紙幣の後端が引抜防止シヤツター6
の箇所を通過したことを検知する検知手段として
シヤツター6の退出を検知するスイツチ62に限
らず、他のものを用いてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案は紙幣の判別手段
の最後部に磁気センサーRH,LHを設け、その
前段に引抜防止部材6を設け、この引抜防止部材
6の箇所を挿入紙幣の後端が通過したことを検知
する検知手段により挿入紙幣の搬送を停止し、一
時保留するようにしたので、一時保留状態では紙
幣の端部を磁気センサーとピンチローラーとで挾
持した状態で停止するようにすることができる。
これにより、一時保留紙幣の返却時に紙幣の端部
が磁気センサーとピンチローラーによつて邪魔さ
れることなく、返却がスムーズに行えるようにな
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る紙幣装置の一実施例を
示す側断面図、第2図は同実施例における紙幣搬
送路の展開図、第3図乃至第6図は同実施例にお
ける各種動作の制御手順の一例を示すフロー図で
ある。 1……紙幣装置本体、2……紙幣挿入口、3…
…紙幣搬送手段、4……判別手段、5……紙幣収
納手段、6……紙幣引抜防止シヤツター、61…
…スプリング、62……スイツチ、SOL……ソ
レノイド、RH,LH……磁気センサー、41R,
41L……入口センサー、42……透過光量セン
サー、MO1……搬送用モーター、MO2……ス
タツク用モーター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 紙幣挿入口と、 この紙幣挿入口に通ずる搬送路を有し、紙幣
    挿入口から挿入された紙幣を該搬送路に沿つて
    搬送する紙幣搬送手段と、 紙幣を識別するための複数の構成要素を前記
    搬送路に沿つて有し、この構成要素中に少なく
    とも磁気センサーを含み、この磁気センサーは
    挟み付け用部材と対になつて前記構成要素の配
    列の最後方に配置されており、通過する紙幣を
    該磁気センサーと挟み付け用部材との間に導入
    して両者間で挟み付けることにより該紙幣を磁
    気センサーに圧接するようにしてなり、前記紙
    幣挿入口から挿入された紙幣の真偽を判別する
    判別手段と、 前記磁気センサーの前段に設けられ、前記搬
    送路内に突出又は退出する紙幣引抜防止部材
    と、 この紙幣引抜防止部材を紙幣挿入時及び紙幣
    返却時に前記搬送路から退出させる駆動手段
    と、 前記搬送路を搬送される挿入紙幣の後端が前
    記紙幣引抜防止部材の箇所を通過したことを検
    知する検知手段と、 前記検知手段の出力に基づき、前記挿入紙幣
    の後端が前記紙幣引抜防止部材の箇所を通り過
    ぎたとき紙幣の搬送動作を停止することによ
    り、該紙幣の一部が前記磁気センサーと挟み付
    け用部材との間で挟み付けられている状態で、
    該紙幣を搬送路の途中において一時保留する一
    時保留手段と、 この一時保留手段によつて前記搬送路の途中
    において一時保留された紙幣を、返金命令信号
    に応じて前記搬送路を逆送することにより、前
    記紙幣挿入口まで返却する逆送手段と、 受け入れた紙幣を集積する紙幣収納部と、 前記一時保留手段によつて前記搬送路の途中
    において一時保留された紙幣を、収金命令信号
    に応じて前記紙幣収納部に集積する集積手段
    と、 を具備する紙幣装置。 2 前記検知手段は、前記紙幣引抜防止部材が通
    路外へ退出していることを検知するスイツチか
    らなり、前記紙幣引抜防止部材は、通路内に突
    出するようにスプリングによつて常時付勢され
    ており、紙幣の前端が到来する前に前記駆動手
    段によつて該スプリング力に抗して通路外へ退
    出され、該紙幣の通過中に該駆動手段による駆
    動が解かれて前記スプリングにより通路の方に
    付勢され、紙幣の後端の通過に伴つて通路内に
    突出するものであり、前記スイツチはこの突出
    によつてオフし、これにより挿入紙幣の後端が
    紙幣引抜防止部材の箇所を通過したことを検知
    するものである実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の紙幣装置。
JP1986106726U 1986-03-18 1986-07-14 Expired - Lifetime JPH0546134Y2 (ja)

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