JPH0546420Y2 - - Google Patents
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- JPH0546420Y2 JPH0546420Y2 JP1990088249U JP8824990U JPH0546420Y2 JP H0546420 Y2 JPH0546420 Y2 JP H0546420Y2 JP 1990088249 U JP1990088249 U JP 1990088249U JP 8824990 U JP8824990 U JP 8824990U JP H0546420 Y2 JPH0546420 Y2 JP H0546420Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、血管などの人体の管状器官内に挿入
して狭窄部を拡張したり、あるいは血管に挿入し
て止血を行なつたりするために用いられる管状器
官の治療具に関する。
して狭窄部を拡張したり、あるいは血管に挿入し
て止血を行なつたりするために用いられる管状器
官の治療具に関する。
「従来の技術」
例えば小児の気管支軟化症などにおいて、気管
支が閉塞され、呼吸障害を起こすことが知られて
いる。また、気管に限らず、尿管、血管、胆管な
どの人体の他の管状器管においても、種々の原因
で閉塞症状が起きたり、あるいは拡張させる必要
が生じたりする場合がある。例えば腎結石を衝撃
波で破壊する治療においては、破壊後の石を取出
すために尿管を拡張する必要がある。
支が閉塞され、呼吸障害を起こすことが知られて
いる。また、気管に限らず、尿管、血管、胆管な
どの人体の他の管状器管においても、種々の原因
で閉塞症状が起きたり、あるいは拡張させる必要
が生じたりする場合がある。例えば腎結石を衝撃
波で破壊する治療においては、破壊後の石を取出
すために尿管を拡張する必要がある。
このような場合において、従来のように胸など
を切開するといつた大がかりな手術を必要とせ
ず、患者に負担や大きな危険性を与えることなく
気管、尿管、血管、胆管等を効果的に拡張する器
具が、既に種々提案されている。
を切開するといつた大がかりな手術を必要とせ
ず、患者に負担や大きな危険性を与えることなく
気管、尿管、血管、胆管等を効果的に拡張する器
具が、既に種々提案されている。
第5図及び第6図は、このような拡張具の一例
を示したものである。閉塞された部位2aを有す
る気管支2を拡張する場合、患者の鼻や口から挿
入ガイド器具(図示せず)を挿入する。そして、
コイル形状をなす拡張具1を縮径させてチユーブ
3内に挿入し、予めチユーブ3の先端部に位置さ
せた後、このチユーブ3を挿入ガイド器具を通し
て気管支2内に挿入し、閉塞された部位2aに配
置する。次に、プツシヤ4をチユーブ3内に挿入
して、その先端を拡張具1の後端部に当接させ、
この状態でチユーブ3を図中矢印Aで示す如く
徐々に基部側に抜き出して拡張具1を気管支2内
に配置する。すると、第6図に示すように拡張具
1が弾性復元力、あるいは形状復帰力によつて拡
張して気管支2の閉塞した部位2aが拡張され
る。なお、拡張具1としては、ステンレス等の金
属線材や、体温によつて形状復帰するように変態
温度を設定された形状記憶合金線材が用いられて
いる。
を示したものである。閉塞された部位2aを有す
る気管支2を拡張する場合、患者の鼻や口から挿
入ガイド器具(図示せず)を挿入する。そして、
コイル形状をなす拡張具1を縮径させてチユーブ
3内に挿入し、予めチユーブ3の先端部に位置さ
せた後、このチユーブ3を挿入ガイド器具を通し
て気管支2内に挿入し、閉塞された部位2aに配
置する。次に、プツシヤ4をチユーブ3内に挿入
して、その先端を拡張具1の後端部に当接させ、
この状態でチユーブ3を図中矢印Aで示す如く
徐々に基部側に抜き出して拡張具1を気管支2内
に配置する。すると、第6図に示すように拡張具
1が弾性復元力、あるいは形状復帰力によつて拡
張して気管支2の閉塞した部位2aが拡張され
る。なお、拡張具1としては、ステンレス等の金
属線材や、体温によつて形状復帰するように変態
温度を設定された形状記憶合金線材が用いられて
いる。
一方、例えば、動脈や静脈が破裂した場合や、
脳内出血した場合などにおいては、多量の出血の
ために直ちに治療を施すことができないときがあ
る。このような場合に、血管内に血路閉塞具を挿
入して血液の流れを一時的に止めてから治療を施
すことがある。
脳内出血した場合などにおいては、多量の出血の
ために直ちに治療を施すことができないときがあ
る。このような場合に、血管内に血路閉塞具を挿
入して血液の流れを一時的に止めてから治療を施
すことがある。
このような血路閉塞具として、金属の線材をコ
イル状に成形し、このコイルを更にランダムに絡
まつた形状に成形したものが知られている。この
コイルは、ランダムに絡まつた状態に成形された
コイルを引き伸ばして直線状のコイルにし、その
状態でガイドチユーブを通して血管内に挿入す
る。そして、血管内でランダムに絡まつた形状に
復元させて血流を止めるものである。
イル状に成形し、このコイルを更にランダムに絡
まつた形状に成形したものが知られている。この
コイルは、ランダムに絡まつた状態に成形された
コイルを引き伸ばして直線状のコイルにし、その
状態でガイドチユーブを通して血管内に挿入す
る。そして、血管内でランダムに絡まつた形状に
復元させて血流を止めるものである。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、従来の管状器官の拡張具、閉塞
具は、コイルを形成する線材として、ステンレ
ス、形状記憶合金等の単線が用いられていたた
め、柔軟性に欠け、管状器官内への挿入がスムー
ズになされない場合があつた。一方、コイルに柔
軟性を付与するために素線の径を小さくすると、
弾性復元力が弱くなつて患部を十分に拡張するこ
とができないという不都合があつた。
具は、コイルを形成する線材として、ステンレ
ス、形状記憶合金等の単線が用いられていたた
め、柔軟性に欠け、管状器官内への挿入がスムー
ズになされない場合があつた。一方、コイルに柔
軟性を付与するために素線の径を小さくすると、
弾性復元力が弱くなつて患部を十分に拡張するこ
とができないという不都合があつた。
また、単線からなるコイルは、線径が比較的大
きくなるので、縮径した際、線材に与えられるひ
ずみ量が大きくなる。このため、所定の径以下に
縮径すると永久変形しやすく、管状器官内におい
て形状復帰させたときにコイル径が縮径前の状態
まで戻らないという問題があり、管状器官内を有
効に拡張し又は閉塞することができなかつた。
きくなるので、縮径した際、線材に与えられるひ
ずみ量が大きくなる。このため、所定の径以下に
縮径すると永久変形しやすく、管状器官内におい
て形状復帰させたときにコイル径が縮径前の状態
まで戻らないという問題があり、管状器官内を有
効に拡張し又は閉塞することができなかつた。
したがつて、本考案の目的は、縮径した際に線
材に与えられるひずみ量を小さくし、弾性復元力
を良好にすると同時に、柔軟性を高めて管状器官
内へ挿入しやすくした管状器官の治療具を提供す
ることにある。
材に与えられるひずみ量を小さくし、弾性復元力
を良好にすると同時に、柔軟性を高めて管状器官
内へ挿入しやすくした管状器官の治療具を提供す
ることにある。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するため、本考案は、人体の管
状器官内に縮径された形状で挿入され、管状器官
内に配置されると弾性力又は形状復帰力により拡
径する管状器官の治療具において、複数本の金属
の細線をヨリ線又は編み線にして一本の線材と
し、この線材を巻回した形状にしたことを特徴と
する。
状器官内に縮径された形状で挿入され、管状器官
内に配置されると弾性力又は形状復帰力により拡
径する管状器官の治療具において、複数本の金属
の細線をヨリ線又は編み線にして一本の線材と
し、この線材を巻回した形状にしたことを特徴と
する。
本考案の好ましい態様においては、前記線材は
コイル形状又はダブルコイル形状に成形されてい
る。
コイル形状又はダブルコイル形状に成形されてい
る。
本考案の他のより好ましい態様においては、前
記巻回した線材は形状記憶合金からなる。
記巻回した線材は形状記憶合金からなる。
本考案の他のより好ましい態様においては、前
記細線の線径は10〜100μmとされ、前記細線を3
〜100本集束して前記線材が構成されている。
記細線の線径は10〜100μmとされ、前記細線を3
〜100本集束して前記線材が構成されている。
本考案の更に好ましい態様においては、前記線
材は、丸線、角線又は平線となるように成形され
ている。
材は、丸線、角線又は平線となるように成形され
ている。
「作用」
本考案においては、管状器官の拡張具又は閉塞
具として、金属の細線をヨリ線又は編み線にして
一本の線材とし、この線材を巻回した形状にした
ものを用いるので、細線の太さや集束する本数を
任意に選択することにより、線材の柔軟性や形状
復元力を用途に応じて自由に調整できる。
具として、金属の細線をヨリ線又は編み線にして
一本の線材とし、この線材を巻回した形状にした
ものを用いるので、細線の太さや集束する本数を
任意に選択することにより、線材の柔軟性や形状
復元力を用途に応じて自由に調整できる。
また、細線をヨリ線又は編み線にして集束させ
て作つた線材は、同じ線径を有する単線に比べる
と、変形させたときのひずみ量が小さくなり、永
久変形しにくいので、縮径された状態で管状器官
内に配置された後の形状復元力に優れている。す
なわち、細線を集束させた線材は、変形させたと
きに、細線どうしで滑りが生じたり、細線の間の
隙間が詰められたりして、変形がある程度吸収さ
れ、しかも、同じ変形量であれば線径が細いほど
ひずみ量が小さいからである。
て作つた線材は、同じ線径を有する単線に比べる
と、変形させたときのひずみ量が小さくなり、永
久変形しにくいので、縮径された状態で管状器官
内に配置された後の形状復元力に優れている。す
なわち、細線を集束させた線材は、変形させたと
きに、細線どうしで滑りが生じたり、細線の間の
隙間が詰められたりして、変形がある程度吸収さ
れ、しかも、同じ変形量であれば線径が細いほど
ひずみ量が小さいからである。
更に、細線をヨリ線又は編み線にして集束させ
て作つた線材は、上記のように変形させたときに
細線どうしで滑りが生じたり、細線の間の隙間が
詰められたりして変形が吸収されるので、同じ太
さの単線に比べると、管状器官内に挿入するとき
の柔軟性に優れており、組織を傷付けることが少
なくなる。
て作つた線材は、上記のように変形させたときに
細線どうしで滑りが生じたり、細線の間の隙間が
詰められたりして変形が吸収されるので、同じ太
さの単線に比べると、管状器官内に挿入するとき
の柔軟性に優れており、組織を傷付けることが少
なくなる。
本考案の好ましい態様において、線材がコイル
形状又はタブルコイル形状に成形される場合に
は、線材の二次成形が容易になされ、縮径させる
ことも容易になされる。
形状又はタブルコイル形状に成形される場合に
は、線材の二次成形が容易になされ、縮径させる
ことも容易になされる。
また、巻回した線材が形状記憶合金からなる場
合には、形状記憶合金の変態点を体温より低い温
度、好ましくは35℃以下、より好ましくは0〜20
℃に設定することにより、線材を縮径して管状器
官内に配置すると、体温によつて形状記憶合金が
形状復帰してより確実に拡径させることができ
る。
合には、形状記憶合金の変態点を体温より低い温
度、好ましくは35℃以下、より好ましくは0〜20
℃に設定することにより、線材を縮径して管状器
官内に配置すると、体温によつて形状記憶合金が
形状復帰してより確実に拡径させることができ
る。
また、細線の線径は10〜100μmとし、この細線
を3〜100本集束して線材を構成した場合には、
管状器官の治療具として適切な線径が得られると
ともに、本考案の効果も十分に得られる。線径が
10μm未満では十分な形状復元力を付与すること
が困難となり、100μmを超えると柔軟性が損なわ
れる傾向がある。また、細線の本数が2本以下で
はヨリ線又は編み線とすることが困難であり、
100本を超えると線径が大きくなりすぎて柔軟性
が損なわれ、カテーテル等に挿入できる程度に縮
径させることが困難となる。
を3〜100本集束して線材を構成した場合には、
管状器官の治療具として適切な線径が得られると
ともに、本考案の効果も十分に得られる。線径が
10μm未満では十分な形状復元力を付与すること
が困難となり、100μmを超えると柔軟性が損なわ
れる傾向がある。また、細線の本数が2本以下で
はヨリ線又は編み線とすることが困難であり、
100本を超えると線径が大きくなりすぎて柔軟性
が損なわれ、カテーテル等に挿入できる程度に縮
径させることが困難となる。
更に、線材を丸線、角線又は平線となるように
成形した場合には、線材の形状を目的に応じて選
択でき、製品の品質をより均一化することができ
る。また、成形によつて線材の径が均一となり、
細線のばらけ等も防止されるので、線材の二次加
工も容易となる。なお、上記のように線材を成形
するには、複数本の細線をヨリ線又は編み線とし
た後、例えばプレス、ダイズ、圧延機などで処理
すればよい。
成形した場合には、線材の形状を目的に応じて選
択でき、製品の品質をより均一化することができ
る。また、成形によつて線材の径が均一となり、
細線のばらけ等も防止されるので、線材の二次加
工も容易となる。なお、上記のように線材を成形
するには、複数本の細線をヨリ線又は編み線とし
た後、例えばプレス、ダイズ、圧延機などで処理
すればよい。
「実施例」
第1図には本考案による管状器官の治療具の一
実施例が示されている。なお、この実施例は、血
管の拡張具に適用した例であるが、同様な構造で
他の管状器官の拡張具や、血管の閉塞具等に適用
することができる。
実施例が示されている。なお、この実施例は、血
管の拡張具に適用した例であるが、同様な構造で
他の管状器官の拡張具や、血管の閉塞具等に適用
することができる。
この拡張具10は、複数本の細線11aを編み
線にして集束した線材11をコイル形状に二次成
形したものからなつている。この実施例の場合、
細線11aは、変態点を10℃に設定された形状記
憶合金(TiNi合金)からなる。
線にして集束した線材11をコイル形状に二次成
形したものからなつている。この実施例の場合、
細線11aは、変態点を10℃に設定された形状記
憶合金(TiNi合金)からなる。
なお、第1図において、12は血管、13はカ
テーテル、14はプツシヤを表わしている。
テーテル、14はプツシヤを表わしている。
次に、この血管拡張具10の使用方法について
説明する。
説明する。
まず、血管12内に、図示しないガイドワイヤ
を挿入した後、このガイドワイヤに沿つてカテー
テル13を挿入する。そして、カテーテル13内
に拡張具10のコイルを縮径させた形状にして挿
入し、プツシヤ14で押して拡張具10をカテー
テル13の先端部に配置する。この状態で、内視
鏡や造影剤などによつて位置を確認しつつカテー
テル13の先端部を血管の閉塞部位12aに正確
に配置する。この状態で、プツシヤ14の先端を
拡張具10の後部に当接させ、プツシヤ14を手
で押えながらカテーテル13を矢印A方向に引い
て、拡張具10を血管12内に押し出す。こうし
て拡張具10が血管12内に配置されると、形状
記憶合金の線材11が体温によつて暖められて形
状復帰し、拡張具10が拡径して、第2図に示す
ように血管12の狭窄部12aを拡張する。
を挿入した後、このガイドワイヤに沿つてカテー
テル13を挿入する。そして、カテーテル13内
に拡張具10のコイルを縮径させた形状にして挿
入し、プツシヤ14で押して拡張具10をカテー
テル13の先端部に配置する。この状態で、内視
鏡や造影剤などによつて位置を確認しつつカテー
テル13の先端部を血管の閉塞部位12aに正確
に配置する。この状態で、プツシヤ14の先端を
拡張具10の後部に当接させ、プツシヤ14を手
で押えながらカテーテル13を矢印A方向に引い
て、拡張具10を血管12内に押し出す。こうし
て拡張具10が血管12内に配置されると、形状
記憶合金の線材11が体温によつて暖められて形
状復帰し、拡張具10が拡径して、第2図に示す
ように血管12の狭窄部12aを拡張する。
第3図は、本考案による拡張具10と、従来の
拡張具1について、形状復元力の違いを説明した
ものである。
拡張具1について、形状復元力の違いを説明した
ものである。
第3図aに示すように、本考案の拡張具10で
は、二次成形したときのコイル径をlとし、これ
をカテーテル13に挿入するため縮径させた後、
血管12に配置して形状復帰させたときのコイル
径をl′とすると、l−l′が極めて小さい値となる。
すなわち、本考案の拡張具10では、縮径させた
ときの線材11のひずみによる永久変形量が少な
く、形状復元性が高いのである。
は、二次成形したときのコイル径をlとし、これ
をカテーテル13に挿入するため縮径させた後、
血管12に配置して形状復帰させたときのコイル
径をl′とすると、l−l′が極めて小さい値となる。
すなわち、本考案の拡張具10では、縮径させた
ときの線材11のひずみによる永久変形量が少な
く、形状復元性が高いのである。
これに対して、第3図bに示すように、線材1
1と同径及び同材質の単線をコイル形状にした従
来の拡張具1は、最初のコイル径をmとし、これ
をカテーテル13に挿入するため縮径させた後、
血管12に配置して形状復帰させたときのコイル
径をm′とすると、m−m′がかなり大きな値とな
る。すなわち、従来の拡張具1では、縮径させた
ときの線材のひずみによる永久変形量が大きく、
最初のコイル形状には戻らないのである。
1と同径及び同材質の単線をコイル形状にした従
来の拡張具1は、最初のコイル径をmとし、これ
をカテーテル13に挿入するため縮径させた後、
血管12に配置して形状復帰させたときのコイル
径をm′とすると、m−m′がかなり大きな値とな
る。すなわち、従来の拡張具1では、縮径させた
ときの線材のひずみによる永久変形量が大きく、
最初のコイル形状には戻らないのである。
この理由は、本考案の拡張具10では、複数本
の細線11aを編み線にして線材11を構成して
いるので、変形させたときに、細線11aどうし
がずれたり、細線11aの隙間が詰められたりし
て変形がある程度吸収されること、及び、同じ変
形量ならば、線径が細いほどひずみ量が小さいこ
とに起因している。このため、本考案の拡張具1
0によれば、管状器官内でコイルが十分に拡径
し、狭窄部を有効に拡張することができる。
の細線11aを編み線にして線材11を構成して
いるので、変形させたときに、細線11aどうし
がずれたり、細線11aの隙間が詰められたりし
て変形がある程度吸収されること、及び、同じ変
形量ならば、線径が細いほどひずみ量が小さいこ
とに起因している。このため、本考案の拡張具1
0によれば、管状器官内でコイルが十分に拡径
し、狭窄部を有効に拡張することができる。
第4図には、上記拡張具において、複数本の細
線11aをヨリ線にして線材11を構成した例が
示されている。このように、本考案において、線
材11は、複数本の細線11aを編み線にして形
成してもよく、ヨリ線にして形成してもよい。た
だし、細線11aに隙間を設けて変形を吸収しや
すくするという観点からいえば、編み線がより好
適である。
線11aをヨリ線にして線材11を構成した例が
示されている。このように、本考案において、線
材11は、複数本の細線11aを編み線にして形
成してもよく、ヨリ線にして形成してもよい。た
だし、細線11aに隙間を設けて変形を吸収しや
すくするという観点からいえば、編み線がより好
適である。
線材11を編み線にする場合には、例えばシー
ルド線などを編み機械が用いられ、ヨリ線にする
場合には、ワイヤーロープ製造用の機械等が用い
られる。また、編み線、ヨリ線等にしたものを更
に加工して、丸線、角線、平線などの任意の形状
にすることができる。これらの加工はプレス、ダ
イス、圧延などによつて行なうことができる。
ルド線などを編み機械が用いられ、ヨリ線にする
場合には、ワイヤーロープ製造用の機械等が用い
られる。また、編み線、ヨリ線等にしたものを更
に加工して、丸線、角線、平線などの任意の形状
にすることができる。これらの加工はプレス、ダ
イス、圧延などによつて行なうことができる。
なお、細線11aの材質は形状記憶合金に限定
されることはなく、ステンレス、その他の金属か
らなるものであつてもよい。また、拡張具10の
形状は、コイル形状に限定されるものではなく、
ダブルコイル形状、波型形状などの各種の曲折し
た形状を採用することができる。特に本考案を管
状器官の閉塞具に用いる場合には、線材の密度を
高める必要があるため、ダブルコイルとすること
が好ましい。
されることはなく、ステンレス、その他の金属か
らなるものであつてもよい。また、拡張具10の
形状は、コイル形状に限定されるものではなく、
ダブルコイル形状、波型形状などの各種の曲折し
た形状を採用することができる。特に本考案を管
状器官の閉塞具に用いる場合には、線材の密度を
高める必要があるため、ダブルコイルとすること
が好ましい。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案によれば、複数本
の金属の細線をヨリ線、編み線にして1本の線材
とし、この線材を巻回させた形状にして管状器官
の治療具を構成したので、カテーテル等に挿入す
るために縮径させたときのひずみ量が小さくな
り、永久変形しにくいため、管状器官内に配置さ
れた後に良好な形状復元性が得られる。また、金
属の単線を用いた従来の治療具に比べて柔軟性に
優れており、管状器官を傷付けることも少なくな
る。更に、永久変形しにくく、柔軟性に優れてい
るので、同じ径の線材を用いても、従来の治療具
に比べてより小さく縮径することができ、カテー
テル等に挿入しやすくなる。
の金属の細線をヨリ線、編み線にして1本の線材
とし、この線材を巻回させた形状にして管状器官
の治療具を構成したので、カテーテル等に挿入す
るために縮径させたときのひずみ量が小さくな
り、永久変形しにくいため、管状器官内に配置さ
れた後に良好な形状復元性が得られる。また、金
属の単線を用いた従来の治療具に比べて柔軟性に
優れており、管状器官を傷付けることも少なくな
る。更に、永久変形しにくく、柔軟性に優れてい
るので、同じ径の線材を用いても、従来の治療具
に比べてより小さく縮径することができ、カテー
テル等に挿入しやすくなる。
第1図は本考案を血管拡張具に適用した一実施
例を示す説明図、第2図は上記拡張具を血管内に
配置して拡張させた状態を示す説明図、第3図
a,bは本考案の拡張具と従来の拡張具の形状復
元力の差異を示す説明図、第4図は線材をヨリ線
で構成した別の実施例を示す部分拡大図、第5図
は従来の拡張具を気管支内に挿入する状態を示す
説明図、第6図は従来の拡張具を気管支内で拡張
させた状態を示す説明図である。 図中、10は拡張具、11は線材、11aは細
線、12は血管、13はカテーテル、14はプツ
シヤである。
例を示す説明図、第2図は上記拡張具を血管内に
配置して拡張させた状態を示す説明図、第3図
a,bは本考案の拡張具と従来の拡張具の形状復
元力の差異を示す説明図、第4図は線材をヨリ線
で構成した別の実施例を示す部分拡大図、第5図
は従来の拡張具を気管支内に挿入する状態を示す
説明図、第6図は従来の拡張具を気管支内で拡張
させた状態を示す説明図である。 図中、10は拡張具、11は線材、11aは細
線、12は血管、13はカテーテル、14はプツ
シヤである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 人体の管状器官内に縮径された形状で挿入さ
れ、管状器官内に配置されると弾性力又は形状
復帰力により拡径する管状器官の治療具におい
て、複数本の金属の細線をヨリ線又は編み線に
して一本の線材とし、この線材を巻回した形状
にしたことを特徴とする管状器官の治療具。 (2) 前記巻回した線材が形状記憶合金からなる請
求項1記載の管状器官の治療具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088249U JPH0546420Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088249U JPH0546420Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447414U JPH0447414U (ja) | 1992-04-22 |
| JPH0546420Y2 true JPH0546420Y2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=31821325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990088249U Expired - Lifetime JPH0546420Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546420Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8394138B2 (en) * | 2008-09-05 | 2013-03-12 | Cook Medical Technologies Llc | Multi-strand helical stent |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP1990088249U patent/JPH0546420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447414U (ja) | 1992-04-22 |
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