JPH0546586Y2 - - Google Patents

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JPH0546586Y2
JPH0546586Y2 JP1987198086U JP19808687U JPH0546586Y2 JP H0546586 Y2 JPH0546586 Y2 JP H0546586Y2 JP 1987198086 U JP1987198086 U JP 1987198086U JP 19808687 U JP19808687 U JP 19808687U JP H0546586 Y2 JPH0546586 Y2 JP H0546586Y2
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recesses
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は伸縮目地材に係り、特にビル屋根や道
路面等に敷設されるコンクリート層中に介設して
コンクリートの外気温の変化による膨張収縮作用
に追随させ、コンクリート面に亀裂が生じること
を防止すると共にコンクリート面の外観上の体裁
を向上させるために使用される伸縮目地材に関す
る。
〔従来の技術〕
コンクリートを広い面積にわたり施工した場
合、コンクリートは外気温の変化による膨張収縮
してコンクリート面に亀裂が生じる。そのため、
コンクリート面の亀裂防止を図ると共にコンクリ
ート面の外観上の体裁の向上を図るためにコンク
リート施工面に枡目状に目地材を配置させ、各枡
目毎にコンクリートを打設している。
この場合、目地材は支持脚を用いて高さを調整
しながらモルタルで基盤面上に固定するものと、
目地材本体が、例えば台形状に形成されて支持脚
を用いることなく底部に用意した粘着材ないしは
接着材によつて基盤面上に固定するものがある。
従来のコンクリート打設面に配置される目地材
は、第4図及び第5図に示すように硬質塩化ビニ
ル樹脂からなる第1キヤツプ71,81と軟質塩
化ビニル樹脂からなる第2キヤツプ72,82と
を押し出し成形により両者を接合した状態で成形
し、これらを発泡体からなる目地材本体の上部に
被冠させ、コンクリート打設面の所定の位置に配
置していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記した従来の目地材では、硬
質塩化ビニル樹脂と軟質塩化ビニル樹脂との間に
おける両者の収縮や使用時の径時変化等により互
いの伸び等が異なるために目地材に反りが生じる
ことが多い。特に長期にわたり、目地材を使用し
た場合、目地材表面の軟質塩化ビニル樹脂から可
塑剤が表面に移行(マイグレイシヨン)して、第
2キヤツプ72,82が収縮し、キヤツプが次第
に反りを生じるようになる。
目地材をコンクリート打設面に配置する前に目
地材に反りが生じていると、この反りをなくすた
めの加工等の困難な作業を要するばかりでなく、
反りが十分に解消されないと、コンクリート打設
面のレベル調整が不完全なものとなる。また、目
地材をコンクリート打設面に配置してコンクリー
ト打設後に目地材に反りが生じた場合、目地材の
部分が突出するため補修作業を要し、かつ目地材
の部分に空隙を生じ、漏水の要因となる。
本考案の目的は、上記した従来技術の問題を解
消し、目地材の反り等の原因をなくして目地材施
工を容易なものとすると共に漏水を未然に防止で
き、かつキヤツプの交換、補修を簡便化した伸縮
目地材を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記した目的は、発泡体からなる目地材本体に
被冠されるキヤツプを備え、コンクリート打設面
に設置される伸縮目地材において、前記キヤツプ
が前記目地材本体の上部に被冠される第1キヤツ
プと、この第1キヤツプに被冠される第2キヤツ
プとからなり、第1キヤツプは硬質性材料で形成
され、第2キヤツプは弾性変形可能な材料で形成
されると共に第1キヤツプと第2キヤツプは互い
に係合可能に形成され、かつ第2キヤツプは第1
キヤツプに対して脱着自在に配設されており、第
1キヤツプの脚部間を連接する第1キヤツプの表
面部は複数の凹部を有するジヤバラ状に形成され
ると共に、これらの各凹部内の上面開口端部は凹
部から開口端部に向けて狭くなるテーパー状に形
成され、前記脚部の上端側には段差部が形成され
ており、第2キヤツプの側面内側は前記段差部に
対応した形状に形成されると共に側面外側は平面
状に形成され、第2キヤツプの下面側には第1キ
ヤツプの各凹部にそれぞれ嵌挿される断面矢印形
状の係合部が形成されている伸縮目地材によつて
達成される。
〔作用〕 第1キヤツプと第2キヤツプはそれぞれ異なる
材料にて個別に成形される。第1キヤツプは発泡
体からなる目地材本体に被冠され、第2キヤツプ
は第1キヤツプに係合状態で被冠される。
第2キヤツプは第1キヤツプに対して係合した
状態で被冠されているから、両者の間の伸び率等
が異なつても一方のキヤツプが他方のキヤツプを
拘束しないので反り等の現象が生じない。反りが
防止されることによつて目地材に空隙が生じない
ので漏水を未然に防止できる。
第2キヤツプに損傷が生じた場合、第2キヤツ
プを第1キヤツプからその弾性変形作用を利用し
て容易に取り外し、かつ新しいキヤツプと交換さ
れる。
目地材は外気温の変化により長手方向に伸長し
たり、収縮する。このため、目地材の長手方向端
部同志を突き合わせた部分では3〜5年程度経過
すると〓間が生じやすい。この場合、第2キヤツ
プを第1キヤツプに対して目地材の長手方向に移
動させ、前記〓間の上面を第2キヤツプで覆うこ
とによつて漏水を防止し、かつ外観を損なうこと
を防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の伸縮目地材の第1実施例を示
す断面図であり、伸縮目地材の長手方向に直交す
る面における断面を示している。
この伸縮目地材は、発泡体で形成された目地材
本体1と、この目地材本体1の上部に被冠された
第1キヤツプ2と、この第1キヤツプ2に被冠さ
れる第2キヤツプ3とから構成される。
目地材本体1は、発泡ポリエチレンからなり、
放射線架橋発泡体、化学架橋発泡体等からなり、
独立気泡を多く有し、発泡倍率としては、約15〜
40程度のものが有効である。
第1キヤツプ2は、硬質塩化ビニル樹脂からな
り、第1図及び第2図に示すように脚部21,2
2と表面部23が連接した構造となつている。脚
部21,22の最下端部には、その長手方向に沿
つて断面矢印形状の係止部21a,22aを備
え、脚部21,22の中段部外側面側には上方に
突設された突起部21b,22bが長手方向に沿
つて成形されている。また、表面部23と脚部2
1,22の連接部分は、図に示すように脚部2
1,22の外周面間の距離よりもやや短い巾に形
成されて長手方向に沿つた段差部21c,22c
を構成している。
表面部23は、断面コ字状の凹部23a,23
bを有する、所謂ジヤバラ状に形成され、これら
の凹部23a,23bの上面開口部はそれぞれ凹
部23a,23bの内部断面巾よりも短くなるよ
うに形成されている。
また、凹部23a,23bは、その凹部から開
口端部に向けて狭くなるテーパー状に形成されて
いる。
第2キヤツプ3は、エチレン−プロピレン−タ
ーボリマー(エチレンとプロピレンとの共重合体
であり、加硫を容易にするために第3成分とし
て、例えばジエン類を含む。以下、単にEPTゴ
ムという)製であつて、第1図及び第3図に示す
ように側面部31,32と表面部33が連接され
た構造となつている。側面部31,32の断面構
造は、第1キヤツプ2における段差部21c,2
2cに対応した構造となつており、また、表面部
33の底面側には第1キヤツプ2における凹部2
3a,23bの上面開口部に対応した間隔で離間
した断面矢印形状の係止部33a,33bが形成
されている。
これらの係止部33a,33bは、第3図に詳
細に示すようにその最下端部に長手方向に沿つて
延設された断面矢印形状の係止端を備えており、
これらの係止端における巾(図中、l1で示す)
は、凹部23a,23bの上面開口部の開口巾
(図中、l2で示す)よりも僅かに長くなつている。
次に上記のように構成される伸縮目地材の作用
効果について説明する。
発泡体からなる目地材本体1に対して第1図に
示すように第1キヤツプ2が被冠される。このと
き、第1キヤツプ2の脚部21,22の最下端部
に形成された係止部21a,22aによつて第1
キヤツプ2は、目地材本体1に確実に係止した状
態で嵌合される。次に第1キヤツプ2の段差部2
1c,22cに第2キヤツプ3の側面部31,3
2が係合し、かつ第2キヤツプ3の係止部33
a,33bが第1キヤツプ2の凹部23a,23
bに嵌入した状態で第1キヤツプ2に第2キヤツ
プ3が被冠される。このとき、EPTゴムからな
る第2キヤツプ3は弾性変形に富む特性を有する
ので、上記した嵌入作業は容易である。
また第2図及び第3図に示すようにl1>l2の関
係にあるので、第2キヤツプ3は第1キヤツプ2
に確実に係止させることができる。
そして、上記した伸縮目地材は、第1図に示す
状態でその目地材本体の底部側には支持脚を用い
て高さを調整しながら、モルタルで基盤面上に固
定する手段、目地材本体を台形状に形成して基盤
面上に固定する手段等の任意の手段により基盤面
上に枡目状に配置固定される。
上記のような目地材の固定の際、第1キヤツプ
2と第2キヤツプ3は、それぞれ別個に押し出し
成形により形成されているので、従来の目地材の
ように反り、湾曲等の現象が生じない。また、基
盤面上に目地材を固定してコンクリートを打設す
るまでにコンクリート打設面積にもよるが、数時
間〜数日程度を要する。この場合、目地材は太陽
光に曝される。硬質塩化ビニル樹脂製の第1キヤ
ツプ2とEPTゴム製の第2キヤツプ3とはそれ
ぞれ熱膨張等の特性が異なるが、両キヤツプは互
いに係合した状態であり、固定されていないため
に一方の引つ張り等の応力による反り、湾曲が生
じることがない。
次に目地材によつて構成された各枡目部分にコ
ンクリートが打設される。コンクリートの固化後
は、コンクリートの膨張圧縮に対しては、目地材
本体1の発泡体としての特性と共に第1キヤツプ
2の表面部の凹部23a,23bを有するジヤバ
ラ部分により追随でき、しかも第2キヤツプ3は
弾性変形に富むため、コンクリートの膨張圧縮に
容易に追随できる。
次に長期の使用後、仮に第2キヤツプ3が摩
耗、または亀裂等により損傷が生じた場合、第1
キヤツプ2から第2キヤツプ3を取り外し、新し
いキヤツプと交換することができる。このとき、
第2キヤツプ3の弾性変形により第1キヤツプ2
からの取り外し及び第1キヤツプ2への取り付け
は、いずれも簡単な作業で行うことができる。こ
の第2キヤツプ3を第1キヤツプ2から取り外す
際、第1キヤツプ2は突出部21a,22aによ
りコンクリート面に係止されるので、第2キヤツ
プ3のみを容易に取り外すことができる。
この際、第1キヤツプ2の表面部23に形成さ
れた凹部23a,23bからの開口端部に向けて
狭くなるテーパー状に形成されているため、第2
キヤツプ3の係止部33a,33bは凹部23
a,23bから容易に離脱する。
また、目地施工の場合、目地材の配列(例え
ば、枡目状)した後、コンクリートの打設を行う
が、コンクリート打設までに目地材に太陽が当た
ると、目地材が長手方向にも膨張し、コンクリー
ト打設後、目地材が収縮しやすい。また、夏期に
目地施工した目地材は冬期には収縮しやすくな
る。この結果、目地材の長手方向端部同志の突き
合わせ部分(接合部)において、長さ単位2m当
たりで30mm〜60mm程度の〓間が生じやすい。
この場合、第2キヤツプ3を第1キヤツプ2に
係合した状態で第2キヤツプ3のみを目地材の長
手方向に沿つて所定の距離移動させることにより
目地材の端部同志の突き合わせ部に生じた〓間を
第2キヤツプ3で覆うこともできる。
本考案において、第1キヤツプはコンクリート
の膨張圧縮に対して追随可能であり、かつ目地材
としての形状を維持できる程度の硬質材料からな
るものであればよい。また、第2キヤツプは弾性
変形可能な材料からなるものであればよい。
したがつて、上記した実施例では、特に第1キ
ヤツプの材料として硬質塩化ビニル樹脂を例示し
たが、ポリプロピレンその他の硬質の樹脂を適用
することができる。また、第2キヤツプの材料と
してEPTゴムを例示したが、この他に軟質塩化
ビニル樹脂、ABS樹脂、天然ゴム、EPT以外の
合成ゴム等を使用することができ、また塩化ビニ
ル樹脂に弾性を付与するために任意のゴム材料を
ブレンドしたものでもよい。第2キヤツプは目地
材が使用される環境等により要求される特性、例
えば耐候性、耐摩耗性、外気温に対する膨張収縮
率等の各特性に応じて任意の材料を選定可能であ
る。
〔効果〕
以上のように本考案によれば、第1キヤツプと
第2キヤツプとを同時に押し出し成形等の手段に
より両者を接合したものでなく、両者を別個に成
形した後に係合しているので、反り等の現象がな
く、目地材の高さを均一にでき、コンクリート打
設時のレベル調整が容易となると共に反りによる
目地材の空隙がなくなり漏水を防止できる。ま
た、第2キヤツプが損傷した場合にも第2キヤツ
プのみを第1キヤツプから取り外し、かつ取り付
けることができ、目地材の交換、補修が容易であ
る。さらに目地材端部同志の突き合わせ部に〓間
が生じた場合、第2キヤツプを第1キヤツプに対
して所定の距離移動させ第2キヤツプにより前記
〓間を覆うことによつて漏水を防止でき、外観を
損なうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の伸縮目地材の第1実施例を示
す断面図、第2図は第1図における第1キヤツプ
の斜視図、第3図は第1図における第2キヤツプ
の斜視図、第4図は従来の目地材の一例を示す断
面図、第5図は従来の目地材の他の例を示す断面
図である。 1……目地材本体、2……第1キヤツプ、3…
…第2キヤツプ、21,22……脚部、21a,
22a……係止部、21b,22b……突起部、
21c,22c……段差部、23a,23b……
凹部、33a,33b……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡体からなる目地材本体に被冠されるキヤツ
    プを備え、コンクリート打設面に設置される伸縮
    目地材において、前記キヤツプが前記目地材本体
    の上部に被冠される第1キヤツプと、この第1キ
    ヤツプに被冠される第2キヤツプとからなり、第
    1キヤツプは硬質性材料で形成され、第2キヤツ
    プは弾性変形可能な材料で形成されると共に第1
    キヤツプと第2キヤツプは互いに係合可能に形成
    され、かつ第2キヤツプは第1キヤツプに対して
    脱着自在に配設されており、第1キヤツプの脚部
    間を連接する第1キヤツプの表面部は複数の凹部
    を有するジヤバラ状に形成されると共に、これら
    の各凹部内の上面開口端部は凹部から開口端部に
    向けて狭くなるテーパー状に形成され、前記脚部
    の上端側には段差部が形成されており、第2キヤ
    ツプの側面内側は前記段差部に対応した形状に形
    成されると共に側面外側は平面状に形成され、第
    2キヤツプの下面側には第1キヤツプの各凹部に
    それぞれ嵌挿される断面矢印形状の係合部が形成
    されていることを特徴とする伸縮目地材。
JP1987198086U 1987-12-26 1987-12-26 Expired - Lifetime JPH0546586Y2 (ja)

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JPH01102332U JPH01102332U (ja) 1989-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5326846U (ja) * 1976-08-11 1978-03-07

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JPH01102332U (ja) 1989-07-11

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