JPH0546680B2 - - Google Patents

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JPH0546680B2
JPH0546680B2 JP23716284A JP23716284A JPH0546680B2 JP H0546680 B2 JPH0546680 B2 JP H0546680B2 JP 23716284 A JP23716284 A JP 23716284A JP 23716284 A JP23716284 A JP 23716284A JP H0546680 B2 JPH0546680 B2 JP H0546680B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、アマルガム合金を用いて管内の水
銀蒸気圧を規制し高温領域でのランプ効率改善を
図つたアマルガム方式の蛍光ランプなどの放電ラ
ンプを点灯させる放電灯点灯装置に関するもの
で、特に、放電ランプの特性ばらつきを考慮した
場合の効率の高い放電灯点灯装置に係るものであ
る。
〔背景技術〕
蛍光灯のもつ高効率、長寿命と、白熱電球のも
つ小形、片口金構造の特徴を兼ね備え、白熱電球
に直接代替できる経済的光源として、コンパクト
蛍光灯が考案されているが、コンパクト設計の発
光管をグローブ内に密閉した構造では、管内の水
銀蒸気圧が上昇して発光効率が低下してしまうた
め、種々の対策が講じられている。中でも、水銀
とアマルガムを形成しやすい低融点金属、例えば
In−Bi(インジウム−ビスマス)合金を用いてア
マルガムの水銀蒸気圧が高温領域でも一定値に保
たれることを利用したアマルガム方式が比較的欠
点の少ない優れた方法とされている。
このアマルガム方式は、アマルガム温度によつ
て特性が支配されるので、最適温度に維持される
ならば、広い周囲温度の範囲にわたつて効率を高
く保つことができる。すなわち、通常の放電ラン
プでは光束が最大値の90%以上を示す温度幅は約
30℃であるのに対し、アマルガム方式の放電ラン
プでは約60℃の温度幅が得られる。
一方、合金と水銀のアマルガムの示す常温での
蒸気圧は純粋水銀の場合の蒸気圧に比べかなり小
さいため、特に低温域での始動性が低下し、また
始動後、アマルガム合金が暖まり、水銀が完全に
リリースされて最適の温度に達するまでに相当の
時間を要し、その間所定の光束が得られないと言
うような不都合もある。
アマルガム方式の放電ランプの重要な技術課題
として、水銀の封入量をいかに正確を行うか、ま
た前述のようにランプ点灯中のアマルガム合金の
温度をいかに最適に保つか、および始動後の光束
の立上がりをいかに早く行うか等が挙げられる。
一般に、アマルガム合金の温度を点灯中適温に
保つためには、ランプフイラメントとアマルガム
合金の取付部との距離を適当に設け、また光束の
立上がり改善としては、別にフイラメント近辺に
補助アマルガムを設ける等の工夫が成され、かな
り改善が図られている。
本発明者は、このような改善の成されたIn−
Bi系アマルガム合金を用いた15Wアマルガムラ
ンプを第5図に示すようなインバータ装置を用い
て高周波点灯したところ第6図および第7図のよ
うな種々の特性を示すことを発見した。
第5図において、商用電源1が整流ブリツジ
2、コンデンサ3にて整流平滑されて直流電源が
構成され、チヨークコイル4、トランジスタ7,
8、ベース抵抗5,6、コンデンサ9および発振
トランス10より成るプツシユプルインバータが
構成され、発振トランス10の出力巻線に50KHz
の高周波電力が得られる。そして、ランプ電流調
整用の可変インダクタンス11および電流計A、
電流計Wを介して放電ランプDLを点灯する。放
電ランプDLの光出力は、光束計Φで測定する。
このような装置を用い、可変インダクタンス1
1によつてランプ電流を変化させ、その場合の光
束およびランプ電流を測定した結果を第6図およ
び第7図に示している。なお、測定は、ランプ電
流の各測定点につき、十分安定時間を設けた。ラ
ンプ電流と光束の関係は第6図のような結果とな
つた。すなわち、放電ランプDL1のように定格ラ
ンプ電流近辺でも光束は増えるもの、および放電
ランプDL2,DL3のように定格ランプ電流以下の
点に光束の最大値があつてそれ以上のランプ電流
では急激に光束が低下するものがあることがわか
つた。
また、このときのランプ電流は、第7図に示す
ように、ほぼ直線的に増加しており、したがつ
て、ランプ電流の増加に伴つて、特に放電ランプ
DL2,DL3の発光効率が急激に低下していること
がわかる。アマルガム合金を用いないアルゴン系
放電ランプにおいては、ランプ電流を増加してい
つた場合、やはり光束が飽和してくることは知ら
れているが、ある点から急激に光束が低下するよ
うな現象は認められず、このような現象がアマル
ガム方式の放電ランプ特有の現象と考えられる。
アマルガム方式の放電ランプにおけるこのよう
な現象に関して、原因は未だつかめておらず、推
測の域を脱しないが、前述したように水銀封入量
のわずかなばらつきあるいはフイラメントとアマ
ルガム合金との距離のばらつきなどによつて生ず
るものと考えられ、アマルガム部の温度が最適値
まで上昇せず、したがつて水銀蒸気圧が高くなり
過ぎて原子の再吸収があり、その結果放射を伴わ
ないエネルギの移動が増えることに起因するので
はないかと考えられる。すなわち、放電ランプの
ばらつきによつて狙いとするアマルガムができて
いないことによると考えられる。
このような放電ランプを対象に、点灯装置を設
計しようとすると、つぎのような不都合が生じ
る。すなわち、点灯装置の出力電流を、第6図に
示した放電ランプDL1を対象として定格ランプ電
流近辺に設定した場合でも放電ランプのばらつき
によつては、放電ランプDL3のように目標光束よ
り大幅に低い光束しか得られない事態を生ずる。
〔発明の目的〕
この発明は、アマルガム方式の放電ランプを点
灯させる放電灯点灯装置において、放電ランプの
特性のばらつきにかかわらず効率良く点灯させる
ことができる放電灯点灯装置を提供することを目
的とする。
〔発明の開示〕
第1の発明の放電灯点灯装置は、アマルガム合
金を含む放電ランプを点灯させる出力可変型の点
灯装置本体と、この点灯装置本体の出力を変化さ
せる出力制御回路と、前記点灯装置本体の出力を
周期的に微小変動させる変調手段と、前記放電ラ
ンプの光出力を検出する光検出器と、前記変調手
段による前記点灯装置本体の出力の変化と前記光
出力の変化とが同じ向きの場合に前記点灯装置本
体の出力を増加させるとともに前記点灯装置本体
の出力の変化と前記光出力の変化とが逆の向きの
場合に前記点灯装置本体の出力を減少させるよう
に前記出力制御回路の調整を行う出力調整手段と
を備えている。
第2の発明の放電灯点灯装置は、第1の発明の
構成に、光出力が所定の基準値を超えたときに点
灯装置本体の出力変化を禁止する出力変化禁止手
段を追加している。
第3の発明の放電灯点灯装置は、第1の発明の
構成に、放電ランプのランプ電流を検出するラン
プ電流検出手段と、このランプ電流検出手段によ
り検出したランプ電流値が所定値を超えたときに
点灯装置本体の出力増加を禁止する出力増加禁止
手段とを追加している。
このように、点灯装置本体の出力を変調手段に
よつて周期的に微小変動させるとともに放電ラン
プの光出力を光検出器で検出し、出力調整手段に
よつて変調手段による点灯装置本体の出力の変化
と光出力の変化とが同じ向きの場合に点灯装置本
体の出力を増加させるとともに点灯装置本体の出
力の変化と光出力の変化とが逆の向きの場合に点
灯装置本体の出力を減少させるように出力制御回
路の調整を行うようにしたので、点灯させるべき
アマルガム方式の放電ランプの特性のばらつきな
どにかかわらず、放電ランプを効率よく点灯させ
ることができる。
また、出力変化禁止手段により、光出力が所定
の基準値を超えたときに点灯装置本体の出力変化
を禁止するように構成すると、光出力が最大とな
る前に光出力が所定レベルに達した時点で安定さ
せることができ、光出力が過大となるのを防止
し、ランプ寿命が短くなるのを防止できる。
さらに、ランプ電流検出手段により放電ランプ
のランプ電流を検出し、このランプ電流検出手段
により検出したランプ電流値が所定値を超えたと
きに出力増加禁止手段により点灯装置本体の出力
増加を禁止するように構成すると、ランプ寿命が
短くなるのを防止することができる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。この放電灯点灯装置は、第
1図に示すように、商用電源1から給電される点
灯装置によつて放電ランプ10を点灯させるよ
うになつており、点灯装置は、出力制御回路
によつて駆動され、出力制御回路の出力に応じ
て出力が変化するようになつている。
上記出力制御回路は、変調信号回路からの
変調信号(放電ランプ10の光出力が十分追従で
きるような周期の長いもの)を受け、点灯装置
の出力を変調信号に応じて若干変動させる。この
結果、放電ランプ10の光出力もわずかな変調を
受けることになる。
制御レベル設定回路は、出力制御回路に制
御レベル設定信号を与えて点灯装置の出力を所
定値に設定し、放電ランプ10から所定の光出力
を発生させる。
したがつて、制御レベル設定回路からの制御
レベル設定信号と変調信号回路からの変調信号
とが加えられる出力制御回路は、その出力が制
御レベル設定信号に対応したレベルを基準として
変調信号に応じて変動することになり、したがつ
て点灯装置の出力および放電ランプ10の光出
力もそれに応じて変動することになる。
光検出・制御レベル変更回路では光検出器
aで放電ランプ10の光出力レベルを検出し、こ
の検出レベルを所望の光出力レベルに相当する基
準レベル(基準レベル発生器bから出力され
る)と比較し、検出レベルが基準レベル以下なら
その差を差動増幅器cによつて増幅する。そし
て、この差動増幅器cの出力から変動分検出器
dによつてわずかな変動分を検出する。さら
に、増減信号発生器eは、変動分検出器dか
らの出力と変調信号回路からの出力をもとにし
て、変調信号によつて点灯装置の出力を増加し
ている時に光出力レベルが増加する方向(点灯装
置の出力が減少している時に光出力レベルが減
少する方向)にあるならば、制御レベル設定回路
の制御レベルの設定値をわずかに変化させ、出
力制御回路の制御レベルを変化させて点灯装置
の出力をわずかに増加させる。また、変調信号
によつて点灯装置の出力が減少している時に光
出力レベルが増加する方向(点灯装置の出力が
増加している時に光出力レベルが減少する方向)
にあるならば、制御レベル設定回路の制御レベ
ルの設定値を上記と逆に変化させ、出力制御回路
の制御レベルを上記と逆に変化させて点灯装置
の出力をわずかに減少させる。
上記のような動作を放電ランプ10の点灯中、
適当な周期で行うことによつて、放電ランプ10
の光出力レベルが増加する方向に点灯装置の出
力を自動的に調整できることになり、放電ランプ
10の目標光出力を上限として用いた放電ランプ
10も最も光出力の多い状態で点灯させることが
できる。したがつて、放電ランプ10の特性にば
らつきがあつても効率良く点灯させることができ
る。
第2図は第1図のブロツク図の詳細な回路図を
示し、第3図は第1図の各部の波形図を示してい
る。
第2図において、商用電源1に接続された点灯
装置は、商用電源1を整流ブリツジ2で整流し
て得た直流電源より、分圧コンデンサ3,4、ス
イツチングトランジスタ8,9およびダイオード
6,7よりなるハーフブリツジインバータ回路に
給電し、このハーフブリツジインバータ回路から
の高周波出力でチヨークコイル(安定器)5を介
して放電ランプ(アマルガム方式の蛍光ランプ)
10を高周波点灯させるようになつている。上記
ハーフブリツジインバータ回路は、出力制御回路
からの信号によりドライブ用トランス15,1
6および抵抗11〜14を介してスイツチトラン
ジスタ8,9が交互にオンオフすることによつて
分圧コンデンサ3,4の中点とスイツチングトラ
ンジスタ8,9の中点との間に高周波出力を発生
するようになつている。
出力制御回路は、上記したスイツチングトラ
ンジスタ8,9をドライブするためのドライブ信
号を作成する回路で、さらに以下に述べる諸信号
によつて点灯装置の出力を制御する機能を有す
るものである。IC1はTフリツプフロツプである。
IC2はタイマ(汎用タイマIC555、例えばシグネテ
イツク社製のNE555)であり、タイマIC2と外付
の抵抗25〜27とコンデンサ28とにより無安
定マルチバイブレータを構成しており、その発振
周波数は抵抗25〜27およびコンデンサ28に
よる時定数とタイマIC2の5番端子の電位とによ
り決定される。29は抵抗25を短絡する変調用
のトランジスタ、30は抵抗である。この出力制
御回路は、タイマIC2の出力をTフリツプフロ
ツプIC1およびゲート回路21〜24によつてス
イツチングトランジスタ8,9を同時にオンにさ
せることがないように波形処理を行い、ゲート回
路21,22からの出力信号を抵抗19,20お
よびトランジスタ17,18を介して前述のドラ
イブ用トランス15,16に供給する。
制御レベル設定回路は、BCDアツプダウン
カウンタ(TC4510P)IC4,IC5および抵抗31
〜46よりなるラダー抵抗回路網とで構成される
D−A変換回路であり、各種入力信号(クロツク
信号、アツプ/ダウン切換信号)によつて出力制
御回路の無安定マルチバイブレータの発振周波
数をセツトする機能を有する。この制御レベル設
定回路は、BCDアツプダウンカウンタIC4
IC5のクロツク端子へ後述するクロツク信号を加
え、BCDアツプダウンカウンタIC4,IC5がクロ
ツク信号をカウントするようになつており、アツ
プ/ダウン端子への入力信号が低レベルであると
きは、BCDアツプダウンカウンタIC4,IC5がダ
ウンカウントし、D−A変換出力電圧V0を若干
低減し、このD−A変換出力電圧V0をタイマIC2
の5番端子へ入力する。したがつて、タイマIC2
等で構成される無安定マルチバイブレータの発振
周波数が上昇するため、スイツチングトランジス
タ8,9のオンオフ周期も短くなり、チヨークコ
イル5のリアクタンスが増加し、ランプ入力を低
減させる。また、クロツク信号の入力時にアツ
プ/ダウン端子の入力信号が高レベルのときは、
上記と逆の動作によつてランプ入力を増加させ
る。
光検出・制御レベル変更回路は、放電ランプ
10の光出力を検出して基準レベルと比較し、光
出力レベルが基準レベル(所望の光出力レベルに
相当)以下である場合に基準レベルとの差を増幅
し、この差の時間的変動分の増減を判断し、その
結果にもとづいて制御レベル設定回路の制御レ
ベルの設定値を変更するものであり、第1図にお
ける光検出器a、基準レベル発生器b、差動
増幅器c、変動分検出器dおよび増減信号発
生器eを含んでいる。具体的には、光検出器
aは光検出素子(CdS素子)48と抵抗47,5
0と検出レベルの平均化のための平滑コンデンサ
52とで構成され、基準レベル発生器bは抵抗
49,51で構成され、差動増幅器cは演算増
幅器IC3と雑音防止用のコンデンサ53と演算増
幅器IC3の増幅度安定化のためのフイードバツク
抵抗54とで構成され、変動分検出器dは抵抗
55,57とコンデンサ58とトランジスタ59
と抵抗60とで構成され、増減信号発生器eは
インバータゲート61,62で構成されている。
ツエナーダイオード56とトランジスタ79と抵
抗78とは光出力レベルが基準レベルを越えたと
きに制御レベル設定回路の設定値変更を禁止す
る(クロツク信号を遮断する)回路を構成してい
る。
この光検出・制御レベル変更回路は、放電ラ
ンプ10の光を受ける光検出素子48と抵抗4
7,50とによる分圧回路の電圧(放電ランプ1
0の光出力に相当)を演算増幅器IC3のマイナス
端子に加えるとともに抵抗49,51による分圧
電圧(基準レベル)を演算増幅器IC3のプラス端
子に加え、両者を比較してその差の分だけ演算増
幅器IC3から増幅して出力させる。そして、この
演算増幅器IC3の出力が増加しているときはコン
デンサ58に充電電流が流れ、この充電電流によ
つてトランジスタ59がオンとなり、逆に演算増
幅器IC3の出力が減少しているときは、コンデン
サ58に充電電流は流れず、トランジスタ59は
オフである。このトランジスタ59のコレクタ出
力がインバータゲート61,62で波形整形され
アツプダウンカウンタIC4,IC5のアツプ/ダウン
端子に加えられることになる。
また、光出力が基準値より増加すると演算増幅
器IC3の出力によつて、ツエナーダイオード56
が導通してトランジスタ79がオンとなり、クロ
ツク信号のアツプダウンカウンタIC4,IC5への入
力が禁止されることになる。
変調信号回路は、出力制御回路の無安定マ
ルチバイブレータの発振周波数に一定幅の変調を
加えるためのものであり、タイマ(汎用タイマ
IC555)IC6と抵抗63,64およびコンデンサ6
5,66によつてもう一つの無安定マルチバイブ
レータを構成し、このタイマIC6の出力は出力制
御回路の無安定マルチバイブレータの発振周波
数を決定するための抵抗25を短絡するトランジ
スタ29のベースに抵抗30を介して入力されて
いる。また、タイマIC6を用いた無安定マルチバ
イブレータの出力は、ゲート回路67,70、抵
抗68,68A、ダイオード68Bおよびコンデ
ンサ69よりなる遅延回路を介してタイマ(汎用
タイマIC555)IC7と、抵抗71〜73、ダイオー
ド74およびコンデンサ75,76,77で構成
される単安定マルチバイブレータに供給し、この
単安定マルチバイブレータの出力を抵抗81を介
して制御レベル設定回路のアツプダウンカウン
タIC4,IC5のクロツク端子にクロツク信号として
供給するようになつている。この場合、単安定マ
ルチバイブレータの出力パルス幅は抵抗73およ
びコンデンサ76の時定数によつて決められ、コ
ンデンサ75はトリガ信号用のカツプリングコン
デンサとして作用する。
つぎに、この回路の動作を第3図により詳細に
説明する。
第3図のaはタイマIC6等で構成した無安定マ
ルチバイブレータの出力波形で、比較的周期の長
い矩形波信号である。この矩形波信号aをタイマ
IC2等で構成される無安定マルチバイブレータの
発振周波数を定める抵抗25,26のうち抵抗2
5を短絡するトランジスタ29のベースに入力す
ることによつてタイマIC2等で構成される無安定
マルチバイブレータの出力が第3図のbのように
変調される。
タイマIC6等で構成される無安定マルチバイブ
レータの出力が加えられるゲート回路67の出は
第3図のcに示すようにaの波形を反転したもの
となる。さらに、ゲート回路67の出力を抵抗6
8、コンデンサ69の積分回路およびゲート回路
70に通せば、その出力は第3図のdの波形のよ
うにaの波形の低レベル期間中に立下がりエツジ
を有する矩形波となり、この矩形波信号dの立下
がり信号eによつてタイマIC7等で構成される単
安定マルチバイブレータをトリガ(タイマIC7
2番端子(トリガ端子)を一瞬低レベルにする)
する。この結果、タイマIC7等で構成される単安
定マルチバイブレータは第3図のfのような波形
の信号を出力し、この信号fがアツプダウンカウ
ンタIC4,IC5にクロツク信号として加えられるこ
とになる。
一方、第3図のg,g′は光検出素子48と抵抗
47の接続点の波形を示しているが、gは前記し
た変調信号aによつてランプ入力を増加した区間
(周波数の低い区間)において放電ランプ10の
光出力が減少した場合の様子を示し、g′は変調信
号aによつてランプ入力を増加した区間において
放電ランプ10の光出力が増加した場合の様子を
示し、いずれの場合にも放電ランプ10の光出力
は標準レベルより低く、したがつて光検出素子4
8の抵抗値が標準値より大きいため、演算増幅器
IC3のプラス端子の基準レベルESよりもマイナス
端子の電位が高く、演算増幅器IC3の出力直流レ
ベルが低く、したがつてツエナーダイオード56
は導通しない。もし、放電ランプ10の光出力が
標準レベル以上となつた場合には、マイナス端子
の電位が低下して演算増幅器IC3の出力直流レベ
ルが上昇してツエナーダイオード56が導通して
トランジスタ79がオンとなるため、ダイオード
80を介してアツプダウンカウンタIC4,IC5への
クロツク端子が接地され、クロツク信号が入力さ
れなくなるため、制御レベル設定回路は制御レ
ベルの設定値変更を停止する。
ツエナーダイオード56が導通しないような光
出力の領域においては、点灯装置の出力の周期
的な変動に応じて放電ランプ10の光出力も変動
し、この変動分が抵抗55,57、コンデンサ5
8およびトランジスタ59で検出されることにな
る。トランジスタ59は光出力が増加する区間で
はコンデンサ58の充電電流によつてオンとな
り、トランジスタ59のコレクタ電位は低レベル
となる。また、光出力が減少する区間ではコンデ
ンサ58に充電電流は流れず、オフとなり、トラ
ンジスタ59のコレクタ電位は高レベルとなる。
したがつて、トランジスタ59のコレクタ電位
は、ランプ入力を増加した区間において光出力が
減少したときは第3図のhのようになり、逆にラ
ンプ入力を増加した区間において光出力が減少し
たときは第3図のh′のようになる。この第3図の
hの波形およびh′の波形をインバータゲート6
1,62に通すと、それぞれ第3図のiおよび
i′のように矩形波に波形整形され、アツプダウン
カウンタIC4,IC5のアツプ/ダウン端子に入力さ
れる。
したがつて、クロツク信号(第3図のf)が入
力されたとき、すなわちランプ入力が大きいとき
にアツプ/ダウン端子の入力が波形iのように高
レベルであれば、アツプダウンカウンタIC4,IC5
が1だけアツプカウントし、D−A変換出力電圧
V0が第3図のjに示すように1段ステツプアツ
プし、この結果、タイマIC2等より構成される無
安定マルチバイブレータの発振周波数が第3図の
kに示すように低下して点灯装置の出力を増大
してランプ入力を増加させる。逆に、クロツク信
号が入力されたとき、すなわちランプ入力が大き
いときに、アツプ/ダウン端子への入力が波形
i′のように低レベルであれば、アツプダウンカウ
ンタIC4,IC5が1だけダウンカウントし、D−A
変換出力電圧V0が第3図のj′に示すように1段ス
テツプダウンし、この結果、タイマIC2等より構
成される無安定マルチバイブレータの発振周波数
が第3図のk′に示すように上昇して点灯装置の
出力を減少してランプ入力を減少させる。
このように動作させると、放電ランプ10の光
出力が増加する方向に点灯装置の出力が変化
し、光出力が最大となつた点で安定する。なお、
光出力が最大となる前に光出力が標準レベルに達
すれば、点灯装置の出力はこの点で安定するこ
とになる。
なお、上記実施例では光検出素子48として、
CdS素子を用いたが、これ以外にホトトランジス
タ、ホトダイオードなどを使用することも可能で
ある。
この発明の第2の実施例を第4図に基づいて説
明する。この放電灯点灯装置は、ランプ電流が一
定値を超えるとフイラメント温度が上昇しすぎて
ランプ寿命が短くなるという点を考慮したもので
あり、ランプ電流が規制電流レベルに達すれば、
光出力が目標値以下であつてもランプ入力の増加
を停止するようにしたものである。すなわち、放
電ランプ10に流れる電流を電流検出回路によ
つて検出し、このランプ電流値とランプ寿命ある
いは点灯装置の出力容量を考慮して定めた規制
電流レベル(規制電流レベル設定回路により設
定される)と比較器で比較し、ランプ電流値が
規制電流レベル以下ならスイツチをオンにして
第1図のものと同様に点灯装置の出力制御を行
い、ランプ電流値が規制電流レベルを超えるとス
イツチをオフにして制御レベルの変更を禁止
し、点灯装置の出力の変更を停止するものであ
る。この場合、光検出・制御レベル変更回路′
は、第1図の差動増幅器cが単なる増幅器
c′に代わり、また第1図の基準レベル発生器b
がなくなつており、光出力の最大値を制限するた
めの構成要素は省いている。
その他の構成および動作は、第1図ないし第3
図の説明で述べた通りであるので、詳細は省略す
る。
なお、上記各実施例では、点灯装置としてハ
ーフブリツジ式インバータを用いたが、これ以外
のインバータ装置も使用可能である。また、実施
例においては、スイツチングトランジスタ8,9
のドライブ信号の周波数を変えてランプ入力制御
を行つたが、他の方法、例えばインバータ回路の
出力側に可変インピーダンス素子を設け、このイ
ンピーダンス値を変えることによりランプ入力制
御を行うこともできる。また、インピーダンス回
路の入力電圧をチヨツパ回路や位相制御回路など
によつて変えることによつてランプ入力を制御す
ることもできる。また、点灯装置として、商用の
銅鉄安定器を用いた場合においても、位相制御装
置と組合わせることによつて同様の効果を達成で
きる。
〔発明の効果〕
第1の発明の放電灯点灯装置によれば、点灯装
置本体の出力を変調手段によつて周期的に微小変
動させるとともに放電ランプの光出力を光検出器
で検出し、出力調整手段によつて変調手段による
点灯装置本体の出力の変化と光出力の変化とが同
じ向きの場合に点灯装置本体の出力を増加させる
とともに点灯装置本体の出力の変化と光出力の変
化とが逆の向きの場合に点灯装置本体の出力を減
少させるように出力制御回路の調整を行うように
したので、点灯させるべきアマルガム方式の放電
ランプの特性のばらつきなどにかかわらず、放電
ランプを効率よく点灯させることができる。
また、第2の発明の放電灯点灯装置によれば、
出力変化禁止手段により、光出力が所定の基準値
を超えたときに点灯装置本体の出力変化を禁止す
るようにしたので、光出力が最大となる前に光出
力が所定レベルに達した時点で安定させることが
でき、光出力が過大となるのを防止し、ランプ寿
命が短くなるのを防止できる。
さらに、第3の発明の放電灯点灯装置によれ
ば、ランプ電流検出手段により放電ランプのラン
プ電流を検出し、このランプ電流検出手段により
検出したランプ電流値が所定値を超えたときに出
力増加禁止手段により点灯装置本体の出力増加を
禁止するようにしたので、ランプ寿命が短くなる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例のブロツク
図、第2図はその詳細な回路図、第3図は第2の
の各部の波形図、第4図はこの発明の第2の実施
例のブロツク図、第5図は従来の放電灯点灯装置
の回路図、第6図および第7図はそれぞれ放電ラ
ンプの特性図である。 ……点灯装置(点灯装置本体)、……出力
制御回路、a……光検出器、……光検出・制
御レベル変更回路(出力調節手段)、……制御
レベル設定回路(出力調節手段)、……変調信
号回路(変調手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アマルガム合金を含む放電ランプを点灯させ
    る出力可変型の点灯装置本体と、この点灯装置本
    体の出力を変化させる出力制御回路と、前記点灯
    装置本体の出力を周期的に微小変動させる変調手
    段と、前記放電ランプの光出力を検出する光検出
    器と、前記変調手段による前記点灯装置本体の出
    力の変化と前記光出力の変化とが同じ向きの場合
    に前記点灯装置本体の出力を増加させるとともに
    前記点灯装置本体の出力の変化と前記光出力の変
    化とが逆の向きの場合に前記点灯装置本体の出力
    を減少させるように前記出力制御回路の調整を行
    う出力調整手段とを備えた放電灯点灯装置。 2 前記点灯装置本体は高周波インバータ回路に
    よつて前記放電ランプを高周波点灯させるように
    している特許請求の範囲第1項記載の放電灯点灯
    装置。 3 アマルガム合金を含む放電ランプを点灯させ
    る出力可変型の点灯装置本体と、この点灯装置本
    体の出力を変化させる出力制御回路と、前記点灯
    装置本体の出力を周期的に微小変動させる変調手
    段と、前記放電ランプの光出力を検出する光検出
    器と、前記変調手段による前記点灯装置本体の出
    力の変化と前記光出力の変化とが同じ向きの場合
    に前記点灯装置本体の出力を増加させるとともに
    前記点灯装置本体の出力の変化と前記光出力の変
    化とが逆の向きの場合に前記点灯装置本体の出力
    を減少させるように前記出力制御回路の調整を行
    う出力調整手段と、前記光出力が所定の基準値を
    超えたときに前記点灯装置本体の出力変化を禁止
    する出力変化禁止手段とを備えた放電灯点灯装
    置。 4 前記点灯装置本体は高周波インバータ回路に
    よつて前記放電ランプを高周波点灯させるように
    している特許請求の範囲第3項記載の放電灯点灯
    装置。 5 アマルガム合金を含む放電ランプを点灯させ
    る出力可変型の点灯装置本体と、この点灯装置本
    体の出力を変化させる出力制御回路と、前記点灯
    装置本体の出力を周期的に微小変動させる変調手
    段と、前記放電ランプの光出力を検出する光検出
    器と、前記変調手段による前記点灯装置本体の出
    力の変化と前記光出力の変化とが同じ向きの場合
    に前記点灯装置本体の出力を増加させるとともに
    前記点灯装置本体の出力の変化と前記光出力の変
    化とが逆の向きの場合に前記点灯装置本体の出力
    を減少させるように前記出力制御回路の調整を行
    う出力調整手段と、前記放電ランプのランプ電流
    を検出するランプ電流検出手段と、このランプ電
    流検出手段により検出したランプ電流値が所定値
    を超えたときに前記点灯装置本体の出力増加を禁
    止する出力増加禁止手段とを備えた放電灯点灯装
    置。 6 前記点灯装置本体は高周波インバータ回路に
    よつて前記放電ランプを高周波点灯させるように
    している特許請求の範囲第5項記載の放電灯点灯
    装置。
JP23716284A 1984-11-09 1984-11-09 放電灯点灯装置 Granted JPS61116793A (ja)

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