JPH0547187B2 - - Google Patents

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JPH0547187B2
JPH0547187B2 JP63112541A JP11254188A JPH0547187B2 JP H0547187 B2 JPH0547187 B2 JP H0547187B2 JP 63112541 A JP63112541 A JP 63112541A JP 11254188 A JP11254188 A JP 11254188A JP H0547187 B2 JPH0547187 B2 JP H0547187B2
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JP
Japan
Prior art keywords
carp
acid
extract
fat
health food
Prior art date
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JP63112541A
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JPH01285176A (ja
Inventor
Hideto Eguchi
Akira Nishama
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は健康食品、詳しくは鯉より得られる健
康食品に関する。 〔従来の技術〕 鯉は極北地方、南アメリカ、オーストラリヤ、
マダガスカル島等を除く全世界に広く分布する淡
水魚で、我国でも各地の湖沼、河川の下流部に生
息し、雑食性で水中小動物、植物を食べ成長す
る。成長は速く繁殖力も旺盛である。又養殖も容
易である為、稲田養殖と云われ水田を活用した養
殖が農家の副業として広く行なわれている。又
200海里規制から海洋魚資源の入手が難しくなり
つつなる現状において極めて有望な魚資源であ
る。 しかし、鯉はその活用方法が少なく、食用とす
る場合も色々と問題がある。鯉を素材とする食品
の欠点は泥臭さである。従つて鯉の調理ではこの
泥臭さを除去することにポイントが置かれてお
り、味ソ煮等の強い調味で消臭するか、数日間清
水で飼育した後、調理する等の配慮が必要であつ
た。 一方、脂肪は従来単にカロリー源として考えら
れており、炭水化物、蛋白質等で、生体の活動に
必要なカロリーが充足されれば、脂肪の摂取は必
要ないとされた来た。しかし近年の研究による
と、脂肪酸の中でもリノール酸、リノレン酸、ア
ラキドン酸は生体内では生成されず、又、生体の
維持、増進に欠かせない脂肪酸であることが明ら
かとなり、必須脂肪酸と呼ばれ食品からの適量の
摂取が必要とされている。また戦後の日本人の食
生活の変革は著しく穀類主体の食生活から、動物
性食品の比重の高い欧米型の食生活に変わつて来
て、しばしば脂肪の多量摂取による健康上の障害
が懸念されるに至つている。 さらに、アラキドン酸、エイコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸は、プロスタグランジ
ン、ロイコトリエン等の一連の生理活性物質の前
駆物質として知られており、またこれ等は血管障
害の予防に役立つばかりでなく、生体のあらゆる
防衛機能を高める働きがあり、BRM(Biological
Responce Modifier、生体防衛機構の活性化)と
してガンの予防治療効果が実験されている。 かくして、従来これら健康上重要な脂肪酸、す
なわち、生体の維持、増進に欠かすことの出来な
い必須脂肪酸である、リノール酸、リノレン酸、
アラキドン酸と高脂肪食品の摂取で問題とされる
血管障害を予防するとされているエイコサペンタ
エン酸、ドコサヘキサン酸などを含む脂肪を含有
する健康食品を簡単に得ることが望まれている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述したように、従来、鯉を食用とするには
色々と問題があり、また一方、上記した健康上重
要な脂肪酸を含む脂肪を含有する健康食品を簡単
に得ることが望まれていたのである。 そこで、本発明の目的は、鯉を利用して上記し
た健康上重要な脂肪酸を含む脂肪を含有する食
味、風味の改善された健康食品を提供することに
ある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、鯉にアルコール濃度10〜50%のアル
コール水溶液を前記鯉1重量部に対し1〜3重量
部の割合で加えて常圧で沸騰せしめ、溶液量が初
期の容積の1/5〜1/15となつたものを濾過して、
蛋白質及び脂肪を含みかつその脂肪分中のエイコ
サペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール
酸、リノレン酸、アラキドン酸を人乳におけるそ
れら脂肪酸の比率と類似した比率で含む鯉の抽出
液からなる健康食品を得ることを特徴とする鯉の
抽出液からなる健康食品の製造法である。 以下、本発明について具体的に説明する。 本発明において、鯉は死んだ状態で使用される
が、活きたまま使用することもできる、その場合
には容器に入れ加熱中に暴れないように鯉の頭を
叩いて気絶させておくのがよい。 アルコール濃度10〜50%のアルコール水溶液と
しては、任意のアルコール水溶液を用いることが
できるが、例えば焼酎等の酒類を用いるのが好適
である。また、このアルコール濃度が10%以下の
低濃度では脂肪の抽出が促進されないばかりか、
抽出液は泥臭さや苦味が強く食用に供することが
できず、50%以上ではアルコールの速やかな蒸発
により煮汁濃縮時間の適切な確保ができない。鯉
に加えるアルコール水溶液としては、鯉1重量部
に対してアルコール水溶液1〜3重量部を加える
のが適当である。 鯉を容器例えば鍋に入れ、上記のようにアルコ
ール水溶液を加え、加熱して沸騰させる。沸騰
中、鯉を適当に反転させるのが好ましい。沸騰は
通常30分以上行なうのがよく、そして溶液量が初
期の溶液の1/5〜1/15位となつたとき濾過して抽
出液を得るのが好ましい。 濾過は熱時行なうのがよく、また任意適当な手
段で行なうことができる。また濾過にあたつて
は、沸騰した容器の内容物を例えばザルなどにあ
けて煮汁をボールなどの容器に受け、煮汁と鯉
(残滓)に分け、この煮汁を濾過するのがよい。 このようにして得られる鯉の抽出液は、温時は
液状であり、常温の静止状態で上下層に分離す
る。常温又は冷時には上層部は油脂分を比較的多
く含む凋度ある液状で、下層部は蛋白質を比較的
多く含むゼリー状となる。 そしてこの鯉の抽出液は、成分的には第1表に
示す通り蛋白質及び脂肪(通常4%以上)を含
み、その脂肪分中に少なくともエイコサペンタエ
ン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、アラキドン酸からなる脂肪酸が相当な量、
特にエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸
はそれぞれ2%以上という比較的高率で含まれて
いるので、健康食品として好適である。 この鯉の抽出液の脂肪分中に含まれる上記脂肪
酸の量の1例を示すと、エイコサペンタエン酸
2.6%、ドコサヘキサエン酸3.4%、リノール酸22
%、リノレン酸2.7%、アラキドン酸0.8%であ
り、第1図で示すように代表的な他の食品の脂肪
酸組成と比較する人乳に類似するバランスのとれ
た脂肪酸組成を持つている。 また、この鯉の抽出液は鯉のもつ泥臭さがなく
風味の良いものである。 この鯉の抽出液を健康食品として使用するに
は、液体の状態で飲用してもよく、またこの抽出
液を、甘味料、食塩等で調味した液で希釈した液
体又はを固体化、粉末化する適当な手段により処
理して固体または粉体の健康食品として用いるこ
ともできる。例えば抽出液を加熱減圧蒸発するこ
とにより水分を除去し、残部を澱粉等の可食粉末
食品に混合吸着させたり、また抽出液を噴霧乾燥
したりすることにより粉体の健康食品とすること
ができる。 さらにこの鯉の抽出液を常温で静止状態で上下
層に分離し、油脂を比較的多く含む上層の液状部
分を除去した常温でゼリー状の食品は、蛋白質を
5%以上及び脂肪を含み、美味で健康食品として
また珍味として有用である。 〔発明の効果〕 上述したように、本発明は、鯉を利用して上記
した健康上重要な脂肪酸を人乳のそれらと類似し
た比率で含む脂肪並びに蛋白質を含有し、しかも
鯉の泥臭さのない食味、風味の改善された健康食
品を提供するものであつて、鯉の利用上そしてま
た健康食品の提供上非常に有用なものである。 〔実施例〕 以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 深さ約40cm、直径40cm、厚さ4mmのアルミニウ
ム製平底の深鍋に、重量1Kgの活鯉1匹を入れ、
宝酒造製焼酎(アルコール濃度35%)1.8を加
える。この場合、加熱中に鯉が暴れないように鯉
の頭を叩いて気絶させておく。 木製の平板で鍋の直径より十分に大きく重さが
約1Kg程の蓋を鍋の上に置き、強火で加熱する。
通常5〜7分で沸騰する。沸騰後、直ちに沸騰が
持続する程度に火を弱め、鯉を反転させる。沸騰
後約10〜15分で再度反転させる。 溶液量が初期の容積の1/10になつた時、加熱を
終了する。通常、弱火での沸騰継続時間約1時間
で1.8の焼酎が180c.c.の容積となる。この時、直
ちにプラスチツク製目ザルに鍋の内容物すべてを
あけてボールで受け煮汁と鯉(残滓)を分ける。
ボールの煮汁をさらしを一重に渡した別なボール
にあけて小骨等の細かい残滓を取り除き鯉の抽出
液を得る。この抽出液を保存するには広口ビンに
入れ密栓する。なお、上記の濾過はすべて高温状
態で行なう。 上記のようにして得た鯉の抽出液は第1表に示
す通りの成分を含む、蛋白質は8.4%、脂肪は5.6
%をである。
【表】 そしてこの脂肪分のその脂肪酸組成は第2表に
示す通りパルミチン酸16.4%、オレイン酸33.9
%、リノール酸22%、パルミトオレイン酸5%、
ステアリン酸3.5%、リノレン酸2.7%、エイコサ
エン酸2.7%、アラキドン酸0.8%、エイコサペン
チエン酸2.6%、ドコサヘキサエン酸3.4%を含
み、更にこの他の不飽和脂肪酸類も幅広く僅かず
つ含み、人乳の脂肪酸組成に類似していることが
判る。
【表】
【表】
【表】 その上、この鯉の抽出液は泥臭さがなく、風味
もよく健康食品として有用である。 実施例 2 実施例1で得た鯉の抽出液100c.c.を60℃で減圧
蒸発することにより水分を除去し残部16gを得
た。この残部を澱粉30gに混合、吸着させること
により粉体の健康食品46gを得た。 実施例 3 実施例1で得た鯉の抽出液100c.c.を常温で静止
状態で上下層で分離し、油脂を比較的多く含む上
層の液体部分を溢出するようにして除去し常温で
ゼリー状の健康食品95gを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は代表的な食品の脂肪分の脂肪酸組成を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鯉にアルコール濃度10〜50%のアルコール水
    溶液を前記鯉1重量部に対し1〜3重量部の割合
    で加えて常圧で沸騰せしめ、溶液量が初期の容積
    の1/5〜1/15となつたものを濾過して、蛋白質及
    び脂肪を含みかつその脂肪分中のエイコサペンタ
    エン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、リノ
    レン酸、アラキドン酸を人乳におけるそれら脂肪
    酸の比率と類似した比率で含む鯉の抽出液からな
    る健康食品を得ることを特徴とする鯉の抽出液か
    らなる健康食品の製造法。
JP63112541A 1988-05-11 1988-05-11 健康食品 Granted JPH01285176A (ja)

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JP63112541A JPH01285176A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 健康食品

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JP63112541A JPH01285176A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 健康食品

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JPH01285176A JPH01285176A (ja) 1989-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56121460A (en) * 1980-03-01 1981-09-24 Hiroo Katowaki Preparation of healthy food
JPS60180566A (ja) * 1984-02-25 1985-09-14 Iwatani Akira 魚介類から抽出液を製造する方法
JPS60196169A (ja) * 1984-03-15 1985-10-04 Osaka Chem Lab ホルモンバランス調整食品
JPS62190064A (ja) * 1986-02-18 1987-08-20 Osaka Chem Lab 眼部健康食品

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JPH01285176A (ja) 1989-11-16

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