JPH0547762U - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

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JPH0547762U
JPH0547762U JP9476091U JP9476091U JPH0547762U JP H0547762 U JPH0547762 U JP H0547762U JP 9476091 U JP9476091 U JP 9476091U JP 9476091 U JP9476091 U JP 9476091U JP H0547762 U JPH0547762 U JP H0547762U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸収冷温水機において、冷水と温水の同時供
給を可能とするとともに、機器の数の増加を抑制し、小
型化を図る。 【構成】 凝縮器304内に、軸心をほぼ鉛直にした複
数の管310をその外周面が冷媒蒸気に接し内周面が外
気に接するように配置し、該管310の内周面に冷却水
の液膜を形成する手段を設けるとともに、凝縮器304
内で前記管310の周りを囲むように温水ポンプ6Aに
接続された螺旋状の温水コイル1Eを配置する。また、
吸収器306内に、軸心をほぼ鉛直にした複数の管31
5をその外周面が冷媒蒸気に接し内周面が外気に接する
ように配置し、該管315の内周面に冷却水の液膜を形
成する手段を設けるとともに、管315及び管310内
の空気を流動させる冷却ファン312を設ける。 【効果】

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吸収剤(例えば臭化リチウム,ヨウ化リチウム)を液冷媒(例えば 水)に溶解させて作った吸収液を作動流体とし、該作動流体の濃度を希溶液から 濃溶液(場合によっては希溶液、中間濃溶液、濃溶液)の順に濃縮させながら動 作する吸収冷温水機に係り、特に冷水と温水を同時に供給する吸収冷温水機に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷水と温水を同時に供給する吸収冷温水機としては、例えば、「吸収冷 凍機」(高田秋一著、日本冷凍協会発行)に記載されたものが知られている。こ れは図10に示すように、第1発生器で生成された中間濃溶液の顕熱で温水を加 熱する第三熱交と、第2発生器を通過した冷媒の潜熱及び顕熱で温水を加熱する 温水加熱器とを設けるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術では、冷水、温水の同時供給を可能とするために、機器の数が増 えるとともに、それらの機器を接続する配管の系統も増え、装置の大型化、保守 の煩雑化を招くという問題があった。
【0004】 本考案の課題は、装置の大型化、保守の煩雑化を招くことなく、冷水、温水の 同時供給を可能とするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、吸収剤を冷媒に溶解させて得た希溶液を加熱する高温再生器と 、該高温再生器で加熱された希溶液から冷媒蒸気と溶液を分離する分離器と、該 分離器で分離された冷媒蒸気を冷却する冷却手段を備え該冷却手段により前記冷 媒蒸気を冷却して凝縮液化する凝縮器と、蒸発コイルを内装し前記凝縮器で生成 された液冷媒を該蒸発コイル上で蒸発させて該蒸発コイル内の流体を冷却する蒸 発器と、前記分離器で分離された溶液に前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収さ せて希溶液を生成し発生する吸収熱を冷却する吸収器と、前記分離器と蒸発器を 弁を介して連通する手段とを備えてなる吸収冷温水機において、前記凝縮器で冷 媒蒸気を冷却する冷却手段として、凝縮器に内装されてそれぞれ冷却媒体を循環 させる少なくともそのうちの1系統は温水負荷に接続可能な少なくとも2系統の コイルと、該2系統のコイル内の冷却媒体の循環を独立して制御する手段とを備 えることにより達成される。
【0006】 上記の課題はまた、吸収剤を冷媒に溶解させて得た希溶液を加熱する高温再生 器と、該高温再生器で加熱された希溶液から冷媒蒸気と溶液を分離する分離器と 、該分離器で分離された冷媒蒸気を冷却する冷却手段を備え該冷却手段により前 記冷媒蒸気を冷却して凝縮液化する凝縮器と、蒸発コイルを内装し前記凝縮器で 生成された液冷媒を該蒸発コイル上で蒸発させて該蒸発コイル内の流体を冷却す る蒸発器と、前記分離器で分離された溶液に前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸 収させて希溶液を生成し発生する吸収熱を冷却する吸収器と、前記分離器と蒸発 器を弁を介して連通する手段とを備えてなる吸収冷温水機において、前記凝縮器 で冷媒蒸気を冷却する冷却手段を、凝縮器に内装されて冷却媒体を循環させ温水 負荷に接続可能な冷却媒体循環手段と、該凝縮器の冷媒蒸気と外気を隔てる壁面 の外気側の面に冷却水液膜を形成する冷却水供給手段と、該冷却水液膜近傍の空 気を流動させる空気駆動手段と、冷却媒体循環手段と冷却水供給手段と空気駆動 手段とを独立して制御する手段とを含んで構成し、前記吸収器に、該吸収器の外 気と冷媒蒸気を隔てる壁面の冷媒蒸気側に面に溶液の液膜を形成する滴下手段と 、該壁面の外気側の面に冷却水液膜を形成する冷却水供給手段と、該冷却水液膜 近傍の空気を流動させる空気駆動手段とを備えることによっても達成される。
【0007】 上記の課題を達成するための手段は、低温再生器を備えていない吸収冷温水機 について述べているが、低温再生器を備えた二重効用吸収冷温水機についても同 様に適用可能である。
【0008】
【作用】
冷水のみが必要な場合、凝縮器に内装されて冷却媒体を循環させる冷却媒体循 環手段、もしくは、2系統のコイルのうちの温水負荷に接続可能なコイルの冷却 媒体の循環は停止され、凝縮器での冷媒蒸気の冷却は、凝縮器に内装された2系 統のコイルのうちの温水負荷に接続されていないコイルに循環される冷却媒体、 もしくは、冷却水供給手段によって凝縮器の冷媒蒸気と外気を隔てる壁面の外気 側の面に形成された冷却水液膜によって行われる。コイルに循環される冷却媒体 によって冷媒蒸気の冷却が行われる場合は、凝縮熱は該冷却媒体によって凝縮器 外に取り出される。冷却水液膜によって冷媒蒸気の冷却が行われる場合は、凝縮 熱を奪った冷却水液膜は外気中に水蒸気となって蒸発する。蒸発した水蒸気は空 気駆動手段によって流動させられる冷却水液膜近傍の空気とともに大気中に放出 される。凝縮器で形成された液冷媒は蒸発器に供給され、該液冷媒の蒸発コイル 上での蒸発によって蒸発コイル中の流体が冷却される。冷却された流体が負荷に 供給される。
【0009】 温水のみが必要な場合、分離器と蒸発器が連通され、分離器で分離された冷媒 蒸気は直接蒸発器に供給される。従って凝縮器での冷媒蒸気の凝縮は行われず、 凝縮器の冷却手段は停止される。蒸発器に直接供給された冷媒蒸気によって蒸発 コイル内の流体が加熱され、温水となる。この温水が温水負荷に供給される。
【0010】 冷水と温水が同時に必要な場合、凝縮器に内装されて冷却媒体を循環させ温水 負荷に接続可能な冷却媒体循環手段、もしくは、2系統のコイルのうちの温水負 荷に接続可能なコイルで温水が生成され、蒸発器の蒸発コイルで冷水が生成され る。凝縮器に2系統のコイルが内装されている場合、温水負荷に接続されていな いコイルの冷却媒体の循環が停止され、凝縮器に流入する冷媒蒸気の凝縮熱は温 水負荷に接続可能なコイル内を流れる冷却媒体に取り込まれる。凝縮熱を取り込 んだ冷却媒体が温水負荷に供給される。凝縮器に、冷却媒体を循環させる冷却媒 体循環手段と、凝縮器の冷媒蒸気と外気を隔てる壁面の外気側の面に冷却水液膜 を形成する冷却水供給手段と、該冷却水液膜近傍の空気を流動させる空気駆動手 段と、冷却媒体循環手段と冷却水供給手段と空気駆動手段とを独立して制御する 手段とが設けられている場合、冷却媒体循環手段に冷却媒体が循環され、冷却水 供給手段と空気駆動手段が停止される。凝縮器に流入する冷媒蒸気の凝縮熱は冷 却媒体循環手段内を流れる冷却媒体に取り込まれる。凝縮熱を取り込んだ冷却媒 体が温水負荷に供給される。蒸発器における冷水の生成と供給は前記冷水を供給 する場合と同じであるので、説明は省略する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の第1の実施例である吸収冷温水機を用いて構成した冷暖房装 置を示す系統図である。図示の冷暖房装置は、凝縮器に冷却水コイル1Fと温水 コイル1Eを備え、蒸発器に蒸発コイル1Kを備えた吸収冷温水機1と、前記温 水コイル1Eの出口側に接続された温水出口ヘッダ2Aと、前記温水コイル1E の入り口側に吐出口を接続させた温水ポンプ6Aと、該温水ポンプ6Aの入り口 側に接続された温水入り口ヘッダ2Bと、前記蒸発コイル1Kの出口側に接続さ れた冷水出口ヘッダ2Cと、前記蒸発コイル1Kの入り口側に吐出口を接続させ た冷水ポンプ6Bと、該冷水ポンプ6Bの入り口側に接続された冷水入り口ヘッ ダ2Dと、前記温水出口ヘッダ2A,温水入り口ヘッダ2B,冷水出口ヘッダ2 C,冷水入り口ヘッダ2Dにそれぞれ第1のポートを接続した三方弁3A,3B ,4A,4Bと、三方弁3Aの第2のポートに一端を接続され他端を三方弁4A の第2のポートに接続されたコイルを備えた室内機5Aと、三方弁3Bの第2の ポートに一端を接続され他端を三方弁4Bの第2のポートに接続されたコイルを 備えた室内機5Bとを含んで構成されている。前記三方弁3A,3B,4A,4 Bの第3のポートは、それぞれ、冷水出口ヘッダ2C,冷水入り口ヘッダ2D, 温水出口ヘッダ2A,温水入り口ヘッダ2Bに接続されている。
【0012】 また、吸収冷温水機1は、希溶液を加熱する再生器1Aと、該再生器1Aで加 熱された希溶液を冷媒蒸気と濃溶液に分離する分離器1Bと、該分離器1Bで分 離された冷媒蒸気を冷却水コイル1F内及び温水コイル1E内を流れる流体で冷 却凝縮して液冷媒とする凝縮器1Dと、蒸発コイル1Kを備え、前記凝縮器1D で生成された液冷媒を前記蒸発コイル1K上で蒸発させる蒸発器1Gと、前記分 離器1Bで分離された濃溶液と前記再生器に供給される希溶液を熱交換させる溶 液熱交換器1Cと、該溶液熱交換器1Cで熱交換を済ませた濃溶液を内装された 冷却水コイル1L上に散布し、前記蒸発器1Gで生成された冷媒蒸気を吸収させ て希溶液を生成する吸収器1Hと、該希溶液を吸入・圧送し、前記溶液熱交換器 1Cを経て前記再生器1Aに送りこむ溶液ポンプ1Jと、前記分離器1Bと前記 吸収器1Hとを連通する管に介装された冷暖切換弁1Mと、前記冷却水コイル1 Lに冷却水を供給する冷却水ポンプ1Nと、前記冷却水コイル1Lと冷却水コイ ル1Fを連通する管に介装された調整弁1Pと、を含んで構成されている。
【0013】 上記構成の冷暖房装置の運転動作を以下に説明する。 室内機5A,5Bをともに冷房運転するときは、冷暖切換弁1Mは閉じられ、 温水ポンプ6Aは停止され、三方弁3A,3Bはいずれも第2のポートと第3の ポートが連通される位置に操作され、三方弁4A,4Bはいずれも第1のポート と第2のポートが連通される位置に操作される。また、調整弁1Pは全開され、 冷却水ポンプ1N,冷水ポンプ6Bが運転される。この状態で吸収冷温水機1が 冷房運転される。温水ポンプ6Aが停止されているので、温水コイル1Eには流 体は流れず、蒸発コイル1K内で冷媒の蒸発により冷却された冷水は冷水出口ヘ ッダ2Cに導かれ、その一部は三方弁3Aを経て室内機5Aに流れる。室内機5 Aで冷房を行った冷水は、三方弁4A,冷水入り口ヘッダ2Dを経て冷水ポンプ 6Bに吸入され、再び蒸発コイル1Kに導入される。冷水出口ヘッダ2Cを出た 冷水の残りは三方弁3Bを経て室内機5Bに流れる。室内機5Bで冷房を行った 冷水は三方弁4Bを経て冷水入り口ヘッダ2Dに流入し、前記室内機5Aを経て きた冷水と合流して冷水ポンプ6Bに吸入され、再び蒸発コイル1Kに導入され る。
【0014】 室内機5Aを暖房,5Bを冷房で運転するときは、冷暖切換弁1Mは閉じられ 、温水ポンプ6A,冷却水ポンプ1N,冷水ポンプ6Bは運転され、三方弁3A ,3B,4A,4Bはいずれも第1のポートと第2のポートが連通される位置に 操作される。また、調整弁1Pの開度は部分開度に調整される。この状態で吸収 冷温水機1が冷房運転される。温水ポンプ6Aが運転されているので、温水コイ ル1Eには温水が流れ、凝縮器内に流入する冷媒蒸気に加熱されて昇温された温 水が温水出口ヘッダ2A,三方弁3Aを経て室内機5Aに流れる。室内機5Aで 暖房を行った温水は三方弁4A,温水入り口ヘッダ2Bを経て温水ポンプ6Aに 吸入され、再び温水コイル1Eに導入される。一方、蒸発コイル1K内で冷媒の 蒸発により冷却された冷水は冷水出口ヘッダ2Cに導かれ、三方弁3Bを経て室 内機5Bに流れる。室内機5Bで冷房を行った冷水は三方弁4Bを経て冷水入り 口ヘッダ2Dに流入し、冷水ポンプ6Bに吸入されて、再び蒸発コイル1Kに導 入される。
【0015】 室内機5A,5Bをともに暖房運転するときは、冷暖切換弁1Mは開かれ、温 水ポンプ6A,冷却水ポンプ1Nは停止され、冷水ポンプ6Bが運転される。三 方弁3A,3Bはいずれも第2のポートと第3のポートが連通される位置に操作 され、三方弁4A,4Bはいずれも第1のポートと第2のポートが連通される位 置に操作される。冷却水ポンプ1Nが停止されているので、調整弁1Pの開度は 無関係である。この状態で吸収冷温水機1が暖房運転される。冷暖切換弁1Mが 開かれているので、分離器1Bで分離された濃溶液は吸収器1Hの底部に直接流 入し、分離器1Bで分離された冷媒蒸気は凝縮器を通過して蒸発器1Gに流入す る。蒸発コイル1K内の水は、流入する前記冷媒蒸気に加熱されて高温の温水と なって冷水出口ヘッダ2Cに導かれ、その一部は三方弁3Aを経て室内機5Aに 流れる。室内機5Aで暖房を行った温水は、三方弁4A,冷水入り口ヘッダ2D を経て冷水ポンプ6Bに吸入され、再び蒸発コイル1Kに導入される。冷水出口 ヘッダ2Cを出た温水の残りは三方弁3Bを経て室内機5Bに流れる。室内機5 Bで暖房を行った温水は三方弁4Bを経て冷水入り口ヘッダ2Dに流入し、前記 室内機5Aを経てきた温水と合流して冷水ポンプ6Bに吸入され、再び蒸発コイ ル1Kに導入される。
【0016】 室内機5Aを冷房,5Bを暖房で運転するときは、冷暖切換弁1Mは閉じられ 、温水ポンプ6A,冷却水ポンプ1N,冷水ポンプ6Bはいずれも運転され、三 方弁3A,3B,4A,4Bはいずれも第2のポートと第3のポートが連通され る位置に操作される。また、調整弁1Pの開度は部分開度に調整される。この状 態で吸収冷温水機1が冷房運転される。温水ポンプ6Aが運転されているので、 温水コイル1Eには温水が流れ、凝縮器内に流入する冷媒蒸気に加熱されて昇温 された温水が温水出口ヘッダ2A,三方弁3Bを経て室内機5Bに流れる。室内 機5Bで暖房を行った温水は三方弁4B,温水入り口ヘッダ2Bを経て温水ポン プ6Aに吸入され、再び温水コイル1Eに導入される。一方、蒸発コイル1K内 で冷媒の蒸発により冷却された冷水は冷水出口ヘッダ2Cに導かれ、三方弁3A を経て室内機5Aに流れる。室内機5Aで冷房を行った冷水は三方弁4Aを経て 冷水入り口ヘッダ2Dに流入し、冷水ポンプ6Bに吸入されて、再び蒸発コイル 1Kに導入される。
【0017】 図2に上記各操作状態における弁、ポンプの状態をまとめて示す。図中、1P −2Pは、第1ポートと第2ポートが連通されることを示す。
【0018】 本実施例によれば、凝縮器に温水コイル1Eを追加し、温水ポンプ及び配管系 を追加することで冷水を供給しつつ温水を供給することが可能となり、吸収冷温 水機の構造を複雑化することなく、冷房と暖房を同時に行うことができる。
【0019】 図3は本考案の第2の実施例を示す。図3は本考案の一実施例を示す吸収冷温 水機の概略構成図である。図3において、まず、この吸収冷温水機を冷房時冷水 を発生させる場合について説明する。高温再生器(再生器)301は内部に燃焼 室が収められ、冷媒を吸収し濃度が薄くなった稀溶液を加熱し、この稀溶液から 冷媒蒸気を発生する。分離器302は前記冷媒蒸気を蒸発して濃度が濃くなった 中間濃溶液と冷媒蒸気とを分離し、前者を高温溶液熱交換器307へ後者を低温 再生器303へと送出する。低温再生器(再生器)303は高温溶液熱交換器3 07により温度が低下した中間濃溶液を分離器302からくる冷媒蒸気で再加熱 し、中間濃溶液の中から更に冷媒蒸気を発生させこれを凝縮器304へ送出しか つ中間濃溶液自身を濃溶液にするとともに、分離器302からきた冷媒蒸気を一 部凝縮し冷媒液にして凝縮器304へと送出する。凝縮器304は低温再生器3 03で発生した冷媒蒸気と低温再生器303で液冷媒とならなかった冷媒蒸気を 冷却水と空気を用いて冷却液化して液冷媒にし蒸発器305へ送出する。蒸発器 305は内部に循環水が流れる蒸発コイル305Aが配設され、伝熱管305A に凝縮器304から送られてくる液冷媒を散布器305Bを用いて散布し、液冷 媒が冷媒蒸気となるときの気化熱を利用して循環水を冷却する。吸収器306は 低温再生器303から低温溶液熱交換器308を通ってきた濃溶液が流入し滴下 され、この濃溶液は蒸発器305内で気化した冷媒蒸気を吸収する。吸収器30 6の吸収作用によって蒸発器305内は高真空が確保されており、蒸発器305 内の蒸発コイル305A上に散布された液冷媒は直ちに蒸発できるようになって いる。また、吸収器306には濃溶液が冷媒蒸気を吸収して稀溶液となる際の冷 却のための冷却手段が配設されているが、この点については後に詳述する。高温 溶液熱交換器307は高温の中間濃溶液と低温の稀溶液との間で熱交換し、また 、低温溶液熱交換器308は高温の濃溶液と低温の稀溶液との間で熱交換を行い 、高温側と低温側とに2段に設けて熱交換効率の向上を図っている。溶液循環ポ ンプ309は吸収器306において冷媒蒸気を吸収して稀溶液となったものを低 温溶液熱交換器308および高温溶液熱交換器307を介して高温再生器301 に送り再び循環させるために設けられている。
【0020】 凝縮器304には、前述のように低温再生器303で発生した冷媒蒸気と、低 温再生器303で液冷媒とならなかった冷媒蒸気と一部冷されて液冷媒となった ものとが流入する。これらは凝縮器304内で冷却してすべて液冷媒としてやら ねばならないが、このためには冷媒蒸気と冷却媒体との間で熱交換が行われなけ ればならない。前記図1に示す実施例においてはこの熱交換を行うために冷却水 コイル1Fが設けられているが、図3に示す実施例においては、熱交換を行うた めの熱交換器部として内が中空で鉛直方向に縦長形の管310が複数本凝縮器3 04内に配設されている。そして、この管310の内壁面に冷却水の流下液膜を 形成してやるために、管310の上方から冷却水を滴下してやる。この流下液膜 を適切に形成するため管上部310Aを凝縮器304の上面304Aよりも若干 突出するように形成し、この上面304Aと管上部310Aの突出部とで形成さ れる部分に冷却水の液溜りを作り、ここに凝縮器散水給水弁311から送られて くる冷却水を供給する。こうすると管310Aの上端部をオ−バ−フロ−した冷 却水は管310の内壁面に沿って薄い液膜を形成しつつ流下する。一方、凝縮器 304内に流入した冷媒蒸気はこの管310の外壁面に接するような形で存在す る。その結果、冷媒蒸気と冷却水とは管310の壁面を介して熱交換し、冷媒蒸 気は冷却されて凝縮し液冷媒となって管310の外壁面に沿って流下し凝縮器3 04内の下面304Bに溜ってくる、また、冷却水は凝縮熱を得て熱せられその 一部が蒸発する。このようにして管310内で蒸発した水蒸気は、凝縮器304 の上方に設けられた冷却ファン312によって凝縮器304および吸収器306 の下方から強制的に導入された空気とともに大気中に放出される。なお、符号3 13は空気を導入する際の防塵用フィルタであり、符号314は空気を排出する 際の開閉用シャッタ−である。
【0021】 また、蒸発器304内には、一端を温水ポンプ6Aに接続された温水コイル1 Eが管310の外側に螺旋状に配設されており、該温水コイル1E内の循環水が 蒸発器304内に流入した冷媒蒸気と熱交換するように構成されている。つまり 、凝縮器304内に流入した冷媒蒸気は、温水コイル1E内に循環水が循環され るときは該循環水と熱交換して凝縮され、管310の内周面に沿って冷却水が流 下されて液膜面を形成するときは該液膜と熱交換して凝縮されるのである。もち ろん、温水コイル1E内の循環水と管310の内周面の液膜の両者と同時に熱交 換することも可能である。冷房のみを行う場合は温水を作る必要はないので、温 水ポンプ6Aは停止される。
【0022】 次に、吸収器306には前述のように低温再生器303で形成された濃溶液が 低温溶液熱交換器308を通って流入し、かつ、吸収器306の側面部に設けら れた蒸発器305内で発生した冷媒蒸気が流入する。前記濃溶液は蒸発器から流 入する冷媒蒸気を吸収して希溶液となるが、濃溶液が冷媒蒸気を吸収する際に吸 収熱が発生する。濃溶液の温度が上昇すると冷媒蒸気を吸収する能力が低下する ので、蒸発器での冷媒蒸気の蒸発を継続的に行わせるには、発生する吸収熱を除 去する必要がある。そのためには、冷媒蒸気を吸収中の濃溶液(濃溶液から希溶 液になる過程の吸収液)と冷却媒体との間で熱交換が行われなければならない。 この熱交換を行うための熱交換器部として、凝縮器304と同様、中空で鉛直 方向に縦長形の管315が複数本吸収器306内に設けられている。そして、こ の管315の内壁面に冷却水の流下液膜を形成するために管上部315Aが吸収 器306の上面306Aよりも若干突出して形成され、液溜りを構成している点 も凝縮器304の場合と同じであるからその詳細な説明は省略する。該液溜りに は吸収器散水給水弁316を備えた冷却水管により冷却水が給水される。また、 管315の外壁面には吸収器306に流入した濃溶液が管の上端から接するよう に滴下され、液膜を形成しつつ流下する。その結果、液膜を形成しつつ管315 の壁面を流下する濃溶液は吸収熱を発生しつつ冷媒蒸気を吸収し、希溶液となっ て吸収器306の下面306Bへと流れる。管315の内周面には前述のように 冷却水が滴下されて液膜を形成しつつ流下しており、この冷却水の液膜が管31 5の管壁を介して管315の外周面で発生する吸収熱を取り入れて蒸発する。
【0023】 前記管310と管315とはそれぞれの中空部が互いに連通するように配置さ れており、前記冷却ファン312で吸入される外気は、管315の中空部を通過 したのち管310の中空部を通過する。吸収熱を取り入れた冷却水は水蒸気を発 生し、これが管315内に強制的に導入された空気によって大気中に放出される 点は凝縮器4の場合と同じである。
【0024】 吸収器306の場合には、管315の上端部より濃溶液が滴下され冷媒蒸気を 吸収しつつ流下するため下方になるに従い溶液濃度が低下する。このため管の下 方は上方に比べてより低温に冷却されることが必要となるが、本考案の構成によ れば下方から導入される空気は乾球温度.湿球温度ともに低く、上方になるに従 い乾球温度.湿球温度ともに高くなる。よって、熱交換器としては極めて合理的 なものであり熱交換の温度差を増大できる利点がある。
【0025】 この吸収冷温水機を暖房時温水を発生させる場合について説明する。この場合 には前記分離器2と蒸発器5とを接続する管路に設けられた冷暖切替弁1Mを開 く。その結果、高温再生器301において加熱された溶液と冷媒蒸気は直接蒸発 器5に導かれ、蒸発コイル305A内の循環水と熱交換して温水を発生する。こ の温水が温水負荷に供給される。冷媒蒸気は該循環水に熱を与え、自身は冷却凝 縮されて液冷媒となり溶液と混合して再び溶液循環ポンプ309によって高温再 生器301に送られる。この時、前記冷水を発生させる場合に冷却のために用い た凝縮器4および吸収器6の冷却装置は停止する。即ち、凝縮器散水給水弁31 1,吸収器散水給水弁316が閉じられて冷却水の滴下が停止され、温水ポンプ 6Aも停止される。冷却ファン12の運転も停止され、さらに冷却ファン12の 運転と同期して開閉していたシャッタ−14は閉じられ空気の対流による凝縮器 4および吸収器6の管内面からの放熱を防止するようにしている。
【0026】 冷水と温水を同時に供給する場合には、凝縮器散水給水弁311は閉じられ、 温水ポンプ6Aが運転される。吸収器散水給水弁316は開かれて冷却水が管3 15の内周面に供給され、冷却ファン312は運転される。凝縮器304に流入 する冷媒蒸気は温水コイル1E内を流れる循環水によって冷却凝縮されて液冷媒 となり、散布器305Bから蒸発コイル305A上に散布される。前記温水コイ ル1E内の循環水は冷媒蒸気から凝縮熱を奪って温水となり、この温水が温水負 荷に供給される。蒸発コイル305A上に散布された液冷媒は、蒸発コイル30 5A内の循環水から蒸発熱を奪って蒸発し、管315の外周面に滴下されて液膜 をなして流下する濃溶液に吸収される。発生する吸収熱は、管315の内周面に 滴下されて液膜をなして流下する冷却水に取り込まれ、吸収熱を取り込んだ冷却 水は水蒸気として蒸発する。この水蒸気は、冷却ファン312に駆動されて管3 15,310の中空部を通過する外気とともに、大気中に放出される。すなわち 、温水のみを供給する場合は、蒸発コイルで温水が生成されるのに対し、温水と 冷水を同時に供給する場合は、蒸発コイルで冷水が、温水コイルで温水が、それ ぞれ生成され、供給されるのである。
【0027】 図4は本考案の第3の実施例を示す概略構成図であり、凝縮器304および吸 収器306の熱交換器部として中空で鉛直方向縦長形の管を用いて冷却装置を構 成する点は図3の場合と同様である。ただ若干異なるのは凝縮器304と吸収器 306とが前記第2の実施例においては直列的に配設されているのに対し、本実 施例の場合には並列的に設けられていることである。そして、凝縮器304の管 310で発生する水蒸気を大気に放出する凝縮器冷却ファン312Bが、吸収器 306の管315で発生する水蒸気を大気に放出する冷却ファン312Aと別に 設けられている点である。その他の点は図3の場合と同一なので詳細な説明は省 略する。なお、図3において用いた符号と同一のものは、同じ作用および動作を するものである。
【0028】 本実施例において、冷水のみを供給する場合は、温水ポンプ6Aが停止され、 凝縮器散水給水弁311,吸収器散水給水弁316はいずれも開かれ、凝縮器冷 却ファン312B,冷却ファン312Aはいずれも運転される。冷水は蒸発コイ ル305Aで生成され、供給される。温水のみを供給する場合は、温水ポンプ6 Aが停止され、凝縮器散水給水弁311,吸収器散水給水弁316はいずれも閉 じられ、凝縮器冷却ファン312B,冷却ファン312Aはいずれも停止される 。また、冷暖切換弁1Mが開かれ、蒸発コイル305A内の循環水は、分離器か ら該冷暖切換弁1Mを経て蒸発器に流入する冷媒蒸気に加熱されて温水となる。 凝縮熱を奪われて液化した冷媒は、分離器から蒸発器/吸収器に流入してその底 部を流れる溶液に混合されて希溶液となり、溶液ポンプ309により再び低温溶 液熱交換器308、高温溶液熱交換器307を経て高温再生器301に送られる 。温水は蒸発コイル305Aで生成され、負荷に供給されるのである。
【0029】 温水及び冷水を同時に供給する場合は、温水ポンプ6Aが運転され、凝縮器散 水給水弁311は閉じられ,吸収器散水給水弁316は開かれ、凝縮器冷却ファ ン312Bは停止され、冷却ファン312Aは運転される。また、冷暖切換弁1 Mは閉じられる。凝縮器304に流入する冷媒蒸気は、温水コイル1E内を流れ る循環水に凝縮熱を奪われて凝縮、液化し、液冷媒となって散布器305Bから 蒸発コイル305A上に散布される。前記凝縮熱を奪った循環水は温水となって 温水負荷に供給される。蒸発コイル305A上に散布された液冷媒は蒸発コイル 内の循環水から蒸発熱を奪って蒸発し、該循環水は冷水となって冷水負荷に供給 される。蒸発した冷媒蒸気は管315の外周面に滴下され、液膜をなして流下す る濃溶液に吸収され、希溶液となる。吸収される過程で管315の外周面に発生 する吸収熱は、管315の内周面に沿って滴下され、液膜をなして流下する冷却 水に取り込まれる。吸収熱を取り込んだ冷却水は水蒸気となって蒸発し、冷却フ ァン312Aで駆動される外気とともに大気中に放出される。管315の外周面 で形成された前記希溶液は、吸収器/蒸発器の低部306Bを経て溶液ポンプ3 09に吸引され、低温溶液熱交換器308、高温溶液熱交換器307を経て高温 再生器301に送られる。温水は温水コイル1Eで生成されて温水負荷に供給さ れ、冷水は蒸発コイル305Aで生成され、冷水負荷に供給されるのである。
【0030】 図5は本考案の第4の実施例の概略構成図を示すものである。本実施例では凝 縮器304と吸収器306とが冷却水および冷却用空気に対し図3と同様直列的 一体的に設けられている。そして、凝縮器304および吸収器306の熱交換器 部として鉛直方向縦長形のプレ−ト317を複数本、図6にその断面を示すよう な形状にして用い、これと凝縮器304および吸収器306の外側面304C. 306Cとの間に中空部318を形成して冷却装置を構成したものである。この 中空部318の内を冷却水は前記プレ−ト17の内壁面に沿って上方から液膜を 形成しつつ流下し、冷却ファン312によって強制的に導入された空気は下方か ら上方に向かって流れて発生した水蒸気を大気中に放出する。プレ−ト317の 内壁面に流下液膜を形成するために、図3と同様に、凝縮器304の上面304 Aとプレ−ト上部317Aとで形成される部分に冷却水の液溜りを設ける。この 液溜りには凝縮器散水給水弁311を備えた給水管により冷却水が供給される。 その結果、図3における管の場合と同様にプレ−ト317の壁面を介して熱交換 が行われ凝縮器304の冷却が行われる。なお、その作用は図3における管を用 いた場合と同じであるから詳細な説明は省略する。また、この実施例では凝縮器 304と吸収器306とを直列的に構成したが、凝縮器304の下面304Bと 吸収器306の上面306Aとは離して構成され、吸収器306の上面306A とプレ−ト上部317Bとで形成される部分に冷却水の液溜り設けられている。 この液溜りには吸収器散水給水弁316を備えた給水管により冷却水が供給され る。その結果、図3における管の場合と同様にプレ−ト317の壁面を介して熱 交換が行われ吸収器306の冷却が行われる。なお、その作用は図3における管 を用いた場合と同じであるから詳細な説明は省略する。蒸発器305は吸収器3 06に形成されたプレ−ト317の内部に設けられている。冷却された冷媒蒸気 が液冷媒となって凝縮器4の下面304Bに、同様に冷却され冷媒蒸気を吸収し た濃溶液は稀溶液となって吸収器306の下面306Bに溜ってくるのは図3に おいて管を用いた場合と同じである。この実施例における凝縮器および吸収器以 外の部分は作用および動作ともに図3に説明したもの同じであるので、同図で用 いた符号は同じものを付してある。
【0031】 本実施例において温水を供給する場合、冷水を供給する場合、温水と冷水を同 時に供給する場合のポンプ、弁、冷却ファンの操作は、前記第2の実施例の場合 と同じであるので、説明は省略する。
【0032】 図7は、前記図3,4,5に示す吸収冷温水機を用いて構成した冷暖房装置を 示し、前記図1と同一の符号を用いて記載してあるので、詳細な説明は省略する 。吸収冷温水機の部分の詳細は記載していないが、前記図3,4,5に示す吸収 冷温水機のいずれをあてはめてもよい。
【0033】 図8に、吸収冷温水機として図3に示す吸収冷温水機を用いた場合の、室内機 5A,5Bを冷房、暖房のいずれかで運転する組合せそれぞれに対し、ポンプ、 弁、冷却ファンの操作状態を示す。三方弁のポートの定義は前記第1の実施例の 場合と同様である。吸収冷温水機として図5に示す吸収冷温水機を用いた場合も 同様の操作状態となる。
【0034】 図9は、吸収冷温水機として図4に示す吸収冷温水機を用いた場合の、ポンプ 、弁、冷却ファンの操作状態を示す。
【0035】 上記第2,第3,第4の実施例によれば、吸収器、凝縮器の冷却を冷却水の蒸 発潜熱によって行うため、熱伝達効率が良く、伝熱面積が小さくて済むので機器 のコンパクト化が図れる、冷却水放熱のための冷却塔が不要である、吸収器にお いては熱交換の温度変化を合理的に配置できるので熱交換の温度差を大きく出来 、機器を小型できる、などの効果がある。
【0036】
【考案の効果】
本考案によれば、凝縮器に、温水負荷に接続される冷却媒体循環手段と温水負 荷に接続されない冷却手段が設けられるので、冷水負荷と温水負荷が同時に加わ るとき、蒸発器の蒸発コイルで冷水を生成する一方、凝縮器の、温水負荷に接続 されない冷却手段を停止して温水負荷に接続される冷却媒体循環手段を流れる冷 却媒体に凝縮器に流入する冷媒蒸気の凝縮熱を取り込むことができ、余分に熱交 換器などの機器を増設することなく、冷水と温水を同時に供給することが可能と なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の構成を示す系統図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の負荷の状態に対応する機器
の運転状態を示す図である。
【図3】本考案の第2の実施例の構成を示す系統図であ
る。
【図4】本考案の第3の実施例の構成を示す系統図であ
る。
【図5】本考案の第4の実施例の構成を示す系統図であ
る。
【図6】図5のA−A矢視断面を示す平面図である。
【図7】本考案の第2,第3,第4の実施例を適用した
冷暖房装置の構成を示す系統図である。
【図8】図3,図5に示す実施例を適用した図7の冷暖
房装置の負荷の状態に対応する機器の運転状態を示す図
である。
【図9】図4に示す実施例を適用した図7の冷暖房装置
の負荷の状態に対応する機器の運転状態を示す図であ
る。
【図10】従来技術の例を示す系統図である。
【符号の説明】
1 吸収冷温水機 1A 高温再生器 1B 分離器 1C 溶液熱交換器 1D 凝縮器 1E 温水コイル 1F 冷却水コイル 1G 蒸発器 1H 吸収器 1J 溶液ポンプ 1K 蒸発コイル 1L 冷却水コイル 1M 冷暖切換弁 1N 冷却水ポンプ 1P 調整弁 2A 温水出口ヘッダ 2B 温水入り口ヘ
ッダ 2C 温水出口ヘッダ 2D 温水入り口ヘ
ッダ 3A,3B,4A,4B 三方弁 5A,5B 室内機 6A 温水ポンプ 6B 冷水ポンプ 301 高温再生器 302 分離器 303 低温再生器 304 凝縮器 304A 凝縮器頂部 304B 凝縮器底
部 305 蒸発器 305A 蒸発コイ
ル 305B 散布器 306 吸収器 306A 吸収器頂部 306B 吸収器底
部 307 高温溶液熱交換器 308 低温溶液熱
交換器 309 溶液ポンプ 310 管 310A 管上部 311 凝縮器散水
給水弁 312,312A 冷却ファン 312B 凝縮器冷
却ファン 313 フィルタ 314 シャッタ 315 管 315A 管上部 316 吸収器散水給水弁 317 プレート 317A プレート上部 318 空間部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収剤を冷媒に溶解させて得た希溶液を
    加熱する高温再生器と、該高温再生器で加熱された希溶
    液から冷媒蒸気と溶液を分離する分離器と、該分離器で
    分離された冷媒蒸気を冷却する冷却手段を備え該冷却手
    段により前記冷媒蒸気を冷却して凝縮液化する凝縮器
    と、蒸発コイルを内装し前記凝縮器で生成された液冷媒
    を該蒸発コイル上で蒸発させて該蒸発コイル内の流体を
    冷却する蒸発器と、前記分離器で分離された溶液に前記
    蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収させて希溶液を生成し
    発生する吸収熱を冷却する吸収器と、前記分離器と蒸発
    器を弁を介して連通する手段とを備えてなる吸収冷温水
    機において、前記凝縮器で冷媒蒸気を冷却する冷却手段
    が、凝縮器に内装されてそれぞれ冷却媒体を循環させる
    少なくとも2系統のコイルを含み、その内の少なくとも
    1系統は温水負荷に接続可能であることと、該2系統の
    コイル内の冷却媒体の循環を独立して制御する手段を備
    えていることとを特徴とする吸収冷温水機。
  2. 【請求項2】 吸収剤を冷媒に溶解させて得た希溶液を
    加熱する高温再生器と、該高温再生器で加熱された希溶
    液から冷媒蒸気と溶液を分離する分離器と、該分離器で
    分離された冷媒蒸気を冷却する冷却手段を備え該冷却手
    段により前記冷媒蒸気を冷却して凝縮液化する凝縮器
    と、蒸発コイルを内装し前記凝縮器で生成された液冷媒
    を該蒸発コイル上で蒸発させて該蒸発コイル内の流体を
    冷却する蒸発器と、前記分離器で分離された溶液に前記
    蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収させて希溶液を生成し
    発生する吸収熱を冷却する吸収器と、前記分離器と蒸発
    器を弁を介して連通する手段とを備えてなる吸収冷温水
    機において、前記凝縮器で冷媒蒸気を冷却する冷却手段
    が、凝縮器に内装されて冷却媒体を循環させ温水負荷に
    接続可能な冷却媒体循環手段と、該凝縮器の冷媒蒸気と
    外気を隔てる壁面の外気側の面に冷却水液膜を形成する
    冷却水供給手段と、該冷却水液膜近傍の空気を流動させ
    る空気駆動手段と、冷却媒体循環手段と冷却水供給手段
    と空気駆動手段とを独立して制御する手段を備えている
    ことと、前記吸収器が、該吸収器の外気と冷媒蒸気を隔
    てる壁面の冷媒蒸気側面に溶液の液膜を形成する滴下手
    段と、該壁面の外気側の面に冷却水液膜を形成する冷却
    水供給手段と、該冷却水液膜近傍の空気を流動させる空
    気駆動手段とを備えていることとを特徴とする吸収冷温
    水機。
  3. 【請求項3】 分離器で分離された溶液と吸収器で生成
    された希溶液の間で熱交換させる溶液熱交換器と、該溶
    液熱交換器を通過した溶液を前記分離器で分離された冷
    媒蒸気で加熱して新たな冷媒蒸気を発生させる低温再生
    器とを備え、該低温再生器で加熱を終了した冷媒と該低
    温再生器で新たに発生した冷媒蒸気が共に凝縮器に導入
    されるように構成されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の吸収冷温水機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10300261A (ja) * 1997-04-28 1998-11-13 Daikin Ind Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JP2024057418A (ja) * 2022-10-12 2024-04-24 日本精工株式会社 ボールねじ

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