JPH0547837B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0547837B2 JPH0547837B2 JP61199298A JP19929886A JPH0547837B2 JP H0547837 B2 JPH0547837 B2 JP H0547837B2 JP 61199298 A JP61199298 A JP 61199298A JP 19929886 A JP19929886 A JP 19929886A JP H0547837 B2 JPH0547837 B2 JP H0547837B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard lid
- damper
- keyboard
- shaft
- rotary damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鍵盤楽器、詳しくはその設計に際して
の自由度を高めた鍵盤楽器に関する。
の自由度を高めた鍵盤楽器に関する。
(従来の技術)
従来の鍵盤蓋の開閉装置としては、例えば実開
昭54−50527号公報に開示されたものが知られて
いる。この開閉装置は、回動自在に設けた鍵盤蓋
の閉動作に伴う衝撃を和らげる緩衝部材、例えば
空気クツシヨン、スプリング等を、その鍵盤蓋ま
たは拍子木等に配設したものである。
昭54−50527号公報に開示されたものが知られて
いる。この開閉装置は、回動自在に設けた鍵盤蓋
の閉動作に伴う衝撃を和らげる緩衝部材、例えば
空気クツシヨン、スプリング等を、その鍵盤蓋ま
たは拍子木等に配設したものである。
そして、この装置ではこれらの空気クツシヨン
等の緩衝部材により、鍵盤蓋の閉動作に伴う衝撃
を和らげるものである。
等の緩衝部材により、鍵盤蓋の閉動作に伴う衝撃
を和らげるものである。
しかしながら、このような従来の開閉装置にあ
つては、鍵盤蓋の閉動作中において、その閉動作
に対する抵抗力は常に一定とされていた。その結
果、初期の抵抗力を満足させることができても、
終期の抵抗力を満足させることができなかつた。
すなわち、閉じる際の衝撃力を充分に吸収するこ
とができなかつた。
つては、鍵盤蓋の閉動作中において、その閉動作
に対する抵抗力は常に一定とされていた。その結
果、初期の抵抗力を満足させることができても、
終期の抵抗力を満足させることができなかつた。
すなわち、閉じる際の衝撃力を充分に吸収するこ
とができなかつた。
そこで、本願出願人は、この欠点を解決するた
めに、昭和61年8月8日に特許出願をした(以
下、先願という。)。この先願に係る鍵盤蓋開閉装
置は、鍵盤蓋とこれを支持する腕木との間にロー
タリダンパを介在させたものである。そして、こ
のロータリダンパは、鍵盤蓋に取り付けられたケ
ースと、ケースに回転自在に支持されるととも
に、腕木側に回転を規制されたダンパ軸と、ダン
パ軸を締め付けることにより抵抗力を発生するス
プリングと、から構成されていた。従つて、鍵盤
蓋がダンパ軸を中心として所定角度だけ閉じる方
向に回動すると、スプリングがダンパ軸を締め付
けてその回動に対する抵抗力を発生し、閉じる際
の衝撃を和らげるものである。
めに、昭和61年8月8日に特許出願をした(以
下、先願という。)。この先願に係る鍵盤蓋開閉装
置は、鍵盤蓋とこれを支持する腕木との間にロー
タリダンパを介在させたものである。そして、こ
のロータリダンパは、鍵盤蓋に取り付けられたケ
ースと、ケースに回転自在に支持されるととも
に、腕木側に回転を規制されたダンパ軸と、ダン
パ軸を締め付けることにより抵抗力を発生するス
プリングと、から構成されていた。従つて、鍵盤
蓋がダンパ軸を中心として所定角度だけ閉じる方
向に回動すると、スプリングがダンパ軸を締め付
けてその回動に対する抵抗力を発生し、閉じる際
の衝撃を和らげるものである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、一般に、鍵盤蓋は開いた状態に
おいて演奏操作の邪魔になつてはいけないことか
ら、その内面を平坦に形成しなければならない。
また、閉じた状態にあつては外観からして腕木等
の楽器本体と一体的にその外面を形成する必要が
ある。そして、更に、グランドピアノの場合、鍵
盤蓋を外してアクシヨン機構を出し入れするの
で、鍵盤蓋は出し入れに必要な開口に対応する形
状とする必要があり、鍵盤蓋の回動の基端部の肉
厚に対してその先端部の肉厚はかなり薄くしなけ
ればならない。
おいて演奏操作の邪魔になつてはいけないことか
ら、その内面を平坦に形成しなければならない。
また、閉じた状態にあつては外観からして腕木等
の楽器本体と一体的にその外面を形成する必要が
ある。そして、更に、グランドピアノの場合、鍵
盤蓋を外してアクシヨン機構を出し入れするの
で、鍵盤蓋は出し入れに必要な開口に対応する形
状とする必要があり、鍵盤蓋の回動の基端部の肉
厚に対してその先端部の肉厚はかなり薄くしなけ
ればならない。
この場合、先願に係る鍵盤蓋開閉装置にあつて
は、ロータリダンパは、回動の中心軸であるダン
パ軸の外面にスプリングを巻き付け、さらに、こ
れらをケース内に収納して構成していたため、ロ
ータリダンパそのものが所定の大きさ、容積を有
していた。
は、ロータリダンパは、回動の中心軸であるダン
パ軸の外面にスプリングを巻き付け、さらに、こ
れらをケース内に収納して構成していたため、ロ
ータリダンパそのものが所定の大きさ、容積を有
していた。
そして、ロータリダンパを鍵盤蓋に装着しよう
とする場合、上述のように鍵盤蓋はその構造上一
定の制約があるため、その取付け位置は限られた
ものとなつていた。従つて、先願に係る鍵盤蓋開
閉装置では、第7図に示すように、ダンパ51の
一部又はダンパ取付け部材52が鍵盤蓋53内面
から突出していたという問題点が生じていた。
とする場合、上述のように鍵盤蓋はその構造上一
定の制約があるため、その取付け位置は限られた
ものとなつていた。従つて、先願に係る鍵盤蓋開
閉装置では、第7図に示すように、ダンパ51の
一部又はダンパ取付け部材52が鍵盤蓋53内面
から突出していたという問題点が生じていた。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明に係る鍵盤楽器は、鍵盤蓋開閉
装置を有する鍵盤楽器であつて、この鍵盤蓋開閉
装置は、ロータリダンパ3と、回動中心軸14と
を有し、ロータリダンパ3は、鍵盤蓋2の側面に
取り付けられ、鍵盤蓋2の閉じる方向への回動に
対して抵抗力を発生させるものであり、ダンパ軸
6には歯車11が固設されており、回動中心軸1
4は、楽器本体1に取り付けられて鍵盤蓋2の回
動中心として作用し、これに固設した歯車12を
有し、この歯車12にロータリダンパ3の歯車1
1が噛み合うように設けられて、ダンパ軸6は、
鍵盤蓋2の回動中心軸14に対して偏心されるも
のである。
装置を有する鍵盤楽器であつて、この鍵盤蓋開閉
装置は、ロータリダンパ3と、回動中心軸14と
を有し、ロータリダンパ3は、鍵盤蓋2の側面に
取り付けられ、鍵盤蓋2の閉じる方向への回動に
対して抵抗力を発生させるものであり、ダンパ軸
6には歯車11が固設されており、回動中心軸1
4は、楽器本体1に取り付けられて鍵盤蓋2の回
動中心として作用し、これに固設した歯車12を
有し、この歯車12にロータリダンパ3の歯車1
1が噛み合うように設けられて、ダンパ軸6は、
鍵盤蓋2の回動中心軸14に対して偏心されるも
のである。
(作用及び効果)
本発明に係る鍵盤楽器にあつては、鍵盤蓋2の
開方向への回動に対する抵抗力は、その閉方向の
回動に対する抵抗力とは異なり、小さいものであ
る。このため、開動作はスムーズに行うことがで
きる。また、その閉動作では、スプリング7がダ
ンパ軸6を締め付ける。この結果、閉動作に対す
る抵抗力が発生する。このため、鍵盤蓋2の開き
角度が小さくなるにしたがつて、その回動に対す
る抵抗力が大きくなる。その結果、閉動作中の初
期抵抗を小さく、その終期抵抗を大きく設定する
ことができ、全体として鍵盤蓋2の閉動作をスム
ーズなものとすることができる。すなわち、鍵盤
蓋2を閉じる場合において、ロータリダンパ3
は、鍵盤蓋2の閉じる方向の回動力に対して所定
の抵抗力を発生する。この結果、例えばグランド
ピアノ用の重い鍵盤蓋であつても、その閉じる終
期においてゆつくり閉じられ、衝撃の発生を防ぐ
ことになる。
開方向への回動に対する抵抗力は、その閉方向の
回動に対する抵抗力とは異なり、小さいものであ
る。このため、開動作はスムーズに行うことがで
きる。また、その閉動作では、スプリング7がダ
ンパ軸6を締め付ける。この結果、閉動作に対す
る抵抗力が発生する。このため、鍵盤蓋2の開き
角度が小さくなるにしたがつて、その回動に対す
る抵抗力が大きくなる。その結果、閉動作中の初
期抵抗を小さく、その終期抵抗を大きく設定する
ことができ、全体として鍵盤蓋2の閉動作をスム
ーズなものとすることができる。すなわち、鍵盤
蓋2を閉じる場合において、ロータリダンパ3
は、鍵盤蓋2の閉じる方向の回動力に対して所定
の抵抗力を発生する。この結果、例えばグランド
ピアノ用の重い鍵盤蓋であつても、その閉じる終
期においてゆつくり閉じられ、衝撃の発生を防ぐ
ことになる。
また、この鍵盤楽器において、ロータリダンパ
3は鍵盤蓋2に取り付けられるが、ロータリダン
パ3のダンパ軸6は鍵盤蓋2の回動中心軸14に
対して偏心して設けられている。したがつて、ロ
ータリダンパ3の鍵盤蓋2への取付に際しての自
由度が大幅に増加している。その結果、ロータリ
ダンパ3の一部またはそのダンパ取付部材が鍵盤
蓋2の内面から突出することはなく、演奏に際し
ての邪魔になつたり、外観上の不具合が生じたり
することはない。
3は鍵盤蓋2に取り付けられるが、ロータリダン
パ3のダンパ軸6は鍵盤蓋2の回動中心軸14に
対して偏心して設けられている。したがつて、ロ
ータリダンパ3の鍵盤蓋2への取付に際しての自
由度が大幅に増加している。その結果、ロータリ
ダンパ3の一部またはそのダンパ取付部材が鍵盤
蓋2の内面から突出することはなく、演奏に際し
ての邪魔になつたり、外観上の不具合が生じたり
することはない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第4図は、本発明をグランドピアノの
鍵盤蓋に適用した一実施例を示している。まず、
構成から説明する。
鍵盤蓋に適用した一実施例を示している。まず、
構成から説明する。
第1図において、1はピアノの腕木(楽器本
体)である。また、2はこの腕木1に回動自在に
支持された鍵盤蓋を示している。さらに、3はこ
の鍵盤蓋2の厚肉部、すなわち、その回転の基端
部の側面に埋設・固定されたロータリダンパであ
る。
体)である。また、2はこの腕木1に回動自在に
支持された鍵盤蓋を示している。さらに、3はこ
の鍵盤蓋2の厚肉部、すなわち、その回転の基端
部の側面に埋設・固定されたロータリダンパであ
る。
ロータリダンパ3は、第6図に示すように、円
筒形のケース5と、このケース5内に回転自在に
支持・収納されたダンパ軸6と、ケース5内のダ
ンパ軸6の外周面に巻き付けられたスプリング7
と、ケース5の開口部を閉止するとともに、ダン
パ軸6を軸支する閉止板8と、を有している。
筒形のケース5と、このケース5内に回転自在に
支持・収納されたダンパ軸6と、ケース5内のダ
ンパ軸6の外周面に巻き付けられたスプリング7
と、ケース5の開口部を閉止するとともに、ダン
パ軸6を軸支する閉止板8と、を有している。
そして、ケース5の開口端部内周面にはその円
周方向に所定角度に亘り円弧溝9が形成され、こ
の円弧溝9の壁面に、上記スプリング7の一端が
当接可能に設けられている(その他端は非拘束と
されている。)。すなわち、このロータリダンパ3
はダンパ軸6に対してケース5が相対的に回転す
るとスプリング7の一端がケース5に係止される
ことにより、スプリング7がダンパ軸6を締め付
ける結果、上記鍵盤蓋2の閉じる方向への回動に
対して所定の抵抗力を発生させるものである。
周方向に所定角度に亘り円弧溝9が形成され、こ
の円弧溝9の壁面に、上記スプリング7の一端が
当接可能に設けられている(その他端は非拘束と
されている。)。すなわち、このロータリダンパ3
はダンパ軸6に対してケース5が相対的に回転す
るとスプリング7の一端がケース5に係止される
ことにより、スプリング7がダンパ軸6を締め付
ける結果、上記鍵盤蓋2の閉じる方向への回動に
対して所定の抵抗力を発生させるものである。
また、閉止板8から突出したダンパ軸6の一端
部には歯車11が固着されている。
部には歯車11が固着されている。
一方、上記鍵盤蓋2の側面に対向する腕木1の
側面の所定の位置(鍵盤蓋2の回動中心として最
適の位置)には、このダンパ軸6の歯車11に噛
み合う歯車12を一端に固着した回転軸14が取
り付けられている。すなわち、回転軸14の他端
部14Aはいわゆる樽形の断面形状を呈し、腕木
1の側面に固着した金具15の凹溝15Aに回転
不能に挿入・係止されているのである(第1図参
照)。
側面の所定の位置(鍵盤蓋2の回動中心として最
適の位置)には、このダンパ軸6の歯車11に噛
み合う歯車12を一端に固着した回転軸14が取
り付けられている。すなわち、回転軸14の他端
部14Aはいわゆる樽形の断面形状を呈し、腕木
1の側面に固着した金具15の凹溝15Aに回転
不能に挿入・係止されているのである(第1図参
照)。
第2図はこれらの歯車11,12同士の噛み合
い部(歯車機構)を示し、この噛み合い部はホル
ダケース(ギヤ軸位置決め取付け金具)16内に
収納されている。例えば、このホルダケース16
には回転軸14を中心として所定角度に亘り円弧
状の溝が形成され、この溝内をダンパ軸6が案内
されて移動するものである。
い部(歯車機構)を示し、この噛み合い部はホル
ダケース(ギヤ軸位置決め取付け金具)16内に
収納されている。例えば、このホルダケース16
には回転軸14を中心として所定角度に亘り円弧
状の溝が形成され、この溝内をダンパ軸6が案内
されて移動するものである。
従つて、鍵盤蓋2はこの回転軸14を中心とし
て回動し、開閉されることになる。すなわち、回
転軸14が鍵盤蓋2の回動中心軸を示す一方、ダ
ンパ軸6がロータリダンパ3の回動中心軸を示す
ことになり、これらの回動中心軸14,6は互い
に偏心して設けられているのである。
て回動し、開閉されることになる。すなわち、回
転軸14が鍵盤蓋2の回動中心軸を示す一方、ダ
ンパ軸6がロータリダンパ3の回動中心軸を示す
ことになり、これらの回動中心軸14,6は互い
に偏心して設けられているのである。
次に、第3図、第4図、第5図を参照して本発
明の作用を説明する。
明の作用を説明する。
第3図は鍵盤蓋2が開いた状態での各回動中心
軸6,14の相対位置関係を、第4図はその鍵盤
蓋2が約半分閉じた状態のそれらの位置関係を、
第5図は鍵盤蓋2が閉じた状態でのそれらの関係
を、それぞれ示している。
軸6,14の相対位置関係を、第4図はその鍵盤
蓋2が約半分閉じた状態のそれらの位置関係を、
第5図は鍵盤蓋2が閉じた状態でのそれらの関係
を、それぞれ示している。
鍵盤蓋2を開く場合は、ロータリダンパ3はそ
の鍵盤蓋2の回動に対しての抵抗力を発生せず、
スムーズにその鍵盤蓋2を持ち上げることができ
る。この開く場合にはロータリダンパ3では、ス
プリング7にダンパ軸6を締め付ける方向とは逆
の方向に力が作用するため、その開動作に対して
は抵抗力が発生しないからである。従つて、開く
場合の抵抗力としてはその鍵盤蓋2の自重による
ものだけとなる。
の鍵盤蓋2の回動に対しての抵抗力を発生せず、
スムーズにその鍵盤蓋2を持ち上げることができ
る。この開く場合にはロータリダンパ3では、ス
プリング7にダンパ軸6を締め付ける方向とは逆
の方向に力が作用するため、その開動作に対して
は抵抗力が発生しないからである。従つて、開く
場合の抵抗力としてはその鍵盤蓋2の自重による
ものだけとなる。
一方、第3図に示す開いた状態から鍵盤蓋2を
閉じる場合は以下のようになる。
閉じる場合は以下のようになる。
同図の状態では、回転軸14に対してダンパ軸
6は所定の角度位置に位置している。そして、第
4図に示す状態まで鍵盤蓋2が半分程度閉じる
と、ロータリダンパ3はその閉じる方向の回動に
対して所定の抵抗力を発生する。すなわち、鍵盤
蓋2の閉じ始めから途中までは殆ど抵抗力は生じ
ないが、略45度迄(第4図)鍵盤蓋2が閉じる
と、スプリング7の一端がケース5の円弧溝9の
壁面に係止され、スプリング7がダンパ軸6を締
め付ける。その結果、閉じる方向への鍵盤蓋2の
回動に対して所定の抵抗力がこのロータリダンパ
3により生じ、鍵盤蓋2はゆつくりと閉じられる
ことになる。第5図はこの結果鍵盤蓋2が閉じた
状態を示している。また、この場合、ロータリダ
ンパ3の軸トルクは歯車11,12等を介して回
転軸14に伝達される。
6は所定の角度位置に位置している。そして、第
4図に示す状態まで鍵盤蓋2が半分程度閉じる
と、ロータリダンパ3はその閉じる方向の回動に
対して所定の抵抗力を発生する。すなわち、鍵盤
蓋2の閉じ始めから途中までは殆ど抵抗力は生じ
ないが、略45度迄(第4図)鍵盤蓋2が閉じる
と、スプリング7の一端がケース5の円弧溝9の
壁面に係止され、スプリング7がダンパ軸6を締
め付ける。その結果、閉じる方向への鍵盤蓋2の
回動に対して所定の抵抗力がこのロータリダンパ
3により生じ、鍵盤蓋2はゆつくりと閉じられる
ことになる。第5図はこの結果鍵盤蓋2が閉じた
状態を示している。また、この場合、ロータリダ
ンパ3の軸トルクは歯車11,12等を介して回
転軸14に伝達される。
上記鍵盤蓋2の一連の動作において、ダンパ軸
6は歯車12,11に介して回転軸14の回りを
略90度の角度範囲で回転することになる。
6は歯車12,11に介して回転軸14の回りを
略90度の角度範囲で回転することになる。
そして、この場合、これらの歯車11,12の
ギヤ比等を適宜変更することにより、その鍵盤蓋
2の開閉角度を任意に設定することができる。例
えば、そのギヤ比が1:1であれば、上述のよう
に、回転軸14に対してのダンパ軸6は略90度回
動する。さらに、一定のトルクのロータリダンパ
3を用いても、このギヤ比の変更により、回転軸
14への伝達トルクを調整することも可能とな
る。また、本実施例にあつては、その歯車11,
12の径を変更することにより、回転軸14に対
するダンパ軸6の偏心距離を適切に設定すること
もできる。すなわち、鍵盤蓋2の回動中心軸14
に対してロータリダンパ3のダンパ軸6の位置、
従つて、ロータリダンパ3の取付け位置を自由に
選択して鍵盤蓋2の側面に配設することができ
る。その結果、全体としての開閉装置の設計に際
しての自由度を先願装置に比較して大幅に高める
ことができる。なお、これらの歯車にワンウエイ
クラツチ等を組み込むことにより、本装置を鍵盤
蓋の閉止時のみ作動させることもできる。
ギヤ比等を適宜変更することにより、その鍵盤蓋
2の開閉角度を任意に設定することができる。例
えば、そのギヤ比が1:1であれば、上述のよう
に、回転軸14に対してのダンパ軸6は略90度回
動する。さらに、一定のトルクのロータリダンパ
3を用いても、このギヤ比の変更により、回転軸
14への伝達トルクを調整することも可能とな
る。また、本実施例にあつては、その歯車11,
12の径を変更することにより、回転軸14に対
するダンパ軸6の偏心距離を適切に設定すること
もできる。すなわち、鍵盤蓋2の回動中心軸14
に対してロータリダンパ3のダンパ軸6の位置、
従つて、ロータリダンパ3の取付け位置を自由に
選択して鍵盤蓋2の側面に配設することができ
る。その結果、全体としての開閉装置の設計に際
しての自由度を先願装置に比較して大幅に高める
ことができる。なお、これらの歯車にワンウエイ
クラツチ等を組み込むことにより、本装置を鍵盤
蓋の閉止時のみ作動させることもできる。
第1図は本発明に係る鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装
置の一実施例を示すその要部分解斜視図、第2図
はその実施例における歯車機構を示すその側面
図、第3図、第4図、第5図はその実施例におけ
る鍵盤蓋の開閉動作での鍵盤蓋の回動中心軸とロ
ータリダンパの回動中心軸との位置関係を示す概
略側面図、第6図は同じくその実施例におけるロ
ータリダンパを示すその断面図、第7図は先願に
係る鍵盤蓋開閉装置のロータリダンパの鍵盤蓋へ
の取付け部を示すその概略側面図である。 1……腕木(楽器本体)、2……鍵盤蓋、3…
…ロータリダンパ、6……ダンパ軸(回動中心
軸)、14……回転軸(鍵盤蓋の回動中心軸)。
置の一実施例を示すその要部分解斜視図、第2図
はその実施例における歯車機構を示すその側面
図、第3図、第4図、第5図はその実施例におけ
る鍵盤蓋の開閉動作での鍵盤蓋の回動中心軸とロ
ータリダンパの回動中心軸との位置関係を示す概
略側面図、第6図は同じくその実施例におけるロ
ータリダンパを示すその断面図、第7図は先願に
係る鍵盤蓋開閉装置のロータリダンパの鍵盤蓋へ
の取付け部を示すその概略側面図である。 1……腕木(楽器本体)、2……鍵盤蓋、3…
…ロータリダンパ、6……ダンパ軸(回動中心
軸)、14……回転軸(鍵盤蓋の回動中心軸)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍵盤蓋開閉装置を有する鍵盤楽器であつて、 この鍵盤蓋開閉装置は、ロータリダンパ3と、
回動中心軸14とを有し、 ロータリダンパ3は、鍵盤蓋2の側面に取り付
けられ、鍵盤蓋2の閉じる方向への回動に対して
抵抗力を発生させるものであり、ダンパ軸6には
歯車11が固設されており、 回動中心軸14は、楽器本体1に取り付けられ
て鍵盤蓋2の回動中心として作用し、これに固設
した歯車12を有し、 この歯車12にロータリダンパ3の歯車11が
噛み合うように設けられて、ダンパ軸6は、鍵盤
蓋2の回動中心軸14に対して偏心されるもので
ある 鍵盤楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61199298A JPS6355592A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61199298A JPS6355592A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 鍵盤楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6355592A JPS6355592A (ja) | 1988-03-10 |
| JPH0547837B2 true JPH0547837B2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=16405474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61199298A Granted JPS6355592A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 鍵盤楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6355592A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631941B2 (ja) * | 1988-05-24 | 1994-04-27 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置 |
| JPH0544872Y2 (ja) * | 1989-04-12 | 1993-11-15 | ||
| US5942702A (en) * | 1997-08-06 | 1999-08-24 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument having fall-board assembled with case by means of oldham's coupling |
| JP2012078713A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Casio Comput Co Ltd | 蓋開閉装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5385120U (ja) * | 1976-12-16 | 1978-07-13 | ||
| JPS5450527U (ja) * | 1977-09-16 | 1979-04-07 | ||
| JPS5850360Y2 (ja) * | 1978-03-16 | 1983-11-16 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器における鍵盤蓋開閉装置 |
| JPS5998492U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-03 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉機構 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP61199298A patent/JPS6355592A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6355592A (ja) | 1988-03-10 |
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