JPH0548040A - マスクrom - Google Patents
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- JPH0548040A JPH0548040A JP3204325A JP20432591A JPH0548040A JP H0548040 A JPH0548040 A JP H0548040A JP 3204325 A JP3204325 A JP 3204325A JP 20432591 A JP20432591 A JP 20432591A JP H0548040 A JPH0548040 A JP H0548040A
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- memory
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- transistors
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 NAND型マスクROMにおいて、セレクト
トランジスタQ29〜Q32のゲート長をメモリトラン
ジスタQ11〜Q18,Q21〜Q28のゲート長より
も長くすることによって、セレクトトランジスタの電流
駆動能力がメモリトランジスタの電流駆動能力よりも小
さく設定される。 【効果】 設計上エンハンスメントタイプであるQ11
〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28のしきい値
電圧が製造上の問題等で、本来の値よりも低い場合に、
設計上エンハンスメントタイプであるメモリトランジス
タからのデータ読出し時にビット線BLに流れるリーク
電流が、セレクトトランジスタによって従来よりも小さ
く制限されるので、メモリトランジスタから従来よりも
安定に、かつ正確にデータが読出される。
トランジスタQ29〜Q32のゲート長をメモリトラン
ジスタQ11〜Q18,Q21〜Q28のゲート長より
も長くすることによって、セレクトトランジスタの電流
駆動能力がメモリトランジスタの電流駆動能力よりも小
さく設定される。 【効果】 設計上エンハンスメントタイプであるQ11
〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28のしきい値
電圧が製造上の問題等で、本来の値よりも低い場合に、
設計上エンハンスメントタイプであるメモリトランジス
タからのデータ読出し時にビット線BLに流れるリーク
電流が、セレクトトランジスタによって従来よりも小さ
く制限されるので、メモリトランジスタから従来よりも
安定に、かつ正確にデータが読出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクROMに関し、
特に、リーク電流の低減されたマスクROM(リードオ
ンリーメモリ)に関する。
特に、リーク電流の低減されたマスクROM(リードオ
ンリーメモリ)に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているメモリICを書込み
機能によって大きく分類すると、製造後読出しとともに
自由に書込みが行なえるRWM(リードライトメモリ)
と、製造後書込みができず読出し専用として使われるR
OMとに分けられる。
機能によって大きく分類すると、製造後読出しとともに
自由に書込みが行なえるRWM(リードライトメモリ)
と、製造後書込みができず読出し専用として使われるR
OMとに分けられる。
【0003】ROMは、電源を切っても記憶情報が消え
ず残っているため、文字パターンなどのような固定した
情報の記憶に用いられる。ROMはさらに、製造後電気
的に記憶情報を変更できかつ、紫外線照射などによって
記憶情報の消去が可能なEPROM(Erasable
and Programmable ROM)と、製
造工程において情報を書込まれ製造後その記憶情報を変
更することができないマスクROMとを含む。
ず残っているため、文字パターンなどのような固定した
情報の記憶に用いられる。ROMはさらに、製造後電気
的に記憶情報を変更できかつ、紫外線照射などによって
記憶情報の消去が可能なEPROM(Erasable
and Programmable ROM)と、製
造工程において情報を書込まれ製造後その記憶情報を変
更することができないマスクROMとを含む。
【0004】マスクROMは、CRTディスプレイの文
字パターンや、パーソナルコンピュータのBASICの
プログラムのような固定されたデータを記憶するために
よく用いられる。
字パターンや、パーソナルコンピュータのBASICの
プログラムのような固定されたデータを記憶するために
よく用いられる。
【0005】マスクROMのうち、MOSトランジスタ
の性質(デプレッション型であるかエンハンスメント型
であるか)をデータ“1”,“0”に対応させるもの
は、そのメモリアレイの回路構成によってNAND型と
NOR型とに分類される。図7は、NAND型のマスク
ROMの基本構成を示す概略ブロック図である。
の性質(デプレッション型であるかエンハンスメント型
であるか)をデータ“1”,“0”に対応させるもの
は、そのメモリアレイの回路構成によってNAND型と
NOR型とに分類される。図7は、NAND型のマスク
ROMの基本構成を示す概略ブロック図である。
【0006】以下、図7を参照しながら、従来のNAN
D型マスクROMの構成および動作について説明する。
D型マスクROMの構成および動作について説明する。
【0007】メモリセルアレイ1は、i行およびm列の
マトリクス状に配列された複数のメモリセルブロック1
0−1〜10−mと、これらm個のメモリセルブロック
列に対応して設けられるm本のビット線BL1〜BLm
と、各メモリセルブロック行に対応して設けられる、2
本のセレクトゲート線SL1およびSL2と、複数のワ
ード線WL1〜WLnとを含む。
マトリクス状に配列された複数のメモリセルブロック1
0−1〜10−mと、これらm個のメモリセルブロック
列に対応して設けられるm本のビット線BL1〜BLm
と、各メモリセルブロック行に対応して設けられる、2
本のセレクトゲート線SL1およびSL2と、複数のワ
ード線WL1〜WLnとを含む。
【0008】各メモリセルブロック10−1〜10−m
は、各々が1つのメモリセルとして機能する、2列×n
行に配列されたMOSトランジスタ(図示せず:以下、
メモリトランジスタと呼ぶ)と、これら2列のうちのい
ずれか1つの列を選択するために2列×2行のマトリク
ス状に配列された4つのトランジスタ(図示せず:以
下、セレクトトランジスタと呼ぶ)とを含む。
は、各々が1つのメモリセルとして機能する、2列×n
行に配列されたMOSトランジスタ(図示せず:以下、
メモリトランジスタと呼ぶ)と、これら2列のうちのい
ずれか1つの列を選択するために2列×2行のマトリク
ス状に配列された4つのトランジスタ(図示せず:以
下、セレクトトランジスタと呼ぶ)とを含む。
【0009】各メモリセルブロック行において、2本の
セレクトゲート線SL1およびSL2は、メモリセルブ
ロック10−1内の2つのセレクトトランジスタ行,メ
モリセルブロック10−2内の2つのセレクトトランジ
スタ行,…,およびメモリセルブロック10−m内の2
つのセレクトトランジスタ行に共通に対応して設けられ
る。同様に、各メモリセルブロック行において、n本の
ワード線WL1〜WLnは、メモリセルブロック10−
1内のn個のメモリトランジスタ行,メモリセルブロッ
ク10−2内のn個のメモリトランジスタ行,…,およ
び、メモリセルブロック10−m内のメモリトランジス
タ行に共通に対応して設けられる。
セレクトゲート線SL1およびSL2は、メモリセルブ
ロック10−1内の2つのセレクトトランジスタ行,メ
モリセルブロック10−2内の2つのセレクトトランジ
スタ行,…,およびメモリセルブロック10−m内の2
つのセレクトトランジスタ行に共通に対応して設けられ
る。同様に、各メモリセルブロック行において、n本の
ワード線WL1〜WLnは、メモリセルブロック10−
1内のn個のメモリトランジスタ行,メモリセルブロッ
ク10−2内のn個のメモリトランジスタ行,…,およ
び、メモリセルブロック10−m内のメモリトランジス
タ行に共通に対応して設けられる。
【0010】デコーダ2は、外部アドレス信号A1〜A
kをデコードして、メモリセルアレイ1内のメモリセル
ブロック10−1〜10−mのうちの1つのブロックの
みを選択するブロック選択信号BL1〜BL(i×m)
を出力する。これらのブロック選択信号BL1〜BL
(i×m)はそれぞれ、メモリセルアレイ1内の(i×
m)個のメモリセルブロック10−1〜10−mに与え
られる。具体的には、デコーダ2は、外部アドレス信号
A1〜Akに応答して、これらのブロック選択信号BL
1〜BL(i×m)のうちのいずれか1つの電位をハイ
レベルにし、他の電位をすべてローレベルにする。これ
によって、ハイレベルのブロック選択信号を受けた1つ
のメモリセルブロックからのみデータ読出しが可能とな
る。
kをデコードして、メモリセルアレイ1内のメモリセル
ブロック10−1〜10−mのうちの1つのブロックの
みを選択するブロック選択信号BL1〜BL(i×m)
を出力する。これらのブロック選択信号BL1〜BL
(i×m)はそれぞれ、メモリセルアレイ1内の(i×
m)個のメモリセルブロック10−1〜10−mに与え
られる。具体的には、デコーダ2は、外部アドレス信号
A1〜Akに応答して、これらのブロック選択信号BL
1〜BL(i×m)のうちのいずれか1つの電位をハイ
レベルにし、他の電位をすべてローレベルにする。これ
によって、ハイレベルのブロック選択信号を受けた1つ
のメモリセルブロックからのみデータ読出しが可能とな
る。
【0011】アドレスバッファ3は、外部アドレス信号
AS1〜ASiをそれぞれバッファリングして、インバ
ータINV1〜INViに与える。
AS1〜ASiをそれぞれバッファリングして、インバ
ータINV1〜INViに与える。
【0012】インバータINV1〜INViの出力信号
は、それぞれのメモリセルブロック行に対応して設けら
れたセレクトゲート線SL2に与えられる。一方、イン
バータINV1〜INViの入力端の信号は、それぞれ
のメモリセルブロック行に対応して設けられたセレクト
ゲート線SL1に与えられる。したがって、各メモリセ
ルブロック行において、2本のセレクトゲート線SL1
およびSL2には互いに相補な電位が供給される。これ
によって、各メモリセルブロック10−1〜10−mに
おいて、2つのメモリトランジスタ列のうちのいずれか
一方の列が選択される。
は、それぞれのメモリセルブロック行に対応して設けら
れたセレクトゲート線SL2に与えられる。一方、イン
バータINV1〜INViの入力端の信号は、それぞれ
のメモリセルブロック行に対応して設けられたセレクト
ゲート線SL1に与えられる。したがって、各メモリセ
ルブロック行において、2本のセレクトゲート線SL1
およびSL2には互いに相補な電位が供給される。これ
によって、各メモリセルブロック10−1〜10−mに
おいて、2つのメモリトランジスタ列のうちのいずれか
一方の列が選択される。
【0013】アドレスデコーダ回路4は、外部アドレス
信号AX1〜AXjをデコードして、ハイレベルのブロ
ック選択信号を受ける1つのメモリセルブロックに含ま
れるn本のワード線WL1〜WLnのうちの1本にのみ
ローレベルの電位を与え、メモリセルアレイ1内の他の
すべてのワード線にハイレベルの電位を与える。これに
よって、この1つのメモリセルブロックにおいて、アド
レスバッファ3の出力によって選択された1つのメモリ
トランジスタ列に含まれるメモリトランジスタのうち、
ローレベルの電位にある1本のワード線に対応して設け
られた1つのメモリトランジスタの記憶データが、この
メモリセルブロックに対応して設けられた1本のビット
線(BL1〜BLmのうちのいずれか)に現われる。
信号AX1〜AXjをデコードして、ハイレベルのブロ
ック選択信号を受ける1つのメモリセルブロックに含ま
れるn本のワード線WL1〜WLnのうちの1本にのみ
ローレベルの電位を与え、メモリセルアレイ1内の他の
すべてのワード線にハイレベルの電位を与える。これに
よって、この1つのメモリセルブロックにおいて、アド
レスバッファ3の出力によって選択された1つのメモリ
トランジスタ列に含まれるメモリトランジスタのうち、
ローレベルの電位にある1本のワード線に対応して設け
られた1つのメモリトランジスタの記憶データが、この
メモリセルブロックに対応して設けられた1本のビット
線(BL1〜BLmのうちのいずれか)に現われる。
【0014】ビット線選択デコーダ5は、外部アドレス
信号AY1〜AYlをデコードして、ビット線BL1〜
BLmのうち、デコーダ2によって選択されたブロック
に対応して設けられた1本のみを選択してセンスアンプ
6に電気的に接続する。
信号AY1〜AYlをデコードして、ビット線BL1〜
BLmのうち、デコーダ2によって選択されたブロック
に対応して設けられた1本のみを選択してセンスアンプ
6に電気的に接続する。
【0015】センスアンプ6は、ビット線選択デコーダ
5を介して電気的に接続された1本のビット線に現われ
たデータ信号を増幅して、このメモリセルアレイ1から
の読出しデータとする。
5を介して電気的に接続された1本のビット線に現われ
たデータ信号を増幅して、このメモリセルアレイ1から
の読出しデータとする。
【0016】次に、図8を参照しながら、メモリセルブ
ロック10−1〜10−mの回路構成およびその動作に
ついて具体的に説明する。
ロック10−1〜10−mの回路構成およびその動作に
ついて具体的に説明する。
【0017】図8は、NAND型マスクROMにおける
任意の1つのメモリセルブロックの一般的な構成を示す
回路図である。なお、図8には、メモリセルアレイ1の
周辺回路および信号線のうち、1つのメモリセルブロッ
クに対応して設けられる部分だけが代表的に示される。
任意の1つのメモリセルブロックの一般的な構成を示す
回路図である。なお、図8には、メモリセルアレイ1の
周辺回路および信号線のうち、1つのメモリセルブロッ
クに対応して設けられる部分だけが代表的に示される。
【0018】各メモリセルブロック10は、セレクトト
ランジスタ群110と、メモリトランジスタ群120
と、トランスファーゲートトランジスタ群130とを含
む。
ランジスタ群110と、メモリトランジスタ群120
と、トランスファーゲートトランジスタ群130とを含
む。
【0019】セレクトトランジスタ群110は、セレク
トゲート線SL1にゲートを接続される、デプレッショ
ンタイプのNチャネルMOSトランジスタQ9およびエ
ンハンスメントタイプのNチャネルMOSトランジスタ
Q19と、セレクトゲート線SL2にゲートを接続され
る、エンハンスメントタイプのNチャネルMOSトラン
ジスタQ10およびデプレッションタイプのNチャネル
MOSトランジスタQ20とを含む。トランジスタQ9
およびQ10は互いに直列に接続され、トランジスタQ
19およびQ20も互いに直列に接続される。
トゲート線SL1にゲートを接続される、デプレッショ
ンタイプのNチャネルMOSトランジスタQ9およびエ
ンハンスメントタイプのNチャネルMOSトランジスタ
Q19と、セレクトゲート線SL2にゲートを接続され
る、エンハンスメントタイプのNチャネルMOSトラン
ジスタQ10およびデプレッションタイプのNチャネル
MOSトランジスタQ20とを含む。トランジスタQ9
およびQ10は互いに直列に接続され、トランジスタQ
19およびQ20も互いに直列に接続される。
【0020】メモリトランジスタ群120は、一方のセ
レクトトランジスタ列に対応して設けられる複数個のN
チャネルMOSトランジスタQ11〜Q18の直列接続
回路と、他方のセレクトトランジスタ列に対応して設け
られる複数のNチャネルMOSトランジスタQ21〜Q
28の直列接続回路とを含む。各セレクトトランジスタ
列に対応して設けられるメモリトランジスタの数は通
常、8個,16個などである。図8には、各セレクトト
ランジスタ列に対応して設けられるメモリトランジスタ
の数が8個の場合が例示される。
レクトトランジスタ列に対応して設けられる複数個のN
チャネルMOSトランジスタQ11〜Q18の直列接続
回路と、他方のセレクトトランジスタ列に対応して設け
られる複数のNチャネルMOSトランジスタQ21〜Q
28の直列接続回路とを含む。各セレクトトランジスタ
列に対応して設けられるメモリトランジスタの数は通
常、8個,16個などである。図8には、各セレクトト
ランジスタ列に対応して設けられるメモリトランジスタ
の数が8個の場合が例示される。
【0021】データ“0”を記憶するメモリトランジス
タはエンハンスメントタイプに製造されており、データ
“1”を記憶するメモリトランジスタはデプレッション
タイプに製造されている。以後の説明においては、たと
えば、メモリトランジスタ群120内のメモリトランジ
スタQ11〜18,Q21〜Q28のうち1つのトラン
ジスタQ14がデプレッションタイプのNチャネルMO
Sトランジスタであるものとする。なお、図8におい
て、デプレッションタイプのトランジスタには、斜線を
付して示す。
タはエンハンスメントタイプに製造されており、データ
“1”を記憶するメモリトランジスタはデプレッション
タイプに製造されている。以後の説明においては、たと
えば、メモリトランジスタ群120内のメモリトランジ
スタQ11〜18,Q21〜Q28のうち1つのトラン
ジスタQ14がデプレッションタイプのNチャネルMO
Sトランジスタであるものとする。なお、図8におい
て、デプレッションタイプのトランジスタには、斜線を
付して示す。
【0022】トランジスタQ9〜Q18およびトランジ
スタQ19〜Q28はいずれも、対応するビット線BL
と接地GNDとの間に設けられる。
スタQ19〜Q28はいずれも、対応するビット線BL
と接地GNDとの間に設けられる。
【0023】メモリトランジスタ群120において、1
行目に配列されたメモリトランジスタQ11およびQ2
1のゲート,2行目に配列されたメモリトランジスタQ
12およびQ22のゲート,…,および、8行目に配列
されたメモリトランジスタQ18およびQ28のゲート
はそれぞれ、ワード線WL1,WL2,…,および、W
L8に接続される。
行目に配列されたメモリトランジスタQ11およびQ2
1のゲート,2行目に配列されたメモリトランジスタQ
12およびQ22のゲート,…,および、8行目に配列
されたメモリトランジスタQ18およびQ28のゲート
はそれぞれ、ワード線WL1,WL2,…,および、W
L8に接続される。
【0024】トランスファーゲートトランジスタ群13
0は、8本のワード線WL1〜WL8とアドレスデコー
ダ回路4との間にそれぞれ設けられる8個のNチャネル
MOSトランジスタQ1〜Q8を含む。トランジスタQ
1〜Q8のゲートには、デコーダ2の出力信号のうちの
対応する1つBLSが共通に与えられる。この信号BL
Sは、図7におけるデコーダ2の出力信号BLS1〜B
LS(m×i)のうちのいずれか1つに対応する。
0は、8本のワード線WL1〜WL8とアドレスデコー
ダ回路4との間にそれぞれ設けられる8個のNチャネル
MOSトランジスタQ1〜Q8を含む。トランジスタQ
1〜Q8のゲートには、デコーダ2の出力信号のうちの
対応する1つBLSが共通に与えられる。この信号BL
Sは、図7におけるデコーダ2の出力信号BLS1〜B
LS(m×i)のうちのいずれか1つに対応する。
【0025】セレクトゲート線SL1には、アドレスバ
ッファ3が所定の外部アドレス信号ASをバッファリン
グして得た信号が与えられ、セレクトゲート線SL2に
は、この信号を入力として受けるインバータINVの出
力信号が与えられる。この所定の外部アドレス信号AS
は、図7における外部アドレス信号SA1〜ASiのう
ちのいずれか1つに対応し、インバータINVは図7の
インバータINV1〜INViのうちのいずれか1つに
対応する。
ッファ3が所定の外部アドレス信号ASをバッファリン
グして得た信号が与えられ、セレクトゲート線SL2に
は、この信号を入力として受けるインバータINVの出
力信号が与えられる。この所定の外部アドレス信号AS
は、図7における外部アドレス信号SA1〜ASiのう
ちのいずれか1つに対応し、インバータINVは図7の
インバータINV1〜INViのうちのいずれか1つに
対応する。
【0026】次に、このメモリセルブロック10からデ
ータを読出すための具体的な回路動作について説明す
る。
ータを読出すための具体的な回路動作について説明す
る。
【0027】デコーダ2は、このメモリセルブロック1
0に与えられるブロック選択信号BLSの電位をハイレ
ベルにする。これによって、トランスファーゲートトラ
ンジスタ群130内のすべてのトランジスタQ1〜Q8
がON状態となって、ワード線WL1〜WL8をそれぞ
れ個別にアドレスデコーダ回路4に電気的に接続する。
この結果、アドレスデコーダ回路4の出力信号のうち、
このメモリセルブロック10に供給される8個の信号が
それぞれ8本のワード線WL1〜WL8に供給可能とな
る。
0に与えられるブロック選択信号BLSの電位をハイレ
ベルにする。これによって、トランスファーゲートトラ
ンジスタ群130内のすべてのトランジスタQ1〜Q8
がON状態となって、ワード線WL1〜WL8をそれぞ
れ個別にアドレスデコーダ回路4に電気的に接続する。
この結果、アドレスデコーダ回路4の出力信号のうち、
このメモリセルブロック10に供給される8個の信号が
それぞれ8本のワード線WL1〜WL8に供給可能とな
る。
【0028】アドレスデコーダ回路4は、図7における
外部アドレス信号AX1〜AXjのうち、このメモリセ
ルブロック10内の8本のワード線WL1〜WL8に与
えるための信号を導出するのに必要な3ビットの外部ア
ドレス信号AX1〜AX3をデコードして、いずれか1
つの電位がローレベルであり他の電位がすべてハイレベ
ルである8個の信号を出力する。
外部アドレス信号AX1〜AXjのうち、このメモリセ
ルブロック10内の8本のワード線WL1〜WL8に与
えるための信号を導出するのに必要な3ビットの外部ア
ドレス信号AX1〜AX3をデコードして、いずれか1
つの電位がローレベルであり他の電位がすべてハイレベ
ルである8個の信号を出力する。
【0029】さて、エンハンスメントタイプのMOSト
ランジスタはそのゲート電圧が0Vのとき非導通状態で
あり、デプレッションタイプのMOSトランジスタは、
そのゲート電圧が0VのときON状態である。
ランジスタはそのゲート電圧が0Vのとき非導通状態で
あり、デプレッションタイプのMOSトランジスタは、
そのゲート電圧が0VのときON状態である。
【0030】図10は、エンハンスメントタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタの特性および、デプレッショ
ンタイプのNチャネルMOSトランジスタの特性を示す
グラフである。図10において、横軸はゲートおよびソ
ース間の電圧VGSを示し、縦軸はソースおよびドレイン
間に流れる電流の大きさIdsを示す。
ャネルMOSトランジスタの特性および、デプレッショ
ンタイプのNチャネルMOSトランジスタの特性を示す
グラフである。図10において、横軸はゲートおよびソ
ース間の電圧VGSを示し、縦軸はソースおよびドレイン
間に流れる電流の大きさIdsを示す。
【0031】NチャネルMOSトランジスタの、ソース
・ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間Idsとの関係
を示すこのような曲線が図における左側にシフトする現
象を、NチャネルMOSトランジスタのデプレッション
化と称す。
・ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間Idsとの関係
を示すこのような曲線が図における左側にシフトする現
象を、NチャネルMOSトランジスタのデプレッション
化と称す。
【0032】図10からわかるように、デプレッション
タイプのNチャネルMOSトランジスタは、ソース電位
が0Vであるときゲート電位がある負の値VTHD 以上と
なるとON状態となり、エンハンスメントタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタは、ソース電位が0Vのと
き、ゲート電位がある正の値VTHE 以上となるとON状
態となる。一般に、デプレッションタイプのNチャネル
MOSトランジスタのしきい値電圧VTHD は、−2〜−
5V程度に設定され、エンハンスメントタイプのNチャ
ネルMOSトランジスタのしきい値電圧VTHE は0.5
〜1.0V程度に設定される。
タイプのNチャネルMOSトランジスタは、ソース電位
が0Vであるときゲート電位がある負の値VTHD 以上と
なるとON状態となり、エンハンスメントタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタは、ソース電位が0Vのと
き、ゲート電位がある正の値VTHE 以上となるとON状
態となる。一般に、デプレッションタイプのNチャネル
MOSトランジスタのしきい値電圧VTHD は、−2〜−
5V程度に設定され、エンハンスメントタイプのNチャ
ネルMOSトランジスタのしきい値電圧VTHE は0.5
〜1.0V程度に設定される。
【0033】したがって、図8において、アドレスデコ
ーダ回路4がワード線WL4にのみローレベルの電位
(=0V)を与えており、アドレスバッファ3がセレク
トゲート線SL1にハイレベルの電位(通常5V)を与
えている場合を想定すると、メモリセルブロック10に
おいて以下のような回路動作が生じる。
ーダ回路4がワード線WL4にのみローレベルの電位
(=0V)を与えており、アドレスバッファ3がセレク
トゲート線SL1にハイレベルの電位(通常5V)を与
えている場合を想定すると、メモリセルブロック10に
おいて以下のような回路動作が生じる。
【0034】ハイレベルの電位にある7本のワード線W
L1〜WL3,WL5〜WL8にそれぞれ接続されるメ
モリトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q
21〜Q23,Q25〜Q28はいずれも、そのタイプ
にかかわらずON状態となる。一方、ローレベルのワー
ド線WL4に接続される2つのトランジスタQ14およ
びQ24の各々は、そのタイプに応じてON状態または
OFF状態となる。
L1〜WL3,WL5〜WL8にそれぞれ接続されるメ
モリトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q
21〜Q23,Q25〜Q28はいずれも、そのタイプ
にかかわらずON状態となる。一方、ローレベルのワー
ド線WL4に接続される2つのトランジスタQ14およ
びQ24の各々は、そのタイプに応じてON状態または
OFF状態となる。
【0035】すなわち、ローレベルのワード線WL4に
接続される2つのメモリトランジスタQ14およびQ2
4のうち、デプレッションタイプのQ14はON状態と
なるが、エンハンスメントタイプのものQ24はOFF
状態となる。
接続される2つのメモリトランジスタQ14およびQ2
4のうち、デプレッションタイプのQ14はON状態と
なるが、エンハンスメントタイプのものQ24はOFF
状態となる。
【0036】同様に、ハイレベルの電位にあるセレクト
ゲート線SL1に接続されるセレクトトランジスタQ9
およびQ19はいずれもそのタイプにかかわずON状態
となるが、ローレベルの電位にあるセレクトゲート線S
L2に接続されるセレクトトランジスタQ19およびQ
20はそれぞれOFF状態およびON状態となる。
ゲート線SL1に接続されるセレクトトランジスタQ9
およびQ19はいずれもそのタイプにかかわずON状態
となるが、ローレベルの電位にあるセレクトゲート線S
L2に接続されるセレクトトランジスタQ19およびQ
20はそれぞれOFF状態およびON状態となる。
【0037】したがって、セレクトトランジスタ群11
0において、セレクトトランジスタQ19およびQ20
はともにON状態となるので、ビット線BLはメモリト
ランジスタQ21〜Q28の直列接続回路に電気的に接
続される。一方、メモリトランジスタQ11〜Q18の
直列接続回路は、セレクトトランジスタQ10がOFF
状態であるため、ビット線BLから電気的に遮断され
る。これは、ビット線BLの電位はメモリトランジスタ
Q11〜Q18の導通状態には影響されず、トランジス
タQ21〜Q28の導通状態にのみ影響されることを意
味する。
0において、セレクトトランジスタQ19およびQ20
はともにON状態となるので、ビット線BLはメモリト
ランジスタQ21〜Q28の直列接続回路に電気的に接
続される。一方、メモリトランジスタQ11〜Q18の
直列接続回路は、セレクトトランジスタQ10がOFF
状態であるため、ビット線BLから電気的に遮断され
る。これは、ビット線BLの電位はメモリトランジスタ
Q11〜Q18の導通状態には影響されず、トランジス
タQ21〜Q28の導通状態にのみ影響されることを意
味する。
【0038】一方、メモリトランジスタ群120におい
ては、トランジスタQ21〜Q28のうち、ハイレベル
の電位にある7本のワード線WL1〜WL3,WL5〜
WL8に接続される7つのメモリトランジスタQ21〜
Q23,Q25〜Q28はいずれもそのタイプにかかわ
らずON状態となる。したがって、ハイレベルの電位に
あるワード線WL4に接続されるトランジスタQ24デ
プレッションタイプである場合にのみ、トランジスタQ
19〜Q28がすべてON状態となって、ビット線BL
と接地GNDとの間に電流経路を形成する。一方、トラ
ンジスタQ24がエンハンスメントタイプである場合に
は、トランジスタQ24はOFF状態となってビット線
BLと接地GNDとの間の電流経路を遮断する。
ては、トランジスタQ21〜Q28のうち、ハイレベル
の電位にある7本のワード線WL1〜WL3,WL5〜
WL8に接続される7つのメモリトランジスタQ21〜
Q23,Q25〜Q28はいずれもそのタイプにかかわ
らずON状態となる。したがって、ハイレベルの電位に
あるワード線WL4に接続されるトランジスタQ24デ
プレッションタイプである場合にのみ、トランジスタQ
19〜Q28がすべてON状態となって、ビット線BL
と接地GNDとの間に電流経路を形成する。一方、トラ
ンジスタQ24がエンハンスメントタイプである場合に
は、トランジスタQ24はOFF状態となってビット線
BLと接地GNDとの間の電流経路を遮断する。
【0039】本例では、トランジスタQ24はエンハン
スメントタイプであるので、ビット線BLと接地GND
との間に電流経路は形成されず、ビット線BLから接地
GNDに流れる電流は生じない。
スメントタイプであるので、ビット線BLと接地GND
との間に電流経路は形成されず、ビット線BLから接地
GNDに流れる電流は生じない。
【0040】ビット線選択デコーダ5はビット線BLを
センスアンプ6に電気的に接続する。センスアンプ6
は、ビット線BLにハイレベルの電位を供給するように
動作する。したがって、ビット線BLから接地GNDに
電流が流れない場合、ビット線BLはセンスアンプ6の
出力によって充電されて、ハイレベルの電位となる。セ
ンスアンプ6は、このようなビット線BLの電位上昇を
検知して、データ“0”に対応するローレベルの電位を
読出データとして出力する。すなわち、トランジスタQ
24の記憶データが読出される。次に、アドレスバッフ
ァ3がセレクトゲート線SL1にローレベルの電位を供
給する場合の回路動作について説明する。
センスアンプ6に電気的に接続する。センスアンプ6
は、ビット線BLにハイレベルの電位を供給するように
動作する。したがって、ビット線BLから接地GNDに
電流が流れない場合、ビット線BLはセンスアンプ6の
出力によって充電されて、ハイレベルの電位となる。セ
ンスアンプ6は、このようなビット線BLの電位上昇を
検知して、データ“0”に対応するローレベルの電位を
読出データとして出力する。すなわち、トランジスタQ
24の記憶データが読出される。次に、アドレスバッフ
ァ3がセレクトゲート線SL1にローレベルの電位を供
給する場合の回路動作について説明する。
【0041】このような場合には、セレクトトランジス
タ群110において、セレクトゲート線SL2に接続さ
れるトランジスタQ10およびQ20がともにON状態
となる一方、セレクトゲート線SL1に接続されるトラ
ンジスタQ9およびQ19がそれぞれON状態およびO
FF状態となる。したがって、ビット線BLはメモリト
ランジスタQ11〜Q18の直列接続回路に電気的に接
続される。
タ群110において、セレクトゲート線SL2に接続さ
れるトランジスタQ10およびQ20がともにON状態
となる一方、セレクトゲート線SL1に接続されるトラ
ンジスタQ9およびQ19がそれぞれON状態およびO
FF状態となる。したがって、ビット線BLはメモリト
ランジスタQ11〜Q18の直列接続回路に電気的に接
続される。
【0042】トランジスタQ11〜Q18のうち、ロー
レベルのワード線WL4に接続されるトランジスタQ1
4はデプレッションタイプであるのでON状態である。
このため、トランジスタQ9〜Q18はすべてON状態
となって、ビット線BLと接地GNDとの間に電流経路
を形成する。この結果、ビット線BLに供給される電荷
はトランジスタQ9〜Q18をを介して接地GNDに放
電されるので、ビット線BLの電位は低下する。センス
アンプ6は、このようなビット線BLの電位低下を検知
して、データ“1”に対応するハイレベルの電位を読出
しデータとして出力する。すなわち、メモリトランジス
タQ14の記憶データが読出される。
レベルのワード線WL4に接続されるトランジスタQ1
4はデプレッションタイプであるのでON状態である。
このため、トランジスタQ9〜Q18はすべてON状態
となって、ビット線BLと接地GNDとの間に電流経路
を形成する。この結果、ビット線BLに供給される電荷
はトランジスタQ9〜Q18をを介して接地GNDに放
電されるので、ビット線BLの電位は低下する。センス
アンプ6は、このようなビット線BLの電位低下を検知
して、データ“1”に対応するハイレベルの電位を読出
しデータとして出力する。すなわち、メモリトランジス
タQ14の記憶データが読出される。
【0043】このように、メモリトランジスタの記憶デ
ータが論理値“1”であるか論理値“0”であるかは、
対応するビット線が充電されるか、対応するビット線か
ら接地GNDに放電が生じるかによって判別される。そ
して、ローレベルの電位のワード線WL4に接続される
2つのメモリトランジスタQ14およびQ24のうち、
図における左側のメモリトランジスタQ14の記憶デー
タおよび図における右側のメモリトランジスタQ24の
記憶データはそれぞれ、セレクトゲート線SL1の電位
がローレベルおよびハイレベルとなることによってビッ
ト線BLに現われる。
ータが論理値“1”であるか論理値“0”であるかは、
対応するビット線が充電されるか、対応するビット線か
ら接地GNDに放電が生じるかによって判別される。そ
して、ローレベルの電位のワード線WL4に接続される
2つのメモリトランジスタQ14およびQ24のうち、
図における左側のメモリトランジスタQ14の記憶デー
タおよび図における右側のメモリトランジスタQ24の
記憶データはそれぞれ、セレクトゲート線SL1の電位
がローレベルおよびハイレベルとなることによってビッ
ト線BLに現われる。
【0044】したがって、このメモリセルブロック10
内の特定のメモリトランジスタからデータを読出すに
は、この特定のメモリトランジスタのゲートに接続され
る1本のワード線にアドレスデコーダ回路4からローレ
ベルの電位が供給され、かつ、この特定のメモリトラン
ジスタが配列されたメモリトランジスタ列に接続された
2つのセレクトトランジスタのうち、デプレッションタ
イプのセレクトトランジスタのゲートに接続されるセレ
クトゲート線SL1またはSL2にローレベルの電位が
供給されるように、外部アドレス信号ASの電位レベル
および、外部アドレス信号AX1〜AX3の電位レベル
の組合わせが選ばれる。
内の特定のメモリトランジスタからデータを読出すに
は、この特定のメモリトランジスタのゲートに接続され
る1本のワード線にアドレスデコーダ回路4からローレ
ベルの電位が供給され、かつ、この特定のメモリトラン
ジスタが配列されたメモリトランジスタ列に接続された
2つのセレクトトランジスタのうち、デプレッションタ
イプのセレクトトランジスタのゲートに接続されるセレ
クトゲート線SL1またはSL2にローレベルの電位が
供給されるように、外部アドレス信号ASの電位レベル
および、外部アドレス信号AX1〜AX3の電位レベル
の組合わせが選ばれる。
【0045】図9は、セレクトトランジスタ群110お
よびメモリトランジスタ群120の半導体基板上におけ
る実際のレイアウトを示す平面図である。
よびメモリトランジスタ群120の半導体基板上におけ
る実際のレイアウトを示す平面図である。
【0046】図9を参照して、各メモリセルブロック1
0において、各セレクトゲート線SL1,SL2に接続
される2つのセレクトトランジスタQ9およびQ19,
Q10およびQ20のゲートはポリシリコン等による帯
状の導電層Gによって共通に形成され、同様に、各ワー
ド線WL1〜WL8に接続される2つのメモリトランジ
スタQ11およびQ21,Q12およびQ22,…,Q
18およびQ28のゲートはポリシリコン等による帯状
の導電層Gによって共通に形成される。これらの帯状導
電層Gはそれぞれ、2本のセレクトゲート線SL1およ
びSL2ならびに8本のワード線WL1〜WL8を構成
する。
0において、各セレクトゲート線SL1,SL2に接続
される2つのセレクトトランジスタQ9およびQ19,
Q10およびQ20のゲートはポリシリコン等による帯
状の導電層Gによって共通に形成され、同様に、各ワー
ド線WL1〜WL8に接続される2つのメモリトランジ
スタQ11およびQ21,Q12およびQ22,…,Q
18およびQ28のゲートはポリシリコン等による帯状
の導電層Gによって共通に形成される。これらの帯状導
電層Gはそれぞれ、2本のセレクトゲート線SL1およ
びSL2ならびに8本のワード線WL1〜WL8を構成
する。
【0047】セレクトトランジスタQ9,Q10,Q1
9,Q20およびメモリトランジスタQ11〜Q18,
Q21〜Q28のうちの互いに直列に接続される任意の
2つのトランジスタにおいて一方のトランジスタのドレ
インD(またはソースS)と他方のトランジスタのソー
スS(またはドレインD)とは共通の不純物拡散領域
(図中、斜線で示す)によって形成される。さらに、セ
レクトゲート線SL1に接続される2つのセレクトトラ
ンジスタQ9およびQ19のドレインは共通の不純物拡
散層によって形成され、最終行に対応して設けられたワ
ード線WL8に接続されるメモリトランジスタQ18お
よびQ28のソースも共通の不純物拡散層によって形成
される。トランジスタQ9およびQ19のドレインDを
形成する不純物拡散層は、この不純物拡散層の上部に絶
縁層(図示せず)を介してビット線BLとして形成され
る導電層(図示せず)と、コンタクトホールCHで接続
される。一方、最終行のメモリトランジスタQ18およ
びQ28のソースSを形成する不純物拡散層には、接地
GNDの電位が付与される。
9,Q20およびメモリトランジスタQ11〜Q18,
Q21〜Q28のうちの互いに直列に接続される任意の
2つのトランジスタにおいて一方のトランジスタのドレ
インD(またはソースS)と他方のトランジスタのソー
スS(またはドレインD)とは共通の不純物拡散領域
(図中、斜線で示す)によって形成される。さらに、セ
レクトゲート線SL1に接続される2つのセレクトトラ
ンジスタQ9およびQ19のドレインは共通の不純物拡
散層によって形成され、最終行に対応して設けられたワ
ード線WL8に接続されるメモリトランジスタQ18お
よびQ28のソースも共通の不純物拡散層によって形成
される。トランジスタQ9およびQ19のドレインDを
形成する不純物拡散層は、この不純物拡散層の上部に絶
縁層(図示せず)を介してビット線BLとして形成され
る導電層(図示せず)と、コンタクトホールCHで接続
される。一方、最終行のメモリトランジスタQ18およ
びQ28のソースSを形成する不純物拡散層には、接地
GNDの電位が付与される。
【0048】実際には、各帯状導電層Gは、ドレインを
形成する不純物拡散層とこのドレインと対をなすソース
を形成する不純物拡散層との間にまたがるように、これ
らの不純物拡散層が形成された半導体基板上に、絶縁膜
(図示せず)を介して形成される。
形成する不純物拡散層とこのドレインと対をなすソース
を形成する不純物拡散層との間にまたがるように、これ
らの不純物拡散層が形成された半導体基板上に、絶縁膜
(図示せず)を介して形成される。
【0049】なお、各セレクトゲート線を形成する帯状
導電層Gの幅L1と、各ワード線WL1〜WL8を形成
する帯状導電層Gの幅L2とは同一である。さらに、各
セレクトトランジスタQ9,Q10,Q19,Q20の
ソース・ドレイン領域S,Dを形成する不純物拡散層の
幅W1と、各メモリトランジスタQ12〜Q18,Q2
1〜Q28のソース・ドレイン領域S,Dを形成する不
純物拡散層の幅W2とは等しい。
導電層Gの幅L1と、各ワード線WL1〜WL8を形成
する帯状導電層Gの幅L2とは同一である。さらに、各
セレクトトランジスタQ9,Q10,Q19,Q20の
ソース・ドレイン領域S,Dを形成する不純物拡散層の
幅W1と、各メモリトランジスタQ12〜Q18,Q2
1〜Q28のソース・ドレイン領域S,Dを形成する不
純物拡散層の幅W2とは等しい。
【0050】各セレクトゲート線を形成する帯状導電層
Gの幅L1は各セレクトトランジスタのゲート長に対応
し、各ワード線形成する帯状導電層Gの幅L2は各メモ
リトランジスタのゲート長に対応する。また、各セレク
トトランジスタのソース・ドレイン領域を形成する不純
物拡散層の幅W1は、各セレクトトランジスタのゲート
幅に対応し、各メモリトランジスタのソース・ドレイン
領域を形成する不純物拡散層の幅W2は各メモリトラン
ジスタのゲート幅に対応する。
Gの幅L1は各セレクトトランジスタのゲート長に対応
し、各ワード線形成する帯状導電層Gの幅L2は各メモ
リトランジスタのゲート長に対応する。また、各セレク
トトランジスタのソース・ドレイン領域を形成する不純
物拡散層の幅W1は、各セレクトトランジスタのゲート
幅に対応し、各メモリトランジスタのソース・ドレイン
領域を形成する不純物拡散層の幅W2は各メモリトラン
ジスタのゲート幅に対応する。
【0051】一般に、MOSトランジスタの電気的な特
性は、ゲートを形成する導電層の厚みや、ゲート下のチ
ャネル領域に予め注入された不純物の濃度など他の条件
がすべて同一であれば、ゲート幅およびゲート長に依存
する。MOSトランジスタのタイプは、製造時に、ゲー
トG下の半導体基板のうちソースSとドレインDとに挟
まれる部分、すなわちチャネル領域にイオン注入によっ
て添加される不純物の濃度を調整することによってデプ
レッションタイプとエンハンスメントタイプとに作り分
けられる。
性は、ゲートを形成する導電層の厚みや、ゲート下のチ
ャネル領域に予め注入された不純物の濃度など他の条件
がすべて同一であれば、ゲート幅およびゲート長に依存
する。MOSトランジスタのタイプは、製造時に、ゲー
トG下の半導体基板のうちソースSとドレインDとに挟
まれる部分、すなわちチャネル領域にイオン注入によっ
て添加される不純物の濃度を調整することによってデプ
レッションタイプとエンハンスメントタイプとに作り分
けられる。
【0052】したがって、各メモリセルブロック10が
図9に示されるようなレイアウトで半導体基板上に形成
されることによって、デプレッションタイプのセレクト
トランジスタおよびメモリトランジスタがそれぞれ互い
に同一の電気的特性およびサイズ(すなわち駆動能力)
を有するトランジスタによって構成される。同様に、エ
ンハンスメントタイプのセレクトトランジスタおよびメ
モリトランジスタはそれぞれ、同じ電気的特性およびサ
イズを有するトランジスタによって構成される。
図9に示されるようなレイアウトで半導体基板上に形成
されることによって、デプレッションタイプのセレクト
トランジスタおよびメモリトランジスタがそれぞれ互い
に同一の電気的特性およびサイズ(すなわち駆動能力)
を有するトランジスタによって構成される。同様に、エ
ンハンスメントタイプのセレクトトランジスタおよびメ
モリトランジスタはそれぞれ、同じ電気的特性およびサ
イズを有するトランジスタによって構成される。
【0053】一般的に、セレクトトランジスタおよびメ
モリトランジスタとして用いられるエンハンスメントタ
イプのNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧
は、低く設定される。エンハンスメントタイプのNチャ
ネルMOSトランジスタとデプレッションタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタとを比較した場合、図10か
らも明らかなように、ソース・ゲート間電圧VGSが同一
であっても、ソース・ドレイン間に流れる電流Idsはデ
プレッションタイプの方が大きい。このため、たとえば
図8において、セレクトゲート線SL2の電位がハイレ
ベルであり、ワード線WL4の電位がローレベルである
場合、メモリトランジスタQ14の記憶データが正しく
読出されるためには、ビット線BLから接地GNDにト
ランジスタQ9〜Q18を介して流れる電流によってビ
ット線BLの電位が確実に低下する必要がある。
モリトランジスタとして用いられるエンハンスメントタ
イプのNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧
は、低く設定される。エンハンスメントタイプのNチャ
ネルMOSトランジスタとデプレッションタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタとを比較した場合、図10か
らも明らかなように、ソース・ゲート間電圧VGSが同一
であっても、ソース・ドレイン間に流れる電流Idsはデ
プレッションタイプの方が大きい。このため、たとえば
図8において、セレクトゲート線SL2の電位がハイレ
ベルであり、ワード線WL4の電位がローレベルである
場合、メモリトランジスタQ14の記憶データが正しく
読出されるためには、ビット線BLから接地GNDにト
ランジスタQ9〜Q18を介して流れる電流によってビ
ット線BLの電位が確実に低下する必要がある。
【0054】ビット線BLからトランジスタQ9〜Q1
8を介して接地GNDにより大きな電流が流れるほど、
ビット線BLの電位は十分に低い電位に低下する。一般
に、しきい値電圧の高いNチャネルMOSトランジスタ
としきい値電圧の低いNチャネルMOSトランジスタ
の、ON状態における電気的特性を比較した場合、ソー
ス・ゲート間電圧VGSが同一であっても、ソース・ドレ
イン間に流れる電流Idsはしきい値電圧の低いトランジ
スタほど大きい。
8を介して接地GNDにより大きな電流が流れるほど、
ビット線BLの電位は十分に低い電位に低下する。一般
に、しきい値電圧の高いNチャネルMOSトランジスタ
としきい値電圧の低いNチャネルMOSトランジスタ
の、ON状態における電気的特性を比較した場合、ソー
ス・ゲート間電圧VGSが同一であっても、ソース・ドレ
イン間に流れる電流Idsはしきい値電圧の低いトランジ
スタほど大きい。
【0055】したがって、エンハンスメントタイプのセ
レクトトランジスタQ10およびエンハンスメントタイ
プのメモリトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q1
8のそれぞれのしきい値電圧VTHE が高いと、これらに
流れる電流が、デプレッションタイプのトランジスタQ
9およびQ14に流れる得る電流よりもはるかに小さく
なり、ビット線BLから接地GNDに流れる電流が制限
される。このような現象を回避するため、エンハンスメ
ントタイプのメモリトランジスタおよびセレクトトラン
ジスタのしきい値電圧VTHE は比較的低く設定される。
レクトトランジスタQ10およびエンハンスメントタイ
プのメモリトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q1
8のそれぞれのしきい値電圧VTHE が高いと、これらに
流れる電流が、デプレッションタイプのトランジスタQ
9およびQ14に流れる得る電流よりもはるかに小さく
なり、ビット線BLから接地GNDに流れる電流が制限
される。このような現象を回避するため、エンハンスメ
ントタイプのメモリトランジスタおよびセレクトトラン
ジスタのしきい値電圧VTHE は比較的低く設定される。
【0056】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
NAND型マスクROMでは、各ビット線に対応して2
つのメモリトランジスタ列が設けられる。そして、これ
ら2つのメモリトランジスタ列のうちのいずれの列から
データを読出すかが、このビット線とこれら2つのメモ
リトランジスタ列との間にそれぞれ設けられるセレクト
トランジスタのON/OFFによって決定され、かつ、
ビット線からメモリトランジスタを介して流れる電流の
有無によって、メモリトランジスタの記憶データが判別
される。このため、セレクトトランジスタおよびメモリ
トランジスタの電気的特性が製造時に正しく設定されな
いと、正確なデータ読出しができなくなる。
NAND型マスクROMでは、各ビット線に対応して2
つのメモリトランジスタ列が設けられる。そして、これ
ら2つのメモリトランジスタ列のうちのいずれの列から
データを読出すかが、このビット線とこれら2つのメモ
リトランジスタ列との間にそれぞれ設けられるセレクト
トランジスタのON/OFFによって決定され、かつ、
ビット線からメモリトランジスタを介して流れる電流の
有無によって、メモリトランジスタの記憶データが判別
される。このため、セレクトトランジスタおよびメモリ
トランジスタの電気的特性が製造時に正しく設定されな
いと、正確なデータ読出しができなくなる。
【0057】しかしながら、製造上、すべてのメモリト
ランジスタおよびセレクトトランジスタを設計上の特性
に一致させることは困難である。このため、実際には、
同一タイプに設計されたメモリトランジスタ間およびセ
レクトトランジスタ間に、しきい値電圧のばらつき等が
生じる。
ランジスタおよびセレクトトランジスタを設計上の特性
に一致させることは困難である。このため、実際には、
同一タイプに設計されたメモリトランジスタ間およびセ
レクトトランジスタ間に、しきい値電圧のばらつき等が
生じる。
【0058】このようなメモリトランジスタ間およびセ
レクトトランジスタ間のしきい値電圧のばらつきによっ
て、本来エンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタやセレクトトランジスタがデプレッションタイ
プとなった場合に特に、前述のような問題が顕著とな
る。
レクトトランジスタ間のしきい値電圧のばらつきによっ
て、本来エンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタやセレクトトランジスタがデプレッションタイ
プとなった場合に特に、前述のような問題が顕著とな
る。
【0059】たとえば、図8において、セレクトトラン
ジスタQ10が製造時に生じたしきい値電圧のばらつき
によってデプレッションタイプとなっている場合を想定
する。このような場合、エンハンスメントタイプのメモ
リトランジスタQ24からデータを読出そうとすると次
のような問題が生じる。
ジスタQ10が製造時に生じたしきい値電圧のばらつき
によってデプレッションタイプとなっている場合を想定
する。このような場合、エンハンスメントタイプのメモ
リトランジスタQ24からデータを読出そうとすると次
のような問題が生じる。
【0060】メモリトランジスタQ24からデータを読
出す場合、セレクトゲート線SL2はローレベルとされ
るので、セレクトゲート線SL2に接続される2つのセ
レクトトランジスタQ10およびQ20のうちデプレッ
ションタイプのトランジスタQ20のみがON状態とな
るべきである。しかしながら、トランジスタQ10がデ
プレッションタイプであるため、トランジスタQ10も
ON状態となる。一方、セレクトゲート線SL1はハイ
レベルとされるので、セレクトトランジスタQ9および
Q19はともにON状態である。したがって、ビット線
BLはメモリトランジスタQ21〜Q28の直列接続回
路だけでなく、メモリトランジスタQ11〜Q18の直
列接続回路にも電気的に接続される。
出す場合、セレクトゲート線SL2はローレベルとされ
るので、セレクトゲート線SL2に接続される2つのセ
レクトトランジスタQ10およびQ20のうちデプレッ
ションタイプのトランジスタQ20のみがON状態とな
るべきである。しかしながら、トランジスタQ10がデ
プレッションタイプであるため、トランジスタQ10も
ON状態となる。一方、セレクトゲート線SL1はハイ
レベルとされるので、セレクトトランジスタQ9および
Q19はともにON状態である。したがって、ビット線
BLはメモリトランジスタQ21〜Q28の直列接続回
路だけでなく、メモリトランジスタQ11〜Q18の直
列接続回路にも電気的に接続される。
【0061】一方、ワード線WL4の電位はローレベル
とされるため、メモリトランジスタQ24はOFF状態
となり、メモリトランジスタQ14はON状態となる。
したがって、ビット線BLからトランジスタQ19〜Q
28を介して接地GNDに放電は生じないが、トランジ
スタQ9〜Q18はすべてON状態となるため、ビット
線BLからトランジスタQ9〜Q18を介して接地GN
Dに放電が生じる。このため、ビット線BLはセンスア
ンプ6によって十分に充電されないので、ビット線BL
の電位が十分に上昇しない。ビット線BLからトランジ
スタQ9〜Q18を介して接地GNDに放電される電荷
量が多いと、ビット線BLの電位がより大きく低下する
ので、センスアンプ6の出力電位はハイレベルとなる。
すなわち、メモリトランジスタQ24の記憶データ
“0”とは逆のデータ“1”が読出される。
とされるため、メモリトランジスタQ24はOFF状態
となり、メモリトランジスタQ14はON状態となる。
したがって、ビット線BLからトランジスタQ19〜Q
28を介して接地GNDに放電は生じないが、トランジ
スタQ9〜Q18はすべてON状態となるため、ビット
線BLからトランジスタQ9〜Q18を介して接地GN
Dに放電が生じる。このため、ビット線BLはセンスア
ンプ6によって十分に充電されないので、ビット線BL
の電位が十分に上昇しない。ビット線BLからトランジ
スタQ9〜Q18を介して接地GNDに放電される電荷
量が多いと、ビット線BLの電位がより大きく低下する
ので、センスアンプ6の出力電位はハイレベルとなる。
すなわち、メモリトランジスタQ24の記憶データ
“0”とは逆のデータ“1”が読出される。
【0062】また、本来エンハンスメントタイプである
べきメモリトランジスタが、製造上しきい値電圧のばら
つき等によってデプレッションタイプとなっている場合
には、本来エンハンスメントタイプであるべきセレクト
トランジスタだけがデプレッションタイプとなっている
場合よりも、問題はより重大となる。
べきメモリトランジスタが、製造上しきい値電圧のばら
つき等によってデプレッションタイプとなっている場合
には、本来エンハンスメントタイプであるべきセレクト
トランジスタだけがデプレッションタイプとなっている
場合よりも、問題はより重大となる。
【0063】たとえば、図8において、製造時に生じた
しきい値電圧のばらつき等によって、セレクトトランジ
スタQ10およびメモリトランジスタQ21がともにデ
プレッションタイプとなっている場合を想定する。この
ような場合、メモリトランジスタQ21と同じワード線
WL1に接続されるエンハンスメントタイプのトランジ
スタQ11からデータを読出そうとする場合にも、先の
場合と同様の問題が生じる。
しきい値電圧のばらつき等によって、セレクトトランジ
スタQ10およびメモリトランジスタQ21がともにデ
プレッションタイプとなっている場合を想定する。この
ような場合、メモリトランジスタQ21と同じワード線
WL1に接続されるエンハンスメントタイプのトランジ
スタQ11からデータを読出そうとする場合にも、先の
場合と同様の問題が生じる。
【0064】すなわち、ワード線WL1およびセレクト
ゲート線SL1はローレベルとされるので、メモリトラ
ンジスタQ11およびQ21ならびにセレクトトランジ
スタQ19がOFF状態となってビット線BLから接地
GNDへの放電経路を遮断すべきであるにもかかわら
ず、トランジスタQ10およびQ21はともにデプレッ
ション化しているため、これらが他のセレクトトランジ
スタQ20および他のメモリトランジスタQ22〜Q2
8とともにON状態となってビット線BLから接地GN
Dへの放電経路を形成する。このため、ビット線BLの
電位は十分に上昇しないので、センスアンプ6の出力電
位は、メモリトランジスタQ11の記憶データ“0”と
は逆のデータ“1”に対応するものとなり得る。
ゲート線SL1はローレベルとされるので、メモリトラ
ンジスタQ11およびQ21ならびにセレクトトランジ
スタQ19がOFF状態となってビット線BLから接地
GNDへの放電経路を遮断すべきであるにもかかわら
ず、トランジスタQ10およびQ21はともにデプレッ
ション化しているため、これらが他のセレクトトランジ
スタQ20および他のメモリトランジスタQ22〜Q2
8とともにON状態となってビット線BLから接地GN
Dへの放電経路を形成する。このため、ビット線BLの
電位は十分に上昇しないので、センスアンプ6の出力電
位は、メモリトランジスタQ11の記憶データ“0”と
は逆のデータ“1”に対応するものとなり得る。
【0065】もちろん、デプレッション化しているメモ
リトランジスタQ21自身からデータを読出す場合に
も、同様の現象が生じる。
リトランジスタQ21自身からデータを読出す場合に
も、同様の現象が生じる。
【0066】このように、本来エンハンスメントタイプ
であるべきメモリトランジスタが何らかの原因でデプレ
ッション化している場合、本来エンハンスメントタイプ
であるべきセレクトトランジスタもデプレッション化し
ていると、エンハンスメントタイプのメモリトランジス
タおよびエンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタからデータを読出す場合の回路動作が不安定と
なり、これらから正しくデータを読出すことができな
い。
であるべきメモリトランジスタが何らかの原因でデプレ
ッション化している場合、本来エンハンスメントタイプ
であるべきセレクトトランジスタもデプレッション化し
ていると、エンハンスメントタイプのメモリトランジス
タおよびエンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタからデータを読出す場合の回路動作が不安定と
なり、これらから正しくデータを読出すことができな
い。
【0067】それゆえに、本発明の目的は、上記のよう
な問題点を解決し、メモリトランジスタのしきい値電圧
に若干ばらつきがある場合でも、エンハンスメントタイ
プの、および、エンハンスメントタイプであるべきメモ
リトランジスタから正しくデータを読出すことができる
マスクROMを提供することである。
な問題点を解決し、メモリトランジスタのしきい値電圧
に若干ばらつきがある場合でも、エンハンスメントタイ
プの、および、エンハンスメントタイプであるべきメモ
リトランジスタから正しくデータを読出すことができる
マスクROMを提供することである。
【0068】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマスクRO
Mは、複数の行および複数の列に配列され、第1のデー
タまたは第2のデータを記憶する複数のメモリセルと、
複数の行に対応して設けられる複数のワード線と、複数
の列のうちの2つの列ごとに1本ずつ設けられるビット
線と、複数の列の各々に対応して設けられ、対応するビ
ット線と対応するメモリセル列とを電気的に接続または
遮断するための複数のスイッチング手段とを備える。第
1のデータを記憶するメモリセルの各々は、エンハンス
メントタイプの電界効果半導体素子を含み、第2のデー
タを記憶するメモリセルの各々はデプレッションタイプ
の電界効果半導体素子を含む。複数の行の各々に配列さ
れたメモリセルがそれぞれ含む電界効果半導体素子は、
対応する1本のワード線によって一括して制御される。
複数の列の各々に配列されたメモリセルがそれぞれ含む
電界効果半導体素子は、対応するビット線と所定の低電
位源との間に互いに直列に結合される。各ビット線に対
応して設けられた2つのメモリセル列のうちの一方に対
応して設けられたスイッチング手段と、他方に対応して
設けられたスイッチング手段とは互いに相補な動作を行
なうように制御される。
Mは、複数の行および複数の列に配列され、第1のデー
タまたは第2のデータを記憶する複数のメモリセルと、
複数の行に対応して設けられる複数のワード線と、複数
の列のうちの2つの列ごとに1本ずつ設けられるビット
線と、複数の列の各々に対応して設けられ、対応するビ
ット線と対応するメモリセル列とを電気的に接続または
遮断するための複数のスイッチング手段とを備える。第
1のデータを記憶するメモリセルの各々は、エンハンス
メントタイプの電界効果半導体素子を含み、第2のデー
タを記憶するメモリセルの各々はデプレッションタイプ
の電界効果半導体素子を含む。複数の行の各々に配列さ
れたメモリセルがそれぞれ含む電界効果半導体素子は、
対応する1本のワード線によって一括して制御される。
複数の列の各々に配列されたメモリセルがそれぞれ含む
電界効果半導体素子は、対応するビット線と所定の低電
位源との間に互いに直列に結合される。各ビット線に対
応して設けられた2つのメモリセル列のうちの一方に対
応して設けられたスイッチング手段と、他方に対応して
設けられたスイッチング手段とは互いに相補な動作を行
なうように制御される。
【0069】上記のような目的を達成するために、複数
のスイッチング手段の各々に含まれる電界効果半導体素
子は、複数のメモリセルの各々に含まれる電界効果半導
体素子とは異なる電気的特性を有する。
のスイッチング手段の各々に含まれる電界効果半導体素
子は、複数のメモリセルの各々に含まれる電界効果半導
体素子とは異なる電気的特性を有する。
【0070】ある局面によれば、複数のスイッチング手
段の各々に含まれる電界効果半導体素子の電流駆動能力
は複数のメモリセルの各々に含まれる電界効果半導体素
子の電流駆動能力よりも低く設定される。
段の各々に含まれる電界効果半導体素子の電流駆動能力
は複数のメモリセルの各々に含まれる電界効果半導体素
子の電流駆動能力よりも低く設定される。
【0071】他の局面によれば、複数のスイッチング手
段の各々は、第1のデータを記憶するメモリセルの各々
に含まれるエンハンスメントタイプの電界効果半導体素
子よりも高いしきい値電圧を有する、エンハンスメント
タイプの電界効果半導体素子を含む。
段の各々は、第1のデータを記憶するメモリセルの各々
に含まれるエンハンスメントタイプの電界効果半導体素
子よりも高いしきい値電圧を有する、エンハンスメント
タイプの電界効果半導体素子を含む。
【0072】
【作用】上記のように、本発明に係るマスクROMにお
いては、各メモリセル列に対応して設けられるスイッチ
ング手段を構成する電界効果半導体素子の電流駆動能力
が、各メモリセルを構成する電界効果半導体素子の電流
駆動能力よりも低く設定されたり、このスイッチング手
段を構成するエンハンスメントタイプの電界効果半導体
素子のしきい値電圧が、メモリセルを構成するエンハン
スメントタイプの電界効果半導体素子のしきい値電圧よ
りも高く設定されたりする。このため、ゲート電位が同
一であれば、スイッチング手段を構成する電界効果半導
体素子がビット線から引抜き得る電流は、メモリセルを
構成する電界効果半導体素子がビット線から引抜き得る
電流よりも小さい。したがって、何らかの原因で各ビッ
ト線から低電位源にリーク電流が流れた場合、このリー
ク電流の大きさが、スイッチング手段を構成する電界効
果半導体素子によって従来よりも小さい値に制限され
る。
いては、各メモリセル列に対応して設けられるスイッチ
ング手段を構成する電界効果半導体素子の電流駆動能力
が、各メモリセルを構成する電界効果半導体素子の電流
駆動能力よりも低く設定されたり、このスイッチング手
段を構成するエンハンスメントタイプの電界効果半導体
素子のしきい値電圧が、メモリセルを構成するエンハン
スメントタイプの電界効果半導体素子のしきい値電圧よ
りも高く設定されたりする。このため、ゲート電位が同
一であれば、スイッチング手段を構成する電界効果半導
体素子がビット線から引抜き得る電流は、メモリセルを
構成する電界効果半導体素子がビット線から引抜き得る
電流よりも小さい。したがって、何らかの原因で各ビッ
ト線から低電位源にリーク電流が流れた場合、このリー
ク電流の大きさが、スイッチング手段を構成する電界効
果半導体素子によって従来よりも小さい値に制限され
る。
【0073】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のNAND型マス
クROMの部分構成を示すブロック図である。このマス
クROMの全体構成は図7に示される従来のそれと同様
である。図1には、図7におけるメモリセルアレイ1内
のメモリセルブロック10−1〜10mのうちの任意の
1つ10に関する外部アドレス信号および信号線が代表
的に示される。
クROMの部分構成を示すブロック図である。このマス
クROMの全体構成は図7に示される従来のそれと同様
である。図1には、図7におけるメモリセルアレイ1内
のメモリセルブロック10−1〜10mのうちの任意の
1つ10に関する外部アドレス信号および信号線が代表
的に示される。
【0074】図1を参照して、このマスクROMにおい
て、各メモリセルブロック10および、その周辺回路
(デコーダ2,アドレスバッファ3,アドレスデコーダ
回路4,ビット線選択デコーダ5,センスアンプ6な
ど)の動作は従来と同様である。しかし、各セレクトト
ランジスタQ29〜Q32のゲート長は、従来と異な
り、各メモリトランジスタQ11〜Q18,Q21〜Q
28のそれよりも長い。これによって、エンハンスメン
トタイプであるべきメモリトランジスタ、すなわち、記
憶データが“0”であるメモリトランジスタからのデー
タ読出しが従来よりも安定した回路動作で行なわれる。
て、各メモリセルブロック10および、その周辺回路
(デコーダ2,アドレスバッファ3,アドレスデコーダ
回路4,ビット線選択デコーダ5,センスアンプ6な
ど)の動作は従来と同様である。しかし、各セレクトト
ランジスタQ29〜Q32のゲート長は、従来と異な
り、各メモリトランジスタQ11〜Q18,Q21〜Q
28のそれよりも長い。これによって、エンハンスメン
トタイプであるべきメモリトランジスタ、すなわち、記
憶データが“0”であるメモリトランジスタからのデー
タ読出しが従来よりも安定した回路動作で行なわれる。
【0075】以下、メモリトランジスタ群120が、1
つのデプレッションタイプのNチャネルMOSトランジ
スタQ14と、15個のエンハンスメントタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q
18,Q21〜Q28とから構成されるように設計され
たものとして、このメモリセルブロック10からのデー
タ読出し時におけるこのメモリセルブロック10の内部
動作について説明する。
つのデプレッションタイプのNチャネルMOSトランジ
スタQ14と、15個のエンハンスメントタイプのNチ
ャネルMOSトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q
18,Q21〜Q28とから構成されるように設計され
たものとして、このメモリセルブロック10からのデー
タ読出し時におけるこのメモリセルブロック10の内部
動作について説明する。
【0076】各セレクトトランジスタQ29〜Q32お
よび各メモリトランジスタQ11〜Q18,Q21〜Q
28が設計どおりの特性を有する場合におけるメモリセ
ルブロック10の内部動作は「従来の技術」の欄で説明
されたとおりであるので説明は省略する。
よび各メモリトランジスタQ11〜Q18,Q21〜Q
28が設計どおりの特性を有する場合におけるメモリセ
ルブロック10の内部動作は「従来の技術」の欄で説明
されたとおりであるので説明は省略する。
【0077】本来エンハンスメントタイプであるべきセ
レクトトランジスタQ30およびQ31のいずれかおよ
び、本来エンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q
28のうちのいずれかが、製造時に生じたしきい値電圧
のばらつき等によってデプレッション化している場合に
ついて以下に説明する。
レクトトランジスタQ30およびQ31のいずれかおよ
び、本来エンハンスメントタイプであるべきメモリトラ
ンジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q
28のうちのいずれかが、製造時に生じたしきい値電圧
のばらつき等によってデプレッション化している場合に
ついて以下に説明する。
【0078】たとえば、セレクトトランジスタQ31お
よびメモリトランジスタQ21がともにデプレッション
化している場合に、メモリトランジスタQ11からデー
タを読出すという状況を想定する。
よびメモリトランジスタQ21がともにデプレッション
化している場合に、メモリトランジスタQ11からデー
タを読出すという状況を想定する。
【0079】このような場合には、本来OFF状態であ
るべきセレクトトランジスタQ31およびメモリトラン
ジスタQ21がそれぞれ、セレクトゲート線SL1のロ
ーレベルの電位およびワード線WL1のローレベルの電
位に応答してON状態となるため、ビット線BLからセ
レクトトランジスタQ31およびQ32とメモリトラン
ジスタQ21〜Q28とを介して接地GNDに電荷が放
電される。しかしながら、従来と異なり、セレクトトラ
ンジスタQ31のゲート長はメモリトランジスタQ21
のゲート長よりも長い。このため、ビット線BLからト
ランジスタQ31,Q32,Q21〜Q28を介して接
地GNDに流れる電流の大きさは、セレクトトランジス
タQ31によって従来よりも小さい値に制限される。図
3は、MOSトランジスタのゲート長と、相互コンダク
タンスgmとの一般的な関係を示すグラフである。MO
Sトランジスタの相互コンダクタンスgmは、ソース・
ゲート間電圧VGSの変化量ΔVGSに対する、ソース・ド
レイン間に流れる電流Idsの変化量ΔIdsの比(ΔIds
/ΔVGS)であり、ソース・ゲート間電圧VGSおよびソ
ース・ドレイン間電流Idsをそれぞれ横軸および縦軸に
とって描かれたグラフ(図10参照)の傾きを表わす。
るべきセレクトトランジスタQ31およびメモリトラン
ジスタQ21がそれぞれ、セレクトゲート線SL1のロ
ーレベルの電位およびワード線WL1のローレベルの電
位に応答してON状態となるため、ビット線BLからセ
レクトトランジスタQ31およびQ32とメモリトラン
ジスタQ21〜Q28とを介して接地GNDに電荷が放
電される。しかしながら、従来と異なり、セレクトトラ
ンジスタQ31のゲート長はメモリトランジスタQ21
のゲート長よりも長い。このため、ビット線BLからト
ランジスタQ31,Q32,Q21〜Q28を介して接
地GNDに流れる電流の大きさは、セレクトトランジス
タQ31によって従来よりも小さい値に制限される。図
3は、MOSトランジスタのゲート長と、相互コンダク
タンスgmとの一般的な関係を示すグラフである。MO
Sトランジスタの相互コンダクタンスgmは、ソース・
ゲート間電圧VGSの変化量ΔVGSに対する、ソース・ド
レイン間に流れる電流Idsの変化量ΔIdsの比(ΔIds
/ΔVGS)であり、ソース・ゲート間電圧VGSおよびソ
ース・ドレイン間電流Idsをそれぞれ横軸および縦軸に
とって描かれたグラフ(図10参照)の傾きを表わす。
【0080】図3からわかるように、MOSトランジス
タの相互コンダクタンスgmは、そのゲート長が長いほ
ど小さくなる。相互コンダクタンスgmが小さいほど、
前記グラフの傾きは小さい。すなわち、相互コンダクタ
ンスgmの異なる2つのNチャネルMOSトランジスタ
の各々のソース・ゲート間電圧VGSを同じだけ上昇させ
ると、相互コンダクタンスgmの大きいトランジスタの
ソース・ドレイン間電流は、相互コンダクタンスgmの
小さいトランジスタのソース・ドレイン間電流Idsより
も大きく増加する。
タの相互コンダクタンスgmは、そのゲート長が長いほ
ど小さくなる。相互コンダクタンスgmが小さいほど、
前記グラフの傾きは小さい。すなわち、相互コンダクタ
ンスgmの異なる2つのNチャネルMOSトランジスタ
の各々のソース・ゲート間電圧VGSを同じだけ上昇させ
ると、相互コンダクタンスgmの大きいトランジスタの
ソース・ドレイン間電流は、相互コンダクタンスgmの
小さいトランジスタのソース・ドレイン間電流Idsより
も大きく増加する。
【0081】図4は、図1におけるセレクトトランジス
タおよび、メモリトランジスタの、ソース・ゲート間電
圧VGSとソース・ドレイン間電流Idsとの関係を示すグ
ラフである。
タおよび、メモリトランジスタの、ソース・ゲート間電
圧VGSとソース・ドレイン間電流Idsとの関係を示すグ
ラフである。
【0082】図4を参照して、エンハンスメントタイプ
の各セレクトトランジスタおよびエンハンスメントタイ
プの各メモリトランジスタはそれぞれ、曲線および
で示される特性を有するように設計される。
の各セレクトトランジスタおよびエンハンスメントタイ
プの各メモリトランジスタはそれぞれ、曲線および
で示される特性を有するように設計される。
【0083】図2は、図1のメモリトランジスタ群12
0およびセレクトトランジスタ群110の半導体基板上
における実際のレイアウトを示す平面図である。
0およびセレクトトランジスタ群110の半導体基板上
における実際のレイアウトを示す平面図である。
【0084】図2と図9とを比較してわかるように、セ
レクトトランジスタ群110およびメモリトランジスタ
群120の基本的なレイアウトは従来と同じであるが、
各セレクトゲート線SL1,SL2を形成する帯状導電
層Gの幅L1は、各ワード線WL1〜WL8を形成する
帯状導電層Gの幅L2によりも大きい。一方、各セレク
トトランジスタQ29〜Q32のソース・ドレインを形
成する不純物拡散層の幅W1と、各セレクトトランジス
タQ11〜Q18,Q21〜Q28のソース・ドレイン
領域を形成する不純物拡散層の幅W2とは同一である。
レクトトランジスタ群110およびメモリトランジスタ
群120の基本的なレイアウトは従来と同じであるが、
各セレクトゲート線SL1,SL2を形成する帯状導電
層Gの幅L1は、各ワード線WL1〜WL8を形成する
帯状導電層Gの幅L2によりも大きい。一方、各セレク
トトランジスタQ29〜Q32のソース・ドレインを形
成する不純物拡散層の幅W1と、各セレクトトランジス
タQ11〜Q18,Q21〜Q28のソース・ドレイン
領域を形成する不純物拡散層の幅W2とは同一である。
【0085】したがって、同一タイプのセレクトトラン
ジスタおよびメモリトランジスタのそれぞれのチャネル
領域にイオン注入等によって添加された不純物の濃度
や、ゲートを形成する導電層の厚みなど、メモリトラン
ジスタおよびセレクトトランジスタのゲート長およびゲ
ート幅以外の図示されない種々の条件が同一であれば、
エンハンスメントタイプの各セレクトトランジスタQ3
0,Q31と、エンハンスメントタイプの各セレクトト
ランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜
Q28とは、それぞれ、図4の曲線およびで示され
るように、同一のしきい値電圧を有するものの、ソース
・ゲート間電圧VGSに対するソース・ドレイン間電流I
dsの変化の割合の異なる特性を示す。
ジスタおよびメモリトランジスタのそれぞれのチャネル
領域にイオン注入等によって添加された不純物の濃度
や、ゲートを形成する導電層の厚みなど、メモリトラン
ジスタおよびセレクトトランジスタのゲート長およびゲ
ート幅以外の図示されない種々の条件が同一であれば、
エンハンスメントタイプの各セレクトトランジスタQ3
0,Q31と、エンハンスメントタイプの各セレクトト
ランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜
Q28とは、それぞれ、図4の曲線およびで示され
るように、同一のしきい値電圧を有するものの、ソース
・ゲート間電圧VGSに対するソース・ドレイン間電流I
dsの変化の割合の異なる特性を示す。
【0086】したがって、ソース・ゲート間電圧VGSに
対するソース・ドレイン間電流Idsの変化の割合は、メ
モリトランジスタよりもセレクトトランジスタの方が小
さい。
対するソース・ドレイン間電流Idsの変化の割合は、メ
モリトランジスタよりもセレクトトランジスタの方が小
さい。
【0087】さて、チャネル領域に添加される不純物の
濃度のばらつきなどによって、曲線およびでそれぞ
れ示されるような特性を有するセレクトトランジスタお
よびメモリトランジスタのしきい値電圧VTHE が負の値
VTHE ′となると、すなわち、これらのセレクトトラン
ジスタおよびメモリトランジスタが同程度にデプレッシ
ョン化すると、デプレッション化したセレクトトランジ
スタおよびメモリトランジスタはそれぞれ、破線およ
びで示される特性を有する。
濃度のばらつきなどによって、曲線およびでそれぞ
れ示されるような特性を有するセレクトトランジスタお
よびメモリトランジスタのしきい値電圧VTHE が負の値
VTHE ′となると、すなわち、これらのセレクトトラン
ジスタおよびメモリトランジスタが同程度にデプレッシ
ョン化すると、デプレッション化したセレクトトランジ
スタおよびメモリトランジスタはそれぞれ、破線およ
びで示される特性を有する。
【0088】破線およびからわかるように、しきい
値電圧VTHE の低下に伴い、セレクトトランジスタおよ
びメモリトランジスタの特性は同じ方向に、同程度変化
する。しかしながら、セレクトトランジスタの相互コン
ダクタンスgmはメモリトランジスタのそれよりも小さ
く設定されるため、デプレッション化したセレクトトラ
ンジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSに対する
ソース・ドレイン間電流Idsに対する変化の割合は、デ
プレッション化したメモリトランジスタにおけるそれよ
りも小さい。
値電圧VTHE の低下に伴い、セレクトトランジスタおよ
びメモリトランジスタの特性は同じ方向に、同程度変化
する。しかしながら、セレクトトランジスタの相互コン
ダクタンスgmはメモリトランジスタのそれよりも小さ
く設定されるため、デプレッション化したセレクトトラ
ンジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSに対する
ソース・ドレイン間電流Idsに対する変化の割合は、デ
プレッション化したメモリトランジスタにおけるそれよ
りも小さい。
【0089】すなわち、エンハンスメントタイプである
べきメモリトランジスタのデプレッション化の度合と、
エンハンスメントタイプであるべきセレクトトランジス
タのデプレッション化の度合とが同程度であれば、デプ
レッション化したメモリトランジスタおよびセレクトト
ランジスタに同じソース・ゲート間電圧を印加した場
合、デプレッション化したセレクトトランジスタのソー
スおよびドレイン間に流れる電流は、デプレッション化
したメモリトランジスタのソースおよびドレイン間に流
れる電流よりも小さい。
べきメモリトランジスタのデプレッション化の度合と、
エンハンスメントタイプであるべきセレクトトランジス
タのデプレッション化の度合とが同程度であれば、デプ
レッション化したメモリトランジスタおよびセレクトト
ランジスタに同じソース・ゲート間電圧を印加した場
合、デプレッション化したセレクトトランジスタのソー
スおよびドレイン間に流れる電流は、デプレッション化
したメモリトランジスタのソースおよびドレイン間に流
れる電流よりも小さい。
【0090】それゆえ、図1において、セレクトトラン
ジスタQ31およびQ21がともに同程度にデプレッシ
ョン化していると、メモリトランジスタQ11からのデ
ータ読出しのためにセレクトゲート線SL1およびワー
ド線WL1がローレベルとされたとき、セレクトトラン
ジスタQ31に流れ得る電流の大きさはメモリトランジ
スタQ21に流れ得る電流の大きさよりも小さい。一
方、ゲートにハイレベルの電位を受けるメモリトランジ
スタQ22〜Q28およびセレクトトランジスタQ32
の各々に流れ得る電流の大きさは、デプレッション化し
たセレクトトランジスタQ31およびメモリトランジス
タQ21の各々に流れ得る電流の大きさよりも十分に大
きい。したがって、ビット線BLからトランジスタQ3
1〜Q28を介して接地GNDに放電される電荷の量
は、セレクトトランジスタQ31のソースおよびドレイ
ン間に流れ得る電流の大きさによって制御されるので、
従来よりも大幅に減少する。
ジスタQ31およびQ21がともに同程度にデプレッシ
ョン化していると、メモリトランジスタQ11からのデ
ータ読出しのためにセレクトゲート線SL1およびワー
ド線WL1がローレベルとされたとき、セレクトトラン
ジスタQ31に流れ得る電流の大きさはメモリトランジ
スタQ21に流れ得る電流の大きさよりも小さい。一
方、ゲートにハイレベルの電位を受けるメモリトランジ
スタQ22〜Q28およびセレクトトランジスタQ32
の各々に流れ得る電流の大きさは、デプレッション化し
たセレクトトランジスタQ31およびメモリトランジス
タQ21の各々に流れ得る電流の大きさよりも十分に大
きい。したがって、ビット線BLからトランジスタQ3
1〜Q28を介して接地GNDに放電される電荷の量
は、セレクトトランジスタQ31のソースおよびドレイ
ン間に流れ得る電流の大きさによって制御されるので、
従来よりも大幅に減少する。
【0091】したがって、ビット線BLの電位はビット
線BLからトランジスタQ31〜Q28を介して接地G
NDに放電される電荷にあまり影響されず、センスアン
プ6から供給される電荷によって上昇可能となる。すな
わち、ビット線BLに供給された電荷が、デプレッショ
ン化したメモリトランジスタドレインを介して接地GN
Dにリークしにくいため、記憶データが“0”であるメ
モリトランジスタQ11からのデータ読出し時に、この
メモリトランジスタがOFF状態となることによってビ
ット線BLの電位が上昇しやすくなる。この結果、セン
スアンプ6は記憶データが“0”であるメモリトランジ
スタからのデータ読出し時に、従来よりも確実にローレ
ベルの電位を出力する。
線BLからトランジスタQ31〜Q28を介して接地G
NDに放電される電荷にあまり影響されず、センスアン
プ6から供給される電荷によって上昇可能となる。すな
わち、ビット線BLに供給された電荷が、デプレッショ
ン化したメモリトランジスタドレインを介して接地GN
Dにリークしにくいため、記憶データが“0”であるメ
モリトランジスタQ11からのデータ読出し時に、この
メモリトランジスタがOFF状態となることによってビ
ット線BLの電位が上昇しやすくなる。この結果、セン
スアンプ6は記憶データが“0”であるメモリトランジ
スタからのデータ読出し時に、従来よりも確実にローレ
ベルの電位を出力する。
【0092】このように、本実施例では、セレクトトラ
ンジスタに流れ得る電流の大きさ、すなわちセレクトト
ランジスタの電流駆動能力が、メモリトランジスタに流
れ得る電流の大きさ、すなわちメモリトランジスタの電
流駆動能力よりも小さく設定されるため、エンハンスメ
ントタイプであるべきメモリトランジスタおよびセレク
トトランジスタがデプレッション化した場合にビット線
と接地GNDとの間に流れるリーク電流がセレクトトラ
ンジスタによって制限される。この結果、ビット線BL
にはこのリーク電流の影響による電位降下が生じにくく
なり、メモリトランジスタからのデータ読出しが従来よ
りも安定に行なわれるようになる。
ンジスタに流れ得る電流の大きさ、すなわちセレクトト
ランジスタの電流駆動能力が、メモリトランジスタに流
れ得る電流の大きさ、すなわちメモリトランジスタの電
流駆動能力よりも小さく設定されるため、エンハンスメ
ントタイプであるべきメモリトランジスタおよびセレク
トトランジスタがデプレッション化した場合にビット線
と接地GNDとの間に流れるリーク電流がセレクトトラ
ンジスタによって制限される。この結果、ビット線BL
にはこのリーク電流の影響による電位降下が生じにくく
なり、メモリトランジスタからのデータ読出しが従来よ
りも安定に行なわれるようになる。
【0093】また、デプレッション化したメモリトラン
ジスタQ21からデータを読出す場合には、本来デプレ
ッションタイプであるセレクトトランジスタQ32がビ
ット線BLから接地GNDに放電される電荷の量を制限
する機能を果たす。
ジスタQ21からデータを読出す場合には、本来デプレ
ッションタイプであるセレクトトランジスタQ32がビ
ット線BLから接地GNDに放電される電荷の量を制限
する機能を果たす。
【0094】メモリトランジスタQ21からデータを読
出す場合には、セレクトゲート線SL2およびワード線
WL1がローレベルとなるので、ハイレベルの電位をゲ
ートに受けるセレクトトランジスタQ29,Q31およ
びメモリトランジスタQ12〜Q18,Q22〜Q28
のほかに、本来デプレッションタイプであるセレクトト
ランジスタQ32およびデプレッション化したメモリト
ランジスタQ21がON状態となる。このため、ビット
線BLからセレクトトランジスタQ29およびQ30と
メモリトランジスタQ11〜Q18を介して接地GND
に流れる電流は生じないが、ビット線BLからセレクト
トランジスタQ31およびQ32とメモリトランジスタ
Q21〜Q28とを介して接地GNDに流れる電流は生
じる。しかしながら、セレクトトランジスタQ32に流
れ得る電流は、メモリトランジスタQ21に流れ得る電
流よりも小さい。
出す場合には、セレクトゲート線SL2およびワード線
WL1がローレベルとなるので、ハイレベルの電位をゲ
ートに受けるセレクトトランジスタQ29,Q31およ
びメモリトランジスタQ12〜Q18,Q22〜Q28
のほかに、本来デプレッションタイプであるセレクトト
ランジスタQ32およびデプレッション化したメモリト
ランジスタQ21がON状態となる。このため、ビット
線BLからセレクトトランジスタQ29およびQ30と
メモリトランジスタQ11〜Q18を介して接地GND
に流れる電流は生じないが、ビット線BLからセレクト
トランジスタQ31およびQ32とメモリトランジスタ
Q21〜Q28とを介して接地GNDに流れる電流は生
じる。しかしながら、セレクトトランジスタQ32に流
れ得る電流は、メモリトランジスタQ21に流れ得る電
流よりも小さい。
【0095】前述のように、セレクトトランジスタのゲ
ート長はメモリトランジスタのゲート長よりも長いの
で、デプレッションタイプであるセレクトトランジスタ
Q32の相互コンダクタンスgmはデプレッション化し
たメモリトランジスタQ21のそれよりも小さい。
ート長はメモリトランジスタのゲート長よりも長いの
で、デプレッションタイプであるセレクトトランジスタ
Q32の相互コンダクタンスgmはデプレッション化し
たメモリトランジスタQ21のそれよりも小さい。
【0096】デプレッションタイプのセレクトトランジ
スタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSとソース・ド
レイン間電流Idsとの関係は図4において曲線で示さ
れる。曲線からわかるように、デプレッションタイプ
のセレクトトランジスタQ32は、エンハンスメントタ
イプのセレクトトランジスタと同じ相互コンダクタンス
gmを有するので、ソース・ゲート間電圧VGSに対する
ソース・ドレイン間電流Idsの変化の割合は小さい。こ
のため、ON状態にあるデプレッションタイプのセレク
トトランジスタおよびデプレッション化したメモリトラ
ンジスタを比較すると、ソース・ゲート間電圧VGSが同
一であっても、ソースおよびドレイン間に流れる電流は
デプレッションタイプのセレクトトランジスタの方が小
さい。
スタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSとソース・ド
レイン間電流Idsとの関係は図4において曲線で示さ
れる。曲線からわかるように、デプレッションタイプ
のセレクトトランジスタQ32は、エンハンスメントタ
イプのセレクトトランジスタと同じ相互コンダクタンス
gmを有するので、ソース・ゲート間電圧VGSに対する
ソース・ドレイン間電流Idsの変化の割合は小さい。こ
のため、ON状態にあるデプレッションタイプのセレク
トトランジスタおよびデプレッション化したメモリトラ
ンジスタを比較すると、ソース・ゲート間電圧VGSが同
一であっても、ソースおよびドレイン間に流れる電流は
デプレッションタイプのセレクトトランジスタの方が小
さい。
【0097】それゆえ、図1において、ゲート電位がロ
ーレベルであるセレクトトランジスタQ32に流れ得る
電流の大きさは、ゲート電位がローレベルであるメモリ
トランジスタQ21に流れ得る電流の大きさよりも小さ
い。
ーレベルであるセレクトトランジスタQ32に流れ得る
電流の大きさは、ゲート電位がローレベルであるメモリ
トランジスタQ21に流れ得る電流の大きさよりも小さ
い。
【0098】一方、ゲート電位がハイレベルであるセレ
クトトランジスタQ31およびメモリトランジスタQ2
2〜Q28にそれぞれ流れ得る電流の大きさは、ゲート
電位がローレベルであるメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタにそれぞれ流れ得る電流の大きさより
も十分に大きい。したがって、ビット線BLから接地G
ND放電される電荷量は、セレクトトランジスタQ32
に流れ得る電流の大きさによって制限される。セレクト
トランジスタQ32に流れ得る電流の大きさは、デプレ
ッション化したメモリトランジスタQ21に流れ得る電
流の大きさよりも小さいので、セレクトトランジスタQ
32のゲート長がメモリトランジスタQ21のゲート長
と同一である場合よりも、ビット線BLから接地GND
に放電される電荷は減少する。
クトトランジスタQ31およびメモリトランジスタQ2
2〜Q28にそれぞれ流れ得る電流の大きさは、ゲート
電位がローレベルであるメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタにそれぞれ流れ得る電流の大きさより
も十分に大きい。したがって、ビット線BLから接地G
ND放電される電荷量は、セレクトトランジスタQ32
に流れ得る電流の大きさによって制限される。セレクト
トランジスタQ32に流れ得る電流の大きさは、デプレ
ッション化したメモリトランジスタQ21に流れ得る電
流の大きさよりも小さいので、セレクトトランジスタQ
32のゲート長がメモリトランジスタQ21のゲート長
と同一である場合よりも、ビット線BLから接地GND
に放電される電荷は減少する。
【0099】この結果、メモリトランジスタQ21がデ
プレッション化しているためにビット線BLに生じる電
位降下が軽減されるので、センスアンプ6からビット線
BLに供給される電荷によってビット線BLの電位が上
昇しやすくなり、センスアンプ6は従来よりも確実に、
データ“0”に対応するローレベルの電位を出力でき
る。
プレッション化しているためにビット線BLに生じる電
位降下が軽減されるので、センスアンプ6からビット線
BLに供給される電荷によってビット線BLの電位が上
昇しやすくなり、センスアンプ6は従来よりも確実に、
データ“0”に対応するローレベルの電位を出力でき
る。
【0100】なお、デプレッションタイプのメモリトラ
ンジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSとソース
・ドレイン間電流Idsとの関係は図4における曲線に
示されるように、デプレッションタイプのメモリトラン
ジスタは、デプレッションタイプのセレクトトランジス
タと同じしきい値電圧を有し、デプレッションタイプの
セレクトトランジスタよりも大きい相互コンダクタンス
gmを有する。
ンジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGSとソース
・ドレイン間電流Idsとの関係は図4における曲線に
示されるように、デプレッションタイプのメモリトラン
ジスタは、デプレッションタイプのセレクトトランジス
タと同じしきい値電圧を有し、デプレッションタイプの
セレクトトランジスタよりも大きい相互コンダクタンス
gmを有する。
【0101】図5は、本発明の他の実施例のNAND型
マスクROMの部分構成を示すブロック図である。本実
施例のマスクROMの全体構成も、図7に示される従来
のそれと同様であり、上記実施例の場合と同様に、図5
には、任意の1つのメモリセルブロックに関する構成が
代表的に示される。図5には、メモリセルブロック10
において1つのメモリトランジスタQ14のみがデプレ
ッションタイプである場合が例示される。
マスクROMの部分構成を示すブロック図である。本実
施例のマスクROMの全体構成も、図7に示される従来
のそれと同様であり、上記実施例の場合と同様に、図5
には、任意の1つのメモリセルブロックに関する構成が
代表的に示される。図5には、メモリセルブロック10
において1つのメモリトランジスタQ14のみがデプレ
ッションタイプである場合が例示される。
【0102】図5を参照して、本実施例の幕素ROMに
おける各メモリセルブロック10の回路構成およびその
周辺回路の動作は従来と同様であるので説明は省略す
る。
おける各メモリセルブロック10の回路構成およびその
周辺回路の動作は従来と同様であるので説明は省略す
る。
【0103】本実施例では、従来と異なり、セレクトト
ランジスタ群110内のエンハンスメントタイプのセレ
クトトランジスタQ33およびQ34としてそれぞれ、
しきい値電圧VTHE の高いNチャネルMOSトランジス
タが用いられる。一方、エンハンスメントタイプのメモ
リトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q2
1〜Q28にはそれぞれ、従来と同様に、しきい値電圧
の比較的低いNチャネルMOSトランジスタが用いられ
る。
ランジスタ群110内のエンハンスメントタイプのセレ
クトトランジスタQ33およびQ34としてそれぞれ、
しきい値電圧VTHE の高いNチャネルMOSトランジス
タが用いられる。一方、エンハンスメントタイプのメモ
リトランジスタQ11〜Q13,Q15〜Q18,Q2
1〜Q28にはそれぞれ、従来と同様に、しきい値電圧
の比較的低いNチャネルMOSトランジスタが用いられ
る。
【0104】このように、エンハンスメントタイプのセ
レクトトランジスタQ33およびQ34のしきい値電圧
がエンハンスメントタイプのメモリトランジスタのそれ
よりも高く設定されることによって、セレクトトランジ
スタおよびメモリトランジスタのうちエンハンスメント
タイプであるべきトランジスタが製造上の問題等によっ
て、本来の特性よりもデプレッション化している場合に
ビット線BLから接地GNDに流れるリーク電流が低減
される。
レクトトランジスタQ33およびQ34のしきい値電圧
がエンハンスメントタイプのメモリトランジスタのそれ
よりも高く設定されることによって、セレクトトランジ
スタおよびメモリトランジスタのうちエンハンスメント
タイプであるべきトランジスタが製造上の問題等によっ
て、本来の特性よりもデプレッション化している場合に
ビット線BLから接地GNDに流れるリーク電流が低減
される。
【0105】図6は、本実施例における、エンハンスメ
ントタイプのセレクトトランジスタQ33,Q34と、
エンハンスメントタイプのメモリトランジスタQ11〜
Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28と、デプレッ
ションタイプのセレクトトランジスタQ9,Q20およ
びメモリトランジスタQ14における、ソース・ゲート
間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Idsとの関係を示
すグラフである。
ントタイプのセレクトトランジスタQ33,Q34と、
エンハンスメントタイプのメモリトランジスタQ11〜
Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28と、デプレッ
ションタイプのセレクトトランジスタQ9,Q20およ
びメモリトランジスタQ14における、ソース・ゲート
間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Idsとの関係を示
すグラフである。
【0106】図6を参照して、エンハンスメントタイプ
のセレクトトランジスタの各々,エンハンスメントタイ
プのメモリトランジスタの各々,および、デプレッショ
ンタイプのメモリトランジスタおよびセレクトトランジ
スタの各々はそれぞれ、曲線,,およびで示され
るような特性を有するように設計される。曲線〜か
らわかるように、本実施例では、セレクトトランジスタ
の相互コンダクタンスgmとメモリトランジスタのそれ
とは同一であり、エンハンスメントタイプのセレクトト
ランジスタのしきい値電圧とエンハンスメントタイプの
メモリトランジスタのしきい値電圧とが異なる。
のセレクトトランジスタの各々,エンハンスメントタイ
プのメモリトランジスタの各々,および、デプレッショ
ンタイプのメモリトランジスタおよびセレクトトランジ
スタの各々はそれぞれ、曲線,,およびで示され
るような特性を有するように設計される。曲線〜か
らわかるように、本実施例では、セレクトトランジスタ
の相互コンダクタンスgmとメモリトランジスタのそれ
とは同一であり、エンハンスメントタイプのセレクトト
ランジスタのしきい値電圧とエンハンスメントタイプの
メモリトランジスタのしきい値電圧とが異なる。
【0107】したがって、たとえば、エンハンスメント
タイプのセレクトトランジスタおよびメモリトランジス
タがそれぞれ、製造上の問題等で、設計上の特性よりも
デプレッション化した場合、デプレッション化したセレ
クトトランジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGS
とソース・ドレイン間電流Idsとの関係および、デプレ
ッション化したメモリトランジスタにおける、ソース・
ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Isdとの関
係がそれぞれ図6における曲線およびが図における
左側にシフトしたグラフ(図中、破線で示す)を描く。
図からわかるように、設計上エンハンスメントタイプの
セレクトトランジスタは、本来のしきい値電圧が高いた
め、若干デプレッション化した場合でも、しきい値電圧
は0Vよりも高いのでエンハンスメントタイプのままで
ある。これに対し、設計上エンハンスメントタイプのメ
モリトランジスタは、本来のしきい値電圧が低いため、
若干デプレッション化しただけで、しきい値電圧が0V
よりも低くなりデプレッションタイプとなる。
タイプのセレクトトランジスタおよびメモリトランジス
タがそれぞれ、製造上の問題等で、設計上の特性よりも
デプレッション化した場合、デプレッション化したセレ
クトトランジスタにおける、ソース・ゲート間電圧VGS
とソース・ドレイン間電流Idsとの関係および、デプレ
ッション化したメモリトランジスタにおける、ソース・
ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Isdとの関
係がそれぞれ図6における曲線およびが図における
左側にシフトしたグラフ(図中、破線で示す)を描く。
図からわかるように、設計上エンハンスメントタイプの
セレクトトランジスタは、本来のしきい値電圧が高いた
め、若干デプレッション化した場合でも、しきい値電圧
は0Vよりも高いのでエンハンスメントタイプのままで
ある。これに対し、設計上エンハンスメントタイプのメ
モリトランジスタは、本来のしきい値電圧が低いため、
若干デプレッション化しただけで、しきい値電圧が0V
よりも低くなりデプレッションタイプとなる。
【0108】このように、しきい値電圧の高いMOSト
ランジスタと、しきい値電圧の低いMOSトランジスタ
とを比較すると、何らかの原因でこれらのしきい値電圧
が変化した場合に生じる基本的な特性の変化は、しきい
値電圧の低いMOSトランジスタの方が大きい。すなわ
ち、しきい値電圧の低いエンハンスメントタイプのMO
Sトランジスタとして設計されたメモリトランジスタ
は、何らかの原因で低しきい値電圧化した場合、デプレ
ッションタイプとなりやすい。これに対し、しきい値電
圧の高いエンハンスメントタイプのMOSトランジスタ
として設計されたセレクトトランジスタは、低しきい値
電圧化によってデプレッションタイプとなりにくい。
ランジスタと、しきい値電圧の低いMOSトランジスタ
とを比較すると、何らかの原因でこれらのしきい値電圧
が変化した場合に生じる基本的な特性の変化は、しきい
値電圧の低いMOSトランジスタの方が大きい。すなわ
ち、しきい値電圧の低いエンハンスメントタイプのMO
Sトランジスタとして設計されたメモリトランジスタ
は、何らかの原因で低しきい値電圧化した場合、デプレ
ッションタイプとなりやすい。これに対し、しきい値電
圧の高いエンハンスメントタイプのMOSトランジスタ
として設計されたセレクトトランジスタは、低しきい値
電圧化によってデプレッションタイプとなりにくい。
【0109】たとえば、図5において、セレクトトラン
ジスタQ34およびメモリトランジスタQ21がともに
本来の特性よりも同程度デプレッション化している場合
を想定する。
ジスタQ34およびメモリトランジスタQ21がともに
本来の特性よりも同程度デプレッション化している場合
を想定する。
【0110】このような場合に、たとえばメモリトラン
ジスタQ11からデータを読出し出そうとすると、本来
ともにOFF状態であるべきセレクトトランジスタQ3
4およびメモリトランジスタQ21の少なくともいずれ
か一方がON状態となる。
ジスタQ11からデータを読出し出そうとすると、本来
ともにOFF状態であるべきセレクトトランジスタQ3
4およびメモリトランジスタQ21の少なくともいずれ
か一方がON状態となる。
【0111】すなわち、このデプレッション化によっ
て、メモリトランジスタQ21はデプレッションタイプ
となっており、セレクトトランジスタQ34はしきい値
電圧の低いエンハンスメントタイプとなっていると、メ
モリトランジスタQ11からのデータ読出し時に、メモ
リトランジスタQ21はON状態となるが、セレクトト
ランジスタQ34はOFF状態となる。したがって、メ
モリトランジスタがON状態であるものの、ビット線B
Lから接地GNDに流れる電流は生じない。
て、メモリトランジスタQ21はデプレッションタイプ
となっており、セレクトトランジスタQ34はしきい値
電圧の低いエンハンスメントタイプとなっていると、メ
モリトランジスタQ11からのデータ読出し時に、メモ
リトランジスタQ21はON状態となるが、セレクトト
ランジスタQ34はOFF状態となる。したがって、メ
モリトランジスタがON状態であるものの、ビット線B
Lから接地GNDに流れる電流は生じない。
【0112】また、このデプレッション化によって、メ
モリトランジスタQ21およびセレクトトランジスタQ
34がともにデプレッションタイプとなっている場合に
は、これらのトランジスタは、ともに、メモリトランジ
スタQ11からのデータ読出し時にON状態となる。し
かしながら、しきい値電圧の異なる2つのNチャネルM
OSトランジスタを比較した場合、ソース・ゲート間電
圧VGSが同一であれば、ソース・ドレイン間に流れる電
流Idsはしきい値電圧の高いトランジスタの方が大き
い。このため、セレクトトランジスタQ34に流れ得る
電流の大きさは、メモリトランジスタQ21に流れ得る
電流の大きさよりもはるかに小さい。したがって、先の
実施例の場合と同様に、ビット線BLから接地GNDに
放電される電荷の量は、セレクトトランジスタQ34に
流れ得る電流の大きさによって制限され従来よりも低減
される。
モリトランジスタQ21およびセレクトトランジスタQ
34がともにデプレッションタイプとなっている場合に
は、これらのトランジスタは、ともに、メモリトランジ
スタQ11からのデータ読出し時にON状態となる。し
かしながら、しきい値電圧の異なる2つのNチャネルM
OSトランジスタを比較した場合、ソース・ゲート間電
圧VGSが同一であれば、ソース・ドレイン間に流れる電
流Idsはしきい値電圧の高いトランジスタの方が大き
い。このため、セレクトトランジスタQ34に流れ得る
電流の大きさは、メモリトランジスタQ21に流れ得る
電流の大きさよりもはるかに小さい。したがって、先の
実施例の場合と同様に、ビット線BLから接地GNDに
放電される電荷の量は、セレクトトランジスタQ34に
流れ得る電流の大きさによって制限され従来よりも低減
される。
【0113】また、デプレッション化したメモリトラン
ジスタQ21からのデータ読出し時にも、同様の原理で
ビット線BLから接地GNDに放電される電荷の量が従
来よりも低減される。
ジスタQ21からのデータ読出し時にも、同様の原理で
ビット線BLから接地GNDに放電される電荷の量が従
来よりも低減される。
【0114】メモリトランジスタQ21からのデータ読
出し時には、図における右側のセレクトトランジスタ列
およびメモリトランジスタ列において、本来デプレッシ
ョンタイプであるセレクトトランジスタQ20および、
ハイレベルの電位をゲートに受けるセレクトトランジス
タQ34以外にメモリトランジスタQ21がON状態と
なる。しかしながら、セレクトトランジスタQ34のし
きい値電圧は、メモリトランジスタQ21のしきい値電
圧よりも高い。このため、エンハンスメントタイプのセ
レクトトランジスタのしきい値電圧とエンハンスメント
タイプのメモリトランジスタのしきい値電圧とが同一で
ある場合に比べ、ハイレベルの電位をゲートに受けるデ
プレッション化したセレクトトランジスタQ34に流れ
得る電流が減少する。
出し時には、図における右側のセレクトトランジスタ列
およびメモリトランジスタ列において、本来デプレッシ
ョンタイプであるセレクトトランジスタQ20および、
ハイレベルの電位をゲートに受けるセレクトトランジス
タQ34以外にメモリトランジスタQ21がON状態と
なる。しかしながら、セレクトトランジスタQ34のし
きい値電圧は、メモリトランジスタQ21のしきい値電
圧よりも高い。このため、エンハンスメントタイプのセ
レクトトランジスタのしきい値電圧とエンハンスメント
タイプのメモリトランジスタのしきい値電圧とが同一で
ある場合に比べ、ハイレベルの電位をゲートに受けるデ
プレッション化したセレクトトランジスタQ34に流れ
得る電流が減少する。
【0115】このように、本実施例においても、設計上
エンハンスメントタイプであるセレクトトランジスタお
よびメモリトランジスタが何らかの原因でデプレッショ
ン化している場合に、エンハンスメントタイプであるべ
きメモリトランジスタを介して流れるリーク電流が低減
されるため、先の実施例の場合と同様の効果が達成され
る。
エンハンスメントタイプであるセレクトトランジスタお
よびメモリトランジスタが何らかの原因でデプレッショ
ン化している場合に、エンハンスメントタイプであるべ
きメモリトランジスタを介して流れるリーク電流が低減
されるため、先の実施例の場合と同様の効果が達成され
る。
【0116】本実施例におけるデプレッションタイプの
セレクトトランジスタおよびメモリトランジスタの、ソ
ース・ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Ids
との関係は、図6において曲線で示される。
セレクトトランジスタおよびメモリトランジスタの、ソ
ース・ゲート間電圧VGSとソース・ドレイン間電流Ids
との関係は、図6において曲線で示される。
【0117】本実施例におけるセレクトトランジスタ群
110およびメモリトランジスタ群120の半導体基板
上におけるレイアウトは従来(図9)と同様である。エ
ンハンスメントタイプのセレクトトランジスタQ33,
Q34をエンハンスメントタイプのメモリトランジスタ
Q11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28より
も高く設定するためには、たとえば、製造時に、エンハ
ンスメントタイプのセレクトトランジスタのチャネル領
域となるべき部分にイオン注入等によって添加される不
純物の量が、エンハンスメントタイプのメモリトランス
のチャネル領域となるべき部分にイオン注入等によって
添加される不純物の量よりも少なくなるように、この不
純物添加のためのイオン注入等の条件を調整するなど、
従来の技術が用いられればよい。
110およびメモリトランジスタ群120の半導体基板
上におけるレイアウトは従来(図9)と同様である。エ
ンハンスメントタイプのセレクトトランジスタQ33,
Q34をエンハンスメントタイプのメモリトランジスタ
Q11〜Q13,Q15〜Q18,Q21〜Q28より
も高く設定するためには、たとえば、製造時に、エンハ
ンスメントタイプのセレクトトランジスタのチャネル領
域となるべき部分にイオン注入等によって添加される不
純物の量が、エンハンスメントタイプのメモリトランス
のチャネル領域となるべき部分にイオン注入等によって
添加される不純物の量よりも少なくなるように、この不
純物添加のためのイオン注入等の条件を調整するなど、
従来の技術が用いられればよい。
【0118】上記いずれの実施例においても、各メモリ
セルブロックは8段のメモリトランジスタによって構成
されたが、各メモリブロックを構成するメモリトランジ
スタの段数が8段以外であっても、本発明による効果は
上記実施例の場合と同様に生ずる。
セルブロックは8段のメモリトランジスタによって構成
されたが、各メモリブロックを構成するメモリトランジ
スタの段数が8段以外であっても、本発明による効果は
上記実施例の場合と同様に生ずる。
【0119】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、NAN
D型マスクROMにおいて、メモリセルアレイを構成す
るMOSトランジスタのしきい値電圧が本来の値よりも
低なった場合にビット線からリークする電荷の量が、従
来よりも大幅に低減される。この結果、メモリトランジ
スタからのデータ読出しが従来よりも安定に、かつ確実
に行なわれるようになる。
D型マスクROMにおいて、メモリセルアレイを構成す
るMOSトランジスタのしきい値電圧が本来の値よりも
低なった場合にビット線からリークする電荷の量が、従
来よりも大幅に低減される。この結果、メモリトランジ
スタからのデータ読出しが従来よりも安定に、かつ確実
に行なわれるようになる。
【図1】本発明の一実施例のNAND型マスタROMの
部分構成を示すブロック図である。
部分構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるセレクトトランジスタ群110お
よびメモリトランジスタ群120の半導体基板上におけ
るレイアウトを示す平面図である。
よびメモリトランジスタ群120の半導体基板上におけ
るレイアウトを示す平面図である。
【図3】MOSトランジスタのゲート長と相互コンダク
タンスとの一般的な関係を示すグラフである。
タンスとの一般的な関係を示すグラフである。
【図4】図1におけるエンハンスメントタイプのメモリ
トランジスタおよびセレクトトランジスタならびにデプ
レッションタイプのメモリトランジスタおよびセレクト
トランジスタの各々における、ソース・ゲート間電圧と
ソース・ドレイン間電流との関係を示すグラフである。
トランジスタおよびセレクトトランジスタならびにデプ
レッションタイプのメモリトランジスタおよびセレクト
トランジスタの各々における、ソース・ゲート間電圧と
ソース・ドレイン間電流との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例のNAND型マスクROM
の部分構成を示すブロック図である。
の部分構成を示すブロック図である。
【図6】図5における、エンハンスメントタイプのメモ
リトランジスタおよびセレクトトランジスタならびに、
デプレッションタイプのメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタの各々における、ソース・ゲート間電
圧とソース・ドレイン間電流の関係を示すグラフであ
る。
リトランジスタおよびセレクトトランジスタならびに、
デプレッションタイプのメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタの各々における、ソース・ゲート間電
圧とソース・ドレイン間電流の関係を示すグラフであ
る。
【図7】従来のNAND型マスクROMの全体構成を示
す概略ブロック図である。
す概略ブロック図である。
【図8】図7における任意の1つのメモリセルブロック
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【図9】図8におけるセレクトトランジスタ群およびメ
モリトランジスタ群の半導体基板上におけるレイアウト
を示す平面図である。
モリトランジスタ群の半導体基板上におけるレイアウト
を示す平面図である。
【図10】従来のNAND型マスクROMにおける、エ
ンハンスメントタイプのメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタならびにデプレッションタイプのメモ
リトランジスタおよびセレクトトランジスタの各々にお
ける、ソース・ゲート間電圧とソース・ドレイン間電流
との関係を示すグラフである。
ンハンスメントタイプのメモリトランジスタおよびセレ
クトトランジスタならびにデプレッションタイプのメモ
リトランジスタおよびセレクトトランジスタの各々にお
ける、ソース・ゲート間電圧とソース・ドレイン間電流
との関係を示すグラフである。
1 メモリセルアレイ 10,10−1〜10−m メモリセルブロック 2 デコーダ 3 アドレスバッファ 4 アドレスデコーダ回路 5 ビット線選択デコーダ 6 センスアンプ 110 セレクトトランジスタ群 120 メモリトランジスタ群 130 トランスファーゲートトランジスタ群 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の行および複数の列に配列され、各
々が第1のデータまたは第2のデータを記憶する複数の
メモリセルを備え、 前記複数のメモリセルのうち、前記第1のデータを記憶
するメモリセルの各々はエンハンスメントタイプの電界
効果半導体素子を含み、前記複数のメモリセルのうち前
記第2のデータを記憶するメモリセルの各々はデプレッ
ションタイプの電界効果半導体素子を含み、 前記複数の行に対応して設けられた複数のワード線と、 前記複数の列のうちの2つの列ごとに設けられるビット
線とをさらに備え、 前記複数の列の各々に配列されたメモリセルがそれぞれ
含む前記電界効果半導体素子は、対応するビット線と所
定の低電位源との間に互いに直列に結合され、 前記複数の行の各々に配列されたメモリセルがそれぞれ
含む前記電界効果半導体素子は、前記複数のワード線の
うちの対応する1本の電位によって一括して制御され、 前記複数の列に対応して設けられ、各々が、対応する列
に配列されたメモリセルと、対応するビット線とを電気
的に接続または遮断するための複数のスイッチ手段をさ
らに備え、 各前記ビット線に対応する2つの列のうちの一方に対応
して設けられた前記スイッチング手段と、他方に対応し
て設けられた前記スイッチング手段とは互いに相補な動
作を行なうように制御され、 前記複数のスイッチ手段の各々は、対応する列と対応す
るビット線との間に直列に接続されたエンハンスメント
タイプの電界効果半導体素子およびデプレッションタイ
プの電界効果半導体素子を含み、 前記複数のスイッチ手段の各々に含まれるエンハンスメ
ントタイプの電界効果半導体素子は、前記第1のデータ
を記憶するメモリセルの各々に含まれるエンハンスメン
トタイプの電界効果半導体素子と異なる電気的特性を有
する、マスクROM。 - 【請求項2】 前記電気的特性は駆動能力であり、 前記複数のスイッチング手段の各々が含むエンハンスメ
ントタイプの電界効果半導体素子の駆動能力は、前記第
1のデータを記憶するメモリセルの各々が含むエンハン
スメントタイプの電界効果半導体素子の駆動能力よりも
低い、請求項1記載のマスクROM。 - 【請求項3】 前記電気的特性は、しきい値電圧であ
り、 前記複数のスイッチング手段の各々が含むエンハンスメ
ントタイプの、電界効果半導体素子のしきい値電圧は、
前記第1のデータを記憶するメモリセルの各々が含むエ
ンハンスメントタイプの電界効果半導体素子のしきい値
電圧よりも高い、請求項1記載のマスクROM。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3204325A JPH0548040A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | マスクrom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3204325A JPH0548040A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | マスクrom |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548040A true JPH0548040A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16488626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3204325A Pending JPH0548040A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | マスクrom |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548040A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS641194A (en) * | 1987-06-23 | 1989-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor storage device |
| JPH02113575A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP3204325A patent/JPH0548040A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS641194A (en) * | 1987-06-23 | 1989-01-05 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor storage device |
| JPH02113575A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980818 |