JPH0548110Y2 - - Google Patents

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JPH0548110Y2
JPH0548110Y2 JP1985082575U JP8257585U JPH0548110Y2 JP H0548110 Y2 JPH0548110 Y2 JP H0548110Y2 JP 1985082575 U JP1985082575 U JP 1985082575U JP 8257585 U JP8257585 U JP 8257585U JP H0548110 Y2 JPH0548110 Y2 JP H0548110Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、蒸気圧式温度計の目盛指示に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 元来、蒸気圧式温度計は、液体の飽和蒸気圧が
温度によることを利用した温度計であり、受熱部
内に、蒸発性液体を封入してあるために、受熱部
内に受けた温度は、その温度に対応する蒸気圧を
受熱部内に発生し、その圧力を中間導管を通じて
指示器部内のブルドン管へと傅圧し、傅圧による
ブルドン管の先端移動量を拡大機械によつて、目
盛板に、その時の温度を指示せしむるものである
が、目盛板に示された温度目盛は飽和蒸気圧曲線
の性質上、温度が高くなるに従つて、目盛間隔が
大きくなる、所謂、不等斉目盛となつて示され
る。一般に、温度計を使用する場合、常用温度を
基にして、温度範囲が決定せられるものであり、
常用温度範囲を中心にして最低温度と最高温度が
決められる。例えば、使用する温度が50〜70℃間
とせば、最低温度が0℃、最高温度が100℃位の
温度目盛の温度計が使用されるのが一般である。
かかる場合、蒸気圧式温度計では、第6図、第7
図の如く、0℃より100℃になるにつれて10℃毎
の目盛間隔が拡大せられるため、常用温度として
の50〜70℃間は全体の目盛より見た場合、中央よ
り低温部側に位置し、常用温度以上の70〜100℃
間は、異常な拡大目盛となつて、温度指示目盛か
ら見た場合、決して好ましい状態でなく、等斉目
盛になる事が望ましいが、むしろ蒸気圧式温度計
の特性を生かして、常用温度の部分の目盛を拡大
し、それ以外の目盛部分は縮小せられることが、
等斉目盛以上の効果を生ずることになる。従来、
これに対する考案として、実用新案登録第
1528431号、蒸気圧式温度計の目盛指示装置があ
るが、この考案はブルドン管の外面に、中間接触
金具の基端部を固着させて、他端の自由端の移動
を減少させ、これに接触せる滑動ピンの移動を減
少させて、これと連動せるセクタ歯車及びピニオ
ンの回動を減少させることにより、高温部目盛を
縮小させる構造よりなるがブルドン管に、中間接
触金具を固着するのに手間を要し、又微圧用の弱
いブルドン管に於ては、中間接触金具をブルドン
管に固着させることは、ブルドン管の性能上、余
り好ましいことではない。
(ハ) 解決しようとする問題点 本案は、ブルドン管には何等工作を施すことな
く拡大機械の方に工作を施して、より簡単に、前
記目盛を指示するよう考案されたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本案は実公昭54−10310号公報、転り接触機構
によるブルドン管計器の構造を使用しこれに高温
部目盛を縮小せしめるための構造を更に附加した
ものである。第2図に示す如く、この転り接触機
構によるブルドン管計器と同じ構造に従つて株1
3に取付けられたブルドン管12の先端に、L型
の接触金具5を連設し、これの自由端と、十字型
になるように、渦巻きバネ8の弾力によつて、接
触、弾接する滑動ピン2をセクタ歯車6の腕1の
末端部に固着し、ピニオン7とセクタ歯車6との
噛合せで成る拡大機械を指示器20内に、取付ね
じ9を以て取付けるものとする。上記、転り接触
機構によるブルドン管計器の構造に従つて、構成
された指示器20に於て、指示器20内の株13
と中間導管14とを連結し、中間導管14と蒸発
性液体16を封入せし受熱部15とを連結して、
蒸気圧式温度計を構成するものとする。この構造
によつて、指示する温度目盛は一例として0℃よ
り100℃迄とする。そこで、セクタ歯車6の軸1
7中心と、滑動ピン2の中心との最短距離、即
ち、腕1の開き長さHを第3図の如くl1の長さと
した場合と、l2の長さとした場合、つまりl2>l1
とした場合に於て、l1の時の温度目盛は第6図の
如く、最低温度目盛(0℃)より最高温度目盛
(100℃)迄の開き角度βが大となり、l2の時の温
度目盛は、第7図の如く、開き角度βが小となる
ことがわかる。これは腕の開き長さが大なる程、
セクタ歯車6の回転が小さくなるのでブルドン管
12より接触金具5の移動が同じでも、開き角度
βが小さくなつてくる。従つて、10℃毎の目盛間
隔も腕の開き長さがl1よりもl2の方が縮小せられ
るのである。そこで本案が目的とする目盛構成
は、0〜100℃に於ては常用温度の50〜70℃間が
拡大せられて50℃以下、又は70℃以上では縮小さ
れることが望ましいので第6図に於ては、0〜70
℃迄の目盛が不等斉目盛のままで、目的にかなう
目盛であり、70〜100℃迄は拡大する目盛のため
使用しないことにして、第7図の70〜100℃の目
盛を使用すればよいことになる。即ち、第6図と
第7図の目盛を合成して、第8図の如き目盛構成
を作成することができることになる。即ち、第8
図の目盛では実用とする目盛範囲の50〜70℃が目
盛板21の中心に位置して、50℃以下は漸次、縮
小せられて、又70℃以上は第6図の目盛よりも縮
小せられているので全体として50〜70℃を中心に
して見易い目盛構成となつている。即ち、0〜70
℃迄はセクタ歯車の腕の開き長さをl1となし、70
〜100℃迄はセクタ歯車の腕の開き長さをl2とな
るように夫々の腕の開き長さを調整することので
きる構造よりなる拡大機械を使用すれば、目的と
する第8図の目盛19を指示する温度計ができる
ことになる。
(ホ) 作用 第1図に於て、セクタ歯車6の軸17に取付け
た腕及び滑動ピンを低温用腕1及び低温用滑動ピ
ン2となし又、この下に更に高温用腕3を軸17
に取付けて、これの末端部に高温用滑動ピン4を
固着させ、低温用腕1の腕の開き長さをl1の寸法
に調整し、又、高温用腕3の腕の開き長さをl2
寸法になるように調整しておくものとする。而し
て、セクタ歯車6の軸17中心と、低温用、高温
用滑動ピン2,4の夫々の中心が一直線上に位置
するように調整し、且つ、各滑動ピン2,4がセ
クタ歯車6の軸17と平行になるようになし、
又、接触時にはL型の接触金具5の自由端と十字
型に接触するように調整しておく必要がある。又
L型の接触金具5の自由端は、ブルドン管12の
先端11の移動方向Pに対して直角に位置するよ
うに調整しておく必要がある。又、受熱部温度が
上昇してブルドン管12の先端11が移動して、
それと同時にL型の接触金具5の自由端が連動
し、70℃の温度点で第4図に示す如く低温用滑動
ピン2と高温用滑動ピン4とか同時に接触金具5
に接触して、セクタ歯車6の軸17中心と、各滑
動ピン2,4とが、一直線上にあるように、且
つ、水平位置になるように、接触金具5を調整す
ることが肝要である。このように調整を行つた蒸
気圧式温度計に於て、受熱部15の温度が0℃の
時は第3図の如く、ブルドン管12が縮小するた
めL型の接触金具5が水平位置より下に下降する
ため、接触金具5には低温用腕1の低温用滑動ピ
ン2のみが接触して、高温用腕3の高温用滑動ピ
ン4は接触しないことになり、受熱部15の温度
が上昇して70℃に到達した時、第4図の如く、両
滑動ピン2,4が水平位置になつて、接触金具5
に接触し、70℃以上になると、第5図の如く今迄
接触していた低温用滑動ピン2が離れて、高温用
滑動ピン4が接触するようになるので第8図に示
す目盛を指示するようになるのである。
以上は、0〜100℃の場合を一例として述べた
が他の温度範囲の場合も同様で、高温部目盛の縮
小を高温用腕3の開き長さl2の調整で行い、低温
部目盛と高温部目盛との共通温度点、所謂、中温
度点で、低温用滑動ピン2と高温用滑動ピン4と
が、接触金具5に同時に接触するように、各腕
1,3又は、L型の接触金具5を調整すれば目的
の目盛を指示することができることになる。
(ヘ) 考案の効果 本案は従来の拡大機械のセクタ歯車の腕に、更
に、腕を追加工作するだけで、蒸気圧式温度計の
目盛を見易い目盛構造にすることができるもので
ある。上記の例は、実用となる目盛範囲を50〜70
℃として、70℃を低、高温滑動ピン2,4の共通
接触温度点としたが、共通接触温度点を80℃にす
れば、実用とする目盛範囲が更に拡大されて、50
〜80℃となり、低、高温滑動ピン2,4の共通接
触温度点の選択によつて、実用とする目盛範囲を
任意に作ることができる効果がある。又2つの腕
の開き長さを変えることにより、高温部目盛を更
に、縮小することができる効果がある。本案は、
蒸気圧式温度計に使用する以外に、等斉目盛であ
る膨張式温度計又は、圧力計に使用して高温部、
高圧部の目盛を縮小させることができるので目盛
範囲を更に、延長できる効果もある。
又、ブルドン管12の代りに、ブルドン管12
と同型、即ち、C型に成型した、バイメタルの一
端部を株13に取付け、他端部に、接触金具5を
取付けて、自由端となし、本案装置を使用せば、
高温部の目盛を縮小させることにも応用出来る効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の主要部の斜視図、第2図は従来
の蒸気圧式温度計の全体概略図、第3図、第4
図、第5図は本案の作動状態図、第6図、第7図
は、従来の蒸気圧式温度計の温度目盛線図、第8
図は本案の温度目盛線図。 1……低温用腕、2……低温用滑動ピン、3…
…高温用腕、4……高温用滑動ピン、5……接触
金具、6……セクタ歯車、7……ピニオン、8…
…渦巻きバネ、9……取付ねじ、10……指針、
11……ブルドン管の先端、12……ブルドン
管、13……株、14……中間導管、15……受
熱部、16……蒸発性液体、17……軸、18…
…移動方向P、19……目盛、20……指示器、
21……目盛板、H・l1・l2……腕の開き長さ、
β……開き角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブルドン管12の先端に、接触金具5を連設
    し、該、接触金具5の自由端へ、セクタ歯車6の
    低温用腕1、高温用腕3の先端に、夫々設けた低
    温用滑動ピン2、高温用滑動ピン4が当接するよ
    うになし、セクタ歯車6をピニオン7と噛合せ、
    ピニオン7の軸には、接触金具5と夫々の滑動ピ
    ン2,4とが、当接する方向へ戻回力を附与する
    構造に於て、低温時にはブルドン管12の先端よ
    りの接触金具5の自由端が、低温用滑動ピン2と
    当接し、中温時には、低温用滑動ピン2と高温用
    滑動ピン4とに当接し、高温時には高温用滑動ピ
    ン4と当接して、指針10が目盛19を指示する
    蒸気圧式温度計の目盛指示装置。
JP1985082575U 1985-06-03 1985-06-03 Expired - Lifetime JPH0548110Y2 (ja)

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JPS61199637U JPS61199637U (ja) 1986-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4523975Y1 (ja) * 1966-02-07 1970-09-21
JPS5410310U (ja) * 1977-06-24 1979-01-23

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JPS61199637U (ja) 1986-12-13

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