JPH0548122A - 赤外線検出器の製造方法 - Google Patents
赤外線検出器の製造方法Info
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- JPH0548122A JPH0548122A JP3209615A JP20961591A JPH0548122A JP H0548122 A JPH0548122 A JP H0548122A JP 3209615 A JP3209615 A JP 3209615A JP 20961591 A JP20961591 A JP 20961591A JP H0548122 A JPH0548122 A JP H0548122A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤外線検出器の冷却効果を改良する。
【構成】 容器内に赤外線検出素子と冷却器を内蔵した
赤外線検出器野製造方法において、冷却器に通電するこ
とで冷却動作をさせながら、加熱してガス出しする。本
発明によれば、ガス出しを行なうに際して冷却器を動作
させているので、赤外線検出素子の特性を加熱によって
劣化させることなく、内部のガス抜きが行なえる。
赤外線検出器野製造方法において、冷却器に通電するこ
とで冷却動作をさせながら、加熱してガス出しする。本
発明によれば、ガス出しを行なうに際して冷却器を動作
させているので、赤外線検出素子の特性を加熱によって
劣化させることなく、内部のガス抜きが行なえる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線検出器の製造方法
に係り、特に詳細には、PbS、HgCdTeまたはI
nSb等の量子型検出セルを用いるものに使用される。
に係り、特に詳細には、PbS、HgCdTeまたはI
nSb等の量子型検出セルを用いるものに使用される。
【0002】
【従来の技術】量子型検出セルを使用するためには、冷
却が必要であり、このためにペルチェ効果を利用したペ
ルチェクーラーが使用される。そして、ペルチェクーラ
ーを付設した赤外線検出器においては、容器内にN2 、
Xe等の不活性ガスが封入されている。また、量子型検
出セルの使用中の温度を低くするために、多段のペルチ
ェクーラーを用いることがある。
却が必要であり、このためにペルチェ効果を利用したペ
ルチェクーラーが使用される。そして、ペルチェクーラ
ーを付設した赤外線検出器においては、容器内にN2 、
Xe等の不活性ガスが封入されている。また、量子型検
出セルの使用中の温度を低くするために、多段のペルチ
ェクーラーを用いることがある。
【0003】ところが、容器内にガスが封入されている
と、これに対流が生じ、量子型検出セルを十分に低温に
はできない。具体的には、周囲温度が25゜C程度で
は、量子型検出セルは−70゜C程度までしか下がらな
い。これに対し、多段のペルチェクーラーを用い、容器
の内部を真空にしておくと、上記の対流が生じないの
で、例えば三段のペルチェクーラーでも、量子型検出セ
ルを−80゜C程度まで冷却できる。
と、これに対流が生じ、量子型検出セルを十分に低温に
はできない。具体的には、周囲温度が25゜C程度で
は、量子型検出セルは−70゜C程度までしか下がらな
い。これに対し、多段のペルチェクーラーを用い、容器
の内部を真空にしておくと、上記の対流が生じないの
で、例えば三段のペルチェクーラーでも、量子型検出セ
ルを−80゜C程度まで冷却できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、真空排気した
赤外線検出器であっても、センサとしての使用を続ける
と、容器の内部からガスが放出されて冷却効果が経時的
に低下してくる。特に、この内部放出ガスは熱伝導性の
良いH2 を多く含んでいるため、初期の冷却効果は長時
間の使用により大きく低下してしまう。
赤外線検出器であっても、センサとしての使用を続ける
と、容器の内部からガスが放出されて冷却効果が経時的
に低下してくる。特に、この内部放出ガスは熱伝導性の
良いH2 を多く含んでいるため、初期の冷却効果は長時
間の使用により大きく低下してしまう。
【0005】そこで本発明は、長期的な冷却効果に優れ
た赤外線検出器の製造方法を提供することを目的とす
る。
た赤外線検出器の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器内に赤外
線検出素子と冷却器を内蔵した赤外線検出器の製造方法
において、冷却器に通電することで冷却動作をさせなが
ら、容器を加熱してガス出しすることを特徴とする。
線検出素子と冷却器を内蔵した赤外線検出器の製造方法
において、冷却器に通電することで冷却動作をさせなが
ら、容器を加熱してガス出しすることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、量子型検出セルのような赤外
線検出素子を用いた赤外線検出器のガス出しを行なうに
際して、冷却器を動作させているので、赤外線検出素子
の特性を加熱によって劣化させることなく、容器の内部
のガス抜きが行なえる。
線検出素子を用いた赤外線検出器のガス出しを行なうに
際して、冷却器を動作させているので、赤外線検出素子
の特性を加熱によって劣化させることなく、容器の内部
のガス抜きが行なえる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面により、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0009】図1は赤外線検出器の一部を断面で示した
側面図である。図示の通り、外部端子1と排気管7が形
成されたベース板2にはキャップ3が固定され、容器が
構成されている。ベース板2上には三段構成のペルチェ
クーラー4が設けられ、この上に量子型検出セル5がマ
ウントされている。一方、キャップ3の上部には開口が
形成され、ここに赤外線入射窓6が取り付けられてい
る。
側面図である。図示の通り、外部端子1と排気管7が形
成されたベース板2にはキャップ3が固定され、容器が
構成されている。ベース板2上には三段構成のペルチェ
クーラー4が設けられ、この上に量子型検出セル5がマ
ウントされている。一方、キャップ3の上部には開口が
形成され、ここに赤外線入射窓6が取り付けられてい
る。
【0010】このような赤外線検出器を製造するに際し
ては、排気管7を真空排気装置(図示せず)に接続して
ペルチェクーラー4に通電し、量子型検出セル5を冷却
する。そして、容器全体をヒータ(図示せず)などで加
熱することにより、内部ガスの放出および排気を行う。
ては、排気管7を真空排気装置(図示せず)に接続して
ペルチェクーラー4に通電し、量子型検出セル5を冷却
する。そして、容器全体をヒータ(図示せず)などで加
熱することにより、内部ガスの放出および排気を行う。
【0011】この場合、容器の温度を80〜100°C
にすると、ペルチェクーラー4の冷却効果によって量子
型検出セル5を60°C以下に保持でき、したがって特
性が劣化しない。すなわち、PbS、HgCdTe、I
nSb等の量子型検出セルは、60°C以上の高温にさ
らすと特性が劣化するので、従来は容器にデバイスをセ
ットした後のガス抜きが実行できなかったが、本発明の
ような冷却を併行させることにより、内部ガスの放出が
可能になる。
にすると、ペルチェクーラー4の冷却効果によって量子
型検出セル5を60°C以下に保持でき、したがって特
性が劣化しない。すなわち、PbS、HgCdTe、I
nSb等の量子型検出セルは、60°C以上の高温にさ
らすと特性が劣化するので、従来は容器にデバイスをセ
ットした後のガス抜きが実行できなかったが、本発明の
ような冷却を併行させることにより、内部ガスの放出が
可能になる。
【0012】内部ガスの放出後には、容器を封じ切る。
これにより、長時間の使用によっても、容器の内部にお
ける真空度が低下せず、したがって、対流や熱伝導によ
る量子型検出セルの温度上昇を抑え得る赤外線検出器が
得られる。
これにより、長時間の使用によっても、容器の内部にお
ける真空度が低下せず、したがって、対流や熱伝導によ
る量子型検出セルの温度上昇を抑え得る赤外線検出器が
得られる。
【0013】本発明者は、本発明の有用性を確認するた
め、バルクゲッター付きの赤外線検出器を用いて実験し
た。まず、Xeガスを封入した従来タイプでは、環境温
度が25゜Cで検出セルを−60゜Cまでしか冷却でき
なかった。ただし、経時的な劣化は少なかった(図2の
クロス印)。一方、真空排気した従来タイプでは、初期
の冷却効果は高く、検出セルは−80゜C程度になった
が、1000時間程度の使用で−60゜Cまで温度上昇
した(図2の黒丸印)。これに対し、本発明の処理をし
た赤外線検出器では、−75゜C程度の冷却効果を長時
間にわたって維持できた(図2の白丸印)。
め、バルクゲッター付きの赤外線検出器を用いて実験し
た。まず、Xeガスを封入した従来タイプでは、環境温
度が25゜Cで検出セルを−60゜Cまでしか冷却でき
なかった。ただし、経時的な劣化は少なかった(図2の
クロス印)。一方、真空排気した従来タイプでは、初期
の冷却効果は高く、検出セルは−80゜C程度になった
が、1000時間程度の使用で−60゜Cまで温度上昇
した(図2の黒丸印)。これに対し、本発明の処理をし
た赤外線検出器では、−75゜C程度の冷却効果を長時
間にわたって維持できた(図2の白丸印)。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明によ
れば、量子型検出セルのような赤外線検出素子を搭載し
た検出器のガス出しを行なうに際して、冷却器を動作さ
せているので、赤外線検出素子の特性を加熱によって劣
化させることなく、内部のガス抜きが行なえる。このた
め、冷却効果を長時間にわたって維持できる赤外線検出
器が得られる。
れば、量子型検出セルのような赤外線検出素子を搭載し
た検出器のガス出しを行なうに際して、冷却器を動作さ
せているので、赤外線検出素子の特性を加熱によって劣
化させることなく、内部のガス抜きが行なえる。このた
め、冷却効果を長時間にわたって維持できる赤外線検出
器が得られる。
【図1】赤外線検出器の構成を示す図である。
【図2】本発明の効果を従来技術と比較する図である。
2…ベース板 3…キャップ 4…ペルチェクーラー 5…量子型検出セル 6…赤外線入射窓 7…排気管
Claims (2)
- 【請求項1】 容器内に赤外線検出素子と冷却器を内蔵
した赤外線検出器の製造方法において、 前記冷却器に通電することで冷却動作をさせながら、前
記容器を加熱してガス出しすることを特徴とする赤外線
検出器の製造方法。 - 【請求項2】 前記赤外線検出素子はPbS、HgCd
TeまたはInSbの量子型検出セルであり、前記冷却
器はペルチェクーラーである請求項1記載の赤外線検出
器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209615A JPH0779169B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 赤外線検出器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209615A JPH0779169B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 赤外線検出器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548122A true JPH0548122A (ja) | 1993-02-26 |
| JPH0779169B2 JPH0779169B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16575734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209615A Expired - Fee Related JPH0779169B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 赤外線検出器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779169B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07200986A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | 画像式歩行者検出装置 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3209615A patent/JPH0779169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07200986A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nippon Signal Co Ltd:The | 画像式歩行者検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0779169B2 (ja) | 1995-08-23 |
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