JPH0548162B2 - - Google Patents
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- JPH0548162B2 JPH0548162B2 JP59041631A JP4163184A JPH0548162B2 JP H0548162 B2 JPH0548162 B2 JP H0548162B2 JP 59041631 A JP59041631 A JP 59041631A JP 4163184 A JP4163184 A JP 4163184A JP H0548162 B2 JPH0548162 B2 JP H0548162B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polycarbonate resin
- water
- weight
- hopper
- pellets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/02—Making granules by dividing preformed material
- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2069/00—Use of PC, i.e. polycarbonates or derivatives thereof, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は透明性などの光学特性の優れたポリカ
ーボネート樹脂成形材料の製法並びにそれを用い
た透明な光学用ポリカーボネート樹脂成形品の製
法に関する。 光記録デイスク、ビデオデイスク、コンパクト
デイスク等の光学用の用途においては、透明性、
成形性(転写性を含む)、低複屈折、離型性、耐
湿性(特に吸湿による反り)、異物混入等の面で
従来の成形材料とは格段の高性能化が要求され
る。 ポリカーボネート樹脂は透明で、寸法安定性に
優れ、吸湿による反りも少ないため、コンパクト
デイスク等の材料としては最も適合した材料であ
るが、ポリカーボネート樹脂は溶融粘度が高いた
め、通常の成形条件では、薄い円板状の成形品が
得られなかつたり、得られても成形品の複屈折が
大きくなるなどの欠点が生じる。 樹脂の溶融粘度を低下させるため、通常のポリ
カーボネート樹脂の成形温度である270〜300℃の
温度を超えて、例えば330〜380℃での成形が考え
られるが、このような高温ではポリカーボネート
樹脂の熱分解等による黄色乃至黄褐色の成形品着
色、及び成形品中に褐色乃至黒褐色の塩化メチレ
ン(ポリカーボネート樹脂の良溶媒)に不溶解性
のゴミ状物質が点在するという現象が見られる。 光学部品などの材料において、異物の混入はそ
の性能上極めて重大な問題である。外部からの異
物の混入は製造、保存その他の環境を無塵化する
ことによつて容易に解決出来るものであるが、成
形時などに於ける材料の劣化に基づく異物の生成
の解消除去は、材料そのものの劣化の防止以外に
方法はないものであり、致命的な問題であつた。 本発明者らは、上記の欠点の発生原因について
380℃、窒素気流下の試験管による溶融試験によ
る再現を試みた。その結果、ガラス製の試験管で
は樹脂の黄色乃至黄褐色の着色現象は見られるも
のの、樹脂中に褐色乃至黒褐色の塩化メチレン
(ポリカーボネート樹脂の良溶媒)に不溶解性の
ゴミ状物質の生成は見られないものであり、押出
機等に多く用いられているSUS316製の200メツ
シユ金網の小片を試験管に入れた場合に認められ
た。さらに、金網の小片を試験管に入れた場合、
試験に用いる樹脂の色相にかかわらず生成するゴ
ミ状物質の大きさ及び量ともに略同程度であつ
た。又、前記のガラス製の試験管試験において、
窒素中に少量(約1%程度)の酸素を混入する
と、着色現象の著しい促進が見られた。 以上の試験結果から、本発明者らは、ポリカー
ボネート樹脂の高温劣化には、高温による着色
現象として無酸素状態下で現れる劣化、前記着
色現象の酸素による大幅な促進、及び高温下で
金属すなわち成形機内部の金属面とのなんらかの
作用による褐色乃至黒褐色の塩化メチレンに不溶
解性のゴミ状物質の生成する劣化との三種のもの
があるものと推定した。 本発明者らは、以上の欠点、特に塩化メチレン
不溶性のゴミ状物質の生成の解消について種々の
側面から鋭意検討した結果、窒素気流中での溶融
処理において、金網の小片の存在下においても樹
脂の着色はあるものの塩化メチレン不溶のゴミ状
物質は殆ど生成しないペレツトの製法を見いだ
し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は、ポリカーボネート樹脂粉
体をベント付きスクリユー押出機により押出して
ペレツトを製造する方法において、該ポリカーボ
ネート樹脂粉体として予め0.1〜5重量%の水を
含ませたものを用いるか、または該押出機のホツ
パー内に、押出し樹脂重量の0.1〜5重量%とな
るような量の水を供給しつつ溶融押出することを
特徴とするポリカーボネート樹脂成形材料の製法
であり、好ましい実施態様においては該水とし
て、導電率が10μS/cm以下、特に好ましくは
1μS/cm以下の純水を用いるものである。又、前
記の方法で得たペレツトを乾燥した後、乾燥した
該ペレツトを、ホツパーに乾燥窒素を供給してい
る成形機のホツパーに投入し成形することを特徴
とする透明な光学用ポリカーボネート樹脂品の製
法である。 以下、本発明について説明する。 本発明のポリカーボネート樹脂粉体としては、
通常のものでもよいが、光学材料とする場合に
は、ポリカーボネート樹脂の合成原料〜製造・保
存等の環境を無塵化して得たものを用いるのが良
い。 本発明の水としては、導電率が10μS/cm以下、
特に好ましくは1μS/cm以下の純水を用いる。導
電率の高い水は多くの場合、無機の塩類を含むも
のであり、このような無機塩類が成形材料中に混
入した場合には、光の乱反射による成形品の光線
透過率の低下を起こし、透明性が損なわれる。 又、水は、押出し樹脂粉体中に予め0.1〜5重
量%の水を含ませるか若しくは押出し樹脂重量の
0.1〜5重量%となるような量の水を押出機のホ
ツパー内、好ましくはスクリユーに出来るだけ近
い部分に供給する方法による。押出時のホツパー
内に供給された水がスクリユー部にスムーズに供
給されない場合にはバラツキを生じ定常的な押出
が困難となるなどの不都合を生じ易い。使用量が
0.1重量%未満では、本発明の安定化の効果が薄
く、又、5重量%を超えると樹脂粉体のスクリユ
ーへの食い込みが悪くなり押出樹脂量が減少する
ので好ましくない。 本発明の押出方法は、以上の水を使用すること
に特徴を有するものであり、その他は従来法と同
様で良いものである。又、水の使用によつてポリ
カーボネート樹脂成形材料の安定性が大幅に向上
すること、さらに本発明の方法によつて得られた
ポリカーボネート樹脂ペレツトの粘度平均分子量
と押出機ホツパーに供給されるポリカーボネート
樹脂粉体の粘度平均分子量とが殆ど同一であるこ
とは、通常、ポリカーボネート樹脂がエステルで
あり、例えば、射出成形に於いて乾燥不十分のペ
レツトを使用した場合に大幅な物性及び分子量の
劣化を生じること等の当業者の常識から考え予想
外のことである。 本発明の好ましい成形方法においては、成形時
にホツパーに挿入する乾燥窒素としては純度99.9
%以上、好ましくは99.99%以上であり、好まし
くはスクリユーに出来るだけ近い部分に挿入する
方法による。 以上の如くである本発明の方法によるポリカー
ボネート樹脂成形材料は、熱安定性に優れたもの
であり、成形時にゴミ状物質を実質的に生成しな
いものであるので、光学材料に適するものである
ことは無論のこと、一般の成形材料においても、
ゴミ状物質等による欠陥が大幅に減少したものと
なるため、より安定した物性の成形品を得ること
が可能である。又、本発明の成形方法によれば、
高温着色も大幅に減少するので光記録デイスク、
ビデオデイスク、コンパクトデイスク等の光学用
の用途用の成形に好適である。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 ペレツトの塩化メチレン不溶性物質の生成比較 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下、ビスフエノールAという)とホスゲ
ンとを界面重縮合反応させることによつて得た二
種類の粘度平均分子量約1.8×104及び2.3×104の
ポリカーボネート樹脂粉体(以下、A,Bとい
う)を40mmφスクリユー押出機を用いて溶融押出
し、約2mm角の立方体ペレツトとした。 この押出の際、導電率が10μS/cmより小さい
純水を樹脂量に対して2重量%となるように混入
したもの(以下、A1,B1という)、および水
を使用しないもの(以下、A2,B2という)の
計4種類のペレツトとした。 上記の4種類のペレツト各4gを、ガラス製試
験管とガラス製試験管にSUS316製200メツシユ
金網をいれたものとに入れ、120℃で6時間熱風
循環乾燥機で乾燥し、さらに120℃で乾燥窒素を
1時間吹き込み試験管内部を窒素置換し、直ちに
乾燥窒素を吹き込んでいる380℃に保つた電気炉
に入れ、1時間保つたのち、室温まで冷却した。
試験管を破壊し、内部の樹脂を取り出し、25mlの
塩化メチレンに撹拌などの操作をせず溶解して樹
脂液とした。 樹脂液を底の平坦なシヤーレに全量移し、目視
によつて、それぞれの試料の塩化メチレン不溶性
ゴミ状物質の大きさと数とを測定した。 又、樹脂液をガラスフイルターで濾過しながら
10mmφの比色管に入れ、同じ液高の白金コバルト
色度標準液の色と目視比較して樹脂液の色
(APHA)を測定した。その後で樹脂液を塩化メ
チレンで5倍に希釈し、5ミクロンのメンブラン
フイルターで濾過し、顕微鏡により微少なゴミ状
物質の大きさと数とを測定した。 結果を第1表に示した。 実施例 2 実施例1において、水を予め樹脂粉体に混入せ
ず、スクリユー押出機のホツパー口で出来るだけ
スクリユーに近い部分に導管を差込み、プランジ
ヤータイプの化学定量ポンプで、導電率10μS/
cmより小さい純水を樹脂押出量に対して2重量%
となるように注入してペレツトを得る他は同様と
した。ガラス製試験管にSUS316製200メツシユ
金網をいれたものの塩化メチレン不溶性ゴミ状物
質は実施例1と同様殆ど認められなかつた。 実施例 3 実施例1において、2重量%の水を用いて得た
ペレツトを、成形機のホツパー内の出来るだけス
クリユーに近い部分に1/分で乾燥窒素を供給
しているホツパーに投入し、樹脂温度360℃で射
出成形し、厚み3mmで直径10cmの円板状成形品を
得た。 この成形品より4gの小片を切取り、実施例1
と同様にAPHAを測定したところ60であつた。
尚、乾燥窒素を供給せずに成形したものの
APHAは80であつた。 又、いずれの場合にも、目式観察に依つては塩
化メチレン不溶性物質は認められなかつた。
ーボネート樹脂成形材料の製法並びにそれを用い
た透明な光学用ポリカーボネート樹脂成形品の製
法に関する。 光記録デイスク、ビデオデイスク、コンパクト
デイスク等の光学用の用途においては、透明性、
成形性(転写性を含む)、低複屈折、離型性、耐
湿性(特に吸湿による反り)、異物混入等の面で
従来の成形材料とは格段の高性能化が要求され
る。 ポリカーボネート樹脂は透明で、寸法安定性に
優れ、吸湿による反りも少ないため、コンパクト
デイスク等の材料としては最も適合した材料であ
るが、ポリカーボネート樹脂は溶融粘度が高いた
め、通常の成形条件では、薄い円板状の成形品が
得られなかつたり、得られても成形品の複屈折が
大きくなるなどの欠点が生じる。 樹脂の溶融粘度を低下させるため、通常のポリ
カーボネート樹脂の成形温度である270〜300℃の
温度を超えて、例えば330〜380℃での成形が考え
られるが、このような高温ではポリカーボネート
樹脂の熱分解等による黄色乃至黄褐色の成形品着
色、及び成形品中に褐色乃至黒褐色の塩化メチレ
ン(ポリカーボネート樹脂の良溶媒)に不溶解性
のゴミ状物質が点在するという現象が見られる。 光学部品などの材料において、異物の混入はそ
の性能上極めて重大な問題である。外部からの異
物の混入は製造、保存その他の環境を無塵化する
ことによつて容易に解決出来るものであるが、成
形時などに於ける材料の劣化に基づく異物の生成
の解消除去は、材料そのものの劣化の防止以外に
方法はないものであり、致命的な問題であつた。 本発明者らは、上記の欠点の発生原因について
380℃、窒素気流下の試験管による溶融試験によ
る再現を試みた。その結果、ガラス製の試験管で
は樹脂の黄色乃至黄褐色の着色現象は見られるも
のの、樹脂中に褐色乃至黒褐色の塩化メチレン
(ポリカーボネート樹脂の良溶媒)に不溶解性の
ゴミ状物質の生成は見られないものであり、押出
機等に多く用いられているSUS316製の200メツ
シユ金網の小片を試験管に入れた場合に認められ
た。さらに、金網の小片を試験管に入れた場合、
試験に用いる樹脂の色相にかかわらず生成するゴ
ミ状物質の大きさ及び量ともに略同程度であつ
た。又、前記のガラス製の試験管試験において、
窒素中に少量(約1%程度)の酸素を混入する
と、着色現象の著しい促進が見られた。 以上の試験結果から、本発明者らは、ポリカー
ボネート樹脂の高温劣化には、高温による着色
現象として無酸素状態下で現れる劣化、前記着
色現象の酸素による大幅な促進、及び高温下で
金属すなわち成形機内部の金属面とのなんらかの
作用による褐色乃至黒褐色の塩化メチレンに不溶
解性のゴミ状物質の生成する劣化との三種のもの
があるものと推定した。 本発明者らは、以上の欠点、特に塩化メチレン
不溶性のゴミ状物質の生成の解消について種々の
側面から鋭意検討した結果、窒素気流中での溶融
処理において、金網の小片の存在下においても樹
脂の着色はあるものの塩化メチレン不溶のゴミ状
物質は殆ど生成しないペレツトの製法を見いだ
し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は、ポリカーボネート樹脂粉
体をベント付きスクリユー押出機により押出して
ペレツトを製造する方法において、該ポリカーボ
ネート樹脂粉体として予め0.1〜5重量%の水を
含ませたものを用いるか、または該押出機のホツ
パー内に、押出し樹脂重量の0.1〜5重量%とな
るような量の水を供給しつつ溶融押出することを
特徴とするポリカーボネート樹脂成形材料の製法
であり、好ましい実施態様においては該水とし
て、導電率が10μS/cm以下、特に好ましくは
1μS/cm以下の純水を用いるものである。又、前
記の方法で得たペレツトを乾燥した後、乾燥した
該ペレツトを、ホツパーに乾燥窒素を供給してい
る成形機のホツパーに投入し成形することを特徴
とする透明な光学用ポリカーボネート樹脂品の製
法である。 以下、本発明について説明する。 本発明のポリカーボネート樹脂粉体としては、
通常のものでもよいが、光学材料とする場合に
は、ポリカーボネート樹脂の合成原料〜製造・保
存等の環境を無塵化して得たものを用いるのが良
い。 本発明の水としては、導電率が10μS/cm以下、
特に好ましくは1μS/cm以下の純水を用いる。導
電率の高い水は多くの場合、無機の塩類を含むも
のであり、このような無機塩類が成形材料中に混
入した場合には、光の乱反射による成形品の光線
透過率の低下を起こし、透明性が損なわれる。 又、水は、押出し樹脂粉体中に予め0.1〜5重
量%の水を含ませるか若しくは押出し樹脂重量の
0.1〜5重量%となるような量の水を押出機のホ
ツパー内、好ましくはスクリユーに出来るだけ近
い部分に供給する方法による。押出時のホツパー
内に供給された水がスクリユー部にスムーズに供
給されない場合にはバラツキを生じ定常的な押出
が困難となるなどの不都合を生じ易い。使用量が
0.1重量%未満では、本発明の安定化の効果が薄
く、又、5重量%を超えると樹脂粉体のスクリユ
ーへの食い込みが悪くなり押出樹脂量が減少する
ので好ましくない。 本発明の押出方法は、以上の水を使用すること
に特徴を有するものであり、その他は従来法と同
様で良いものである。又、水の使用によつてポリ
カーボネート樹脂成形材料の安定性が大幅に向上
すること、さらに本発明の方法によつて得られた
ポリカーボネート樹脂ペレツトの粘度平均分子量
と押出機ホツパーに供給されるポリカーボネート
樹脂粉体の粘度平均分子量とが殆ど同一であるこ
とは、通常、ポリカーボネート樹脂がエステルで
あり、例えば、射出成形に於いて乾燥不十分のペ
レツトを使用した場合に大幅な物性及び分子量の
劣化を生じること等の当業者の常識から考え予想
外のことである。 本発明の好ましい成形方法においては、成形時
にホツパーに挿入する乾燥窒素としては純度99.9
%以上、好ましくは99.99%以上であり、好まし
くはスクリユーに出来るだけ近い部分に挿入する
方法による。 以上の如くである本発明の方法によるポリカー
ボネート樹脂成形材料は、熱安定性に優れたもの
であり、成形時にゴミ状物質を実質的に生成しな
いものであるので、光学材料に適するものである
ことは無論のこと、一般の成形材料においても、
ゴミ状物質等による欠陥が大幅に減少したものと
なるため、より安定した物性の成形品を得ること
が可能である。又、本発明の成形方法によれば、
高温着色も大幅に減少するので光記録デイスク、
ビデオデイスク、コンパクトデイスク等の光学用
の用途用の成形に好適である。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 ペレツトの塩化メチレン不溶性物質の生成比較 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下、ビスフエノールAという)とホスゲ
ンとを界面重縮合反応させることによつて得た二
種類の粘度平均分子量約1.8×104及び2.3×104の
ポリカーボネート樹脂粉体(以下、A,Bとい
う)を40mmφスクリユー押出機を用いて溶融押出
し、約2mm角の立方体ペレツトとした。 この押出の際、導電率が10μS/cmより小さい
純水を樹脂量に対して2重量%となるように混入
したもの(以下、A1,B1という)、および水
を使用しないもの(以下、A2,B2という)の
計4種類のペレツトとした。 上記の4種類のペレツト各4gを、ガラス製試
験管とガラス製試験管にSUS316製200メツシユ
金網をいれたものとに入れ、120℃で6時間熱風
循環乾燥機で乾燥し、さらに120℃で乾燥窒素を
1時間吹き込み試験管内部を窒素置換し、直ちに
乾燥窒素を吹き込んでいる380℃に保つた電気炉
に入れ、1時間保つたのち、室温まで冷却した。
試験管を破壊し、内部の樹脂を取り出し、25mlの
塩化メチレンに撹拌などの操作をせず溶解して樹
脂液とした。 樹脂液を底の平坦なシヤーレに全量移し、目視
によつて、それぞれの試料の塩化メチレン不溶性
ゴミ状物質の大きさと数とを測定した。 又、樹脂液をガラスフイルターで濾過しながら
10mmφの比色管に入れ、同じ液高の白金コバルト
色度標準液の色と目視比較して樹脂液の色
(APHA)を測定した。その後で樹脂液を塩化メ
チレンで5倍に希釈し、5ミクロンのメンブラン
フイルターで濾過し、顕微鏡により微少なゴミ状
物質の大きさと数とを測定した。 結果を第1表に示した。 実施例 2 実施例1において、水を予め樹脂粉体に混入せ
ず、スクリユー押出機のホツパー口で出来るだけ
スクリユーに近い部分に導管を差込み、プランジ
ヤータイプの化学定量ポンプで、導電率10μS/
cmより小さい純水を樹脂押出量に対して2重量%
となるように注入してペレツトを得る他は同様と
した。ガラス製試験管にSUS316製200メツシユ
金網をいれたものの塩化メチレン不溶性ゴミ状物
質は実施例1と同様殆ど認められなかつた。 実施例 3 実施例1において、2重量%の水を用いて得た
ペレツトを、成形機のホツパー内の出来るだけス
クリユーに近い部分に1/分で乾燥窒素を供給
しているホツパーに投入し、樹脂温度360℃で射
出成形し、厚み3mmで直径10cmの円板状成形品を
得た。 この成形品より4gの小片を切取り、実施例1
と同様にAPHAを測定したところ60であつた。
尚、乾燥窒素を供給せずに成形したものの
APHAは80であつた。 又、いずれの場合にも、目式観察に依つては塩
化メチレン不溶性物質は認められなかつた。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリカーボネート樹脂粉体をベント付きスク
リユー押出機により溶融押出してペレツトを製造
する方法において、該ポリカーボネート樹脂粉体
として予め0.1〜5重量%の水を含ませたものを
用いるか、または該押出機のホツパー内に、押出
し樹脂重量の0.1〜5重量%となるような量の水
を供給しつつ溶融押出することを特徴とするポリ
カーボネート樹脂成形材料の製法。 2 該水として、導電率が10μS/cm以下の純水
を用いる特許請求の範囲第1項記載のポリカーボ
ネート樹脂成形材料の製法。 3 ポリカーボネート樹脂粉体をベント付きスク
リユー押出機により溶融押出してペレツトを製造
する方法において、該ポリカーボネート樹脂粉体
として予め0.1〜5重量%の水を含ませたものを
用いるか、または該押出機のホツパー内に、押出
し樹脂重量の0.1〜5重量%となるような量の水
を供給しつつ溶融押出して得たペレツトを乾燥し
た後、乾燥した該ペレツトをホツパーに乾燥窒素
を供給している成形機のホツパーに投入し成形す
ることを特徴とする透明な光学用ポリカーボネー
ト樹脂成形品の製法。 4 該水として、導電率が10μS/cm以下の純水
を用いる特許請求の範囲第3項記載のポリカーボ
ネート樹脂成形品の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041631A JPS60184814A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリカーボネート成形材料の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041631A JPS60184814A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリカーボネート成形材料の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184814A JPS60184814A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0548162B2 true JPH0548162B2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=12613674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59041631A Granted JPS60184814A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリカーボネート成形材料の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184814A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060967A1 (ja) | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Teijin Chemicals Ltd. | ポリカーボネート樹脂ペレットの製造方法および成形品 |
| WO2017086209A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂ペレットの製造方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61221225A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-01 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 成形用ポリカ−ボネ−ト樹脂の製造方法 |
| JPH02135222A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-24 | Teijin Chem Ltd | ポリカーボネート成形品 |
| DE19537114C2 (de) * | 1995-10-05 | 1998-11-12 | Bayer Ag | Verfahren zur Trocknung von Polymerpulvern und -agglomeraten |
| ES2230579T3 (es) * | 1997-07-15 | 2005-05-01 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Metodo para producir un granulo de policarbonato. |
| DE19952852A1 (de) * | 1999-11-03 | 2001-05-10 | Bayer Ag | Hochreine Polymergranulate und Verfahren zu deren Herstellung |
| US6833427B2 (en) | 2001-05-18 | 2004-12-21 | Teijin Chemicals, Ltd. | Polycarbonate resin molding material for optical use |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59041631A patent/JPS60184814A/ja active Granted
Cited By (3)
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| WO2009060967A1 (ja) | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Teijin Chemicals Ltd. | ポリカーボネート樹脂ペレットの製造方法および成形品 |
| WO2017086209A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂ペレットの製造方法 |
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| JPS60184814A (ja) | 1985-09-20 |
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