JPH0548531U - 二重床開口部被着金具 - Google Patents

二重床開口部被着金具

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JPH0548531U
JPH0548531U JP8098991U JP8098991U JPH0548531U JP H0548531 U JPH0548531 U JP H0548531U JP 8098991 U JP8098991 U JP 8098991U JP 8098991 U JP8098991 U JP 8098991U JP H0548531 U JPH0548531 U JP H0548531U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、二重床面に設けた配線配管用の開
口部に対して、コンセント等の取付金具を床上面からの
操作により容易に挿着および離脱することを可能にする
ものである。 【構成】 二重床開口部(40)に係架する方形の面板
(1)の一側縁に係合爪(3)を設け、面板(1)の対
向側縁に近接して2ケのビス孔およびストッパー(4)
を設けた面板部材と、2ケのねじ孔と係合爪(22)を
有する係止部材(B)と、面板部材と係止部材(B)を
連結する2本の長軸ビス(30)とより成り、面板部材
に長軸ビス(30)により係止部材(B)を斜めに吊下
した状態で一方の床パネル(P)の開口部(40)側縁
に係合爪(3)を係止させ、他方の床パネル(P)の開
口部(40)上面に面板(1)を載置し、長軸ビス(3
0)を回動させて係止部材(B)を引上げるとストッパ
ー(4)によりその係合爪(22)が水平となり、開口
部(40)側縁にしっかりと嵌着させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は二重床面に配設した配線,配管用の開口部に対して、その床上面から の操作により容易に装着固定および離脱ができる器具取付又は被蓋用の被着金具 に関する。
【0002】
【従来の技術】
二重床はその床下配線,配管など保守管理を容易にするため、通常一辺40〜 60cmのコンクリート,金属,合成樹脂などの方形板の四隅に支持高さ調節可 能な支脚を立設した床パネルを、床素地上に多数隣接敷設してフリーアクセス型 とすることが一般に採用され、このさい該床パネルとしてその板面に開口を設け あるいは板対向縁中央に切欠部を設けたものを用いて、形成した二重床の全面に 分布して多数の開口部を配置して、床下に延設した通信電力用などの電線,ケー ブルを床上所望位置に引出し可能としている。
【0003】 上記の配線配管引出しが行われる開口部には、その支持,接続用器具を安定に 保持するための被着金具を嵌着固定している。例えば床上コンセント,出没型コ ンセントは開口部に着脱可能に固定した被着金具に、ねじ込み,ビス止めなどの 手段によって固設している。 また配線引出し等がなされない不使用の開口部は盲蓋用の被着金具を嵌着封止 している。
【0004】 前記被着金具の二重床開口部への取付手段としては、通常、上鍔付雄ねじ筒と れに螺着される雌ねじ下鍔によって、開口部の床パネル縁を挟持する方法が一般 に行なわれているが、この方法では敷設した床パネルを引上げて取付け,取外し 操作をしなければならず、作業が面倒で非能率となり、特に開口部が隣接する両 床パネル縁に設けた切欠部を対向して形成されたものである場合には適用が極め て困難であった。
【0005】 上記の問題点を解消するため、本考案者は開口部内に挿入される被着金具の対 向板面に、それぞれ外方に突出して床パネル縁下面に係合する弾性爪を設けて床 上面から容易に嵌着係止できるコンセント取付用の被着金具(実開昭64−67 22,同64−9412)、および開口部の対向床パネル縁のそれぞれに嵌着さ れる組立型受金具を用いたコンセント取付金具(実開昭63−153718)の 考案をなし、これによって敷設床パネルを引上げることなく床上面からの操作に よって、装着,離脱可能なコンセント用の被着金具を得た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記のさきの考案において、弾性係合爪による取付手段は嵌着係止が簡単であ るが、その係合固定が不安定となり易く、取外しのさいの係合解除の操作が面倒 であり、また組立型受金具によるものはその取付並びに位置調整の操作が複雑で 非能率となるなどの問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の被着金具は床面開口部に係架する方形の面板の一縁に固定係合爪、対 縁に面板から吊下されて揺動可能,上下移動可能に支持された可動係合爪を設け ることにより、従来の前記のごとき問題点を生ずることなく床上面からの装着離 脱操作を容易確実にできるようにしたものである。 なお、説明上、前記面板の固定係合爪を設ける側縁を前縁、可動係合爪を設け る反対側縁を後縁とし、また、前方,後方もこれと同様の方向とする。
【0008】 すなわち、本考案は二重床開口部に係架する方形の面板の前縁に、該前縁から 曲折垂下した前壁および前壁の下縁から前方に曲出した係合爪を設け、面板後縁 の両隅角部にそれぞれビス孔を穿設し、両ビス孔の間の面板下面に、後縁に近接 して垂下固設したストッパーを有した面板部材と、立壁の上縁両側から前方に、 前記ストッパーより広い間隔を置いて曲折分岐した二つの突片、立壁の下縁から 後方に曲折した係合爪を一体に形成し、前記両突片にそれぞれビス螺入用のねじ 孔を穿設した係止部材と、前記面板部材のビス孔を通して前記係止部材のねじ孔 に螺入して両部材を揺動可能に連結する二本の長軸ビスとよりなることを特徴と する二重床開口部被着金具を要旨とするものである。
【0009】 前記において、方形の面板は、二重床面に形成された方形開口部の一対の対向 側縁間に係架される巾を有し、前壁,係合爪並びに面板部材の巾は前記の一対側 縁間に納まる寸法のものとし、また前記の面板はその中央に開口を設けて配線器 具取付用とし、あるいはその開口を設けないで被蓋用とすることができる。
【0010】 面板の後縁両隅角部に穿設したビス孔は、これに挿入される長軸ビス頭を係止 し且つ該ビス軸径より大なる貫通孔径を有してビス軸傾動を可能とし、該貫通孔 の上部にビス頭が納まり且つ前記のビス軸傾動が可能となるような凹陥孔形を有 しせしめることが望ましい。 通常、長軸ビスはその頭部を平皿型とし、ビス孔もこれに適合する皿孔とし、 該皿孔の貫通孔径を長軸ビスの軸径の1.5倍以上の寸法として、面板に対する 垂直軸線回りに、長軸ビスが30°以上の傾動を可能とすることが好ましい。
【0011】 面板の後縁に近接して垂下固設したストッパーは、前記のビス孔と後縁間にあ って、本被着金具が床面開口部に嵌着されたさいに、前記ビス孔に挿入された長 軸ビスにより揺動可能に吊下支持された後記する係止部材が長軸ビスの螺回によ って引上げられて床パネル下面に当接係止する姿勢を規制するものであり、その 垂下長は通常床パネル厚寸法程度とし、係止部材の寸法条件により決定する。
【0012】 係止部材は立壁上縁から前方に曲折分岐した二つの突片に設けたねじ孔に、面 板のビス孔に緩挿した長軸ビスが螺入されて吊持され、立壁とその下縁後方に曲 出した係合爪の偏荷重によって、長軸ビスはその下端が前方になるように垂直に 対して傾斜した状態で支持されるが、長軸ビスは回動するドライバーの加圧力を 受ければ、長軸ビスは面板に対し直角方向を維持して回動され、これに従って係 止部材の係合爪は後方に突出した状態となって引上げられて、その立壁前面が前 記ストッパーの後面に当接してその前方への傾動を抑止規制されるものである。
【0013】
【作用】
本考案の被着金具は、二重床に形成された方形の開口部に、その上方から面板 前縁を挿入して該前縁に垂下曲折して曲出した係合爪を開口部の前縁床パネル下 面に突出せしめて面板後緑を開口部後縁上に載架することにより、面板後縁に、 二本の長軸ビスにより前後方向に揺動可能に吊持された係止部材は前方に傾斜支 持状態によって、係合爪端が開口部上面に当たることなく、開口部内に降下挿入 される。
【0014】 そして、長軸ビス頭にドライバーを圧接回動して、二本の長軸ビスを交互に螺 回することにより係止部材はその立壁がストッパー後方に引上げられて、係合爪 が床パネル下面に密着して、被着金具はその前後縁において開口部の対向縁の床 パネルの上面に面板縁、下面に係合爪が当接して離脱不能に嵌着される。 このさい、ストッパーは係止部材の前方離脱方向の傾動傾向を抑止して、前記 の係止状態を維持するが、該ストッパーの下端を斜め前下方に延びる案内端部と すれば、前記の係止部材の引上げを円滑にすることができる。
【0015】 前記のように床面開口部に嵌着係止した被着金具は、長軸ビスを回動してその 立壁上縁がストッパー下端以下に降下した時点で、傾斜した吊下状態となること を感覚,目視により感知することができ、この状態で係合爪端は開口部縁から前 方に位置し、あるいは開口部下縁に僅かに係合する位置にあっても、係合爪の上 面は後方に下がる傾斜をし且つ係止部材が揺動可能であるので、面板後縁を容易 に引上げることができ、その上で面板前縁の係合爪を引き抜くようにして、開口 部から被着金具を離脱することができる。
【0016】
【実施例】
図面は本考案の実施例を示すものであって、図1は被着金具の面板を水平に支 持した状態の斜視図、図2は床素地S上に形成した二重床の開口部に嵌着した状 態の縦断側面図、図3は二重床上面を示す平面図である。 図において、Aは鋼板製の面板部材であって、1は方形の面板、2は面板1の 前緑11の両側から僅かに内方の位置から曲折垂下した前壁、3は前壁2の下縁 から前方に曲出した係合爪であり、4は面板1の後縁12に近接して後縁12と 平行に下方に垂設した板状のストッパー、5,5は前記ストッパー4の巾より大 なる間隔で且つストッパーより僅かに前方に位置して面板1の両隅角部に穿設し たビス孔である。
【0017】 Bは鋼板性の係止部材であって、前記の面板部材Aの係合爪3と同巾の立壁2 0の上縁両側から前方に曲折分岐した二つの突片21,21、立壁20の下縁か ら後方に曲折した係合爪22を有し、上記二つの突片21,21は前記面板部材 Aのストッパー4の巾以上の間隔を有し且つ面板1の後縁両隅角部に穿設したビ ス孔5,5と同一間隔を置いて各突片21,21の面にそれぞれビス軸が螺入さ れるねじ孔25,25が穿設される。
【0018】 30は長軸ビスであって、面板部材Aのビス孔5に頭部を係止し挿入して、係 止部材Bの突片21のねじ孔25に螺入することにより両部材A,Bを連結する ものであり、前記のビス孔5の貫通孔径を長軸ビス30の軸径の1.5倍以上と して、二本の長軸ビス30,30によって、係止部材Bは面板部材Aに対して前 後方向に容易に揺動可能な吊下支持状態が得られる。
【0019】 図3は方形床パネルPの対向縁のそれぞれの中央に設けた矩形切欠を対向衝合 せて方形開口部40を形成した二重床上面を示し、41は該開口部40の周縁に 沿って凹設した段部であり、Lは各方形床パネルPの四隅に貫設した貫通孔に嵌 着して下方に立設した支脚であり、該支脚Lは通常ねじ柱として床パネルPの支 持高さを調節可能としている。
【0020】 図2は図3に示した(イ)の二重床の開口部40に対して、(ロ)のような被 着金具の嵌着状態を示す断面図あって、面板1は少なくともその両側が開口部4 0の周縁段部41に係合するように係架されて前縁の係合爪3及び係止部材の係 合爪22がそれぞれ床パネルPの裏面に当接係合して、被着金具は床面に離脱不 能に係止されている。 被着金具は図3の(ハ)のように開口部40に対して90°回動して嵌着する こともできる。
【0021】 前記の係止部材Bの係合爪22の係止状態は、ストッパー4によって保持され るが、長軸ビス30をドライバーで回動して係止部材Bをストッパー4の係止範 囲以下に降下すれば、一点鎖線で示す係止部材B′のように傾斜吊下状態となり 係合爪22の爪端23は、23′のように前下方に移動し、さらに面板1の前縁 12を12′のように引上げるに従って1′のように面板1が傾斜して爪端23 ′はさらに前方に移動するので、開口部40からの被着金具の離脱は簡単容易に できる。
【0022】 本実施例は面板1にコンセントCを螺着し得る中央開口6を設けたものを示し たが、該中央開口6にねじ蓋を螺着しあるいは図3の(ニ)のように中央開口を 設けない平板の面板1とすれば、二重床の不使用開口部の被蓋用とすることがで きる。
【0023】 図4は前実施例におけるストッパー4の下端を斜め前下方に延ばして案内端部 9を形成した他の実施例の要部拡大断面図であり、併せて長軸ビス30を平皿ね じとし、面板1に穿設したビス孔5を皿孔とし、該皿孔の下部貫通孔径を長軸ビ ス30の軸径の約2倍にした状態を示したものであり、この場合は一点鎖線のよ うに傾斜吊下された係止部材B′は、長軸ビス30′の回動によってストッパー 4の案内端部9に摺接して容易に実線で示す係止状態に移動でき、このさい平皿 ビス頭は皿孔にセンターが一致して、長軸ビス30は垂直となって所定位置で係 合爪22の上面と床パネルPの下面との良好な面接状態の強固な係止をなすこと ができ、また面板1の上面を面一として良好な床面を得ることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案の二重床開口部被着金具は、敷設床パネルによっ て形成した二重床の開口部に対して、その床上面らか嵌脱操作でき、特に面板の 一縁に係止部材を揺動可能に吊下して、その吊下支持用の長軸ビスのドライバー 操作によって積極的な係止を安定確実にでき、その係止解除も簡単であるので、 二重床形成作業並びにその後の配線の変更などの保守管理作業の能率向上が得ら れるなどの実用上の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二重床開口部被着金具の面板を水平に
支持した状態を示す斜視図である。
【図2】図1の金具を二重床開口部に嵌着した状態の縦
断側面図である。
【図3】二重床上面を示す平面図である。
【図4】他の実施例の要部を示す拡大した縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 面板 2 前壁 3 係合爪 4 ストッパー 5 ビス孔 6 中央開口 11 前縁 12 後縁 20 立壁 21 突片 22 係合爪 23 爪端 25 ねじ孔 30 長軸ビス 40 開口部 41 段部 A 面板部材 B 係止部材 C コンセント P 床パネル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重床開口部に係架する方形の面板
    (1)の前縁(11)に、該前縁(11)から曲折垂下
    した前壁(2)および前壁(2)の下縁から前方に曲出
    した係合爪(3)を設け、面板(1)の後縁(12)の
    両隅角部にそれぞれビス孔(5,5)を穿設し、該両ビ
    ス孔(5,5)の間の面板(1)の下面に、後縁(1
    2)に近接して垂下固設したストッパー(4)を有した
    面板部材(A)と、立壁(20)の上縁両側から前方
    に、前記ストッパー(4)より広い間隔を置いて曲折分
    岐した二つの突片(21,21)、立壁(20)の下緑
    から後方に曲折した係合爪(22)を一体に成形し、前
    記両突片(21,21)にそれぞれビス螺入用のねじ孔
    (25,25)を穿設した係止部材(B)と、前記面板
    部材(A)のビス孔(5,5)を通して前記係止部材
    (B)のねじ孔(25,25)に螺入して両部材(A,
    B)を揺動可能に連結する二本の長軸ビス(30,3
    0)とよりなることを特徴とする二重床開口部被着金
    具。
  2. 【請求項2】 面板(1)に配設保持,接続用の配線器
    具が装着できる中央開口(6)を設けた請求項1記載の
    二重床開口部被着金具。
  3. 【請求項3】 面板(1)の後縁(12)に近接して、
    その下面に垂下固設したストッパー(4)の下端が係止
    部材(B)のための斜め前下方に延びる案内端部(9)
    を有した請求項1または2記載の二重床開口部被着金
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02197663A (ja) * 1989-01-26 1990-08-06 Matsushita Electric Works Ltd フリーアクセスフロア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02197663A (ja) * 1989-01-26 1990-08-06 Matsushita Electric Works Ltd フリーアクセスフロア

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