JPH05485Y2 - - Google Patents

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JPH05485Y2
JPH05485Y2 JP15720486U JP15720486U JPH05485Y2 JP H05485 Y2 JPH05485 Y2 JP H05485Y2 JP 15720486 U JP15720486 U JP 15720486U JP 15720486 U JP15720486 U JP 15720486U JP H05485 Y2 JPH05485 Y2 JP H05485Y2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、金属製本瓦棒葺屋根の施工におい
て、特に、金属製芯木に関するものである。
(ロ) 従来の技術 本瓦棒葺屋根の芯木には木製や塩化ビニール製
のものが用いられていたが、近年耐火構造が重視
されるようになり、ステンレス製や鉄製などの金
属製芯木が必要とされている。
この金属製芯木はパイプを半分に切断した状態
の半円状のものが多く用いられており、野地材上
に芯木を取り付ける所定の位置を棟と直交するよ
うに等間隔に墨出しし、そこに半円の金属製芯木
を取り付けて谷瓦を葺くが、その際、谷瓦の左右
立ち上がり壁の上部をタツピングビスにて金属製
芯木に釘着し、さらにその上から芯木キヤツプを
かぶせていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本瓦棒葺屋根は、棟から軒へ走る迫力のある山
瓦の力強さに魅力がある。その力強い山瓦を演出
するには、山瓦が描く円の中心を野地材面よりも
上に位置するようにしなくてはならない。そうし
ないと、山瓦が谷瓦の間に沈んでいるように見
え、ボリユーム感が出ず、力強い迫力のある美し
さが失われてしまうのである。
山瓦の迫力のある力強い美しさを出すために、
例えば木製の芯木を用いる場合には第6図のよう
に台木19の上に半丸加工材20を釘で打ち付け
て、この台木19の高さを調節することにより、
仕上がりの山瓦が描く円の中心を野地材面よりも
上に位置するようにしていた。
しかし、従来の半円の金属製芯木は、木製の芯
木とは異なり芯木の高さを調節することができな
かつたため、芯木が描く円の中心が野地材面と同
じ位置にあつた。このため、山瓦が描く円の中心
も野地材面と同じ位置になつてしまい、山瓦が谷
瓦の間に沈んでいるように見え、力強い迫力のあ
る美しさが失われていた。
また、金属製芯木に谷瓦を釘着する際、タツピ
ングビスを使用してその上に芯木キヤツプをかぶ
せるため、第7図のようにタツピングビスの頭が
芯木キヤツプの表面に凸部をつくつてしまい、こ
れも外観を悪くしていた。さらにこの場合異種金
属を使用すると電食により一方が早くいたむ。例
えば銅製の屋根材を使用するならば、イオン化列
において銅は極めて貴な金属であり銅と接触する
金属は銅とくらべて卑であることが多いため、腐
食が生じることが多い。このため、銅製の芯木キ
ヤツプの表面にタツピングビスの頭が凸部をつく
るほど芯木キヤツプとタツピングビスが接触して
いるのであれば、電食によりタツピングビスには
腐食が生じるのである。一般に屋根材にたいして
18クロームステンレス製のタツピングビスを用い
るが、それでもやはり異種金属のため接触が大き
ければ腐食を免れることはできない。
さらに、半円の金属製芯木で芯木としての強度
をもたせるためには、厚いものを使用しなければ
ならず、このためコスト高となつてしまうのを避
けられなかつた。
本考案は、これらの問題を解決することを目的
としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は芯木本体とリブ材を組み合わせたもの
である。
この芯木本体は、弧を描いた円弧状部の両側下
方に凹部を設けて、円弧状部の左右両下端から垂
下させて側面部を形成し、さらにこの側面部の両
端を外側におり曲げてフランジを形成するように
金属板をロール成形する。
リブ材は、その上辺が円弧状部に沿う弧を描
き、芯木本体の凹部に相対する部分は切り欠いて
ある。
このリブ材を芯木本体の内側に適宜間隔で設置
した本瓦棒葺用金属製芯木を用いるのである。
(ホ) 作用 野地材上に芯木を取り付ける所定の位置を墨出
しし、その墨出し線に合わせて芯木本体を配設
し、フランジに下穴不要ねじ(下穴不要ねじと
は、下穴開け・タツプ立て・締結の三工程を単一
工程で行うことのできるねじである)等で野地材
や母屋材に止着する。
各芯木本体の間に金属製谷瓦を葺き、芯木本体
の凹部に下穴不要ねじで谷瓦上端を止着し、芯木
キヤツプを冠着する。
(ヘ) 実施例 本考案の第一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示した芯木本体1は金属板をロール成
形したものであり、弧を描いた円弧状部2の両側
を内側に折り曲げてかぎ部4を形成し、さらに垂
下させて側面部5を成し、その両端をそれぞれ外
側に折り曲げてフランジ6を形成する。円弧状部
2のかぎ部4よりに内側へくぼんだ凹部3を設け
る。
第4図に示したリブ材7は金属板でつくり、そ
の上辺は芯木本体1の円弧状部2の弧に沿う弧を
描いており、それを折り曲げて円弧状部2に当接
する支持上面8とし、凹部3に相対する部分は切
り欠いて谷瓦を芯木に止める際に打つビスにリブ
材7が接触しないようにする。リブ材7の立ち上
がり部12は折り曲げて芯木本体1の側面部5に
当接する支持側面9とする。リブ材7の下端は折
り曲げて支持底面10とし、支持底面10の両端
は延長しており、芯木本体1のフランジ6をはめ
込むことのできる長さになつている。そしてその
両端を立ち上げて押さえ部11とする。
金属製谷瓦は下方に湾曲し、その両端を立ち上
げて、芯木本体1のかぎ部に沿つて折り曲げて、
さらに凹部3に重なるよう端部を湾曲させ谷瓦立
り上がり壁14を成す。
芯木キヤツプ15は芯木本体1の円弧状部2に
沿つた弧を描き、その両下端はかぎ部4に嵌合す
るよう屈曲させ嵌合部16を形成し、その先端を
下方に下げ、さらに内側に折り返してムダ折り部
17を形成する。
上記のごとく構成された芯木本体1、リブ材
7、芯木キヤツプ15、金属製谷瓦を用いて施工
する場合、まず、野地材上に芯木を取り付ける所
定の位置を墨出しする。
芯木本体1にはリブ材7を適宜間隔で嵌入し、
リブ材7の押さえ部11を内側に折り曲げてフラ
ンジ6を挟む。
墨出し線に合わせて芯木本体1を配設し、フラ
ンジ6に下穴不要ねじ等で野地材等に止着する
が、この際芯木本体1にはリブ材7が取り付けて
あるため芯木本体1が広がつたり狭くなつたりす
ることなく容易に野地材上に配設して止着するこ
とができる。
各芯木本体1の間に金属製谷瓦を葺き、谷瓦立
ち上がり壁14を凹部3に重ねてタツピングビス
にて止着する。
このようにして順次金属製谷瓦を葺いていき、
その後芯木キヤツプ15をかぶせ、嵌合部16を
かぎ部4に嵌合させることにより芯木キヤツプ1
5を芯木本体1に冠着する。
また、吊り子を使用して芯木キヤツプ15と谷
瓦をハゼ組みする方法を第二実施例として第5図
に基づいて説明する。芯木本体1′は第一実施例
と異なりかぎ部4がなく、弧を描いた円弧状部2
の両側下方に凹部3を設け、円弧状部2の左右両
下端から垂下させて側面部5を成し、その両端を
それぞれ外側に折り曲げてフランジを形成するよ
うに金属板をロール成形する。
この芯木本体1′に第一実施例のリブ材7を適
宜間隔に嵌入し、押さえ部を内側に折り曲げてフ
ランジを挟む。野地材上の墨出し線に合わせて芯
木本体1′を配設しフランジに下穴不要ねじ等で
野地材や母屋材に止着し、、各芯木本体1′と芯木
本体1′の間に谷瓦を葺きながら、谷瓦のハゼ部
20に吊り子の先端ハゼ部18′をかみあわせて
芯木本体1′の凹部3に吊り子18を止着する。
芯木キヤツプ15をかぶせ、その両下端を谷瓦の
ハゼ部とハゼ組みする。
尚、押さえ部11がなくとも、フランジ6と支
持底面10をリベツトで止着することにより芯木
本体にリブ材を取り付けることもできる。
(ト) 考案の効果 従来の半円の金属製芯木は、芯木の高さを調節
することができなかつた。このため、仕上がりの
山瓦が描く円の中心が野地材面と同じ位置にあ
り、山瓦が谷瓦の間に沈んでいるように見え、力
強い迫力のある美しさが失われていた。しかし、
本考案に係る本瓦棒葺用金属製芯木は、側面部の
高さを谷瓦や芯木キヤツプの大きさに合わせて設
定することができるので、仕上がりの山瓦が描く
円の中心を野地材面よりも上に位置させることが
できる。こうして、山瓦の迫力のある力強い美し
さを醸し出すことができるものである。
さらに円弧状部の両側下方に凹部を設けてあ
り、谷瓦を芯木本体に止着する際、凹部に谷瓦の
端部を重ねてタツピングビスで止着し、また、吊
り子を用いる場合でも凹部に吊り子を止着するた
め、谷瓦を止着したタツピングビスは凹部に打た
れることになる。こうしてタツピングビスの頭は
凹部内に隠れて、芯木キヤツプをかぶせてもタツ
ピングビスの頭が芯木キヤツプの表面に凸部をつ
くつてしまうという問題がなくなる。
また、このようにタツピングビスが芯木キヤツ
プに触れることが無いため、芯木キヤツプとタツ
ピングビスに異種金属を使用しても、電食により
一方が早くいたむという問題は解決される。
金属製芯木の厚さに関していえば、従来の半円
の金属製芯木は強度をもたせるために鉄製のもの
で厚さが3.0mm以上必要だつたが、本考案に係る
本瓦棒葺用金属製芯木はリブ材が芯木本体を支え
て補強しているため、芯木本体は0.8mm〜1.0mm位
の厚さでも十分な強度を有する。このため低コス
トで生産でき安価に提供できる。
なお、本考案は野地材のない施工方法の場合で
も使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案第一実施例の説明図
であり、第1図は第2図のA−A線断面図、第2
図は本瓦棒葺屋根の一部を表す斜視図、第3図は
芯木本体の斜視図、第4図はリブ材の斜視図であ
る。第5図は本考案第二実施例を示す説明図、第
6図、第7図は従来技術に説明図である。 1……芯木本体、2……円弧状部、3……凹
部、4……かぎ部、5……側面部、6……フラン
ジ、7……リブ材、8……支持上面、9……支持
側面、10……支持底面、11……押さえ部、1
5……芯木キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の芯木本体は、弧を描いた円弧状部の両
    側下方に凹部を設け、円弧状部の左右両下端から
    垂下させて側面部を成し、さらに両端を外側に折
    り曲げてフランジを形成しており、リブ材は金属
    板でできており、上辺が円弧状部に沿う弧を形成
    し、下辺には支持底面を有しており、このリブ材
    を芯木本体の内側に嵌入した本瓦棒葺用金属製芯
    木。
JP15720486U 1986-10-14 1986-10-14 Expired - Lifetime JPH05485Y2 (ja)

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JP15720486U JPH05485Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JPS6362524U JPS6362524U (ja) 1988-04-25
JPH05485Y2 true JPH05485Y2 (ja) 1993-01-08

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