JPH0548627U - コンバインの刈取部スライド構造 - Google Patents

コンバインの刈取部スライド構造

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JPH0548627U
JPH0548627U JP9916391U JP9916391U JPH0548627U JP H0548627 U JPH0548627 U JP H0548627U JP 9916391 U JP9916391 U JP 9916391U JP 9916391 U JP9916391 U JP 9916391U JP H0548627 U JPH0548627 U JP H0548627U
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JP
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transmission shaft
main frame
spiral groove
boss portion
shaft
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JP9916391U
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一郎 前田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取部の横スライド移動を外物に阻害される
ことなく円滑に行えるものでありながら、横スライド駆
動機構の構造を簡素化できるものを提供する。 【構成】 刈取メインフレーム12の昇降揺動ボス部1
2aを、前記軸芯Xに沿う方向に相対スライド自在並び
に前記軸芯X周りで相対回動自在に前記伝動軸13に外
嵌装着するとともに、この伝動軸13の外周面に往復螺
旋溝21を形成し、前記昇降揺動ボス部12aの内方側
に、所定方向側への横送り用コマ部材22Rとそれとは
反対方向への横送り用コマ部材22Lとを、夫々、前記
往復螺旋溝21に係合離脱自在に設け、前記各コマ部材
22R,22Lを択一的に前記螺旋溝21に係合させ
て、前記刈取メインフレーム12を正逆方向夫々に横送
りさせる切換機構23を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行機体の前部に、刈取メインフレームを介して、横軸芯周りで昇 降揺動自在に連結された茎稈引起し装置と刈取装置を、走行機体に対して横方向 に相対スライド移動自在に構成するとともに、縦搬送装置をその搬送終端部の軸 芯周りで揺動移動自在に構成し、前記横軸芯と同一軸芯上に伝動軸を配設し、こ の伝動軸から前記刈取部に対して動力を供給するよう構成してあるコンバインの 刈取部スライド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記コンバインの刈取部スライド構造において、従来では、例えば実開平2− 55529号公報に示されるように、前記刈取メインフレームの先端に形成した スライド支持部に、引起し装置と刈取装置等を支持する刈取フレームを横方向に スライド自在に係合させ、これらの間に横送りネジ機構を介装して、刈取部を横 スライドさせるよう構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造は、いわゆる回り刈り作業形態においては、茎稈引起し装置と刈取装 置を走行機体に対して極力未刈地側に寄せて、未刈り穀稈に対してクローラ走行 装置による泥押しを少なくし、かつ、中割り作業形態においては、茎稈引起し装 置と刈取装置を走行機体の横方向中央側に位置させて、左右両側においてクロー ラ走行装置による未刈り穀稈の押し倒し等の弊害を少なくするよう考慮するとと もに、脱穀フィードチェーンに対する穀稈の受け渡しを円滑にするために縦搬送 装置の終端側を位置固定した状態で始端部を揺動作動させるようにしたものであ る。 ところが、上記従来構造においては、刈取部の横スライド駆動機構が刈取穀稈 の搬送経路の下方側の低いレベルに位置する構成であるから、刈取作業に伴って 発生するワラ屑や雑草等が前記スライド駆動機構に絡み付いたり、スライド摺動 部分に泥土が入り込んだりして円滑な作動が阻害されるおそれが高く、改善の余 地があった。 本考案は上記不具合点を解消するとともに、刈取部の横スライド駆動構造を簡 素化することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、冒頭に記載したコンバインの刈取部スライド構造におい て、前記刈取メインフレームの連結用ボス部を、前記軸芯に沿う方向に相対スラ イド自在並びに前記軸芯周りで相対回動自在に前記伝動軸に外嵌装着するととも に、この伝動軸の外周面に往復螺旋溝を形成し、前記連結用ボス部の内方側に、 所定方向側への横送り用コマ部材とそれとは反対方向への横送り用コマ部材とを 、夫々、前記往復螺旋溝に係合離脱自在に設け、前記各コマ部材を択一的に前記 螺旋溝に係合させて、前記刈取メインフレームを正逆方向夫々に横送りさせる切 換機構を設けてある点にある。
【0005】
【作用】
刈取装置における刈高さの変更調節や路上走行時において大きく刈取部を上昇 させるために高い位置に設けられる刈取メインフレームの揺動枢支部分に、スラ イド支持機構を設けるので、刈取穀稈の搬送中に発生するワラ屑や株元付近に存 在する雑草等が絡まったりすることがない。そして、刈取部を横スライド駆動す る場合には、前記切換機構を操作していずれかのコマ部材を往復螺旋溝に係合さ せることで、一方向回転の伝動軸の回転動力を利用して刈取メインフレーム、つ まり、刈取装置、引起し装置等の刈取部が左右いずれかの方向に横移動すること になる。
【0006】
【考案の効果】
従って、刈取部の横スライド作動が上記したような外物により阻害されるおそ れが少なく、長期に亘り円滑な作動状態が維持できることとなり、しかも、刈取 部を駆動するための伝動構造を有効利用して、専用の横送り用ネジ部材やその正 逆転駆動機構等も不要で、横スライド構造が簡素化できるものとなった。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を図面に基いて説明する。 図1に2条刈りコンバインの前部を示している。このコンバインは、クローラ 走行装置1を装備した走行機体の前部に、刈取前処理部2を横軸芯X周りで昇降 揺動自在に連結するとともに、走行機体には脱穀装置3を搭載し、刈取前処理部 2の横一側に搭乗運転部4を配設して構成してある。
【0008】 前記刈取前処理部2は、倒伏した植立穀稈を立姿勢に引起しする左右一対の引 起し装置5、引起しされた穀稈の株元を切断するバリカン型刈取装置6、刈取穀 稈を刈幅方向中央後方に向けて掻込み搬送する左右一対の掻込みパッカー7、立 姿勢の刈取穀稈を、株元側を挟持し、かつ、穂先側を係止しながら徐々に横倒れ 姿勢に姿勢変更させながら後方に搬送して脱穀フィードチェーン8に受け渡す縦 搬送装置9等を備えて構成され、油圧シリンダ10により前記横軸芯X周りで揺 動駆動自在に機体フレーム11に支持される刈取メインフレーム12により支持 するよう構成してある。
【0009】 図3、図4に示すように、前記横軸芯Xと同一軸芯状態で断面形状が六角形状 の横向き伝動軸13を配設し、この横向き伝動軸13を左右ブラケット14によ り回動自在に機体フレーム11に支持してある。そして、この横向き伝動軸13 に対して刈取メインフレーム12の昇降揺動ボス部12aを、ブッシュ15を介 して、相対回動自在並びに横向き伝動軸13の軸芯方向に沿って相対スライド自 在に外嵌装着してスライド支持機構Aを構成してある。前記横向き伝動軸13の 一方の軸端に取付けた入力プーリ16を介して原動部側から動力が伝えられ、こ の伝動軸13にトルク伝達自在並びに前記昇降揺動ボス部12aと一体的にスラ イド自在に外嵌したベベルギア17から前後向き伝動軸18を介して各引起し装 置5、刈取装置6、掻込みパッカー7に夫々動力伝達され、横向き伝動軸13の 他端側に相対回動自在に外嵌装着したベベルギアケース19内のベベルギア機構 20を介して縦搬送装置9に動力伝達するよう伝動系を構成してある。
【0010】 そして、各引起し装置5と刈取装置6とを、機体に対して横方向に相対スライ ド移動自在に構成するとともに、縦搬送装置9をその搬送終端側の縦軸芯Y周り で揺動移動自在に構成してある。詳述すると、前記横向き伝動軸13の外周面に 往復螺旋溝21を形成するとともに、刈取メインフレーム12の昇降揺動ボス部 12aの内方側に、右送り用溝に係合自在なコマ部材22Rと左送り用溝に係合 自在なコマ部材22Lとを、夫々、係合離脱自在に設け、各コマ部材22R,2 2Lを択一的に係合させて、刈取メインフレーム12を正逆方向に夫々横送りさ せる切換機構23を設けるとともに、いずれかのコマ部材の溝係合操作に連動し て、伝動軸13の回転速度を減速させる減速切換機構24を設けてある。図5に 示すように、前記各コマ部材22R,22Lは、前後にスライド操作自在に昇降 揺動ボス部12aに支持された支軸25に固定され、この支軸25は電磁式押引 き切換機構23の操作により両コマ部材22R,22Lが螺旋溝21から離脱す る位置固定状態と、いずれかのコマ部材22R,22Lが螺旋溝21に係合する 左右横送り状態状態の夫々に切り換え操作自在に構成してあり、電磁式押引き切 換機構23は、その可動片23aを中立位置即ち前記位置固定状態に向けて復帰 付勢してあり、左右の電磁ソレノイドSL1,SL2を励磁駆動することで、支 軸25を前記左右いずれかの横送り状態状態に移動させるよう構成してある。図 8に示すように、この電磁式切換機構23は、操作スイッチSWの人為的切り換 え操作に伴って制御装置26により励磁駆動され、操作スイッチSWのスライド 駆動操作に連動して制御装置26がエンジンの調速装置27を強制的に減速側に 切り換え操作自在な電磁ソレノイドSL3を励磁駆動してエンジンを減速側に操 作するようにして前記減速切換機構24を構成してある。尚、減速用電磁ソレノ イドSL3の駆動を電磁式切換機構23の駆動よりも少し早めに行うようタイミ ングを設定して、確実に減速状態で横スライド作動するようにしてある。 又、図5、図6に示すように、昇降駆動用油圧シリンダ10は、その基端部を 機体フレーム11に横軸芯周りで揺動自在並びに横方向に位置固定状態で枢支連 結するとともに、他端側に横方向に長尺の受止め支持部材34を取付け、刈取メ インフレーム12のシリンダ押圧作用箇所に横方向に長尺の載置支持部材35を 取付けて、前記受止め支持部材34と載置支持部材35とを横方向に相対スライ ド摺動自在並びに荷重受止め可能に係合させてある。前記受止め支持部材34は 一端側を前記支持部材30に連結して油圧シリンダ10の下方への落下を阻止す るようにしてあり、載置支持部材35の下方側を屈曲させて受止め支持部材34 に係合させて、圃場面への接当により刈取前処理部2が上方に浮き上がるのを阻 止するようにしてある。 又、図2に示すように、上記したような刈取部の横スライドに伴って、縦搬送 装置9はガイド杆36により前記ベベルギア機構20の出力軸37の軸芯周りで 揺動するよう構成するとともに、図7に示すように、前後向き伝動軸18のケー ス38に取付けた電動モータ式扱深さ調節機構39によりベベルギアケース19 が相対回動して、前記横向き伝動軸13の軸芯周りで上下揺動するよう構成して ある。 上記構成によって、電動モータ32の駆動により、引起し装置5と刈取装置6 は刈取メインフレーム12とともに横移動可能となり、その横移動にかかわらず 油圧シリンダ10による昇降駆動が可能となる。
【0011】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン前部の側面図
【図2】横スライド状態を示す平面図
【図3】伝動系を示す平面図
【図4】スライド支持機構の切欠平面図
【図5】切換機構を示す切欠側面図
【図6】油圧シリンダのスライド部の平面図
【図7】扱深さ調節機構の側面図
【図8】切換制御ブロック図
【符号の説明】
5 茎稈引起し装置 6 刈取装置 9 縦搬送装置 12 刈取メインフレーム 12a 昇降揺動ボス部 13 伝動軸 21 螺旋溝 22R,22L コマ部材 23 切換機構 X 横軸芯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の前部に、刈取メインフレーム
    (12)を介して、横軸芯(X)周りで昇降揺動自在に
    連結された茎稈引起し装置(5)と刈取装置(6)を、
    走行機体に対して横方向に相対スライド移動自在に構成
    するとともに、縦搬送装置(9)をその搬送終端部の軸
    芯周りで揺動移動自在に構成し、前記横軸芯(X)と同
    一軸芯上に伝動軸(13)を配設し、この伝動軸(1
    3)から前記茎稈引起し装置(5)と刈取装置(6)に
    対して動力を供給するよう構成してあるコンバインの刈
    取部スライド構造であって、前記刈取メインフレーム
    (12)の昇降揺動ボス部(12a)を、前記軸芯
    (X)に沿う方向に相対スライド自在並びに前記軸芯
    (X)周りで相対回動自在に前記伝動軸(13)に外嵌
    装着するとともに、この伝動軸(13)の外周面に往復
    螺旋溝(21)を形成し、前記昇降揺動ボス部(12
    a)の内方側に、所定方向側への横送り用コマ部材(2
    2R)とそれとは反対方向への横送り用コマ部材(22
    L)とを、夫々、前記往復螺旋溝(21)に係合離脱自
    在に設け、前記各コマ部材(22R),(22L)を択
    一的に前記螺旋溝(21)に係合させて、前記刈取メイ
    ンフレーム(12)を正逆方向夫々に横送りさせる切換
    機構(23)を設けてあるコンバインの刈取部スライド
    構造。
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