JPH054869A - 炭化珪素質導電性複合セラミツクス - Google Patents
炭化珪素質導電性複合セラミツクスInfo
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- JPH054869A JPH054869A JP3177703A JP17770391A JPH054869A JP H054869 A JPH054869 A JP H054869A JP 3177703 A JP3177703 A JP 3177703A JP 17770391 A JP17770391 A JP 17770391A JP H054869 A JPH054869 A JP H054869A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 炭化珪素60〜95重量部に酸化クロム3〜
15重量部および酸化アルミニウム2〜25重量部を配
合し、さらに酸化イットリウムを0.2〜6重量部配合
して製造することもできる炭化珪素質導電性複合セラミ
ックス。 【効果】 導電性、耐酸化性が高く、機械的強度も確保
されている。
15重量部および酸化アルミニウム2〜25重量部を配
合し、さらに酸化イットリウムを0.2〜6重量部配合
して製造することもできる炭化珪素質導電性複合セラミ
ックス。 【効果】 導電性、耐酸化性が高く、機械的強度も確保
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭化珪素質導電性複合セ
ラミックスに関する。
ラミックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭化珪素質導電性セラミックスに
おいて、導電性をもたらす添加剤として、周期律表IV
a族元素及びVa族元素の炭化物、窒化物及びホウ化物
などを用いた例が知られている。
おいて、導電性をもたらす添加剤として、周期律表IV
a族元素及びVa族元素の炭化物、窒化物及びホウ化物
などを用いた例が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の炭化物、窒化物及びホウ化物を炭化珪素に添加して導
電性を高めるためには、多くの添加量(約20重量部以
上)を必要とし、かつこれらの化合物は耐酸化性が低い
ため、結果として得られる焼結体の耐酸化性が低いとい
う欠点を有している。このため、これらの導電性炭化珪
素質複合体は酸素を含む雰囲気下では、高温にて使用し
難いという欠点を有していた。
の炭化物、窒化物及びホウ化物を炭化珪素に添加して導
電性を高めるためには、多くの添加量(約20重量部以
上)を必要とし、かつこれらの化合物は耐酸化性が低い
ため、結果として得られる焼結体の耐酸化性が低いとい
う欠点を有している。このため、これらの導電性炭化珪
素質複合体は酸素を含む雰囲気下では、高温にて使用し
難いという欠点を有していた。
【0004】本発明は、電気比抵抗が低く、耐酸化性に
優れ、かつ機械的強度が確保されることにより構造材料
として利用可能なセラミック複合材料を提供することを
目的とする。
優れ、かつ機械的強度が確保されることにより構造材料
として利用可能なセラミック複合材料を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭化珪素に、
酸化クロムおよび酸化アルミニウムを配合したのち焼成
してなることを特徴とする炭化珪素質導電性複合セラミ
ックスである。
酸化クロムおよび酸化アルミニウムを配合したのち焼成
してなることを特徴とする炭化珪素質導電性複合セラミ
ックスである。
【0006】
【作用】耐酸化性の高い酸化クロムを添加して導電性を
高めた炭化珪素質導電性セラミックスであるため、炭化
珪素が本来有している高い耐酸化性を損なうことなく電
気伝導性が付与できる。また添加物の配合量を調節する
ことにより、機械的特性も確保できる。
高めた炭化珪素質導電性セラミックスであるため、炭化
珪素が本来有している高い耐酸化性を損なうことなく電
気伝導性が付与できる。また添加物の配合量を調節する
ことにより、機械的特性も確保できる。
【0007】
【実施例】酸化クロム(Cr2 O3 )自体の電気比抵抗
は常温で1.3×10+3Ω・cmと高いが、炭化珪素に
酸化クロムを配合し、酸化アルミニウムを焼結助剤とし
て焼結することにより導電性を示す焼結体が得られるこ
とを見出だし、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、耐酸化性の高い酸化物を添加して導電性を高めた炭
化珪素質導電性複合セラミックスである。
は常温で1.3×10+3Ω・cmと高いが、炭化珪素に
酸化クロムを配合し、酸化アルミニウムを焼結助剤とし
て焼結することにより導電性を示す焼結体が得られるこ
とを見出だし、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、耐酸化性の高い酸化物を添加して導電性を高めた炭
化珪素質導電性複合セラミックスである。
【0008】また、本発明の炭化珪素質導電性複合セラ
ミックスにおいては、添加物の配合量を調整することに
より、得られる焼結体の焼結性を制御し、機械的強度を
確保することができる。
ミックスにおいては、添加物の配合量を調整することに
より、得られる焼結体の焼結性を制御し、機械的強度を
確保することができる。
【0009】本発明において、炭化珪素に配合される酸
化クロムの配合量は3〜15重量部であることが好まし
い。その理由は、酸化クロムが3重量部未満であると、
焼結体の導電性に与える効果が低く、高い導電性を有す
る焼結体が得られず、一方、その配合量が15重量部を
越えると、焼結性が低下しやすく、充分な機械的強度を
有する焼結体が得にくいからである。また、酸化アルミ
ニウム粉末の配合量は2〜25重量部であることが好ま
しい。酸化アルミニウムの配合量が2重量部未満になる
と、焼結性が悪化しやすく、結果物たる炭化珪素質複合
体の機械的強度が低下しやすい。一方、25重量部を越
えると、その機械的強度が低下しやすい。酸化アルミニ
ウムは、必ずしも粉末として添加する必要がなく、アル
ミニウムアルコキシド、有機酸のアルミニウム塩などの
形で添加し、焼結までの過程で適宜処理を施し、酸化ア
ルミニウム(Al2 O3 )に変換しても良い。焼成雰囲
気は、不活性ガスであることが好ましい。その理由は、
例えば配化雰囲気では炭化珪素が酸化され緻密化した焼
結体が得られないからである。
化クロムの配合量は3〜15重量部であることが好まし
い。その理由は、酸化クロムが3重量部未満であると、
焼結体の導電性に与える効果が低く、高い導電性を有す
る焼結体が得られず、一方、その配合量が15重量部を
越えると、焼結性が低下しやすく、充分な機械的強度を
有する焼結体が得にくいからである。また、酸化アルミ
ニウム粉末の配合量は2〜25重量部であることが好ま
しい。酸化アルミニウムの配合量が2重量部未満になる
と、焼結性が悪化しやすく、結果物たる炭化珪素質複合
体の機械的強度が低下しやすい。一方、25重量部を越
えると、その機械的強度が低下しやすい。酸化アルミニ
ウムは、必ずしも粉末として添加する必要がなく、アル
ミニウムアルコキシド、有機酸のアルミニウム塩などの
形で添加し、焼結までの過程で適宜処理を施し、酸化ア
ルミニウム(Al2 O3 )に変換しても良い。焼成雰囲
気は、不活性ガスであることが好ましい。その理由は、
例えば配化雰囲気では炭化珪素が酸化され緻密化した焼
結体が得られないからである。
【0010】焼成の温度は1800℃〜2100℃であ
ることが好ましい。その理由は、1800℃では充分に
緻密化せず、また2100℃以上では助剤の分解が進
み、多孔質のセラミックスとなる。さらに、本発明の炭
化珪素質導電性複合セラミックスには添加物として酸化
イットリウムを配合することができる。酸化イットリウ
ムを配合することにより、焼結体の機械的特性および導
電性の向上を計ることができる。酸化イットリウムの配
合量は0.2〜6重量部であることが好ましい。その理
由は、0.2重量部未満では、充分な配合効果が得がた
く、6重量部を超えると、焼結性が低下しやすいこと、
あるいは、耐酸化性が低下しやすいことである。
ることが好ましい。その理由は、1800℃では充分に
緻密化せず、また2100℃以上では助剤の分解が進
み、多孔質のセラミックスとなる。さらに、本発明の炭
化珪素質導電性複合セラミックスには添加物として酸化
イットリウムを配合することができる。酸化イットリウ
ムを配合することにより、焼結体の機械的特性および導
電性の向上を計ることができる。酸化イットリウムの配
合量は0.2〜6重量部であることが好ましい。その理
由は、0.2重量部未満では、充分な配合効果が得がた
く、6重量部を超えると、焼結性が低下しやすいこと、
あるいは、耐酸化性が低下しやすいことである。
【0011】実験例1 平均粒径0.5μmのα型炭化珪素粉末87gに、平均
粒径3.0μmの酸化クロム(Cr2 O3 )粉末5gと
酸化アルミニウムゾル(平均粒径20nm)8gとが添
加された後、さらに、ポリビニルアセテート1.25g
を含むアセトン溶液200mlが添加され、ポリポット
および炭化珪素製のボールを用いて、24時間にわたっ
て攪拌混合された。次いで、攪拌混合物は、乾燥により
溶媒が除去された後、60メッシュのフルイを用いて造
粒され、造粒混合物とされた。造粒混合物は、金型プレ
スおよびラバープレスによって、5mm×5mm×60
mmの寸法に成形された。成形体は、グラファイト容器
に収容され、アルゴンガス雰囲気下において1900℃
の温度にて焼結され、セラミック複合体とされた。セラ
ミック複合体は、相対密度、電気比抵抗(4端子法)、
曲げ強さ(室温下における3点曲げ強さ)および酸化増
量(1200℃、空気雰囲気下、160時間後の増量)
について測定された。配合比が表1に、測定結果が表2
に、それぞれ示されている。
粒径3.0μmの酸化クロム(Cr2 O3 )粉末5gと
酸化アルミニウムゾル(平均粒径20nm)8gとが添
加された後、さらに、ポリビニルアセテート1.25g
を含むアセトン溶液200mlが添加され、ポリポット
および炭化珪素製のボールを用いて、24時間にわたっ
て攪拌混合された。次いで、攪拌混合物は、乾燥により
溶媒が除去された後、60メッシュのフルイを用いて造
粒され、造粒混合物とされた。造粒混合物は、金型プレ
スおよびラバープレスによって、5mm×5mm×60
mmの寸法に成形された。成形体は、グラファイト容器
に収容され、アルゴンガス雰囲気下において1900℃
の温度にて焼結され、セラミック複合体とされた。セラ
ミック複合体は、相対密度、電気比抵抗(4端子法)、
曲げ強さ(室温下における3点曲げ強さ)および酸化増
量(1200℃、空気雰囲気下、160時間後の増量)
について測定された。配合比が表1に、測定結果が表2
に、それぞれ示されている。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】 実験例2〜5 次に、炭化珪素粉末、酸化クロムおよび酸化アルミニウ
ムの配合比をいろいろ変えて、実験例1と同様に、混
合、乾燥、造粒、成形および焼結を行い、得た焼結体の
特性値を測定した。配合比を表1に、測定結果を表2
に、それぞれ、まとめて示した。
ムの配合比をいろいろ変えて、実験例1と同様に、混
合、乾燥、造粒、成形および焼結を行い、得た焼結体の
特性値を測定した。配合比を表1に、測定結果を表2
に、それぞれ、まとめて示した。
【0014】実験例6 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末85gに、平均粒径
3.0μmの酸化クロム7.5gと、平均粒径2.0μ
mの酸化イットリウム(Y2 O3 )2gとアルミナゾル
(平均粒径20nm)8gとが添加された後、さらにポ
リビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液20
0mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボー
ルを用いて24時間にわたって攪拌混合された。次い
で、攪拌混合物は、乾燥により溶媒が除去された後、6
0メッシュのフルイを用いて造粒され、造粒混合物とさ
れた。造粒混合物は、金型プレスおよびラバープレスに
よって、5mm×5mm×60mmの寸法に成形され
た。成形体はグラファイト容器に収容されアルゴンガス
雰囲気下において1900℃の温度にて焼結され、セラ
ミック複合体とされた。セラミック複合体は相対密度、
電気比抵抗(4端子法)、曲げ強さ(室温下における3
点曲げ強さ)および酸化増量(1200℃、空気雰囲気
下、160時間後の増量)について測定された。配合比
が表1に、測定結果が表2にそれぞれ示されている。
3.0μmの酸化クロム7.5gと、平均粒径2.0μ
mの酸化イットリウム(Y2 O3 )2gとアルミナゾル
(平均粒径20nm)8gとが添加された後、さらにポ
リビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液20
0mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボー
ルを用いて24時間にわたって攪拌混合された。次い
で、攪拌混合物は、乾燥により溶媒が除去された後、6
0メッシュのフルイを用いて造粒され、造粒混合物とさ
れた。造粒混合物は、金型プレスおよびラバープレスに
よって、5mm×5mm×60mmの寸法に成形され
た。成形体はグラファイト容器に収容されアルゴンガス
雰囲気下において1900℃の温度にて焼結され、セラ
ミック複合体とされた。セラミック複合体は相対密度、
電気比抵抗(4端子法)、曲げ強さ(室温下における3
点曲げ強さ)および酸化増量(1200℃、空気雰囲気
下、160時間後の増量)について測定された。配合比
が表1に、測定結果が表2にそれぞれ示されている。
【0015】実験例7 次に、炭化珪素、酸化クロム、酸化イットリウム及び酸
化アルミニウムの各粉末の配合比を変えて、実験例6と
同様に、混合、乾燥造粒、成形および焼結を行い、得た
焼結体の特性値を測定した。配合比を表1に、測定結果
を表2にまとめて示した。
化アルミニウムの各粉末の配合比を変えて、実験例6と
同様に、混合、乾燥造粒、成形および焼結を行い、得た
焼結体の特性値を測定した。配合比を表1に、測定結果
を表2にまとめて示した。
【0016】比較例1 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末72gに、平均粒径
3.0μmの酸化クロム20gとアルミナゾル(平均粒
径20nm)8gとが添加された後、さらにポリビニル
アセテート1.25gを含むアセトン溶液200mlが
添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボールを用い
て24時間にわたって攪拌混合された。
3.0μmの酸化クロム20gとアルミナゾル(平均粒
径20nm)8gとが添加された後、さらにポリビニル
アセテート1.25gを含むアセトン溶液200mlが
添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボールを用い
て24時間にわたって攪拌混合された。
【0017】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。酸化クロムの配合
量が高くなると、焼結体の曲げ強さが低下することが認
められた。
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。酸化クロムの配合
量が高くなると、焼結体の曲げ強さが低下することが認
められた。
【0018】比較例2 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末80gに、平均粒径
2.0μmの炭化チタン粉末10gとアルミナゾル(平
均粒径20nm)10gとが添加された後、さらにポリ
ビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200
mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボール
を用いて24時間にわたって攪拌混合された。
2.0μmの炭化チタン粉末10gとアルミナゾル(平
均粒径20nm)10gとが添加された後、さらにポリ
ビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200
mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボール
を用いて24時間にわたって攪拌混合された。
【0019】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。
【0020】表1に示したように、高い導電性化合物で
ある炭化チタン(電気比抵抗=×10-4Ω・cm)を1
0重量部配合したにもかかわらず、本比較例で得られた
焼結体の抵抗率は2×103 Ω・cmと高い電気抵抗値
を示した。
ある炭化チタン(電気比抵抗=×10-4Ω・cm)を1
0重量部配合したにもかかわらず、本比較例で得られた
焼結体の抵抗率は2×103 Ω・cmと高い電気抵抗値
を示した。
【0021】比較例3 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末65gに、平均粒径
2.0μmの炭化チタン粉末25gとアルミナゾル(平
均粒径20nm)10gとが添加された後、さらにポリ
ビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200
mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボール
を用いて24時間にわたって攪拌混合された。
2.0μmの炭化チタン粉末25gとアルミナゾル(平
均粒径20nm)10gとが添加された後、さらにポリ
ビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200
mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボール
を用いて24時間にわたって攪拌混合された。
【0022】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。表2に示したよう
に、本比較例で得られた焼結体の電気比抵抗値は0.6
5Ω・cmと比較的低い値を示したが、酸化増量におい
て0.98g/cm2 (1200℃、空気中160時
間)と実験例と比較して高い値を示し、耐酸化性におい
て弱点がある事が認められた。
形および焼結を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表2にまとめて示した。表2に示したよう
に、本比較例で得られた焼結体の電気比抵抗値は0.6
5Ω・cmと比較的低い値を示したが、酸化増量におい
て0.98g/cm2 (1200℃、空気中160時
間)と実験例と比較して高い値を示し、耐酸化性におい
て弱点がある事が認められた。
【0023】比較例4 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末91.5gは、平均
粒径3.0μmの酸化クロム0.5gとアルミナゾル
(平均粒径20nm)8gとが添加された後、さらにポ
リビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液20
0mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボー
ルを用いて24時間にわたって攪拌混合された。
粒径3.0μmの酸化クロム0.5gとアルミナゾル
(平均粒径20nm)8gとが添加された後、さらにポ
リビニルアセテート1.25gを含むアセトン溶液20
0mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボー
ルを用いて24時間にわたって攪拌混合された。
【0024】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼成を行ない、それによって得た焼結体の特性
値を測定した。特性値を表1にまとめて示した。酸化ク
ロムの配合量が少ないと、焼結体の抵抗率が高く、導電
性が十分に高くならないことが認められた。
形および焼成を行ない、それによって得た焼結体の特性
値を測定した。特性値を表1にまとめて示した。酸化ク
ロムの配合量が少ないと、焼結体の抵抗率が高く、導電
性が十分に高くならないことが認められた。
【0025】比較例5 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末94gは、平均粒径
3.0μmの酸化クロム5.0gとアルミナゾル(平均
粒径20nm)1gとが添加された後、さらにポリビニ
ルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200ml
が添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボールを用
いて24時間にわたって攪拌混合された。
3.0μmの酸化クロム5.0gとアルミナゾル(平均
粒径20nm)1gとが添加された後、さらにポリビニ
ルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200ml
が添加され、ポリポットおよび炭化珪素製のボールを用
いて24時間にわたって攪拌混合された。
【0026】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼成を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表1にまとめて示した。酸化クロムの配合
量は実験例1と同じであるが、酸化アルミニウムの配合
量が1wt%と低いと充分に緻密化せず、曲げ強度も低
く構造材料として機械的特性が適さないことが認められ
た。
形および焼成を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表1にまとめて示した。酸化クロムの配合
量は実験例1と同じであるが、酸化アルミニウムの配合
量が1wt%と低いと充分に緻密化せず、曲げ強度も低
く構造材料として機械的特性が適さないことが認められ
た。
【0027】比較例6 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末90gおよびアルミ
ナゾル(平均粒径20nm)10gとが添加された後、
さらにポリビニルアセテート1.25gを含むアセトン
溶液200mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素
製のボールを用いて24時間にわたって攪拌混合され
た。
ナゾル(平均粒径20nm)10gとが添加された後、
さらにポリビニルアセテート1.25gを含むアセトン
溶液200mlが添加され、ポリポットおよび炭化珪素
製のボールを用いて24時間にわたって攪拌混合され
た。
【0028】以後、実験例1と同様に、乾燥、造粒、成
形および焼成を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表1にまとめて示した。酸化クロムを配合
しないと曲げ強さは550MPaと高く機械的特性に優
れているが、抵抗率が高く導電特性において不充分であ
ることが認められた。
形および焼成を行ない、得た焼結体の特性値を測定し
た。特性値を表1にまとめて示した。酸化クロムを配合
しないと曲げ強さは550MPaと高く機械的特性に優
れているが、抵抗率が高く導電特性において不充分であ
ることが認められた。
【0029】表1および表2に示したように、本発明に
よる炭化珪素質導電性複合材料は、少量の酸化クロムも
しくは酸化クロムに加えて酸化イットリウムが配合され
た酸化アルミニウムを焼結助剤とするセラミック複合材
料であるが、電気抵抗が低下し、高い導電性を有する材
料となり、かつ耐酸化性も高く、さらには機械的強度も
確保された優れた材料である。
よる炭化珪素質導電性複合材料は、少量の酸化クロムも
しくは酸化クロムに加えて酸化イットリウムが配合され
た酸化アルミニウムを焼結助剤とするセラミック複合材
料であるが、電気抵抗が低下し、高い導電性を有する材
料となり、かつ耐酸化性も高く、さらには機械的強度も
確保された優れた材料である。
【0030】
【発明の効果】本発明の炭化珪素質導電性複合セラミッ
クスによると、少量の酸化物の添加で電気比抵抗を10
2 Ωcm以下に低減することができる。添加物の耐酸化
性が高いので、ひいては、炭化珪素の有する高い耐酸化
性を保持できる。常圧焼結でも焼結体の機械的強度たと
えば曲げ強さを400MPa以上に大きくでき、高強度
および高靭性を得ることができる。とくに、炭化珪素粉
末60〜95重量部に酸化クロム3〜15重量部と酸化
アルミニウム2〜25重量部を配合し、さらに酸化イッ
トリウム0.2〜6重量部を配合し、不活性ガス雰囲気
下で1800〜2100℃の温度にて焼結すると、特に
顕著な効果が得られる。
クスによると、少量の酸化物の添加で電気比抵抗を10
2 Ωcm以下に低減することができる。添加物の耐酸化
性が高いので、ひいては、炭化珪素の有する高い耐酸化
性を保持できる。常圧焼結でも焼結体の機械的強度たと
えば曲げ強さを400MPa以上に大きくでき、高強度
および高靭性を得ることができる。とくに、炭化珪素粉
末60〜95重量部に酸化クロム3〜15重量部と酸化
アルミニウム2〜25重量部を配合し、さらに酸化イッ
トリウム0.2〜6重量部を配合し、不活性ガス雰囲気
下で1800〜2100℃の温度にて焼結すると、特に
顕著な効果が得られる。
【0031】◆
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 炭化珪素に、酸化クロムおよび酸化アル
ミニウムを配合したのち焼成してなることを特徴とする
炭化珪素質導電性複合セラミックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177703A JPH054869A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 炭化珪素質導電性複合セラミツクス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177703A JPH054869A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 炭化珪素質導電性複合セラミツクス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054869A true JPH054869A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16035631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3177703A Pending JPH054869A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 炭化珪素質導電性複合セラミツクス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054869A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111848171A (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-30 | 比亚迪股份有限公司 | 一种铝碳化硅材料及其制备方法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3177703A patent/JPH054869A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111848171A (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-30 | 比亚迪股份有限公司 | 一种铝碳化硅材料及其制备方法 |
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