JPH0549127A - ガス絶縁電気機器 - Google Patents
ガス絶縁電気機器Info
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- JPH0549127A JPH0549127A JP3206081A JP20608191A JPH0549127A JP H0549127 A JPH0549127 A JP H0549127A JP 3206081 A JP3206081 A JP 3206081A JP 20608191 A JP20608191 A JP 20608191A JP H0549127 A JPH0549127 A JP H0549127A
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- tank
- gas
- liquid reservoir
- liquefied gas
- insulating
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱制御やその運転・保守管理の必要なヒー
タを設けることなく、地熱で液化ガスを気化することが
できるガス絶縁電気機器を得ることを目的とする。 【構成】 絶縁性ガス3を充填するタンク2の底部5に
設けた開口部15に連通する接続パイプ16を延長して地下
に埋設し、この埋設した接続パイプ16の一端を閉じて液
溜部17を形成するとともに液溜部17において接続パイプ
16の管壁を熱伝導度の良好な部材で構成し、タンク2の
内壁に結露して生成され液溜部17に溜まった液化ガス4
が地熱で加熱されて気化し、再び絶縁性ガス3としてタ
ンク2の内部に戻される。 【効果】 寒冷地の厳冬期においてタンクに結露が生じ
ても、液化ガスが地熱で効果的に気化されるので、タン
ク内の絶縁性ガスの圧力低下を改善することができる。
タを設けることなく、地熱で液化ガスを気化することが
できるガス絶縁電気機器を得ることを目的とする。 【構成】 絶縁性ガス3を充填するタンク2の底部5に
設けた開口部15に連通する接続パイプ16を延長して地下
に埋設し、この埋設した接続パイプ16の一端を閉じて液
溜部17を形成するとともに液溜部17において接続パイプ
16の管壁を熱伝導度の良好な部材で構成し、タンク2の
内壁に結露して生成され液溜部17に溜まった液化ガス4
が地熱で加熱されて気化し、再び絶縁性ガス3としてタ
ンク2の内部に戻される。 【効果】 寒冷地の厳冬期においてタンクに結露が生じ
ても、液化ガスが地熱で効果的に気化されるので、タン
ク内の絶縁性ガスの圧力低下を改善することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、寒冷地で使用される
ガス絶縁電気機器に関するものである。
ガス絶縁電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SF6 ガスは絶縁性、耐熱性、耐アーク
性の優れた不活性なガスであり、これを絶縁、消弧ある
いは冷却媒体とするガス遮断器や変圧器、管路気中送電
線路、ガス絶縁開閉装置などのガス絶縁電気機器が広く
用いられている。しかし、SF6 ガスは低温で液化する
性質があるため、たとえば−40℃の低温では機器内部の
ガス圧が低下して、所要の絶縁性能や消弧性能を満足し
なくなる場合がある。低温時の液化によるガス圧低下現
象は機器内部の充填圧力が高い程顕著に現われる。従っ
て、寒冷地で使用されるガス絶縁電気機器は、機器タン
ク部の温度低下を防止するため、機器全体を建屋内に設
置したり、タンク部を断熱材で覆ったり、機器全体ある
いはタンク部に加熱用ヒータを設けたり、SF6 ガスに
他の絶縁性ガスを混合するなどの対策が行われている。
図6および図7は、実公昭62−9630号公報に示された従
来のガス遮断器の側面図および正面図である。図におい
て、1は各相毎に設けられた遮断部、2はこの遮断部1
をそれぞれ収納するタンク、3はこのタンク2の内部に
大気圧以上の圧力で充填された絶縁性ガス、4は絶縁性
ガス3が低温時タンク2の内壁に結露して生成される液
化ガスである。5はタンク底部で、液化ガス4がタンク
底部5に形成された凹部6に容易に集まるような傾斜を
もった構造となっている。7は3個の各タンク間を連通
する均圧配管、8は各凹部6を加熱するヒータで、電源
9によって付勢される。10は内部に操作装置11を備えた
制御用ハウジングである。
性の優れた不活性なガスであり、これを絶縁、消弧ある
いは冷却媒体とするガス遮断器や変圧器、管路気中送電
線路、ガス絶縁開閉装置などのガス絶縁電気機器が広く
用いられている。しかし、SF6 ガスは低温で液化する
性質があるため、たとえば−40℃の低温では機器内部の
ガス圧が低下して、所要の絶縁性能や消弧性能を満足し
なくなる場合がある。低温時の液化によるガス圧低下現
象は機器内部の充填圧力が高い程顕著に現われる。従っ
て、寒冷地で使用されるガス絶縁電気機器は、機器タン
ク部の温度低下を防止するため、機器全体を建屋内に設
置したり、タンク部を断熱材で覆ったり、機器全体ある
いはタンク部に加熱用ヒータを設けたり、SF6 ガスに
他の絶縁性ガスを混合するなどの対策が行われている。
図6および図7は、実公昭62−9630号公報に示された従
来のガス遮断器の側面図および正面図である。図におい
て、1は各相毎に設けられた遮断部、2はこの遮断部1
をそれぞれ収納するタンク、3はこのタンク2の内部に
大気圧以上の圧力で充填された絶縁性ガス、4は絶縁性
ガス3が低温時タンク2の内壁に結露して生成される液
化ガスである。5はタンク底部で、液化ガス4がタンク
底部5に形成された凹部6に容易に集まるような傾斜を
もった構造となっている。7は3個の各タンク間を連通
する均圧配管、8は各凹部6を加熱するヒータで、電源
9によって付勢される。10は内部に操作装置11を備えた
制御用ハウジングである。
【0003】次に動作について説明する。寒冷地の冬期
において大気温度が低下するとともに大気圧以上の圧力
で充填された絶縁性ガス3の内部圧力は低下するが、充
填圧力に応じた特定の温度迄低下すると絶縁性ガス3は
タンク2の内壁に結露を始める。この結露により生成さ
れた液化ガス4は、液滴となってタンク内壁に沿って降
下し、タンク底部5の傾斜面を経て凹部6に液体として
溜まる。大気温度が更に低下して、結露開始温度以下に
なるとタンク内部の絶縁性ガス3の圧力が急激に低下す
るので、これを防止するため、タンク底部5の凹部6に
溜った液化ガス4はヒータ8によって局部的に加熱され
温められて、再び気化して絶縁性ガス3に戻される。寒
風による局部冷却で、ある相のタンク2で結露が多めに
生じて液化ガス4の一部が気化せずに残っていても、各
タンク2は均圧配管7で連通されているので各タンク内
部の絶縁性ガス3の圧力はほぼ均一に保たれる。尚、一
般にガス遮断器は、正常時の10%位迄ガス圧が低下して
も支障なく運転できるように設計されているので、上記
のように僅かな量の液化ガス4が気化せずに残っていて
も、ガス遮断器は正常に運転が可能である。
において大気温度が低下するとともに大気圧以上の圧力
で充填された絶縁性ガス3の内部圧力は低下するが、充
填圧力に応じた特定の温度迄低下すると絶縁性ガス3は
タンク2の内壁に結露を始める。この結露により生成さ
れた液化ガス4は、液滴となってタンク内壁に沿って降
下し、タンク底部5の傾斜面を経て凹部6に液体として
溜まる。大気温度が更に低下して、結露開始温度以下に
なるとタンク内部の絶縁性ガス3の圧力が急激に低下す
るので、これを防止するため、タンク底部5の凹部6に
溜った液化ガス4はヒータ8によって局部的に加熱され
温められて、再び気化して絶縁性ガス3に戻される。寒
風による局部冷却で、ある相のタンク2で結露が多めに
生じて液化ガス4の一部が気化せずに残っていても、各
タンク2は均圧配管7で連通されているので各タンク内
部の絶縁性ガス3の圧力はほぼ均一に保たれる。尚、一
般にガス遮断器は、正常時の10%位迄ガス圧が低下して
も支障なく運転できるように設計されているので、上記
のように僅かな量の液化ガス4が気化せずに残っていて
も、ガス遮断器は正常に運転が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス遮断器は以
上のように構成されているので、絶縁性ガス3が結露し
て生成される液化ガス4を気化するためには、加熱用の
ヒータ8や、ヒータを制御する制御装置が必要で、それ
らを運転し保守管理する費用も必要となるため、コスト
高になる問題点があった。
上のように構成されているので、絶縁性ガス3が結露し
て生成される液化ガス4を気化するためには、加熱用の
ヒータ8や、ヒータを制御する制御装置が必要で、それ
らを運転し保守管理する費用も必要となるため、コスト
高になる問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、加熱制御やその運転・保守管理
が必要なヒータを設けることなく、地熱で液化ガスを気
化することができるガス絶縁電気機器を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、加熱制御やその運転・保守管理
が必要なヒータを設けることなく、地熱で液化ガスを気
化することができるガス絶縁電気機器を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス絶縁
電気機器は、タンク底部に設けた開口部に連通する接続
パイプを延長して地下に埋設し、接続パイプの地下部に
液化ガスの液溜部を配備したものである。
電気機器は、タンク底部に設けた開口部に連通する接続
パイプを延長して地下に埋設し、接続パイプの地下部に
液化ガスの液溜部を配備したものである。
【0007】また、タンク底部の附近に液溜部を設ける
とともに、この液溜部に地熱を伝達する伝熱手段を備え
たものである。
とともに、この液溜部に地熱を伝達する伝熱手段を備え
たものである。
【0008】
【作用】この発明においては、タンク内壁の液化ガスは
重力により自然降下してタンク底部を経て、地下に埋設
された液溜部に溜まり、この液溜部の液化ガスが地熱に
よって温められて再び気化し、絶縁性ガスとなってタン
ク内に戻される。
重力により自然降下してタンク底部を経て、地下に埋設
された液溜部に溜まり、この液溜部の液化ガスが地熱に
よって温められて再び気化し、絶縁性ガスとなってタン
ク内に戻される。
【0009】また、タンク底部の附近に設けた液溜部に
地熱を伝達する伝熱手段を備えることにより、タンク内
壁で生成された液化ガスは速やかに液溜部に溜まり、こ
の液溜部で気化された絶縁性ガスは速やかにタンク内に
戻される。
地熱を伝達する伝熱手段を備えることにより、タンク内
壁で生成された液化ガスは速やかに液溜部に溜まり、こ
の液溜部で気化された絶縁性ガスは速やかにタンク内に
戻される。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
について説明する。図1において、1〜5は従来例の図
6と同様で、14はこの実施例のガス絶縁電気機器を設置
する地表面、15は遮断部1、絶縁性ガス3および液化ガ
ス4を内蔵するタンク2の底部5に設けられた開口部、
16は開口部15に連通する接続パイプで、その一部が地下
に埋設されている。17は地下に埋設された接続パイプ16
の一端を閉じて形成された液溜部で、液溜部17において
接続パイプ16の管壁は熱伝導度の良好な部材で構成され
る。19は、接続パイプ16の地表面14より上方の部分を大
気温度から遮蔽する断熱部材である。
について説明する。図1において、1〜5は従来例の図
6と同様で、14はこの実施例のガス絶縁電気機器を設置
する地表面、15は遮断部1、絶縁性ガス3および液化ガ
ス4を内蔵するタンク2の底部5に設けられた開口部、
16は開口部15に連通する接続パイプで、その一部が地下
に埋設されている。17は地下に埋設された接続パイプ16
の一端を閉じて形成された液溜部で、液溜部17において
接続パイプ16の管壁は熱伝導度の良好な部材で構成され
る。19は、接続パイプ16の地表面14より上方の部分を大
気温度から遮蔽する断熱部材である。
【0011】次に実施例1の動作について説明する。寒
冷地の冬期において、大気温度が0℃以下の特定の温度
まで低下すると、絶縁性ガス3はタンク2の内壁2に結
露する。この結露により生成された液化ガス4は、タン
ク2の底部5、開口部15を経て、底部5よりも下方に配
備された接続パイプ16へと重力作用で降下していき、地
下に埋設された接続パイプ16の液溜部17に到達する。液
溜部17は地下の地熱により温められており、大気温度つ
まりタンク2の温度よりも摂氏10度以上数10度も高温で
あるため、液溜部17に溜った液化ガス4は気化し、再び
絶縁性ガス3となって接続パイプ16を経路してタンク2
の内部へ戻される。この際、タンク2に戻される単位時
間当たりのガス流量Qは、液溜部17とタンク2との間の
ガス圧力差Pと接続パイプ16のコンダクタンスCの積で
与えられる。大気温度が低下するほど、タンク2の内部
圧力は低下するものの、大気と地下との温度差、従って
タンク2と液溜部17とのガス圧力差Pが増大するため、
液溜部17で気化してタンク2に戻される絶縁性ガス3の
ガス流量Qは増大するので、タンク2の内部圧力の低下
が改善できる。尚、接続パイプ16の温度は断熱部材19に
より大気温度よりも高温に維持されているので、液溜部
17で気化した絶縁性ガス3が接続パイプ16の内壁で再び
結露することは少なく、絶縁性ガス3の大部分はタンク
2に戻される。
冷地の冬期において、大気温度が0℃以下の特定の温度
まで低下すると、絶縁性ガス3はタンク2の内壁2に結
露する。この結露により生成された液化ガス4は、タン
ク2の底部5、開口部15を経て、底部5よりも下方に配
備された接続パイプ16へと重力作用で降下していき、地
下に埋設された接続パイプ16の液溜部17に到達する。液
溜部17は地下の地熱により温められており、大気温度つ
まりタンク2の温度よりも摂氏10度以上数10度も高温で
あるため、液溜部17に溜った液化ガス4は気化し、再び
絶縁性ガス3となって接続パイプ16を経路してタンク2
の内部へ戻される。この際、タンク2に戻される単位時
間当たりのガス流量Qは、液溜部17とタンク2との間の
ガス圧力差Pと接続パイプ16のコンダクタンスCの積で
与えられる。大気温度が低下するほど、タンク2の内部
圧力は低下するものの、大気と地下との温度差、従って
タンク2と液溜部17とのガス圧力差Pが増大するため、
液溜部17で気化してタンク2に戻される絶縁性ガス3の
ガス流量Qは増大するので、タンク2の内部圧力の低下
が改善できる。尚、接続パイプ16の温度は断熱部材19に
より大気温度よりも高温に維持されているので、液溜部
17で気化した絶縁性ガス3が接続パイプ16の内壁で再び
結露することは少なく、絶縁性ガス3の大部分はタンク
2に戻される。
【0012】従来のガス遮断器(図6、図7)ではタン
ク底部5に凹部6を設けねばならず、厚板で成形された
タンク2に凹部6を形成するのは製作が難しく、通常で
も高価なタンク2がますます高価になる問題点があった
が、実施例1によれば上記のようにタンク底部5に開口
部15を設ければよくタンク2を経済的に製作できる効果
を生じる。
ク底部5に凹部6を設けねばならず、厚板で成形された
タンク2に凹部6を形成するのは製作が難しく、通常で
も高価なタンク2がますます高価になる問題点があった
が、実施例1によれば上記のようにタンク底部5に開口
部15を設ければよくタンク2を経済的に製作できる効果
を生じる。
【0013】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すもので、同一のタンク2の底部5に開口部15を2個所
に設け、接続パイプ16は地下部において閉じることなく
液溜部17aを形成し、2個所の開口部15を相互に接続し
たものである。この実施例2によれば地熱の伝達面積が
増えるとともに、接続パイプ16のガス流路のコンダクタ
ンスCが実施例1の2倍となるので、より優れた効果を
発揮する。
すもので、同一のタンク2の底部5に開口部15を2個所
に設け、接続パイプ16は地下部において閉じることなく
液溜部17aを形成し、2個所の開口部15を相互に接続し
たものである。この実施例2によれば地熱の伝達面積が
増えるとともに、接続パイプ16のガス流路のコンダクタ
ンスCが実施例1の2倍となるので、より優れた効果を
発揮する。
【0014】実施例3.図3はこの発明の実施例3を示
すもので、3相のタンク2の底部5に開口部15を設け
て、接続パイプ16は実施例2と同様に地下部に液溜部17
bを形成し、3個所の開口部15を相互に接続したもので
ある。この実施例3によれば、従来例(図6、図7)に
おける均圧配管7を省略できるとともに、上記実施例2
と同様に実施例1よりも優れた効果を奏する。
すもので、3相のタンク2の底部5に開口部15を設け
て、接続パイプ16は実施例2と同様に地下部に液溜部17
bを形成し、3個所の開口部15を相互に接続したもので
ある。この実施例3によれば、従来例(図6、図7)に
おける均圧配管7を省略できるとともに、上記実施例2
と同様に実施例1よりも優れた効果を奏する。
【0015】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
すもので、地下部にある液溜部17cを金属ベローズで構
成したので地熱の伝達面積が増えるとともに、接続パイ
プ16の地表面14から上方の部分を断熱効果の優れた真空
断熱間19aで遮蔽したので接続パイプ16の内壁での再結
露が改善され、上記実施例2〜3と同様に実施例1より
も優れた効果を発揮する。
すもので、地下部にある液溜部17cを金属ベローズで構
成したので地熱の伝達面積が増えるとともに、接続パイ
プ16の地表面14から上方の部分を断熱効果の優れた真空
断熱間19aで遮蔽したので接続パイプ16の内壁での再結
露が改善され、上記実施例2〜3と同様に実施例1より
も優れた効果を発揮する。
【0016】実施例5.以上の実施例1〜実施例4では
それぞれ液溜部17〜17cを地下に埋設した場合を示した
が、この発明の実施例5は図5に示すように、液溜部17
dをタンク2の底部5の附近に配備するとともに、この
液溜部17dに地熱を伝達する伝熱手段18を備えたもので
ある。すなわち、図5の伝熱手段18は、真空引きされた
金属管18の内部にフロンなど少量の作動液を密封したヒ
ートパイプであって、下端を地下に埋設し上端を液溜部
17dから接続パイプ16の内部に設けたものである。19a
は液溜部17dを大気温度から遮蔽するための真空断熱
管、19bは伝熱手段18であるヒートパイプの地表面14か
ら上方の部分を大気温度から遮蔽するための断熱部材、
20はヒートパイプの地下部に地熱を有効に伝達するフィ
ンである。
それぞれ液溜部17〜17cを地下に埋設した場合を示した
が、この発明の実施例5は図5に示すように、液溜部17
dをタンク2の底部5の附近に配備するとともに、この
液溜部17dに地熱を伝達する伝熱手段18を備えたもので
ある。すなわち、図5の伝熱手段18は、真空引きされた
金属管18の内部にフロンなど少量の作動液を密封したヒ
ートパイプであって、下端を地下に埋設し上端を液溜部
17dから接続パイプ16の内部に設けたものである。19a
は液溜部17dを大気温度から遮蔽するための真空断熱
管、19bは伝熱手段18であるヒートパイプの地表面14か
ら上方の部分を大気温度から遮蔽するための断熱部材、
20はヒートパイプの地下部に地熱を有効に伝達するフィ
ンである。
【0017】実施例5は上記のように構成されているの
で、寒冷地の冬期において絶縁性ガス3が結露すると、
液化ガス4はタンクの底部5の附近に配備された液溜部
17dに溜まる。一方、伝熱手段18であるヒートパイプの
地下部は地熱で加熱されているので、ヒートパイプ内部
の作動液は沸騰し、その蒸気圧は圧力波となり音速で液
溜部17dの方へ移動し、液溜部17dに溜った液化ガス4
により冷却されるとヒートパイプ内部の作動液は凝縮し
て潜熱を放出し、液化して重力作用でヒートパイプの地
下部へ還流する。このためヒートパイプで構成された伝
熱手段18は同じ寸法の金属棒よりも大量の地熱を非常に
小さな温度差で液化ガス4に伝達することができる。実
施例5では、液溜部17dをタンク底部5の附近に配備し
たので、実施例1〜実施例4に較べて接続パイプ16の長
さを大幅に短くできる。このことは、タンク2の内壁で
生じた液化ガス4が液溜部17dに溜まるまでの時間を大
幅に短縮するとともに、接続パイプ16のコンダクタンス
Cが大幅に増加する結果、液溜部17dで気化してタンク
2に戻される絶縁性ガス3の単位時間当たりの流量Qを
大幅に増加するという2つの新しい作用を生じる。この
2つの新しい作用のため、実施例5によれば、結露によ
るタンク2内部の絶縁性ガス3の圧力低下をより一層効
果的に改善することができる。
で、寒冷地の冬期において絶縁性ガス3が結露すると、
液化ガス4はタンクの底部5の附近に配備された液溜部
17dに溜まる。一方、伝熱手段18であるヒートパイプの
地下部は地熱で加熱されているので、ヒートパイプ内部
の作動液は沸騰し、その蒸気圧は圧力波となり音速で液
溜部17dの方へ移動し、液溜部17dに溜った液化ガス4
により冷却されるとヒートパイプ内部の作動液は凝縮し
て潜熱を放出し、液化して重力作用でヒートパイプの地
下部へ還流する。このためヒートパイプで構成された伝
熱手段18は同じ寸法の金属棒よりも大量の地熱を非常に
小さな温度差で液化ガス4に伝達することができる。実
施例5では、液溜部17dをタンク底部5の附近に配備し
たので、実施例1〜実施例4に較べて接続パイプ16の長
さを大幅に短くできる。このことは、タンク2の内壁で
生じた液化ガス4が液溜部17dに溜まるまでの時間を大
幅に短縮するとともに、接続パイプ16のコンダクタンス
Cが大幅に増加する結果、液溜部17dで気化してタンク
2に戻される絶縁性ガス3の単位時間当たりの流量Qを
大幅に増加するという2つの新しい作用を生じる。この
2つの新しい作用のため、実施例5によれば、結露によ
るタンク2内部の絶縁性ガス3の圧力低下をより一層効
果的に改善することができる。
【0018】実施例6.実施例5を示す図5ではタンク
2の底部5には凹部6を設けない場合を示したが、従来
例図6、図7と同様のタンク底部の凹部6を液溜部とし
て用いるとともに、この凹部6にヒートパイプの一端を
設けて地熱の伝熱手段18として構成することができる。
2の底部5には凹部6を設けない場合を示したが、従来
例図6、図7と同様のタンク底部の凹部6を液溜部とし
て用いるとともに、この凹部6にヒートパイプの一端を
設けて地熱の伝熱手段18として構成することができる。
【0019】以上の実施例1〜実施例6は、SF6 ガス
を充填したガス遮断器について述べたが、低温時に液化
する可能性のある絶縁性ガス、たとえば弗化カーボン系
のガスについても同様に適用できるとともに、ガス絶縁
変圧器などのガス絶縁電気機器に適用できるものであ
る。
を充填したガス遮断器について述べたが、低温時に液化
する可能性のある絶縁性ガス、たとえば弗化カーボン系
のガスについても同様に適用できるとともに、ガス絶縁
変圧器などのガス絶縁電気機器に適用できるものであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によればタンク
底部に設けた開口部に連通する接続パイプを延長して地
下に埋設し、この接続パイプの地下部に液化ガスの液溜
部を構成したので、加熱制御やその運転・保守管理が必
要なヒータを設けることなく、地熱により液化ガスを気
化させることができ、寒冷地の厳冬期におけるタンクの
内部圧力低下を改善したガス絶縁電気機器を得ることが
できる。
底部に設けた開口部に連通する接続パイプを延長して地
下に埋設し、この接続パイプの地下部に液化ガスの液溜
部を構成したので、加熱制御やその運転・保守管理が必
要なヒータを設けることなく、地熱により液化ガスを気
化させることができ、寒冷地の厳冬期におけるタンクの
内部圧力低下を改善したガス絶縁電気機器を得ることが
できる。
【0021】また、タンク底部の附近に液溜部を配備す
るとともにこの液溜部に地熱を伝達する伝熱手段を設け
たので、タンク内壁で生成された液化ガスは速やかに液
溜部に溜まり、液溜部で気化された絶縁性ガスは速やか
にタンク内に戻される結果、タンクの内部圧力低下を一
層改善できる効果がある。
るとともにこの液溜部に地熱を伝達する伝熱手段を設け
たので、タンク内壁で生成された液化ガスは速やかに液
溜部に溜まり、液溜部で気化された絶縁性ガスは速やか
にタンク内に戻される結果、タンクの内部圧力低下を一
層改善できる効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す側面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す側面図である。
【図3】この発明の実施例3を示す正面図である。
【図4】この発明の実施例4の主要部を示す正面図であ
る。
る。
【図5】この発明の実施例5の主要部を示す正面図であ
る。
る。
【図6】従来のガス絶縁電気機器の側面図である。
【図7】従来のガス絶縁電気機器の正面図である。
2 タンク 3 絶縁性ガス 4 液化ガス 5 タンクの底部 14 地下部 15 開口部 16 接続パイプ 17、17a〜17d 液溜部 18 伝熱手段
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性ガスを充填するタンクの底部に設
けた開口部に連通する接続パイプを延長して地下に埋設
し、前記接続パイプの地下部に前記タンクの内壁に結露
して生成される液化ガスの液溜部を配備したことを特徴
とするガス絶縁電気機器。 - 【請求項2】 絶縁性ガスを充填するタンクの底部の附
近に前記タンクの内壁に結露して生成される液化ガスの
液溜部を配備するとともに、この液溜部に地熱を伝達す
る伝熱手段を備えたことを特徴とするガス絶縁電気機
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206081A JPH0549127A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ガス絶縁電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206081A JPH0549127A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ガス絶縁電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549127A true JPH0549127A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16517512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206081A Pending JPH0549127A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ガス絶縁電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549127A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009289624A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Japan Ae Power Systems Corp | ガス絶縁電気機器 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP3206081A patent/JPH0549127A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009289624A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Japan Ae Power Systems Corp | ガス絶縁電気機器 |
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