JPH0549190U - クレーンのボックス桁の組み立て用治具 - Google Patents

クレーンのボックス桁の組み立て用治具

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JPH0549190U
JPH0549190U JP10900791U JP10900791U JPH0549190U JP H0549190 U JPH0549190 U JP H0549190U JP 10900791 U JP10900791 U JP 10900791U JP 10900791 U JP10900791 U JP 10900791U JP H0549190 U JPH0549190 U JP H0549190U
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horizontal
plate
shaped frame
box girder
longitudinal direction
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康成 小池田
政義 東
雅彦 高川
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KABUSIKI KAISHA HOKUTO TEKKO
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KABUSIKI KAISHA HOKUTO TEKKO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材を溶接して門形クレーンや天井クレーン
の矩形断面の横桁(ボックス桁)を製作する際にその板
材相互の位置を規制するのに用いる治具に関するもの
で、中央が若干中高になるように設計されているボック
ス桁の板材を正確に位置規制できる治具を提供すること
である。 【構成】 基台2の長手方向に沿って複数個のL形枠3
を配置し、その水平部9の上面に可撓性を備えた水平定
盤11を載置する。水平定盤11は、バネ13でL形枠
の水平部9から浮き上がった状態で支持する。また基台
2の長手方向に走行する搬送台16を設け、この搬送台
16にL形枠の垂直部4に向けて進出する水平プッシャ
24、24uを装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、板材を溶接して門形クレーンや天井クレーンの矩形断面の横桁( この明細書において「ボックス桁」という)を製作する際にその板材相互の位置 を規制するのに用いる治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クレーンのボックス桁は、図4に示すように上下のフランジ板31u、31d と左右のウエブ板32L、32Rとを断面矩形に溶接して構成されており、その 内部には断面形状を整えるためのダイヤフラム板33が一定の間隔で配置されて いる。ボックス桁は、これに沿って走行する吊り上げ台車の荷重がかかったとき に若干弾性変形して水平になるように、無荷重のときには桁の中央が若干中高に なるように設計される。従ってボックス桁のウエブ板32はその上縁が若干中高 になる形状に切断されている。
【0003】 従来このボックス桁を溶接仮組みする際には、定盤上に上フランジ板31uを 置き、左右のウエブ板32L、32Rおよびダイヤフラム板33をクレーンで懸 吊し、両ウエブ板32L、32Rを両側からダイヤフラム板33に押し付けた状 態で上フランジ板31uと左右のウエブ板32L、32Rの連接部34、34を 仮溶接し、さらにダイヤフラム板33と上フランジ板31uおよび左右のウエブ 板32L、32Rとを溶接する、という手順でダイヤフラム板33をボックス桁 の長手方向に1枚ずつ順次挿入して溶接してゆき、全部のダイヤフラム板33を 組み付けた後、下フランジ板31dを載せて左右のウエブ板32L、32Rとの 連接部35、35を仮溶接するという手順で行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような従来方法でボックス桁の組み立てを行うときには、ウエブ板32 L、32Rやダイヤフラム板33を吊り上げるのに複数台のクレーンを必要とし 、クレーンのオペレータ、溶接作業者および板材を押さえる補助作業者など複数 人の作業者を必要とし、さらに仮溶接が終わるまでウエブ板やダイヤフラム板を 上フランジ板に当接させた状態で垂直に保持していなければならないため、クレ ーンのオペレータに熟練した技能が要求されていた。
【0005】 また上記従来方法において、ボックス桁を若干中高に形成するために上フラン ジ板31uの長手両端にスペーサを挿入して若干湾曲させた状態で支持する治具 や、ウエブ板を垂直状態で保持する治具を用いて作業を行っている。しかし従来 の治具では、ボックス桁の長さや湾曲量が異なる毎に面倒な調整作業が必要であ ったり、溶接作業時の作業者数や必要な熟練度をあまり軽減できない等の問題が あった。
【0006】 この考案は、ボックス桁の長さや撓み量の変化に容易に対応することができ、 1台のクレーンと一人の溶接作業者によってボックス桁を容易かつ正確な形状に 仮溶接することができる治具を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の治具は、基台2の長手方向に沿って間隔をおいて設置された複数個 のL形枠3を備えており、L形枠3の水平部9の上面には基台2の長手方向に細 長い可撓性を備えた水平定盤11が載置され、またL形枠3の垂直部4の内側に は基台2の長手方向に細長い垂直定盤6が各L形枠3を繋ぐように固定して設け られている。
【0008】 水平定盤11は、L形枠の水平部9または基台2との間にバネ13を介して支 持されており、このバネ13の付勢力によって、水平定盤11に荷重がかかって いないときには、水平定盤11がL形枠の水平部9から浮き上がった状態で支持 されている。
【0009】 一方基台2の長手方向と平行にレール15、15が設けられ、このレール15 、15上を走行する搬送台16が設けられている。この搬送台16は、L形枠3 と作業空間27を挟んで対向する逆L形のコラム17を有しており、このコラム にはL形枠の垂直部4に向けて進出する水平プッシャ24、24uが装着されて いる。水平プッシャ24、24uは上下に少なくとも2個設けられ、上方の水平 プッシャ24uは仮組みされるボックス桁の高さに応じてその装着位置を変更で きるようになっている。
【0010】 さらに好ましくは、上記搬送台16に垂直方向に進出する垂直プッシャ25を 設け、下フランジ板31dを上方より押接できるような構造とする。
【0011】
【作用】
ボックス桁を仮溶接するときは、上フランジ板31uを水平定盤11上に載せ 、ウエブ板の一方32Lを垂直定盤6に沿わせた状態で立設し、その下縁(仮組 み時には上方に位置する)と垂直定盤6とをCクランプ28等で締結して、当該 一方のウエブ板32Lを上フランジ板31uに載置した状態で固定する。このと き水平定盤11は、載置された上フランジ板31uおよびウエブ板32Lの重量 により、中央部のバネ13が圧縮されて水平定盤11の中央部分はL形枠の水平 部9上に当接し、一方水平定盤11の両端部は、ウエブ板32Lの重量が作用し ないために、バネ13の力で持ち上げられて上フランジ板31uはウエブ板32 Lの上縁(溶接時の下縁)に当接するように湾曲させられる。
【0012】 この状態でダイヤフラム板33を上フランジ板31uと垂直定盤6に固定され た一方のウエブ板32Lとの両者に仮溶接して取り付け、反対側のウエブ板32 Rをクレーンで吊り上げて、上フランジ板31u上に降ろす。そして搬送台のコ ラム17に設けた水平プッシャ24、24uがダイヤフラム板33の装着位置に くるように搬送台16を走行させ、水平プッシャ24、24uを伸長して新たに 吊り降ろしたウエブ板32Rをダイヤフラム板33に押接する。そしてこの状態 で上フランジ板31uと両ウエブ板32L、32Rとの連接部34、34の仮溶 接を行うと共に、当該ダイヤフラム板33と上フランジ板31uおよび両ウエブ 板32L、32Rとの溶接を行う。そして搬送台16を移動して複数のダイヤフ ラム板33の位置で上フランジ板31uと両ウエブ板32L、32Rとの仮溶接 およびダイヤフラム板33の溶接を行った後、下フランジ板31dを吊り降ろし て載せ、搬送台16を走行させて各ダイヤフラム板の位置で下フランジ板31d を垂直プッシャ25で上方から押し付けた状態で下フランジ板31dと両ウエブ 板32L、32Rとの連接部35、35の仮溶接を行う。
【0013】 このようにして仮組みされたボックス桁は他の場所に搬送して上下のフランジ 板31u、31dと左右のウエブ板32L、32Rとの連接部34ないし35の 本溶接を行って完成される。
【0014】
【実施例】
図1ないし図3はこの考案の一実施例を示す図である。組み立てようとするボ ックス桁の長手方向に沿う方向に断面H形の2本の平行な桁材1、1からなる基 台2が設けられ、その上面に適当な間隔を隔てて複数のL形枠3が載置固定され ている。L形枠の垂直部4の内側には、上下2箇所の断面H形の桁材5、5uか らなる垂直定盤6が基台2と協同して複数のL形枠3を連結するように固定され ている。垂直定盤の上方の桁材5uは、組み立てようとするボックス桁の高さに 応じて上下位置を調整できるように設けられる。この調整構造としては、たとえ ばL形枠の垂直部4に複数のボルト孔7を設けておき、ボックス桁の高さに応じ たボルト孔で垂直定盤の上方の桁材5uを固定するようにしてやればよい。
【0015】 L形枠の水平部9の上には、2本の細長い引き抜き形鋼10、10(図示のも のはレール)からなる水平定盤11が載置されている。水平定盤11は、図1に 示すように、L形枠の水平部9に溶接したブラケット12との間に介装された圧 縮コイルバネ13で上方に付勢して支持されており、水平定盤11に荷重がかか っていないときには、水平定盤11をL形枠の水平部9から浮上させている。
【0016】 L形枠3の水平部9の先端と垂直部4の上端には、基台2の長手方向と平行な レール桁15、15が固着されている。
【0017】 レール桁15、15には、搬送台16が走行自在に搭載されている。図の搬送 台16は、H形鋼で逆L形のコラム17を形成し、その両端にレール桁15、1 5の延在方向に延びる台車18、18を設けた構造である。台車18、18には 、それぞれのレール桁15、15上を転動する支持車輪19と、レール桁15を 挟むようにその両側面に当接して転動するガイド車輪20とが設けられ、さらに 図2に示すようにレール桁15、15の上面フランジ21の裏側に回り込む浮き 上がり防止ブラケット22が設けられている。
【0018】 搬送台のコラム17には、垂直定盤6に向けて水平方向に進退する2本の水平 プッシャ24、24uと、水平定盤11に向けて垂直方向に進退する垂直プッシ ャ25、25とが設けられている。2本の水平プッシャのうちの上方のもの24 uは、仮組みしようとするボックス桁の高さに応じて位置調整できるように、上 下方向の取付位置を変更できるようにして設けられている。水平および垂直プッ シャ25、26、26uは、たとえば油圧シリンダによって形成される。
【0019】 前述した浮き上がり防止用のブラケット22は、垂直プッシャ25を動作させ たときに、その押圧力によって搬送台16が持ち上げられてしまうのを防止する ために設けられている。
【0020】 以上説明した図示実施例の装置の動作については、前記作用の項で説明したと おりであるので、ここでは省略する。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したこの考案の治具を用いることにより、クレーンのボックス桁の組 立作業を小人数でかつあまり熟練を要することなく、より短い時間で仮溶接する ことができ、クレーン用ボックス桁の溶接組立作業の能率を大幅に向上すること ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図
【図2】実施例の部分正面図
【図3】実施例の要部の模式的な正面図
【図4】ボックス桁の部分破壊斜視図
【符号の説明】
3 L形枠 4 L形枠の垂直部 6 垂直定盤 9 L形枠の水平部 11 水平定盤 13 バネ 16 搬送台 24,24u 水平プッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの長手方向に並置された複数個の
    L形枠(3) を備え、L形枠(3) の水平部(9) に上記長手
    方向の可撓性を備えた水平定盤(11)が載置され、L形枠
    (3) の垂直部(4) の内側に垂直定盤(6) が各L形枠(3)
    を繋ぐように固定して設けられ、水平定盤(11)はこれを
    上方に付勢するバネ(13)を介して支持されており、上記
    長手方向に走行する搬送台(16)が設けられ、この搬送台
    (16)にL形枠の垂直部(4) に向けて進出する水平プッシ
    ャ(24,24u)が装着されていることを特徴とする、クレー
    ンのボックス桁の組み立て用治具。
JP10900791U 1991-12-06 1991-12-06 クレーンのボックス桁の組み立て用治具 Expired - Lifetime JP2547618Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363919A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Hokuto Tekko:Kk 橋梁桁の組立仮付け装置
CN110900081A (zh) * 2019-12-16 2020-03-24 宜昌江峡船用机械有限责任公司 一种大型箱型梁焊接平台及焊接方法
CN111055065A (zh) * 2019-12-31 2020-04-24 河南省矿山起重机有限公司 角钢焊接定位装置及使用该定位装置的焊接设备
CN119304469A (zh) * 2024-10-18 2025-01-14 东跃建设有限公司 一种钢结构桥梁构件焊接定位工装

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