JPH0549332U - 射出ブロー成形用コア金型の保持機構 - Google Patents
射出ブロー成形用コア金型の保持機構Info
- Publication number
- JPH0549332U JPH0549332U JP9952391U JP9952391U JPH0549332U JP H0549332 U JPH0549332 U JP H0549332U JP 9952391 U JP9952391 U JP 9952391U JP 9952391 U JP9952391 U JP 9952391U JP H0549332 U JPH0549332 U JP H0549332U
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- core mold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コア金型とコアホルダーを容易に外すことが
でき、しかも、射出圧力によってコア金型の中心位置が
変動することが少なく、精度の高いキャビティ空間を形
成し、射出成形により偏肉の少ないパリソンを製造する
ことのできる射出ブロー金型の保持機構を提供すること
を目的とする。 【構成】 コア金型11の保持部25の表面をテーパ状
とし、同時にコアホルダー12に形成した貫通孔の形状
をテーパ状として、互いのテーパ面で嵌合させ、ナット
13で締着することにより、射出圧によってもコア金型
11が倒れない射出ブロー金型の保持機構とする。
でき、しかも、射出圧力によってコア金型の中心位置が
変動することが少なく、精度の高いキャビティ空間を形
成し、射出成形により偏肉の少ないパリソンを製造する
ことのできる射出ブロー金型の保持機構を提供すること
を目的とする。 【構成】 コア金型11の保持部25の表面をテーパ状
とし、同時にコアホルダー12に形成した貫通孔の形状
をテーパ状として、互いのテーパ面で嵌合させ、ナット
13で締着することにより、射出圧によってもコア金型
11が倒れない射出ブロー金型の保持機構とする。
Description
【0001】
本考案は、射出ブロー成形用のコア金型の保持機構に関する。
【0002】
ブロー成形法と射出成形法とを組み合わせたものに射出ブロー成形がある。こ の成形方法は、パリソンをまずキャビティ金型とコア金型とのキャビティ空間に 樹脂を射出して成形し、この成形されたパリソンをコア金型に保持させたままブ ロー金型に移して、まだ熱いうちに圧縮空気を吹き込んでブロー成形を行うもの である。
【0003】 図3(a)に、従来の射出ブロー成形装置のコア金型の断面図を示す。1はコ ア金型であり、雄型部101、保持部102及び螺子部103とからなる。雄型 部101は図示してないキャビティ金型とにより射出成形のためのキャビティ空 間を形成する。保持部102は、雄型部101から延長されて形成されており、 保持部102の先端には、雄ねじが刻まれた螺子部103が形成されている。次 に、コア金型1を保持する機構を詳細に説明する。コアホルダー2に貫通孔が形 成されており、この貫通孔の先端部分はナット3を受け入れるためのさらに径の 大きな開口部が形成されている。この貫通孔に前記コア金型1の保持部102及 び螺子部103が挿入されている。螺子部103において、ナット3を締め付け ることによりバネ座金4を介してコアホルダー2にコア金型1を締着させて保持 させている。
【0004】 5は射出成形により製造された有底パリソン、6はブロー成形用のエアを供給 するためのエア供給路、7はコア金型1とコアホルダー2との隙間からエア漏れ を防ぐためのO−リングである。 図3(b)は、図3(a)のB−B′の切断面を示す。8はブロー成形用のエ アを前記エア供給路6から供給するためのエア通路、9はコア金型1とコアホル ダー2との間の間隙を示す。
【0005】
上記射出ブロー成形装置においては、ブロー成形用のエアを供給するためのエ ア供給路を形成しなければならないために、コア金型はコアホルダーとは別体と なっており、一般的な射出成形装置における金型に用いられている一体化構造の 金型を用いることができない。したがって、上記従来の射出ブロー成形用のコア 金型の保持構造では、コア金型を取り替えたり、組立て分解をするために、コア 金型の保持部とコアホルダーとの間に隙間を設ける必要があった。
【0006】 しかしながら、キャビティ金型とコア金型との間のキャビティ空間に樹脂を射 出して成形する場合に、このようなコア金型を保持するコアホルダーとコア金型 の保持部との間に隙間が有ると、射出成形時の射出圧により、コア金型が中心位 置より倒れてしまい、成形精度に影響を与えていた。このように、成形精度が悪 いと、射出成形によって製造されたパリソンに偏肉が生じ、このパリソンをブロ ー成形して製造した成形品はさらに肉厚が不均一になってしまい、強度不足等の 問題が生じていた。このような欠点は、特に薄いパリソンを製造する場合や、軸 方向に長いコア金型を使用した場合に顕著に現れていた。
【0007】 一方、このような問題点を無くすために、コア金型とコアホルダーとの間を例 えば焼嵌め嵌合によって密着させると、今度はコア金型とコアホルダーが容易に 外せず、コア金型を取り替えたり、組立て分解をすることができないという欠点 があった。また、エアー吹出口部への異物の詰まりにより、度々掃除をする必要 があった。
【0008】 そこで、本考案は、コア金型とコアホルダーを容易に外すこができ、しかも、 射出圧によって、コア金型の中心位置が変動することが少なく、精度の高いキャ ビティ空間を形成し、射出成形により偏肉の少ないパリソンを製造することので きる射出ブロー成形用のコア金型の保持機構を提供することを目的とする。
【0009】
前記した問題点を解決するために、本考案は、雄型部、保持部、螺子部とから なるコア金型と、該コア金型を保持するためのコアホルダーを有する射出ブロー 成形用のコア金型の保持機構において、前記コア金型の前記保持部の少なくとも 一部をテーパ形状に形成し、前記コアホルダーに設けた貫通孔形状の少なくとも 一部を前記保持部のテーパ形状と同一のテーパ形状に形成し、前記コア金型の前 記保持部と、前記コアホルダーに設けた前記貫通孔との互いのテーパ面で互いに 嵌合させ、前記コア金型の螺子部で締着させることにより、両者間のスキマをな くした状態で前記コア金型を前記コアホルダーに保持したことを特徴とする射出 ブロー成形用のコア金型の保持機構とするものである。
【0010】 また、本考案は、雄型部、保持部、螺子部とからなるコア金型と、該コア金型 を保持するためのコアホルダーを有する射出ブロー成形用のコア金型の保持機構 において、前記コア金型の前記保持部を円柱形状に形成し、前記コアホルダーに 、前記コア金型の前記保持部を受け入れるための円柱形状の貫通孔を有し、少な くとも前記貫通孔の一部が前記コア金型の円柱形状の保持部の径よりも大きい径 の貫通孔とし、前記貫通孔に前記コア金型の保持部を挿入し、前記貫通孔と前記 コア金型の保持部との間に形成される環状の空間部に、外形が円柱状で貫通孔が テーパ状の外リングと外形がテーパ状で貫通孔が円柱状の内リングからなり互い にテーパ面で嵌合する嵌合部材を挿入し、前記コア金型の螺子部で締着させるこ とにより、前記コア金型を前記嵌合部材を介して前記コアホルダーに保持したこ とを特徴とする射出ブロー成形用のコア金型の保持機構とするものである。
【0011】 また、本考案においては、コア金型の周囲のコアホルダー上に、射出成形用の キャビティ金型の正確な芯出しのための位置決め機構をなすテーパ部を設けるこ とができる。この場合、キャビティ金型はこのコアホルダー上のテーパ部と対応 する位置に同一のテーパを有しており、射出成形での型締時には、これらのテー パ面により自動的に位置決めが行われる。
【0012】
本考案によれば、コア金型の保持部の形成形状の少なくとも一部と、コアホル ダーに設けた貫通孔形状の少なくとも一部を同一のテーパ状とし、互いに嵌合す る形状としたので、射出ブロー成形のパリソンを製造するための射出成形工程中 において、射出される樹脂圧がコア金型にかかっても、この嵌合部分で射出圧が コアホルダーのテーパ面全面に受け止められるので、コア金型はそのテーパの軸 芯に嵌まり込んでいって、中心位置から倒れることがない。
【0013】 また、本考案によれば、コア金型の保持部とコアホルダーとの間に、隙間が生 ぜず、コア金型の保持部はコアホルダーにしっかりと確実に保持されるので、コ ア金型は中心位置を確保することができる。
【0014】
【実施例1】 図1(a)に、本考案の実施例の射出ブロー成形装置のコア金型の断面図を示 す。11はコア金型であり、雄型部24、保持部25及び螺子部26からなる。 雄型部24は、図示していないキャビティ金型とにより射出成形のためのキャビ ティ空間を形成する。保持部25は、パリソン形成部から延長され、先端に行く につれて次第に径が減少した少なくとも一部がテーパ形状に形成されており、こ の保持部25のテーパ面で、コア金型11はコアホルダー12に保持されている 。前記螺子部26は、保持部25の先端に位置し、ナット13と螺合する螺子が 形成されている。
【0015】 コア金型11を保持する機構を説明する。コアホルダー12において、パリソ ン成形側で径が大きくその反対側で径が次第に減少した少なくとも一部がテーパ 状の貫通孔になっており、この貫通孔は前記コア金型11の雄型部24のテーパ 面と相接するように同一形状に作成されている。この貫通孔の先端部分はナット 13を受け入れるためのさらに径の大きな開口部が形成されている。この貫通孔 に前記コア金型11の保持部25及び螺子部26が挿入され、螺子部26の先端 部において、ナット13によりバネ座金14を介して締着されることにより、コ ア金型11のテーパ面がコアホルダー12のテーパ面と締着されて、コア金型1 1がコアホルダー12に保持される。その際、コア金型11はそのコアホルダー 12の貫通孔の軸芯に嵌まり込んでいく。
【0016】 19は、コア金型の周囲のコアホルダー12上に設けられた射出成形用のキャ ビティ金型の正確な芯出しのための位置決め機構をなす位置決めテーパ部であり 、図示していないキャビティ金型に設けた位置決めのための前記テーパ部と同一 の形状を有するテーパ部と嵌合させることにより自動的に位置決めが行われるよ うになっている。15は射出成形により製造された有底パリソン、16はブロー 成形用のエアを供給するためのエア供給路、17はコア金型11とコアホルダー 12との隙間からエア漏れを防ぐためのO−リングである。
【0017】 図1(b)は、図1(a)のA−A′の切断面を示す。18は、ブロー成形用 のエアを供給するためのエア通路であり、コア金型11とコアホルダー12との 間の間隙は存在しない。このエア通路18は、コア金型11と有底パリソン15 の間に空気を供給するためのエアー吹出口27に通じている。
【0018】
【実施例2】 図2に、本考案の別の実施例の射出ブロー成形装置のコア金型の断面図を示す 。本実施例2は、前記実施例1とは射出ブロー成形用のコア金型の保持機構にお いて異なる。すなわち、この実施例2のコア金型の保持機構において、コア金型 11の支持部35が円柱形状であり、2種のリングが組み合わされてなる嵌合部 材が新たに設けられ、さらに、コアホルダー12には、コア型11の保持部35 を受け入れるための保持部受入れ穴と、嵌合部材を受け入れるための嵌合部材受 入れ穴と、ナット13の締着によりコア金型11をコアホルダー12に保持させ るためのナット受入れ穴が連続して貫通されて形成されている。これらの点にお いて本実施例2は上記実施例1と異なるが、その他の構成は実施例1と同じであ る。
【0019】 本実施例2の射出ブロー成形用のコア金型の保持機構をさらに説明する。前記 2種のリングが組み合わされてなる嵌合部材は、内側にテーパ状の貫通孔が設け られ、外形が円柱状の外側リング20と、該外側リング20のテーパ状の貫通孔 のテーパ面と同一のテーパ面を外周面に持ち、内側にコア金型11の円柱状の支 持部35と嵌合する円筒貫通孔を有する外形がテーパ状の内側リング21とから なる。なお、エアー漏れ防止用のO−リング22がコア金型11の保持部35の 外周面とコアホルダー12の内周面との間に設けられている。
【0020】 コア金型11をコアホルダー12に締着させて保持させるには、次に示す手順 で行う。先ず、コア金型11の円柱状の保持部35をコアホルダー12に設けた 貫通孔に挿入する。次に、外側リング20と内側リング21を緩めた状態でコア ホルダー12に設けた嵌合部材受入れ穴に内接させる。次にコア金型11の円柱 状の保持部35の先端部からバネ座金14を介して、ナット13により締めつけ ることにより、前記外側リング20と内側リング21のそれぞれのテーパ面を重 なり合わせる。その結果、コア金型11の保持部35がコアホルダー12に締着 することになる。
【0021】
以上説明したように本考案は、上記のように構成したので、コア金型とコアホ ルダーを容易に外すこができ、コア金型の取り換えを簡単に行うことができる。 しかも、射出圧によっても、コア金型の中心位置が変動することが少なく、精度 の高いキャビティ空間を形成し、射出成形により偏肉の少ないパリソンを製造す ることのできる射出ブロー成形用のコア金型の保持機構を提供することができる 。
【0022】 また、2種のテーパ面を有するリングを組み合わした嵌合部材を用いることに より、コア金型及びコアホルダーの双方にテーパ面を設ける必要がないので、コ ア金型及びコアホルダーの加工が容易である。しかも確実にコア金型をコアホル ダーに保持させることができる射出ブロー成形用のコア金型の保持機構を提供す ることができる。
【図1】図1(a)に、本考案の実施例の射出ブロー成
形装置のコア金型の断面図を示す。図1(b)に、図1
(a)のA−A′の切断面を示す。
形装置のコア金型の断面図を示す。図1(b)に、図1
(a)のA−A′の切断面を示す。
【図2】別の実施例の射出ブロー成形装置のコア金型の
断面図を示す。
断面図を示す。
【図3】図3(a)に、本考案の実施例の射出ブロー成
形装置のコア金型の断面図を示す。図3(b)に、図3
(a)のB−B′の切断面を示す。
形装置のコア金型の断面図を示す。図3(b)に、図3
(a)のB−B′の切断面を示す。
11 コア金型 12 コアホルダー 13 ナット 14 バネ座金 15 有底パリソン 16 エア供給路 17,22 O−リング 18 エア通路 19 位置決めテーパ部 20 外側リング 21 内側リング 24 雄型部 25,35 保持部 26 螺子部 27 エアー吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大宮 健二 千葉県千葉市長沼原町731番地の1 住友 重機械工業株式会社千葉製造所内 (72)考案者 原田 裕 千葉県千葉市長沼原町731番地の1 住友 重機械工業株式会社千葉製造所内
Claims (2)
- 【請求項1】 雄型部、保持部、螺子部とからなるコア
金型と、該コア金型を保持するためのコアホルダーを有
する射出ブロー成形用のコア金型の保持機構において、 前記コア金型の前記保持部の少なくとも一部をテーパ形
状に形成し、 前記コアホルダーに設けた貫通孔形状の少なくとも一部
を前記保持部のテーパ形状と同一のテーパ形状に形成
し、 前記コア金型の前記保持部と、前記コアホルダーに設け
た前記貫通孔との互いのテーパ面で互いに嵌合させ、 前記コア金型の螺子部で締着させることにより、両者間
のスキマをなくした状態で前記コア金型を前記コアホル
ダーに保持したことを特徴とする射出ブロー成形用のコ
ア金型の保持機構。 - 【請求項2】 雄型部、保持部、螺子部とからなるコア
金型と、該コア金型を保持するためのコアホルダーを有
する射出ブロー成形用のコア金型の保持機構において、 前記コア金型の前記保持部を円柱形状に形成し、 前記コアホルダーに、前記コア金型の前記保持部を受け
入れるための円柱形状の貫通孔を有し、少なくとも前記
貫通孔の一部が前記コア金型の円柱形状の保持部の径よ
りも大きい径の貫通孔とし、 前記貫通孔に前記コア金型の保持部を挿入し、 前記貫通孔と前記コア金型の保持部との間に形成される
環状の空間部に、外形が円柱状で貫通孔がテーパ状の外
側リングと外形がテーパ状で貫通孔が円柱状の内側リン
グからなり互いにテーパ面で嵌合する嵌合部材を挿入
し、 前記コア金型の螺子部で締着させることにより、前記コ
ア金型を前記嵌合部材を介して前記コアホルダーに保持
したことを特徴とする射出ブロー成形用のコア金型の保
持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952391U JPH0549332U (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 射出ブロー成形用コア金型の保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952391U JPH0549332U (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 射出ブロー成形用コア金型の保持機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549332U true JPH0549332U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14249598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9952391U Withdrawn JPH0549332U (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 射出ブロー成形用コア金型の保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549332U (ja) |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP9952391U patent/JPH0549332U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |