JPH0549369A - 魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法 - Google Patents
魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法Info
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- JPH0549369A JPH0549369A JP3232535A JP23253591A JPH0549369A JP H0549369 A JPH0549369 A JP H0549369A JP 3232535 A JP3232535 A JP 3232535A JP 23253591 A JP23253591 A JP 23253591A JP H0549369 A JPH0549369 A JP H0549369A
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 魚介類を冬眠状態となし、これを緩衝材で包
装して、水槽を使用することなく、低温で貯蔵や輸送を
することを目的する。 【構成】 水中の魚介類を、1〜27時間で−3〜10
℃まで緩慢冷却して、冬眠状態となして、これをプラス
チック製袋中の、水1〜90%を含む和紙細片、木屑ま
たは布屑に埋め込み、酸素を充填し密封して、これを発
泡プラスチック製容器に入れ被蓋して、又は、発泡プラ
スチック容器中の水1〜90%を含む砂または木屑に埋
め込んだ魚介類を、1/27時間で−3〜10℃まで緩
慢冷却し、冬眠状態となしてから被蓋して、これを0℃
から氷結点前の温度までの低温で貯蔵する。
装して、水槽を使用することなく、低温で貯蔵や輸送を
することを目的する。 【構成】 水中の魚介類を、1〜27時間で−3〜10
℃まで緩慢冷却して、冬眠状態となして、これをプラス
チック製袋中の、水1〜90%を含む和紙細片、木屑ま
たは布屑に埋め込み、酸素を充填し密封して、これを発
泡プラスチック製容器に入れ被蓋して、又は、発泡プラ
スチック容器中の水1〜90%を含む砂または木屑に埋
め込んだ魚介類を、1/27時間で−3〜10℃まで緩
慢冷却し、冬眠状態となしてから被蓋して、これを0℃
から氷結点前の温度までの低温で貯蔵する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生きている魚・貝・甲
殻類などの魚介類を、冬眠状態となし、無水状態で生き
たまま長期間の貯蔵や輸送をする方法に関する。
殻類などの魚介類を、冬眠状態となし、無水状態で生き
たまま長期間の貯蔵や輸送をする方法に関する。
【0002】
【従来技術】魚介類を生きたまま貯蔵する方法におい
て、水槽中のコイ、ヒラメ、クルマエビ、ホタテ貝その
他の魚介類を、24時間以上で、0.1〜2℃の割合で
緩徐冷却し、冬眠状態となして、これを水中から取り出
し、プラスチックシートで包装して、0〜3℃程度で貯
蔵することは、特開平3−155731号公開公報に開
示されて公知に属する。しかし、この場合、水槽中で冬
眠状態の魚介類から僅かながらも排泄される老廃物や粘
液を除去することができず、また該冬眠状態の魚介類
が、少量ながら行われている代謝に必要な酸素を補給す
ることができないので長期貯蔵ができないという欠点を
蔵しているのである。
て、水槽中のコイ、ヒラメ、クルマエビ、ホタテ貝その
他の魚介類を、24時間以上で、0.1〜2℃の割合で
緩徐冷却し、冬眠状態となして、これを水中から取り出
し、プラスチックシートで包装して、0〜3℃程度で貯
蔵することは、特開平3−155731号公開公報に開
示されて公知に属する。しかし、この場合、水槽中で冬
眠状態の魚介類から僅かながらも排泄される老廃物や粘
液を除去することができず、また該冬眠状態の魚介類
が、少量ながら行われている代謝に必要な酸素を補給す
ることができないので長期貯蔵ができないという欠点を
蔵しているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、貯蔵や輸
送中の冬眠状態の魚介類が、僅かでも排泄する汚物を除
き清潔に、かつ必要により酸素を補給することができて
長期間生きたまま貯蔵できると共に、水槽で輸送するこ
となく軽快に輸送ができる魚介類を生きたまま貯蔵や輸
送ができる方法について研究した結果、本発明を達成し
たのである。
送中の冬眠状態の魚介類が、僅かでも排泄する汚物を除
き清潔に、かつ必要により酸素を補給することができて
長期間生きたまま貯蔵できると共に、水槽で輸送するこ
となく軽快に輸送ができる魚介類を生きたまま貯蔵や輸
送ができる方法について研究した結果、本発明を達成し
たのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、魚介類の保存
において、水中の魚類、甲殻類を、常温から−3〜10
まで1〜27時間で緩慢冷却して冬眠状態になした後、
これを取出して、60〜100mm厚のポリエチレン,
ナイロンその他のプラスチックフィルム製袋中の、−3
〜10℃程度の水を1〜90%含む緩衝材中に埋め込
み、酸素を充填し、密封して、これを10〜50mm厚
の発泡プラスチック容器に入れ、同質資材からなる蓋で
被蓋し、これを、低温で冷蔵・輸送することから成り、
緩衝材が、木屑、和紙細片または布屑から成ることを特
徴とする、冬眠状態の魚介類を緩衝材で包装して保存す
る方法である。
において、水中の魚類、甲殻類を、常温から−3〜10
まで1〜27時間で緩慢冷却して冬眠状態になした後、
これを取出して、60〜100mm厚のポリエチレン,
ナイロンその他のプラスチックフィルム製袋中の、−3
〜10℃程度の水を1〜90%含む緩衝材中に埋め込
み、酸素を充填し、密封して、これを10〜50mm厚
の発泡プラスチック容器に入れ、同質資材からなる蓋で
被蓋し、これを、低温で冷蔵・輸送することから成り、
緩衝材が、木屑、和紙細片または布屑から成ることを特
徴とする、冬眠状態の魚介類を緩衝材で包装して保存す
る方法である。
【0005】また、本発明は、魚介類の保存において、
生きている貝類、甲殻類を、10〜50mm厚の発泡プ
ラスチック容器中の、1〜90%の水を含む緩衝材中に
埋め込み、常温から−3〜−10℃まで1〜27時間で
緩慢冷却し、冬眠状態となしてから被蓋して、これを0
〜−1℃で冷蔵・輸送することから成り、緩衝材が砂ま
たはオガクズから成ることを特徴とする、冬眠状態の魚
介類を緩衝材で包装して保存する方法である。
生きている貝類、甲殻類を、10〜50mm厚の発泡プ
ラスチック容器中の、1〜90%の水を含む緩衝材中に
埋め込み、常温から−3〜−10℃まで1〜27時間で
緩慢冷却し、冬眠状態となしてから被蓋して、これを0
〜−1℃で冷蔵・輸送することから成り、緩衝材が砂ま
たはオガクズから成ることを特徴とする、冬眠状態の魚
介類を緩衝材で包装して保存する方法である。
【0006】本発明での緩慢冷却処理において、魚介類
を、常温から−3〜10℃まで1〜27時間で緩慢冷却
するのは、1時間で−3℃まで冷却するよりも早い速さ
で冷却すると、急激の温度変化により、魚介類が死亡す
るからであり、また27時間で10℃までに冷却するよ
りも緩慢に冷却すると、冷却時間が長くなり、魚介類の
体の消耗が大きく、無水状態での貯蔵が困難になるから
である。
を、常温から−3〜10℃まで1〜27時間で緩慢冷却
するのは、1時間で−3℃まで冷却するよりも早い速さ
で冷却すると、急激の温度変化により、魚介類が死亡す
るからであり、また27時間で10℃までに冷却するよ
りも緩慢に冷却すると、冷却時間が長くなり、魚介類の
体の消耗が大きく、無水状態での貯蔵が困難になるから
である。
【0007】−3〜10℃までの緩慢冷却処理による魚
介類の冬眠状態とは、呼吸量が著しく少なくなり、体内
での代謝量も殆どない状態となり、動きが殆どない状態
となることを意味し、かつ、水温を昇温させると動きが
活発になり、代謝が盛んになって蘇生させることができ
る状態を意味する。そして、冬眠状態に到らせる冷却温
度範囲を−3〜10℃程度としたのは、多くの魚介類が
冬眠状態となる温度範囲が、例えば、タイが6〜8℃、
アジ、サバが8〜10℃、本フグが3〜5℃、サケ、ヒ
ラメが−1℃、マツバガニが−3〜0℃、コイが0〜3
℃、クルマエビが3〜5℃、ホタテ貝が−1〜1℃等の
程度であり、−3℃未満では生命限界をこえる恐れがあ
り、また10℃を超えると冬眠状態とならないからであ
る。
介類の冬眠状態とは、呼吸量が著しく少なくなり、体内
での代謝量も殆どない状態となり、動きが殆どない状態
となることを意味し、かつ、水温を昇温させると動きが
活発になり、代謝が盛んになって蘇生させることができ
る状態を意味する。そして、冬眠状態に到らせる冷却温
度範囲を−3〜10℃程度としたのは、多くの魚介類が
冬眠状態となる温度範囲が、例えば、タイが6〜8℃、
アジ、サバが8〜10℃、本フグが3〜5℃、サケ、ヒ
ラメが−1℃、マツバガニが−3〜0℃、コイが0〜3
℃、クルマエビが3〜5℃、ホタテ貝が−1〜1℃等の
程度であり、−3℃未満では生命限界をこえる恐れがあ
り、また10℃を超えると冬眠状態とならないからであ
る。
【0008】本発明での緩衝材として、ヒラメ、コイ、
クルマエビなどの魚類、甲殻類に、オガクズ、和紙細片
または布屑を使用するするのは、それ自体柔らかく、含
水性を持ち、かつ含水細片間に、送入された酸素を保持
することができ、また排泄される粘質性汚物、老廃物を
吸着し易いからであり、魚類には、オガクズ、和紙細片
が好ましく、脚が外れ易いエビ類には布屑が好ましい、
また貝類、マツバガニ類には、砂またはオガクズを使用
するのは、貝類には、生活環境条件に適し、脚が外れな
いような大型の甲殻類に好ましいからである。
クルマエビなどの魚類、甲殻類に、オガクズ、和紙細片
または布屑を使用するするのは、それ自体柔らかく、含
水性を持ち、かつ含水細片間に、送入された酸素を保持
することができ、また排泄される粘質性汚物、老廃物を
吸着し易いからであり、魚類には、オガクズ、和紙細片
が好ましく、脚が外れ易いエビ類には布屑が好ましい、
また貝類、マツバガニ類には、砂またはオガクズを使用
するのは、貝類には、生活環境条件に適し、脚が外れな
いような大型の甲殻類に好ましいからである。
【0009】プラスチック袋中の緩衝材に含ませる含有
水分を1〜90%としたのは、1%未満では、水分含有
量が少なすぎ、90%を超えると、水分過剰となり、緩
衝材に保水させることができず、特に、砂、オガクズ
(木屑)では、1%未満では、埋め込んだ貝類から水分
を取り乾燥させて死亡させる恐れがあり、また50%以
上となると全水量を保持させることが困難となり、ま
た、プラスチック袋としては、水密・気密性の60〜1
00μm厚のポリエチレンまたはナイロンからなる袋が
好ましい。
水分を1〜90%としたのは、1%未満では、水分含有
量が少なすぎ、90%を超えると、水分過剰となり、緩
衝材に保水させることができず、特に、砂、オガクズ
(木屑)では、1%未満では、埋め込んだ貝類から水分
を取り乾燥させて死亡させる恐れがあり、また50%以
上となると全水量を保持させることが困難となり、ま
た、プラスチック袋としては、水密・気密性の60〜1
00μm厚のポリエチレンまたはナイロンからなる袋が
好ましい。
【0010】本発明で冬眠状態とした魚介類を、発泡プ
ラスチック製容器に入れて、低温貯蔵するのは、冬眠状
態の魚介類を蘇生させることなく、長期間の貯蔵または
輸送をするためであり、かつその厚さを10〜50mm
としたのは、10mm未満では、外部からの衝撃や温度
変化が内部に悪影響を与えるおそれがあり、50mmを
超えては貯蔵効率がスペース上悪くなるからである。な
お、低温とは、−1〜2℃の温度が好ましく、発泡プラ
スチックとしては、独立気泡性の発泡スチロール、発泡
ビニル樹脂または発泡ポリエチレン等から選ばれる。
ラスチック製容器に入れて、低温貯蔵するのは、冬眠状
態の魚介類を蘇生させることなく、長期間の貯蔵または
輸送をするためであり、かつその厚さを10〜50mm
としたのは、10mm未満では、外部からの衝撃や温度
変化が内部に悪影響を与えるおそれがあり、50mmを
超えては貯蔵効率がスペース上悪くなるからである。な
お、低温とは、−1〜2℃の温度が好ましく、発泡プラ
スチックとしては、独立気泡性の発泡スチロール、発泡
ビニル樹脂または発泡ポリエチレン等から選ばれる。
【0011】
【実施例1】10℃の海水中のヒラメを、24時間かけて2
℃まで温度を降下させて、緩慢冷却した後、ヒラメを海
水から取り出して、ナイロンフィルム製袋中の、予め2
℃に冷却された水を30%の含むオガクズ中に埋め込
み、酸素を送入し、袋を密封した後、これを、厚さ10
mmの発泡スチロール平板製容器中に入れ、密封して、
これを0℃の冷蔵庫に入れて、50時間冷蔵した。
℃まで温度を降下させて、緩慢冷却した後、ヒラメを海
水から取り出して、ナイロンフィルム製袋中の、予め2
℃に冷却された水を30%の含むオガクズ中に埋め込
み、酸素を送入し、袋を密封した後、これを、厚さ10
mmの発泡スチロール平板製容器中に入れ、密封して、
これを0℃の冷蔵庫に入れて、50時間冷蔵した。
【0012】貯蔵した後、取り出した冬眠状態のヒラメ
は、体表面に何ら損傷が認められなかった。そして、こ
れを水中に入れて蘇生させることができた。また、これ
を食したところ食味、肉質ともに良好であった。
は、体表面に何ら損傷が認められなかった。そして、こ
れを水中に入れて蘇生させることができた。また、これ
を食したところ食味、肉質ともに良好であった。
【0013】上記方法において、海水中での緩慢冷却処
理を省略して、冷蔵したヒラメは、3〜4時間で死亡
し、頭部に鬱血が大量に認められた。また、海水中での
緩慢冷却処理後、含水オガクズに埋め込まないで、酸素
のみを送入し、密閉して、冷蔵したヒラメは、頭部に損
傷があり、6〜8時間で死亡した。
理を省略して、冷蔵したヒラメは、3〜4時間で死亡
し、頭部に鬱血が大量に認められた。また、海水中での
緩慢冷却処理後、含水オガクズに埋め込まないで、酸素
のみを送入し、密閉して、冷蔵したヒラメは、頭部に損
傷があり、6〜8時間で死亡した。
【0014】
【実施例2】10℃の淡水中のコイを、25時間で3℃
まで温度を降下させつつ緩慢冷却して、コイを淡水から
取り出した後、これを、ポリエチレンフィルム製袋中
の、約3℃の水を60%含む和紙の細片中に埋め込み、
酸素を封入し、袋を密封し、30mm厚の平板製の発泡
スチロール容器に入れ、被蓋してから、これを、0℃の
冷蔵庫に入れて、30時間冷蔵した。
まで温度を降下させつつ緩慢冷却して、コイを淡水から
取り出した後、これを、ポリエチレンフィルム製袋中
の、約3℃の水を60%含む和紙の細片中に埋め込み、
酸素を封入し、袋を密封し、30mm厚の平板製の発泡
スチロール容器に入れ、被蓋してから、これを、0℃の
冷蔵庫に入れて、30時間冷蔵した。
【0015】貯蔵されたコイは、体表面に損傷がなくし
て、冬眠状態にあり、これを水中に入れて蘇生させるこ
とができた。そして、冬眠状態または蘇生されたコイ
は、風味が良好であった。
て、冬眠状態にあり、これを水中に入れて蘇生させるこ
とができた。そして、冬眠状態または蘇生されたコイ
は、風味が良好であった。
【0016】上記方法において、淡水中での緩慢冷却処
理せずに、二層包装して冷蔵したコイは、傷が多く鱗が
剥がれており、5〜6時間で死亡した。また、緩徐冷却
処理した後、含水和紙細片を使用せず、酸素のみ使用し
て、ポリエチレン袋に入れて冷蔵したコイは、少し傷が
あり、10〜12時間で死亡した。
理せずに、二層包装して冷蔵したコイは、傷が多く鱗が
剥がれており、5〜6時間で死亡した。また、緩徐冷却
処理した後、含水和紙細片を使用せず、酸素のみ使用し
て、ポリエチレン袋に入れて冷蔵したコイは、少し傷が
あり、10〜12時間で死亡した。
【0017】
【実施例3】50mm厚の発泡スチロール製容器中の、
水を40%含有する海砂の中にホタテ貝を埋め込み、常
温(15℃)から、10時間で1℃まで緩慢冷却で温度
を降下させた後、これを、−1℃の冷蔵庫に収納して1
0日間貯蔵した。
水を40%含有する海砂の中にホタテ貝を埋め込み、常
温(15℃)から、10時間で1℃まで緩慢冷却で温度
を降下させた後、これを、−1℃の冷蔵庫に収納して1
0日間貯蔵した。
【0018】貯蔵されたホタテ貝は、冬眠状態で生存し
ており、食味は旬の味を呈して良好であった。
ており、食味は旬の味を呈して良好であった。
【0019】上記方法において、緩徐冷却処理を省略し
て、冷蔵したホタテ貝は、12〜15時間で死亡した。
また、緩徐冷却処理せずに、冷蔵したホタテ貝は、1 日
で死亡した。
て、冷蔵したホタテ貝は、12〜15時間で死亡した。
また、緩徐冷却処理せずに、冷蔵したホタテ貝は、1 日
で死亡した。
【0020】
【実施例4】15℃の海水中のクルマエビを、5時間で
4℃まで緩慢冷却した時点で、水中から取り出して、ポ
リエチレン袋中の、5℃の水を90%含む布屑中に埋め
込み、酸素を送入し、密封して、これを40mm厚の発
泡スチロール板製の容器に入れて、容器を密閉し、2℃
の冷蔵庫に入れて、7日貯蔵した。
4℃まで緩慢冷却した時点で、水中から取り出して、ポ
リエチレン袋中の、5℃の水を90%含む布屑中に埋め
込み、酸素を送入し、密封して、これを40mm厚の発
泡スチロール板製の容器に入れて、容器を密閉し、2℃
の冷蔵庫に入れて、7日貯蔵した。
【0021】得られたクルマエビは、無傷で、冬眠状態
で生きており、かつ、常温水に入れて蘇生させることも
でき、また食味も良好であった。
で生きており、かつ、常温水に入れて蘇生させることも
でき、また食味も良好であった。
【0022】上記方法において、緩慢冷却を省略して、
冷蔵したクルマエビは、8〜10時間で死亡し、脚が取
れたりなど損傷したものが大量にあった。また、含水布
屑で包覆ぜず、酸素のみ封入して、冷蔵したクルマエビ
も、1日で死亡し、脚が取れたものもあった。
冷蔵したクルマエビは、8〜10時間で死亡し、脚が取
れたりなど損傷したものが大量にあった。また、含水布
屑で包覆ぜず、酸素のみ封入して、冷蔵したクルマエビ
も、1日で死亡し、脚が取れたものもあった。
【0023】
【実施例5】50mm厚の発泡スチロール製容器中の、
水を50%含ませたオガクズ中に松葉ガニを埋め込み、
15℃のところを1時間で−2℃まで緩慢冷却処理した
後、これを、−1℃冷蔵庫で保存したところ20日間生
きていた。
水を50%含ませたオガクズ中に松葉ガニを埋め込み、
15℃のところを1時間で−2℃まで緩慢冷却処理した
後、これを、−1℃冷蔵庫で保存したところ20日間生
きていた。
【0024】上記方法において、含水オガクズを使用し
ないで、緩慢冷却処理後、冷蔵した松葉カニは、1日間
で死亡した。また、緩慢冷却処理を省略して、冷蔵した
松葉カニは、3日間で死亡し、脚がもげていた。なお、
上記各実施例での貯蔵期間中に輸送することもできる。
ないで、緩慢冷却処理後、冷蔵した松葉カニは、1日間
で死亡した。また、緩慢冷却処理を省略して、冷蔵した
松葉カニは、3日間で死亡し、脚がもげていた。なお、
上記各実施例での貯蔵期間中に輸送することもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、生きている魚介類を、
冬眠状態になして長期間の貯蔵や軽量輸送が可能とな
り、かつ貯蔵や輸送後、冬眠状態の魚介類を容易に蘇生
させることができて、常に新鮮な魚介類を提供できる有
用な魚介類の貯蔵ができたのである。
冬眠状態になして長期間の貯蔵や軽量輸送が可能とな
り、かつ貯蔵や輸送後、冬眠状態の魚介類を容易に蘇生
させることができて、常に新鮮な魚介類を提供できる有
用な魚介類の貯蔵ができたのである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 81/18 Z 7191−3E 81/22 7191−3E // B65D 85/50 S 7445−3E
Claims (2)
- 【請求項1】 魚介類の保存において、水中の魚類、甲
殻類を、−3〜10℃まで、1〜27時間かけて緩慢に
冷却処理して冬眠状態になした後、プラスチック袋中
の、−3〜10℃程度の水を1〜90%含む緩衝材中に
埋め込み、酸素を充填し、密封して、これを、発泡プラ
スチック製容器に入れ、被蓋して、低温貯蔵することか
ら成り、緩衝材がオガクズ、和紙細片または布屑から成
ることを特徴とする魚介類を緩衝材で包装して生きたま
ま保存する方法。 - 【請求項2】 魚介類の保存において、生きている貝
類、甲殻類を、発泡プラスチック製容器中の、1〜90
%の水を含む緩衝材中に埋め込み、−3〜−10℃ま
で、1〜27時間かけて緩慢に冷却処理して冬眠状態に
なした後、被蓋して、これを、低温貯蔵することから成
り、緩衝材が砂またはオガクズから成ることを特徴とす
る魚介類を緩衝材て包装して生きたまま保存する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232535A JPH0549369A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232535A JPH0549369A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549369A true JPH0549369A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16940857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3232535A Pending JPH0549369A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 魚介類を緩衝材で包装して生きたまま保存する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549369A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008113591A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Masuda Shoten:Kk | 活蟹の保存方法 |
| WO2008097108A1 (en) * | 2007-02-08 | 2008-08-14 | Waterless Live Fish Transport Limited | Waterless storage and transport of live aquatic animals |
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-
1991
- 1991-08-21 JP JP3232535A patent/JPH0549369A/ja active Pending
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