JPH054936U - 引出しの化粧板調整部材 - Google Patents

引出しの化粧板調整部材

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JPH054936U
JPH054936U JP5132791U JP5132791U JPH054936U JP H054936 U JPH054936 U JP H054936U JP 5132791 U JP5132791 U JP 5132791U JP 5132791 U JP5132791 U JP 5132791U JP H054936 U JPH054936 U JP H054936U
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勝重 有南
弘二 小宮
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高橋金物株式会社
磯川産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧板の調整を可能として家具等の本体部材
に対する引出しの組付け作業の容易化を図るとともに、
調整部材の存在による外観の見劣りを回避する。 【構成】 引出しの前枠14と化粧板16との間には化
粧板調整部材35が設けられている。化粧板調整部材3
5には、前枠14の堀込穴14aに埋込固定される後方
ベース部材36と、前方ベース部材38とが備えられ、
前方ベース部材38は、化粧板16の堀込穴16aに埋
込固定されるベース本体37と、このベース本体37に
上下方向にスライド自在に設けられるスライダ39とが
備えられている。後方ベース部材36には左右方向に長
穴36bが形成されており、左右位置を調整する調整ね
じ41が長穴36bに係合されるとともにスライダ39
のねじ孔39cに螺合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、収納家具や厨房等の本体部材に取り付けられる引出しの化粧板を 調整する調整部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
引出しでは、従来、底板の左右に側枠が取り付けられており、前後にはそれぞ れ化粧板と後枠とが取り付けられた構造となっている。化粧板は底板等と同様に 単板構造となっており、底板や側枠とともに一体に組付けられている。
【0003】 これらは収納家具等の本体部材の引出し用間口の寸法に合わせて製作されるも のの、本体部材に対する実際の取付けでは、図14に示すように、組付け誤差等 によって、例えば本体部材としての整理タンス100の引出しの化粧板102が 左右方向に寸法d1 分ずれたり、あるいは、他方の引出しの化粧板104が上下 方向に寸法d2 分傾いたりすることがある。このような場合、外観が著しく損な われるため、底板等に対する化粧板の組付け寸法の修正を余儀無くされるが、甚 だ困難な作業となる。
【0004】 このため、例えば特公平2ー54727号公報所載のもののように、側枠と化 粧板との間に、化粧板の固定を行うとともに本体部材に対する化粧板の位置調整 を行える金属製の化粧板調整部材を設ける構造のものが提案されている。これに よれば、本体部材への引出しの取付け時、化粧板の位置ずれが生じても迅速に修 正ができ、取付作業が容易となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の側枠と化粧板との間に化粧板調整部材を設ける構造のもので は、引出しを引き出した状態で側枠がわの調整部材要素が目に触れるため、特に 本体部材並びに引出しが木質系で形成される場合には素材の異質感も加わって外 観の見劣りを否めなかった。
【0006】 そこで、この考案は、本体部材に対する化粧板の位置調整ができるとともに、 調整部材の存在による外観上の見劣りを回避できる引出しの化粧板調整部材の提 供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、その特徴は、引出しの 前枠の表面側に重ね合わせて設けられる化粧板の調整部材であって、上記前枠に 埋込固定される後方ベース部材と、この後方ベース部材に対向する位置をもって 上記化粧板に埋込固定される前方ベース部材と、上記後方ベース部材と前方ベー ス部材とのいずれか一方に左右方向に形成される長穴と、この長穴に係合される とともに他方のベース部材に取り付けられ上記後方ベース部材と前方ベース部材 とを任意の位置で固定する調整ねじとが備えられている構成にある。
【0008】 また、この考案によれば、上記長穴が左右方向に代えて上下方向に形成されて いる構成とすることができる。
【0009】
【作用】
この考案によれば、本体部材に対して化粧板が左右方向にずれている場合、調 整ねじが緩められ、化粧板が前方ベース部材とともに後方ベース部材に対してず れ寸法分左右方向にずらされた後調整ねじが締め付けられる。化粧板の移動に伴 って調整ねじは長穴を案内される。
【0010】 また、この考案によれば、本体部材に対して化粧板が上下方向にずれている場 合、調整ねじが緩められ、前方ベース部材とともに化粧板がずれ寸法分上下方向 にずらされた後調整ねじが締め付けられる。
【0011】
【実施例】 図1乃至図6はこの考案の一実施例を示す。収納タンス等の本体部材2には、 複数の引出し4が取り付けられている。引出し4は、底板6と、この底板6の左 右に立設された側枠8,8と、後枠10と、前面を形成する前枠14と、この前 枠14の表面側に重ね合わせ状態に設けられる化粧板16とから構成されており 、化粧板16は前枠14との間に左右に設けられる化粧板調整部材35,35に よって前枠14に取り付けられている。
【0012】 化粧板調整部材35には、図3に示すように、前枠14の堀込穴14aに表面 側から埋込固定される後方ベース部材36と、この後方ベース部材36に対向す る位置をもって化粧板16の堀込穴16aに裏面側から埋込固定される前方ベー ス部材38が備えられ、前方ベース部材38はベース本体37と、このベース本 体37に上下方向にスライド自在に設けられるスライダ39とから構成されてい る。また、スライダ39には、化粧板16の左右位置を調整する調整ねじ41が 螺合するねじ孔39cが形成されており、後方ベース部材36には調整ねじ41 が係合する長穴36bが左右方向に形成されている。前枠14の裏面には堀込穴 14aに連通して操作用穴14bが形成されており、操作用穴14bはキャップ 部材34で封口されている。
【0013】 また、スライダ39には、上下方向の位置調整を行う調整ねじ40が係合する 長穴39aが形成されているとともに、調整ねじ40の頭部を収容する収容凹部 39bが形成されている。ベース本体37には、調整ねじ40が螺合するねじ孔 37aが形成されており、ベース本体37とスライダ39は調整ねじ40によっ て上下方向の任意の位置で固定されるようになっている。符号37bはスライダ 39の収容凹部を示し、符号37cは係合凹部を示す。また符号39dは係合凹 部37cに対応する係合凸部を示し、符号37dは止めねじ33の挿通孔を示す 。
【0014】 後方ベース部材36には、調整ねじ40を操作するための操作用孔36aが長 穴36bに連設されている。この操作用孔36aは、スライダ39に螺合された 調整ねじ41を長穴36bに係合する場合に調整ねじ41の頭部を挿通する挿通 孔としての役割を有する。また、後方ベース部材36には、上下方向に間隔をお いて前後方向に貫通するねじ孔36c,36cが形成されており、これらのねじ 孔36c,36cには、化粧板16の前後方向の傾きを調整する調整ねじ42, 42が螺合されている。符号36dは止めねじ33の挿通孔を示す。
【0015】 次に化粧板調整部材35による化粧板16の調整動作を説明する。例えば図2 の状態から化粧板16を左(矢印L方向)に寸法d3 分ずらす必要がある場合に は、調整ねじ41が緩められ、化粧板16が前方ベース部材38とともに長穴3 6bに沿ってずらされる。所定寸法ずらした位置で調整ねじ41を締め付けると 、図5に示すように、化粧板16の左右調整が完了する。
【0016】 また、上下方向の位置を調整する場合には、調整ねじ40を緩めてスライダ3 9に対するベース本体37の位置をずらし、所定の位置で調整ねじ40を締め付 ける。また、図6に示すように、調整ねじ42をねじ込んでスライダ39の上部 、あるいは下部を押圧することにより、化粧板16の前後方向の傾きが調整され る。
【0017】 以上の通り、化粧板調整部材35を化粧板16と前枠14との間に設ける構成 とすれば、本体部材2に対する化粧板16の位置調整を容易に行えるとともに、 化粧板調整部材35の存在による外観の見劣りを回避することができる。この例 では後方ベース部材36と前方ベース部材38とがそれぞれ前枠14と化粧板1 6とに埋込固定されるので、化粧板調整部材35を設けたことによる外観上の見 劣りは、唯一 、外部からは見えにくい前枠14の裏面に位置する操作用穴14 bであるが、この操作用穴14bはキャップ部材34で封口されるので、外観上 の見劣りは殆ど無い状態となる。
【0018】 次に図7乃至図9はこの考案の第2の実施例を示す。上記例は前枠14と化粧 板16とが木質系の場合を示したが、この例は前枠14が金属やプラスチックで 形成される一例である。前枠14の表面側には断面コ字形の取付部14cが形成 され、取付部14cの中央部位にはキャップ部材45で封口される操作用孔14 bが形成されている。
【0019】 化粧板調整部材46,46には、前枠14の取付部14cに止めねじ44,4 4で固定される後方ベース部材47と、化粧板16の裏面に固定される前方ベー ス部材43が備えられている。前方ベース部材43は化粧板16に止めねじ48 ,48で固定されるベース本体49と、ベース本体49に上下方向にスライド自 在に設けられるとともに後方ベース部材47に左右方向に移動可能に係合される スライダ50とら構成されている。符号14c,14cは止めねじ44の挿通孔 を示し、符号49a,49aは止めねじ48の挿通孔を示す。
【0020】 スライダ50には、化粧板16の左右位置を調整する調整ねじ53が螺合する ねじ孔50eが形成されており、後方ベース部材47には調整ねじ53が係合す る長穴47eが左右方向に形成されている。
【0021】 またスライダ50には、上下方向に長穴50aが形成されており、この長穴5 0aには上下調整を行う調整ねじ51が係合されている。符号50bは調整ねじ 51の頭部の収容凹部を示す。ベース本体49には調整ねじ51が螺合するねじ 孔49bが形成されており、調整ねじ51の操作でベース本体49を任意の上下 位置でスライダ50に固定できるようになっている。また、スライダ50には、 前方ベース部材49に対するスライド案内片50c,50cが形成されていると ともに、前後調整を行う調整ねじ52に対するねじ孔50dが形成されている。 符号50fは後方ベース部材47に対する係合凹部を示す。
【0022】 後方ベース部材47には、止めねじ44が螺合するねじ孔47a,47aが形 成されているとともに、スライダ50の係合凹部50fに対応する係合凸部47 bが形成されている。係合凸部47bには、調整ねじ51を操作するための操作 用孔47dが長穴47eに連設されている。この操作用孔47dは、スライダ5 0に螺合された調整ねじ53を長穴47eに係合する場合に調整ねじ53の頭部 を挿通する挿通孔としての役割を有する。また、係合凸部47bには、前後調整 の調整ねじ52が係合する長穴47cが形成されており、長穴47cの一端には 調整ねじ52の頭部を挿通する切欠部47fが連設されている。調整ねじ52は 、係合凸部47bの裏面に当接する頭部52aに加えて表面に密接する支持部5 2bを有している。
【0023】 化粧板16を左右にずらす場合には、調整ねじ53を緩め、化粧板16を前方 ベース部材43とともに左右方向に所定寸法ずらした後調整ねじ53を締め付け る。上下にずらす場合には、調整ねじ51を緩めてスライダ50に対するベース 本体49の位置を所定寸法ずらした後、調整ねじ51を締め付ける。また、前後 にずらす場合には、調整ねじ53を緩めて調整ねじ52を操作し、後方ベース部 材47に対するスライダ50の間隔を調整する。調整後調整ねじ53を締め付け て固定する。この例において調整ねじ52,53は、後方ベース部材47に対す るスライダ50の固定を兼務する。
【0024】 図10乃至図13はこの考案の第3の実施例を示す。上記例と同様前枠14が 金属やプラスチックで形成される例であるが、上記各例が左右調整構造であるの に対し、上下調整構造の例である。前枠14には上下に延びる操作用孔14fが 形成されており、操作用孔14fはキャップ部材55で封口されている。
【0025】 化粧板調整部材56,56には、前枠14に止めねじ57,57で固定される 後方ベース部材58と、化粧板16の裏面に固定される前方ベース部材65が備 えられている。前方ベース部材65は、止めねじ59,59で固定されるベース 本体60と、ベース本体60に左右方向にスライド自在に設けられるとともに後 方ベース部材58に上下方向に移動可能に係合されるスライダ61とから構成さ れている。符号14g,14gは止めねじ57の挿通孔を示し、符号60a,6 0aは止めねじ59の挿通孔を示す。
【0026】 スライダ61には、化粧板16の上下位置を調整する調整ねじ63,64が螺 合するねじ孔61d,61eが形成されており、後方ベース部材58には調整ね じ63,64が係合する長穴58c,58eが上下方向に形成されている。
【0027】 また、スライダ61には左右方向に長穴61aが形成されており、この長穴6 1aには左右調整を行う調整ねじ62が係合されている。符号61bは調整ねじ 62の頭部の収容凹部を示す。ベース本体60には調整ねじ62が螺合するねじ 孔49bが形成されており、調整ねじ62の操作でベース本体60を任意の左右 位置でスライダ61に固定できるようになっている。また、スライダ61には、 ベース本体60に対するスライド案内凹部61cが形成されている。符号61f は後方ベース部材58に対する係合凹部を示す。
【0028】 後方ベース部材58には、止めねじ57が螺合するねじ孔58a,58aが形 成されているとともに、スライダ61の係合凹部61fに対応する係合凸部58 bが形成されている。係合凸部58bには、調整ねじ62の操作用孔58dが長 穴58cに連設されているとともに、切欠部58fが長穴58eに連設されてい る。調整ねじ63,64はそれぞれ、係合凸部58bの裏面に当接する頭部63 a,64aに加えて表面に密接する支持部63b,64bを有している。
【0029】 例えば図10の状態から化粧板16を上(矢印U方向)に寸法d4 分ずらす必 要がある場合には、調整ねじ63,64が緩められ、化粧板16が前方ベース部 材65とともに長穴58c,58eに沿ってずらされる。所定寸法ずらした位置 で調整ねじ63,64を締め付けると、図13に示すように、化粧板16の上下 調整が完了する。
【0030】 また、左右にずらす場合には、調整ねじ62を緩めてスライダ61に対するベ ース本体60の位置を所定寸法ずらした後、調整ねじ62を締め付ける。また、 化粧板16を前後にずらす場合には、調整ねじ63,64の螺合量を操作し、後 方ベース部材58に対するスライダ61の間隔を調整する。この例において調整 ねじ63,64は、後方ベース部材58に対するスライダ61の固定を兼務する ことになる。
【0031】 なお、上記各例では各構成要素に特定の形状を示したが、これに限られるもの ではなき、例えば、調整ねじをねじ軸とナットで構成し、ねじ軸をベース部材に 固着してナットで締め付け操作する構成など、上記調整機能を達成し得る範囲で 種々設計変更できるものである。
【0032】
【考案の効果】
この考案によれば、本体部材に対する化粧板の上下方向あるいは左右方向の位 置ずれを容易に修正することができる。また、位置調整部材が化粧板と前枠との 間に設けられるので、引き出した時に容易に目に触れることがなく、よって、位 置調整部材の存在による外観の見劣りを回避することができる。
【0033】 また、この考案によれば、調整が調整ねじと長穴によってできるので、構成の 簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る引出しの化粧板調整部材の一実
施例を示す概要斜視図である。
【図2】概要水平断面図である。
【図3】位置調整部材の分解斜視図である。
【図4】概要縦断面図である。
【図5】図2の状態から左に化粧板をずらした概要水平
断面図である。
【図6】前後調整を示す概要縦断面図である。
【図7】第2の実施例の概要水平断面図である。
【図8】第2の実施例における化粧板調整部材の分解斜
視図である。
【図9】第2の実施例の概要縦断面図である。
【図10】第3の実施例の概要縦断面図である。
【図11】第3の実施例における化粧板調整部材の分解
斜視図である。
【図12】第3の実施例の概要水平断面図である。
【図13】図10の状態から化粧板を上にずらした概要
縦断面図である。
【図14】収納家具の化粧板の位置ずれを示す概要正面
図である。
【符号の説明】
4 引出し 14 前枠 16 化粧板 36,47,58 後方ベース部材 38,43,65 前方ベース部材 36b,47e,58c,58e 長穴 41,53,63,64 調整ねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しの前枠の表面側に重ね合わせて設
    けられる化粧板の調整部材であって、上記前枠に埋込固
    定される後方ベース部材と、この後方ベース部材に対向
    する位置をもって上記化粧板に埋込固定される前方ベー
    ス部材と、上記後方ベース部材と前方ベース部材とのい
    ずれか一方に左右方向に形成される長穴と、この長穴に
    係合されるとともに他方のベース部材に取り付けられ上
    記後方ベース部材と前方ベース部材とを任意の位置で固
    定する調整ねじとが備えられている引出しの化粧板調整
    部材。
  2. 【請求項2】 上記長穴が左右方向に代えて上下方向に
    形成されている請求項1記載の引出しの化粧板調整部
    材。
JP5132791U 1991-07-03 1991-07-03 引出しの化粧板調整部材 Expired - Fee Related JPH07993Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102225938B1 (ko) * 2020-12-01 2021-03-11 베스띠아 주식회사 서랍기능 수납가구 및 주방가구의 서랍 전면패널 언밸런스 교정모듈러

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