JPH0549436A - 辛み成分、その抽出方法及び利用 - Google Patents
辛み成分、その抽出方法及び利用Info
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- JPH0549436A JPH0549436A JP3229671A JP22967191A JPH0549436A JP H0549436 A JPH0549436 A JP H0549436A JP 3229671 A JP3229671 A JP 3229671A JP 22967191 A JP22967191 A JP 22967191A JP H0549436 A JPH0549436 A JP H0549436A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 天然ワサビの細根、根茎、腋芽、葉柄、葉等
を適当な大きさに切断し、食塩を添加して混合し、85
℃以上の湯に接触させ、物理的刺激を与え、水性媒質で
抽出して辛み成分を取得する。 【効果】 天然ワサビの辛味成分をきわめて経済的に取
得することができる。
を適当な大きさに切断し、食塩を添加して混合し、85
℃以上の湯に接触させ、物理的刺激を与え、水性媒質で
抽出して辛み成分を取得する。 【効果】 天然ワサビの辛味成分をきわめて経済的に取
得することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然ワサビから抽出し
た辛み成分、その抽出方法及び利用に関するものであ
る。
た辛み成分、その抽出方法及び利用に関するものであ
る。
【0002】更に詳細には、本発明は、天然ワサビの細
根、根茎、腋芽、葉柄、葉などワサビ全体から辛み成分
を多量に抽出し、得られた辛み成分を調味料等に添加し
て、利用するものである。
根、根茎、腋芽、葉柄、葉などワサビ全体から辛み成分
を多量に抽出し、得られた辛み成分を調味料等に添加し
て、利用するものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、ワサビは茎をすりおろして、食
品の調味に利用されているが、細根、腋芽、葉柄、葉な
どは切り落して排棄されている。
品の調味に利用されているが、細根、腋芽、葉柄、葉な
どは切り落して排棄されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来排棄されているワ
サビの細根、腋芽、葉柄、葉などにもワサビの辛み成分
はかなり含まれているところから、経済的に辛み成分を
抽出することができれば、ワサビの有効利用となるもの
である。
サビの細根、腋芽、葉柄、葉などにもワサビの辛み成分
はかなり含まれているところから、経済的に辛み成分を
抽出することができれば、ワサビの有効利用となるもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、天然のワサ
ビの細根、根茎、腋芽、葉柄、葉等を適当な大きさに切
断し、食塩を添加して混合し、85℃以上の湯に浸漬な
どして接触させ、棒で横打する等の物理的刺激を与え、
しばらく放置した後、水性媒質で抽出することによっ
て、きわめて経済的にわさびの辛味成分を得ることに成
功したのである。
ビの細根、根茎、腋芽、葉柄、葉等を適当な大きさに切
断し、食塩を添加して混合し、85℃以上の湯に浸漬な
どして接触させ、棒で横打する等の物理的刺激を与え、
しばらく放置した後、水性媒質で抽出することによっ
て、きわめて経済的にわさびの辛味成分を得ることに成
功したのである。
【0006】本発明は、このようにして抽出した辛み成
分、その抽出方法及び利用に関するものである。
分、その抽出方法及び利用に関するものである。
【0007】本発明の原料となるのは、栽培して収穫し
たままで、細根、葉柄、葉などのついたワサビ全体又は
わさびおろしに使用される根茎を採った残りの細根、腋
芽、葉柄、葉などである。
たままで、細根、葉柄、葉などのついたワサビ全体又は
わさびおろしに使用される根茎を採った残りの細根、腋
芽、葉柄、葉などである。
【0008】これら原料は適当な大きさ、例えば0.5
〜5cmの長さに切断される。小さく切断するほど抽出
効率はよいが、あまり小さく切断すると途中の熱湯処理
時に辛味成分が逃げたりして好ましくない。
〜5cmの長さに切断される。小さく切断するほど抽出
効率はよいが、あまり小さく切断すると途中の熱湯処理
時に辛味成分が逃げたりして好ましくない。
【0009】切断した原料には食塩が3〜5%程度添加
され、10〜20分間程度混合され、所謂塩もみ処理が
行なわれる。
され、10〜20分間程度混合され、所謂塩もみ処理が
行なわれる。
【0010】塩もみ処理した原料はステンレス製ザルに
入れて、85℃以上の熱湯に15〜30秒程度浸漬した
り、塩もみ処理した原料に85℃以上の熱湯を15〜3
0秒程度そそいで、85℃以上の熱湯と接触させる。
入れて、85℃以上の熱湯に15〜30秒程度浸漬した
り、塩もみ処理した原料に85℃以上の熱湯を15〜3
0秒程度そそいで、85℃以上の熱湯と接触させる。
【0011】熱湯処理の終了した原料はビンなどの容器
に入れ、物理的刺激を与えるため、スリコギ等の棒によ
ってよくたたき、常温で30〜60分間そのまま放置す
る。
に入れ、物理的刺激を与えるため、スリコギ等の棒によ
ってよくたたき、常温で30〜60分間そのまま放置す
る。
【0012】次いで、水性媒質を容器に入れ、よく攪拌
して、辛味成分を抽出する。
して、辛味成分を抽出する。
【0013】水性媒質としては、水、醤油、水にといた
味噌液、その他各種調味液などがあり、これらが適宜使
用される。水性媒質は原料に対して1〜3倍量用いて、
よく振って抽出するのがよい。また、原料の品温を30
〜40℃に加温しておいて水性媒質を添加して振とうす
ると、辛味成分がより多く抽出される。
味噌液、その他各種調味液などがあり、これらが適宜使
用される。水性媒質は原料に対して1〜3倍量用いて、
よく振って抽出するのがよい。また、原料の品温を30
〜40℃に加温しておいて水性媒質を添加して振とうす
ると、辛味成分がより多く抽出される。
【0014】辛味成分抽出液はすみやかに容器に入れ、
密封して、辛味成分の揮散を防止するのがよい。
密封して、辛味成分の揮散を防止するのがよい。
【0015】辛味成分抽出液はそのまま各種調味料に添
加することもできるが、少量の添加によって強い辛味成
分を付与するために濃縮液とするのがよい。
加することもできるが、少量の添加によって強い辛味成
分を付与するために濃縮液とするのがよい。
【0016】辛味成分抽出液は、ガラス製の低温蒸留濃
縮装置を用いて、15〜16℃以下の低温で蒸留濃縮
し、辛味成分が2〜5倍になった濃縮液とする。
縮装置を用いて、15〜16℃以下の低温で蒸留濃縮
し、辛味成分が2〜5倍になった濃縮液とする。
【0017】辛味成分濃縮液はマヨネーズ、醤油、ドレ
ッシング、味噌、レモン、サラダオイルなどに添加し
て、それぞれわさび味のきいた各種調味料とすることが
できる。
ッシング、味噌、レモン、サラダオイルなどに添加し
て、それぞれわさび味のきいた各種調味料とすることが
できる。
【0018】次に、本発明の実施例を示す。
【0019】〔実施例1〕栽培した天然ワサビから根茎
を取得した残りの細根、腋芽、葉柄、葉計1kgを細断
機で1〜3cmに切断し、これを混合機に入れ、食塩を
40g添加し、15分間攪拌した。
を取得した残りの細根、腋芽、葉柄、葉計1kgを細断
機で1〜3cmに切断し、これを混合機に入れ、食塩を
40g添加し、15分間攪拌した。
【0020】塩もみの完了した原料をステンレス製のザ
ルに入れ、100℃の熱湯に25秒間浸漬し、熱湯から
引きあげた後、ビンに入れ、棒で20分突いてたたき、
その後40分間放置した。
ルに入れ、100℃の熱湯に25秒間浸漬し、熱湯から
引きあげた後、ビンに入れ、棒で20分突いてたたき、
その後40分間放置した。
【0021】次に、水を3リットル入れ、よくふって、
液部を分離し、別の容器に入れて、密封する。辛味成分
の水抽出液2.5リットルを得る。
液部を分離し、別の容器に入れて、密封する。辛味成分
の水抽出液2.5リットルを得る。
【0022】〔実施例2〕実施例1で得た辛味成分の水
抽出液1リットルをガラス製低温蒸留濃縮装置を用い、
約13℃で低温蒸留し、辛味成分濃縮液300mlを得
た。
抽出液1リットルをガラス製低温蒸留濃縮装置を用い、
約13℃で低温蒸留し、辛味成分濃縮液300mlを得
た。
【0023】〔実施例3〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液30ml、砂糖3g及び醤油30mlを混合し、ワサ
ビ醤油調味液を得た。
液30ml、砂糖3g及び醤油30mlを混合し、ワサ
ビ醤油調味液を得た。
【0024】〔実施例4〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液30mlとドレッシング80mlをよく混合し、ワサ
ビドレッシングを得た。
液30mlとドレッシング80mlをよく混合し、ワサ
ビドレッシングを得た。
【0025】〔実施例5〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液30mlと味噌80gをよく混合し、ワサビミソを得
た。
液30mlと味噌80gをよく混合し、ワサビミソを得
た。
【0026】〔実施例6〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液10ml、マヨネーズ70ml及び味噌20mgをよ
く混合し、ワサビマヨネーズを得た。
液10ml、マヨネーズ70ml及び味噌20mgをよ
く混合し、ワサビマヨネーズを得た。
【0027】〔実施例7〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液20mlとレモン搾汁液80mlを混合し、ワサビレ
モン液を得た。
液20mlとレモン搾汁液80mlを混合し、ワサビレ
モン液を得た。
【0028】〔実施例8〕実施例2で得た辛味成分濃縮
液20mlと、サラダオイル70ml及び乳化剤(脂肪
酸エステル)5mlをよく混合し、ワサビサラダオイル
を得た。
液20mlと、サラダオイル70ml及び乳化剤(脂肪
酸エステル)5mlをよく混合し、ワサビサラダオイル
を得た。
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ワサビの細根、根茎、腋芽、葉柄、
葉等を適当な大きさに切断し、食塩を添加して混合し、
85℃以上の湯に接触させ、物理的刺激を与え、水性媒
質で抽出してなる辛み成分。 - 【請求項2】 天然ワサビの細根、根茎、腋芽、葉柄、
葉等を適当な大きさに切断し、食塩を添加して混合し、
85℃以上の湯に接触させ、物理的刺激を与え、水又は
調味液で抽出することを特徴とする辛み成分の抽出方
法。 - 【請求項3】 マヨネーズ、醤油、ねり味噌、サラダオ
イル等の調味成分に請求項1の辛み成分を含有させてな
る辛み成分含有調味料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3229671A JP2606765B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 辛み成分、その抽出方法及び利用 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3229671A JP2606765B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 辛み成分、その抽出方法及び利用 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549436A true JPH0549436A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2606765B2 JP2606765B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=16895858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3229671A Expired - Lifetime JP2606765B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 辛み成分、その抽出方法及び利用 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606765B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023194781A1 (ja) * | 2022-04-08 | 2023-10-12 | ハウス食品グループ本社株式会社 | 品質劣化が抑制されたわさび根茎 |
| CN117694520A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-03-15 | 金葵食品科技(大连)股份有限公司 | 一种山葵调味汁及制备方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497228A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-22 | ||
| JPS52145566A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-03 | Hirokatsu Sugiyama | Grated horseraddish |
| JPS5978668A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Tadashi Iwata | 和風マヨネ−ズ |
| JPS62236466A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-16 | Lion Corp | 練りわさびの製造法 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3229671A patent/JP2606765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497228A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-22 | ||
| JPS52145566A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-03 | Hirokatsu Sugiyama | Grated horseraddish |
| JPS5978668A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Tadashi Iwata | 和風マヨネ−ズ |
| JPS62236466A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-16 | Lion Corp | 練りわさびの製造法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023194781A1 (ja) * | 2022-04-08 | 2023-10-12 | ハウス食品グループ本社株式会社 | 品質劣化が抑制されたわさび根茎 |
| CN117694520A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-03-15 | 金葵食品科技(大连)股份有限公司 | 一种山葵调味汁及制备方法 |
| CN117694520B (zh) * | 2023-12-29 | 2025-07-11 | 金葵食品科技(大连)股份有限公司 | 一种山葵调味汁及制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606765B2 (ja) | 1997-05-07 |
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