JPH0549466U - シート用スライドアジャスター - Google Patents

シート用スライドアジャスター

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JPH0549466U
JPH0549466U JP10117291U JP10117291U JPH0549466U JP H0549466 U JPH0549466 U JP H0549466U JP 10117291 U JP10117291 U JP 10117291U JP 10117291 U JP10117291 U JP 10117291U JP H0549466 U JPH0549466 U JP H0549466U
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horizontal shaft
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bracket
axis
shaft
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豊 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付勢手段の付勢力を大きくしても操作レバー
の操作性を悪化させないようにする。 【構成】 可動スライドレール31の内側部であって第
一ブラケット41の前方には第二ブラケット51が付設
され、このブラケット51には回動自在に第二水平軸5
2が設けられ、この第二水平軸52の前方端部には軸に
対してほぼ直交するように操作レバー47が設けられる
と共に、上記第二水平軸52の後方端部にはこの軸52
に対して直交するように第二アーム53が設けられ、第
一アーム48と上記第二アーム53とは互いに共動する
ように連結軸54で連結され、上記第二水平軸52の軸
心と上記連結軸54の軸心との距離S2は上記第一水平
軸42の軸心と上記連結軸54の軸心との距離S1より
短くされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用シートのスライドアジャスターについての改良に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、自動車用のシート1は、着座席のシートボトム11と背凭 れのシートバック12とから構成されている。シートボトム11は骨組みとして の一対の側部フレーム2を有しており、その底部には車幅方向一対のスライドレ ール3が備えられている。このスライドレール3は上側の可動スライドレール3 1と下側の固定スライドレール32から構成されており、側部フレーム2は可動 スライドレール31に一体に結合されている。そして、この可動スライドレール 31はフロアFに固設された固定スライドレール32に摺動自在に嵌合されてい るため、固定スライドレール32上で可動スライドレール31を摺動させること によって、シートボトム1を前後に移動させることができる。すなわち、シート ボトム11は着座者の体格に合わせて任意に前後位置を設定することができるよ うに構成されている。
【0003】 また、上記のようにして設定された位置を保持するために、シートボトム11 の下部には前後動係止手段4が設けられている。従来この係止手段4は、図4に 示すように、上記可動スライドレール12の内側部に付設されたブラケット41 、このブラケットに回動自在に設けられた水平軸42、この水平軸42に固設さ れたロックプレート43、このロックプレート43の先端に設けられた係止片4 4、上記ロックプレート43に付勢力を与えてそれを時計方向に回動させるコイ ルバネ45、係止片44が嵌合する係止孔46aの設けられたフロアFと一体の 係止板46、および上記水平軸42の前方端部に水平軸42に対してほぼ直交す るように設けられた操作レバー47から構成されていた。
【0004】 従って、通常はロックプレート43の係止片44が係止板46の係止孔46a に嵌合した状態になっているため、スライドレール3の可動スライドレール31 と固定スライドレール32とは互いにロックされた状態になっている。そのため 、可動スライドレール31は動かず、シートボトム11は所定位置を保持した状 態になっている。
【0005】 そこで、シートボトム11の着座者が、操作レバー47を二点鎖線で示すよう に反時計方向に回動させると、ロックプレート43もコイルバネ45の付勢力に 抗して水平軸42周りに反時計方向に回動するため、ロックプレート43の先端 部分の係止片44は係止板46の係止孔46aから外れる、上記着座者は自由に シートボトム11を前後動させて好みの位置を設定することができる。
【0006】 上記のシートボトム11の位置を設定後、操作レバー47から手を離せば、コ イルバネ45の付勢力によってロックプレート43は時計方向に回動し、再度係 止片44は係止板46の係止孔46aに嵌合するから、新たな位置でシートボト ム11は動かないようにロックされる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、自動車の運転操作中に急制動をかけたときなど、シートボトム11 には大きな力が進行方向にかかるため、上記の前後動係止手段4によるシートボ トム11のロックが外れることがある。これを防止するためにはロックプレート 43を押圧しているコイルバネ45の付勢力を強くすればよいが、そうすれば、 操作レバー47の操作が重くなり、操作性の悪化をまねくことになる。
【0008】 本考案は、従来の上記問題点を解決するためになされたものであり、コイルバ ネ45の付勢力を大きくしても操作レバー47の操作性を悪化させない前後動係 止手段4を備えたシート用スライドアジャスターを提供することを目的としてい る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係るシート用スライドアジャスターは、自動車用シートの シートボトムの底部に設けられた可動スライドレールの内側部には第一ブラケッ トが付設され、このブラケットには回動自在に第一水平軸が設けられ、この第一 水平軸にはロックプレートが固設され、このロックプレートの先端には係止片が 設けられ、この係止片はフロアと一体の係止板の係止孔に付勢手段の付勢力によ って嵌合するように設定され、上記第一水平軸の前方先端にはこの軸に対して直 交するように第一アームが設けられたシート用スライドアジャスターにおいて、 上記可動スライドレールの内側部であって上記第一ブラケットの前方には第二ブ ラケットが付設され、この第二ブラケットには回動自在に第二水平軸が第一ブラ ケットと同一方向に延びるように設けられ、この第二水平軸の前方端部には操作 レバーが設けられると共に、上記第二水平軸の後方端部にはこの軸に対して直交 するように第二アームが設けられ、上記第一アームと上記第二アームとは共動す るように連結され、上記第二水平軸の軸心と上記連結軸の軸心との距離は上記第 一水平軸の軸心と上記連結軸の軸心との距離より短くされていることを特徴とす るものである。
【0010】
【作用】
上記請求項1記載のシート用スライドアジャスターによれば、上記第二水平軸 の軸心と上記連結軸の軸心との距離は上記第一水平軸の軸心と上記連結軸の軸心 との距離より短くされているため、その距離の比に応じて弱まった状態でコイル バネの付勢力は操作レバーに伝えられるため、コイルバネの付勢力を従来よりも 強くしても、強くなった力に比例するようには操作レバーを回動させるために要 する力は増加せず、上記の距離の比を適切に設定することによって逆に減少させ ることもできるから、コイルバネを強くすることによる操作レバーの操作性の悪 化を回避することができる。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案に係るシート用スライドアジャスターを装着した自動車用シー トの骨格を示す斜視図である。
【0012】 この図に示すように、自動車用のシート1は、着座席のシートボトム11と背 凭れのシートバック12とから構成されている。そして、シートボトム11は骨 組みとしての一対の側部フレーム2を有しており、その底部には可動スライドレ ール31とその下部の固定スライドレール32からなる車幅方向一対のスライド レール3が備えられ、この可動スライドレール31はフロアFに固設された固定 スライドレール32に摺動自在に嵌合されているため、固定スライドレール32 上で可動スライドレール31を摺動させることによって、シートボトム1を前後 に移動させることができるように構成されている。
【0013】 そして、図2および図3に示すように、可動スライドレール31の内側部には 第一ブラケット41が付設され、この第一ブラケット41には回動自在に第一水 平軸42が設けられている。この第一水平軸42にはロックプレート43が固設 され、このロックプレート43の先端には係止片44が設けられている。
【0014】 この係止片44はフロアFと一体の係止板46の長手方向に多数設けられた係 止孔46aのいずれかに、付勢手段の付勢力によって嵌合するように設定されて いる。上記付勢手段としては、第一水平軸42に嵌挿されたコイルバネ45を使 用している。このコイルバネ45の一端は可動スライドレール31の側部に当止 させ、他端はロックプレート43の縁部に付勢させた状態で係止させているため 、この付勢力によってロックプレート43は第一水平軸42周りに時計方向に回 動して係止板46に押し付けられた状態になっている。
【0015】 上記第一水平軸42の前方先端にはこの軸に対して直交するように第一アーム が48設けられている。
【0016】 一方、上記可動スライドレール31の内側部であって上記第一ブラケット43 の前方には第二作動機構5が設けられている。すなわち、上記第一アーム48よ り前方には可動スライドレール31の側部に第二ブラケット51が付設され、こ のブラケット51には回動自在に第二水平軸52が設けられている。
【0017】 そして、この第二水平軸52の前方端部には軸に対してほぼ直交するように操 作レバー47が設けられると共に、上記第二水平軸52の後方端部にはこの軸に 対して直交するように第二アーム53が設けられ、上記第一アーム48と上記第 二アーム53とは互いに共動するように連結軸54で連結されている。この連結 軸54は第二水平軸52から第一アーム48の方向に水平に延び、第一アーム4 8に設けられた長孔48aに摺動自在に嵌挿されている。
【0018】 上記第二アーム53において、第二水平軸52の軸心と連結軸54の軸心との 間の距離S2は重要である。すなわち、本考案のシート用スライドアジャスター においては、第二水平軸52の軸心と連結軸54の軸心との距離S2は、前記第 一水平軸42の軸心と上記連結軸54の軸心との距離S1より短くされているの である。従って、第二水平軸52を回動させたときの第二アーム53の回動角度 の変位は、それに共動する第一アーム48の第一水平軸42周りの回動角度の変 位よりも大きい。
【0019】 本考案のシート用スライドアジャスターは以上のように構成されているので、 シートボトム11の着座者が、前後方向の着座位置を調整するときは、操作レバ ー47を上方に引き上げるようにして、第二水平軸52を反時計方向に回動させ る。
【0020】 そうすると、第二水平軸52の後方端部に固設された第二アーム53も反時計 方向に第二水平軸52周りに回動するため、第二アーム53と連結軸54を介し て連結している第一アーム48も、コイルバネ45の付勢力に抗して反時計方向 に第一水平軸42周りに回動し、それに一体に設けられているロックプレート4 3も同方向に回動してその先端の係止片44は係止板46の係止孔46aに対す る嵌合を解除するため、可動スライドレール31は固定スライドレール32上を 摺動自在の状態になる。
【0021】 この場合、第二アーム53の距離S2は、第一アーム48の距離S1よりも小 さく設定されているため、梃子の原理に基づいてコイルバネ45の元の付勢力よ りも少ない力で第一水平軸42を回動させることができるから、コイルバネ45 の付勢力を大きくして、係止片44の係止板46に対する押圧力を大きくして、 より強力に係止孔46aに嵌合させても、それを解除するための操作レバー47 の操作は従来同様少ない力で行うことができる。
【0022】 上記の状態を保持して(すなわち、操作レバー47を上方に引き上げた状態を 保持して)、シートボトム11を前後に移動させて位置を調節し、操作レバー4 7から手を離せば、上記と逆の作用でロックプレート43は第一水平軸42周り に時計方向に回動し、係止片44はその位置に到来している係止板46の係止孔 46aに嵌合するため、可動スライドレール31の前後動はロックされて、シー トボトム11が動くことはない。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のシート用スライドアジャスターは、従来の前後動 係止手段に対して新たに作動機構を追加し、この第二作動機構は従来のロックプ レートの回動の中心をなす前方にアーム(第一アーム)が設けらた水平軸(第一 水平軸)に対峙してその前方に第二水平軸が設けられ、この第二水平軸の前方端 部には軸に対してほぼ直交するように操作レバーが設けられると共に、上記第二 水平軸の後方端部にはこの軸に対して直交するように第二アームが設けられ、上 記第一アームと上記第二アームとは互いに共動するように連結軸で連結され、上 記第二水平軸の軸心と上記連結軸の軸心との距離は上記第一水平軸の軸心と上記 連結軸の軸心との距離より短くされているように構成されているため、コイルバ ネの付勢力を従来よりも強くしても、強くなった力に比例するようには操作レバ ーを回動させるために要する力は増加せず、上記の距離の比を適切に設定するこ とによって逆に減少させることもできるから、結果としてコイルバネを強くする ことによる操作レバーの操作性の悪化を回避することができる。
【0024】 従って、コイルバネの付勢力を強くし、従来よりもロックプレート係止片の係 止孔に対する嵌合力を強くして、シートボトムの所定位置における前後動を確実 にロックすることができると共に、操作レバーについても従来同様あるいは従来 よりも改善された状態で軽く操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシート用スライドアジャスターを装着
したシートボトムの骨格を示す斜視図である。
【図2】図1の一部切欠きの部分拡大斜視図である。
【図3】図2のA−A線視図(側面図)である。
【図4】従来のシート用スライドアジャスターの一部切
欠きの部分拡大斜視図である。
【図5】従来のシート用スライドアジャスターを装着し
たシートボトムの骨格を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シート 11 シートボトム 12 シートバック 2 フレーム 3 スライドレール 31 可動スライドレール 32 固定スライドレール 4 前後動係止手段 41 ブラケット(第一ブラケット) 42 水平軸(第一水平軸) 43 ロックプレート 44 係止片 45 コイルバネ 46 係止板 5 第二作動機構 51 第二ブラケット 53 第二アーム 54 連結軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用シートのシートボトムの底部に
    設けられた可動スライドレールの内側部には第一ブラケ
    ットが付設され、このブラケットには回動自在に第一水
    平軸が設けられ、この第一水平軸にはロックプレートが
    固設され、このロックプレートの先端には係止片が設け
    られ、この係止片はフロアと一体の係止板の係止孔に付
    勢手段の付勢力によって嵌合するように設定され、上記
    第一水平軸の前方先端にはこの軸に対して直交するよう
    に第一アームが設けられたシート用スライドアジャスタ
    ーにおいて、上記可動スライドレールの内側部であって
    上記第一ブラケットの前方には第二ブラケットが付設さ
    れ、この第二ブラケットには回動自在に第二水平軸が第
    一ブラケットと同一方向に延びるように設けられ、この
    第二水平軸の前方端部には操作レバーが設けられると共
    に、上記第二水平軸の後方端部にはこの軸に対して直交
    するように第二アームが設けられ、上記第一アームと上
    記第二アームとは共動するように連結され、上記第二水
    平軸の軸心と上記連結軸の軸心との距離は上記第一水平
    軸の軸心と上記連結軸の軸心との距離より短くされてい
    ることを特徴とするシート用スライドアジャスター。
JP10117291U 1991-12-09 1991-12-09 シート用スライドアジャスター Expired - Lifetime JP2555981Y2 (ja)

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