JPH0549810A - 電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置 - Google Patents
電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置Info
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- JPH0549810A JPH0549810A JP23547791A JP23547791A JPH0549810A JP H0549810 A JPH0549810 A JP H0549810A JP 23547791 A JP23547791 A JP 23547791A JP 23547791 A JP23547791 A JP 23547791A JP H0549810 A JPH0549810 A JP H0549810A
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- coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】設置スペースが小さく、かつ構造が簡単で保守
点検の必要の少ない電気集じん装置の洗浄水の薬品混和
凝集装置を得る。 【構成】両端に液体の入口及び出口を有する管体をらせ
ん状に巻いて、構成した第1のコイル型攪拌器25及び
第2のコイル型攪拌器26を配管の途中に順次挿入し、
第1のコイル型攪拌器25で汚水に無機凝集剤を混合さ
せ、さらに第2のコイル型攪拌器26で有機凝集剤を混
合させ、凝集剤と汚水とは互いに攪拌され必要な煤じん
フロックが得られるので、この装置は設置スペースが小
さく、かつ可動部がないため保守点検の必要が少ない。
点検の必要の少ない電気集じん装置の洗浄水の薬品混和
凝集装置を得る。 【構成】両端に液体の入口及び出口を有する管体をらせ
ん状に巻いて、構成した第1のコイル型攪拌器25及び
第2のコイル型攪拌器26を配管の途中に順次挿入し、
第1のコイル型攪拌器25で汚水に無機凝集剤を混合さ
せ、さらに第2のコイル型攪拌器26で有機凝集剤を混
合させ、凝集剤と汚水とは互いに攪拌され必要な煤じん
フロックが得られるので、この装置は設置スペースが小
さく、かつ可動部がないため保守点検の必要が少ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気集じん装置、特
に自動車道トンネル内の空気を清浄化するために設置さ
れる電気集じん装置を水洗浄したときに生じる汚水の処
理に用いられ、汚水に凝集剤を加えて汚水中の懸濁煤じ
んを凝集させる電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集
装置に関する。
に自動車道トンネル内の空気を清浄化するために設置さ
れる電気集じん装置を水洗浄したときに生じる汚水の処
理に用いられ、汚水に凝集剤を加えて汚水中の懸濁煤じ
んを凝集させる電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気集じん装置の集じん通路には補集し
た煤じんが堆積するので、集じん通路はしばしば洗浄す
る必要があるが、その手段として堆積した煤じんに圧さ
く空気を吹付ける空気洗浄と、加圧した水を吹付ける水
洗浄とが知られている。空気洗浄は操作が簡便であるた
め、一般にはこの空気洗浄が用いられている。しかし、
煤じんに粘着性がある場合には空気吹付では十分に煤じ
んを洗い落とすことができず、水洗浄が必要となってく
る。一方、自動車道トンネル内の空気浄化設備としてト
ンネル用電気集じん装置が設置され、車道内から抽気し
た汚染空気を電気集じん装置で清浄化した後、再び車道
内に送気することが行われている。ところが、近年、こ
のトンネル用電気集じん装置で補集される煤じんに粘着
成分が多くなり、蒸気空気洗浄による対応が困難になっ
てきている。この粘着性の煤じんは、冬期に自動車に対
するスパイクタイヤの装着が増え、路面が削られて発生
するコンクリートダストと塩化カルシウムなどの溶雪剤
とが結合して生じるものと考えられている。このため、
トンネル用電気集じん装置には水洗浄を適用する必要が
生じているが、水洗浄は洗浄力が大きいものの洗浄後の
電極の乾燥や、洗浄により生じた汚水の処理など、空気
洗浄にはない厄介な事項を多く含んでいる。
た煤じんが堆積するので、集じん通路はしばしば洗浄す
る必要があるが、その手段として堆積した煤じんに圧さ
く空気を吹付ける空気洗浄と、加圧した水を吹付ける水
洗浄とが知られている。空気洗浄は操作が簡便であるた
め、一般にはこの空気洗浄が用いられている。しかし、
煤じんに粘着性がある場合には空気吹付では十分に煤じ
んを洗い落とすことができず、水洗浄が必要となってく
る。一方、自動車道トンネル内の空気浄化設備としてト
ンネル用電気集じん装置が設置され、車道内から抽気し
た汚染空気を電気集じん装置で清浄化した後、再び車道
内に送気することが行われている。ところが、近年、こ
のトンネル用電気集じん装置で補集される煤じんに粘着
成分が多くなり、蒸気空気洗浄による対応が困難になっ
てきている。この粘着性の煤じんは、冬期に自動車に対
するスパイクタイヤの装着が増え、路面が削られて発生
するコンクリートダストと塩化カルシウムなどの溶雪剤
とが結合して生じるものと考えられている。このため、
トンネル用電気集じん装置には水洗浄を適用する必要が
生じているが、水洗浄は洗浄力が大きいものの洗浄後の
電極の乾燥や、洗浄により生じた汚水の処理など、空気
洗浄にはない厄介な事項を多く含んでいる。
【0003】ところで、上記トンネル用電気集じん装置
を洗浄して生じた汚水には、凝集性が悪いという問題が
ある。そこで、この発明の発明者等はこの点について実
験を重ね、凝集剤として無機凝集剤と有機凝集剤とを組
み合わせて用いると凝集速度が早く、また形成される煤
じんフロックの粒径も大きくなること、及び固液分離に
は凝集後の汚水に空気溶解水を導入し、煤じんフロック
を浮上させて分離することが最も有効であることを見出
し、先にこの発明の出願人により出願した(特願昭62
−170577号)。
を洗浄して生じた汚水には、凝集性が悪いという問題が
ある。そこで、この発明の発明者等はこの点について実
験を重ね、凝集剤として無機凝集剤と有機凝集剤とを組
み合わせて用いると凝集速度が早く、また形成される煤
じんフロックの粒径も大きくなること、及び固液分離に
は凝集後の汚水に空気溶解水を導入し、煤じんフロック
を浮上させて分離することが最も有効であることを見出
し、先にこの発明の出願人により出願した(特願昭62
−170577号)。
【0004】図3は上記出願にかかる煤じんの凝集、分
離方法を含む処理工程の概要を示す配管図である。図3
において、湿式洗浄装置1は、集じん通路に加圧された
水を吹付けるための洗浄配管を備え、洗浄配管は集じん
部及び帯電部を挟んで汚染空気の入口側及び洗浄空気の
出口側にそれぞれ互いに対向して水平に、かつ上下方向
に数段にわたって設けられている。洗浄配管には多数の
ノズルが水平方向に取付けられている。洗浄配管及びノ
ズルは水吹付けと空気吹付けの両方に兼用になってい
る。電気集じん機電極2は、煤じんを補集する集じん部
とその前段で煤じん粒子に電荷を与える帯電部を備え、
集じん部は、大地電位の集じん極板とこれに対向する高
電位の極板とが交互に多数平行に配置され、極板間には
幅6mmの集じん通路が形成されている。電気集じん機電
極2を洗浄する際は、約3kg/cm2 の水圧で1分間の水
洗浄を行って集じん部及び帯電部を洗浄する。また、集
じん部、帯電部の支持碍子、給電碍子を洗浄する。水洗
浄に続き、約2kg/cm2 の空気圧で空気吹付けを3分間
実施して極板、碍子等に付着した水滴を吹き飛ばす。
離方法を含む処理工程の概要を示す配管図である。図3
において、湿式洗浄装置1は、集じん通路に加圧された
水を吹付けるための洗浄配管を備え、洗浄配管は集じん
部及び帯電部を挟んで汚染空気の入口側及び洗浄空気の
出口側にそれぞれ互いに対向して水平に、かつ上下方向
に数段にわたって設けられている。洗浄配管には多数の
ノズルが水平方向に取付けられている。洗浄配管及びノ
ズルは水吹付けと空気吹付けの両方に兼用になってい
る。電気集じん機電極2は、煤じんを補集する集じん部
とその前段で煤じん粒子に電荷を与える帯電部を備え、
集じん部は、大地電位の集じん極板とこれに対向する高
電位の極板とが交互に多数平行に配置され、極板間には
幅6mmの集じん通路が形成されている。電気集じん機電
極2を洗浄する際は、約3kg/cm2 の水圧で1分間の水
洗浄を行って集じん部及び帯電部を洗浄する。また、集
じん部、帯電部の支持碍子、給電碍子を洗浄する。水洗
浄に続き、約2kg/cm2 の空気圧で空気吹付けを3分間
実施して極板、碍子等に付着した水滴を吹き飛ばす。
【0005】電気集じん機電極2を洗浄した汚水4は一
旦汚水ピット5に受け入れられた後、ポンプで汚水貯溜
槽6に輸送される。汚水貯溜槽6には無機凝集剤タンク
7から無機凝集剤が汚水4の供給量に対応した一定流量
で注入ポンプを用いて注入される。汚水貯溜槽6の汚水
4は攪拌器8に送られ、ここで有機凝集剤タンク9から
有機凝集剤が注入され攪拌される。攪拌器8の汚水は凝
集槽10に送られ、ここでフロックが形成される。
旦汚水ピット5に受け入れられた後、ポンプで汚水貯溜
槽6に輸送される。汚水貯溜槽6には無機凝集剤タンク
7から無機凝集剤が汚水4の供給量に対応した一定流量
で注入ポンプを用いて注入される。汚水貯溜槽6の汚水
4は攪拌器8に送られ、ここで有機凝集剤タンク9から
有機凝集剤が注入され攪拌される。攪拌器8の汚水は凝
集槽10に送られ、ここでフロックが形成される。
【0006】凝集槽10でフロック化された煤じんは、
混和ポンプにより加圧浮上槽11に送られ、ここで加圧
タンク12で作られた空気溶解液13と混合される。加
圧浮上槽11では加圧浮上法により固液分離される。分
離された汚泥は図示しない汚泥貯溜槽に貯溜され清澄水
は分離液タンクに導かれた後放流される。汚泥貯溜槽に
貯溜された汚泥は汚泥ポンプで適宜引き抜かれ、混和凝
集装置14へ輸送される。ここには、有機凝集剤タンク
9からポンプを用いて有機凝集剤が供給され、汚泥を再
凝集させる。再凝集した汚泥は脱水ポンプで脱水機15
に運ばれ脱水されて脱水ケーキ16として廃棄される。
混和ポンプにより加圧浮上槽11に送られ、ここで加圧
タンク12で作られた空気溶解液13と混合される。加
圧浮上槽11では加圧浮上法により固液分離される。分
離された汚泥は図示しない汚泥貯溜槽に貯溜され清澄水
は分離液タンクに導かれた後放流される。汚泥貯溜槽に
貯溜された汚泥は汚泥ポンプで適宜引き抜かれ、混和凝
集装置14へ輸送される。ここには、有機凝集剤タンク
9からポンプを用いて有機凝集剤が供給され、汚泥を再
凝集させる。再凝集した汚泥は脱水ポンプで脱水機15
に運ばれ脱水されて脱水ケーキ16として廃棄される。
【0007】図4は図3の加圧浮上槽による処理の原理
を説明するブロック図である。電気集じん装置の洗浄汚
水中に懸濁している微小な煤じん(平均粒径10μm程
度)を無機凝集剤と有機凝集剤の組み合わせにより、数
百μm程度にまで凝集・フロック形成させることがで
き、しかもそのときの凝集速度は極めて速い。無機凝集
剤と有機凝集剤とを混和されて汚泥状になった汚水4
と、加圧タンクで大量の空気を溶解させた空気溶解液1
3とを常圧で混合すると、溶液中の溶解空気17が析出
し、溶解空気17は汚泥のダスト18の回りに付着す
る。付着した気泡17aの浮力によって汚泥は全て浮上
し、加圧浮上槽には水のみが残る。浮上した汚泥は再び
有機凝集剤を添加して再凝集させ、脱水ポンプで脱水機
に運ばれ脱水処理され、固形の脱水ケーキ16として廃
棄される。
を説明するブロック図である。電気集じん装置の洗浄汚
水中に懸濁している微小な煤じん(平均粒径10μm程
度)を無機凝集剤と有機凝集剤の組み合わせにより、数
百μm程度にまで凝集・フロック形成させることがで
き、しかもそのときの凝集速度は極めて速い。無機凝集
剤と有機凝集剤とを混和されて汚泥状になった汚水4
と、加圧タンクで大量の空気を溶解させた空気溶解液1
3とを常圧で混合すると、溶液中の溶解空気17が析出
し、溶解空気17は汚泥のダスト18の回りに付着す
る。付着した気泡17aの浮力によって汚泥は全て浮上
し、加圧浮上槽には水のみが残る。浮上した汚泥は再び
有機凝集剤を添加して再凝集させ、脱水ポンプで脱水機
に運ばれ脱水処理され、固形の脱水ケーキ16として廃
棄される。
【0008】図5は汚水4に無機凝集剤と有機凝集剤と
を混合して攪拌する攪拌器8の構成図である。一方の管
から汚水4と無機凝集剤との混合液を攪拌槽8aに注
ぎ、他方の管から有機凝集剤を注ぎ、モータ19によっ
て攪拌翼20を回転させ、攪拌された液が凝集槽10へ
送り込まれる。
を混合して攪拌する攪拌器8の構成図である。一方の管
から汚水4と無機凝集剤との混合液を攪拌槽8aに注
ぎ、他方の管から有機凝集剤を注ぎ、モータ19によっ
て攪拌翼20を回転させ、攪拌された液が凝集槽10へ
送り込まれる。
【0009】図6は他の従来例の攪拌器であるスタティ
ックミキサーの縦断面図、図7は図6のVII 方向矢視図
である。スタティックミキサーは直径10mm〜30mmの
パイプの内部にらせん状フイン21が取付けられてい
て、このフイン21を回転させ旋回流を発生させて、汚
水と凝集剤とを混合させている。
ックミキサーの縦断面図、図7は図6のVII 方向矢視図
である。スタティックミキサーは直径10mm〜30mmの
パイプの内部にらせん状フイン21が取付けられてい
て、このフイン21を回転させ旋回流を発生させて、汚
水と凝集剤とを混合させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の凝集
装置においては、汚水と凝集剤との混合と、その後の煤
じんフロックの形成とを各薬品混和凝集槽内で同時平行
的に行っている。ところが、汚水と凝集剤との混合のた
めの攪拌はできるだけ強力にした方が効果的であるが、
その反面、攪拌が激しいとフロック形成が妨げられる。
そこで、従来は攪拌器である程度の攪拌をしながら、薬
と混和凝集槽の容量を大きくして滞溜時間を伸ばし、煤
じんフロックの成長を図るようにしていた。しかし、こ
のような方式の凝集処理では薬品混合凝集槽を設置する
ために大きなスペースを必要とし、また攪拌翼のような
可動部分があると保守点検が欠かせなくなる。また、ス
タティックミキサーを用いる場合には、細いパイプの内
部にらせん状のフィンを取付けていて、電気集じん機に
は粉状の塵埃のほかに、木の葉や鳥の羽毛などが混入し
ているため、フィンに目詰まりを生じることがあり、パ
イプが細いためこれらの異物を除去することは困難であ
った。
装置においては、汚水と凝集剤との混合と、その後の煤
じんフロックの形成とを各薬品混和凝集槽内で同時平行
的に行っている。ところが、汚水と凝集剤との混合のた
めの攪拌はできるだけ強力にした方が効果的であるが、
その反面、攪拌が激しいとフロック形成が妨げられる。
そこで、従来は攪拌器である程度の攪拌をしながら、薬
と混和凝集槽の容量を大きくして滞溜時間を伸ばし、煤
じんフロックの成長を図るようにしていた。しかし、こ
のような方式の凝集処理では薬品混合凝集槽を設置する
ために大きなスペースを必要とし、また攪拌翼のような
可動部分があると保守点検が欠かせなくなる。また、ス
タティックミキサーを用いる場合には、細いパイプの内
部にらせん状のフィンを取付けていて、電気集じん機に
は粉状の塵埃のほかに、木の葉や鳥の羽毛などが混入し
ているため、フィンに目詰まりを生じることがあり、パ
イプが細いためこれらの異物を除去することは困難であ
った。
【0011】この発明は、設置スペースが小さく、かつ
構造が簡単で保守点検の必要の少ない電気集じん装置の
洗浄水の薬品混和凝集装置を提供することを目的とす
る。
構造が簡単で保守点検の必要の少ない電気集じん装置の
洗浄水の薬品混和凝集装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】電気集じん装置を洗浄し
て生じた汚水に凝集剤を混和させて汚水中の懸濁煤じん
を凝集させる電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装
置において、両端に液体の入口及び出口を有する管体を
らせん状に巻いてそれぞれ構成した第1のコイル型攪拌
器及び第2のコイル型攪拌器を配管の途中に順次挿入
し、前記第1のコイル型攪拌器で汚水に無機凝集剤を混
合させ、前記第2のコイル型攪拌器でさらに有機凝集剤
を混合させることによって、上記目的を達成する。
て生じた汚水に凝集剤を混和させて汚水中の懸濁煤じん
を凝集させる電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装
置において、両端に液体の入口及び出口を有する管体を
らせん状に巻いてそれぞれ構成した第1のコイル型攪拌
器及び第2のコイル型攪拌器を配管の途中に順次挿入
し、前記第1のコイル型攪拌器で汚水に無機凝集剤を混
合させ、前記第2のコイル型攪拌器でさらに有機凝集剤
を混合させることによって、上記目的を達成する。
【0013】
【作用】この発明においては、第1のコイル型攪拌器及
び第2のコイル型攪拌器を配管の途中に挿入することに
より所要スペースを小さく、また可動部分をなくして保
守点検の必要を少なくするものである。すなわち、第1
及び第2のコイル型攪拌器では、液体がらせん状に流通
し、回転しながら進行するので、凝集剤と汚水とは互い
に攪拌され、短い滞溜時間で必要な煤じんフロックの成
長が得られるようにする。その上、これらのコイル型攪
拌器はいずれもらせん状コイル型に構成され配管の一部
として設置されるので、タンク状の従来の薬品混和凝集
槽に比べて設置上無駄なスペースが生じることが少な
く、さらに地中に埋設も可能なので設置スペースが小さ
くて済む。また、管体をらせん状に巻いただけの簡単な
構造で可動部がないので、保守点検の必要が少なく故障
の心配もない。
び第2のコイル型攪拌器を配管の途中に挿入することに
より所要スペースを小さく、また可動部分をなくして保
守点検の必要を少なくするものである。すなわち、第1
及び第2のコイル型攪拌器では、液体がらせん状に流通
し、回転しながら進行するので、凝集剤と汚水とは互い
に攪拌され、短い滞溜時間で必要な煤じんフロックの成
長が得られるようにする。その上、これらのコイル型攪
拌器はいずれもらせん状コイル型に構成され配管の一部
として設置されるので、タンク状の従来の薬品混和凝集
槽に比べて設置上無駄なスペースが生じることが少な
く、さらに地中に埋設も可能なので設置スペースが小さ
くて済む。また、管体をらせん状に巻いただけの簡単な
構造で可動部がないので、保守点検の必要が少なく故障
の心配もない。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の実施例の配管構成図であ
り、図3と同一の部分には同一の符号を付してある。図
1において、自動車道トンネル用電気集じん装置の電気
集じん機電極2を湿式洗浄装置1で洗浄して生じた汚水
4を汚水ピット5に貯溜し、この汚水4をポンプ23に
より汚水貯溜槽6へ送る。汚水貯溜槽6の汚水から凝集
管22へ至る配管の途中に第1のコイル型攪拌器25と
第2のコイル型攪拌器26とが接続されている。第1の
コイル型攪拌器25の手前には無機凝集剤タンク7から
の配管がポンプを介して接続され、第2のコイル型攪拌
器26の手前には有機凝集剤タンク9からの配管がポン
プ23を介して接続されている。
り、図3と同一の部分には同一の符号を付してある。図
1において、自動車道トンネル用電気集じん装置の電気
集じん機電極2を湿式洗浄装置1で洗浄して生じた汚水
4を汚水ピット5に貯溜し、この汚水4をポンプ23に
より汚水貯溜槽6へ送る。汚水貯溜槽6の汚水から凝集
管22へ至る配管の途中に第1のコイル型攪拌器25と
第2のコイル型攪拌器26とが接続されている。第1の
コイル型攪拌器25の手前には無機凝集剤タンク7から
の配管がポンプを介して接続され、第2のコイル型攪拌
器26の手前には有機凝集剤タンク9からの配管がポン
プ23を介して接続されている。
【0015】汚水貯溜槽6の汚水は一定量に達すると、
ポンプ23で第1のコイル型攪拌器25にその一端から
送り込まれる。その際、ポンプ23により無機凝集剤が
配管の途中から同時に注入される。第1のコイル型攪拌
器25内では、汚水と無機凝集剤とが強力に攪拌され、
生じた混合液はその他端から第2のコイル型攪拌器26
にその一端から送り込まれる。その際、ポンプ23によ
り有機凝集剤が同時に注入される。第2のコイル型攪拌
器26では第1のコイル型攪拌器25から出た混合液と
有機凝集剤とが強力に混合され、生じた混合液はその他
端から凝集管22にその一端から送り込まれる。凝集管
22内ではゆるやかな攪拌が行われ、物理化学反応によ
り十分な固液分離が行えるまでのフロック形成が行われ
る。凝集管22は数本設けられ、これらは直列に接続さ
れて必要な滞留時間が得られるようになっている。凝集
管22でフロック形成された汚水はその他端から加圧浮
上槽11に送られて固液分離される。
ポンプ23で第1のコイル型攪拌器25にその一端から
送り込まれる。その際、ポンプ23により無機凝集剤が
配管の途中から同時に注入される。第1のコイル型攪拌
器25内では、汚水と無機凝集剤とが強力に攪拌され、
生じた混合液はその他端から第2のコイル型攪拌器26
にその一端から送り込まれる。その際、ポンプ23によ
り有機凝集剤が同時に注入される。第2のコイル型攪拌
器26では第1のコイル型攪拌器25から出た混合液と
有機凝集剤とが強力に混合され、生じた混合液はその他
端から凝集管22にその一端から送り込まれる。凝集管
22内ではゆるやかな攪拌が行われ、物理化学反応によ
り十分な固液分離が行えるまでのフロック形成が行われ
る。凝集管22は数本設けられ、これらは直列に接続さ
れて必要な滞留時間が得られるようになっている。凝集
管22でフロック形成された汚水はその他端から加圧浮
上槽11に送られて固液分離される。
【0016】図2は図1の第1の第1のコイル型攪拌器
25(第2のコイル型攪拌器26と同一構成である。)
の構成を示す縦断面図である。第1のコイル型攪拌器2
5は、液体の入口28から出口29に向かって管体27
を4回ないし5回らせん状に巻いて生成される。1例と
して、管体27の内径dを15mmとすればコイル型の外
径Dは内径dの3〜10倍程度とし、第1のコイル型攪
拌器25の長さは150mm程度とする。第1のコイル型
攪拌器25を通過する液体の流れは、らせん状の流路に
よって回転力を与えられ、管体27の中で回転しながら
進行するので、混合液は強力に攪拌されて混合が促進さ
れる。第2のコイル型攪拌器26においても、同様に有
機凝集剤が強力に混合される。
25(第2のコイル型攪拌器26と同一構成である。)
の構成を示す縦断面図である。第1のコイル型攪拌器2
5は、液体の入口28から出口29に向かって管体27
を4回ないし5回らせん状に巻いて生成される。1例と
して、管体27の内径dを15mmとすればコイル型の外
径Dは内径dの3〜10倍程度とし、第1のコイル型攪
拌器25の長さは150mm程度とする。第1のコイル型
攪拌器25を通過する液体の流れは、らせん状の流路に
よって回転力を与えられ、管体27の中で回転しながら
進行するので、混合液は強力に攪拌されて混合が促進さ
れる。第2のコイル型攪拌器26においても、同様に有
機凝集剤が強力に混合される。
【0017】
【発明の効果】この発明にれば、管体をらせん状に巻い
たコイル型攪拌器を配管の途中に挿入し、汚水に対する
凝集剤の混合と煤じんフロックの形成とを分けて行うよ
うにすることにより、無機凝集剤と有機凝集剤とを組み
合わせて用いながら設置スペースが小さく、凝集効果を
落とすことなく保守点検の必要の少ない凝集装置を構成
できる。すなわち、この発明の凝集装置は、自動車道ト
ンネル用電気集じん装置の洗浄水の処理に好適である。
たコイル型攪拌器を配管の途中に挿入し、汚水に対する
凝集剤の混合と煤じんフロックの形成とを分けて行うよ
うにすることにより、無機凝集剤と有機凝集剤とを組み
合わせて用いながら設置スペースが小さく、凝集効果を
落とすことなく保守点検の必要の少ない凝集装置を構成
できる。すなわち、この発明の凝集装置は、自動車道ト
ンネル用電気集じん装置の洗浄水の処理に好適である。
【図1】この発明の実施例の配管構成図である。
【図2】図1のコイル型攪拌器の縦断面図である。
【図3】従来装置の配管構成図である。
【図4】図3の加圧浮上槽による処理の原理を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】従来の攪拌器の構成図である。
【図6】他の従来例による攪拌器の構成図である。
【図7】図6のVII 方向矢視図である。
2 電気集じん機電極 4 汚水 7 無機凝集剤タンク 8 攪拌器 9 有機凝集剤タンク 25 第1のコイル型攪拌器 26 第2のコイル型攪拌器 27 管体
Claims (1)
- 【請求項1】電気集じん装置を洗浄して生じた汚水に凝
集剤を混和させて汚水中の懸濁煤じんを凝集させる電気
集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置において、両端
に液体の入口及び出口を有する管体をらせん状に巻いて
それぞれ構成した第1のコイル型攪拌器及び第2のコイ
ル型攪拌器を配管の途中に順次挿入し、前記第1のコイ
ル型攪拌器で汚水に無機凝集剤を混合させ、前記第2の
コイル型攪拌器でさらに有機凝集剤を混合させることを
特徴とする電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23547791A JPH0549810A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23547791A JPH0549810A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549810A true JPH0549810A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16986648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23547791A Pending JPH0549810A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電気集じん装置の洗浄水の薬品混和凝集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549810A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006625A1 (ja) * | 2004-07-13 | 2006-01-19 | Meishin Kogyo Kabushikigaisha | 濁水浄化装置及び凝集剤添加設備 |
| JP2010069481A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Palo Alto Research Center Inc | 水処理システム及び水処理方法 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP23547791A patent/JPH0549810A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006006625A1 (ja) * | 2004-07-13 | 2006-01-19 | Meishin Kogyo Kabushikigaisha | 濁水浄化装置及び凝集剤添加設備 |
| JPWO2006006625A1 (ja) * | 2004-07-13 | 2008-05-01 | 明新工業株式会社 | 濁水浄化装置及び凝集剤添加設備 |
| JP4918648B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2012-04-18 | 明新工業株式会社 | 濁水浄化装置及び凝集剤添加設備 |
| JP2010069481A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Palo Alto Research Center Inc | 水処理システム及び水処理方法 |
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