JPH0549908A - 組立式粒状物充填装置 - Google Patents

組立式粒状物充填装置

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JPH0549908A
JPH0549908A JP20506691A JP20506691A JPH0549908A JP H0549908 A JPH0549908 A JP H0549908A JP 20506691 A JP20506691 A JP 20506691A JP 20506691 A JP20506691 A JP 20506691A JP H0549908 A JPH0549908 A JP H0549908A
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reactor
filling
granular material
unit
container
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JP20506691A
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Yuzo Aoyama
祐造 青山
Motoo Yakushiji
基夫 薬師寺
Toshiharu Nakano
敏治 中野
Akinori Satou
了紀 佐藤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多管式反応器のような密閉容器内での粒状物の
充填作業の完全自動化を計り、且つ充填効率を大幅に向
上させる。 【構成】多管式反応器の外部に設置され、計量された粒
状物を収容する容器を前記反応器の外部から内部の所定
位置まで搬送し、同位置にて前記粒状物を容器外に排出
する搬送ユニットと、多管式反応器の内部に設置され、
前記搬送ユニットにより排出される所定量の粒状物を受
け取り、所望の反応管位置まで移動して同位置の反応管
中に充填する組立・分解可能な充填ユニットと、前記搬
送ユニット及び充填ユニットの各動作をシーケンス制御
する制御ユニットとを備え、前記搬送ユニットは、先端
が反応器の内外を往復動すると共に、先端に上記容器の
把持および回動が可能な容器把持部を有する多関節型ロ
ボットであり、前記充填ユニットは、少なくとも垂直軸
廻りに正逆転が可能で且つ半径方向に進退可能な漏斗部
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直立多管式反応器の内
部に配設される多数の反応管中に、吸着剤や触媒等の各
種粒状物の定量を自動的に充填する粒状物充填装置に関
し、更に詳しくは粒状物の充填時にのみ反応器内の所定
位置に組込み、その充填作業時における完全自動化を達
成した組立式粒状物充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多管式反応器は、反応温度の調節がし易
い、反応効率が高い等の理由から、例えば触媒を使用す
る化学工業を始め、各種の産業分野において広く使用さ
れている。これらの多管式反応器のうち多数の反応管を
垂直に配列する直立多管式反応器は、前記多数の反応管
内にイオン交換樹脂や触媒等の粒状物が充填され、その
反応管の内部を気体状又は液状等の流体原料を通過させ
ることにより各種反応を行わせる。
【0003】上記粒状物は、その性能が低下すると交換
したり設定量を補充する必要がある。この交換や補充に
あたっては、例えば大型の反応器の場合、各反応管の下
端を開放して使用済みの粒状物を自由落下させる等の操
作により反応器外に排出し、そのあと反応器の内部に作
業員が入り、空になった多数の反応管中に順次人手によ
って新しい粒状物を定量づつ充填する。この充填作業
は、粒状物の機能と寿命を最大限に発揮させるため、各
反応管の内部における粒状物の充填密度や重量を均一に
すべく一本毎に細心の注意を払いながら遂行される。こ
の反応管の数は、大型の反応器では一万数千本にもおよ
ぶのが普通であり、その作業には膨大な労力と時間が費
やされる。
【0004】こうした作業員による労力を低減して粒状
物の充填作業の効率を高めるとともに、充填時における
粒状物による反応管内でのブリッジングを防止する触媒
充填機が、例えば特開昭59−139923号公報によ
り開示されている。この触媒充填機は、複数の触媒供給
ホッパーを同一円周上に配設するとともに、各ホッパー
の下方にそれぞれに対応させてロートを設け、各ホッパ
ーと各ロートのそれぞれを電磁フィーダー駆動部により
振動するトラフで連結している。そして、前記ロートの
触媒出口には、反応器の外部からマンホールを介して内
部の反応管に連結させるための可撓性導管が接続されて
おり、触媒充填時には前記充填機を反応器の上部に設置
し、各導管を反応器の内部に挿入してから所望の反応管
に連結して、ホッパーから供給される定量の触媒を、電
磁フィーダー駆動部により振動するトラフから振動落下
させながらロート及び導管を介して各反応管中に一斉に
充填する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この特開昭59−13
9923号公報に開示された触媒充填機によれば、触媒
を人手によらず反応管中に充填させることを可能にした
点で有効ではあるが、そのホッパーの設置個数には自ず
と制限がありせいぜい数十個が限度であるため、一度セ
ットした後は全ての充填作業が自動的に完了するという
ものでなく、特に大型の反応器の場合、上述したように
反応管の数は数千本から一万本以上にもおよぶため、上
記導管の連結作業もその数だけ行う必要があり、しかも
一回の充填は前述のホッパーの設置個数に限られること
から、上記連結作業も数百回に分けて繰り返し行う必要
がある。
【0006】従って、上記公報に開示された触媒充填機
にあっても、完全自動化には程遠く相変わらず多大な人
手を要し、複雑な構造と相まって実用化されるには未だ
解決すべき課題が多く残されている。
【0007】本発明は、この種反応器のような密閉容器
内での上述した煩雑な作業の完全自動化を計り、且つ充
填効率を大幅に向上させることを目的してなされたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の主要な構成は、多数の反応管が垂直に配設され
てなる多管式反応器の反応管中に粒状物を充填するため
の装置であって、多管式反応器の外部に設置され、計量
された粒状物を収容する容器を前記反応器の外部から内
部の所定位置まで搬送し、同位置にて前記粒状物を容器
外に排出する搬送ユニットと、多管式反応器の内部に設
置され、前記搬送ユニットにより排出される所定量の粒
状物を受け取り、所望の反応管位置まで移動して同位置
に配設された反応管中に粒状物を充填する組立・分解可
能な充填ユニットと、前記搬送ユニット及び充填ユニッ
トの全動作をシーケンス制御する制御ユニットとを備
え、前記搬送ユニットは、先端が反応器の内外を往復動
すると共に、先端に上記容器の把持回動が可能な容器把
持部を有する多関節型ロボットであり、前記充填ユニッ
トは、少なくとも垂直軸回りに正逆転が可能で且つ半径
方向に進退可能な漏斗部を有してなる、ことを特徴とす
る組立式粒状物充填装置にある。
【0009】
【作用】粒状物の充填作業が開始される直前に、反応器
のハッチを開いて内部に充填ユニットの構成部材を運び
入れ、予め設定されている所定の位置に充填ユニットを
組付ける。
【0010】器外では粒状物の計量が行われ、定量の粒
状物が容器に収容されて所定の位置に置かれる。同じく
器外に設置された多関節型ロボットからなる搬送ユニッ
トには、制御ユニットに予め記憶されてあるデータに基
づく制御信号が出力され、前記ロボットの腕部及びその
先端の容器把持部を所定の動作順序に従ってで動かし、
定量の粒状物が収容された前記容器を把持して、反応器
内部の所定位置まで搬送する。
【0011】多関節型ロボットにより容器が所定の位置
まで搬送されると、そこには器内で組み立てられた上記
充填ユニットの、例えば漏斗部が待機しており、その位
置で前記ロボットの容器把持部が回転して容器内の粒状
物を前記漏斗部内に移す。
【0012】この動作が終わると、前記ロボットの腕部
は搬送時の動作順序とは逆に動いて、反応器の外部の元
の位置に復帰する。一方、制御ユニットからの指令に基
いて、ロボットの前記復帰動作の開始と同時に前記充填
ユニットが動作を開始して、漏斗部が垂直軸を中心に予
め設定されている所定の角度回転するとともに、同じく
予め設定されている軸芯からの半径距離だけ移動し、所
望の反応管位置に達する。この到達位置の確認がなされ
ると、制御ユニットからの信号を受けて漏斗部の粒状物
出口が開き、設定位置にある所定の反応管中に粒状物を
落下充填する。
【0013】以上の操作が制御ユニットのシーケンスデ
ータに基づいて繰り返しなされ、全ての反応管に自動的
に定量の粒状物が順次充填され、充填作業が完了する。
充填作業が完了すると、反応器の内部に設置された充填
ユニットを分解して器外に運び出し、全作業を終了す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に基づき具体的に
説明する。図面は全て本発明に関するものであり、図1
は本発明の全体構成を概略的に示した概念図である。
【0015】同図において、1はタンク状の直立型反応
器であり、その内部中央の円筒部分には径が数mmから
数十mm、長さが数mから十数mの反応管2が数千本か
ら一万数千本におよんで並列状に立設されている。ま
た、反応器1の上部タンク側壁部には人の出入りができ
る大きさのハッチ部3が形成されており、該ハッチ部3
の上部内壁面には同一円周上に90°の位相差をもって
4個のブラケット4が水平に突設されている。なお、反
応管2の径、長さ、設置本数等は原料の物性や生産量に
より適宜決められるものであり図示例に限定されない。
また、反応器1には、通常、熱媒体通路や各種センサー
等が設置されているが、同図においては説明の便を計る
ためこれらの部分の表示を省略している。
【0016】本発明は同図から明らかなように、上記反
応器1の天井のマンホール部分5を囲んで外部に水平に
設置された架台6上に定置される搬送ユニット10、充
填作業時に上記多数の反応管2,2,…上面に組付けら
れる充填ユニット30、前記架台6上に定置される制御
ユニット70の3ユニットを備えている。なお、前記充
填ユニット30は反応器1の上部空間内に設置されれば
よく、例えば反応器1の上部内壁面に梁材等を介して設
置する。また、上記の3ユニット以外のユニット、例え
ば粒状物の計量ユニットや使用済み粒状物の排出ユニッ
ト等を適宜組み合わせることができる。
【0017】搬送ユニット10は多関節型ロボットが適
用され、その腕部の先端には開閉可能な少なくとも2本
の指からなる容器把持部11を有し、該把持部11は少
なくとも180°の正逆転が可能なように構成されてい
る。前記容器把持部11には例えばトルクセンサー等の
容器把持及び解放のための確認用センサーが装備されて
いる。使用する多関節ロボット10は、反応器1のマン
ホール部分4の開口が小さく且つその内部空間の深さが
深いため、該ロボット10の腕部に所望の動きを確保さ
せるには少なくとも4関節が必要となる。図中、7は該
搬送ユニット10の駆動部と制御ユニット70の出力端
部を接続するリード線を示す。
【0018】本実施例における充填ユニット30は、そ
の主要部の全体構成が図2に示されており、3本または
4本(本実施例では4本)の固定用アーム31−1が放
射状に組付けられた支持フレーム31、下端が回転軸駆
動部32と連結された垂直回転軸33、該回転軸33の
上端を回転自在に支持する垂直回転軸支持部31−2、
一端が固着される上下一対の水平アーム34,35、上
下水平アーム34,35に設置され、アーム長さ方向に
摺動可能な粒状物移送漏斗部36および粒状物充填漏斗
部37を備え、これらの部材のうち少なくとも回転軸駆
動部32と回転軸33並びに上下水平アーム34,35
と各漏斗部36,37は予め一体に組み付けられてお
り、これらの部材間と他の部材はそれぞれが組立・分解
できるように構成されている。
【0019】本実施例では、粒状物移送用および粒状物
充填用に、上下水平アーム34,35を設けるととも
に、各アーム34,45にそれぞれ粒状物移送漏斗部3
6および粒状物充填漏斗部37を設け、粒状物の移送と
充填を別個に行わせるとともに、それらを連動させて搬
送ユニット10による充填ユニット30への粒状物の搬
送を確実に行い且つ効率的に行うようにしているが、本
発明は上下一対の水平アームを必ずしも必須とするもの
ではなく、一個の漏斗をもって粒状物の移送と充填を行
わせるようにすることも可能である。
【0020】本実施例による充填ユニット30の構成部
材の詳細を図面により説明する。支持フレーム31は、
図2に示すように適宜連結手段をもって4本のアーム3
1−1を十文字状に組付けて構成され、その中心部には
垂直回転軸33の上端を回転可能に支持する支持部31
−2が固着される。従って、該支持フレーム31は、各
アーム31−1毎の連結・分解が可能になっており、前
記垂直回転軸用支持部31−2の構造は、例えば図示し
ないが鍔付き円筒体からなり、内部にはスラスト軸受
(ラジアル軸受を併用することもある。)を備えてお
り、垂直回転軸33の上端を前記軸受に嵌合して適宜手
段により固定する。垂直回転軸用支持部31−2として
の前記鍔付き円筒体の鍔部にはボルト取付け孔が形成さ
れ、ボルトにより該鍔付き円筒体を上記支持フレーム3
1に取り付ける。勿論、垂直回転軸33の前記支持部3
1−2の構造は、この例に限るものではない。
【0021】支持フレーム31の各端部は、反応器1の
上部内壁面に突出された4個のブラケット4に載置され
てボルトなどにより固定される。
【0022】図3は上記回転軸駆動部32を示してお
り、該回転軸駆動部32は内部が空洞なケーシング本体
38内にステッピングモーター39が装備され、そのス
テッピングモーター39の変速部軸端に固着された歯車
40が、ケーシング本体38の中心に上下軸受32−
1,32−2を介して回転自在に立設された垂直回転軸
33の歯車41に噛合している。前記ステッピングモー
ター39は制御ユニット70にリード線8を介して接続
されており、制御ユニット70からの指令に基づき所定
の回転数だけ回転する。
【0023】上下水平アーム34,35には、図2に示
すように、その一端に上記回転軸33が遊挿される筒体
42,43が直交して突設され、各水平アーム34,3
5の前記筒体42,43の突設基部に対応する部分に
は、筒体42,43の中空部と連通する貫通孔が形成さ
れ、前記回転軸33を下部水平アーム35,上部水平ア
ーム34に順次挿通してキー結合等で互いに相対回転が
不能となるように固定する。従って、上下水平アーム3
4,35は同一鉛直面上で所定の間隔をもって水平に設
置され、回転軸33の回転と同一の回転をする。
【0024】上部水平アーム34は上記粒状物移送漏斗
部36の案内レールとして機能するもので、その構成を
図4〜図6に示している。図4は同上部水平アーム34
の漏斗部36における横断面図であり、図5は図4のA
矢視図、図6は同部の平面図である。図2、図4〜図6
から理解されるように、本実施例によれば同水平アーム
34には粒状物移送漏斗の走行用スリット44,44が
2本平行して形成されており、従って2個の粒状物移送
漏斗部36,36が各走行用スリット44,44に沿っ
て往復動するようにされている。上部水平アーム34の
左右両部分45,45の外側面(図4)にはそれぞれラ
ックが形成されるとともに、その上面中央には長さ方向
に延びる案内溝46,46が形成され、また同アーム3
4の中央部分45−1の左右両側面にも案内溝47,4
7が形成されている。
【0025】2個の粒状物移送漏斗部36,36は左右
対称に構成され、上部水平アーム34の前記両スリット
44,44に嵌合する漏斗本体48,48と、上部水平
アーム34の両側面に形成された前記ラックに噛合する
ピニオンギア49,49を軸端に有するサーボモーター
50,50と、前記各漏斗本体48,48とサーボモー
ター50,50とを上部で連結する連結部材51,51
とからなり、それぞれ水平アーム34の上に跨がって乗
り、漏斗本体48,48がスリット44,44内を摺動
しながら往復動するようにされる。この往復動が円滑に
行われるように漏斗本体48と連結部材51には、上部
水平アーム34の上記各案内溝46,47に係合する突
起52,53が突出されている。また、各サーボモータ
ー50,50は制御ユニット70と図示せぬリード線を
介して接続されており、前記2個の漏斗本体48,48
が交互に往復動するように設定され、移送の効率化を計
っている。効率化をある程度犠牲にする場合には、上記
スリット44,44を1本とすることも可能である。
【0026】下部水平アーム35は粒状物充填漏斗部3
7の案内レールとして機能するものであり、その構成を
図7〜図9に示している。図7は同下部水平アーム35
の漏斗部37における横断面図であり、図8は図7のB
矢視図、図9は同部の平面図である。図2および図4〜
図6から明らかなように、同水平アーム35の中央長さ
方向には粒状物充填漏斗の走行用スリット55が形成さ
れており、粒状物充填漏斗部37が前記走行用スリット
55に沿って往復動するようになっている。下部水平ア
ーム35の左右両側面56,56(図7)には、それぞ
れラックが形成されるとともに、その上面にはそれぞれ
長さ方向に延びる案内溝57,57が形成されている。
【0027】粒状物充填漏斗部37は、下部水平アーム
35の前記スリット55に嵌合する漏斗本体57と、下
部水平アーム35の両側面に形成されている前記ラック
に噛合するピニオンギア58,58を軸端に有する左右
一対のサーボモーター59,59と、前記漏斗本体57
を両側部で支持するとともに、前記各サーボモーター5
9,59が固設された平断面を略コ字状とした連結部材
60とからなり、粒状物充填漏斗部37は下部水平アー
ム35の上に跨がって乗り、漏斗本体57がスリット5
5内を摺動しながら往復動するようにされている。この
往復動が円滑に行われるようにするため、連結部材60
の下面には、下部水平アーム35の上記各案内溝57,
57と係合する一対の突起61,61が突出されてい
る。各サーボモーター59,59は制御ユニット70と
図示せぬリード線を介して接続されている。
【0028】また、上記漏斗本体57の背面部は漏斗の
軸線に平行な平面とされ、該平面にはラック62が形成
されており、更に漏斗本体57の左右両側面からは前記
平面に平行して一対の突起63,63が突出形成されて
いる。一方、上記連結部材60は上述のように平断面が
略コ字状に形成されており、その内部に前記漏斗本体5
7を包持するようにして支持する。そのため、連結部材
60の左右の内側面には漏斗本体57の前記突起63,
63を摺動可能に係合する摺動溝64,64が形成され
ている。また、同連結部材60の漏斗本体57に形成さ
れた前記平面と対向する内壁面には、ラック62に噛合
するピニオンギア65を変速器軸端に有するサーボモー
ター66が固設されている。従って、漏斗本体57は前
記サーボモーター66の作動により連結部材60の内部
を上下に昇降可能とされる。サーボモーター66は制御
ユニット70に図示せぬリード線を介して接続されてい
る。
【0029】なお、上記粒状物移送漏斗部36および粒
状物充填漏斗部37の各粒状物出口には、それぞれソレ
ノイドによりリンク機構を介して作動される開閉蓋36
−1,37−1が設置されている。
【0030】制御ユニット70は、上記搬送ユニット1
0および充填ユニット30の各部材の作動手順がプログ
ラミングされ、その手順に従って各種チェックとともに
指令信号を各部材に出力するシーケンサー71と、その
状況を管理するコンピューター管理部72とを備えてい
る。
【0031】以上の構成において、いま粒状物を交換し
ようとするときは、反応器1の運転を停止してからハッ
チ3を開いて内部に充填ユニット30の各構成部材を運
び込んみ、これを組立てて多数の反応管2,2,…の上
面の所定位置に定置する。この間に、図示せぬ下部のマ
ンホールを開いて、常法に従って反応管2中の使用済み
粒状物を外部に排出する。このとき、予め計量して容器
内に収容された新粒状物を搬送ユニット10の作動範囲
内の所定位置にセットしておく。
【0032】ここで制御ユニット70から充填作業の開
始信号が出力されると、搬送ユニット10としての多関
節型ロボットが作動して腕部先端の容器把持部11を前
記容器のセット位置に移動させ、そこで容器を把持した
ことが確認されると反応器1の上部マンホール部分4の
開口部まで旋回し、更にそこから容器を把持したまま容
器把持部11を反応器1内部の所定位置まで移動させ
る。この位置は粒状物移送漏斗部36のホームポジショ
ンの直上であり、該ホームポジションは垂直回転軸33
の回転復帰位置を0°として、且つ本実施例では粒状物
移送漏斗部36が左右に一対設けられるため、上部水平
アーム34の幅方向の左右2か所となる。これらのデー
タは全てシーケンサー71に記憶されており、前記容器
把持部11の反応器1内における停止位置も、交互に復
帰する一対の粒状物移送漏斗部36,36のそれぞれの
ホームポジションに対応する。
【0033】ここで、前記容器把持部11が粒状物移送
漏斗部36の漏斗本体48上に停止していることが確認
されると、同把持部11が180°回転して容器内の粒
状物を前記漏斗本体48に投入し、再び腕部を上昇させ
るとともに旋回させて把持部11を上記容器のセット位
置に戻す。
【0034】シーケンサー71からの指令を受けてステ
ッピングモーター39が所定回転数だけ回転し、垂直回
転軸33を介して上部水平アーム34を所定の角度回転
させるとともに、サーボモーター50,50も作動して
前記粒状物が投入された粒状物移送漏斗部36をピニオ
ンギア49,49およびラックを介して上部水平アーム
34上で移動させ、下部水平アーム35上の粒状物充填
漏斗部37の直上で停止させる。このとき、下部水平ア
ーム35も上部水平アーム34と同位相で回転してお
り、前回の充填を既に終えている下部水平アーム35上
の空の粒状物充填漏斗部37は、サーボモーター59,
59の作動によってシーケンサー71により予め設定さ
れている次回の充填位置に対応する長さ方向の設定位置
まで移動を完了している。一方、この間に一対の粒状物
移送漏斗部36,36のうち空の粒状物移送漏斗部36
は搬送ユニット10による次回の粒状物を受け取るた
め、そのホームポジションに復帰し、そこに待機してい
る。
【0035】粒状物が投入された上記粒状物移送漏斗部
36が下部水平アーム35上の粒状物充填漏斗部37の
直上に停止していることが確認されると、粒状物移送漏
斗部36のソレノイドが作動して粒状物出口の開閉蓋3
6−1が開き、漏斗内の粒状物を粒状物充填漏斗部37
の漏斗本体57に移す。粒状物が粒状物移送漏斗部36
から粒状物充填漏斗部37に完全に移されたことが確認
されると、粒状物充填漏斗部37の粒状物出口のソレノ
イドが作動して開閉蓋37−1を開き、漏斗内の粒状物
を直下に位置する反応管2中に投入充填する。
【0036】反応器1の内部に配設されている全ての反
応管2,2,…の設置位置は、シーケンサー71に予め
登録されており、その位置情報に従って上記操作が繰り
返され、定量の粒状物を全反応管2,2,…に順次充填
して充填作業を終える。
【0037】この充填作業が終了すると、反応器1の内
部に設置してある充填ユニット30を分解し、反応器1
の外に搬出して全ての作業が完了し、再開準備をしたの
ちに反応器1の運転を開始する。
【0038】なお、上述の例は本発明の代表的な一例に
過ぎず、その精神を逸脱しない範囲において種々の変更
が可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく本発明の多
管式反応器における粒状物充填装置によれば、粒状物の
充填作業にあたり人手を要する部分は、反応器内におけ
る充填ユニットの組立・分解作業に過ぎず、粒状物の充
填自体は全て制御ユニットからの指令に基づいて自動的
に且つ効率的に行われるものであり、高信頼性の下での
省力化と高速化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立式粒状物充填装置の概略構成を示
す全体図である。
【図2】本発明に適用される充填ユニット例を示す全体
斜視図である。
【図3】同充填ユニットの回転軸駆動部の縦断面図であ
る。
【図4】同充填ユニットの上部水平アームと粒状物移送
漏斗部の連結構造を示す横断面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】同平面図である。
【図7】同充填ユニットの下部水平アームと粒状物充填
漏斗部の連結構造を示す横断面図である。
【図8】図7のB矢視図である。
【図9】同平面図である。
【符号の説明】
1 反応器 2 反応管 3 ハッチ部 4 ブラケット 5 マンホール部分 6 架台 7,8 リード線 10 搬送ユニット 11 容器把持部 30 充填ユニット 31 充填ユニット支持フレーム 32 回転軸駆動部 32-1,32-2 軸受 33 回転軸 34 上部水平アーム 35 下部水平アーム 36 粒状物移送漏斗部 37 粒状物充填漏斗部 38 ケーシング本体 39 ステッピングモーター 40,41 歯車 42,43 筒体 44 走行用スリット 45 左右部分 46,47 案内溝 48 漏斗本体 49 ピニオンギア 50 サーボモーター 51 連結部材 52,53 突起 55 走行用スリット 56 左右側面 57 漏斗本体 58 ピニオンギア 59 サーボモーター 60 連結部材 61 突起 62 ラック 63 突起 64 摺動溝 65 ピニオンギア 66 サーボモーター 70 制御ユニット 71 シーケンサー 72 コンピューター管理部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 了紀 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の反応管が垂直に配設されてなる多
    管式反応器の反応管中に粒状物を充填するための装置で
    あって、 多管式反応器の外部に設置され、計量された粒状物を収
    容する容器を前記反応器の外部から内部の所定位置まで
    搬送し、同位置にて前記粒状物を容器外に排出する搬送
    ユニットと、多管式反応器の内部に設置され、前記搬送
    ユニットにより排出される所定量の粒状物を受け取り、
    所望の反応管位置まで移動して同位置に設置された反応
    管中に粒状物を充填する組立・分解可能な充填ユニット
    と、前記搬送ユニット及び充填ユニットの全動作をシー
    ケンス制御する制御ユニットとを備え、 前記搬送ユニットは、先端が反応器の内外を往復動する
    と共に、先端に上記容器の把持および回動が可能な容器
    把持部を有する多関節型ロボットであり、 前記充填ユニットは、少なくとも垂直軸回りに正逆転が
    可能で且つ半径方向に進退可能な漏斗部を有してなる、
    ことを特徴とする組立式粒状物充填装置。
JP20506691A 1991-08-15 1991-08-15 組立式粒状物充填装置 Pending JPH0549908A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998002238A1 (en) * 1996-07-16 1998-01-22 Booy Support B.V. Device for filling a tube reactor
US7528281B2 (en) 2001-12-28 2009-05-05 Mitsubishi Chemical Corporation Method for vapor phase catalytic oxidation

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