JPH0549984U - フロアーヒンジ - Google Patents
フロアーヒンジInfo
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- JPH0549984U JPH0549984U JP10912991U JP10912991U JPH0549984U JP H0549984 U JPH0549984 U JP H0549984U JP 10912991 U JP10912991 U JP 10912991U JP 10912991 U JP10912991 U JP 10912991U JP H0549984 U JPH0549984 U JP H0549984U
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Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要開扉角度から全開角度まで、所要の大き
さ以下の開扉力で急速開扉するときはピストンの復動を
ロックし、所要の大きさ以上の開扉力を作用させて急速
開扉するときはピストンの復動を許すバックチェックを
行うことができるフロアーヒンジ。 【構成】 開扉角度75度ないし120度の開扉動作範
囲では、回動−直動運動変換機構Aがバックチェックピ
ストン16に当接し、扉をゆっくり開く場合には、バッ
クチェック用逆止弁34が開のままでバックチェックピ
ストン16が引退しバックチェックスプリング17の蓄
勢復帰力が作用し、扉を速く開けようとする場合には、
バックチェック用逆止弁34が閉となりバックチェック
ピストン16が引退せず、一定以上の力で開扉されると
きには、バックチェック安全弁36が開となりバックチ
ェックシリンダ19bの作動油をピストン後部室5へ逃
がす。バックチェック安全弁36に変えてバックチェッ
ク調整弁を設けても良い。
さ以下の開扉力で急速開扉するときはピストンの復動を
ロックし、所要の大きさ以上の開扉力を作用させて急速
開扉するときはピストンの復動を許すバックチェックを
行うことができるフロアーヒンジ。 【構成】 開扉角度75度ないし120度の開扉動作範
囲では、回動−直動運動変換機構Aがバックチェックピ
ストン16に当接し、扉をゆっくり開く場合には、バッ
クチェック用逆止弁34が開のままでバックチェックピ
ストン16が引退しバックチェックスプリング17の蓄
勢復帰力が作用し、扉を速く開けようとする場合には、
バックチェック用逆止弁34が閉となりバックチェック
ピストン16が引退せず、一定以上の力で開扉されると
きには、バックチェック安全弁36が開となりバックチ
ェックシリンダ19bの作動油をピストン後部室5へ逃
がす。バックチェック安全弁36に変えてバックチェッ
ク調整弁を設けても良い。
Description
【0001】
本考案は、扉の開扉回動力をピストンの直線運動に変換するように入力し、開 扉動作により復帰用ばねを蓄勢するようにピストンを往動し、復帰用ばねの蓄勢 復帰力によりピストンを復動させるとともに、所要開扉角度から最大開扉角度ま での範囲において、ゆっくりとした開扉を保障するとともに、所要の大きさ以下 の開扉力を作用させて急速に開扉しようとするときはピストンの復動をロックし 、所要の大きさ以上の開扉力を作用させて急速に開扉しようとするときはピスト ンの復動を許すバックチェック機能を備えたフロアーヒンジに関する。
【0002】
従来、扉が全開状態からディレイドアクション−第一速閉扉動作−第二速閉扉 動作−ラッチングアクションの四速変化を伴う閉扉動作を行わせるように、ピス トンに四速変化を伴う復動を行わせる機能を有するとともに、所要開扉角度から 全開角度までの間、緩速な開扉動作を許すように、ピストンにバックチェック力 を作用させるフロアーヒンジとして、実願平3−20680号がある。実願平3 −20680号の実施例のフロアーヒンジは、ピストン後部室の作動油のピスト ン前部室への流通を保障する第一油通路にバックチェック調整弁とラッチングア クション調整弁を設けているとともに、ピストン前部室の作動油のピストン後部 室への流通を保障する第二油通路にディレイドアクション調整弁と第一速調整弁 と第二速調整弁を設けている。
【0003】 実願平3−20680号の実施例のフロアーヒンジは、バックチェック調整弁 を調整してバックチェック力を大きくしゆっくりと開扉できる開扉速度を遅くす ると、強風などによる超急激な開扉があったときにケース本体等のフロアーヒン ジ構成部品やドア部材(フロアーヒンジの出力軸に連結するアームの取着されて いる部分)が破損する可能性がある。また、シール部の破損を回避するために安 全機構を設けようとすると、ピストンに対して設けなければならず、ピストンが 大型化するとともに、構造が複雑になり加工が煩雑になるという問題点があった 。
【0004】 本考案は、上述した点に鑑み案出したもので、所要開扉角度から最大開扉角度 までの範囲において、ゆっくりとした開扉を保障するとともに、所要の大きさ以 下の開扉力を作用させて急速に開扉しようとするときはピストンの復動をロック し、所要の大きさ以上の開扉力を作用させて急速に開扉しようとするときはピス トンの復動を徐々に許すバックチェック機能を備えたフロアーヒンジを提供する こと目的としている。
【0005】
本願第一の考案は、上記の課題を解決するための手段として、扉と連結され該 扉の回転軸となる出力軸1と、該出力軸1に回動−直動運動変換機構Aにより連 結されていて、開扉動作による前記出力軸1の回動により直線移動されて復帰用 スプリング2を蓄勢し、該復帰用スプリング2の蓄勢復帰力によりピストン3が 復動して前記出力軸1に閉扉方向の回動力を伝達するようになっており、所要開 扉角度から全開角度までの開扉状態では開扉速度を遅らせるバックチェック機能 を備えているフロアーヒンジにおいて、前記バックチェック装置は、前記ピスト ン1と反対側にピストン後部室5と連通するバックチェックシリンダ19bが形 成され、該バックチェックシリンダ19bにバックチェックピストン16が摺嵌 され、該バックチェックピストン16がバックチェックシリンダ19b内に設け たバックチェックスプリング17によって出力軸1の方向へ付勢され、バックチ ェックピストン16にバックチェック用油通路33が穿設され、該バックチェッ ク用油通路33に、バックチェックピストン16が急速に引退されバックチェッ クシリンダ19bの圧力がピストン後部室5の圧力よりも急速に高くなるときに 閉弁するバックチェック用逆止弁34が配されており、バックチェックシリンダ 19b壁内に、バックチェックシリンダ19bとピストン後部室5とを連通する バックチェック用バイパス路35が穿設され、該バックチェック用バイパス路3 5には、バックチェックシリンダ19bの圧力が一定圧力以上になるときに開弁 する調整可能なバックチェック安全弁36、または外部から調整可能なバックチ ェック調整弁が配され、前記の所要開扉角度から最大開扉角度の範囲で、回動− 直線運動機構Aがバックチェックピストン16に当接するようになっていること を特徴とするフロアーヒンジを提供するものである。
【0006】
今、扉を全閉状態から開いていくと、出力軸1が回動し回動−直動運動変換機 構Aによりピストン3が復帰用スプリング2を圧縮しながらピストン後部室5方 向へ往動していき、扉は予め設定された最大開扉角度(例えば120度)に開か れる。そして、所要開扉角度(例えば75度)から最大開扉角度までの開扉状態 では、回動−直動運動変換機構Aがバックチェックスプリング17の付勢を受け るバックチェックピストン16に当接する。そして、扉をゆっくり開く場合には 、バックチェック用逆止弁34が開のままとなり、バックチェックシリンダ19 bの作動油がピストン後部室5へ流動でき、バックチェックピストン16がバッ クチェックスプリング17を圧縮して引退することができるから、ピストン3の 復動が保障され最大開扉角度に開かれる。扉を速く開けようとする場合には、バ ックチェックシリンダ19bの作動油の圧力が急速に高まってバックチェック用 逆止弁34が閉となり、このためバックチェックピストン16が引退せずピスト ン3の復動が停止し、もって開扉動作が停止し扉急速全開を回避する。さらに強 風により扉が全開方向に強く煽られるときには、バックチェック安全弁36また は図示しないバックチェック調整弁を有するバックチェック油圧制御回路Cによ ってバックチェックシリンダ19bの作動油のピストン後部室5へ逃がすことに より、バックチェックピストン16がゆっくり引退することを保障し出力軸1と 扉の固定部の負担を回避する。
【0007】
以下、本考案のフロアーヒンジの実施例を図面を参照して説明する。このフロ アーヒンジは、左開き、右開き、左右両開きのいずれの扉にも適用される。この フロアーヒンジは、扉と連結され該扉の回転軸となる出力軸1と、該出力軸1に カム機構を利用した回動−直動運動変換機構Aにより連結されるピストン3を有 し、開扉動作による出力軸1の回動によりピストン3が往動されて復帰用スプリ ング2を蓄勢し、該復帰用スプリング2の蓄勢復帰力によりピストン3が復動し て回動−直線運動機構Aを介して出力軸1に閉扉回動力を伝達するように構成さ れており、開扉角度75度ないし120度の開扉動作範囲(図2(b)から図2 (a)に到る開扉動作過程)では、回動−直動運動変換機構Aがバックチェック スプリング17の付勢を受けるバックチェックピストン16に当接し、扉をゆっ くり開く場合には、バックチェックピストン16がバックチェックスプリング1 7を圧縮して引退することができるから、ピストン3の復動が保障され最大開扉 角度に開かれるようになっているとともに、扉を速く開けようとする場合には、 バックチェックピストン16が引退せず開扉動作が停止して扉急速全開を回避す るようになっており、さらに強風により扉が全開方向に強く煽られるときには、 バックチェック安全弁36またはバックチェック調整弁を有するバックチェック 油圧制御回路Cによってバックチェックシリンダ19bの作動油のピストン後部 室5へ逃がすことにより、バックチェックピストン16のゆっくりとした引退を 保障し出力軸1と扉の固定部の負担を回避するように構成されているとともに、 閉扉動作時のピストン移動速度が、油圧制御回路Bによってピストン前部室4の 作動油のピストン後部室5への流通量をコントロールすることにより、最大開扉 角度120度ないし開扉角度75度の閉扉動作範囲(図2(a)から図2(b) に到る閉扉動作過程)では微速な閉扉動作を行うディレイドアクション、次いで 開扉角度75度ないし25度の閉扉動作範囲(図2(b)から図2(c)に到る 閉扉動作過程)では高速な閉扉動作を行う第一速閉扉動作、次いで開扉角度25 度ないし5度の閉扉動作範囲(図2(c)から図2(d)に到る閉扉動作過程) では緩速な閉扉動作を行う第二速閉扉動作、次いで全閉間際の開扉角度5度ない し0度の閉扉動作範囲(図2(d)から図2(e)に到る閉扉動作過程)では高 速な閉扉動作を行い扉閉鎖するラッチングアクションの動作順序で速度制御され るように構成されている。
【0008】 このフロアーヒンジは本体ケース19を備えている。該本体ケース19は、横 長で図において右端側にシリンダヘッド20で液密に閉塞されたシリンダ19a 、左端側にバックチェックシリンダヘッド21で液密に閉塞されたバックチェッ クシリンダ19bを有する偏平な筒状に形成され、さらにバックチェックシリン ダ19bに偏った上部に開口を有し、該開口が出力軸1が突出した状態に蓋板2 2で液密に閉塞されている。シリンダ19aにピストン3が収容され、バックチ ェックシリンダ19bにバックチェックピストン16が収容され、ピストン3と シリンダヘッドとの間がピストン前部室4とされ、ピストン後部室5がバックチ ェックピストン16の所まで連通している。出力軸1は、本体ケース19の底部 に設けられた軸受18と蓋板22に設けられた軸受23によって支持されており 、本体ケース19内に木の葉状のカム24が固着されている。出力軸1は、外端 が図示しない扉の下端に固着された図示しないアームレバーに嵌着されている。 該カム24は、上側揺動板25と下側揺動板26に挟まれており、上側揺動板2 5と下側揺動板26は、間に三個のカムフォロアー27,28,29を枢支して いるとともに、ピストン3側の端部で連結棒30の基端を挟んで止めねじ38に より固定されており、連結棒30は、先端が、ピストン3の後面に形成された凹 部に嵌入されピストン3周面の外方からピストンピン37が嵌入され連結されて いる。カム24は、頂点をピストン3の方向に向けかつ扉の全閉時に該頂点が本 体ケース19の長手方向に一致するように設けられ、前記三個のカムフォロアー 27,28,29の中、二個のカムフォロアー27,28は、カム24に対しバ ックチェックピストン16寄りに位置し扉の全閉時にカム24の最小径の両肩部 に接触するように設けられ、残り一個のカムフォロアー29は、カム24に対し ピストン3寄りに所要離間して設けられている。従って、出力軸1を左(または 右へ)回動させてカム24を一体に回動すると、バックチェックピストン16寄 りの二個のカムフォロアー27,28の中の一方27(または28)が、該カム 24に接触してバックチェックピストン16の方向へ押され、ピストン3が復帰 用スプリング2の付勢に抗してバックチェックピストン16の方向へ往動するよ うになっている。このように、出力軸1の回転をピストン3の直動に変換する, カムとカムフォロアーを利用した回動−直動運動変換機構Aが構成されている。 復帰用スプリング2は、連結棒30を取り囲むようにピストン後部室5に収容さ れ、扉の全閉状態に対応するように位置するピストン3と本体ケース19内の段 部19cとを突っ張るように取り付けられている。バックチェックピストン16 は、バックチェックシリンダ19bに圧縮状態に収容されたバックチェックスプ リング17によって付勢されている。本体ケース19の下側揺動板26の下側の 底部に開口が設けられ、該開口縁の下向きの段部に、ダイヤフラムパッキン31 が当てがわれ、コップ型プラグ32で螺締めされ液密に密閉されている。ダイヤ フラムパッキン31は、ピストン後部室5の作動油が温度上昇によって膨張した ときなどに、凹むことにより本体ケース19のシール部の破損を回避するように 機能する。
【0009】 油圧制御回路Bは、ピストン3にピストン前部室4とピストン後部室5とを連 通するように穿設され逆止弁6が所要位置に配され開扉動作を保障する第一油通 路7と、シリンダ壁内に所要の多岐路形状に穿設されディレイドアクション(図 2(a)から図2(b)に到る最大開扉角度120度ないし開扉角度75度の閉 扉動作過程)及び第一速閉扉動作(図2(b)から図2(c)に到る開扉角度7 5度ないし25度の閉扉動作過程)を保障する第二油通路11と、シリンダ壁内 に所要の多岐路形状に穿設され第二速閉扉動作(図2(c)から図2(d)に到 る開扉角度25度ないし5度の閉扉動作過程)及びラッチングアクション(図2 (d)から図2(e)に到る開扉角度5度ないし0度の閉扉動作過程)を保障す る第三油通路15とを有している。
【0010】 第一油通路7内に配される逆止弁6は、開扉動作時におけるピストン後部室5 の作動油の圧力の高まりで弁体6aが弁座から離れ、ピストン後部室5の作動油 のピストン前部室4への流通を許し閉扉動作時には逆方向の流通を停止するよう に機能する。
【0011】 第二油通路11は、シリンダ壁内に主通路11aと四つの枝通路11b,11 c,11d,11eからなる多岐路形状に穿設されていて、かつピストン前部室 4の所要位置に枝通路11b,11cの油口a,bが臨み、またピストン後部室 5の所要位置に枝通路11d,11eの油口a’,b’が臨んでいて、開扉角度 が120度ないし75度のディレイドアクション時にあっては、油口aとa’が 連通し、油口b’がピストン3で閉じられ油口bとb’が不通状態になり、また 開扉角度が75度ないし25度の第一速閉扉動作時にあっては、油口bとb’が 連通し、油口aがピストン3で閉じられ油口aとa’が不通状態になる。油口a ’に臨んで外部より調整可能にディレイドアクション調整弁9が設けられ、また 油口bに臨んで外部より調整可能に第一速調整弁10が設けられ、ディレイドア クション調整弁9と第一速調整弁10が互いに干渉しないように分配されている 。ディレイドアクション調整弁9は、絞り度を所要大きく調整され、第一速調整 弁10は、絞り度を小さく調整されている。
【0012】 第三油通路15は、シリンダ壁内に第二速閉扉動作時及びラッチングアクショ ン時に第二油通路11と同様に、シリンダ壁内に主通路15aと四つの枝通路1 5b,15c,15d,15eからなる多岐路形状に第二油通路11よりもシリ ンダヘッドよりにずれて穿設されていて、かつピストン前部室4の所要位置に枝 通路15b,15cの油口c,dが臨み、またピストン後部室5の所要位置に枝 通路15d,15eの油口c’,d’が臨んでいて、開扉角度が25度ないし5 度の第二速閉扉動作時にあっては、油口cとc’が連通し、油口d’がピストン 3で閉じられ油口dとd’が不通状態になり、また開扉角度が5度ないし0度の ラッチングアクション時にあっては、油口dとd’が連通し、油口cがピストン 3で閉じられ油口cとc’が不通状態になる。油口c’に臨んで外部より調整可 能に第二速閉調整弁が設けられ、また油口dに臨んで外部より調整可能にラッチ ングアクション調整弁14が設けられ、第二速調整弁13とラッチングアクショ ン調整弁14が互いに干渉しないように分配されている。第二速調整弁13は、 絞り度を所要大きく調整され、ラッチングアクション調整弁14は、絞り度を小 さく調整されている。
【0013】 バックチェックシリンダ19bにはバックチェックピストン16が摺嵌され、 該バックチェックピストン16がバックチェックシリンダ19b内に設けたバッ クチェックスプリング17によって出力軸1の方向へ付勢されている。バックチ ェックピストン16にはバックチェック用油通路33が穿設され、該バックチェ ック用油通路33にバックチェック用逆止弁34が配されている。バックチェッ ク用逆止弁34は、バックチェックシリンダ19bの圧力がピストン後部室5の 圧力よりも高くなるときに、弁体が弁座に着座して閉弁し、バックチェックシリ ンダ19b内の作動油のピストン後部室5への流動を停止するように機能し、か つバックチェックシリンダ19bの圧力とピストン後部室5の圧力が均衡すると きは、弁体が弁座から離れ開弁しバックチェックシリンダ19b内の作動油のピ ストン後部室5への流動を許し、バックチェックピストン16の引退を保障する 。バックチェックシリンダ19b壁内には、バックチェック用バイパス路35が 穿設され、該バックチェック用バイパス路35にはバックチェック安全弁36が 配されている。該バックチェック安全弁36は、外部からのねじ回し操作により 調整可能なねじ栓36aにより圧縮されたコイルばね36bの付勢により、球状 の弁体36cが弁座に着座してバックチェック用バイパス路35を閉じかつバッ クチェックシリンダ19bの圧力が一定圧力以上になるときは開弁するように設 けられている。なお、バックチェック安全弁36に変えて第一速調整弁10と同 一構造のバックチェック調整弁を設けてもよい。
【0014】 次に、上記のように構成した実施例のフロアーヒンジの作動を説明する。今、 扉を全閉状態から開いていくと、出力軸1が回動し回動−直線運動機構Aにより ピストン3が復帰用スプリング2を圧縮しながらピストン後部室5方向へ往動し ていき、扉は予め設定された最大開扉角度(例えば120度)に開かれる。この とき、第一油通路7内の逆止弁6は、ピストン後部室5に充填されている作動油 の圧力の高まりで押し開かれるので、該ピストン後部室5に充填されている作動 油が第一油通路7を流通してピストン前部室4へ移動し、ピストン3のピストン 後部室5方向への移動を保障することになる。上記の場合、開扉角度が75度ま では、上側揺動板25及び下側揺動板26がバックチェックピストン16に対し て非接触であり、バックチェックシリンダ19b内には、バックチェックピスト ン16に穿設されたバックチェック用油通路33を通じてピストン後部室5の圧 力が伝わる。開扉角度75度に開扉されると、上側揺動板25及び下側揺動板2 6がバックチェックスプリング17の付勢を受けるバックチェックピストン16 を該バックチェックスプリング17の付勢に抗して押動開始する。この場合、扉 をゆっくり開く場合には、バックチェック用逆止弁34が開のままとなり、バッ クチェックシリンダ19bの作動油がバックチェック用油通路33、バックチェ ック用逆止弁34を通りピストン後部室5へ流動でき、バックチェックピストン 16がバックチェックスプリング17を圧縮して引退することができるから、ピ ストン3の復動が保障され最大開扉角度に開かれる。また、開扉速度を速くする と、バックチェックピストン16の引退速度が速くなることに素早く反応するよ うに、バックチェックシリンダ19b内の作動油の圧力が高まってバックチェッ クピストン16に備えたバックチェック用逆止弁34が閉じることになる。この ため、バックチェックシリンダ19b内の作動油の圧力でバックチェックピスト ン16が引退しなくなるので、ピストン3が復動停止し、開扉動作が停止し、も って扉急速全開を回避して扉に備えたガラスその他の部位の損傷を回避すること ができる。引続き、ゆっくりと開扉しようとすると、バックチェックシリンダ1 9b内の作動油の圧力とピストン後部室5内の作動油の圧力がバランスして再び バックチェック用逆止弁34が開いてバックチェックピストン16の引退を保障 することになる。そして、バックチェック状態において、超急激な開扉を行おう としたり、強風で扉が全開する方向に煽られるような場合は、バックチェックピ ストン16の引退速度が速くなることに素早く反応するように、バックチェック シリンダ19b内の作動油の圧力が高まってバックチェックピストン16に備え たバックチェック用逆止弁34が閉じる。そして、バックチェックシリンダ19 b内の作動油の圧力が一定値を越えると、バックチェックシリンダ19b内の作 動油がバックチェック安全弁36に作用し、該バックチェック安全弁36が、開 いたり閉じたりするポンピングを行って、バックチェックシリンダ19b内の作 動油を、バックチェックシリンダ19b壁内に穿設されたバックチェック用バイ パス路35を通ってピストン後部室5へ逃がすことになり、バックチェック用逆 止弁34が閉じているにもかかわらず、バックチェックピストン16のゆっくり とした引退を保障して、バックチェック力を減少し出力軸1と扉の固定部の負担 を回避することができ、ヒンジケース等のフロアヒンジ構成部品やドア部材の破 損を回避することができる。なお、バックチェック安全弁36に変えてバックチ ェック調整弁を設けるときは、該バックチェック調整弁の絞り度を大きくしてお く。すると、バックチェック状態において、扉が全開する方向に煽られバックチ ェックピストン16の引退速度が速くなると、バックチェック調整弁の絞り度が 大きいので、バックチェックシリンダ19b内の作動油の圧力の高まりによって バックチェック用逆止弁34が閉じ、それ以後、バックチェックシリンダ19b 内の作動油をバックチェック調整弁の絞り部を通してピストン後部室5へ逃がし バックチェックピストン16の引退を保障する。
【0015】 次に、扉が最大開扉角度に開かれた状態から開扉力が解かれると、復帰用スプ リング2の蓄勢復帰力によりピストン3が復動されていく。このとき、第一油通 路7内の逆止弁6は、ピストン前部室4に充填されている作動油の圧力の高まり で閉じられる。そして、ピストン前部室4の作動油は、ディレイドアクション時 (開扉角度が例えば120度から75度までの区間)にあっては第二油通路11 の油口a,a’間のみが連通状態となるので、油口aより第二油通路11内に入 り油口a’に臨んで設けられた絞り度を所要大きく調整されるディレイドアクシ ョン調整弁9を通って油口a’よりピストン後部室5へ流動することができ、次 いで、第一速閉扉動作時(開扉角度が例えば75度から25度までの区間)にあ っては第二油通路11の油口b,b’間のみが連通状態となるので、油口bより 第二油通路11内に入り油口bに臨んで設けられた絞り度を所要小さく調整され る第一速調整弁10を通って第二油通路11の油口b’よりピストン後部室5へ 流動することができ、次いで第二速閉扉動作時(開扉角度が例えば25度から5 度までの区間)にあっては第三油通路15の油口c,c’間のみが連通状態とな るので、油口cより第三油通路15内に入り油口c’に臨んで設けられた絞り度 を所要大きく調整される第二速調整弁13を通って油口c’よりピストン前部室 4へ流動することができ、最後にラッチングアクション時(開扉角度が例えば5 度から0度までの区間)にあっては油口dより第三油通路15内に入り油口dに 臨んで設けられた絞り度を小さく調整されるラッチングアクション調整弁14を 通って油口d’よりピストン前部室4へ流動することができる。このため、ピス トン3の復動は、ディレイドアクション調整弁9、第一速調整弁10、第二速調 整弁13またはラッチングアクション調整弁14のそれぞれの絞り度に対応した 四速となって、回動−直線運動機構Aを介して出力軸1の変速復帰回動となるよ うに伝わり、このため、扉は、速度が小さいディレイドアクション−速度が大き い第一速閉扉動作−速度が小さい第二速閉扉動作−速度が大きいラッチングアク ションの各動作を順次に行うことになる。
【0016】
以上説明してきたように、本考案のフロアーヒンジによれば、所要開扉角度か ら最大開扉角度までの範囲で回動−直線運動機構がバックチェックピストンに当 接するようになっており、扉をゆっくり開く場合には、バックチェック用逆止弁 が開のままとなりバックチェックシリンダの作動油がピストン後部室へ逃げるこ とができるから、バックチェックピストンが引退しバックチェックスプリングの 力に抗して往動して最大開扉角度に開扉することができ、扉を速く開けようとす る場合には、バックチェック用逆止弁が閉となりバックチェックシリンダの作動 油がピストン後部室へ逃げることができなくなりバックチェックピストンが引退 しないので、ピストンが往動できず開扉動作が停止し、もって扉急速全開を回避 して扉に備えたガラスその他の部位の損傷を回避することができ、さらに強風に より扉が全開方向に強く煽られるときには、バックチェック安全弁が開となりバ ックチェックシリンダの作動油のピストン後部室へ逃げるので、バックチェック ピストンの引退が保障され、出力軸と扉の固定部の負担を回避することができ、 ヒンジケース等のフロアヒンジ構成部品やドア部材の破損を回避することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の実施例に係るフロアーヒン
ジの水平断面した平面図、(b)は、縦断正面図。
ジの水平断面した平面図、(b)は、縦断正面図。
【図2】(a)は、開扉角度120度(扉全開状態時=
ディレイドアクション開始時)のときの水平断面した平
面図、(b)は、開扉角度75度(第一速閉扉動作開始
時=開扉方向へはバックチェック開始時)のときの水平
断面した平面図、(c)は、開扉角度25度(第二速閉
扉動作)のときの水平断面した平面図、(d)は、開扉
角度5度(ラッチングアクション開始時)のときの水平
断面した平面図(e)は、全閉状態にのときの水平断面
した平面図。
ディレイドアクション開始時)のときの水平断面した平
面図、(b)は、開扉角度75度(第一速閉扉動作開始
時=開扉方向へはバックチェック開始時)のときの水平
断面した平面図、(c)は、開扉角度25度(第二速閉
扉動作)のときの水平断面した平面図、(d)は、開扉
角度5度(ラッチングアクション開始時)のときの水平
断面した平面図(e)は、全閉状態にのときの水平断面
した平面図。
【図3】図1(a)における III−III 断面図。
【図4】図1(a)におけるIV−IV断面図。
【図5】図1(a)におけるV−V断面図。
【図6】図1(a)におけるVI−VI断面図。
【図7】図1(a)におけるVII −VII 断面図。
1 出力軸 A 回動−直動運動変換機構 2 復帰用スプリング 3 ピストン 4 ピストン前部室 5 ピストン後部室 16 バックチェックピストン 17 バックチェックスプリング 19b バックチェックシリンダ 33 バックチェック用油通路 34 バックチェック用逆止弁 35 バックチェック用バイパス路 36 バックチェック安全弁
Claims (1)
- 【請求項1】 扉と連結され該扉の回転軸となる出力軸
と、該出力軸に回動−直動運動変換機構により連結され
ていて、開扉動作による前記出力軸の回動により直線移
動されて復帰用スプリングを蓄勢し、該復帰用スプリン
グの蓄勢復帰力によりピストンが復動して前記出力軸に
閉扉方向の回動力を伝達するようになっており、所要開
扉角度から全開角度までの開扉状態では開扉速度を遅ら
せるバックチェック機能を備えているフロアーヒンジに
おいて、前記バックチェック装置は、前記ピストンと反
対側にピストン後部室と連通するバックチェックシリン
ダが形成され、該バックチェックシリンダにバックチェ
ックピストンが摺嵌され、該バックチェックピストンが
バックチェックシリンダ内に設けたバックチェックスプ
リングによって出力軸の方向へ付勢され、バックチェッ
クピストンにバックチェック用油通路が穿設され、該バ
ックチェック用油通路に、バックチェックピストンが急
速に引退されバックチェックシリンダの圧力がピストン
後部室の圧力よりも急速に高くなるときに閉弁するバッ
クチェック用逆止弁が配されており、バックチェックシ
リンダ壁内に、バックチェックシリンダとピストン後部
室とを連通するバックチェック用バイパス路が穿設さ
れ、該バックチェック用バイパス路には、バックチェッ
クシリンダの圧力が一定圧力以上になるときに開弁する
調整可能なバックチェック安全弁、または外部から調整
可能なバックチェック調整弁が配され、前記の所要開扉
角度から最大開扉角度の範囲で、回動−直線運動機構が
バックチェックピストンに当接するようになっているこ
とを特徴とするフロアーヒンジ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10912991U JP2557385Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | フロアーヒンジ |
| EP92310782A EP0545624B1 (en) | 1991-11-29 | 1992-11-25 | Floor hinge |
| DE69217008T DE69217008T2 (de) | 1991-11-29 | 1992-11-25 | Fussbodentürschliesser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10912991U JP2557385Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | フロアーヒンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549984U true JPH0549984U (ja) | 1993-07-02 |
| JP2557385Y2 JP2557385Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=14502314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10912991U Expired - Fee Related JP2557385Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-12-10 | フロアーヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557385Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015060519A1 (ko) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | 삼화정밀 주식회사 | 컴팩트 플로어 힌지 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP10912991U patent/JP2557385Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015060519A1 (ko) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | 삼화정밀 주식회사 | 컴팩트 플로어 힌지 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557385Y2 (ja) | 1997-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |