JPH05500007A - 組換えウシソマトトロピンにおけるアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

組換えウシソマトトロピンにおけるアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体

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JPH05500007A JP2513358A JP51335890A JPH05500007A JP H05500007 A JPH05500007 A JP H05500007A JP 2513358 A JP2513358 A JP 2513358A JP 51335890 A JP51335890 A JP 51335890A JP H05500007 A JPH05500007 A JP H05500007A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組換えウシソマトトロピンにおけるアセチル化リジン残基に対するモノクローナ ル抗体発明の分野 本発明は、ハイブリドーマ技術およびこの技術を用いたモノクローナル抗体の製 造に関する。さらに詳しくは、本発明は、異種ポリペプチド、特に、組換えウシ ソマトトロピン(rbS t)におけるアセチル化リジン残基に対するモノクロ ーナル抗体を生産するハイブリドーマ、それにより生産されたモノクローナル抗 体、および該モノクローナル抗体をrbstのアセチル化リジン残基の検出およ び定量に用いる方法に関する。
発明の背景 天然のタンパク質、すなわち、通常生体内で生産されるタンパク質におけるリジ ン残基のアセチル化は、宿主生物により誘導される翻訳後修飾である[オールフ レイ・ブイ・シイ(^1lfrey、 V、G、)ら、1983、「ポストート ランスレーショナル・コバレント・モディフィケーション・オブ・プロテインズ (Post−translational CovalentModifica tion of Proteins)J 、ビイ・コンナー・ジョンソン(B、 Conner Johnson)編、(アカデミツク0ブレス(Academi c Press)、NY)、頁181〜199;ウオルド・エフ(買old、  F、)、1981、アニュアル・レビュー・オブ・バイオケミストリー(Ann ual Rev、 Biochem、)、50ニア83] 、この現象は、ヒス トン[ミュラー・ニス(Muller、 S、)ら、1987、モレキュラー・ イムノロジー(Molecular Immunology) 24ニア79] 、タラミドモナス属のα−チューブリン[ビペルノ・シイ(Piperno、  G、)ら、1985、ジャーナル・オブ・セル・バイオロジー(J、 Ce1l  Biol、)lot :2085 ;エルHヘルナウルト・ニス・ダブリx  −(L’ Hernault。
S、 W、 )ら、1985、バイオケミストリー(Biochem、) 24 :473;エル・ヘルナウルト◆ニス・ダブリューら、1983、ジャーナル・ オブ・セル・バイオロジー97:258)] :および低密度リボタンノfり質 (L D L)[ンユタインブレッカー・ニー・ピー(Steinbrecke r、 IJ、P、)ら、1984、ジャーナル・オブ・リビッド・リサーチ(J 、 Lipid Re5earch) 25:1109)]において研究されて いる。
組換えつ/ソマトトロピン(すなわち、組換えDNA法により生産されるウシソ マトトロピン)つまりrbStは、ウシの乳汁分泌および成長を増大させるのに 重要である。rbStでは、主として157位、167位、171位および18 0位にあるリジン残基がアセチル化されていると報告されている(米国特許出願 筒07/323.901号(1989年3月15日付で出願)を参照;この米国 特許出願は参考文献として、ここに援用する)。アセチル化は、他のrbSt不 純物(例えば、アミノ酸残基99のアスパラギンがイソアスパラギン酸に置換さ れており、脱アミド化を受けているrbSt)に加えて、このタンパク質の等電 点(pl)を8.2から7.0に変化させる。アセチル化型rbS’tは、rb Stのpl7.0バンドの67%、つまり発酵により生産された全rbStの1 5〜30%を占める。さらに、公表された研究によれば、ヒト成長ホルモンおよ びウシ成長ホルモンのリジンを化学的にアセチル化すると、これら分子の体細胞 性レセプタとの結合を低減化または阻害するのでCチー・エル・シイ(Teh、  L、C,)ら、 1988゜バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リ サーチ・コミュニケーションズ(Biochem、 Biophys、 Res 、 Conm、) 150:391 ;デ・う・エルローサ・ビー(de Ia  Llosa、 P、)ら、1985、フェブズ・レターズぐFebs、 Le tters) 191:211 ;およびマルタル・ジェイ(Martal、  J、)ら、1985、フェブズ・レターズ180:295)] 、獣医学分野に おける薬剤としては望ましくない。したがって、rbStをアセチル化リジンの 存在および量について試験する効率的で効果的な方法が望ましい。また、アセチ ル化rbStをアセチル化されていない天然種から精製するのが望ましいであろ う。
従来の研究報告では、ジアセチル化、モノアセチル化および非アセチル化のヒス トンH4に結合するモノクローナル抗体(MAB)の製造と、トリアセチル化H 4およびジアセチル化H4と反応するポリクローナル抗体を含む抗血清の製造と について述べられている[ミュラー(前出)を参照]。アセチル化型α−チュー ブリンについて特異的なMABが報告されている[ビベルノ(前出)を参照]。
また、アセチル化LDLに対して生じた抗体[シニタインプレッヒャー(Ste inbrecher)(前出)]だけでな(、テトラアセチル化型のH4ヒスト ンを特異的に認識する抗体[フェノファー・ニー(Pfeffer、 IJ、) ら、1985、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J。
Biol、 Chem、) 261:2496コ も調製されている。
アセチル化されたりジン残基自体に特異的な抗体がアセチル化度と無関係に利用 できるのであれば、アセチル化の存在を検出するのは容易となろう。
情報の開示 タンパク質におけるアセチル化リジンの存在および位置は、N末端配列決定法お よび高速原子衝撃(FAB)質量分析法により決定されるが、これらの方法は、 組換えDNA法により製造されたタンパク質ロ、ト中におけるアセチル化不純物 を日常的に定量するには不同きである。
日常的なタンパク質修飾分析および定量用として、いくつかのモノクローナル抗 体およびポリクローナル抗体が開発されている。上記のミュラーらは、マウスを トリアセチル化ヒストンH4で免疫することにより、10種類のMABを得てい る。これらのMABは、いずれもアセチル化型H4に対して完全に特異的ではな く、トリアセチル化H4に対しては検出し得るような反応を示さない。さらに、 ミュラーらは、トリアセチル化H4およびジアセチル化H4に対して強く反応す る抗血清を教示している。該ミュラー抗体は、H4に特異的である。これらの抗 体は、他のアセチル化タンパク質と交差反応を起こさない。ミュラーらは、一般 的には組換えタンパク質、さらに詳しくはrb、Stについて言及していない。
上記のビベルノらは、アセチル化型α−チューブリンに特異的であると思われる 7種類のMABについて言及している。しかし、これらの抗体は、いずれもアセ チル化リジンだけを認識するのではない。これらの抗体は、α−チューブリン分 子の存在を必要とする。
ビベル/らは、rbStに関係するMABについて何も述べておらず、しかも組 換えタンパク質に関係するMABについて何も一般的には述べていない。
上記のベソファーらは、クロマチンの特異的な領域を同定するのに用い得るポリ クローナル抗体を教示している。この抗体はテトラアセチル化型H4を認識する 。しかし、この抗体は他のアセチル化タンパク質とは交差反応を起こさず、ベノ ファーらはMABを教示していない。
また、上記のシュタインブレノヒャーも、アセチル化リジンに特異的なポリクロ ーナル抗体を教示している。このポリクローナル抗体はMABに関するものでは ない。このポリクローナル抗体は組換えタンパク質と交差反応を起こさず、しか もrbStに関するものではない。
発明の概要 本発明は以下のものを提供する: (1)rbStのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体を生産する ハイブリドーマ; (2)ATCC# HB−10181である上記のハイブリドーマ;(3)rb Stのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体であって、遊離のリジ ンアミノ酸のα〜ルアセチルとε−アセチル基とを区別することのできるモノク ローナル抗体;(4)抗p+’7rbst分子である上記のモノクローナル抗体 ;(5)ハイブリドーマATCC# HB−10181により生産される上記の モノクローナル抗体; (6)IgGクラスに属する上記のモノクローナル抗体;(7)a)rbS t ノアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体をrbSt試料に接触させ ; b)該rbStと接触している該モノクローナル抗体を、該モノクローナル抗体 とrbStのアセチル化リジン残基との間に免疫学的複合体を形成するのに充分 な時間および条件下で保持し二次いでC)該接触により得られた該免疫複合体の 量を検出する工程からなることを特徴とする組換えにより生産されたbstにお けるアセチル化の割合を定量する方法; (8)a)該モノクローナル抗体を該rbSt試料に接触させる前に、まず、該 試料を固体担体上に固定化し:b)該結合rbSt試料を次いで該モノクローナ ル抗体と接触させ:C)該モノクローナル抗体と結合rbStとの接触を、第1 の免疫学的複合体を形成するのに充分な時間および条件下で保持し1次いでd) 該第1の免疫学的複合体を、結合rbStと免疫学的複合体を形成していないモ ノクローナル抗体を洗い流すことにより検出し、該第1の免疫学的複合体を次い て第2の抗体と接触させて、第2の免疫複合体を形成させ、該第2の抗体には検 出可能な指示薬が取り付けられている請求の範囲第7項に記載の方法:(9)r bStのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体がハイブリドーマA TCC# HB−10181により生産される上記の方法。
発明の詳細な説明 組換えウシソマトトロピン(rbS t)におけるリジンのアセチル化は、宿主 のイー・コリー(E、coli)により翻訳後修飾として導入された組換えタン パク質中の不純物である。タンパク質におけるアセチル化リジンの存在および位 置は、N−末端配列決定法およびFAB質量分析法により決定できるが、これら の方法は組換えタンパク質口yhにおけるアセチル化不純物の日常的な定量には 不向きである。
本発明は、品質管理を目的として、rbStロットを日常的にスクリーニングお よび定量し、そのリジン−アセチル化度を決定する簡単で効果的な手段を提供す る。
ハイブリドーマ細胞により生産される単一の抗体として定義されるモノクローナ ル抗体は、化学的にアセチル化したrbStでCAF/Jマウスを免疫すること により生産される。rbStのアセチル化は無水酢酸を用いて行われる。標準的 なハイブリドーマ法を実施した後、IgGMABを単離する。好適な方法は、イ ー・コリーで調製されたrbStの製造ロットから精製されたアセチル化rbS tを用いることである。
アセチル化rbS t(pI 7.0)の定量は、間接的で非競合的な酵素結合 免疫吸着検定法(ELISA)を用いて行われる。rbSt試料は、ポリスチレ ン類のマイクロタイタープレート上に固定化され、このプレートにMABが添加 される。結合MABはベルオキシダーセ標識ウサギ抗マウスIgGにより検出さ れる。
本発明によるMABの特異性は、様々な合成rbStペプチドを化学的にアセチ ル化し、それらを競合ELISAにおける阻害剤として評価することにより、特 徴づけられる。
本発明は、以下の実施例により、さらに詳しく例示される。
実施例I A部 rbStの化学的アセチル化 rbst試料は確立された手順を用いて化学的にアセチル化される。
例えば、[ミーンズ・シイ・イー(Means、 G、E、)ら、1971、ケ ミカル・モディフィケーションズ・オブ・プロテインズ(ChemicalMo difications of Proteir+s)、ホールデン・ケイ・イ ンク(HoldenCay、 Inc、 )、オークランド、カリフォルニア、 214頁、およびフレンケルーコンラノト・エイチ(Fraekel−Conr at、 H,)、1959、メリンス・エンザイモロジ−(Methods E nzymology) 4:247]を参照。水0.1ml中のrbSt約10 mgを、0.1mlの飽和酢酸ナトリウム緩衝M(pH9,6)[/グマ(Si gma)] と混合する。タンパク質を可溶化するたぬに、0.12gの塩酸グ アニジン(Gdn−HCl) [シュワルツ/マン・バイオチク(Schwar z/Mann Biotech)]を加えて、最終濃度を6MGdn−HClと する。この混合物を水上で30分間冷却する。2μlの無水酢酸[マリンクロソ ド(Mallinckrodt)]を、0°Cにて、1時間にわたって、10分 ごとに添加する。
4°Cにてリン酸緩衝生理食塩水(PBS)に対して48時間透析することによ り、無水酢酸およびG dn−HClを除去する。化学的にアセチル化されたr bStは、凍結乾燥され、−2000で保存される。rbst分子の様々な断片 を含む合成rbStペプチドも同様にしてアセチル化される。
8部 pI 7.0 rbStの精製 rbSjのpI 7.0画分は、クロマトフォーカ/ング法により単離/精製さ れる。30m1の膨潤PBE−94ゲル[ファーマシア(Pharmacia) ]を1×:30cmのカラムに詰め、12ベツド容量(約300 ml)の0. 025Mエタノールアミン−酢酸緩衝液(pH9,4,)を用いて平衡化/洗浄 する。rbStをエタノールアミン緩衝液に溶解した1 5 、4 mg/ml @i(tをPBEカラムに加え、ボリバ、ファー96(ファーマシア)の171 0希釈液を用いて、26 ml/hrの流量で溶出させる。画分(各1.5m1 )をガラス製試験管に収集しくTSCOフラクションコレクタ)、UVモニタ( A Iao+ I S CO)によるタンパク質検出を行う。2〜3ベツド容量 (約100m1)の1.0M塩化ナトリウム (NaC1)溶液を用いて、上記カラムを再生ずる。pz’、oの画分をプール し、ポリバッファ両性電解質を硫酸アンモニウム沈澱により除去する。硫酸アン モニウム(NH,SO,)を、25°Cで飽和度が90%になるように、固体の ままでpI7.0画分に添加する。この溶液を室温で2時間撹拌し、次いで32 .OOOrpm[ツルバール(Sorva、l)]て遠心分離する。沈殿物を飽 和NH,SO4溶液で3回洗浄し、毎回10、 OOOrpmで遠心分離する。
最終的な沈殿物をO,1MNaHC○、(pH9,5)で復元し、4℃にて、同 緩衝液に対して一晩透析する。精製pi 7.OrbStの一部を、1.5ml のエノベンドルフ蓋付遠心管に採り、−20℃で保存する。精製p17.0のタ ンノくり質濃度は、係数1446が6 、3 mg/mlに対応することを用い て、波長280nmで分光光度法により決定された。精製pI7.0の等電点電 気泳動(IEF)分析によると、pI6.7〜7.2に4つの濃いバンドの果ま り(大部分はpI6.9〜7.0に集中していた)と、PI58〜6.7に一連 のかすかなバンドとか見られた。この試薬「精Vp+7.Qjは、タンパク質の pIを8.2領域から7.0領域に変化させるrbSt不純物(例えば、アセチ ル化型、脱アミド化型、および/またはI 5o−A 5p−99型のrbS  t)から構成されている。
精製p17.0のrbStおよび精製p+8.2のrbStの他の型は、共に、 99位の通常のアスパラギンをグリシンに置換して製造されたrbStロットか ら単離される(米国特許出願系07/299.107号(1989年1月19日 付で出願)を参照、この米国特許出願は参考文献として、ここに援用する)。こ のような置換により、アスパラギンからインアスパルテート99への塩基触媒に よる再配列(すなわち、l5o−Asp−99rbS を不純物)が防止される 。この発酵から得られるpI7.0画分子gly−99pエフ、 Ojは、アセ チル化型rbStおよび脱アミド化型rbstからなる。rGly−99pI  8.2 Jは対応のpI82画分である。これら2つのタンパク質は、凍結乾燥 された固体および適当な緩衝液中で復元されたものとして供給される。
rbSt、精製pI7.01g1y−99pI 7.0およびguy−99pI 82の等電点電気泳動は、PHASTIEF系(ファーマンア)を用いて行われ る。PBS中のタンパク質試料(3μmの2〜3 mg/ml溶液)を、予め固 まらせた0、35mmポリアクリルアミドPhastGelIEFpH3〜9ゲ ル(ファーマ/ア)上に加え、520VH(1910V/2.5mA/35W/ 15°C)で等電点電気泳動に付す。
広範囲のpI補正キyト(pH3〜10)(ファーマンア)を1)I標準として 用い、pH勾配を定める。分離されたタンパク質の存在および位置を可視化する ために、IEFゲルは、ファストシステム・ディベロノブメントーチクニック( PhastSystem Development Technique)No 、 200に概説されている、高速クーマ/−ブルー染色法により直接染色され る。
0部 モノクローナル抗体の製造 フロイント完全アジュバント[ディフコ(Dirco)]に乳化させた化学的ア セチル化rbst50μgをCAF、/Jマウス[ジャクソン・ラボラトリーズ (Jackson Laboratories)]に腹腹膜腔内絡することによ り、これらの動物を免疫する。第2および第3の追加免疫については、化学的に アセチル化されたrbSt25μgをフロイント不完全アジュバントに乳化させ 、4週間ごとに腹膜腔内投与することにより行われる。体細胞ハイブリダイゼー ションの4日前に行われる最終的な追加免疫では、精製pl 7.0 rbSt  10ggをPBS(10mM NaPO,,150mM NaCl、pH7, 3)に溶解したものを静脈内(IV)投与する。最も高い力価の抗−アセチル化 rbStで免疫されたマウスから得られた肺臓細胞を、確立された手法[レーン ・アール・ディ(Lane、 R,D、 )、 1985+ ジャーナル・オブ ・イム10ジカル・メリンス(J、Immunol Methods) 8:2 23)]に従って、5p−270マウス形質細胞腫の細胞系と融合させる。アセ チル化rbSt(pT7.0)およびp18.2特異的免疫グロブリンを生産す る培養物を、スクリーニングELTSAを用いて検出し、マイクロタイタープレ ート[コーニング(Corning)]中で標準的な限界希釈法を用いて、1個 のウェルあたり1個の細胞の割合でクローン化する。選択された陽性のウェルに ついて、再度クローン化を行い、確立された粒子濃度蛍光免疫学的検定法(PC FIA)を用いて、モノクローン性および(IgG+のような)イソタイプを確 認する。モノクローナル抗体を生産する興味あるハイブリドーマを大規模に培養 し、細胞系を長期間にわたって凍結保存するために、ストック溶液を凍結する。
抗p17モノクローナル細胞系および抗p+8.2モノクローナル細胞系につい て、0.5mlのブリスタン[2,6,1,O,l 4−テトラメチルペンタデ カン;シグマ・ケミカル・コーポレーション(SigmaChemical C o、)]を、CAF、/JTウスに腹膜腔内注射することにより、腹水を生産す る。7日後、107個のモノクローナルハイブリドーマ細胞を、マウスに腹膜腔 内注射する。腹水は1〜2週間後に採取される。
抗pr7モノクローナル抗体および抗p+8.2モノクローナル抗体は、不ズミ の腹水から硫酸アンモニウム分画法により精製され、次いでタンパク質Aクロマ トグラフィーに付される。まず、8mlの飽和硫酸アンモニウム溶液(シグマ) を、4℃で、8mlの腹水に滴下し、氷上で1時間撹拌する。この懸濁液を、微 小遠心分離機[5415型、ブリンク? 7−インスツルメンツ(Brinkm an Instruments)]を用いて、l 3. OOOrpmで遠心分 離する。該ペレyhを8mlのPBSに再懸濁し、pH8,5で0゜05 mM  N a 2 P○、に対して一晩透析する。
タンパク質Aクロマトグラフィーについては、5mlの膨潤したアフィゲル−プ ロティン・エイ(Affigel−Protein A) [)璧イオーラノド ・ラボラトリーズ(Bio−Rad Labs)]を、lX10cmのカラム( ノマイオーラノド)に詰め、(脱イオン化/蒸留水100m1あたり341gと して調製した)25mlのpH9,0バイオーラ・ノド結合緩衝液で洗浄する。
6mlの透析試料を等容量の結合緩衝液と混合し、カラムに加える。このカラム を50m1の結合緩衝液で洗浄する。(脱イオン化蒸留水100m1あたり2. 2gとして調製した)pH3,0ノぐイオーラノド溶出緩衝液を添加してMAR を溶出させ、UVモニタ(At、0、l5CO)でタンパク質検出を行いつつ、 2mlずつの両分として採取する(ISCOフラクションコレクタ)。この精製 手順を腹水試料の各々について繰り返した後、抗p17MABおよび抗pI8. 2MABに対する溶出画分を別々にプールし、IMのトリス緩衝液(pH9,0 )を用いてpH7に中和し、そしてマイクロ−プロディコン・コンセントレイタ ー(Micro−Prodicon Concentrator) [)\イオ モレキュラー・タイナミクス(Biomolecular Dynamics) ]で濃縮/透析する。精製抗pI7MABおよび抗p18.2 MARのタンパ ク質濃度は、Σl、84o@により、それぞれ11 、4 mg/mlおよび6  、6 mg/mlであると決定される。精製MABは、0.5mlのエッペン ドルフ蓋付遠心管(パイオーラッド)に分注され、−20°Cで保存される。
精製抗p17MABおよび抗pI8.2MABの特異性は、スクリーニングEL ISAを用いて確認されるが、その力価は、それぞれ1:l、600,000お よび1・10,000である。抗p17MABおよび抗pl 8.2 MABは 、さらに特徴づけられ、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気 泳動(SDS−PAGE)に付すと、重鎮(約50,000ダルトン)および軽 鎖(約22,000ダルトン)を示すことがわかる。IEF試験によると、各M ABについて4〜6個のバンドの集まりが見られ、抗p17MABおよび抗pI  8.2 MABに対する平均的なpIは、それぞれ5.8±016および64 ±016である。
実施例2 A部 抗pI抗体の特徴つけ rbStまたは精製pl 7.Orbstを固体支持体くマイクロタイタープレ ート、ニトロセルロース)に固定化した場合や、gl、y−99pI7.0rb Stを溶液の阻害剤として用いた場合には、抗pI7MABが最もよく機能する 。抗pI7MABを含む溶液の阻害剤としてのrbStは、1..000μg/ mlの濃度であっても、プレート上に固定化されたそれ自身またはgly−99 pl 7とは競合しない。同様の結果は、精製pl 7.0 rbStを溶液の 阻害剤として用いた場合に得られる。これに対して、gly−99pI 7.0 は、gly−99pI 7.0およびrbStに対して、それぞれ2 、4μg /mlおよび18.8 μg/mlという平均的な5o%阻害点を与える。rb S t/精製pT7.0は、タンノくり質の立体配座を乱す非イオン系の界面活 性剤であるノニデ、ト(Nonidet) P −40(N P −40)を溶 液相に導入した場合にのみ競合する。0.5%NP−40の存在下では、rbS tは、プレート上(こ固定化された精製p17.0と競合する(50%阻害点は 500μg/ml)のに対しNP−40が存在しなければ、2. OOOμg/ mlのrbStであっても、阻害は起こらない、さらに、gly−99pI 8 .2 rbStは、NP−40の有無にかかわらず、抗pI7MABと相互作用 しない。
1、免疫プロット 抗p17MABおよび抗PI 8.2 MABの免疫プロ・2ト分析(ま、確立 された手順で行われる[)1ミルトン・アール・シイ(Hami 1ton+R ,G、 )ら、1987、ハイブリドーマ(Hybridoma) 6:205 ; ジョンスト・/ティアー・アイ(Jonsdottir、1.)ら、198 4、フェツス・レターズ67:15;およびファストシステム・ディベロ・ノブ メント・テクニ・ツク・ファイル(PhastSystem Developm ent Technique File) No、220.1.987、ファー マシア・ファストンステム・オーナーズ・マニュアル(Pharmacia P hastsystem Owner’s Mannual)、トラ仁ノコンタク ト(Tryckkontakt)、ウプサラ、スウェーデン]。拡散プロ、2ト 法については、ニトロセルロース(パイオーラッド)を、IEFケルよりもわず かに大きい寸法に切断し、PBSに5分間予備浸漬し、モしてずへての気泡を排 除するようにしてIEFゲルの上に慎重に戴置する。続いて、1枚の(厚い)プ ロット用濾紙(バイオーラ・ノド)を、ニトロセルロースの頂部上に戴置し、ケ ルーニトロセ)しO−スーツ0 。
ト用濾紙の全体をゲル乾燥器(パイオーラッド)上に倒置して(プロット用濾紙 を下側にして)、真空下、室温にて、−晩インキユベートする。
免疫学的検定法については、ニトロセルロースをμルから剥離し、PBS(pH 7,3)中の005%ツイーン−20(ノマイオーラノド)を用いて、回転ブラ ットフオーム振盪機しアメリカン・ラボ(AmericanLab)]上で、室 温にて2時間ブロックする。PBS中で3回洗浄した後、上記のニトロセルロー スを、希釈していない抗pI7MABまたは抗p+ 8.2 MABの細胞培養 物上清と共に、均一に撹拌しなから、室温で2時間インキュベートする。このメ ンブレンを、PBS中で3回?!IC浄し、PBS中に1:2.000の割合で 希釈されたペルオキシダーゼ標識ヤギ抗マウスrgに浸漬し、そして室温で2時 間撹拌する。PBS中で3回洗浄した後、新しく調製したDA13基質(クエン 酸−リン酸緩衝液中における0 、 5 mg/mlの3−3′ジアミノベンジ ジン(Sigma)および0.5 a l/mlの30%)1,0.)中で、上 記のニトロセルロースを室温にて30分間インキュベートすることにより、結合 MABを検出する。この緩衝液には、1リツトルあたり、294gのクエン酸二 水素ナトリウムと、13.8gのN a HtP O、−H,○が含まれている (pH7,5)。このメンブレンを水中ですすいで、風乾することにより、反応 を停止させる。抗pI7MABは、pI7およびrbStの試料におけるpI7 およびより酸性のバンドに結合するが、rbStまたはgly−99pI 8. 2の試料のpI8〜8.2のバンドとは反応性を示さなかった。これに対して、 抗p18.2MA、Bは、すべての試料中のpI8.2およびpI7のバンドと 交差反応を起こした。
21間接的な非競合的ELISA アセチル化されたrbS t(p’l 7. O)の定量は、ポリスチレン製の マイクロタイタープレート上に固定化されたrbSt試料を用いた間接的な非競 合的ELISAにより行われ、結合MABはペルオキシダーゼ標識ウサギ抗マウ スIgGにより検出される。固定化タンパク質(例えば、pl 7、p I 8 .2、rbS t、化学的にアセチル化されたrbSt)の検量線は、まずこの タンパク質を重炭酸緩衝液(pH9,8)中に20μg/mlまで希釈すること により調製される。この溶液を、ポリエチレン製の遠心管(コーニング)中で、 重炭酸緩衝液を用いて、順次2倍に希釈し、得られた希釈液を、引き続いてIm mulon 11マイクロタイタープレートの各カラムに、各ウェルあたり10 0μlの割合で移す。ベルオキシターゼ抗マウスIgG複合体の適当な希釈率( 1:3,000月ま、様々な濃度について試験し、結合抗体が存在しない場合の バックグランド(負の対照)の応答がLTo、1 0Dであるのに対し、rbS tの検量線に対して最大(最も高感度)のOD値を与えるものを選択することに より、決定される。
検定は、0.15〜2.5μg/mlの範囲内にわたって直線的である。
基準としたrbStのうち、約32%はpl7.0であったが、相対的な標準偏 差(R3D)は13%であった。10個の異なるrbstロットを、3日間の各 々の日に、基準のものに対して検定すると、21.3〜38.7%がp+ 7. 0であり、平均のR8Dは648%である。
3、競合的EL I SA MABの特異性/エピトープの特徴づけは、様々な合成rbstペプチドを化学 的にアセチル化し、それらを競合的EL I SAの阻害剤として評価すること により、調べられる。イムロン(Immulon)Itマイクロタイタープレー トのウェルを、精製抗pI7.0またはrbStの10μg/ml溶液で被覆し 、引き続いて、PBS(pH7,3)中の1%ゼラチン(Bio−Rad)を用 いて、室温で1.5時間プロ、りする。適当な初期濃度の阻害剤(通常、供給量 に依存して、1〜10mg/ml)を、重炭酸緩衝液(15mM Na、CO2 ,35mM NaHCO3,pH9,6)中に調製し、1%ゼラチン−PBS緩 衝液(通常、各遠心管あたり2.0ml、および/または阻害剤を1;lOに希 釈するのに必要な容II)を含むポリプロピレン製の遠心管中で、同じ緩衝液を 用いて、順次2倍に希釈する。抗pI 7 MABの1.6μg/ml溶液を、 1%セラチン−PBS中に調製し、既知量(通常、各250μm)を、阻害剤− 1%ゼラチン−PBS混合物を含む各遠心管に移す。これらの遠心管をポルテソ クススターラにかけ、室温で45分間インキュベートする。阻害剤が存在しない 場合にはOD約1,0を与える濃度として、適当なMAB希釈率を選択した。検 定用の負の対照を作成するには、抗pI7MABを正常なマウス血清(NMS) または1%セラチン−PBSで置き換え、阻害剤を重炭酸緩衝液で置き換える。
検定用の正の対照は、阻害剤を含まない溶液(添加された重炭酸緩衝液のみ)中 の抗p17MABからなる。45分間インキュベートした後、固定化された精製 pI7またはrbstを含む、ブロック化され、かつ洗浄されたマイクロタイタ ープレートの各カラムに、(各ウェルあたり100μlの)MAB−阻害剤溶液 を移す。これらのプレートを室温で2時間インキコベートする。3回洗浄した後 、1%ゼラチン−PBS中に比率1:3000で希釈されたペルオキシダーゼ標 識抗マウスTgGrサザーン・バイオチク(Southern Biotech )]の100μmを、室温で2時間にわたって各ウェルに添加する。結合抗体の 検出を行う前に、0.4μl/mlの30%H20、(マリンクロ・7ト)を含 む0.1Mのクエン酸−に、HP○4緩衝液(pH4,5)中の0 、4 mg /mlオルト−フェニレンシアミン(シグマ)を、各ウェルあたり200μl添 加することにより、プレートを4回洗浄する。暗所にて、室温で30分間インキ ュベートした後、2.5M H,5o4(マリンクロット)を各ウェルあたり5 0μl添加することにより、反応を停止させる。データ記憶および分析用のI  BM−PCXTCX−ン[ファウンタイン(Fountain)]に接続したマ イクロタイタープレート読取器[EL310型、バイオチク(Biotek)] を用いて、490nmにおけるウェルの光学密度を測定する。
阻害剤は、様々な合成rbStペプチドと、単一のリジン基を様々な隣接アミノ 酸と共に含む市販ペプチドとのアセチル化工および非アセチル化型からなる。合 成rbStペプチドは、[メリフィールド・アール(Merrifield、  R,)、1963、ジャーナル・アメリカン・ケミカル・ソサイエテ4 (J、  Amer、 Chem、 Soc、) 85:2154]に従って調製される 。ゼノブンン、エロドイシンおよび血清胸腺因子(STF)は、ケマローグ(C hema log)から購入され、二二−ロテン/ン、両ブラジキニン、リジン 、α−アセチルリジンおよびε−アセチルリジンは、ングマから購入され:そし て、セルバ(Serva)からは、r F o−phe−met−phe−1y s Jが供給される。
合成rbstペプチド阻害剤およびその50%阻害点を、応答が減少する順番に 並へると、rbStアミノ酸残基152〜177(039μg/ml)> rb S tアミノ酸残基130〜150(7,8μg/mり>rbStアミノ酸残基 179〜191(18,8μg/ml)となる。阻害度は、アセチル化リジン残 基の数に対して相関を示す。これらペプチドの正常な非アセチル化型は、500 μg/mlであっても、検定において競合を起こさない。エピトープをさらに明 確にするためには、単一のリジンを様々な隣接アミノ酸と共に含む様々な市販の ペプチドをアセチル化し、阻害剤として評価する。得られたデータによると、M ABは、タンパク質中の少なくとも1個の単一アセチル化リジン残基の存在に特 異的であるだけでなく、α−アセチルリジンとε−アセチルリジンとを遊離のア ミノ酸として区別し得る。
本発明の好適なハイブリドーマおよびモノクローナル抗体は、ハイブリドーマV H25−IF5−2D1−288(pl 7 0またはアセチル化リジン抗体) により生産される。このハイブリドーマは、UCIlHB−21と名づけられ、 特許手続き上の微生物の寄託の国際的承認に関するブタペスト条約の規定に基づ き、1989年7月14日付で、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシタ ン[12301バークローン・ドライブ(Parklawn Drive)、ロ ックビル、MD 20852、USA]に寄託されている。受託番号はHB−1 0181である。
膚驚臘審輔牛

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.rbStのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体を生産するハ イブリドーマ。
  2. 2.ATCC#HB−10181である、請求の範囲第1項に記載のハイブリド ーマ。
  3. 3.アセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体であって、遊離のリジン アミノ酸のα−アセチル基とε−アセチル基とを区別することのできる抗体。
  4. 4.抗pI7rbSt分子である、請求の範囲第3項に記載の抗体。
  5. 5.ハイブリドーマATCC#HB−10181により生産される、請求の範囲 第3項に記載のモノクローナル抗体。
  6. 6.IgGクラスに属する、請求の範囲第3項に記載のモノクローナル抗体。
  7. 7.a)rbStのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体をrbS t試料に接触させ; b)該rbStと接触している該モノクローナル抗体を、該モノクローナル抗体 とrbStのアセチル化リジン残基との間に免疫学的複合体を形成するのに充分 な時間および条件下で保持し;次いでc)得られた該免疫複合体の量を検出する ;工程からなることを特徴とする組換えにより生産されたbStにおけるアセチ ル化の割合を定量する方法。
  8. 8.a)該モノクローナル抗体を該rbSt試料に接触させる前に、まず、該試 料を固体支持体上に固定化し;b)該結合rbSt試料を次いで該モノクローナ ル抗体と接触させ;c)該モノクローナル抗体と結合rbStとの接触を、第1 の免疫学的複合体を形成するのに充分な時間および条件下で保持し;次いでd) 該第1の免疫学的複合体を、結合rbStと免疫学的複合体を形成していないモ ノクローナル抗体を洗い流すことにより検出し、該第1の免疫学的複合体を次い で第2の抗体と接触させて、該第2の抗体と該第1の免疫学的複合体とからなる 第2の免疫複合体を形成させ、該第2の抗体には検出可能な指示薬が取り付けら れている、請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.rbStのアセチル化リジン残基に対するモノクローナル抗体がハイブリド ーマATCC#HB−10181により生産される、請求の範囲第7項に記載の 方法。
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