JPH11140098A - 抗ペプチド抗体の製造法 - Google Patents

抗ペプチド抗体の製造法

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JPH11140098A
JPH11140098A JP22576298A JP22576298A JPH11140098A JP H11140098 A JPH11140098 A JP H11140098A JP 22576298 A JP22576298 A JP 22576298A JP 22576298 A JP22576298 A JP 22576298A JP H11140098 A JPH11140098 A JP H11140098A
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JP
Japan
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amino acid
acid sequence
peptide
protein
antibody
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JP22576298A
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Kae Hashimoto
加恵 橋本
Yasushi Matsuki
泰 松木
Yoshiyasu Yabusaki
義康 薮崎
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】目的タンパク質と該タンパク質のアミノ酸配列
に類似するアミノ酸配列を有するタンパク質とを免疫化
学的に判別しうる抗体の製造法等を提供する。 【解決手段】(1)目的タンパク質の部分アミノ酸配列
であって10〜15アミノ酸残基からなり判別しようとする
タンパク質のアミノ酸配列と一致するアミノ酸残基を隣
接して3残基以上含まないアミノ酸配列を選抜し、
(2)前項(1)で選抜されたアミノ酸配列のうち、目
的タンパク質の分子モデルの表面に露出する領域に相当
するアミノ酸配列を選抜し、(3)前項(2)で選抜さ
れたアミノ酸配列のうち、免疫感作する動物に由来する
タンパク質の既知アミノ酸配列と比較して、相同性の低
いアミノ酸配列を選抜し、(4)前項(3)で選抜され
たアミノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合さ
れてなる有効免疫抗原を調製し、該有効免疫抗原を投与
して動物を免疫感作する工程を含む抗ペプチド抗体の製
造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗ペプチド抗体の製
造法に関する。詳しくは、目的タンパク質と該タンパク
質のアミノ酸配列に類似するアミノ酸配列を有するタン
パク質とを免疫化学的に判別しうる抗ペプチド抗体の製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】類似する機能を有するタンパク質、例え
ばチトクロムP450のように互いに重複した基質特異
性を有する多数の分子種から構成される酵素タンパク質
の場合、そのアミノ酸配列は分子種間において一般的に
類似している。このような機能とアミノ酸配列の類似す
るタンパク質の生体における分布や存在量を調べること
は、例えば各タンパク質の生体における役割を明らかに
し、それらのタンパク質が関与する薬物の代謝、効果、
毒性等を予測、評価する上で重要である。機能とアミノ
酸配列の類似するタンパク質の各々の分布や存在量を調
べるためにはこれらのタンパク質を判別する手段が必要
であり、その手段として例えばこれらのタンパク質のう
ちの特定のタンパク質を特異的に認識しうる抗体が用い
られる。上記のような機能とアミノ酸配列の類似するタ
ンパク質のうちの特定のタンパク質を特異的に認識しう
る抗体を製造するには、類似する他のタンパク質の混入
のない高純度のタンパク質標品を抗原として使用する必
要があるが、機能とアミノ酸配列が互いに類似するタン
パク質を通常の生化学的手法を用いて高純度にまで分離
精製することは非常に困難である。そこで、組換えDN
A技術を用いて、目的タンパク質にアミノ酸配列の類似
するタンパク質を本来高発現しない宿主細胞において目
的タンパク質の遺伝子を発現させ、該宿主細胞から目的
タンパク質を精製することにより、類似する他のタンパ
ク質の混入のない高純度のタンパク質標品を大量に調製
し、これを抗原として動物を免疫感作することにより、
目的タンパク質を特異的に認識する抗体が製造可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タンパク質
によっては、宿主細胞における目的タンパク質遺伝子の
発現効率の低さ、目的タンパク質の宿主細胞における不
安定性、目的タンパク質の宿主細胞への悪影響等が原因
となり、必ずしも上記のような組換えDNA技術を用い
ることができない場合があり、目的タンパク質を特異的
に認識する抗体の新しい製造法の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、こうした
状況を鑑み鋭意検討した結果、目的タンパク質を特異的
に認識する抗体の製造に用いられる抗原の調製法を見出
し、本発明に至った。すなわち本発明は、目的タンパク
質と該タンパク質のアミノ酸配列に類似するアミノ酸配
列を有するタンパク質とを免疫化学的に判別しうる抗ペ
プチド抗体の製造法であって、(1)目的タンパク質の
アミノ酸配列と、該タンパク質と判別しようとするタン
パク質のアミノ酸配列とを比較することにより、目的タ
ンパク質の部分アミノ酸配列であって10〜15アミノ酸残
基からなり判別しようとするタンパク質のアミノ酸配列
と一致するアミノ酸残基を隣接して3残基以上含まない
アミノ酸配列を選抜し、(2)前項(1)で選抜された
アミノ酸配列のうち、目的タンパク質の分子モデルの表
面に露出する領域に相当するアミノ酸配列を選抜し、
(3)前項(2)で選抜されたアミノ酸配列のうち、免
疫感作する動物に由来するタンパク質の既知アミノ酸配
列と比較して、相同性の低いアミノ酸配列を選抜し、
(4)前項(3)で選抜されたアミノ酸配列を有するペ
プチドとキャリアとが結合されてなる有効免疫抗原を調
製し、該有効免疫抗原を投与して動物を免疫感作する工
程を含む抗ペプチド抗体の製造法(以下、本発明製造法
と記す。)および該製造法に用いられる有効免疫抗原を
提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】本発明製造法において、まず、目的タンパ
ク質のアミノ酸配列と、該タンパク質と判別しようとす
るタンパク質のアミノ酸配列とを比較することにより、
目的タンパク質の部分アミノ酸配列であって10〜15アミ
ノ酸残基からなり判別しようとするタンパク質のアミノ
酸配列と一致するアミノ酸残基を隣接して3残基以上含
まないアミノ酸配列を選抜する。アミノ酸配列を比較す
るには、例えば、比較対象のタンパク質のアミノ酸配列
のアラインメント(alignment)を作成し、各アミノ酸
配列の対応するアミノ酸残基が同一であるか否かを判定
すればよい。アミノ酸配列のアラインメントは、例え
ば、Genetyx(ソフトウエア開発株式会社製)等のアミ
ノ酸配列の解析が可能な市販のコンピュータソフトウエ
アを用いて作成することができる。このような比較の結
果に基き、目的タンパク質の部分アミノ酸配列であって
10〜15アミノ酸残基からなり、判別しようとするアミノ
酸配列と一致するアミノ酸残基が隣接して3残基以上並
ぶことのないアミノ酸配列を選抜する。
【0007】次いで、前工程により選抜されたアミノ酸
配列のうち、目的タンパク質の分子モデルの表面に露出
している領域に相当するアミノ酸配列を選抜する。目的
タンパク質の分子モデルの表面に露出している領域に相
当するアミノ酸配列を選抜するには、例えば、目的タン
パクの分子モデルをホモロジーモデリング手法を用いて
コンピュータ上に構築し、この構築された分子モデルの
表面に露出している領域を特定し、前記工程で選抜され
たアミノ酸配列のうち、この特定された領域に含まれる
アミノ酸配列を選択すればよい。尚、コンピュータ上に
分子モデルを構築するには、例えば、MSI(molecular
simulations)社製のQuanta/CHARMmのPr
otein Pkg等のソフトウエアを用いることができる。
【0008】次に、前工程で選抜されたアミノ酸配列
と、免疫感作する動物由来のタンパク質の既知アミノ酸
配列とを比較することにより、前工程で選抜されたアミ
ノ酸配列のうち、比較したアミノ酸配列と相同性の低い
アミノ酸配列を選抜する。このような比較を行なうに
は、例えば、相同性検索用コンピュータープログラムを
用いて比較対象のアミノ酸配列の相同性を算出するとよ
い。この算出結果に基づいて、比較したアミノ酸配列と
約50%以下の相同性を示すアミノ酸配列を選抜すれば
よい。相同性検索プログラムとしてはFASTA、BRASTAなど
の市販のソフトウエアを用い、例えば、EMBL,PIR,DDBJ,
SWISS-PROTまたはNCBIなどにおいて公共に公開されてい
るタンパク質アミノ酸配列データベースに対し検索を行
うことができる。尚、ここで、免疫感作する動物由来の
タンパク質の既知アミノ酸配列と一致するアミノ酸残基
を隣接して3残基以上含まないアミノ酸配列を選ぶと、
抗体の製造により有利である。
【0009】さらに、前工程で選抜されたアミノ酸配列
を有するペプチドを化学合成し該合成ペプチドとキャリ
アとが結合されてなる有効免疫抗原を調製し、該有効免
疫抗原を投与することにより動物を免疫感作する。ここ
で、キャリアとは、ペプチドと結合させて免疫感作に有
効な抗原を調製するために用いられうる高分子の物質で
あって、具体的には、後述のキャリアタンパク質、枝分
かれ構造を有するポリリジンペプチドなどをあげること
ができる。選抜されたアミノ酸配列を有するペプチドを
化学合成し該合成ペプチドとキャリアとが結合されてな
る有効免疫抗原を調製する方法としては、例えば、選抜
されたアミノ酸配列を有するペプチドを化学合成しこれ
とキャリアタンパク質とを結合させる方法、リジン残基
のαおよびεアミノ基に次のリジン残基のカルボキシル
基が結合されて形成される枝分かれ構造を有するポリリ
ジンペプチドのアミノ末端に、選抜されたアミノ酸配列
を有するペプチドのカルボキシル末端が結合されてなる
多抗原ペプチドを化学合成する方法などがあげられる。
ペプチドを化学合成するには、「固相合成法」(E. Ath
erton & R. C. Sheppard "Solid phase peptide synthe
sis : a practical approach" IRL PRESS at Oxford Un
iversity Press 1989 D. Richwood, B. D. Hames編 p25
-161)等に記載される固相合成法等の通常の方法を用い
ることができる。また、市販のペプチド合成機、例えば
Pharmacia LKB社製のBiolynxや島津製作所製のPSSM-8型
等を用いることにより、ペプチドを固相合成することも
できる。合成されたペプチドを用いて有効免疫抗原を調
製するには、該合成ペプチドをキャリアタンパク質と結
合させる。キャリアタンパク質としては、例えばアルブ
ミン、ミオグロビンまたはヘモシアニン等を用いること
ができる。合成ペプチドとキャリアタンパク質の結合
は、例えば、Jean-phlippe Defoort et al.,(1992) P
roc Natl. Acad. Sci.USA, 89, 3879-3889等に記載され
る方法により行うことができる。また、多抗原ペプチド
を化学合成するには、例えば、Tam J.P., (1988) ProcN
atl. Acad. Sci. USA, 85, 5409-5413、David N. Posne
tt et al.,(1988)J.B. C., 263(4), 1719-1725、Jame
s P. Tam et al., (1989) J. Immumo. Methods. 124 53
-61等に記載されるMAP合成法に準じてペプチド合成を行
うことができる。具体的には、ペプチドの固相合成に際
し、樹脂にリジンを結合させ、このリジンのαおよびε
アミノ基にそれぞれ次のリジンのカルボキシル基を結合
させる工程を繰り返すことにより枝分かれ構造を有する
ポリリジンペプチドを合成する。例えば、リジンのαお
よびεアミノ基にそれぞれ次のリジンのカルボキシル基
を結合させる工程を2回繰り返すと4本の、3回繰り返
すと8本の枝分かれ構造が形成される。次いで、該枝分
かれ構造を有するポリリジンペプチドのアミノ末端のリ
ジン残基のαおよびεアミノ基に、選抜されたアミノ酸
配列を構成するアミノ酸をカルボキシル末端側から順次
結合させることにより、多抗原ペプチドを合成すること
ができる。このような多抗原ペプチドの合成には、例え
ばTAKO8−WTG(島津製作所販売)等の市販のMAP用樹脂
(既に枝分かれ構造を有する)を用いてもよい。このよ
うにして合成された多抗原ペプチドは、さらにキャリア
タンパク質に結合させることなく有効免疫抗原として使
用できる。
【0010】目的タンパク質がヒト由来のチトクロムP
450の2Cファミリーに属する分子種である2C8の
場合には、例えば配列番号1で示されるアミノ酸配列を
有するペプチドとキャリアとが結合されてなる有効免疫
抗原を調製し動物に投与するとよい。同様に、目的のタ
ンパク質がヒト由来のチトクロムP450の2Cファミ
リーに属する分子種である2C9の場合には、例えば配
列番号2で示されるアミノ酸配列を有するペプチドが結
合されてなる有効免疫抗原を、2C18の場合には、例
えば配列番号3で示されるアミノ酸配列を有するペプチ
ドが結合されてなる有効免疫抗原を、2C19の場合に
は、例えば配列番号4で示されるアミノ酸配列を有する
ペプチドが結合されてなる有効免疫抗原を調製し動物に
投与すればよい。また、目的タンパク質がヒト由来のチ
トクロムP450の1Aファミリーに属する分子種であ
る1A1の場合には、例えば配列番号5〜7で示される
アミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を有するペプチ
ドが結合されてなる有効免疫抗原を調製すればよい。配
列番号5、6または7で示されるアミノ酸配列を有する
ペプチドがキャリアと結合されてなる有効免疫抗原のい
ずれかを単独で動物に投与してもよいし、これらを適宜
混合して投与してもよい。また、配列番号5〜7で示さ
れるアミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を有する2
種または3種のペプチドとキャリアとが結合されてなる
有効免疫抗原を調製し、これを動物に投与してもよい。
【0011】このように調製された有効免疫抗原を抗原
として動物を免疫感作することにより、所望の抗体を製
造することができる。免疫感作する動物としては、例え
ば、マウス、ハムスター、モルモット、ラット、ウサ
ギ、イヌ、ヤギ等の哺乳類やニワトリ等の鳥類の動物が
あげられ、これらの動物を免疫感作するには、例えばJ.
ASSOC.OFF.ANAL.CHEM 70(6) 1025-1027 (1987)等に記載
される通常の方法を用いて、抗原を1回以上投与する。
例えば、7〜30日、好ましくは10〜21日間隔で2
〜3回投与する。投与量は1回につき、例えば、抗原
0.05〜約2mg程度を目安とする。投与経路は、皮
下投与、皮内投与、腹腔内投与、静脈内投与、筋肉内投
与等を選択することができ、静脈内、腹腔内または皮下
に行われる注射が好ましい投与形態である。なおこの場
合、抗原は適当な緩衝液、例えばCFA(Complete Freu
nd's Adjuvant)、RAS〔MPL(Monophosphoryl Lipid
A)+TDM(Synthetic Trehalose Dicorynomycolate)+CWS(C
ell Wall Skeleton)アジュバントシステム] 、水酸化ア
ルミニウム等の通常用いられるアジュバントの1種を含
有するナトリウム系リン酸緩衝液、生理食塩水等に溶解
して用いられるが、投与経路や条件等によっては、上記
のようなアジュバントを使用しないこともある。ここで
アジュバントとは抗原とともに投与したとき、非特異的
にその抗原に対する免疫反応を増強する物質を意味す
る。そして、上記の抗原を投与した動物を0.5〜3ケ
月間飼育した後、該動物の血液を静脈等から少量サンプ
リングし、抗体価を測定する。抗体価が上昇してきた
ら、状況に応じて抗原の投与をさらに適当回数実施す
る。例えば0.1μg〜1μg、好ましくは0.05μ
g〜0.5mgの投与量で抗原を投与する。最後の投与
の1ないし2ケ月後にこの動物から通常の方法により血
液を採取して、該血液を、例えば遠心分離、硫酸アンモ
ニウムまたはポリエチレングリコールを用いることによ
る沈澱、ゲルろ過クロマトグラフィー、イオン交換クロ
マトグラフィー、アフィニティクロマトグラフィー等の
クロマトグラフィー等の通常の方法によって分離・精製
することにより、ポリクロナル抗血清として抗体を得る
ことができる。該血清は、たとえば、56℃で30分間
処理することによって補体系の不活性化を実施してもよ
い。尚、上記の免疫感作した動物から免疫適格B細胞を
単離し、該免疫適格B細胞を連続的に細胞分裂し得る腫
瘍細胞と融合させ、生成する融合物を単離し、そして選
択の後、所望のペプチド抗体を産生するハイブリドーマ
細胞をクローン化し、そしてモノクロナル抗体を製造す
るために該ハイブリドーマ細胞を試験管内または生体内
で培養することにより、高度の特異性および親和性を有
する抗モノクロナル抗体を製造することもできる。
【0012】このようにして製造された抗体(以下、本
抗体と記す。)は、目的タンパク質と該タンパク質のア
ミノ酸配列に類似するアミノ酸配列を有するタンパク質
とを免疫化学的に判別し得る。目的タンパク質のアミノ
酸配列とこれに類似するアミノ酸配列を有するタンパク
質に対して、交差反応性が約1/200未満であるよう
な選択的認識が実質的に可能である。ここで、交差反応
性の程度は、例えば、後述するイムノブロット法によっ
て検出することができる目的タンパク質の最低蛋白質濃
度を1とした時に、類似タンパク質が同方法によって検
出されてくる最低濃度がCであれば、1/Cのように決
定される。
【0013】本抗体の利用としては、目的タンパク質を
免疫学的に検出する方法、例えば、目的タンパク質に結
合させた本抗体または該抗体に対する抗体を、それら抗
体が有する標識によって検出する方法をあげることがで
きる。具体的には、例えば、イムノブロット法、免疫沈
降による分離法、ELISA法、細胞または組織の免疫学的
染色法等によって目的タンパク質を分析する方法をあげ
ることができる。これらの方法は、例えば、下記の手順
によって行うことができる。
【0014】I.イムノブロット法 固体支持材に結合される試料に存在する目的タンパク質
を本抗体によって認識させ、目的タンパク質と結合した
本抗体を検出する方法である。試料を結合させる固体支
持材としては、膜、シート、フィルター等の形状になっ
たニトロセルロースが一般的に使用されるが、試料の吸
着がよくかつその試料に存在する目的タンパク質の抗原
性を消失させないものであれば特に制限はない。ニトロ
セルロースを使用する場合、試料をニトロセルロースへ
の結合させるには、例えばリン酸緩衝生理食塩水等の適
当な緩衝液に試料を溶解して得られた溶液をニトロセル
ロース上にスポットする。なお、定量化のためのスポッ
ト量は、抗原である目的タンパク質に対する本抗体の量
が過剰になるような量が望ましく、液量は1μl/3m
m平方程度がよい。このようにしてスポットし、ニトロ
セルロースを約1分間〜約24時間、適当な湿度条件下
でインキュベートする。インキュベート後、スポットし
た部位以外への非特異的な吸着を防止するために、試料
を結合させた固体支持材を本抗体によって認識されない
高分子量担体分子、すなわち、本抗体の製造において用
いられない高分子量担体分子(ヤギ、ウシ等の別種の動
物の血清アルブミンやスキムミルク)を含む溶液と約2
0分間〜約24時間、室温下でインキュベートすること
によって該高分子量担体分子で固体支持材の表面を覆
う。インキュベート後、得られた固体支持材をよく洗浄
して遊離状態にある上記の高分子量担体分子を除去す
る。このように調製した固体支持材を本抗体を含む調製
液と混合した後、約10分間〜約3時間、振とうしなが
らインキュベートする。なお本抗体を含む調製液とは、
本抗体が遊離の状態で蒸留水、緩衝液、生理食塩水等の
溶液中に存在しうる調製液をいう。このようにして、試
料に含まれる目的タンパク質に本抗体を結合させる。つ
ぎに、目的タンパク質に結合した本抗体を検出する方法
について説明する。本抗体が、例えばペルオキシダー
ゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラクトシダー
ゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸
アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチ
ーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホ
スフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素等であらかじめ標
識されている場合には、本抗体を含む調製液と固体支持
材をインキュベートした後、遊離の状態にある本抗体を
洗浄によって除去してから、固体支持材に対して上記の
標識酵素の基質を作用させて発色等で反応を測定するこ
とによって、目的タンパク質を介して固体支持材に結合
した本抗体を検出することができる。例えば、本抗体が
ペルオキシダーゼで標識されている場合には、基質とし
て過酸化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまた
はO−フェニレンジアミンを用いることにより褐色また
は黄色を呈する。本抗体がグルコースオキシダーゼで標
識されている場合には、基質として、例えば2,2'−
アシド−ジ−(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スル
ホン酸)(ABTS)等を用いる。また、本抗体の検出
に、本抗体(第1抗体)を認識しかつ本抗体に結合す
る、酵素またはラジオアイソトープ等で標識された第2
抗体を使用する場合には、本抗体を含む調製液と試料を
結合させた固体支持材をインキュベートした後、遊離の
状態にある本抗体(第1抗体)を洗浄によって除去して
から、固体支持材を第2抗体とインキュベートする。こ
の酵素等で標識された第2抗体としては、例えばペルオ
キシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラク
トシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラー
ゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラー
ゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコー
ス−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素を結合
した、本抗体(第1抗体)を認識可能な抗体をあげるこ
とができる。具体的な例としては、本抗体(第1抗体)
としてウサギ血清を使用する場合、第2抗体としては、
アルカリホスファターゼを結合した抗ウサギ免疫グロブ
リン(IgG)ヤギ免疫グロブリン(IgG)を用いる
ことができる。尚、該抗ウサギIgGヤギIgGは市販
されている。酵素等で標識された第2抗体の検出は、上
記の標識された本抗体(第1抗体)の場合と同様な方法
で行うことができる。
【0015】II.免疫沈降による分離法 試料中に存在する目的タンパク質に本抗体を結合させる
ことにより本抗体と目的タンパク質からなる免疫複合体
を形成させ、該免疫複合体を試料から分離することによ
って試料から目的タンパク質を分離し、分離した目的タ
ンパク質をゲル電気泳動法、酵素活性測定、イムノブロ
ット法等の方法を用いて検出することにより、試料中の
目的タンパク質を検出する。まず、試料と目的タンパク
質に対する本抗体を、たとえば、約1時間〜約24時
間、4℃で攪拌しながら混合することによって免疫複合
体を形成させる。この際の試料と本抗体との混合比とし
ては、例えば1:8程度をあげることができるが、試料
中に存在する目的タンパク質の量と本抗体の抗体価等に
よって適宜増減される。つぎに形成された免疫複合体
に、抗体に特異的に結合し、かつ抗体および抗体と結合
している目的タンパク質からなる免疫複合体を溶液中か
ら分離することができる2次試薬を添加し、この混合物
をインキュベートすることによって、上記免疫複合体と
2次試薬からなる複合体を形成させ、これを回収する。
ここで2次試薬としては、例えば、プロテインA、プロ
テインG等の抗体と結合する細菌細胞壁蛋白質、または
抗免疫グロブリン抗体等があげられる。なお、これら2
次試薬は不溶性の支持材に結合されたものを用いると免
疫複合体と2次試薬からなる複合体の回収、洗浄等がき
わめて容易である。不溶性の支持材は、非常に広範囲の
デザインを有し、そして使用に際して意図された特定の
目的に応じて非常に異なる形状を有することができる。
例えば、ビーズ、皿、球、プレート、小型ロッド、セ
ル、小型ボトル、小型チューブ、ファイバー、ネット等
をあげることができる。具体的な例としては、アガロー
ス等の多糖体(たとえば、セファロース、バイオゲル
等)からなるビーズや透明プラスチック材料、例えばポ
リ塩化ビニルまたはポリスチレンからなるミクロタイタ
ープレート、ポリスチレンおよびポリスチレンラテック
スからなる小球、チューブまたはロッド等が使用可能で
ある。次に、回収された複合体に加熱処理等の操作を施
すことによって目的タンパク質を遊離させる。そして遊
離の状態にある目的タンパク質をゲル電気泳動法、酵素
活性測定、イムノブロット法等の方法によって検出すれ
ばよい。
【0016】III.ELISA法 例えば、固体支持材に結合される目的タンパク質標品と
試料中に含まれる測定すべき遊離の目的タンパク質との
本抗体に対する競合に基づいて、試料中に含まれる遊離
の目的タンパク質の量を測定することができる。目的タ
ンパク質は直接または間接的に固体支持材へ結合させ
る。固体支持材としては、たとえばミクロタイタープレ
ートまたは試験管のプラスチック表面、ポリスチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ガラスまたはプラス
チック等からなるビーズ表面、ろ紙、デキストラン、セ
ルロースもしくはニトロセルロースまたはその他の類似
の材料の細片の表面等をあげることができる。固体支持
材の具体的な例としては、ポリスチレン製の96穴ミク
ロタイタープレートをあげることができる。これらの固
体支持材に、目的タンパク質標品を直接または間接的に
結合する(以下、コーティングと記す。)には、例え
ば、あらかじめ、グルタルアルデヒドまたは臭化シアン
等を用いる通常の方法によって固体支持材の活性化を行
う。次いで、活性化された固体支持材を目的タンパク質
を含む溶液(以下、コーティング液と記す。)と一定時
間インキュベートすることにより、コーティングを行う
ことができる。ここでコーティング液としては、例えば
140mMの塩化ナトリウムを含む約10mMのリン酸
緩衝液(pH 7.4)等をあげることができる。コーティ
ングの条件として、例えば目的タンパク質のコーティン
グ液内の濃度は、約0.05μg/ml〜約1μg/mlが
好ましく、コーティング時間は、例えば約6時間〜24
時間をあげることができる。尚、固体支持材に本抗体を
間接的に結合する場合には、スペーサーおよび/または
抗体によって認識されない高分子量担体分子を介して固
体支持材と本抗体とを結合させるとよい。ここで、本抗
体によって認識されない高分子量担体分子とは、本抗体
の製造において用いられるキャリアタンパク質を除く高
分子量担体分子のことである。このようにして得られる
目的タンパク質を直接または間接的に結合した固体支持
材を、測定すべき目的タンパク質を含む試料および本抗
体を含有する試験溶液と混合し、該混合物をインキュベ
ートする。約10分間〜約2時間のインキュベート後に
該試験溶液を除去して固体支持材を洗浄した後、該固体
支持材を本抗体(第1抗体)を認識し酵素等で標識され
た第2抗体と約10分間〜約2時間インキュベートす
る。この本抗体(第1抗体)を認識し酵素等で標識され
た第2抗体としては、例えばペルオキシダーゼ、アルカ
リホスファターゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、グルコ
ースオキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸アンヒドラ
ーゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチーム、マレ
ートデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホスフェート
デヒドロゲナーゼ等の酵素を結合した、本抗体(第1抗
体)を認識する抗体をあげることができる。具体的な例
としては、本抗体(第1抗体)としてウサギ血清を使用
する場合、第2抗体としては、ペルオキシダーゼを結合
した抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫グロブ
リン(IgG)を用いることができる。なお、該抗ウサ
ギIgGヤギIgGは市販されている。インキュベート
の後、上記第2抗体を除去して固体支持材を洗浄した
後、固体支持材を発色試薬と反応させることにより、固
体支持材に結合した第2抗体を検出する。第2抗体がペ
ルオキシダーゼで標識されている場合には、基質として
過酸化水素、発色試薬としてジアミノベンジジンまたは
O−フェニレンジアミンと反応させることにより褐色ま
たは黄色を呈する。第2抗体がグルコースオキシダーゼ
で標識されている場合には、基質として、例えば2,
2'−アシド−ジ−(3−エチルベンゾチアゾリン−6
−スルホン酸)(ABTS)等を用いる。このように固
体支持材に結合される目的タンパク質と試料中に含まれ
る遊離の目的タンパク質との本抗体に対する競合に基づ
いて、試料中に含まれる遊離の目的タンパク質の量を測
定する方法では、試料中の検出すべき目的タンパク質の
濃度が高いほど、固体支持材に結合する第2抗体の量は
減少する。尚、試料中の検出すべき目的タンパク質の濃
度の測定には、目的タンパク質の精製標品を用いてあら
かじめ同様の試験を行い検量線を作成するとよい。また
本抗体を用いた上記方法の利用の形態として、目的タン
パク質の免疫学的検出・分析用キットをあげることがで
きる。該試験キットは、たとえば次の構成成分を含有し
得る:(1) 目的タンパク質を直接または間接的に結合す
る固体支持材、(2) 本抗体を含有する試薬、(3)本抗体
に対する標識された抗体を含有する試薬、すなわち本抗
体(第1抗体)を認識し、そして結合する酵素等で標識
された第2抗体を含有する試薬。さらに補助的に、(4)
目的タンパク質の標準溶液、(5) 緩衝液、(6) 非特異的
吸着および凝集体の形成を防止するポリペプチド、界面
活性剤等の添加剤、および(7) ピペット、反応容器、計
算曲線等を含めるとよい。上記の固体支持材は、非常に
広範囲のデザインを有し、そして使用に際して意図され
た特定の目的に応じて非常に異なる形状を有することが
できる。例えば、皿、球、プレート、小型ロッド、セ
ル、小型ボトル、小型チューブ、ファイバー、ネット等
をあげることができる。具体的な例としては、透明プラ
スチック材料、たとえばポリ塩化ビニルまたはポリスチ
レンからなるミクロタイタープレート、ポリスチレンお
よびポリスチレンラテックスからなる小球、チューブま
たはロッド等が使用可能である。他方、試料中に含まれ
る測定すべき目的タンパク質と酵素であらかじめ標識さ
れた目的タンパク質標品との、一定量の本抗体に対する
競合に基づいて、試料中に含まれる目的タンパク質の濃
度を測定することもできる。測定すべき目的タンパク質
の量が多くなると、酵素で標識された目的タンパク質の
抗体への結合が阻害される。この場合、固体支持材に結
合させた本抗体に対して、測定すべき抗原である目的タ
ンパク質を含む試料および酵素で標識された目的タンパ
ク質を同時に反応させる。次いで、固体支持材を洗浄し
て遊離の状態にある目的タンパク質を除去し、固体支持
材に結合した標識酵素の活性を測定する。試料中の測定
すべき目的タンパク質の濃度が高いほど、固体支持材に
結合する酵素の活性は低くなる。この方法の他の態様と
して、試料中に含まれる測定すべき目的タンパク質、あ
らかじめ酵素で標識された目的タンパク質標品および本
抗体を溶液中で反応させた後、該反応物を固体支持材に
結合させた本抗体を認識する抗体(第2抗体)と反応さ
せることにより、標識された目的タンパク質と本抗体の
複合体を固体支持材に結合させた第2抗体に結合させ、
固体支持材を洗浄の後、固体支持材に結合した標識酵素
の活性を測定する方法もある。
【0017】IV. 細胞または組織の免疫学的染色法 固定された細胞または組織標本中に存在する目的タンパ
ク質を本抗体によって認識させ、その抗体を検出する方
法であり、目的タンパク質の細胞または組織中の存在
量、局在状態を調べるのに役立つ。調べたい細胞または
組織を固定し、光学顕微鏡または電子顕微鏡等の観察が
可能な標本を作製する。細胞または組織の固定に使用す
る試薬は、顕微鏡下での観察に適したもので、かつ抗原
である目的タンパク質を認識する本抗体の能力を消失さ
せないものであれば特に制限はなく、例えば3.7%ホ
ルマリン液、100%メタノール、100%エタノー
ル、4%パラホルムアルデヒド溶液、1%グルタールア
ルデヒド溶液等があげられる。そして固定された細胞ま
たは組織標本と本抗体を約30分間〜約24時間、4℃
でインキュベートすることによって、固定された細胞ま
たは組織標本中に存在する目的タンパク質に本抗体を結
合させる。つぎに、目的タンパク質に結合した本抗体を
検出する方法について説明する。本抗体が、例えばペル
オキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラ
クトシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラ
ーゼ、炭酸アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラー
ゼ、リゾチーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコー
ス−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素等で標
識されている場合には、インキュベート後、遊離の状態
にある本抗体を洗浄によって除去してから、上記の標識
酵素の基質を作用させて、発色等で反応を測定すること
によって本抗体を検出することができる。例えば、本抗
体がペルオキシダーゼで標識されている場合には、基質
として過酸化水素、発色試薬としてジアミノベンジジン
またはO−フェニレンジアミンを用いることにより褐色
または黄色を呈する。本抗体がグルコースオキシダーゼ
で標識されている場合には、基質として、例えば2,
2'−アシド−ジ−(3−エチルベンゾチアゾリン−6
−スルホン酸)(ABTS)等を用いる。また、本抗体
(第1抗体)を認識しかつ結合する酵素等で標識された
第2抗体を使用する場合には、インキュベート後、遊離
の状態にある本抗体(第1抗体)を洗浄によって除去し
てから、第2抗体とインキュベートする。この酵素等で
標識された第2抗体としては、例えばペルオキシダー
ゼ、アルカリホスファターゼ、β−D−ガラクトシダー
ゼ、グルコースオキシダーゼ、グルコアミラーゼ、炭酸
アンヒドラーゼ、アセチルコリンエステラーゼ、リゾチ
ーム、マレートデヒドロゲナーゼ、グルコース−6−ホ
スフェートデヒドロゲナーゼ等の酵素を結合した本抗体
(第1抗体)に対する抗体をあげることができる。具体
的な例としては、本抗体(第1抗体)としてウサギ血清
を使用する場合、第2抗体としては、ペルオキシダーゼ
を結合した抗ウサギ免疫グロブリン(IgG)ヤギ免疫
グロブリン(IgG)を用いることができる。なお、該
抗ウサギIgGヤギIgGは市販されている。第2抗体
の検出としては、上記の標識された本抗体(第1抗体)
の場合と同様な方法をあげることができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
【0019】実施例1 ヒト由来のチトクロムP4502Cサブファミリーに属
する分子種である2C8、2C9、2C18および2C
19のアミノ酸配列のマルチプルアラインメントを作成
した。アラインメント作成用ソフトウェアはGenetyx
(ソフトウエア開発株式会社製)のclastal Vを用い
た。上記分子種のアミノ酸配列を比較することにより、
各分子種について、10〜15アミノ酸残基からなり他の分
子種のアミノ酸配列と一致するアミノ酸残基を隣接して
3残基以上含まない部分アミノ酸配列を選抜した(図
1)。各分子種において選択されたアミノ酸配列を以下
に挙げる。 2C8: 1)Asn Leu Asn Thr Thr Ala Val Thr Lys Gly Ile Val Ser Leu Pro Pro Ser Tyr Gln Ile Cys Phe、 2)Arg Gly Asn Ser Pro Ile Ser Gln Arg Ile Thr Lys Gly 2C9: 1)Ser Leu Glu Asn Thr Ala Val Asp Leu Phe Gly 2C18: 1)Ser Leu Ile Ala Thr Val Thr Asp Met Phe Gly、 2)Asn Lys Ile Ala Glu Asn Phe Ala Tyr Ile Lys Ser Tyr Val Leu Glu、 3)Lys Asp Ile Asp Ile Thr Pro Leu Pro Met His Leu Val Gly Val Pro 2C19: 1)Asn Leu Ala Phe Met Glu Ser Asp Ile Leu Glu、 Asn Leu Val Ile Thr Ala Ala Asp Leu Leu Gly ヒト由来のチトクロムP4501Aサブファミリーに属
する分子種である1A1と1A2のアミノ酸配列のマル
チプルアラインメントを作成した。アラインメント作成
用ソフトウェアはGenetyx(ソフトウエア開発株式会社
製)のclastal Vを用いた。両分子種のアミノ酸配列を
比較することにより、1A1について、10〜15アミノ酸
残基からなり1A2のアミノ酸配列と一致するアミノ酸
残基を隣接して3残基以上含まない部分アミノ酸配列を
選抜した(図2)。選択されたアミノ酸配列を以下に挙
げる。 1A1: 1)Phe Gly Arg Arg Tyr Asp His Asn His Gln Glu Leu Leu、 2)Asp Ser Leu Ile Glu His Cys Gln Glu Lys Gln Leu Asp Glu Asn Ala Asn Val Gln Leu Ser Asp 、 3)Leu Thr Pro Asp Gly Ala Ile Asp Lys Val Leu Ser、 4)Ser Leu Asn Ala Phe Lys Asp Leu Asn Glu Lys Phe Tyr Ser Phe Met Gln Lys Met Val Lys、 5)Asn Leu Asn Asn Asn Phe Gly Glu Val Val Gly Ser Gly
【0020】実施例2 実施例1でアミノ酸配列を比較した各々のチトクロムP
450分子種について、既にX線結晶構造解析がなされ
分子座標が決定されているチトクロムP450camの
構造(Protein Data Bank ID No.2CPP)を基に、ホモロ
ジーモデリング手法を用いてコンピュータ上に分子モデ
ルを構築した。モデル構築に際しての分子モデリング用
ソフトウェアは、Quanta/CHARMmのProtein Pkg(MSI社)
を使用した。構築された分子モデルから、分子モデル表
面に露出している領域を特定した。そして実施例1にお
いて選抜されたアミノ酸配列の中から前記の特定された
領域に相当するアミノ酸配列を選抜することにより、チ
トクロムP4502C8の場合には配列番号1で示され
るアミノ酸配列、チトクロムP4502C9の場合には
配列番号2で示されるアミノ酸配列、チトクロムP45
02C18の場合には配列番号3で示されるアミノ酸配
列、チトクロムP4502C19の場合には配列番号4
で示されるアミノ酸配列、そしてチトクロムP4501
A1の場合には配列番号5、6、7で示されるアミノ酸
配列を選抜した。
【0021】実施例3 実施例2で選抜された各々のチトクロムP450分子種
の部分アミノ酸配列について、NCBIの蛋白質アミノ
酸配列データベースを検索の対象とし、相同性検索プロ
グラムFASTAを用いて、免疫感作する哺乳動物(ウサギ)
に構成的発現している蛋白質の既知アミノ酸配列との相
同性を検討した。その結果、いずれのアミノ酸配列につ
いても、50%を超える相同性を示すウサギタンパク質
のアミノ酸配列は見い出されなかった。そこで、実施例
2で選抜されたアミノ酸配列を有するペプチドを有効免
疫抗原の調製に用いることとした。
【0022】実施例4 有効免疫抗原の合成および抗体
の調製 島津製作所PSSM-8型ペプチド合成機を用い、MAP用樹脂
である島津製作所販売のTAKO8−WTG(7個のリジン
残基からなる枝分かれ構造を有し、計8単位の抗原ペプ
チドを固相合成法により導入できる。)を用いて、有効
免疫抗原として実施例3で決定された各々のチトクロム
P450分子種における免疫抗原領域3次候補のアミノ
酸配列と同等のアミノ酸配列を有するペプチドが8個結
合されてなる多抗原ペプチドを調製した。ヒト由来のチ
トクロムP4502C8に対する抗体作製用には配列番
号1で示されるアミノ酸配列を有するペプチドが結合さ
れてなる多抗原ペプチドを、2C9に対する抗体作製用
には配列番号2で示されるアミノ酸配列を有するペプチ
ドが結合されてなる多抗原ペプチドを、2C18に対す
る抗体作製用には配列番号3で示されるアミノ酸配列を
有するペプチドが結合されてなる多抗原ペプチドを、2
C19に対する抗体作製用には配列番号4で示されるア
ミノ酸配列を有するペプチドが結合されてなる多抗原ペ
プチドを、1A1に対する抗体作製用には配列番号5、
6または7に示されるアミノ酸配列を有するペプチドが
それぞれ結合されてなる多抗原ペプチドを、各々合成し
た。合成された多抗原ペプチドは、カラムPD-10(Pharma
cia Biotech社)を用いて2M酢酸にて溶出する簡易ゲル
ろ過クロマトグラフィーにより精製した。このようにし
て調製された各々のチトクロムP450分子種の多抗原
ペプチド(有効免疫抗原)を1mg/mlの濃度になるよう
に生理食塩水に溶解した。この水溶液2mlにあらかじめ
42℃から43℃にインキュベートしたRAS〔MPL(Mo
nophosphoryl Lipid A)+TDM(Synthetic Trehalose Dico
rynomycolate)+CWS (CellWall Skeleton)アジュバント
システム〕(Sigma社製)40μlを加え、よく混合し
た。得られた混合物をニュージーランドホワイト種ウサ
ギ(雌、14週齢、平均2.4kg)一羽あたり1mlを投
与した。その内訳は、100μlずつ背部10か所に皮
下投与した。該投与の3週間後、5週間後にそれぞれ初
回の1/2量の抗原を同様に投与した。この間ウサギの
耳静脈から少量の血液をサンプリングし、抗体価を測定
した。3回目の投与後に抗体価が上昇したため、3回目
投与の約2週間後に免疫感作したウサギの頚動脈から全
採血し、得られた血液をセパラピットチューブ(積水化
学社製)に入れ、37℃で2時間インキュベートした
後、遠心分離(3000rpm 、20min 、室温)して上清を回
収することにより、抗血清を得た。さらに該抗血清を5
6℃で30分間処理し、補体系の不活性化を行った。
【0023】試験例 イムノブロット法による目的タン
パク質の分析 10種類のヒト由来のチトクロムP450分子種(1A
2、2A6、2B6、2C8、2C9、2C18、2C
19、2D6、2E1および3A4)に対し、実施例4
で得られた2C8、2C9、2C18、2C19の4種
類の抗体を用いてイムノブロッティングを行った。ま
た、上記10種類に加え1A1を含む11種類のヒト由
来のチトクロムP450分子種(1A1、1A2、2A
6、2B6、2C8、2C9、2C18、2C19、2
D6、2E1および3A4)に対し、実施例4で得られ
た1A1の抗体を用いてイムノブロッティングを行っ
た。まず、ヒトチトクロムP4501A2、2A6、2
B6、2C8、2C9、2C18、2C19、2D6、
2E1および3A4のそれぞれ0.5pmolをSDS−ポリ
アクリルアミドゲルで電気泳動(40mA、1時間)した。
このゲルにニトロセルロース膜を重ね、転写用緩衝液
(25mM Tris、192mM グリシン、20% メタノール)中に
浸した状態で、Bio-Rad社製のブロッティング装置によ
り、4℃、20mA、15時間処理し、泳動されたタンパク質
をニトロセルロース膜へ転写した。同じ試料を泳動し転
写したニトロセルロース膜を4枚調製し、TBS+Tween20
溶液(50mMTris-HCl(pH 7.5)、200mM NaCl、0.05% Twee
n20)で洗浄した後、3%のゼラチンを含むTBS+Tween20
溶液中で、37℃、40分間インキュベートした。次いで、
該ニトロセルロース膜をそれぞれ、1%ゼラチンを含むTB
S+Tween20溶液で1000倍希釈した抗2C8抗体、200倍
希釈した抗2C9抗体、400倍希釈した抗2C18抗体
または400倍希釈した抗2C19抗体と、37℃、1時間
反応させた。また、上記10種類の分子種と1A1のそ
れぞれ0.5pmolをSDS−ポリアクリルアミドゲルで電
気泳動(40mA、1時間)し、上記と同様に、泳動された
タンパク質をニトロセルロース膜へ転写し、得られた膜
を400倍希釈した抗1A1抗体と反応させた。反応後、
各ニトロセルロース膜をTBS+Tween20溶液で4回洗浄し
た後、3%のゼラチンを含むTBS+Tween20溶液中で、37
℃、20分間インキュベートし、その後、1%ゼラチンを含
むTBS+Tween20溶液で2500倍希釈した125I標識Protein
A(アマシャム社製)中で、37℃、1時間反応させた。反
応後、各ニトロセルロース膜をTBS+Tween20で4回洗浄
後、風乾し、富士フィルム社製のイメージングプレート
に対して15時間露光し、富士フィルム社製のBAS2000
システムにてシグナルを検出した。実施例4で得られた
各々の分子種に対する抗体は、ヒト由来のチトクロムP
450のうち、目的とする分子種のみを特異的に認識し
た(図3〜図7)。
【0024】
【発明の効果】本発明により、目的タンパク質と該タン
パク質のアミノ酸配列に類似するアミノ酸配列を有する
タンパク質とを免疫化学的に判別しうる抗体を製造する
ことが可能となる。
【0025】
【配列表】
<110> Sumitomo Chemical Co.Ltd. <120> Process for producing anti-peptide antibody <130> P149512 <150> JP 09/0218458 <151> 1997-08-13 <160> 7 <210> 1 <211> 10 <212> PRT <213> Homo sapiens <210> 2 <211> 10 <212> PRT <213> Homo sapiens <210> 3 <211> 14 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 3 Asp Ile Asp Ile Thr Pro Leu Pro Met His Leu Val Gly Val 5 10 <210> 4 <211> 11 <212> PRT <213> Homo sapiens <210> 5 <211> 13 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 5 Phe Gly Arg Arg Tyr Asp His Asn His Gln Glu Leu Leu 5 10 <210> 6 <211> 15 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 6 His Cys Gln Glu Lys Gln Leu Asp Glu Asn Ala Asn Val Gln Leu 5 10 15 <210> 7 <211> 12 <212> PRT <213> Homo sapiens
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒト由来のチトクロムP4502Cサブファミ
リーに属する分子種(2C9、2C19、2C8、2C
18)とチトクロムP450cam(CAM)のアミノ酸
配列のマルチプルアラインメントを示す。アミノ酸は1
文字表記法で表されている。ヒト由来チトクロムP45
02C8、2C9、2C18および2C19の各分子種
のアミノ酸配列のうち、一重または二重下線を付した領
域は実施例1で選抜されたアミノ酸配列、二重下線を付
した領域は実施例2で選抜されたアミノ酸配列を示す。
【図2】ヒト由来のチトクロムP4501Aサブファミ
リーに属する分子種(1A1、1A2)とチトクロムP
450cam(CAM)のアミノ酸配列のマルチプルアラ
インメントを示す。アミノ酸は1文字表記法で表されて
いる。ヒト由来チトクロムP4501A1分子種のアミ
ノ酸配列のうち、一重または二重下線を付した領域は実
施例1で選抜されたアミノ酸配列、二重下線を付した領
域は実施例2で選抜されたアミノ酸配列を示す。
【図3】本発明製造法で製造された抗体(抗2C8抗
体)を用いて、イムノブロット法によりヒト由来のP4
50各分子種を分析した結果を示す。各レーンに泳動し
た試料はそれぞれ次の通りである。レーン1:P450
1A2、2:P4502A6、3:P4502B6、
4:P4502D6、5:P4502E1、6:P45
03A4、7:P4502C8、8:P4502C9、
9:P4502C18、10:P4502C19
【図4】本発明製造法で製造された抗体(抗2C9抗
体)を用いて、イムノブロット法によりヒト由来のP4
50各分子種を分析した結果を示す。各レーンに泳動し
た試料はそれぞれ次の通りである。レーン1:P450
1A2、2:P4502A6、3:P4502B6、
4:P4502D6、5:P4502E1、6:P45
03A4、7:P4502C8、8:P4502C9、
9:P4502C18、10:P4502C19
【図5】本発明製造法で製造された抗体(抗2C19抗
体)を用いて、イムノブロット法によりヒト由来のP4
50各分子種を分析した結果を示す。各レーンに泳動し
た試料はそれぞれ次の通りである。レーン1:P450
1A2、2:P4502A6、3:P4502B6、
4:P4502D6、5:P4502E1、6:P45
03A4、7:P4502C8、8:P4502C9、
9:P4502C18、10:P4502C19
【図6】本発明製造法で製造された抗体(抗2C18抗
体)を用いて、イムノブロット法によりヒト由来のP4
50各分子種を分析した結果を示す。各レーンに泳動し
た試料はそれぞれ次の通りである。レーン1:P450
1A2、2:P4502A6、3:P4502B6、
4:P4502C8、5:P4502C9、6:P45
02C18、7:P4502C19、8:P4502D
6、9:P4502E1、10:P4503A4
【図7】本発明製造法で製造された抗体(抗1A1抗
体)を用いて、イムノブロット法によりヒト由来のP4
50各分子種を分析した結果を示す。各レーンに泳動し
た試料はそれぞれ次の通りである。レーン1:P450
1A1、2:1A2、3:P4502A6、4:P45
02B6、5:P4502C8、6:P4502C9、
7:P4502C18、8:P4502C19、9:P
4502D6、10:P4502E1、11:P450
3A4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12N 15/02 C12P 21/08 C12P 21/08 C12N 15/00 C

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目的タンパク質と該タンパク質のアミノ酸
    配列に類似するアミノ酸配列を有するタンパク質とを免
    疫化学的に判別しうる抗ペプチド抗体の製造法であっ
    て、(1)目的タンパク質のアミノ酸配列と、該タンパ
    ク質と判別しようとするタンパク質のアミノ酸配列とを
    比較することにより、目的タンパク質の部分アミノ酸配
    列であって10〜15アミノ酸残基からなり判別しようとす
    るタンパク質のアミノ酸配列と一致するアミノ酸残基を
    隣接して3残基以上含まないアミノ酸配列を選抜し、
    (2)前項(1)で選抜されたアミノ酸配列のうち、目
    的タンパク質の分子モデルの表面に露出する領域に相当
    するアミノ酸配列を選抜し、(3)前項(2)で選抜さ
    れたアミノ酸配列のうち、免疫感作する動物に由来する
    タンパク質の既知アミノ酸配列と比較して、相同性の低
    いアミノ酸配列を選抜し、(4)前項(3)で選抜され
    たアミノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合さ
    れてなる有効免疫抗原を調製し、該有効免疫抗原を投与
    して動物を免疫感作する工程を含むことを特徴とする抗
    ペプチド抗体の製造法。
  2. 【請求項2】目的タンパク質がチトクロムP450であ
    る請求項1記載の抗ペプチド抗体の製造法。
  3. 【請求項3】目的タンパク質がチトクロムP4502C
    ファミリーに属するタンパク質である請求項1または2
    記載の抗ペプチド抗体の製造法。
  4. 【請求項4】目的タンパク質がチトクロムP4501A
    ファミリーに属するタンパク質である請求項1または2
    記載の抗ペプチド抗体の製造法。
  5. 【請求項5】有効免疫抗原が配列番号1で示されるアミ
    ノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合されてな
    る有効免疫抗原である請求項1〜3記載の抗ペプチド抗
    体の製造法。
  6. 【請求項6】有効免疫抗原が配列番号2で示されるアミ
    ノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合されてな
    る有効免疫抗原である請求項1〜3記載の抗ペプチド抗
    体の製造法。
  7. 【請求項7】有効免疫抗原が配列番号3で示されるアミ
    ノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合されてな
    る有効免疫抗原である請求項1〜3記載の抗ペプチド抗
    体の製造法。
  8. 【請求項8】有効免疫抗原が配列番号4で示されるアミ
    ノ酸配列を有するペプチドとキャリアとが結合されてな
    る有効免疫抗原である請求項1〜3記載の抗ペプチド抗
    体の製造法。
  9. 【請求項9】有効免疫抗原が配列番号5〜7で示される
    アミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を有するペプチ
    ドとキャリアとが結合されてなる有効免疫抗原である請
    求項1、2または4記載の抗ペプチド抗体の製造法。
  10. 【請求項10】配列番号1で示されるアミノ酸配列を有
    するペプチドとキャリアとが結合されてなるヒト由来の
    チトクロムP4502C8特異的抗ペプチド抗体製造用
    の有効免疫抗原。
  11. 【請求項11】配列番号2で示されるアミノ酸配列を有
    するペプチドとキャリアとが結合されてなるヒト由来の
    チトクロムP4502C9特異的抗ペプチド抗体製造用
    の有効免疫抗原。
  12. 【請求項12】配列番号3で示されるアミノ酸配列を有
    するペプチドとキャリアとが結合されてなるヒト由来の
    チトクロムP4502C18特異的抗ペプチド抗体製造
    用の有効免疫抗原。
  13. 【請求項13】配列番号4で示されるアミノ酸配列を有
    するペプチドとキャリアとが結合されてなる特徴とする
    ヒト由来のチトクロムP4502C19特異的抗ペプチ
    ド抗体製造用の有効免疫抗原。
  14. 【請求項14】配列番号5〜7で示されるアミノ酸配列か
    ら選ばれるアミノ酸配列を有するペプチドとキャリアと
    が結合されてなるヒト由来のチトクロムP4501A1
    特異的抗ペプチド抗体製造用の有効免疫抗原。
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JP2009057291A (ja) * 2007-08-29 2009-03-19 Marudai Food Co Ltd ウシミオグロビン部分ペプチドに対する抗体、及び当該抗体を用いた検査方法並びに検査用キット
JP2009145362A (ja) * 2009-03-27 2009-07-02 Meiji Milk Prod Co Ltd カゼインホスホペプチド(cpp)の免疫学的測定法
WO2017104289A1 (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 株式会社森永生科学研究所 タンパク質の検出方法及び免疫測定方法

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