JPH0550029A - 耐チツピング塗膜を有する自動車の塗装方法 - Google Patents

耐チツピング塗膜を有する自動車の塗装方法

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JPH0550029A
JPH0550029A JP22465291A JP22465291A JPH0550029A JP H0550029 A JPH0550029 A JP H0550029A JP 22465291 A JP22465291 A JP 22465291A JP 22465291 A JP22465291 A JP 22465291A JP H0550029 A JPH0550029 A JP H0550029A
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JP
Japan
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vinyl chloride
coating
weight
resin
parts
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JP22465291A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Fukami
竜雄 深海
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Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 耐チッピング塗膜を有する自動車塗装外観性
の向上 〔構成〕 2コ−ト系の自動車塗装において、粒径7〜
15μmの未処理炭カルを80〜140phr含有する
塩化ビニルプラスチゾル塗料を使用する塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車などに
塗装され、上塗り塗料への塗装性の影響がない耐チッピ
ング塗膜を有する、塗装方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、自動車の車体を飛石などより保護
し、外観を維持するために塩化ビニルプラスチゾルの層
間耐チッピング塗料が使用されている。自動車の車体の
塗装には、通常電着塗装、中塗り塗装、上塗り塗装の3
コ−トがおこなわれている。この場合には、塩化ビニル
プラスチゾルは通常中塗りの内側に塗布されている。ま
た商用車等の低コストの自動車の塗装には、前記の塗装
法で中塗り塗装を省いた2コ−ト塗装がある。 【0003】そして、特に2コ−ト塗装系において、上
塗り塗料の外観不具合がある。すなわち、電着塗膜の上
に塗布される層間耐チッピング塗料は必要でない部分を
マスキングテ−プでおおい塗装される。次にそのマスキ
ングテ−プを剥し予備乾燥後上塗り塗料が塗装される。
その際剥したマスキングテ−プとの境界面である、層間
耐チッピング塗膜のエッジ部上の上塗り塗料が濡れにく
くスケてしまう不具合があることが分った。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、上塗り塗料がスケない塗装性の
良い塗装方法を提供することを目的とする。 【0005】本発明者らは、上塗り塗料がスケない層間
耐チッピング塗料について、数多くの実験を試み、層間
耐チッピング塗膜のエッジ形状を円孤と仮定した場合、
その半径が大きいほど上塗り塗料が濡れやすく、スケが
ないことを発見した。 【0006】しかし、半径が大きくなりすぎると耐チッ
ピング塗料の作業性が低下する場合が多い。本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたものであり、塗料の作業
性を維持しつつ層間耐チッピング塗膜のエッジ半径を大
きくすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の耐チ
ッピング塗膜を有する自動車の塗装方法は、電着塗装工
程と、前記電着塗装工程で乾燥された硬化塗膜表面に耐
チッピング塗料を塗布し予備乾燥する工程と、前記工程
で予備乾燥された予備硬化塗膜表面に上塗塗料を塗布し
その後焼付け硬化する工程とからなり、前記予備乾燥す
る工程で、塩化ビニル樹脂100重量部に対して、充填
材として平均粒径が7〜15μmの未処理の炭酸カルシ
ウムを80〜140重量部含有する塩化ビニルプラスチ
ゾル系塗料を使用することを特徴とするものである。 【0008】本発明の電着工程、耐チッピング塗料の予
備乾燥工程および上塗り塗料の焼付け硬化工程とからな
る塗装方法において、耐チッピング塗料が異なるのみ
で、その他の電着工程および上塗り塗料の焼付け硬化工
程は従来の各工程と同じである。 【0009】本発明の塗装方法を特徴ずける耐チッピン
グ塗料は、塩化ビニル樹脂100重量部に対して、充填
材として平均粒径が7〜15μmの未処理の炭酸カルシ
ウムを80〜140重量部含有することを特徴とする。 【0010】この塩化ビニルプラスチゾルは、塩化ビニ
ル樹脂、可塑剤および充填材から構成されている。塩化
ビニル樹脂は、通常のプラスチゾルに用いられたもので
あれば特に制限はない。たとえば塩化ビニル単独または
共重合体が使用できる。なかでも塩化ビニル・酢酸ビニ
ルとの共重合体は樹脂のゲル化促進硬化をもつので添加
するのが好ましい。 【0011】可塑剤には、通常のジオクチルフタル酸エ
ステル、ブチルベンジルフタル酸エステル、ジノニルフ
タル酸エステルなどの公知の可塑剤が利用できる。 【0012】充填材は、通常使用されている微粒炭酸カ
ルシウムの他に、平均粒径7〜15μmのものが塩化ビ
ニル樹脂100重量部に対し80〜140重量部用いら
れる。 【0013】平均粒径が7μm未満の表面が未処理の炭
酸カルシウムを用いると、粘度が高くなりすぎて塗装時
のスプレ−性が不良となり好ましくない。また平均粒径
が15μmを超えると塗装時にノズル詰まりが発生して
塗装の作業性を低下させるため好ましくない。添加量が
80重量部未満であると表面積が小さくなり上塗りとの
密着性が確保できないため好ましくない。また添加量が
130重量部を超えると耐チッピング性能が確保できな
いため好ましくない。 【0014】なおこの炭酸カルシウムは、表面を処理が
されていない方が、粒子表面の面積が大きく(上塗り)
塗膜との密着性に良いので好ましい。従来の塩化ビニル
プラスチゾルに含まれる炭酸カルシウムでは、粒径が小
さく表面処理がなされているので、レベリング(フロ
−)しにくいが、本発明では粒子径が大きいため耐チッ
プ塗料にレベリング性を付与するのに有効である。 【0015】なお、他に添加剤としては、通常の接着性
付与剤、安定剤、溶剤などが配合できる。 【0016】 【発明の作用】本発明に使用される塩化ビニルプラスチ
ゾル塗料は、自動車塗装の耐チッピング用として用いら
れる。そして、塩化ビニル樹脂100重量部に対して、
7〜15μmの粒子径の未処理の炭酸カルシウムを80
〜140重量部使用することにより、マスキングテ−プ
を剥した直後のエッジ形状がほぼ直角であったものが、
剥す時にかかる力(低・剪断力)によりエッジ半径が1
000μm以上になり上塗り塗料が均一に塗布され、ス
ケることがない。また、未処理の炭酸カルシウムを用い
ているので、上塗り塗料とのなじみ性にも優れ、塗装外
観が良いと考えられる。 【0017】 【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。本発
明の自動車の塗装方法に使用する耐チッピング塗料とし
て、第1表に示すNo1〜No5の耐チッピング塗料お
よび第2表に示すNo6〜No10の比較例を製造し
た。 【0018】塩化ビニル樹脂としては粒径10μm未満
のペ−ストレジン(鐘淵化学工業(株)製)50重量%
と粒径10μm以上のブレンドレジン(日本ゼオン
(株)製)50重量%の混合物を用いた。それに以下の
配合で可塑剤、充填材、添加剤を加えて塩化ビニルプラ
スチゾルを作製した。その組成割合を表に示す。 【0019】塩化ビニル樹脂100重量部に可塑剤のD
OP(ジオクチルフタレ−ト)100重量部、平均粒径
0.08μmの脂肪酸で表面処理済みの微粒炭酸カルシ
ウム50重量部、平均粒径が7μmの表面未処理の炭酸
カルシウム100重量部、添加剤を25重量部とを混合
して塩化ビニルプラスチゾルNo.1の組成物を作製し
た。 【0020】なお添加剤の内容は、接着付与剤のポリア
マイド3重量部、安定剤のカルシウム石鹸10重量部、
溶媒のミネラルスピリット12重量部とを配合したもの
である。 【0021】同様に炭酸カルシウムの粒径および配合量
を表に示す様に変えた塩化ビニルプラスチゾルNo.2
〜10を作製した。なおNo.10は可塑剤のDOPの
量を150重量部とした。 【0022】この10種の塩化ビニルプラスチゾルにつ
いて、上塗り塗装外観性(スケ)、上塗りとの密着性、
粘度、塗装時のスプレ−性および耐チップ性、タレ限界
膜厚を評価した結果を表に示す。上塗り塗装外観性(ス
ケ)は、電着塗板の塩化ビニルプラスチゾル不要部位に
マスキングテ−プを貼り、その後塩化ビニルプラスチチ
ゾルを300μmの膜厚に塗装し、上塗り塗料を膜厚3
0μmに塗装し前述のマスキングテ−プを剥し100℃
で10分間予備乾燥し140℃で30分の焼付けをおこ
ない塗装外観性を評価した。 【0023】粘度は、BH型の粘度計により測定した。
測定条件は、20℃で粘度計のロ−タNo6、50rp
mである。 【0024】塗装性のスプレ−性は、エアレススプレ−
のノズルよりの噴霧状態の良否を観察した。 【0025】耐チッピング性はナット落下試験で、ナッ
トM−4を高さ2mより落下させてその素地がでるまで
の総重量が20Kg以上のものを合格とした。No.1
〜5の炭酸カルシウムの粒径が7、10、15μmで配
合量が80〜140重量部の場合は、いずれも良好であ
った。 【0026】しかしNo.6の粒径が10μmで量が6
0重量部と少ない場合は、密着性が悪かった。No.7
の配合量を160重量部と多くした場合は、耐チッピン
グ性が低下した。No.8の粒径を5μmと小さくする
と粘度が高くなりスプレ−性が低下して塗装性が悪かっ
た。No.9の粒径を20μmと大きくした場合は、塗
装時にノズルが詰まり塗装性が悪かった。No.10の
この炭酸カルシウムを配合しないと耐チップ性が得られ
なかった。 【0027】 【発明の効果】本発明の塩化ビニルプラスチゾル塗料
は、粒径が7〜15μmの炭酸カルシウムを塩化ビニル
樹脂に対して80〜140重量部配合したことによりマ
スキングテ−プを剥した後の塩化ビニルプラスチゾルの
エッジ半径が1000μm以上になり、上塗り塗装外観
性が向上した。 (以下余白) 【0028】 【表1】【0029】 【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 302 K 8616−4D 303 B 8616−4D C25D 13/00 308 C 7179−4K

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車等の外板に塗膜を形成する方法において、電着塗
    装工程と、前記電着塗装工程で乾燥された硬化塗膜表面
    に耐チッピング塗料を塗布し予備乾燥する工程と、前記
    工程で予備乾燥された予備硬化塗膜表面に上塗塗料を塗
    布しその後焼付け硬化する工程とからなり、 前記予備乾燥する工程で、塩化ビニル樹脂100重量部
    に対して、充填材として平均粒径が7〜15μmの未処
    理の炭酸カルシウムを80〜140重量部含有する塩化
    ビニルプラスチゾル系塗料を使用することを特徴とす
    る、耐チッピング塗膜を有する自動車等の塗装方法。
JP22465291A 1991-08-09 1991-08-09 耐チツピング塗膜を有する自動車の塗装方法 Pending JPH0550029A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997023349A1 (fr) * 1995-12-22 1997-07-03 Toyo Kohan Co., Ltd. Procede de fabrication de plaques d'acier recouvertes d'une couche de chlorure de vinyle a haute durete
JP2021527150A (ja) * 2018-06-11 2021-10-11 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co. KGaA 金属表面活性化用水性分散体および金属表面のリン酸塩処理方法

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JP2021527150A (ja) * 2018-06-11 2021-10-11 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co. KGaA 金属表面活性化用水性分散体および金属表面のリン酸塩処理方法
US12203172B2 (en) 2018-06-11 2025-01-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Aqueous dispersion for activating a metal surface and method for the phosphating thereof

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