JPH05501601A - ベルト引張器及びその製造方法 - Google Patents

ベルト引張器及びその製造方法

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JPH05501601A JP2514554A JP51455490A JPH05501601A JP H05501601 A JPH05501601 A JP H05501601A JP 2514554 A JP2514554 A JP 2514554A JP 51455490 A JP51455490 A JP 51455490A JP H05501601 A JPH05501601 A JP H05501601A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベルト引張器及びその製造方法 1巨旦1 本発明は、伝動ベルト等のための新規なベルト引張器及びそのようなベルト引張 器を製造するための新規な方法に関する。
直販11 無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルトのためのものであり、該ベ ルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支持手段によって担持されてお り、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記ベルトに緊張を与え るように該ベルト係合手段を前記支持手段に対して移動させて該ベルトに圧接さ せるために該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結されたばね手段とから 成るベルト引張器であり、前記支持手段は、長手軸線を有する軸を備え、前記ベ ルト係合手段は、該軸に回転自在に装着されたベルト係合アームを有するベルト 引張器を提供することは、周知である。例えば、米国特許第4,596,538 号参照。
又、ベルト引張器のベルト係合手段がベルトを緊張させているとき、前記回転自 在のベルト係合アームが前記軸上でコックする(傾動する又は反り返る)のを防 止するために該アームと前記支持手段のアームプレートの間にブツシュを設ける ことも周知である。例えば、1989年7月7日に出願された本出願人の米国特 許願第376.795号、及び1989年9月6日に出願された本出願人の米国 特許願第403,537号参照。
米国特許第4.473,362号及び第4,551゜120号にも同様のベルト 引張器が開示されている。
l且立皿j 本発明の1つの特徴は、ベルトを緊張させる力が、ベルト係合手段のための軸に 対して偏心関係をなすベルト係合手段のプーリーに作用することによりベルト係 合手段をその軸上でコックさせようとするのを防止するための手段を有する新規 なベルト引張器を提供することである。
詳述すれば、上記米国特許願第376.795号に開示された発明の教示によれ ば、ベルト引張器のベルト係合アームのプーリーのベルト係合表面を、該ベルト 係合アームを担持する軸の長平方向でみて外部に配置した場合、ベルト係合アー ムが軸に対してコックする(傾動する)傾向があり、それによって、軸とベルト 係合アームとの間の相対移動を容易にするために両者間に配設された軸のブツシ ュ(軸受)を急速に摩耗させることが判明した。
しかしながら、本発明の教示によれば、前記回転自在のベルト係合アームに、前 記軸の軸線に対して傾斜した軸受面を設け、前記支持手段にも、該軸線に対して 傾斜しており、ベルト係合アームの軸受面に対面する軸受面を設け、それらの2 つの軸受面の間にそれらの軸受面に係合させてブツシュを介設し、該ブツシュが 、該両軸受面の相対移動を容易にし、それによってベルト係合アームがベルトを 緊張させているとき該アームが前記軸上でコックするのを防止する働きをするよ うに構成することができることが判明した。
又、本発明の教示によれば、前記2つの傾斜軸受面及びそれらの間に介設された 前記ブツシュは、後述するように、前記支持手段に対するベルト係合アームの回 転運動を摩擦力により制動するような独特の態様で用いることができることが判 明した。
本発明の一実施例によれば、無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベル トのためのものであり、該ベルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支 持手段によって担持されており、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段 と、前記ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支持手段に対して 移動させて該ベルトに圧接させるために該支持手段及びベルト係合手段に作動的 に連結されたばね手段とから成るベルト引張器であり、前記支持手段は、長手軸 線を有する軸を備え、前記ベルト係合手段は、該軸に回転自在に装着されたベル ト係合アームを有し、該アームは、前記軸線に対して傾斜した傾斜軸受面を有し 、前記支持手段は、該軸線に対して傾斜しており、該アームの傾斜軸受面に対面 した傾斜軸受面を有しており、該2つの傾斜軸受面の相対移動を容易にし、それ によって前記ベルト係合アームがベルトを緊張させているとき該アームが前記軸 上でコックするのを防止する働きをするブツシュが該2つの傾斜軸受面の間にそ れらの軸受面に係合させて介設されていることを特徴とするベルト引張器が提供 される。
従って、本発明の目的は、上述した又は以下に述べる本発明の新規な特徴の1つ 又はそれ以上を有する、無端伝動ベルトのための新規な引張器を提供することで ある本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発明の新規な特徴の1つ 又はそれ以上を有する、無端伝動ベルトのための上記引張器を製造する方法を提 供することである。
図面の簡単な説明 図1は、適当な支持構造体に取付けられた本発明の新規なベルト引張器の部分正 面図であり、ベルト引張器が1つの作動位置にあるところを示す。
図2は、図1と同様な図であるが、ベルト引張器が破線で示された伝動ベルトに 緊張を与えているところを示す。
図3は、図1の線3−3に沿ってみた拡大断面図である。
図4は、図3の線4−4に沿ってみた断面図である。
図5は、図3の線5−5に沿ってみた部分断面図である。
図6は、図1〜5のベルト引張器の各構成部品の分解透視図である。
図7は、図3と同様の図であるが、本発明の別の実施例によるベルト引張器を示 す。
図8は、図7のベルト引張器の分解透視図である。
11舅 本発明のいろいろな特徴は、ここでは、自動車の内燃エンジンに使用するための ベルト引張器を提供するのに特に適合されたものとして例示され、説明されてい るが、本発明の各特徴は、所望に応じて他のタイプの装置のためのベルト引張器 を構成するために単独で、又は、組合せて用いることもできる。
従って、添付図は本発明の広範な用途の1つを例示するためのものにすぎないか ら、本発明は、添付図に示された実施例に限定されるものではない。
図1〜3を参照して説明すると、本発明の新規なベルト引張器は、総体的に参照 番号20で示されており、自動車(図示せず)等の内燃エンジン(図示せず)の ための支持ブラケットのような支持構造体22に固定するようになされた支持手 段21を備えている。支持手段21は、無端経路に沿って走行するようになされ た伝動ベルト23(図2に鎖線で示されている)に対して固定関係に保持される 。
本発明のベルト引張器(以下、単に「引張器」とも称する)20は、又、ベルト 係合手段24を備えている。
ベルト係合手段24は、後述するような態様で支持手段21に回転自在に取付け られたベルト係合アーム25と、該ベルト係合アーム(単に「アーム」とも称す る)によって担持された回転自在のプーリー26から成る。プーリー26は、斯 界において周知の目的のために周知の態様でベルト23に緊張を付与するために 該ベルトに係合するようになされた外周面27を有している。例えば上記3つの 米国特許第4.596538号、第4,473.362号及び第4,551,1 20号を参照されたい。
ベルト引張器20の支持手段21は、金属材等の適当な材料で形成された、閉鎖 端29と開放端3oを有するカップ形のハウジング28から成り、ハウジング2 8内にチャンバー31が画定される。
ベルト引張器20の支持手段21は、又、この実施例では、ハウジング28の閉 鎖端29から延長し、開放端30を通して突出するようにハウジング28と一体 に一部片として形成された軸32を有する。軸32は、その一端32°を閉鎖端 即ち端壁29に形成された開口29゛に締着されており、ハウジング28に対し て固定されている。
ベルト係合アーム25も、金属材等の適当な材料で形成されている。
ハウジング28、軸32及びアーム25は例えば鋳造法によって金属材で形成さ れているので、ハウジング28の軸32に適当なポリマー材のような任意の適当 な減摩材製の環状ブツシュ33を入れ子式に被せる。このブツシュ33の一端に は、ハウジング28の端壁29に近接する環状のディスク状フランジ34を形成 することができる。
ベルト係合アーム25の一部分35は、支持手段21の軸32に入れ子式に嵌合 するハブ部分37を画定する貫通開口36を有しており、軸32とハブ部分37 の間に環状ブツシュ即ち軸受手段33を介設し、それによって、ベルト係合アー ム25を支持手段21に対して回転自在とし、図3に示されるように、ハブ部分 37をハウジング28のチャンバー31内に配設し、ベルト係合アーム25の部 分35をハウジング28の外部に配置して該ハウジングの開放端30を実質的に 閉鎖するようにする。
斯界において周知の態様でコイル巻きの間に減摩材のストリップ41を介設して らせん状に巻回した金属製の捩りばね38をベルト係合アーム25のハブ部分3 7の周りに配設してハウジング28のチャンバー31内に収納し、該捩りばね3 8の内端39をハブ部分37に形成した適当なスロット39° (図4)に挿入 することによってベルト係合アーム25に作動的に連結し、該捩りばねの外端4 0をハウジング28のスロット42に通して該スロットの縁43に掛止させるこ とによって支持手段21に作動的に連結させる。その後、所望ならば、スロット 42に適当な可撓性閉鎖部材(図示せず)を挿入することによって該スロットを 閉鎖することができる。
かくして、捩りばね38ば、常にベルト係合アーム25を図1,2の引張器20 でみて反時計回り方向に回転させようとするばね力を与えるように巻回してお( ことができ、それによって、ベルト係合アーム25の反時計回り方向の運動によ って緊張せしめられるベルト23は、プーリー26に矢印45(図2)の方向の 荷重を課することになる。
ベルト係合アーム25のハブ部分37と捩りばね38の間の相対移動を容易にす るために、ポリマー材のような適当な減摩材で形成された平坦なディスク状部材 即ちブツシュ46の中央貫通開口47をベルト係合アーム25のハブ部分37に 入れ子式に嵌合させる。
かくして、捩りばね38の両側に配設されたディスク状部材46と上記ディスク 状部材34は、周知の態様でベルト係合アーム25の運動中捩りばね38の牧野 運動を容易にする。
プーリー26は、そのねじ竹輪50をベルト係合アーム25の端部49のねじ付 開口51に螺入し、ナツト52で固定することによってベルト係合アーム25の 端部49に回転自在に取付ける。かくして、プーリー26は、その軸50を中心 としてベルト23に対して慣用の態様で回転することができる。
引張器20の支持手段21は、又、金属材等の適当な材料で形成されたアームプ レート53を備えている。アームプレート53は、ハウジング28の軸32の円 筒形端部分55を受容する中央貫通開口54を有している。
軸32の円筒形端部分55は、開口54に挿入し、例えば該円筒形端部分55を 半径方向外方に押し広げてその外周面55′をアームプレート53の開口54の 周壁54°に圧着させ、アームプレート53の外表面56に対してかしめること によって該アームプレートに固定する。それによって、アームプレート53は、 動かないように固定され、ベルト係合アーム25は、後述するようにアームプレ ート53に対して一定の範囲内で回動することができる。円筒形端部分55ば、 その内周面55゛°に適当な工具を挿入することによって周知の態様で半径方向 外方に押し広げることができる。
アームプレート53に対するベルト係合アーム25の回動を容易にするために、 ポリマー材のような適当な減摩材で形成されたディスク57の中央貫通開口58 を軸32の突部即ち円筒形端部分55に入れ子式に嵌合させ、ディスク57をベ ルト係合アーム25とアームプレート53の間に介設する。このようにして、減 摩ディスク57の一側面60が、ベルト係合アーム25の部分35の一方の面6 1に圧接される。ベルト係合アーム25の面61には、図に示されるようにディ スク57並びにアームプレート53を受容するように形成された中央凹部62が 設けられている。ディスク57の他方の面64は、アームプレート53の面65 に圧接される。
先に述べたように、プーリー26に作用するベルト23の荷重45が、ベルト係 合アーム25を支持手段21の軸32上でコックさせようとするので、軸受手段 33を急速に摩耗させることが判明している。アーム25のこのようなコツキン グ現象は、図3の位置にある引張器2oをみればよ(分るように、プーリー26 のベルト係合表面27が軸32の軸方向の長平から外にはみ出ている場合(従っ て、プーリー26に対するベルト23の荷重即ち作用力45が軸32の長手の中 心にではなく、偏っている場合)に特に著しい。
更に、自動車等における自動ベルト引張器のユニットをコンパクトにしたいとい う要望から、従来、軸受即ちブツシュ33の軸受表面積を減少させてきており、 そのためにアーム25のコツキングを一層大きくする結果となっている。その結 果として、引張器の寿命を短くし、ベルト23がプーリ26から外れる可能性を 高くしている。
本発明は、引張器20に独特の構造を組み入れることによってこれらの問題を解 決することを企図したものである0本発明による独特の構造は、ベルト係合アー ム25と支持手段21との互いに合致する軸受面66.69を傾斜させたことと 、それらの両軸受面66と69の間に減摩材製の傾斜した(円錐形の)ブツシュ 74を介設したことから成る。
詳述すれば、ベルト係合アーム25は、平坦な傾斜軸受面66を有する。傾斜軸 受面66は、アーム25の端部49に形成された第1ストッパー面即ち肩部67 から該端部49に形成された第2ストッパー面即ち肩部68(図5)にまで円弧 状に延長している。従って、軸受面66は、図3に示されるように、はぼ円錐形 である。支持手段21のハウジング28も、同様に、傾斜フランジ70の内側面 によって画定される傾斜軸受面69を備えている。傾斜軸受面69は、フランジ 70の一端即ちストッパー面71から他端ストッパー面72にまで円弧状に延長 しており、アーム25の端部49ば、図5に示されるように、フランジ70の一 端71と他端72の間の間隙73に受容される。アーム25の端部49は、その ストッパー面68がハウジング28のストッパー面72に係合する図5の位置と 、端部49のストッパー面67がハウジング28のストッパー面71に衝接する 位置との間で移動自在であり、従って、支持手段21を中心とするアーム25の 枢動運動は、互いに協同するストッパー面67と71及び68と72によって制 御される。
支持手段21のハウジング28の軸受面69は、図3に示されるように組み立て られたとき、ベルト係合アーム25の軸受面66に対面する実質的に円錐形の表 面を呈する。ただし、これらの対面する軸受面66と69の間には狭い間隙73 ′が画定され、その間隙内にポリマ−材等の適当な減摩材製の傾斜した円錐形の ブツシュ74を介設する。ブツシュ74は、その両面に図に示されるようにベル ト係合アーム25の軸受面66とハウジング28の軸受面69にそれぞれ係合す る軸受面75.76を有している。又、ブツシュ74は、ベルト係合アーム25 の端部49のストッパー面67.68にそれぞれ係合し、ブツシュ74をアーム 25と一緒に回転させるようにするための、互いに離隔した端縁77.78を有 している。
所望ならば、プツシ占74は、図6に示されるようにディスク46の外周縁から 外方へ延長するように減摩ディスク46と一体の一部片として形成することがで きるかくして、図2に示されるようにベルト23のようなベルトを緊張させるた めに本発明の引張器20の使用中、先に述べたようにプーリ26の周面27が軸 32に対して偏倚しているために(プーリ26の周面27が軸32の全長領域の 外に軸方向に外れているために)ベルト係合アーム25が軸32に対してコック する傾向があり、従ってアーム25の軸受面66がコックする傾向があるが、そ の場合、ベルト係合アーム25の軸受面66がハウジング28の軸受面69との 間にブツシュ74の大きな円弧状表面を圧縮してコーキング動作を遅らせ、それ によってベルト23の作用力に対抗する。従って、たとえベルト23の荷重即ち 作用力45が軸32に対して偏っていても、アーム25を軸32上でコックしな いように保持することができる。
コーキングを防止するブツシュ74の大きな円弧状表面積は、軸受面66.69 及びブツシュ74の円弧がいずれも180°より大きく、いずれも軸32の長手 軸線上に中心を有していることによって得られるのである。
更に、上述した態様でブツシュ74の大きな円弧状表面がベルト係合アーム25 の軸受面66とハウジング28の軸受面69の間に圧縮されると、アーム25の コーキングを防止するとともに、そのブツシュ74の圧縮された減摩材がハウジ ング28に対するアーム25の回転運動を遅らせようとする摩擦制動手段として 機能することが判明した。このような摩擦制動手段は、上記米国特許第4,59 6,538号に詳述されている理由のために引張器2oの摩耗を防止する上で特 に有用である。
引張器20は任意の適当な態様で支持構造体22に取付けることができるが、図 示の実施例では、軸32の中心段付開口81及び支持構造体22の適当な開口8 2に単一のボルト80を挿通し、該ボルト80のねじ材端83にナツト84を螺 着して適当なワッシャ85を支持構造体22の面86に圧接させるとともに、引 張器20の支持手段21の面87を支持構造体22の面88に圧接させ、ボルト 80の拡大ヘッド89を軸32内の肩部90に圧接させることにより、引張器2 oを支持構造体22に取付ける(図3参照)、、か(して、ボルト80の拡大ヘ ッド89が、図に示されるように軸32の段付開口81内に完全に引込められる 。
単一のボルト80上での引張器20の回転を防止するために、支持手段21の一 体の突起90を、支持構造体22にボルト80の長手軸線に対して偏心関係に形 成された開口92内に慣用の態様で挿入する。
上記のようにして引張器2oを支持構造体22に取付けた後、ベルト23をプー リー26の周りに架は渡す。
ベルト23は、プーリー26を図1の原位置から反時計回り方向に変位させなけ ればならないような長さに定められているので、ベルト23をプーリー26の周 りに巻きつけることができるようにベルト係合アーム25を捩りばね38の力に 抗して反時計回り方向に回動させ、ベルト係合アーム25の端部49のストッパ ー面67.68をハウジング28のストッパー面71と72の間に挿入し、それ によって、捩りばね38の力によりベルト係合アーム25を図1の原位置へ向け て時計回り方向に戻し、周知の態様で周知の目的のためにベルト23に引張力を 与える。
上記の説明から分るように、本発明の引張器20は、上記米国特許第4,596 ,538号に記載されているような通常の態様で作動するが、従来のもと異なる のは、軸受面66.69とブツシュ74が協同して、ベルト係合アーム25が軸 32上でコックするのを防止する働きをし、ベルト係合アーム25が支持手段3 2上でコックしようとする作用力が、ブツシュ74を軸受面66の間に圧縮させ 、それによって、軸受面66.69とブツシュ74が、ベルト係合アーム25が ベルト23を緊張させる際該ベルト係合アーム25の軸32上での回転運動を遅 らせる摩擦制動力を発揮する点である。
叙上のように、本発明の軸受面66.69及びプツシエフ4の傾斜配置は、多重 機能を発揮する。即ち、傾斜配置は、引張器20のプーリー26にかかるベルト 23の偏り荷重によりベルト係合アーム25が支持手段32上でコックしようと するのを防止し、ベルト係合アーム25の軸32上での回転運動を遅らせる摩擦 制動力を発揮する。
又、軸32の長手軸線に対して軸受面66.69によって設定される角度は、0 “より大きく、90°未満とすることができ、この引張器20を用いる各応用例 に応じて対抗力を最適化するように選定することができる。
対面する軸受面66と69の間の傾斜したブツシュ74は、ベルト係合アーム2 5のための軸受面積を相当に増大させる。この軸受面積の増大量は、最適傾斜角 と、ベルト係合アーム25に許容される厚さとによって決定される。実際、ブツ シュ33とブツシュ74によって提供される総輪受面積は、ブツシュ33だけを 持ち板場合の軸受面積の2倍にもすることができる。か(して、この増大された 軸受面は、ブツシュ33の摩耗率を減少させるのでブツシュ33の寿命を、従っ て引張器20の寿命を延長し、しかも、引張器20の軸方向の長さを、先に述べ たように自動車等のための引張器ユニットをできるだけコンパクトにする要求を 充足するのに望ましい長さに維持することを可能にする。
ベルト係合アーム25のコーキングが生じていなくても、ベルト係合アーム25 の軸受面66がブツシュ74をハウジング28の軸受面69に圧接させ、それら の間の相対回転を摩擦作用で制動することができるようにベルト係合アーム25 を軸32上でハウジング28の方に向けて軸方向に押圧することが望ましい。
ベルト係合アーム25を軸32上でハウジング28の方に向けて軸方向に押圧す る作用は、引張器20を組み立てる際ディスク57が常に圧縮状態におかれるよ うにディスク57をアームプレート53とアーム25の間に圧縮することによっ て得られる。あるいはその別法として、又はそれに加えて、アーム25を軸方向 に押圧するための別個のばねを設けてもよい。
例えば、図7及び8を参照すると、本発明の別の実施例による引張器2OAが示 されている。引張器2OAの、先に実施例の引張器20の部品と同様の部品は、 同じ参照番号にAを付して示されている。
図7に示されるように、引張器2OAは、アームプレート53とベルト係合アー ム25の間にブツシュ57を介設する代りに、アームプレート53Aとベルト係 合アーム25Aの間に環状波形ばね100を介設する点を除いては引張器20と 実質的に同じである。詳述すれば、環状波形ばね100は、引張器2OAを組み 立てる際にアームプレート53Aの表面65Aとベルト係合アーム25Aの面6 1Aの間に常時圧縮された状態に介設され、それによって、アーム25Aを図7 に示されるように軸32A上で常時左方へ軸方向に押圧し、上記米国特許第4, 596,538号に記載された引張器の摩擦制動手段と同様の態様で同じ目的の ために、支持手段21Aに対するアーム25Aの回転運動を摩擦力により制動す る。
叙上のように、本発明は、無端伝動ベルトのための新規なベルト引張器を提供す るだけでなく、そのようなベルト引張器を製造する方法をも提供する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実施例 の構造及び形態に限定されるものではな(、本発明の精神及び範囲から逸脱する ことなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加える ことができることを理解されたい。
FIG、2 FIG、5 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルト(23)のためのもの であり、該ベルトに対して固定関係になされる支持手段(21,21A)と、該 支持手段によって担持されており、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手 段(24)と、前記ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支持手 段に対して移動させて該ベルトに圧接させるために該支持手段及びベルト係合手 段に作動的に連結されたばね手段(38)とから成るベルト引張器(20,20 A)であり、前記支持手段(21,21A)は、長手軸線を有する軸(32,3 2A)を備え、前記ベルト係合手段は、該軸に回転自在に装着されたアーム(2 5,25A)を有するものであるベルト引張器であって、 前記アーム(25,25A)は、前記軸線に対して傾斜した軸受面(66,66 A)を有し、前記支持手段(21,21A)は、該軸線に対して傾斜しており、 該アームの軸受面(66,66A)に対面した軸受面(69,69A)を有し、 該アームの軸受面(66,66A)と支持手段の軸受面(69,69A)との相 対移動を容易にするとともに、前記ベルト係合手段(24)がベルト(23)に 緊張を与えているとき前記軸(32,32A)上での該アーム(25,25A) のコッキングを防止する働きをするようにブッシュ(74,74A)を該アーム の軸受面(66,66A)と支持手段の軸受面(69,69A)との間に介設し 、該両軸受面に係合させたことを特徴とするベルト引張器。 2.前記ブッシュ(74,74A)は、前記アーム(25,25A)と一緒に回 転するように該アームに担持されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載のベルト引張器。 3.前記アームの軸受面(66,66A)及び支持手段の軸受面(69,69A )は、各々、円弧状であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のベルト引 張器。 4.前記ブッシュ(74,74A)は、円弧状であることを特徴とする請求の範 囲第3項に記載のベルト引張器。 5.前記ブッシュ(74,74A)及び各軸受面(66,66A;69,69A )は、各々、180°より大きい円弧であり、前記軸線に合致する中心を有して いることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のベルト引張器。 6.前記軸(32A)上での前記ベルト係合アーム(25A)の回転運動を摩擦 力により制動するように前記ブッシュ(74A)を前記アームの軸受面(66A )と支持手段の軸受面(69A)との間に圧縮する方向に該アーム(25A)を 該軸(32A)上で軸方向に押圧する別のばね(100)を設けたことを特徴と する請求の範囲第1項に記載のベルト引張器。 7.前記別のばね(100)は、環状波形ばねであることを特徴とする請求の範 囲第6項に記載のベルト引弧器。 8.前記環状波形ばね(100)は、前記軸(32A)上に移動自在に嵌挿され ていることを特徴とする請求の範囲第項に記載のベルト引張器。 9.無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルト(23)のためのもの であり、該ベルトに対して固定関係になされる支持手段(21,21A)と、該 支持手段によって担持されており、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手 段(24)と、前記ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支持手 段に対して移動させて該ベルトに圧接させるために該支持手段及びベルト係合手 段に作動的に連結されたばね手段(38)とから成るベルト引張器(20,20 A)であり、前記支持手段(21,21A)は、前記ばね手段を収納するハウジ ング(28)と、アームプレート(53、53A)と、該アームプレートを該ハ ウジングに連結する軸(32,32A)を備え、前記ベルト係合手段は、該軸に 回転自在に装着され、一部分(35)を該軸に対して回転するように該アームプ レートとハウジングとの間に配設されたアーム(25,25A)を有するベルト 引張器であって、 前記アーム(25,25A)の前記一部分(35)は前記軸線に対して傾斜した 軸受面(66,66A)を有し、前記ハウジング(28)は、該軸線に対して傾 斜しており、該アームの軸受面(66,66A)に対面した軸受面(69,69 A)を有し、該アームの軸受面(66,66A)と支持手段の軸受面(69,6 9A)との相対移動を容易にするとともに、前記ベルト係合手段(24)がベル ト(23)に緊張を与えているとき前記軸(32,32A)上での該アーム(2 5,25A)のコッキングを防止する働きをするようにブッシュ(74,74A )を該アームの軸受面(66,66A)と支持手段の軸受面(69,69A)と の間に介設し、該両軸受面に係合させたことを特徴とするベルト引張器。 10.前記ブッシュ(74,74A)は、前記アーム(25,25A)と一緒に 回転するように該アームの前記一部分(35)に担持されていることを特徴とす る請求の範囲第9項に配置のベルト引張器。 11.前記アームの軸受面(66,66A)及び支持手段の軸受面(69,69 A)は、各々、円弧状であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のベルト 引張器。 12.前記ブッシュ(74,74A)は、円弧状であることを特徴とする請求の 範囲第9項に記載のベルト引張器。 13.前記ブッシュ(74,74A)及び各軸受面(66,66A;69,69 A)は、各々、180°より大きい円弧であり、前記軸線に合致する中心を有し ていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のベルト引張器。 14.前記軸(32,32A)上に前記ばね手段(38)と前記アームの一部分 (35)との間に減摩性環状ディスク部材(46)が介設されていることを特徴 とする請求の範囲第9項に記載のベルト引張器。 15.前記ブッシュ(74,74A)は、前記ディスク状部材(46)に担持さ れていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のベルト引張器。 16.前記ブッシュ(74,74A)と前記ディスク状部材(46)とは一体の 部片であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のベルト引張器。 17.前記軸(32A)上での前記ベルト係合アーム(25A)の回転運動を摩 擦力により制動するように前記ブッシュ(74A)を前記アームの軸受面(66 A)と支持手段の軸受面(69A)との間に圧縮する方向に該アーム(25A) を該軸(32A)上で軸方向に押圧する別のばね(100)を設けたことを特徴 とする請求の範囲第9項に記載のベルト引張器。 18.前記別のばね(100)は、前記ベルト係合アーム(25A)とアームプ レート(53A)の間に介設された環状波形ばねであることを特徴とする請求の 範囲第17項に記載のベルト引張器。 19.無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルトのためのものであり 、該ベルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支持手段によって担持さ れており、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と前記ベルトに緊張を 与えるように該ベルト係合手段を前記支持手段に対して移動させて該ベルトに圧 接させるために該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結されたばね手段と から成るベルト引張器であり、前記支持手段は、長手軸線を有する軸を備え、前 記ベルト係合手段は、該軸に回転自在に装着されたアームを有するものであるベ ルト引張器を製造する方法であって、前記アームに、前記軸線に対して傾斜した 軸受面を形成し、前記支持手段には、該軸線に対して傾斜しており該アームの軸 受面に対面する軸受面を形成し、該アームの軸受面と支持手段の軸受面との相対 移動を容易にするとともに、前記ベルト係合手段がベルトに緊張を与えていると き前記軸上での該アームのコッキングを防止する働きをするようにブッシュを該 アームの軸受面と支持手段の軸受面との間に介設し、該両軸受面に係合させるこ とを特徴とするベルト引張器製造方法。 20.無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルトのためのものであり 、該ベルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支持手段によって坦持さ れており、該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記ベルトに緊張 を与えるように該ベルト係合手段を前記支持手段に対して移動させて該ベルトに 圧接させるために該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結されたばね手段 とから成るベルト引張器であり、前記支持手段は、前記ばね手段を収納するハウ ジングと、アームプレートと、該アームプレートを該ハウジングに連結する軸を 備え、前記ベルト係合手段は、該軸に回転自在に装着され、一部分を該軸に対し て回転するように該アームプレートとハウジングとの間に配設されたアームを有 するベルト引張器を製造する方法であって、前記アームの前記一部分に、前記軸 線に対して傾斜した軸受面を形成し、前記ハウジングには、該軸線に対して傾斜 しており、該アームの軸受面に対面する軸受面を形成し、該アームの軸受面と支 持手段の軸受面との相対移動を容易にするとともに、前記ベルト係合手段がベル トに緊張を与えているとき前記軸上での該アームのコッキングを防止する働きを するようにブッシュを該アームの軸受面と支持手段の軸受面との間に介設し、該 両軸受面に係合させることを特徴とするベルト引張器製造方法。
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