JPH05501703A - 五酸化二窒素を製造するための方法及び装置 - Google Patents
五酸化二窒素を製造するための方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
五酸化二窒素を製造するための方法及び装置本発明は四酸化二窒素(N204)
とオゾンとの反応による五酸化二窒素(N205)の製造に関する。
N2O5は、特に不活性if機溶媒に溶解した場合、強力で選択性のあるニトロ
化剤である。従来は、その価格が比較的高く熱安定性が低いため、ニトロ化剤と
しての使用は限定されてい比較的永い貯蔵寿命を有する高純度製品を生産するこ
とが可能なNo 製造の1つの方法は、ガス状N2O4とオゾンの反応である。
オゾンは無声放電オゾン発生器内で酸素巾約4重量%の最高濃度で生産されて、
不活性ガス担体中で化学量論量のNo 蒸気と直ちに反応してN2O5を与える
。次いでN2O5生成物を含有する不活性気流を典型的には一70℃の低温度に
保持された冷い表面と接触させ、生成物を固体として凝縮すると同時に、損失を
最少にする。
この方法には幾つかの欠点がある。これらは即ち、1、担体ガス流中のオゾンの
濃度は非常に低いため、ガス状N2O5生成物の体積と比較して担体ガスの体積
が大きい。従って、担体ガス中の生成物損失の可能性は高く、これが非常に低い
回収温度を使用する1つの理由である。
2 、N 204とオゾンとの反応は発熱性であり、これが熱的に不安定なN2
O5生成物に対し有害な作用をもたらす。
3、 回収生成物は固体であり、これは輸送、貯蔵及び使用がしにくい。
4、 典型的には一70℃の非常に低い生成物回収温度を使用しなければならな
いことは、特に大きい体積の担体ガスをも同じ温度に冷却しなければならないた
め、高い運転費をもたらす。
5、 生成物が冷い表面上に凝縮し、その表面の熱効率は生成物の厚さが累積す
るに従って下降する。
6、N2O4とオゾンの化学量論的比率の保持を達成することは、特にこれら試
薬がこのような低濃度で存在する場合には困難である。僅かに過剰のオゾンが担
体ガスから損失すると運転費を大きくシ、一方、僅かに過剰のN2O4は凝縮生
成物のN 204汚染を生じる。
7、 オゾン発生器からのオゾン/ガス流中に水蒸気が存在すれば、N2O5と
の反応により生成物の硝酸汚染が発生する。
本発明の目的は東1の態様では、オゾンとN2O4との反応によりN2O5を発
生する方法について、前記の欠点を克服又は少くとも部分的に緩和する方法を提
供することである。
従って、N2O5の製造方法は次のステップから成る(a) 第1の揮発性不活
性有機溶媒体中のN2O4溶液を供給するステップ、
(bj ff1体ガス中でのN2O5の形成及び担体ガス中への溶媒の気化を促
進するための充分な温度で、オゾンを含有する担体ガスに該溶液を接触させるス
テップ、
(c) N2O5含有担体ガスを第2の不活性有機溶媒体とステップ(b)の温
度より下の温度で接触させて、その溶媒中にN2O5を凝縮させるステップ、及
び
(d) ステップfc)から溶媒内に凝縮したN 20 sを回収するステップ
。
ステップ(b)の気/液相互作用の主要な利点は、ステップ(b)のオゾンとN
2O4の間の発熱反応中に発生する熱を、比較的比熱の高い液体溶媒との綿密な
接触により吸収させることと、溶媒とN2o4の気化潜熱により打消すことの両
方である。
このようにして、大きな温度上昇を抑制して、N2O5の熱分解を回避する。こ
れは、担体ガスは溶媒蒸気で汚染されて来ることを意味するけれども、ステップ
(c)はこの溶媒を低温凝縮により第2の溶媒体の中に回収すると同時に、中間
的固体の取扱い段階を伴うことなく、貯蔵、輸送及び使用が容易にできる形にN
2O5を直接変換する有効な手段を提供する。
第1と第2の溶媒体の化学的本質は、1つの溶媒がその他の溶媒を汚染する問題
を避けるため、同一であることが好ましい。
好ましくは、この溶媒はC若しくはC2クロロアルカン、特にジクロロメタン、
又はクロロフルオロカーボン、特にC1若しくはC2クロロフルオロアルカンか
ら成る。
ステップ(b)でN2O5を生産する別の利点は、担体ガス(オゾン化酸素又は
オゾン化空気を含むことが好ましい)内に導入された水分がN2O5の若干を水
和して、ステップ(b)の液体溶媒生成物中に比較的不揮発性の硝酸凝縮液とし
て捕捉されるようになることである。これにより、非常に乾燥した担体ガス供給
源を提供する必要性が除かれる。しかしながら、担体ガスに本質的に水分がない
場合には、ステップ(bl の生成物は硝酸で汚染されることはなく、それは更
に幾らかの溶存N2O5を含有するため、この溶媒生成物をステップ(d)のN
2O5含有溶媒と配合して本発明の主要生成物を形成し得る。
ステップ(b)に使用される担体ガスには、N2o5を発生するのに要するより
も多く、好ましくは5%まで、更に好ましくは0,5〜2%の、化学量論的に過
剰のオゾンを含有することが好ましい。担体ガス中に存在する過剰のオゾンは、
第2の不活性溶媒体に移送されて、少くとも部分的に吸収され、その熱分解の主
要生成物(N2o4)を再転換してN2O5に戻すことにより、生成物溶媒中の
N 20 sの貯蔵寿命を延ばす結果をもたらす。
ステップ(b)を実施するのは一20℃〜+30℃の温度範囲内が好ましく、−
15℃〜+20℃が更に好ましい。もっとも好ましくは、N2O4が溶液中では
強く着色しているため、溶液からのN 20 i、の完全な除去が、たとえば比
色的検出手段を使用して色のないことにより検出できるような温度である。
N 204による強い溶液着色は一15℃以上の温度で、特に−1θ℃以上の温
度で観察される。これらの温度以上では、溶液中のN2O5は本質的には無色で
あるので、溶液中のその存在は、N 204の比色的検出を妨害しない。しかし
ながら、+20℃より高い温度ではN2O5はますます熱的に不安定になるため
、溶媒と酸化窒素の気化の妥当な速度を増進するためには+10℃の最高温度が
好ましい。
担体ガスと第1の溶媒体は、気相中のN2O5の連続的で効率的な形成を促進す
るには並流で接触するのが好ましい。並流により、担体ガスと溶媒それぞれの中
のオゾンとN 204の濃度が並流接触の初めには最大であって接触の終わりに
は最小であることを確実にする。第1の溶媒体は、密閉ループ中で連続して再循
環させるのが好ましく、低濃度の新鮮なN2O4の補充を容易にし、かつ気相中
へのN2O5の移行を容易にする。
策1の溶媒体と担体ガスの間に大きい表面積の綿密な接触を提供し、かつN 2
0 i、と溶媒の急速な気化を促進するために、ステップ(b)は第1の充填塔
中で実施するのが便利である。
ステップ(c)は担体ガスからN2O5の実質的に完全な回収を確保するために
、−15℃以下の温度、好ましくは一20℃以下で実施するのが好ましい。−5
0℃以下の温度では担体ガスからのN2O5とオゾンの取り出しの著しい向上は
起こらないが、溶媒の蒸気圧は温度の低下に伴って着実に降下するので、ガスか
ら第2の不活性溶媒体中に回収される溶媒の量は増加し、このことはまた後に続
く溶媒回収ステップを不必要にする。この理由により、ステップ(C) は、冷
却費が増加し、かつ溶液中に形成される結晶N 205の量が増大するけれども
、典型的には一70℃のような低い温度で行い得る。担体ガスからN2O5の効
率的回収を助長するため、担体ガスと第2の不活性有機溶媒体を、好ましくは連
続向流で、もっとも好ましくは第2の充填塔内で接触させる。これにより使用済
担体ガスの温度を最低とし、従ってその溶媒蒸気濃度を最低とする利点が付加さ
れる。
第1の溶媒体についてと同様に、第2の溶媒体は密閉ループ中で連続的に再循環
するのが好ましく、ステップ(C)での再使用を容易にし、かつそのループ中で
の高濃度のN2O5の蓄積を促進する。
担体ガスは単一の流れとして提供するのが好ましく、第1及び第2の溶媒体と逐
次接触させる。
担体ガス中のオゾンの濃度は少くとも 01重量%が好ましく、通常4重量%を
越えない。オゾンとN 204の間の完全な反応を促進するため、溶媒中のN
204の濃度を注意深く調節し、N2O4の蒸気圧がステップ(b)の初めにオ
ゾンの蒸気圧と大体等しいように確保することが好ましい。これには、溶媒中の
N 20 sの平均濃度が好ましくは11.005〜O,O5重量%、更に好ま
しくは0.01〜0.02重量%にあることを要する。N2O4の濃度に関する
厳密な調節は、密閉ループ中で循環する第1の溶媒体に既知の速度で連続的又は
断続的にN 204を添加することにより保持することができる。N 204は
第1の溶媒体と同じ有機溶媒中、典型的には25〜60重量%の濃厚溶液として
添加するのが好ましく、担体ガス中への気化による溶媒損失を埋め合せるように
する。
本発明の第2の態様としては、第1の態様の方法を実施するための装置を提供す
る。該装置は、反応器と接続したオゾン発生手段上溶媒供給手段とを有する反応
器、冷却手段を接続し、かつ吸収器から伸長したガス抜き口と溶媒生成物出口と
を宵する吸収器、並びに反応器と吸収器とを接続する担体ガス移送管路を含む。
装置には、その上、反応器の溶媒入口と溶媒出口とを接続する第1の溶媒再循環
手段、及び吸収器の溶媒入口と溶媒出口とを接続する第2の溶媒再循環手段を包
含することが好ましい。
オゾン発生手段と溶媒供給手段は、好ましくは並流で反応器と接続するが、溶媒
入口と吸収器へのガス移送管路は向流で接続されるのが好ましい。それぞれの容
器は充填塔を含むのが好本発明の実施例を、以下の装置と方法の説明及び添付図
面を参照して、次に説明する。
第1図に図示する装置は、原料容器2、モーター8付き計量ポンプ6、充填部1
2を含む反応塔10、反応塔再循環ポンプI4、充填部18を含む吸収塔16、
及び吸収塔16中ポンプ20から成る。
反応器溶媒再循環路22は反応塔再循環ポンプ14を介して反応塔10の底部と
塔頂の間にわたる。同様に、吸収器溶媒再循環管路24は、吸収器再循環ポンプ
20を介して吸収塔16の底部と塔頂の間にわたる。反応器及び吸収器の再循環
管路はそれぞれ、弁30及び32を取付けた生成物排出管路26及び28をそれ
ぞれ有する。
原料移送管路34は、計量ポンプ6を介して容器2と反応器再循環管路22の間
を接続する。溶媒補給管路36は吸収器再循環管路24と接続する。
ガス入口管路38は、酸素供給器40から、オゾン発生器42を介して反応塔1
0の塔頂に伸びる。吸収塔16の塔頂にはガス出口管路44がある。2つの塔は
ガス移送管46と、弁50を有する液体戻り管路48とによりそれぞれの充填部
の下で接続されている。吸収塔16は、反応塔10より僅かに高く設置され、吸
収塔の底部に収集された過剰の液体を弁50が解放しである場合戻り管路43を
介して反応塔に溢れ入るようにする。
冷却コイル52、S4及び56はそれぞれ容器2、反応塔10の底部及び吸収塔
16の底部に取付けられ、装置の種々の部分で溶媒の温度を調節する。
1、 乾燥した装置を窒素を用いてパージし痕跡の水分を全く除いて、ある量の
水分を含まない不活性有機溶媒を反応塔10と吸収塔16に仕込む。
2、 吸収塔再循環ポンプ20のスイッチを入れて、冷却コイル56を使用し吸
収塔16中の溶媒の温度を一15℃以下に下げ、選択する実際の温度をガス流中
の成分の分圧によりプロセス損失と溶媒損失を最小にするように設定する。反応
塔再循環ポンプ14のスイッチも入れる。弁30及び32は閉じたままにし、弁
50は開いて置(。
3、 次いで酸素流はその供給源40からの回路を入れ、反応塔の溶媒の温度を
気化により低下させ、かつオゾン発生器42を運転して最適条件に調整する。オ
ゾン含有酸素流体は反応塔溶媒との並流により反応塔1Gの充填部12を通って
下降し、ガス移送管路46を介して、吸収器溶媒との向流により吸収塔16の充
填部18を上昇してガス出口管路44を通って出る。
4、計量ポンプ6を使用して、容器2のN 204溶液を連続的に計量し反応塔
IGの循環溶媒に入れて、そこでオゾン化されたガス流と並流して充填塔を流下
する。反応塔を通るN2O4とオゾンの相対流量比は、オゾンが常に化学量論的
過剰に存在することを確実にするように選択する。溶媒とガス流の間の接触によ
りオゾンの1部を液相に溶解させてN2O4と発熱反応を起させ、No を溶液
中に得る。同時にN2O4と溶媒の若干は気化し、次いで気化したN 20 <
はガス流中のオゾンと直ちに発熱反応して更に多(のN2o5を生じる。密閉回
路内を再循環する溶媒中にN 20 、を溶媒を計量して入れる効果は、反応塔
に進入する溶媒中のN 204濃度を非常に低く(典型には001〜0.02重
量%の間に)保って、低いN2O4分圧を保持することであり、その結果気化に
よりガス流中に放出されるその濃度は、ガス流に存在するオゾンの低い濃度に大
体等しくなる。反応塔IOの気体と液体の流れは並流である。これにより、これ
らの2つの流れの中の反応性成分(オゾンとN204)の濃度は、それらの接触
の時点では最大であって、流れが分離する場合最小になることを確実にし、反応
が起るために最大の接触時間を与える。このようにして、オゾンとN 204の
間の完全な反応を助長し、損失を最小にして、かつNo とオゾンの反応の遊離
反応熱を、溶媒とN 204の気化によって発生する冷却作用により有効かつ次
第に打消すことができるので、一度形成したN2O5の熱分解を抑制する。ガス
流中に水蒸気が存在すると、N2O5と反応して硝酸を形成し、それは比較的不
揮発性であって反応塔溶媒中に凝縮する。
5、 冷却コイル52及び54の適当な使用により、反応塔j(lの充填部12
の内部の温度を、それ以上ではN2O4とN 20 sが溶液から効果的に放散
される温度(典型的には一10℃以上)であって、しかもなお溶液中のN2O4
が褐色に強く着色している温度範囲内に保持する。このような訳で、着色指示器
58を使用して、溶液中のN2O4の反応塔10への流動が塔の下部で溶媒中に
褐色の着色を起こさせる流動よりも確実に低いものとするように、ポンプ6の速
度を調整する。このことはまた、No は全部N2O5に変換されるため、所用
の過剰のオシンがガス流中に存在することを意味する。容器中のN 204溶液
の所用濃度を液面計60を補助として計算し、ポンプ6を介して送られる溶媒の
流量がガス流中への溶媒気化の速度(それは反応塔10の一定の溶媒液面表示に
相当する)と釣合うことを確実にする。
6、 吸収塔16の充填部18では、ここではN2O5を満たし、溶媒を飽和し
たガス流は、再循環している低温の吸収器溶媒と向流で接触する。これにより、
ガス流内のN2O5、溶媒及び過剰オゾン成分を溶媒中に凝縮させる。向流によ
りガスの温度、及び従ってこれらの成分のそれぞれの濃度が、ガスが塔を出ると
き最小になることを確実にする。安全のために、反応塔10から吸収塔16へ移
される過剰の溶媒゛は弁50を介して重力下に戻してやる。これにより吸収塔1
6内部の過剰な溶媒の不慮の累積を防止する。
7、 後続の使用に望ましい水準で最終溶液濃度を与えることが物質収支により
判断され、所用量のN 20 sが製造された場合、オゾン発生器42を酸素源
40及び計量ポンプ6と一緒に止める。次いで、装置はそのまま昇温して(典型
的には一20℃〜0℃の間に)、吸収塔16中に形成したN2O5の結晶を溶媒
中に再溶解することを確実にする。次いで弁32を開いて吸収塔16中のN2O
5を排出管路28を介して抜き出す。
8、 反応塔6中の溶液は、硝酸で汚染されていない場合は、弁30を開いて排
出管路26を介して抜き出して吸収塔からの溶液と混合することができる。
9、 次いで装置に新鮮な溶媒を再び仕込んでこの方法を繰返すことができる。
実施例1−バッチ(半連続)
N204(5kg)をジクロロメタン(5kg)に溶解して、50重量%の原料
を得、これを計量して0.38kg/時で吸収塔に入れた。
反応塔と吸収塔にジクロロメタン(41kg)を仕込んだ。
溶媒は密閉ループ中で各基を通して再循環し、その速度は、使用した充填塔に対
して最低の濡れ(vexing)以上の条件であって且つ温液(floodin
g)以下の条件となるように計算した速度、典型的には120[1kg/時とし
た。
酸素は、100g/時のオゾン流速で2重量%のオゾンを得るようにオゾン発生
器を介して供給した。
0℃の反応塔と一50℃の吸収塔により、反応は約26時間後に完結した。
吸収塔からの生成物生産量は、0.5重量%硝酸を含む12重量%N2o5溶液
(40kg) テあった。
反応塔からの溶液生産量は、2重量%硝酸を含む6重量%N2O5溶液(8kg
)であった。
典型的な排気損失はN205(0,1kg)とジクロロメタン[1,5kg)で
あった。
典型的な系損失(即ち系内に残留する損失)はN20N205(03とジクロロ
メタン(2kg)であった。
1、バッチ(半連続)法の工程ステップ1〜6を前記のように行い、但し、製品
は弁32を開いて管路28を介して連続的に排出し、新鮮な乾燥溶媒は、製品中
のN2O5の濃度を必要なだけ保持するために所用に応じて管路36を介して連
続的に添加する。
2、反応塔内の溶媒中に許容し得ない高濃度の硝酸がもし蓄積し、又蓄積してい
る場合、連続法を断続的に停止し、新鮮な酸非含有溶媒で置き換え得る。ポンプ
6のスイッチを先ず切って、反応塔内の反応と気化を暫く継続させ痕跡のN2O
4とN2O5を溶媒から全部除去する。その後で、酸素供給器40、オゾン発生
器42及び再循環ポンプ20の回路を切って、反応塔1G中の硝酸の充満した溶
媒とその後の溶媒回収のため(弁30を開いて)排出管を介して排出する。次い
で新鮮な乾燥溶媒を反応塔10に仕込んで、連続法を再開する。
実施例2−弁50を閉じた連続法
ジクロロメタン950重量%N 204から成る原料を計量して138kg/時
で反応塔に入れた。
反応塔と吸収塔にはジクロロメタン(41kg)を仕込み、それを1200kg
/時で各省を通して再循環した。
酸素はオゾン発生器を介して供給し、 lOGg/時のオゾン流速で2重量%の
オゾンをもたらした。
容器、反応塔及び吸収塔の内部の溶媒は、それぞれ15℃、0℃及び−25℃に
調節した。
平衡条件が得られたとき直ちに、6重量%のN2O5と0.5%未満の硝酸から
成る生成物が1.8kg/時の速さで吸収塔から連続して得られた。
吸収塔の温度を一25℃に調節し、その結果として使用済ガス流から追加の溶媒
蒸気の回収をもたらした。吸収器の温度が高くなると、さもなければポンプ20
と管路24を塞ぐことがあり得る吸収器溶媒中でのN2O5スラリーの形成を抑
制するという追加の利点かあ。た。
C弁50解放による連続法
1、 バッチ(半連続)法の工程ステップ1〜6を前記のように行い、但し、弁
28を閉じたまま、弁5Gを解放にしておいて、生成物を弁30を開いて管路2
6を介して連続的に取出す。
2、 吸収塔は、N2O5スラリーが形成する低温(典型には一50℃)で操作
し得るが、スラリーは更に温度の高い吸収塔に流入するため、それは溶解する結
果、反応塔から得られる生成硝酸は生成物と共に取り出されるため、酸素源が、
乾燥した、木賃的に水分を含まない酸素をオゾン発生器に供給することが非常に
望ましい。
実施例3−弁50を解放した連続性
作業条件は実施例2と同じであったが、但し、管路36を介する補給溶媒流を減
少して、生成物(ここでは反応塔から取る)中のN 205の濃度を6重量%か
ら12重量%に増加した。ここでは生成物溶媒内の温度を更に高く、従ってN
20 s溶解度を更に高くすることによって可能にした。
要 約
五酸化二窒素(N205)の製造方法は、揮発性有機溶媒中の四酸化二窒素(N
204)溶液と、オゾン含有担体ガス流との反応から成る。No とオゾンとの
反応によって生成されるNo をガス流中に移送した後、さらに不活性有機溶媒
と接触させることによりガス流から凝縮する。溶媒の蒸発熱lこよってNo の
生成の潜熱が吸収されるため、反応温度の上昇が制限され且つN2O5の分解が
抑制される。好適実施態様では、反応段階及び吸収段階は、反応塔から吸収塔へ
連続的に流れる担体ガスと一緒に各省を通って連続的に再循環する有機溶媒を含
む別々の塔内で実施される。
I−一一一軸No PCT/GB 91101250
Claims (17)
- 1.次のステップ: (a)第1の揮発性不活性有機溶媒体中のN2O4溶液を供給するステップ、 (B)担体ガス中でのN2O5の形成及び担体ガス中への溶媒の気化を促進する ための充分な温度で、オゾンを含有する担体ガスに該溶液を接触させるステップ 、 (c)N2O5含有担体ガスを第2の不活性有機溶媒体と、ステップ(b)の温 度より下の温度で接触させて、その溶媒中にN2O5を凝縮させるステップ、及 び (d)ステップ(c)から溶媒内に凝縮したN2O5を回収するステップ を包含するN2O5の製造方法。
- 2.第1と第2の不活性有機溶媒体の化学的本質が同じであることを特徴とする 、請求項1に記載の方法。
- 3.第1及び/又は第2の溶媒体の溶媒がC1若しくはC2クロロアルカン又は クロロフルオロカーボンを含むことを特徴とする、請求の範囲項1又は2に記載 の方法。
- 4.ステップ(b)で使用される担体ガスがN2O4と反応するのに必要な量以 上の、化学量論的に過剰のオゾンを含有することを特徴とする、請求項1〜3の いずれか1項に記載の方法。
- 5.担体ガスが5%までの化学量論的に過剰のオゾンを含有することを特徴とす る、請求項4に記載の方法。
- 6.ステップ(b)を−20℃〜+30℃、好ましくは−15℃〜+20℃の温 度範囲内で行うことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 7.ステップ(c)を−15℃〜−70℃の温度範囲内で行うことを特徴とする 、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 8.ステップ(c)を−20℃〜−50℃の温度範囲内で行うことを特徴とする 、請求項7に記載の方法。
- 9.ステップ(d)の溶媒生成物をステップ(b)の溶媒生成物の少くとも1部 分と混合することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 10.第1の溶媒体と担体ガスのそれぞれを別個の流れとして供給することを特 徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 11.担体ガスと第1の溶媒体を並流でステップ(b)で接触させることを特徴 とする、請求項10に記載の方法。
- 12.第1の溶媒体を再循環することを特徴とする、請求項10又は11に記載 の方法。
- 13.第2の溶媒体を別個の流れとして供給することを特徴とする、請求項10 〜12のいずれか1項に記載の方法。
- 14.担体ガスと第2の溶媒体を向流でステップ(c)で接触させることを特徴 とする、請求項13に記載の方法。
- 15.第2の溶媒体を再循環することを特徴とする、請求項13又は14に記載 の方法。
- 16.ステップ(b)で使用される第1の溶媒体中のN2O4の濃度が0.00 5〜0.05重量%であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に 記載の方法。
- 17.反応器と接続したオゾン発生手段(42)及び溶媒供給手段(2,6)を 有する反応器(10、吸収器から伸長したガス抜き口(44)及び溶媒生成物出 口(28)を有する吸収器(6)、並びに反応器と吸収器の間を接続する担体ガ ス移送管路(46)を含む、請求項1に記載の方法を実施するための装置。
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