JPH0550186A - アルミニウムの半連続鋳造装置用下型 - Google Patents
アルミニウムの半連続鋳造装置用下型Info
- Publication number
- JPH0550186A JPH0550186A JP21168591A JP21168591A JPH0550186A JP H0550186 A JPH0550186 A JP H0550186A JP 21168591 A JP21168591 A JP 21168591A JP 21168591 A JP21168591 A JP 21168591A JP H0550186 A JPH0550186 A JP H0550186A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- semi
- lower mold
- continuous casting
- casting apparatus
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳塊の鋳造初期部に割れが発生するのを防止
する。 【構成】 上面における周縁の所定幅部分を除いた全体
に形成された凹所(15)の底面の中央部に、上方へ突出し
た突起(2) を設ける。
する。 【構成】 上面における周縁の所定幅部分を除いた全体
に形成された凹所(15)の底面の中央部に、上方へ突出し
た突起(2) を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウムビレッ
トやアルミニウムスラブを鋳造するのに用いられる半連
続鋳造装置用下型に関する。
トやアルミニウムスラブを鋳造するのに用いられる半連
続鋳造装置用下型に関する。
【0002】この明細書において、「アルミニウム」と
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
【0003】
【従来の技術】図3は、従来の下型を備えたアルミニウ
ムの半連続鋳造装置を示す。以下の説明において、全図
面を通じて同一物および同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
ムの半連続鋳造装置を示す。以下の説明において、全図
面を通じて同一物および同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0004】図3において、溶湯移送樋(10)に形成され
た注湯管(11)の下方に水冷鋳型(12)が配置され、鋳型(1
2)の下方に上下動自在の下型(13)が配置されている。注
湯管(11)の先端には鋳型(12)内の溶湯レベルを一定に保
つ分配フロート(14)が上下動自在に取付けられている。
下型(13)の上面における周縁の所定幅部分を除いた全体
に凹所(15)が形成されている。凹所(15)の周面は上方に
向かって径方向外方に拡がったテーパ状となっている。
た注湯管(11)の下方に水冷鋳型(12)が配置され、鋳型(1
2)の下方に上下動自在の下型(13)が配置されている。注
湯管(11)の先端には鋳型(12)内の溶湯レベルを一定に保
つ分配フロート(14)が上下動自在に取付けられている。
下型(13)の上面における周縁の所定幅部分を除いた全体
に凹所(15)が形成されている。凹所(15)の周面は上方に
向かって径方向外方に拡がったテーパ状となっている。
【0005】そして、移送樋(10)に送られてきたアルミ
ニウム溶湯(A) は、注湯管(11)から分配フロート(14)を
経て鋳型(12)内へ導かれ、ここで1次冷却されて鋳塊
(I) が形成される。これと同時に下型(13)が下降し、鋳
塊(I) も下型(13)とともに下降する。鋳塊(I) には、鋳
型(12)から出た所で鋳型(12)に形成された放水口(12a)
を通して冷却水がかけられ、これにより2次冷却されて
鋳塊(I) の全体にわたって凝固が完了する。
ニウム溶湯(A) は、注湯管(11)から分配フロート(14)を
経て鋳型(12)内へ導かれ、ここで1次冷却されて鋳塊
(I) が形成される。これと同時に下型(13)が下降し、鋳
塊(I) も下型(13)とともに下降する。鋳塊(I) には、鋳
型(12)から出た所で鋳型(12)に形成された放水口(12a)
を通して冷却水がかけられ、これにより2次冷却されて
鋳塊(I) の全体にわたって凝固が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
下型(13)を用いた場合、鋳塊(I) の鋳造初期に得られる
部分に割れが発生するという問題がある。特に、JIS A
7000系の高力合金の場合に、この割れの発生が著し
い。このような割れが発生するメカニズムについては明
らかになっていないが、凝固収縮により発生する応力が
原因の1つであると考えられている。そして、発明者等
が種々実験、研究を重ねた結果、上記割れの原因の1つ
である凝固収縮により発生する応力の集中が、鋳造初期
における凝固方向に関連するものであり、従来の下型(1
3)を用いた場合に、鋳造初期の凝固方向は、図3に矢印
(X) で示すように、鋳塊(I) の周面からほぼ水平方向に
その太さの中央部を向いており、これにより応力収集が
発生して上記割れの原因となっていることを見出だし
た。
下型(13)を用いた場合、鋳塊(I) の鋳造初期に得られる
部分に割れが発生するという問題がある。特に、JIS A
7000系の高力合金の場合に、この割れの発生が著し
い。このような割れが発生するメカニズムについては明
らかになっていないが、凝固収縮により発生する応力が
原因の1つであると考えられている。そして、発明者等
が種々実験、研究を重ねた結果、上記割れの原因の1つ
である凝固収縮により発生する応力の集中が、鋳造初期
における凝固方向に関連するものであり、従来の下型(1
3)を用いた場合に、鋳造初期の凝固方向は、図3に矢印
(X) で示すように、鋳塊(I) の周面からほぼ水平方向に
その太さの中央部を向いており、これにより応力収集が
発生して上記割れの原因となっていることを見出だし
た。
【0007】この発明の目的は、上記問題を解決したア
ルミニウムの半連続鋳造装置用下型を提供することにあ
る。
ルミニウムの半連続鋳造装置用下型を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるアルミニ
ウムの半連続鋳造装置用下型は、上面における周縁の所
定幅部分を除いた全体に凹所が形成されている半連続鋳
造装置用下型であって、凹所の底面の中央部に、上方へ
突出した突起が設けられているものである。
ウムの半連続鋳造装置用下型は、上面における周縁の所
定幅部分を除いた全体に凹所が形成されている半連続鋳
造装置用下型であって、凹所の底面の中央部に、上方へ
突出した突起が設けられているものである。
【0009】
【作用】下型上面に形成された凹所の底面の中央部に、
上方へ突出した突起が設けられていると、鋳造初期にお
ける凝固方向は、鋳造方向、すなわち上下方向にほぼ平
行となる。したがって、上記応力集中が発生するのが防
止され、その結果割れの発生が防止される。
上方へ突出した突起が設けられていると、鋳造初期にお
ける凝固方向は、鋳造方向、すなわち上下方向にほぼ平
行となる。したがって、上記応力集中が発生するのが防
止され、その結果割れの発生が防止される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図1この発明による横断面円形のアルミニ
ウムビレット鋳造用の下型を示し、図2はこの下型を用
いた半連続鋳造装置を示す。
ウムビレット鋳造用の下型を示し、図2はこの下型を用
いた半連続鋳造装置を示す。
【0012】図1および図2において、下型(1) の上面
に形成された凹所(15)の底面の中央部には、上方に向か
って細くなったテーパ状突起(2) が一体に形成されてい
る。突起(2) のテーパ角は30〜60度の範囲内である
ことが好ましい。突起(2) の上端の直径(D) は、下型
(1) 全体の直径(d) の1/10〜1/2の範囲内である
ことが好ましい。また、凹所(15)の底面から突起(2) の
上端までの高さ(H) は、15〜40mmの範囲内である
ことが好ましく、突起(2) 上端と、下型(1) 上面におけ
る周縁の所定幅部分との高さの差(h) は、0〜15mm
の範囲内であることが好ましい。
に形成された凹所(15)の底面の中央部には、上方に向か
って細くなったテーパ状突起(2) が一体に形成されてい
る。突起(2) のテーパ角は30〜60度の範囲内である
ことが好ましい。突起(2) の上端の直径(D) は、下型
(1) 全体の直径(d) の1/10〜1/2の範囲内である
ことが好ましい。また、凹所(15)の底面から突起(2) の
上端までの高さ(H) は、15〜40mmの範囲内である
ことが好ましく、突起(2) 上端と、下型(1) 上面におけ
る周縁の所定幅部分との高さの差(h) は、0〜15mm
の範囲内であることが好ましい。
【0013】この下型(1) を用いて半連続鋳造法により
アルミニウムビレット(B) を鋳造する方法は、図3に示
す場合と同様である。そして、鋳造初期においては、凝
固方向は図2に矢印(Y) で示すように、ほぼ垂直上向き
となり、鋳造方向と平行になる。したがって、得られた
ビレット(B) における鋳造初期の部分に割れが発生する
のが防止される。
アルミニウムビレット(B) を鋳造する方法は、図3に示
す場合と同様である。そして、鋳造初期においては、凝
固方向は図2に矢印(Y) で示すように、ほぼ垂直上向き
となり、鋳造方向と平行になる。したがって、得られた
ビレット(B) における鋳造初期の部分に割れが発生する
のが防止される。
【0014】次に、この発明の下型(1) を備えた半連続
鋳造装置を用いて行った具体的な実験例について説明す
る。
鋳造装置を用いて行った具体的な実験例について説明す
る。
【0015】JIS A7075合金の溶湯(A) を使用し、
鋳造温度695℃、下型(1) の下降速度30mm/分と
して直径300mmのアルミニウムビレットを鋳造し
た。得られたビレット(B) には、割れが発生していなか
った。
鋳造温度695℃、下型(1) の下降速度30mm/分と
して直径300mmのアルミニウムビレットを鋳造し
た。得られたビレット(B) には、割れが発生していなか
った。
【0016】比較のために、図3に示す従来の下型(13)
を用いて、上記と同様な条件でアルミニウムビレットを
鋳造した。得られたビレットには割れが発生していた。
を用いて、上記と同様な条件でアルミニウムビレットを
鋳造した。得られたビレットには割れが発生していた。
【0017】上記実施例においては、横断面円形のビレ
ットを鋳造するのに用いられる下型が示されているが、
この発明の下型はスラブにも適用可能である。
ットを鋳造するのに用いられる下型が示されているが、
この発明の下型はスラブにも適用可能である。
【0018】
【発明の効果】この発明のアルミニウムの半連続鋳造装
置用下型によれば、上述のように、得られた鋳塊の鋳造
初期部に割れが発生するのを防止することができる。
置用下型によれば、上述のように、得られた鋳塊の鋳造
初期部に割れが発生するのを防止することができる。
【図1】この発明によるアルミニウムの半連続鋳造装置
用下型の実施例を示す一部切欠き斜視図である。
用下型の実施例を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】この発明による下型を用いたアルミニウムの半
連続鋳造装置の一部分を示す垂直断面図である。
連続鋳造装置の一部分を示す垂直断面図である。
【図3】従来の下型を用いたアルミニウムの半連続鋳造
装置の一部分を示す垂直断面図である。
装置の一部分を示す垂直断面図である。
1 下型 2 突起 15 凹所
Claims (1)
- 【請求項1】 上面における周縁の所定幅部分を除いた
全体に凹所が形成されている半連続鋳造装置用下型であ
って、凹所の底面の中央部に、上方へ突出した突起が設
けられているアルミニウムの半連続鋳造装置用下型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21168591A JPH0550186A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | アルミニウムの半連続鋳造装置用下型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21168591A JPH0550186A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | アルミニウムの半連続鋳造装置用下型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550186A true JPH0550186A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16609894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21168591A Pending JPH0550186A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | アルミニウムの半連続鋳造装置用下型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550186A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5947183A (en) * | 1993-03-05 | 1999-09-07 | Vaw Aluminium Ag | Continuous casting apparatus |
| JP2005028452A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-02-03 | Showa Denko Kk | Al−Mg−Si系合金の連続鋳造方法およびAl−Mg−Si系合金鋳塊、Al−Mg−Si系合金板材の製造方法およびAl−Mg−Si系合金板材、ならびに放熱部材の製造方法および放熱部材 |
| JP2008000775A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Toyama Univ | 羽毛状晶アルミニウム合金鋳塊及びその鋳造方法 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21168591A patent/JPH0550186A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5947183A (en) * | 1993-03-05 | 1999-09-07 | Vaw Aluminium Ag | Continuous casting apparatus |
| JP2005028452A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-02-03 | Showa Denko Kk | Al−Mg−Si系合金の連続鋳造方法およびAl−Mg−Si系合金鋳塊、Al−Mg−Si系合金板材の製造方法およびAl−Mg−Si系合金板材、ならびに放熱部材の製造方法および放熱部材 |
| JP2008000775A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Toyama Univ | 羽毛状晶アルミニウム合金鋳塊及びその鋳造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000418 |