JPH05502146A - 入力減衰器ネットワークを使用し単極性電源で給電される差動増幅器 - Google Patents

入力減衰器ネットワークを使用し単極性電源で給電される差動増幅器

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JPH05502146A
JPH05502146A JP3500595A JP50059591A JPH05502146A JP H05502146 A JPH05502146 A JP H05502146A JP 3500595 A JP3500595 A JP 3500595A JP 50059591 A JP50059591 A JP 50059591A JP H05502146 A JPH05502146 A JP H05502146A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 入力減袋器ネットワークを使用し単極性電源で給電される差動増幅器(技術分野 ) 本発明は、差動増幅器の分野に関する。特に、本発明は、単極性の電源により給 電される演算増幅器を使用する、差動増幅器の入力に加えられる共通モード信号 が差動増幅器の入力に加えられる差信号より遥かに大きくかつ増幅器に対する電 源電圧より遥かに大きい時でも、共通モード応答が少ない差動増幅装置に関する 。
(背景技術) 差動増幅器は、この差動増幅器の各入力に加えられる2つの電圧間の差を測定し て入力電圧間の差と比例する出力電圧を生じるように設計されている。差動増幅 器に対する各人力において加わる2つの電圧間の差を表わす入力信号は、差動モ ード信号と呼ばれる。この差動モード信号に応答するも、各入力端子における電 圧が同じである時、更にこの電圧が比較的大きい時でも、理想的な差動増幅器は 応答しない。即ち、差動増幅器は、入力電圧間に差がない時は応答しない筈であ る。差動増幅器に対する各入力における両方の電圧が同じである時差動増幅器は の入力に加えられる信号は、共通モード信号と呼ばれる。
差動増幅器の従来技術の構成は図1に示される。大半の実際の目的に対する無限 の開ループ利得を有するOP増幅器12が使用される。OP増幅器または演算増 幅器なる用語が本文で用いられる時は常に、増幅器は実質的に無限の開ループ利 得を有するこの形式のものを意味する。図1に示される回路に対する構成要素の 選択において最も重要な場合は、OP増幅器12の非反転入力と接続された抵抗 28.30の比率が反転入力と接続された抵抗24.26の比率と同じである場 合である。この場合、差動増幅器の出力における電圧は、抵抗24の抵抗値に対 する抵抗26の抵抗値の比率に、入力における電圧間の差を乗じたものである。
図1に示された如き差動増幅器の従来技術の構成における1つの問題は、入力端 子に対して加えられる大きな共通モード電圧が存在する時に生じる。OP増幅器 において使用される構成要素の性能限度により、増幅器の非反転入力は、その許 容共通モード動作範囲(特定の増幅器の設計に応じて正または負)を越える電圧 まで駆動されることがある。、増幅器の共通モード動作範囲より大きな電圧では 、差動増幅器は適正に機能することを止める。差動増幅器の反転入力と接続され たフィードバック抵抗を経て供給され差動増幅器の出力側に現れる「ブレークス ルー (break−through)J即ち[貫通(feed−throug h)J電圧が生成されることがある。この貫通電圧は、入力端子間の差動モード 信号に応答して誤りを結果として生じると共に、差動増幅器の出力と接続される 他の回路に悪影響を及ぼす。
図1に示された差動増幅器における他の問題は、演算増幅器が単極性電源により 給電される時に生じる。この場合、差動増幅器の出力は反対の極性電圧に駆動す ることができず、また実際にはOP増幅器内部の構成要素の制限により、実際の 慣例において増幅器の出力はグラウンド(またはゼロ)電圧に完全に駆動できな い。従って、差動増幅器は双極性入力電圧には応答し得ない。即ち、差動増幅器 の出力は、正の極性の電源が使用される時角に駆動することができないため、反 転入力に加えられた電圧が非反転入力に加えられた電圧より大きくなり更に負に なる時、差動増幅器は非反転および反転入力に加えられた電圧間の差の変化を反 映し得ない。
差動増幅器の従来技術の構成における第3の問題は、差動増幅器の両方の入力が DC電圧でないが著しい量の高周波エネルギを有する電圧である時に生じる。
高い周波数の共通モード電圧は、差動モード信号に対する差動増幅器の所定の応 答に干渉するおそれがある。
(発明の要約) 従って、本発明の目的は、問題となる差電圧より遥かに大きい共通モード信号に よる差動増幅器の出力に対する影響が少ない差動増幅装置を提供することにある 。
本発明の別の目的は、単極性電源から動作し、双極性入力電圧に応答し得る差動 増幅装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、電源電圧より高い共通モード電圧を排除し得る差動増 幅装着を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、正帰還および負帰還の組合わせを用いることにより異 なる利得を提供し得る差動増幅装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、入力における高周波信号による誤りを最小限に抑える フィルタ装置を含むことにある。
本発明の更に別の目的は、モノリシック集積回路技術を用いて製造され、信頼性 が高く安価でかつ製造が容易である本発明を組込む差動増幅装置を提供すること にある。
本発明の上記および他の目的および利点は、調整可能な減食ネットワークを用い る差動増幅器において達成される。
本装置は、反転および非反転入力、およびこの反転および非反転入力における電 圧の関数である出力を有する演算増幅器を含む。減衰ネットワークは、演算増幅 器と接続されている。この減衰ネットワークは、減衰ネットワークの入力で加え られた第1の値の共通モード電圧を、減衰ネットワークの出力端子における第1 の値の一部である共通モード電圧に低減させる回路を含み、この電圧は次に演算 増幅器の入力に送られる。この減衰ネットワークは、減衰ネットワークの入力に おける第2の値の共通モードの貫通電圧を、この第2の値の一部である演算増幅 器の出力における共通モードミツ通電圧に低減させる別の回路を含む。
本発明の」−記および他の目的、特徴および利点については、添付図面に関して 読むべき本発明の以降の詳細な記述から、また頭書の特許請求の範囲から容易に 理解され明らかになるであろう。
(図面の簡単な説明) 図1は、差動増幅器の従来技術の構成の概略回路図、図2は、本発明の差動増幅 装置のブロック図、図3は、図2に示された減衰ネットワークの機能を実施する ため使用される回路側の概略図、 図4は、図2に示された前置増幅器の機能を実施するため使用される回路例の概 略図、および 図5は、図2に示された緩衝増幅器の機能を実施するため使用される回路例の概 略図である。
(実施例) 例示のみであって一般性を限定しない目的のため、本発明については次に特定の 差動増幅器集積回路における使用に関して説明する。当業者は、本発明の特徴お よび機能が他の形式の集積回路ならびに個別の構成要素を用いて構成された差動 増幅回路においても有効であることを認識されよう。
まず、従来技術の差動増幅器の典型的な実施例を示す図1を参照する。差動増幅 器10は、反転入力14、非反転入力16および出力端子18を有する非常に高 利得の演算増幅器12を含む。増幅2312は、唯1つの極性で電圧を生じる電 源(図示せず)から動作する。単なる例示として、この極性は正に選択される。
従って、電源端子20は電源の正の出力電圧と接続される。電源端子22は、電 源のグラウンド端子と接続されている。
差動増幅器]0は更に、増幅器12の反転入力14と接続された人力抵抗24を 含む。フィードバック抵抗26が、出力端子18から反転入力14に対して接続 される。入力抵抗28は、更に増幅器12の非反転入力16と接続される。抵抗 30は、増幅器12の非反転入力16から適当な回路グラウンドに対して接続さ れる。抵抗30が接続されるこの回路のグラウンドは、絶縁されたアナログ信号 のグラウンド、電源グラウンド、または組合わせグラウンドでよい。
差動増幅器10に対する入力信号は、入力端子42.32と接続される。例えば 、もし差動増幅器が図1に示される抵抗34の如き抵抗の両端の電位差を測定す るため使用されるならば、更に正の抵抗の端子は、線40により示される如く、 差動増幅器10の非反転入力32と接続され、端子36は入力端子32と接続さ れる。同じように、図1に示される事例では端子38である抵抗34の更に負の 側は、線40に>+<されるように入力端子42で差動増幅器10の反転入力と 接続される。その結果、図1に示される事例では、差動増幅器10は端子36. 38間で電位差を検出して増幅することになる。
図1に示された差動増幅器が適正に動作して所定のゼロ共通モード応答(即ち、 無限共通モード排除比CMMR)を持つためには、抵抗28に対する抵抗30の 抵抗値の比率は、抵抗24の抵抗値に対する抵抗26の抵抗値の比率と同じでな ければならない。これらの抵抗値の比率が等しい時、(差動増幅器が単極性電源 により給電される場合に)入力端子32における電圧が常に入力端子42におけ る電圧より更に正となるものとすると、差動増幅器10の出力端子18における 電圧は、抵抗24の抵抗値に対して抵抗26の抵抗値の比率に、入力端子32お よび入力端子42に加えられる電圧間の差を乗じたものである。
先に述べたように、図1に示した回路では、入力端子32.42に加えられる共 通モード電圧が大きい時、また特に端子16における電圧が増幅器の共通モード 電圧範囲を越える時に問題が生じる。この問題は、端子16における共通モード 電圧が実際に電源電圧より高い時に確実に生じる。(増幅およびフィードバック の後に)差動モード電圧が増幅器12に対する入力で正味の正電圧を結果として 生じるに充分な大きさでない場合は、大きな共通モード電圧が抵抗24および抵 抗26に流れる電流を結果として生じるという事実のため端子18にはひどい共 通モード応答が生じることになり、このため共通モード電圧の少なくとも一部を 増幅器12の出力側18に生じさせる。この「貫通電圧」は、演算増幅器12に 出力負荷がない時に最大となる。演算増幅器12の端子18に出力負荷が存在し ない場合は、差動増幅器10の共通モード応答は実際に100%となり、全共通 モード電圧が出力端子18に存在することになる。
差動モード電圧に対する共通モード電圧の臨界比率が存在し、これを越えると差 動増幅8ii10は共通モード電圧の排除ができず、このため適正に機能しなく なる。DC共通モード電圧範囲の上限である増幅器12の非反転端子16におけ る入力は、常に下式となる。即ち、 Vl・G/ (1+G) (1) 但し、■、は増幅器10の端子32における電圧、Gは増幅器10の利得(抵抗 24の抵抗値に対する抵抗26の抵抗値の比率)である。
増幅器10の反転入力42における電圧が式1に見出される値より徐々に小さく なる時、演算増幅器は抵抗26を介して正しいフィードバック信号を確立するこ とにより適正に作動する。従って、演算増幅器が差動モード信号の増幅を停止し て共通モード信号を入力端子42から抵抗24、抵抗26および出力端子18を 経て送ることを許容する臨界点は、下式の時に生じる。即ち、V2=Vl ・G / (1+G) (2)但し、v2は増幅器10の端子42における電圧である 。
■、が共通モード電圧、プラス差動モード電圧を2で除しただものと等しいため 、即ち、 v、=v、+ (v、、/2) (3)但し、V3.は共通モード電圧、Vd、 は差動モード電圧であり、V2は共通モード電圧から差動モード電圧の半分を差 引いたものと等しい。
■2−Ve−(V、+−/2) (4)式3および4を式1および2に代入して これを解けば、差動モード電圧に対する共通モード電圧の比率は(Gプラス1/ 2)より小さくなければならない結果を得る。もし共通モード電圧が例えば21 Vであり、回路が10の利得を持っていたならば、約2Vより小さい差動モード 信号はこの回路により増幅されないことになる。本発明の一使用例として、この 比率は所定の感度の約200倍である。
この共通モード貫通現象は、増幅器の共通モード排除比と混同してはならない。
増幅器の共通モード排除比は、OP増幅器が負荷に対して正しく動作する時、抵 抗24.28の値、および抵抗26.30の値がそれぞれどれだけ近付けられ精 度に対する制約係数となるかによって定まる。
ある用途においては、高い共通モード電圧は、例え共通モード電圧が回路の電源 電圧より遥かに高い時も、共通モード電圧が差動増幅器により排除されねばなら ないものである。例えば、本発明の特定の用途においては、共通モード電圧は2 1Vにもなり、また差動増幅器の電源電圧は5vもの低さとなる。例え最良の条 件下でも、このことは演算増幅器の入力14.16における電圧が5vを越え得 ないことを必要とする。6実際には、演算増幅器の入力段はまた、グラウンド電 位より僅かに徐々に高くなる信号に応答し得ねばばならない。設計上の選択は制 限され、その結果、依然として演算増幅器の端子における20Vの共通モード電 圧を排除し得る最大OP増幅器入力電圧は、従来のOP増幅器設計においては典 型的には僅かに3.5Vに過ぎない。従って、20または21Vもの高い共通モ ード電圧を排除できるためには、利得Gは、3.5/20即ち1/6と等しいか あるいはこれより低くなければならない。しかし、図10に示される差動増幅回 路の場合である1より小さな全利得を持ち、この回路が21Vの共通モード電圧 を排除しなければならず5Vの電源電圧から給電されたならば、結果として利得 は1より小さくなる。■より小さな利得は、図1における回路の有効性を低下さ せる。
差動増幅器10の別の問題は、単極性電源の使用により生じる。増幅器12は正 の電源のみにより給電されるため、グラウンド電位より更に正であるその入力に おける差信号に応答し得るに過ぎない。その結果、差動増幅器10i、入力端子 32.42における正の差動モード電圧に応答し得るに過ぎない。もし入力端子 42における電圧が大きさにおいて入力端子32における正の電圧より大きいも のとすれば、差動増幅器10はこの電圧と比例する出力を生じることができず、 これは電源端子22のグラウンド電位より低い出力電圧を生じることができない ためである。
次に図1に示した差動増幅器の制約を克服する本発明による装置をブロック図で 示す図2を参照する。回路50は、両省増幅器段52と、第2の緩衝増幅段63 と、バイアス調整器60とを含む。両温増幅器段52は、入力減衰ネットワーク 54および前置増幅器56を含む。減衰ネットワーク54は、入力端子62.6 4で問題となる信号と接続される。減衰ネットワーク54の出力は、前置増幅器 56の入力端子70.72と接続される。減衰ネットワーク54は、更に結線7 1を介して前置増幅器56の出力端子74と接続される。減衰ネットワーク54 の機能は、前置増幅器56に対する入力における共通モード電圧を低減すること 、および所定の共通モード[貫通」排除比を提供するため前置増幅器56に対す る入力電圧およびフィードバック回路を制御することである。減衰ネットワーク 54は更に、差動増幅回路50を双極性入力信号に応答させるように、前置増幅 器段52および緩衝増幅器58を制御するため使用されるオフセット端子66を 含む。前置増幅器56の出力端子74は、II!衝増幅器58の入力と接続され る。
緩衝増幅器58の機能は、回路の用途に従ってその時の利得ならびに種々の利得 選択を提供することである。差動増幅回路50の出力は、他の回路と接続するた めの出力端子68で得られる。バイアス調整器60の機能は、前置増幅器56お よび緩衝増幅器58に対する動作点を制御するため、絶対温度に比例するバイア ス信号を提供することである。バイアス調整器60は、端子76における電源の 正電圧および端子61におけるグラウンドと接続される。
前置増幅器56および緩衝増幅器58は、それぞれ端子59.318において電 源端子76と接続される(図示しないこの電源は、必ずしもそうでないが通常は 単極性の正の電圧電源である)。前置増幅器56のグラウンド端子57、緩衝増 幅器58のグラウンド端子320、バイアス調整器60のグラウンド端子61お よび減衰ネットワーク54のグラウンド端子53は、例えば電源のグラウンド端 子126と接続された状態で示される。しかし、当業者は、信号のグラウンドお よび電源のグラウンドは回路の性能を強化するために分離できることが判るであ ろう。
図2に示した色々な機能のブロックの機能を実施するため使用される回路例の概 略図を示す図3の回路75を参照する。
入力電圧は、入力端子62.64で加えられる。特殊なPNP !−ランジスタ 101.102は、ダイオード105.107と共に、回路に対する静電気放電 の保護を行う。入力抵抗100.102は同じ抵抗値であり、それぞれ抵抗10 4.106の値の約5倍である。抵抗138.140は、それぞれ抵抗104. 106の値を正確に調整するため、高解像度のトリム抵抗として使用される。入 力信号経路には、低い値の抵抗108.110が含まれる。典型的な用途におい ては、抵抗100.102は200にΩであり、抵抗104.106は40にΩ であり、抵抗108.110は250Ωである。これらの値は、例示の目的とし てのみ示される。この回路は、特定の入力電圧、利得因数、および特定の回路用 途における共通モード電圧に従って、他の抵抗値で動作する。
演算増幅器56の出カフ4からノード114における抵抗110に接続するフィ ードバック抵抗112が設けられている。このフィードバック抵抗の値は、所定 のフィードバック係数の値によって決定される。典型的な用途においては、全体 フィードバック係数が微分利得Gを10にセットするため選定される。従って、 !11!型的な場合には、抵抗112の値はIOKΩである。抵抗112と同じ 値を持つ第2の抵抗116は、ノード118からノード1し0に接続される。こ の抵抗の機能については後に述べる。
前置増幅器段52の共通モード電圧応答を最小限に抑えるために、演算増幅器5 6の非反転端子と接続された全ての受動構成要素は、演算増幅器56の反転端子 と接続された全ての構成要素とそれぞれ整合されねばならない。
差動増幅器52の出力端子74における電圧は下式により与えられる。
即ち、 Vo=qR’/AR・ (VINP Vl!IN) (5)イ1し、qはフィー ドバック係数、Aは1より大きい因数、Rは整合された抵抗104または106 のいずれか一方の抵抗値、V I II pは入力端子62における電圧、■、 工は入力端子64における電圧、R’−R+r (q−1) /gである。但し 、「は整合抵抗108または110のいずれか一方の抵抗値である。
既に述べた構成要素の典型的な値を用いて、差動モード利得は約8である。演算 増幅器56の出力から入力に対する差動フィードバック比を下げることにより利 得を10まで増加するため、別の調整可能な抵抗122がノード114と118 間に加えられる。抵抗122は、増幅器の非反転入力または反転入力のいずれか 一方と接続された整合構成要素のいずれも影響を及ぼさないため、回路の共通モ ート応答を乱すことなく利得を調整するため調整することができる。
減衰ネットワーク54は、演算増幅器56の入力端子70.72における共通モ ート電圧を共通モート電圧を乗じた係数1/(1+A)より高くならないように する。従って、図3に示された前置増幅器52は、典型的な値を用いて回路が入 力端子における21Vのピーク共通モード電圧に応答することを許容するが、こ の入力値が演算増幅器56の入力端子を3.5Vより高い電圧に駆動することは 阻止する。
本発明の別の目的は、共通モード貫通電圧のため回路の共通モード応答を低減す る装置を提供することである。図3に示した回路においては、共通モードの貫通 経路は、入力端子64で始まり、抵抗102、抵抗106、抵抗140および抵 抗112を含み、加えられた共通モード電圧が演算増幅器56の共通モード範囲 より大きい場合に、共通モード電圧が貫通して演算増幅器56の出力端子74に 現れ得るようにする。前に示した回路の典型的な値では、出力に貫通し得る共通 モード電圧の一部は下式により与えられる。即ち、r/ (1+A)R(6) 典型的な値がこの式に代入されると、この分数は約0.001となる。従って、 フィードバック経路を経て演算増幅器56の出力まで貫通じ得る加えられた印加 共通モード電圧の一部は、約0.001を共通モード電圧で乗じたものである。
この状態を改善するため、抵抗124が加えられ、これは演算増幅器の出力端子 74からグラウンド端子126に接続する。抵抗124が約10にΩの値を持つ ならば、演算増幅器56の出力まで貫通し得る共通モード電圧の小数は0,00 05まで50%減じられる。抵抗124に対して選定される値は、特定の用途に 対する臨界閾値に従って調整することができ、ここで共通モード貫通電圧は大き さが問題の差動モード電圧と比肩し得る。再び、共通モード貫通電圧が共通モー ド排除比(CMMR)と同じでないことに注意すべきである。CMMRは、演算 増幅器56の反転端子と非反転端子に接続される各受動要素の値の間の整合精度 により制御される。
先に述べたように、本発明の別の目的は、共通モード信号がDC電圧でないが高 周波エネルギを有する成分を含む時は共通モード信号に対する応答が低下した装 置を提供することにある。共通モード電圧が高周波を含む時は、共通モード信号 に対する残留応答が差動モード信号に対する所定の応答と干渉することがあると いう危険が存在する。この問題を克服するため、コンデンサ134.136が演 算増幅器56の入力端子からグラウンド端子126に接続される。これらコンデ ンサの各々は、それぞれ減衰ネットワーク54の上下の脚部の抵抗と組合わせて 低域ネットワークを形成する。もしこれらの低域ネットワークが均衡せずその各 々の時定数が異なるならば、共通モード信号は差動モード信号に変換される。
従って、減衰ネットワークの各脚部の時定数を僅かに増すために、トリム抵抗1 30.132もまた付設され、高周波における共通モード応答を無効化するよう に選択的に調整される。コンデンサもまた、集積回路に対する無線周波干渉(R Fl)の保護を行う。
オフセット端子66を用いて、演算増幅器56の出力端子74および演算増幅器 58の出力端子68にオフセット電圧を生じる。回路の対称性のため、オフセッ ト端子66から抵抗116を経て演算増幅器56の出力端子74に至る利得は1 である。オフセット端子66は、演算増幅器56および演算増幅器58の出力を 正の電圧に維持しながら、図3に示した回路が双極性入力、即ちグラウンド端子 126における電圧の上下に振動する差動モード電圧を処理することを可能にす る。例えば、正の基準電圧が端子66に加えられる時、演算増幅器56および演 算増幅器58の出力は、この基準電圧の上下の基準電圧のちょうど半分振動する ことになる。調整可能な抵抗142.144により生じる分圧器は、中程度のオ フセットの正確なセツティングを可能にする。
図3に示された回路75もまた、端子76における電源電圧と接続されたバイア ス調整器60を含む。バイアス調整器60はバイアス電圧およびバイアス電流を 供給し、この電圧および電流は、演算増幅器56および演算増幅器58に対する 作動点をセットするために、絶対温度と比例する。バイアス信号が、結線77. 78を経て演算増幅器56へ供給される。バイアス信号HA、結線80.83を 経て演算増幅器58へ供給される。
次に、図3に示される前置増幅器56の機能を実施するため使用される回路例の 概略図を示す図4を参照する。演算増幅器56は、非常に低いオフセット・ドリ フトおよび大きな正の共通モード電圧において高い閉ループ利得で動作するよう に最適化される。コレクタがグラウンド端子57と接続された回路におけるトラ ンジスタはPNPであるが、この回路はNPN トランジスタを用いて具現し得 ることに注目すべきである。
減衰ネットワーク54からの差動モード入力信号は、増幅器入力端子70.72 と接続されている。トランジスタ200.202.204.206は、抵抗20 8.210と共に、第1の電圧増幅段を形成する。この電圧増幅段に対する電流 は、抵抗213およびトランジスタ212により供給され、これは更に抵抗21 5を介して端子78におけるバイアス調整器60により制御される1、電圧増幅 段に対するバイアス電流は、公称的に絶対温度に比例する。このバイアス電流の 選定は、演算増幅器56の連続段における電流の不均衡により生じることがある DCオフセット誤りを最小化する。コンデンサ217は、トランジスタ200. 202.204.206のエミッタに存在する共通モード電圧のバイアス調整器 60との結合を最小限に抑えるため使用される。コンデンサ217がないと、高 周波共通モード電圧がバイアス調整2′A60を通り、緩衝増幅器58の出力側 に現れることがある、。
第1の増幅段の電圧の電圧利得は小さく、負荷抵抗208.210の最大値によ り制限される。負荷抵抗208.210の値は、増幅器の全動作温度範囲にわっ てグラウンド電位に非常に近い増幅器入力における共通モード電圧を排除する能 力を維持するために選定される。典型的な用途において、抵抗208.210は 30にΩである。トランジスタ200.202.204.206のコレクタにお ける平均電圧は、抵抗216.218を介してトランジスタ214のベースに供 給される。抵抗216および218は、値が等しく、高いオーミック値を有する 、即ち第1の電圧増幅段の電圧利得の低下を避けるために抵抗208または21 0の値より遥かに大きい。例えば、抵抗216.218は、典型的な用途では3 00にΩの値を持つピンチ抵抗でよい。
トランジスタ214は、低い電流で作動し、非常に低いベース電流を有し、従っ て抵抗216または抵抗218の両端における電圧降下は非常に小さい。その結 果、トランジスタ220.222.224のベースにおける電圧は、トランジス タ214のベース電圧より高いベース・エミッタ電圧(2Vl1w)の約2倍で ある。
その結果、トランジスタ222.226およびトランジスタ224.228にお けるゼロ入力端子は、抵抗231により送られてトランジスタ230により制御 されるバイアス電流と比例する。トランジスタ230は、更にバイアス調整器6 0により制御される。前記の比例関係の正確な値は、トランジスタ214.22 0.222.224.226.228に対して選定されたエミッタ領域比に依存 し、これらトランジスタは第2の増幅段を提供する。抵抗232が更に含まれて 、トランジスタ222.226および224.228におけるゼロ入力電流の比 例定数を史に修正する。
第2段の増幅器に流れるバイアス電流は、この増幅器の相互コンダクタンスを決 定する。この相互コンダクタンス値は、増幅Z:の第1段の電圧利得が乗じられ る。抵抗234.236は、トランジスタ238.240.242と共に、第2 段の増幅器に対する負荷として働く電流ミラーを形成する。トランジスタ240 のコレクタは、トランジスタ244.246を含む出力段を駆動する。トランジ スタ244.246は、ダーリントン接続対であり、演算増幅器56における利 得の主要部分を提供する。演算増幅器56のDC均衡を更に改善し、入力オフセ ット電圧およびドリフトを最小値に保持するため、抵抗248はトランジスタ2 22.224のコレクタにおける電圧を等しくする。高周波補償は、コンデンサ 250によって行われる。スピルト・コレクタ・トランジスタ252は、トラン ジスタ244.246を含むダーリントン出力段およびトランジスタ234.2 36およびトランジスタ238.240.242を含む電流ミラーに対して、絶 対温度に比例するバイアス電流を供給する。
次に図3において、演算増幅器56の出力は、演算増幅器58の非反転入力端子 321に対する抵抗300を介してnii算増算器幅器58反転入力に接続され ている。演算増幅器58の機能は、演算増幅器56より低い閉ループ利得で動作 する緩衝増幅段を提供することである5、113型的には、演算増幅器58の利 得は約2である。2の利得は、集積回路上に作られる抵抗302.304.30 8の使用により得られる。2の利得を取得するために、抵抗302.304.3 08は全て20にΩの値を有する。
他の用途においては、演算増幅器58の利得は、端子310.312に跨って接 続された外部抵抗314の使用により調整することができる。このような構成を 用いて、抵抗314の抵抗値が抵抗300の抵抗値の2倍である時利得は倍増さ れる。このため、正帰還および負帰還の組合わせは、演算増幅器58の利得の調 整のために使用することができる。フィルタ・コンデンサ316は、抵抗300 と組合わせて低域フィルタを提供する。
次に、図3に示された演算増幅器58の機能を実施するため使用される回路例の 概略図を示す図5を参照する。
演算増幅器56の出力は、図5に示された増幅器58の非反転端子321と接続 されている1、フィートバックイ11吋およびオフセット電圧は、端−r322 における演算増幅器58の反転入力に接続されている。第1の電圧増幅段は、抵 抗332.334と共にトランジスタ324.326およびトランジスタ328 .330により形成される。この電圧増幅段に対するバイアス電流は、抵抗33 5を介して供給され、トランジスタ336により制御され、このトランジスタは そのベースにおいて端子80からのバイアス電力を受取り、このノくイアスミ力 は絶対温度と比例している。この第1の電圧増幅段は、演算増幅器56と関連し て述べた第1の電圧増幅段と似た方法で動作する。この増幅段は、最悪の場合グ ラウンド電位から正の電源より約1.5V低い範囲の正の共通モード電圧で動作 し得る。
トランジスタ324.326および328.330のコレクタにおけるこの電圧 増幅段の出力は、トランジスタ342.344.346と共に、抵抗338.3 40により形成される電流ミラーを含む第2の増幅段によりロードされる。第2 段の電流ミラーおよび第1段の電圧増幅器間には、折返しカスコード回路で接続 されたトランジスタ348.350がある。トランジスタ352は、抵抗351 からの電流を制御してカスコード回路に対して絶対温度に比例するIくイアスミ 力を提供するように抵抗351からの電流を制御する。ダイオード接続トランジ スタ354および355は、抵抗332.334の両端の電圧の正確な制御を保 証しながら、トランジスタ348.350における適当なノくイアスミ流を確立 するため使用される。
カスコード接続トランジスタ348.350は、電圧あるいは電流利得は提供せ ず、増幅器入力において要求される共通モード範囲を提供するに過ぎない。第2 増幅段の電流利得は実際には1以下であるが、これは第1段の増幅器により提供 される信号電流の一部がトランジスタ348.350のエミッタ・インピーダン スと第1段のプルダウン抵抗332.334間に消費される。その結果、増幅器 58における電流ミラーのDC均衡は、増幅器56におけるよりも更に重要であ る。
バイアス・トランジスタ364は、トランジスタ342.344.346と共に 抵抗338.340を含む電流ミラーに対してバイアス電流を提供する。トラン ジスタ344のコレクタにおける電流ミラーの出力は、トリプル−ダーリントン 形態でトランジスタ358.356と接続されたトランジスタ360のベースを 駆動するため使用される。
第2の増幅段の利得の喪失を補償するため、非常に高い電圧および電流利得を有 する上記のトリプル・ダーリントン出力段が使用される。トランジスタ356の ベースにおける電圧の変動は、抵抗340を介してトランジスタ348のコレク タ、およびトランジスタ344および346に、またトランジスタ360.35 8を介してトランジスタ350のコレクタに等しく送られる。その結果、トリプ ル・ダーリントン出力段の有効電圧利得は、その電流利得と同様に非常に高い。
出カドリプル358.360に対する等しいバイアス電流は、それぞれlくイア ス・トランジスタ362および分割コレクタ・バイアス・トランジスタ364に より与えられ、これらトランジスタは更にバイアス調整器60と接続されている 。
本発明の装償は、モノリシック集積回路形態において、単極性電源から動作する ことができ、更に双極性入力信号の処理ができると共に、電源電圧より大きい共 通モード電圧を排除できると同時に共通モード電圧の貫通電圧の影響を最小限に 抑える差動増幅器を提供する。
本発明の1つNo実施例について記述したが、当業者には種々の変更、修正およ び改善が容易に着想されよう3、このような変更、修正および改善は、本文の開 示により明らかなように、明示せずとも本開示の一部であるものとし、本発明の 趣旨および範囲内にあるものとする。例えば、当業者は、本発明の回路を差動モ ード電圧に対する共通モード電圧の比率が例示された特定の実施態様とは異なる 用途に対して調整できることが判るであろう。更に、当業者は、本発明が集積回 路ならびに個別の構成要素を用いる回路においても具現できることが判るであろ う。従って、本文の記述は単なる例示であって限定を意図するものではない。本 発明は、請求の範囲およびこれに相等するものにおいて定義される如く限定され る。
FIG、1 従来技術 FIG、2 R 補正嘗の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 4年 5月20日B泣

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.反転入力端子と、非反転入力端子と、出力端子とを有する少なくとも1つの 演算増幅手段を設け、該出力端子における電圧は、前記反転入力端子における電 圧および非反転入力端子における電圧の関数であり、第1および第2の入力端子 と、第1および第2の出力端子とを有する減衰手段を設け、該第1および第2の 出力端子は、演算増幅手段の反転入力端子および非反転入力端子とそれそれ接続 され、前記減衰手段は、前記第1および第2の入力端子における第1の値の電圧 を該第1および第2の出力端子における第1の値の一部である電圧に低下する回 路手段を含み、前記減衰手段は前記第1および第2の入力端子における第2の値 の共通モード貫通電圧を前記演算増幅手段の出力端子における第2の値の一部で ある共通モード貫通電圧に低下する別の回路手段を含むことを特徴とする差動増 幅装置。
  2. 2.第2の反転入力端子と、第2の非反転入力端子と、第2の出力端子とを有す る第2の演算増幅手段を更に設け、該第2の出力端子における電圧が第2の反転 入力端子における電圧および第2の非反転入力端子における電圧の関数であり、 前記第2の演算増幅手段が、少なくとも1つの演算増幅手段の出力と接続された 第2の非反転端子を有することを特徴とする請求項2記載の差動増幅。
  3. 3.少なくとも1つの前記演算増幅手段および第2の演算増幅手段と接続されて 、絶対温度と比例するバイアス電力を供給するバイアス調整手段を更に設けるこ とを特徴とする請求項2記載の差動増幅器。
  4. 4.前記バイアス調整手段と、少なくとも1つの前記演算増幅手段と、前記第2 の演算増幅手段とが単極性電源により給電されることを特徴とする請求項3記載 の差動増幅器。
  5. 5.少なくとも1つの前記演算増幅手段の出力を前記第2の演算増幅手段の非反 転入力と緒合する低域フィルタ手段を更に設けることを特徴とする請求項4記載 の差動増幅器。
  6. 6.負帰還手段と正帰還手段の組合わせが、前記第2の演算増幅手段の利得を制 御することを特徴とする請求項2記載の差動増幅器。
  7. 7.前記減衰手段および前記第2の演算増幅手段の反転入力と接続されて、差信 号が減衰手段に対する入力に存在しない時出力電圧を決定するオフセット制御手 段を更に設けることを特徴とする請求項2記載の差動増幅器。
  8. 8.前記少なくとも1つの演算増幅手段の非反転および反転入力端子間に接続し て、前記差動増幅器の共通モード応答に影響を及ぼすことなく少なくとも1つの 演算増幅手段の利得を調整する前記減衰手段における抵抗手段を更に設けること を特徴とする請求項2記載の差動増幅器。
  9. 9.第1の出力と、第1の反転入力と、第1の非反転入力とを含む第1の演算増 幅段を設け、該演算増幅器は単極性電源により給電され、第2の出力と、第2の 反転入力と、第2の非反転入力とを含む第2の演算増幅段を設け、該演算増幅器 は単極性電源により給電され、かつ第2の非反転入力が前記第1の出力と接続さ れ、 第3および第4の入力と第3および第4の出力とを有する減衰段を設け、該第3 および第4の出力はそれぞれ前記第1の反転および非反転入力と接続され、前記 減衰段は前記第3および第4の入力と前記第3および第4の出力との間を接続し て、前記第3および第4の入力における第1の値の電圧を該第3および第4の出 力における第1の値の分数である電圧に低下させ、かつ高い共通モード排除比を 維持しながら、前記第3および第4の入力における第2の値の共通モード貫通電 圧を前記第3および第4の出力における第2の値の分数である共通モード貫通電 圧に低下させる整合された構成要素をそれぞれ含むことを特徴とする差動増幅器 。
  10. 10.前記第1の出力とグラウンドとの問に接続された別の抵抗を更に設けるこ とを特徴とする請求項9記載の差動増幅器。
  11. 11.前記第1の反転および非反転入力とグラウンド間にそれぞれ接続され、高 周波エネルギを有する共通モード信号に対する応答を低下させるコンデンサ手段 を更に設けることを特徴とする請求項10記載の差動増幅器。
  12. 12.前記第1の演算増幅段が、出力が第2の高利得電圧増幅器と接続された第 1の低利得電圧増幅器を含むことを特徴とする請求項11記載の差動増幅器。
  13. 13.前記第2の高利得電圧増幅器が、トランジスタのダーリントン接続対と接 続された電流ミラー回路を含むことを特徴とする請求項12記載の差動増幅器。
  14. 14.前記第2の演算増幅段が、出力が第2の高利得電圧増幅器と接続された第 1の低利得電圧増幅器を含むことを特徴とする請求項13記載の差動増幅器。
  15. 15.前記第2の高利得電圧増幅器が、トランジスタのトリプル・ダーリントン 接続グループと接続された電流ミラー回路を含むことを特徴とする請求項14記 載の差動増幅器。
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