JPH0550507B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550507B2 JPH0550507B2 JP26624885A JP26624885A JPH0550507B2 JP H0550507 B2 JPH0550507 B2 JP H0550507B2 JP 26624885 A JP26624885 A JP 26624885A JP 26624885 A JP26624885 A JP 26624885A JP H0550507 B2 JPH0550507 B2 JP H0550507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyridyl
- cyclohexanone
- group
- producing
- vinylpyridine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pyridine Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は4−(4−ピリジル)シクロヘキサノ
ンの製造方法で4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノンは医薬中間体として有用である。即ち、強
心活性を有するイソキノリン誘導体を例えば次の
反応経路を通じて導くことができ、この場合の4
−シアノ−1−メチル−7−(4−ピリジル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−3(2H)−イソ
キノリノン()の製造中間体として重要であ
る。
ンの製造方法で4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノンは医薬中間体として有用である。即ち、強
心活性を有するイソキノリン誘導体を例えば次の
反応経路を通じて導くことができ、この場合の4
−シアノ−1−メチル−7−(4−ピリジル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−3(2H)−イソ
キノリノン()の製造中間体として重要であ
る。
従来技術
4位に置換基を有するシクロヘキサノンの製造
法として、例えば4−フエニルシクロヘキサノン
の製造では、4−フエニルフエノールの選択水添
によつて4−フエニルシクロヘキサノールを得た
のち、酸化によつて4−フエニルシクロヘキサノ
ンを得る方法があるが、4−(4−ピリジル)シ
クロヘキサノンの製造方法は全く知られていな
い。
法として、例えば4−フエニルシクロヘキサノン
の製造では、4−フエニルフエノールの選択水添
によつて4−フエニルシクロヘキサノールを得た
のち、酸化によつて4−フエニルシクロヘキサノ
ンを得る方法があるが、4−(4−ピリジル)シ
クロヘキサノンの製造方法は全く知られていな
い。
発明が解決しようとする問題点
4−(4−ピリジル)シクロヘキサノンの製造
方法として、通常考えられる4−(4−ピリジル)
フエノールの選択水添と酸化反応の組み合わせに
よる方法は、水添部位の選択性を出すことができ
ず、別途合成法が必要であつた。
方法として、通常考えられる4−(4−ピリジル)
フエノールの選択水添と酸化反応の組み合わせに
よる方法は、水添部位の選択性を出すことができ
ず、別途合成法が必要であつた。
問題点を解決するための手段
本発明者は4−(4−ピリジル)シクロヘキサ
ノンの製造方法について鋭意検討を続けた結果、
4−ビニルピリジンとブタジエンから4−(4−
ピリジル)シクロヘキサノンを得る方法を見出し
本発明に到達した。
ノンの製造方法について鋭意検討を続けた結果、
4−ビニルピリジンとブタジエンから4−(4−
ピリジル)シクロヘキサノンを得る方法を見出し
本発明に到達した。
本発明は詳しくは、一般式()
(式中、Rはメチル基、エチル基、n−ブチル
基、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リル基またはアセチル基を表わす)で示される2
−アルコキシ、2−アセチルオキシまたは2−ア
ルキルシリロキシブタジエンと4−ビニルピリジ
ンをDiels−Alder反応したのち、環化生成物を酸
処理することにより4−ピリジルシクロヘキサノ
ンを製造する方法に関するものである。
基、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リル基またはアセチル基を表わす)で示される2
−アルコキシ、2−アセチルオキシまたは2−ア
ルキルシリロキシブタジエンと4−ビニルピリジ
ンをDiels−Alder反応したのち、環化生成物を酸
処理することにより4−ピリジルシクロヘキサノ
ンを製造する方法に関するものである。
本発明の方法についてさらに詳しく述べると、
本発明の製造法は次に示す反応経路によつて実施
される。
本発明の製造法は次に示す反応経路によつて実施
される。
(上記の反応経路におけるRは前記と同じ置換
基を意味する。) 2−アルコキシまたは2−アルキルシリロキシ
ブタジエン()と4−ビニルピリジン()と
をベンゼン、クロロホルム、塩化メチレンなどの
溶媒中または無溶媒下でDiels−Alder反応させる
ことにより環化生成物()を得る。この際反応
を促進する目的でルイス酸を併用してもよい。反
応は0〜250℃、好ましくは150〜200℃で行なう。
また重合を防止するためフエニル−α−ナフチル
アミン、ハイドロキノンなどの重合禁止剤を用い
てもよい。
基を意味する。) 2−アルコキシまたは2−アルキルシリロキシ
ブタジエン()と4−ビニルピリジン()と
をベンゼン、クロロホルム、塩化メチレンなどの
溶媒中または無溶媒下でDiels−Alder反応させる
ことにより環化生成物()を得る。この際反応
を促進する目的でルイス酸を併用してもよい。反
応は0〜250℃、好ましくは150〜200℃で行なう。
また重合を防止するためフエニル−α−ナフチル
アミン、ハイドロキノンなどの重合禁止剤を用い
てもよい。
環化生成物()を塩酸、酢酸、トリフルオロ
酢酸などの酸を用いて加水分解することにより4
−(4−ピリジル)シクロヘキサノン()が得
られる。
酢酸などの酸を用いて加水分解することにより4
−(4−ピリジル)シクロヘキサノン()が得
られる。
発明の効果
本発明により医薬中間体として有用であり、特
に強心剤として有用なイソキノリノン誘導体の製
造中間体である4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノンを製造できる。
に強心剤として有用なイソキノリノン誘導体の製
造中間体である4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノンを製造できる。
以下に実施例を示し本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
実施例 1
4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン
2−トリメチルシリロキシブタジエン34gと4
−ビニルピリジン21gを乾燥ベンゼン50mlに溶解
しフエニル−α−ナフチルアミン100mlを添加し
窒素雰囲気下オートクレーブ中に200℃で24時間
加熱した。
−ビニルピリジン21gを乾燥ベンゼン50mlに溶解
しフエニル−α−ナフチルアミン100mlを添加し
窒素雰囲気下オートクレーブ中に200℃で24時間
加熱した。
冷却後一部を取り減圧蒸溜して精製して4−
(4−ピリジル)−1−トリメチルシロキシ−2−
シクロヘキセンを得た。
(4−ピリジル)−1−トリメチルシロキシ−2−
シクロヘキセンを得た。
bp135〜137℃/0.3mmHg
IR(Neat)νMax2950、2920、1660、1590、1250、
1190、1180、900、880、840 NMR(CCl4)δppm:0.19(s,9H)、1.7〜2.4
(y.6H)、2.7(m,1H)、4.82(m,1H)、7.06
(m,2H)、8.40(m,2H) 上記の粗生成物をクロロホルム50mlに希釈し、
氷冷後トリフルオロ酢酸30mlと水20ml加え、30分
撹拌した。
1190、1180、900、880、840 NMR(CCl4)δppm:0.19(s,9H)、1.7〜2.4
(y.6H)、2.7(m,1H)、4.82(m,1H)、7.06
(m,2H)、8.40(m,2H) 上記の粗生成物をクロロホルム50mlに希釈し、
氷冷後トリフルオロ酢酸30mlと水20ml加え、30分
撹拌した。
つづいて重曹の飽和水溶液で中和後、クロロホ
ルム抽出、乾燥、濃縮、シリカゲルカラムによる
精製を行なつて4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノン11.9gを得た。
ルム抽出、乾燥、濃縮、シリカゲルカラムによる
精製を行なつて4−(4−ピリジル)シクロヘキ
サノン11.9gを得た。
mp:35〜37℃
IRνNeat naxcm-1:3010、2920、2860、1700、1600、
1400 NMR(CDCL3)δppm:1.7〜2.6(m,8H)、2.8〜
3.2(m,1H)、7.15(m,2H)、8.51(m,2H) 実施例 2 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン 2−1 2−(t−ブチルジメチルシリロキシ)
ブタジエン 1.55N−n−ブチルリチウムヘキサン溶液52ml
を、−50℃に冷却したジイソプロピルアミン12.31
mlの乾燥テトラヒドロフラン40ml溶液に加え、一
旦−20℃戻し20分撹拌後再び−50℃冷却したヘキ
サメチルホスホロアミド13.9mlを加えたあと、メ
チルビニルケトン5.6mlを滴下し30分撹拌後t−
ブチルジメチルクロロシラン12gの乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液を30分で滴下した。
1400 NMR(CDCL3)δppm:1.7〜2.6(m,8H)、2.8〜
3.2(m,1H)、7.15(m,2H)、8.51(m,2H) 実施例 2 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン 2−1 2−(t−ブチルジメチルシリロキシ)
ブタジエン 1.55N−n−ブチルリチウムヘキサン溶液52ml
を、−50℃に冷却したジイソプロピルアミン12.31
mlの乾燥テトラヒドロフラン40ml溶液に加え、一
旦−20℃戻し20分撹拌後再び−50℃冷却したヘキ
サメチルホスホロアミド13.9mlを加えたあと、メ
チルビニルケトン5.6mlを滴下し30分撹拌後t−
ブチルジメチルクロロシラン12gの乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液を30分で滴下した。
混合液を室温まで戻し3.5時間撹拌後ヘキサ200
mlを加え、水洗および飽和食塩水による洗浄を行
なつた。ヘキサン溶液を濃縮後減圧蒸溜して2−
(t−ブチルジメチルシリロキシ)ブタジエン5.5
gをえた。
mlを加え、水洗および飽和食塩水による洗浄を行
なつた。ヘキサン溶液を濃縮後減圧蒸溜して2−
(t−ブチルジメチルシリロキシ)ブタジエン5.5
gをえた。
bp:68〜70℃/70mm/Hg
NMR(CDCL3)δppm:0.2(s,6H)、1.0(s,
9H)、4.3(s,2H)、5.4(d,J=6Hz,
1H)、5.48(d,J=8Hz,1H)、6.16(dd,
J=6.8Hz、1H) 2−2 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン 2−(t−ブチルジメチルシリロキシ)ブタジ
エン1.1gと4−ビニルピリジン2gの乾燥トル
エン7ml溶液にフエニル−α−ナフチルアミン5
mgを加え、窒素雰囲気下オートクレーブ中、180
℃で15時間加熱した。
9H)、4.3(s,2H)、5.4(d,J=6Hz,
1H)、5.48(d,J=8Hz,1H)、6.16(dd,
J=6.8Hz、1H) 2−2 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン 2−(t−ブチルジメチルシリロキシ)ブタジ
エン1.1gと4−ビニルピリジン2gの乾燥トル
エン7ml溶液にフエニル−α−ナフチルアミン5
mgを加え、窒素雰囲気下オートクレーブ中、180
℃で15時間加熱した。
冷却後、50%酢酸水溶液6mlを加え100℃で4
時間加熱した。水10mlを加え、2N−苛性ソーダ
水溶液でPH8としたあと、酢酸エチルで抽出、乾
燥、濃縮、シリカゲルカラムによる精製を行なつ
て4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン0.2gを
得た。
時間加熱した。水10mlを加え、2N−苛性ソーダ
水溶液でPH8としたあと、酢酸エチルで抽出、乾
燥、濃縮、シリカゲルカラムによる精製を行なつ
て4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン0.2gを
得た。
IR及びNMRの値は実施例1の化合物と一致し
た。
た。
実施例 3
4−(4−ピリジル)シクロヘキサノン
2−アセトキシブタジエン0.9gと4−ビニル
ピリジン1.7mlの乾燥トルエン3ml溶液にフエニ
ル−α−ナフチルアミン2mgを添加し、窒素雰囲
気下、オートクレーブ中80℃で10時間加熱した。
冷却後50%酢酸水溶液20mlを加え4時間加熱還流
した。
ピリジン1.7mlの乾燥トルエン3ml溶液にフエニ
ル−α−ナフチルアミン2mgを添加し、窒素雰囲
気下、オートクレーブ中80℃で10時間加熱した。
冷却後50%酢酸水溶液20mlを加え4時間加熱還流
した。
再び冷却後2N−苛性ソーダ水溶液でPH8とし
酢酸エチルで抽出、乾燥、濃縮、シリカゲルカラ
ムによる精製を行なつて4−(4−ピリジル)シ
クロヘキサノン0.1gを得た。
酢酸エチルで抽出、乾燥、濃縮、シリカゲルカラ
ムによる精製を行なつて4−(4−ピリジル)シ
クロヘキサノン0.1gを得た。
IRおよびNMRの値は実施例1の化合物と一致
した。
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) (式中、Rはメチル基、エチル基、n−ブチル
基、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシ
リル基またはアセチル基を表わす)で示される2
−アルコキシ、2−アセチルオキシまたは2−ア
ルキルシリロキシブタジエンと4−ビニルピリジ
ンをデイールス−アルダー反応したのち、環化生
成物を酸処理することによつて4−(4−ピリジ
ル)シクロヘキサノンを製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26624885A JPS62126170A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノンを製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26624885A JPS62126170A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノンを製造する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62126170A JPS62126170A (ja) | 1987-06-08 |
| JPH0550507B2 true JPH0550507B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=17428329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26624885A Granted JPS62126170A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 4−(4−ピリジル)シクロヘキサノンを製造する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62126170A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759079B1 (fr) * | 1997-02-03 | 2002-06-14 | Girex | Procede de preparation d'anthraquinones substituees et application a la preparation de rheines |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26624885A patent/JPS62126170A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62126170A (ja) | 1987-06-08 |
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