JPH0550726A - インクシートの搬送装置 - Google Patents

インクシートの搬送装置

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JPH0550726A
JPH0550726A JP3238870A JP23887091A JPH0550726A JP H0550726 A JPH0550726 A JP H0550726A JP 3238870 A JP3238870 A JP 3238870A JP 23887091 A JP23887091 A JP 23887091A JP H0550726 A JPH0550726 A JP H0550726A
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JP
Japan
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ink sheet
brake pad
supply
side roll
displacement member
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JP3238870A
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Masaichi Muranaka
政一 村中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給側ロール部の直径の変化に応じてブレー
キパッドによる制動力を変化させ、インクシートに付与
されるバックテンション力を常に一定に維持する、構成
の簡単なインクシートの搬送装置を提供することであ
る。 【構成】 インクシート1を巻き付けるロール軸5に、
ブレーキパッド17を圧接させ、供給側ロール部1Aの
巻き径の変化に追従して変位する変位部材14を、ブレ
ーキパッド17を取り付けた板バネ16に引っ掛け、こ
の板バネ16の弾力強さの変化を利用して、ブレーキパ
ッド17による制動力を巻き径に応じて変えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクシートを用いる
記録装置のインクシート搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロール軸にインクシートを巻き付けた供
給側ロール部から、そのインクシートを供出しつつ、こ
の供給されるインクシートを巻取側ロール部に巻き取る
ようにした、インクシートを用いる記録装置が知られて
いる。
【0003】この種の記録装置では、インクシートに皺
などが生じるのを防止するために、インクシートに弛み
が生じないように、それに適度の大きさのテンションを
与える必要がある。
【0004】インクシートに、かようなテンション(バ
ックテンション)を与える技術として、例えば、特開昭
60−155483号公報による、テンションローラを
用いたものや、特開平1−141073号公報による、
ブレーキパッドを用いたものなどが提案されている。
【0005】この種の記録装置において、例えば、ブレ
ーキパッドで供給側ロール部のロール軸を制動する場
合、そのブレーキパッドによる制動力が常に一定である
と、供給側ロール部の直径(インクシートの巻き径)が
大きいときにはテンション力が小さくなり過ぎ、逆に、
その直径が小さいときには、テンション力が大きくなり
すぎることになる。いずれの場合も、インクシートに適
度なテンション力が付与されなくなるため、印字部にお
けるインクシートと記録紙との間でスリップを生じた
り、或いは、インクシートに皺を生じたりして、画質が
悪化する原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、供給
側ロール部の直径の変化に応じてブレーキパッドによる
制動力を変化させるようにして、インクシートに付与さ
れるバックテンション力を常に一定に維持させるように
した、構成の簡単なインクシートの搬送装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ロール軸にインクシートを巻き付けた供給側
ロール部から、そのインクシートを供出しつつ、この供
給されるインクシートを巻取側ロール部に巻き取るよう
にした、インクシートを用いる記録装置において、イン
クシートの供出に伴い、供給側ロール部の直径の大きさ
が漸次、小さくなるのに追従して変位する変位部材と、
前記のロール軸に当接するブレーキパッドと、該ブレー
キパッドを取り付けると共に、前記変位部材に係合し、
該変位部材の変位方向に、この変位部材を付勢し、且
つ、その変位部材の変位量が大きくなるのに伴って、弾
性力が次第に弱まることで、ブレーキパッドによるロー
ル軸の制動力を漸次、減少させて、インクシートに付与
するバックテンション力を常に一定にするための板バネ
とを設けて成るようにしたインクシートの搬送装置を提
案するものである。
【0008】
【実施例】図1において、インクシート1と記録紙(受
像紙)2とは、互いに重ね合わされてサーマルヘッド3
とプラテン4との間の挟圧部(印字部)を通されるよう
になっている。インクシート1は、ロール軸5に巻き付
けられるようになっていて、この巻き付けられた供給側
ロール部1Aからインクシート1が供出される。印字部
において、インクシート1のインクはサーマルヘッド3
の熱によって溶融又は昇華して記録紙2上に転写され
る。
【0009】これに対し、インクシートの巻き取り側は
次のように構成されている。
【0010】インクシート巻き取りモータ6には、すべ
りクラッチ(トルクリミッタ)7を介して巻き取りロー
ラ8が連結されている。このローラ8にはインクシート
1を挟むようにしてテンションローラ9が押し当てられ
ている。一方、巻取側ロール部1Bは基端部を軸11に
枢支された腕杆12の自由端に取り付けられ、捩りコイ
ルバネ13の力により、巻取側ロール部1Bの外周面
は、テンションローラ9に押し当てられている。
【0011】インクシート巻き取りモータ6が回転する
と、すべりクラッチ7を介して巻き取りローラ8が回転
する。この回転に伴い、インクシート1が矢印a方向に
送られ、このとき、テンションローラ9がつれ廻りし、
更にテンションローラ9の回転駆動力で、巻取側ロール
部1Bが矢印方向に回転させられる。このようにして、
供給側ロール部1Aから供出されるインクシートが、巻
取側ロール部1Bに巻き取られるのである。
【0012】なお、モータ6が回転するとき、すべりク
ラッチ7の部位で、「すべり」を生じながら巻き取りロ
ーラ8が回転し、このローラ8の回転速度(線速)で、
インクシート1が矢印a方向に移送されるようになって
いる。すなわち、インクシート1の移送速度は、巻き取
りローラ8の回転速度に支配されているのである。
【0013】供給側ロール部1Aの下位には、基端部を
軸13に枢支されたアーム状の変位部材14が設けら
れ、この自由端部にはローラ15が回転自在に軸装され
ている。この変位部材14の左方には下端の基端部を固
定端とし、図示右方へ湾曲形成させられた板バネ16が
設けられ、この自由端にはブレーキパッド17が固定さ
れている。
【0014】変位部材14の中途部において立ち上げた
枝杆部14aの先端折曲部14bには板バネ16の中途
部が係合している。すなわち、この板バネ16の中途部
に、その折曲部14bが引っ掛けられているのである。
【0015】板バネ16の弾力により、変位部材14に
は、軸13の周りに反時計方向に回動しようとする習性
が付与され、ローラ15は、かかる板バネ16の弾力に
よって供給側ロール部1Aの外周面に圧接しているので
ある。この弾力作用は、供給側ロール部1Aのインクシ
ート1が無くなって、ローラ15がロール軸5に直接、
接するまで及ぶようになっている。このように、変位部
材14は、ローラ15が供給側ロール部1Aの中心に向
かう方向に付勢されているのである。
【0016】一方、板バネ16は、この弾力でブレーキ
パッド17を所定の圧力で、ロール軸5に当接させてい
る。板バネ16は、かかるブレーキパッド17をロール
軸5に圧接させると共に、ローラ15を供給側ロール部
1Aに圧接させるという2つの働きを担っているのであ
る。
【0017】インクシート1が巻取側ロール部1Bで巻
き取られることにより、供給側ロール部1Aは矢印方向
に回転させられるのであるが、このとき、ブレーキパッ
ド17は、供給側ロール部1Aと一体に廻るロール軸5
に制動力を与えるのである。これによってインクシート
1には所定のバックテンションが付与される。
【0018】インクシート1の供出に伴い、供給側ロー
ル部1Aの直径の大きさが漸次、小さくなる。すなわ
ち、供給側ロール部1Aの半径r2が次第に小さくなる
のである。半径r2の大きさは、このように変化する
が、ロール軸5の半径r1の大きさは変化せず一定であ
る。
【0019】半径r2が漸次、小さくなるのに従って、
ローラ15は供給側ロール部1Aの外周面に対する追従
動作を行うため、変位部材14は、板バネ16の弾力作
用で反時計方向に旋回する。すなわち、ローラ15がロ
ール軸5の軸心に近づく方向に、変位部材14が変位す
るのである。
【0020】図2は、供給側ロール部のインクシートが
略無くなる寸前の状態を示したものであり、変位部材1
4は左方へ最大限旋回した態勢にある。このような状態
でも、板バネ16の弾力により、ブレーキパッド17は
ロール軸5に圧接している。
【0021】インクシート1の供出を開始する初期状態
では、供給側ロール部1Aは図1に示すように最大径と
なっているのであるが、このとき、変位部材14の折曲
部14bは板バネ16を右方へ大きく強制的に引き寄
せ、それを大きく撓ませている。このとき、ブレーキパ
ッド17の、ロール軸5に対する圧接力は最大となって
いて、ブレーキパッドによる制動力は最大となってい
る。
【0022】これに対し、供給側ロール部1Aの巻き径
が小さくなると、折曲部14bが左方へ逃げてゆくた
め、この折曲部に係合する板バネ16の弾力が弱まっ
て、ブレーキパッド17による制動力が小さくなるので
ある。図2に示すように、供給側ロール部のインクシー
トが無くなる寸前の状態においては、かかる制動力が最
も小さくなるのである。
【0023】このように、変位部材14の変位量が大き
くなるのに伴って、板バネ16の弾性力が次第に弱ま
り、ブレーキパッド17による制動力が漸次、小さくな
るようになっているのである。これにより、供給側ロー
ル部1Aの巻き径の大きさに拘らず、インクシートを移
送するときのバックテンション力の大きさが常に一定に
維持されることになる。すなわち、インクシート1の供
出を開始する初期状態において、インクシート1に加わ
るテンション力を図1に示すようにPとし、このときの
ブレーキパッド17による制動力をFとしたとき、テン
ション力Pは、P=(F×r1)/r2で表わされる。ま
た図2に示したように供給側ロール部1Aの径が小さく
なったときの、その径をr2′、このときのインクシー
トのテンション力をP′、ブレーキパッド17による制
動力をF′とすると、テンション力P′は、P′=
(F′×r1)/r2′となり、P=P′とするには、r
2′<r2であるから、F′<Fとすればよく、図示した
装置によれば、このような要求を確実に満たすことがで
きるのである。
【0024】本実施例では、供給側ロール部1Aに当接
する部材として、供給側ロール部1Aの回転につれ廻り
するローラ15を用いるようにしたので、インクシート
の移送負荷を増大させることがなく、又、インクシート
を傷付けるようなこともない。
【0025】板バネ16は、先にも述べたように、ロー
ラ15を供給側ロール部1Aに圧接させ、且つ、ブレー
キパッド17をロール軸5に圧接させる2つの働きをす
るものであり、この種の構成を一段と簡素化することに
役立っている。これに対し、変位部材14に、板バネ1
6とは別の「ばね」で旋回習性を与える構成としてしま
うと、部品点数が増え、この種の構成が複雑になり、装
置コストも上昇し易くなる。本例では、かような「ば
ね」が全く不要である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、供給側ロール部の巻き
径が変わっても、バックテンション力を常に一定の大き
さに維持することができるので、インクシートに皺を生
じたり、インクシートと記録紙との間でスリップを生じ
たりすることがなくなり、安定した高品質の記録画像を
得ることができる。又、このような機能を、極く簡単な
構成で達成することができ、装置コストの低減にも大い
に寄与することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のインクシート搬送装置の概略
構成図である。
【図2】本発明一実施例のインクシート搬送装置のバッ
クテンション付与機構部の構成図である。
【符号の説明】
1 インクシート 1A 供給側ロール部 1B 巻取側ロール部 5 ロール軸 14 変位部材 16 板バネ 17 ブレーキパッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール軸にインクシートを巻き付けた供
    給側ロール部から、そのインクシートを供出しつつ、こ
    の供給されるインクシートを巻取側ロール部に巻き取る
    ようにした、インクシートを用いる記録装置において、
    インクシートの供出に伴い、供給側ロール部の直径の大
    きさが漸次、小さくなるのに追従して変位する変位部材
    と、前記のロール軸に当接するブレーキパッドと、該ブ
    レーキパッドを取り付けると共に、前記変位部材に係合
    し、該変位部材の変位方向に、この変位部材を付勢し、
    且つ、その変位部材の変位量が大きくなるのに伴って、
    弾性力が次第に弱まることで、ブレーキパッドによるロ
    ール軸の制動力を漸次、減少させて、インクシートに付
    与するバックテンション力を常に一定にするための板バ
    ネとを設けて成るようにしたインクシートの搬送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002254784A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Sato Corp ロール状インキリボンの移送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002254784A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Sato Corp ロール状インキリボンの移送装置

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