JPH0550931A - 車両の自動操舵装置 - Google Patents
車両の自動操舵装置Info
- Publication number
- JPH0550931A JPH0550931A JP3211178A JP21117891A JPH0550931A JP H0550931 A JPH0550931 A JP H0550931A JP 3211178 A JP3211178 A JP 3211178A JP 21117891 A JP21117891 A JP 21117891A JP H0550931 A JPH0550931 A JP H0550931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- vehicle
- automatic steering
- wheel
- steering angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者に違和感を与えずに、適正な自動操舵
を行う。 【構成】 ステアリングシャフトの第1部材2Aと第2
部材2Bとの間に、自動操舵時に車輪の転舵角とハンド
ル舵角とを連動させながら、ハンドル舵角の立上がりを
車輪の転舵角のそれよりも遅らせる遅延手段23を設け
る。遅延手段23は、第1部材2Aに連結された油圧シ
リンダ21と、第2部材2Bに連結された弾性体部材2
2とを備える。油圧シリンダ21のピストンロッド21
aと弾性体部材22とを長さ調整可能に結合する。自動
操舵時に、ピストンロッド21aの突出量を少なくし、
剛性を小さくする。よって、運転者を傷付けるような
『キックバック的』な要素を緩和し、運転者に違和感を
与えない。
を行う。 【構成】 ステアリングシャフトの第1部材2Aと第2
部材2Bとの間に、自動操舵時に車輪の転舵角とハンド
ル舵角とを連動させながら、ハンドル舵角の立上がりを
車輪の転舵角のそれよりも遅らせる遅延手段23を設け
る。遅延手段23は、第1部材2Aに連結された油圧シ
リンダ21と、第2部材2Bに連結された弾性体部材2
2とを備える。油圧シリンダ21のピストンロッド21
aと弾性体部材22とを長さ調整可能に結合する。自動
操舵時に、ピストンロッド21aの突出量を少なくし、
剛性を小さくする。よって、運転者を傷付けるような
『キックバック的』な要素を緩和し、運転者に違和感を
与えない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、障害物との干渉を回避
するための操舵を行う車両の自動操舵装置に関するもの
である。
するための操舵を行う車両の自動操舵装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より平面上を移動する移動体同士の
衝突回避を操舵により実現する誘導装置として、例えば
特開平1−124008号公報に記載されるように、自
車と、他の移動体の位置、進行方向及び速度から衝突位
置を求め、操舵によって衝突を回避する経路を演算し、
操舵を行うことは知られている。
衝突回避を操舵により実現する誘導装置として、例えば
特開平1−124008号公報に記載されるように、自
車と、他の移動体の位置、進行方向及び速度から衝突位
置を求め、操舵によって衝突を回避する経路を演算し、
操舵を行うことは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのよう
に、操舵によって衝突を回避する経路を演算し、自動操
舵により衝突回避を行う場合、その自動操舵による車輪
の転舵角に追従してハンドル舵角が立上がるが、それは
運転者の意思とは関係なく行われるため、運転者は違和
感を感ずる場合がある。
に、操舵によって衝突を回避する経路を演算し、自動操
舵により衝突回避を行う場合、その自動操舵による車輪
の転舵角に追従してハンドル舵角が立上がるが、それは
運転者の意思とは関係なく行われるため、運転者は違和
感を感ずる場合がある。
【0004】本発明は、運転者に違和感を与えずに、適
正な自動操舵を行うことができる車両の自動操舵装置を
提供するものである。
正な自動操舵を行うことができる車両の自動操舵装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、障害物との干
渉を回避するための操舵を行う車両の自動操舵装置を前
提とする。
渉を回避するための操舵を行う車両の自動操舵装置を前
提とする。
【0006】請求項1の発明は、ステアリング系に、自
動操舵時に車輪の転舵角とハンドル舵角とを連動させな
がら、ハンドル舵角の立上がりを車輪の転舵角のそれよ
りも遅らせる遅延手段が設けられている構成とする。ま
た、請求項2の発明においては、遅延手段が、第1部材
と第2部材とに2分割されたステアリングシャフトの一
方の部材に連結された油圧シリンダと、他方の部材に連
結された弾性体部材とを備え、油圧シリンダのピストン
ロッドと弾性体部材とが結合長さ調整可能に結合されて
いる。
動操舵時に車輪の転舵角とハンドル舵角とを連動させな
がら、ハンドル舵角の立上がりを車輪の転舵角のそれよ
りも遅らせる遅延手段が設けられている構成とする。ま
た、請求項2の発明においては、遅延手段が、第1部材
と第2部材とに2分割されたステアリングシャフトの一
方の部材に連結された油圧シリンダと、他方の部材に連
結された弾性体部材とを備え、油圧シリンダのピストン
ロッドと弾性体部材とが結合長さ調整可能に結合されて
いる。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、遅延手段が、自動操
舵時に車輪の転舵角とハンドル舵角とを連動させなが
ら、ハンドル舵角の立上がりを車輪の転舵角のそれより
も遅らせるので、自動操舵による違和感を運転者は受け
にくくなる。
舵時に車輪の転舵角とハンドル舵角とを連動させなが
ら、ハンドル舵角の立上がりを車輪の転舵角のそれより
も遅らせるので、自動操舵による違和感を運転者は受け
にくくなる。
【0008】請求項2の発明によれば、油圧シリンダの
ピストンロッドと弾性体部材とが結合長さ調整可能に結
合されているので、その結合長さを調整することで、ハ
ンドル舵角の遅れ量を調整できる。
ピストンロッドと弾性体部材とが結合長さ調整可能に結
合されているので、その結合長さを調整することで、ハ
ンドル舵角の遅れ量を調整できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
説明する。
【0010】概略構成を示す図1において、1はステア
リングホイ−ルで、そのステアリングシャフト2の下端
のピニオン3(図7参照)が、車軸4のラック部5(図
7参照)に噛合し、操舵できるようになっている。ま
た、車軸4に対しては自動操舵シリンダ6が設けられ、
自動操舵もできるようになっている。そして、コントロ
−ラ7によって、車軸4の位置を検出する位置センサ8
の出力を受け、2つの切替バルブ9,10と自動操舵バ
ルブ11とを制御して、自動操舵シリンダ6に油ポンプ
12より供給される圧油を供給して、フィ−ドバック制
御により自動操舵を行うことができるようになってい
る。
リングホイ−ルで、そのステアリングシャフト2の下端
のピニオン3(図7参照)が、車軸4のラック部5(図
7参照)に噛合し、操舵できるようになっている。ま
た、車軸4に対しては自動操舵シリンダ6が設けられ、
自動操舵もできるようになっている。そして、コントロ
−ラ7によって、車軸4の位置を検出する位置センサ8
の出力を受け、2つの切替バルブ9,10と自動操舵バ
ルブ11とを制御して、自動操舵シリンダ6に油ポンプ
12より供給される圧油を供給して、フィ−ドバック制
御により自動操舵を行うことができるようになってい
る。
【0011】上記コントロ−ラ7には、自車速度を検出
する第1車速センサ100Aよりの信号及び先行車の速
度を検出する第2車速センサ100Bよりの信号が入力
されるようになっている。また、コントロ−ラ7は、周
知の方法で路面の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段
7Aと、該摩擦係数検出手段7A及び車速センサ100
A,100Bの出力を受け、自動操舵の際の操舵角を、
自車速度、路面の摩擦係数又は自車と先行車との相対速
度に応じて設定する操舵角設定手段7Bとを有する。
する第1車速センサ100Aよりの信号及び先行車の速
度を検出する第2車速センサ100Bよりの信号が入力
されるようになっている。また、コントロ−ラ7は、周
知の方法で路面の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段
7Aと、該摩擦係数検出手段7A及び車速センサ100
A,100Bの出力を受け、自動操舵の際の操舵角を、
自車速度、路面の摩擦係数又は自車と先行車との相対速
度に応じて設定する操舵角設定手段7Bとを有する。
【0012】また、ステアリングシャフト2には、図2
及び図3に詳細を示すように、その途中に、油圧シリン
ダ21と、捩れ要素である弾性体部材22とからなる遅
延手段23が介設されている。即ち、ステアリングシャ
フト2が、第1部材2Aと第2部材2Bとに2分割さ
れ、第1部材2Aに油圧シリンダ21が取付けられる一
方、第2部材2Bに筒状の弾性体部材22が取付けられ
ている。そして、油圧シリンダ21のピストンロッド2
1aと弾性体部材22とが軸方向にのみ移動可能にスプ
ライン嵌合している。
及び図3に詳細を示すように、その途中に、油圧シリン
ダ21と、捩れ要素である弾性体部材22とからなる遅
延手段23が介設されている。即ち、ステアリングシャ
フト2が、第1部材2Aと第2部材2Bとに2分割さ
れ、第1部材2Aに油圧シリンダ21が取付けられる一
方、第2部材2Bに筒状の弾性体部材22が取付けられ
ている。そして、油圧シリンダ21のピストンロッド2
1aと弾性体部材22とが軸方向にのみ移動可能にスプ
ライン嵌合している。
【0013】従って、ピストンロッド21aの突出量が
大きいときは(図4参照)、捩れ長さが短くなり、剛性
が大きくなる一方、突出量が小さいときは(図5参
照)、捩れ長さが大きくなり、剛性が小さくなるように
なっている。
大きいときは(図4参照)、捩れ長さが短くなり、剛性
が大きくなる一方、突出量が小さいときは(図5参
照)、捩れ長さが大きくなり、剛性が小さくなるように
なっている。
【0014】従って、自動操舵時に、ピストンロッド2
1aの突出量を小さくすることにより(図6参照)、捩
りばね定数を小さくし、自動操舵時に車輪の転舵角とハ
ンドル舵角とを連動させながらハンドル舵角の立上がり
を車輪の転舵角のそれよりも遅延手段23によって遅ら
せることで、運転者を傷つけるような『キックバック
的』な要素を緩和し、また、捩りのバネ反力によって運
転者に適正な舵角を操舵するように促すことになる。
1aの突出量を小さくすることにより(図6参照)、捩
りばね定数を小さくし、自動操舵時に車輪の転舵角とハ
ンドル舵角とを連動させながらハンドル舵角の立上がり
を車輪の転舵角のそれよりも遅延手段23によって遅ら
せることで、運転者を傷つけるような『キックバック
的』な要素を緩和し、また、捩りのバネ反力によって運
転者に適正な舵角を操舵するように促すことになる。
【0015】また、図7に示すように、パワ−ステアリ
ングのパワ−ピストン31と自動操舵シリンダのピスト
ン32とが並列に配置されている。即ち、パワ−ピスト
ン31は、ラック部と一体に、外筒33内をスライド可
能に摺動する。また、この外筒33にピストン32が一
体的に形成され、該ピストン32は、車体と一体的に形
成された外筒34内をスライド可能に摺動するようにな
っており、スプリング35,36によって中立位置に常
時付勢されている。パワ−ピストン31は、3位置4ポ
−ト形のバルブ41を介して油ポンプ42より供給され
る圧油によって駆動される。また、ピストン32は、2
位置5ポ−ト形のバルブ43及び3位置4ポ−ト形のバ
ルブ44を介して油ポンプ42より供給される圧油によ
って駆動される。よって、自動操舵とパワ−ステアリン
グとの駆動源が共通化され、運転者による操舵力、パワ
−ステアリング力及び自動操舵力の合力で操舵すること
となる。なお、自動操舵力とパワ−ステアリング力とは
別々に設定できる。
ングのパワ−ピストン31と自動操舵シリンダのピスト
ン32とが並列に配置されている。即ち、パワ−ピスト
ン31は、ラック部と一体に、外筒33内をスライド可
能に摺動する。また、この外筒33にピストン32が一
体的に形成され、該ピストン32は、車体と一体的に形
成された外筒34内をスライド可能に摺動するようにな
っており、スプリング35,36によって中立位置に常
時付勢されている。パワ−ピストン31は、3位置4ポ
−ト形のバルブ41を介して油ポンプ42より供給され
る圧油によって駆動される。また、ピストン32は、2
位置5ポ−ト形のバルブ43及び3位置4ポ−ト形のバ
ルブ44を介して油ポンプ42より供給される圧油によ
って駆動される。よって、自動操舵とパワ−ステアリン
グとの駆動源が共通化され、運転者による操舵力、パワ
−ステアリング力及び自動操舵力の合力で操舵すること
となる。なお、自動操舵力とパワ−ステアリング力とは
別々に設定できる。
【0016】そして、自動操舵時には、図8に示すよう
に、パワ−ピストン31の駆動がバルブ41によって停
止せしめられ、ピストン32のみが、バルブ43,44
によって駆動せしめられ、自動操舵が行われる。このと
き、例えば自動操舵方向に対して正の操舵トルクを感知
したときは、パワ−ステアリングにより弱い助力を与え
てやる。一方、自動操舵からパワ−ステアリングに切替
える場合は、図9に示すように、バルブ43がピストン
32がセンタ−位置となるまで切り替わり、その後、バ
ルブ43は連通状態に戻り、それから、パワ−ピストン
31が、図10に示すように、バルブ41によって駆動
される。
に、パワ−ピストン31の駆動がバルブ41によって停
止せしめられ、ピストン32のみが、バルブ43,44
によって駆動せしめられ、自動操舵が行われる。このと
き、例えば自動操舵方向に対して正の操舵トルクを感知
したときは、パワ−ステアリングにより弱い助力を与え
てやる。一方、自動操舵からパワ−ステアリングに切替
える場合は、図9に示すように、バルブ43がピストン
32がセンタ−位置となるまで切り替わり、その後、バ
ルブ43は連通状態に戻り、それから、パワ−ピストン
31が、図10に示すように、バルブ41によって駆動
される。
【0017】上記自動操舵は、車両の走行条件(車間距
離、前方車両とガイドレ−ルとの距離等)から、路面の
摩擦係数や車両の運動特性を考慮した上で、干渉回避の
ための操舵パタ−ンを設定し、必要に応じて行い、自動
操舵終了後、実際の車両特性と操舵パタ−ン設定のため
に用いた車両特性とのずれ等によって生じる誤差的な運
動を補正するための、修正操舵を行い、車両を安定させ
るようになっている。
離、前方車両とガイドレ−ルとの距離等)から、路面の
摩擦係数や車両の運動特性を考慮した上で、干渉回避の
ための操舵パタ−ンを設定し、必要に応じて行い、自動
操舵終了後、実際の車両特性と操舵パタ−ン設定のため
に用いた車両特性とのずれ等によって生じる誤差的な運
動を補正するための、修正操舵を行い、車両を安定させ
るようになっている。
【0018】続いて、先行車との干渉を回避するため
の、上記コントロ−ラ7による自動操舵の制御の一例に
ついて説明する。
の、上記コントロ−ラ7による自動操舵の制御の一例に
ついて説明する。
【0019】図11において、自動操舵をスタ−トする
と、イニシャライズされて、コ−ナの曲率が検出され
(ステップS1 )、先行車と自車との車間距離L1 、自
車速度v0 、先行車の速度v1 、路面の摩擦係数μ、左
許容範囲yL 、右許容範囲yRを検出する(ステップS2
)。なお、自車速度v0 、先行車の速度v1 は周知の
方法で検出される。また、スキャン型のレ−ザレ−ダ等
の外部環境認識システムから、先行車13と自車14と
の車間距離L1 、先行車と両側のガイドレ−ルや白線等
の道路境界線までの角度θR 、θL を検出し(図12参
照)、例えば yR 〓L1 ・tan θR yL 〓L1 ・tan θL 等の式に従って、右許容範囲yR 、左許容範囲yL を求
める。
と、イニシャライズされて、コ−ナの曲率が検出され
(ステップS1 )、先行車と自車との車間距離L1 、自
車速度v0 、先行車の速度v1 、路面の摩擦係数μ、左
許容範囲yL 、右許容範囲yRを検出する(ステップS2
)。なお、自車速度v0 、先行車の速度v1 は周知の
方法で検出される。また、スキャン型のレ−ザレ−ダ等
の外部環境認識システムから、先行車13と自車14と
の車間距離L1 、先行車と両側のガイドレ−ルや白線等
の道路境界線までの角度θR 、θL を検出し(図12参
照)、例えば yR 〓L1 ・tan θR yL 〓L1 ・tan θL 等の式に従って、右許容範囲yR 、左許容範囲yL を求
める。
【0020】白線の検出については、白線上に設置され
たキャッツアイ等からの反射やビデオカメラ等を用いた
画像処理技術の応用によって可能である。
たキャッツアイ等からの反射やビデオカメラ等を用いた
画像処理技術の応用によって可能である。
【0021】それから、それらの検出値に基づいて、最
小車間距離L0 、自車と先行車との相対速度V(=v0
−v1 )、追越し時間T1、操舵角θH 、許容横Gを演
算する(ステップS3 )。
小車間距離L0 、自車と先行車との相対速度V(=v0
−v1 )、追越し時間T1、操舵角θH 、許容横Gを演
算する(ステップS3 )。
【0022】ここで、最小車間距離L0 は、次の数式に
よって計算される。
よって計算される。
【0023】
【数1】
【0024】そして、横方向移動距離y0 と、路面の摩
擦係数によって決定される許容最大横Gとによって、操
舵に要する時間T1 が、次の式に基づき決定される。
擦係数によって決定される許容最大横Gとによって、操
舵に要する時間T1 が、次の式に基づき決定される。
【0025】
【数2】
【0026】さらに、車両モデルを考慮して操舵角θH
が次の式に基づき決定される。
が次の式に基づき決定される。
【0027】
【数3】
【0028】操舵角は、路面の摩擦係数も考慮して決定
されている(図13参照)。即ち、路面の摩擦係数が小
さいと、許容横Gが小さくなる。一方、必要な横移動距
離は略一定であるから、許容横Gが小さくなると、操舵
に要する時間も短くなり、その結果操舵角も小さくな
る。また、図14に示すように、相対速度Vが大きくな
るほど、自動操舵するのに必要な最小車間距離L0 が大
きくなる。
されている(図13参照)。即ち、路面の摩擦係数が小
さいと、許容横Gが小さくなる。一方、必要な横移動距
離は略一定であるから、許容横Gが小さくなると、操舵
に要する時間も短くなり、その結果操舵角も小さくな
る。また、図14に示すように、相対速度Vが大きくな
るほど、自動操舵するのに必要な最小車間距離L0 が大
きくなる。
【0029】そして、それらに基づき、図15に示すよ
うに、自動操舵による操舵パタ−ンが定まる。この自動
操舵は、先行車に追い付くまでに、所定量y0だけ横方
向に移動できるだけの正弦の単波条の操舵パタ−ンで操
舵する。
うに、自動操舵による操舵パタ−ンが定まる。この自動
操舵は、先行車に追い付くまでに、所定量y0だけ横方
向に移動できるだけの正弦の単波条の操舵パタ−ンで操
舵する。
【0030】それから、干渉する可能性があるか否かを
チェックするために、相対速度V>0であるか否かを判
定する(ステップS4 )。相対速度Vが0を越えると、
干渉する可能性があるので、車間距離L1 が警報距離よ
り小さいか否かを判定する(ステップS5 )。小さけれ
ば、警報(例えば警報ランプ、警報ブザ−)を発し(ス
テップS6 )、小さくなければ、リタ−ンする。
チェックするために、相対速度V>0であるか否かを判
定する(ステップS4 )。相対速度Vが0を越えると、
干渉する可能性があるので、車間距離L1 が警報距離よ
り小さいか否かを判定する(ステップS5 )。小さけれ
ば、警報(例えば警報ランプ、警報ブザ−)を発し(ス
テップS6 )、小さくなければ、リタ−ンする。
【0031】警報を発した後、車間距離L1 が最小車間
距離L0 より小さいか否かを判定する(ステップS7
)。そして、小さい場合は、干渉を回避する必要があ
るので、まず、右許容範囲yR が必要な横移動量y0 よ
りも小さいか否かを判定し(ステップS8 )、小さけれ
ば、右方向への移動ができないので、左許容範囲yL が
必要な横移動量y0 よりも小さいか否かを判定し(ステ
ップS9 )、小さければ、右方向への移動ができない。
よって、リタ−ンする。
距離L0 より小さいか否かを判定する(ステップS7
)。そして、小さい場合は、干渉を回避する必要があ
るので、まず、右許容範囲yR が必要な横移動量y0 よ
りも小さいか否かを判定し(ステップS8 )、小さけれ
ば、右方向への移動ができないので、左許容範囲yL が
必要な横移動量y0 よりも小さいか否かを判定し(ステ
ップS9 )、小さければ、右方向への移動ができない。
よって、リタ−ンする。
【0032】また、右許容範囲yR が必要な横移動量y
0 よりも小さくなければ、右旋回できるので、yフラグ
を1として(ステップS10)、ステップS11で、yフラ
グ=1であるか否かを判定する。
0 よりも小さくなければ、右旋回できるので、yフラグ
を1として(ステップS10)、ステップS11で、yフラ
グ=1であるか否かを判定する。
【0033】yフラグ=1であれば、右方向から左方向
へと変化する操舵パタ−ンの自動操舵を行って干渉を回
避し(ステップS12)、yフラグ=1でなければ、左方
向から右方向へと変化する操舵パタ−ンで自動操舵を行
って干渉を回避する(ステップS13)。このとき、コ−
ナの曲率が考慮されて自動操舵が行われる。
へと変化する操舵パタ−ンの自動操舵を行って干渉を回
避し(ステップS12)、yフラグ=1でなければ、左方
向から右方向へと変化する操舵パタ−ンで自動操舵を行
って干渉を回避する(ステップS13)。このとき、コ−
ナの曲率が考慮されて自動操舵が行われる。
【0034】そして、追越し時間T1 が経過したかを判
定し(ステップS14)、経過するまで上記自動操舵を継
続し、経過後、修正操舵を行い(ステップS15)、リタ
−ンする。
定し(ステップS14)、経過するまで上記自動操舵を継
続し、経過後、修正操舵を行い(ステップS15)、リタ
−ンする。
【0035】そして、このステップS15における修正操
舵は、図16に示すようにして行われる。
舵は、図16に示すようにして行われる。
【0036】スタ−トすると、まず、自動操舵開始後の
ヨ−角θ2 を検出する(ステップS21)。この検出は、
ヨ−レ−トジャイロの出力を積算して行う。
ヨ−角θ2 を検出する(ステップS21)。この検出は、
ヨ−レ−トジャイロの出力を積算して行う。
【0037】それから、自動操舵開始前のヨ−角θ1 と
自動操舵開始後のヨ−角θ2 との差θref を演算する
(ステップS22)。そして、その差θref に基づき、自
動操舵角θH を検出する(ステップS23)。なお、Kp
,Kx ,Kd は定数である。
自動操舵開始後のヨ−角θ2 との差θref を演算する
(ステップS22)。そして、その差θref に基づき、自
動操舵角θH を検出する(ステップS23)。なお、Kp
,Kx ,Kd は定数である。
【0038】そして、自動操舵角θH の絶対値が操舵角
の遊び分θ0 より小さいか否かを判定する(ステップS
24)。小さければ、操舵の必要がないので、そのまま終
了する一方、小さくなければ、自動操舵角θH が正であ
るか否かを判定する(ステップS25)。正であれば、左
に操舵角θH を操舵する(ステップS26)一方、正でな
ければ、右に操舵角θH を操舵する(ステップS27)。
の遊び分θ0 より小さいか否かを判定する(ステップS
24)。小さければ、操舵の必要がないので、そのまま終
了する一方、小さくなければ、自動操舵角θH が正であ
るか否かを判定する(ステップS25)。正であれば、左
に操舵角θH を操舵する(ステップS26)一方、正でな
ければ、右に操舵角θH を操舵する(ステップS27)。
【0039】このようにして修正操舵が行われ、自動操
舵開始時の進行方向と終了時の進行方向のずれが解消さ
れる。
舵開始時の進行方向と終了時の進行方向のずれが解消さ
れる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、自動操舵時に車輪の
転舵角とハンドル舵角とを連動させながら、ハンドル舵
角の立上がりを車輪の転舵角のそれよりも遅らせるよう
にしたので、自動操舵による違和感を運転者は受けにく
くなる。
転舵角とハンドル舵角とを連動させながら、ハンドル舵
角の立上がりを車輪の転舵角のそれよりも遅らせるよう
にしたので、自動操舵による違和感を運転者は受けにく
くなる。
【0041】請求項2の発明は、油圧シリンダのピスト
ンロッドと弾性体部材とを結合長さ調整可能に結合して
いるので、その結合長さを調整するという簡単な操作に
よって、ハンドル舵角の遅れ量を調整することででき
る。
ンロッドと弾性体部材とを結合長さ調整可能に結合して
いるので、その結合長さを調整するという簡単な操作に
よって、ハンドル舵角の遅れ量を調整することででき
る。
【図1】車両の自動操舵装置の構成を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図2】ステアリングシャフトの側面図である。
【図3】遅延手段の分解斜視図である。
【図4】通常時の遅延手段の状態を示す説明図である。
【図5】自動操舵時の遅延手段の状態を示す説明図であ
る。
る。
【図6】自動操舵時の捩りばね定数の変化を示す説明図
である.
である.
【図7】自動操舵シリンダのピストンとパワ−ステアリ
ング装置のピストンとの関係を示す図である。
ング装置のピストンとの関係を示す図である。
【図8】自動操舵時における、自動操舵シリンダのピス
トンとパワ−ステアリング装置のピストンとの状態を示
す図である。
トンとパワ−ステアリング装置のピストンとの状態を示
す図である。
【図9】自動操舵時からパワ−ステアリング時への移行
時における、自動操舵シリンダのピストンとパワ−ステ
アリング装置のピストンとの状態を示す図である。
時における、自動操舵シリンダのピストンとパワ−ステ
アリング装置のピストンとの状態を示す図である。
【図10】パワ−ステアリング時における、自動操舵シ
リンダのピストンとパワ−ステアリング装置のピストン
との状態を示す図である。
リンダのピストンとパワ−ステアリング装置のピストン
との状態を示す図である。
【図11】前方の障害物を回避するための制御のフロ−
チャ−ト図である。
チャ−ト図である。
【図12】先行車と自車との関係を示す図である。
【図13】操舵角算出のブロック図である。
【図14】操舵角、横方向移動距離及び追越し時間の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図15】相対速度と、最小車間距離との関係を示す図
である。
である。
【図16】修正操舵の処理の流れを示すフロ−チャ−ト
図である。
図である。
1 ステアリングホイ−ル 2 ステアリングシャフト 2A 第1部材 2B 第2部材 21 油圧シリンダ 21a ピストンロッド 22 弾性体部材 23 遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00 (72)発明者 高木 毅 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 森岡 里志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 松岡 悟 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 疋田 尚之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 障害物との干渉を回避するための操舵を
行う車両の自動操舵装置において、 ステアリング系に、自動操舵時に車輪の転舵角とハンド
ル舵角とを連動させながら、ハンドル舵角の立上がりを
車輪の転舵角のそれよりも遅らせる遅延手段が設けられ
ていることを特徴とする車両の自動操舵装置。 - 【請求項2】 遅延手段は、第1部材と第2部材とに2
分割されたステアリングシャフトの一方の部材に連結さ
れた油圧シリンダと、他方の部材に連結された弾性体部
材とを備え、 油圧シリンダのピストンロッドと弾性体部材とが長さ調
整可能に結合されているところの請求項1記載の車両の
自動操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211178A JPH0550931A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 車両の自動操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211178A JPH0550931A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 車両の自動操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550931A true JPH0550931A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16601707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3211178A Withdrawn JPH0550931A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 車両の自動操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550931A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100764203B1 (ko) * | 2003-04-09 | 2007-10-05 | 주식회사 만도 | 자동차용 스티어링 칼럼의 충격에너지 흡수구조 |
| KR20180138228A (ko) * | 2017-06-19 | 2018-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자율주행차량의 수동주행모드 제어방법 |
| US11713050B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-08-01 | Hyundai Motor Company | Method for controlling switching of steering control rights of autonomous vehicle |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3211178A patent/JPH0550931A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100764203B1 (ko) * | 2003-04-09 | 2007-10-05 | 주식회사 만도 | 자동차용 스티어링 칼럼의 충격에너지 흡수구조 |
| KR20180138228A (ko) * | 2017-06-19 | 2018-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자율주행차량의 수동주행모드 제어방법 |
| CN109131532A (zh) * | 2017-06-19 | 2019-01-04 | 现代自动车株式会社 | 用于控制自动驾驶车辆的手动驾驶模式的方法 |
| US11713050B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-08-01 | Hyundai Motor Company | Method for controlling switching of steering control rights of autonomous vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7173235B2 (ja) | 運転支援装置 | |
| US8352124B2 (en) | Steering control device | |
| US9227663B2 (en) | Driving assist controller for vehicle | |
| JP6638012B2 (ja) | 車両の車線逸脱防止制御装置 | |
| US9302704B2 (en) | Power steering controller for vehicle | |
| EP1864881A1 (en) | Vehicle steering system | |
| JP2010513123A (ja) | 車両内のステアリングシステムを調整設定する方法 | |
| US10000209B2 (en) | Vehicle steering control apparatus | |
| JP2019089521A (ja) | 車両の車線逸脱防止制御装置 | |
| CN111591341B (zh) | 电动助力转向装置 | |
| JP7606164B2 (ja) | 車両用操舵支援装置 | |
| JP2001022444A (ja) | 車両用操舵制御装置 | |
| JP7582175B2 (ja) | 車両用操舵支援装置 | |
| JP6121627B2 (ja) | 連結式バス用アクティブステアリングシステム | |
| JPH11245832A (ja) | 車両の操舵制御装置 | |
| US12377914B2 (en) | Apparatus and method for influencing and/or operating a steering system, and steering system, in particular for a vehicle | |
| JP2024106661A (ja) | 車両用操舵支援装置及び操舵支援方法 | |
| JP7268990B2 (ja) | 車両の自動操舵制御装置 | |
| JPH0550931A (ja) | 車両の自動操舵装置 | |
| JPH0550934A (ja) | 車両の自動操舵装置 | |
| CN116457265A (zh) | 在机动车中的轨迹的教导 | |
| JP2010158987A (ja) | 車両用転舵制御装置 | |
| JPH07251754A (ja) | 車両の走行制御装置 | |
| JP2001233227A (ja) | 車両用操舵装置 | |
| JPH10111136A (ja) | 車両姿勢検出装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |