JPH0551264B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0551264B2 JPH0551264B2 JP59082554A JP8255484A JPH0551264B2 JP H0551264 B2 JPH0551264 B2 JP H0551264B2 JP 59082554 A JP59082554 A JP 59082554A JP 8255484 A JP8255484 A JP 8255484A JP H0551264 B2 JPH0551264 B2 JP H0551264B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gum
- chewing gum
- natural
- weight
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Confectionery (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、チユーブ等に充填されて販売され
る流動性チユーインガムに関するものである。 〔従来の技術〕 流動性チユーインガムは、特開昭58−212748号
公報に記載されているように比較的高DE(DE:
デキストロース当量)の水飴(高グルコース含
有)を大量に使用し、水飴中の水分によりチユー
インガムに流動性をもたらしているのである。と
ころが、この種のチユーインガムは、高い水分を
有しているため、経時的に水分が分離して咀嚼す
る際にチユーインガムが口中でとけたような状態
になるというような難点を有している。特に、こ
のような現象は、30℃以上の高温下に放置されて
いるときに著しく起こる。このようにチユーイン
ガムが口中でとけたような感じになると誤つて飲
み込んでしまう恐れがあり、安全衛生上問題であ
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記流動性チユーインガムの流動性を改善する
ため、結晶グルコースを20〜40重量%(以下
「%」と略す)範囲で添加することも考えられる。
しかしながら、水飴の存在下で結晶グルコースを
このように多量に用いると、水飴中のグルコース
が経日によつて再結晶化し、得られる流動性チユ
ーインガムが、じやりじやりとした食感になつて
しまう。また、グルコースの甘味は、シヤープで
甘味の出方が早いため、このように多量に用いる
と、喉を刺すような甘味として感じられることか
ら、まろやかな甘味が得られないという難点もあ
る。 他方、糖類,水飴,プルラン,水を120℃で混
合し溶融させ、これにガムベースに混入すること
によつて、キヤラメル状の形状を有し、噛咬する
と、ソフトキヤラメル状の食感を呈するソフトチ
ユーインガムが提案されている(特開昭55−
50858号公報)。このソフトチユーインガムは、形
状は固形であつて、全く流動性がない。すなわ
ち、上記提案法では、糖類,プルラン,水飴等を
120℃で混合溶融することから、糖類がガラス体
状に変化し、チユーインガム中に分散する。した
がつて、水飴や水分の含有量が比較的多くても、
チユーインガムは流動性を呈さず、固形状態を保
つ。したがつて、これを流動性チユーインガムに
することはできない。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、水分が分離せず、しかも食感が良好で、ま
ろやかな甘味を有する流動性チユーインガムの提
供をその目的とする。 〔発明の開示〕 上記の目的を達成するため、この発明の流動性
チユーインガムは、砂糖粉末と、水アメと、ガム
ベースと、水分と、香料と、着色料と、親水性乳
化剤および天然ガム質の少なくとも一方とからな
つていて結晶グルコース不含であり、かつ上記水
分が下記の割合で含有され、上記親水性乳化剤お
よび天然ガム質の少なくとも一方が下記の割合で
含有され、上記砂糖粉末が粉末状のまま分散して
いるという構成をとる。 水分の含有量:5〜12重量% 親水性乳化剤の含有量:0.01〜0.1重量% 天然ガム質の含有量:0.01〜1.0重量% 〔作用〕 本発明者らは、上記の目的を達成するため一連
の研究を重ねた。その結果、流動性チユーインガ
ムの水分の含有量を上記の範囲に設定すると同時
に、水分分離防止剤として親水性乳化剤および天
然ガム質の少なくとも一方を上記の割合で使用す
ると、チユーインガム製造時の通常の温度(40〜
50℃)で上記砂糖粉末が粉末状のまま流動性チユ
ーインガム中に分散することをつきとめた。この
砂糖粉末の分散により、流動性チユーインガムの
水分の分離がほぼ完全に阻止されるようになつ
て、結晶グルコースを用いなくても水分の分離が
抑制されるようになる。その結果、水アメ中のグ
ルコースの再結晶化によるじやりじやりとした食
感や、グルコース独特の刺すような甘味が無くな
る。 つぎにこの発明を詳しく説明する。 この発明の流動性チユーインガムは、砂糖と水
飴とガムベースと水分と香料と着色料と、親水性
乳化剤及び天然ガム質の少なくとも一方を用いて
得られる。 上記砂糖としては、特に限定するものではな
く、砂糖の粉砕品を用いることが通常行われる。 上記砂糖と共に用いられる水飴としては、何ら
限定するものではなく、通常のものが使用可能で
あり、チユーインガムの水分量を多くして流動性
を付与するために、通常のチユーインガムに比べ
てやや多めに用いられる。 上記ガムベースとしては、天然樹脂,酢酸ビニ
ル樹脂,ポリイソブチレン,ポリブテン,マイク
ロクリスタリンワツクス,エステルガム,乳化剤
および炭酸カルシウム,タルク等の無機質から構
成されている通常のガムベースが使用可能であ
る。しかし、流動性チユーインガムには、特に酢
酸ビニル樹脂を主体とした風船ガムベースを用い
ることが最も好ましい。 上記水分は、水飴,ソルビツト等、水分を含有
する原料由来のものと、チユーインガムを製造す
るに際し、各原料を混練する際、必要に応じて添
加されるものの双方をいう。 上記のような成分原料とともに用いられる香
料,着色料としては特に制限するものではなく、
従来公知の香料,着色料がそのまま用いられる。 水分分離防止剤として用いられる親水性乳化剤
としては、HLB8以上のものを用いることが望ま
しく、特に望ましいのはHLBが8以上の蔗糖脂
肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル等
を用いることである。 また、天然ガム質としては、アラビアガム,ア
ラビノガラクタン,アルギン酸,ガテイガム,カ
ラギナン,アラヤガム,寒天,キサンタンガム,
グアーガム,サイクロデキストリン,ゼラチン,
タマリンド種子多糖類,トラガントガム,フアー
セレラン,プルラン,ペクチン,ローカストビー
ンガム等を用いることが好ましい。最も好ましい
のはキサンタンガム,グアーガム,プルランであ
る。これらの天然ガム質は単独で用いてもよいし
併用してもよい。 この発明の流動性チユーインガムは、結晶グル
コースを使用することなく水分分離効果を奏する
ことを目的とするものであり、そのため最終製品
であるチユーインガム中の水分を5〜12%程度に
設定しておき、それに対して親水性乳化剤を全体
の0.01%ないし0.10%の範囲に設定する。最も望
ましいのは0.01〜0.05%の範囲内である。また、
天然ガム質は、0.01〜1.0%の範囲に設定される。
最も好ましいのは0.01〜0.5%の範囲内である。
すなわち、流動性チユーインガムの水分量を上記
のように設定した上で、親水性乳化剤および天然
ガム質の含有量を上記のように設定することによ
り、最も優れた水分分離防止効果が得られるよう
になる。そして、上記の親水性乳化剤および天然
ガム質を併用することにより最大の効果が得られ
る。これはつぎのような理由によると考えられ
る。すなわち、天然ガム質は、それ自体が親水性
に富んでいるものであり、本質的に水分を保持す
る性質を備えている。したがつて、天然ガム質を
用いて水分をその中に取り込ませ、これを親水性
乳化剤でチユーインガムベース等の親和性物質と
親和させるにより優れた効果が得られるようにな
るものと考えられる。 この発明の流動性チユーインガムは、例えばつ
ぎのようにして製造される。まず40〜50℃にガム
ベースを保温し、これを混合機(ニーダー)に投
入し、水飴,ソルビツト,グリセリン等を添加す
ると同時に、予め水に溶解した天然ガム質の溶液
や親水性乳化剤を添加し充分に混練する。 つぎに、蔗糖粉末,麦芽糖等の粉体成分を投入
して混練し、全体が略均一に混ざつた時点で、香
料,色素および必要に応じて酸味料を添加し、均
一な餅状の滑らかさがでるまで充分に混練する。
この時、上記各原料由来の水分の総和が流動性チ
ユーインガム全体重量中5〜12重量%となる場合
には、更に水分を添加する必要はなく、5重量%
未満となる場合には、上記原料に加えて、更に水
分を適宜添加混合し、所定水分量に調整する。こ
のようにして得られた流動性チユーインガムは、
充填機等に入れられてチユーブ等の容器に充填さ
れ販売される。 〔発明の効果〕 以上のようにして得られた本発明の流動性チユ
ーインガムは、長期間常温雰囲気下に放置しても
水分分離は全く見られず均一で滑らかな噛み心地
を維持する。しかも結晶グルコースにもとづくじ
やりじやりとした食感や刺すような甘味が感じら
れずまろやかな風味が得られる。また、30〜40℃
の高温雰囲気下に放置されても、かなりの抵抗性
を示し、水分分離の発生が抑制される。したがつ
て、これまでの流動性チユーインガムのように経
時的に水分の分離が生じて咀嚼時に口中でとけ、
誤つて飲み込んでしまうというような問題が全く
生じない。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔実施例1〜11、比較例1〕 下記の第1表に示す原料を同表に示す割合で用
い、前記の説明と同様の工程にしたがつて流動性
チユーインガムを製造した。この時、流動性チユ
ーインガムに含有されている水分は、全て水飴,
ソルビツト等、水分を含む原料由来の水分であ
り、実施例の流動性チユーインガムの水分含量
は、いずれもチユーインガム全体重量中11.6重量
%、比較例1は、15.0重量%であつた。
る流動性チユーインガムに関するものである。 〔従来の技術〕 流動性チユーインガムは、特開昭58−212748号
公報に記載されているように比較的高DE(DE:
デキストロース当量)の水飴(高グルコース含
有)を大量に使用し、水飴中の水分によりチユー
インガムに流動性をもたらしているのである。と
ころが、この種のチユーインガムは、高い水分を
有しているため、経時的に水分が分離して咀嚼す
る際にチユーインガムが口中でとけたような状態
になるというような難点を有している。特に、こ
のような現象は、30℃以上の高温下に放置されて
いるときに著しく起こる。このようにチユーイン
ガムが口中でとけたような感じになると誤つて飲
み込んでしまう恐れがあり、安全衛生上問題であ
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記流動性チユーインガムの流動性を改善する
ため、結晶グルコースを20〜40重量%(以下
「%」と略す)範囲で添加することも考えられる。
しかしながら、水飴の存在下で結晶グルコースを
このように多量に用いると、水飴中のグルコース
が経日によつて再結晶化し、得られる流動性チユ
ーインガムが、じやりじやりとした食感になつて
しまう。また、グルコースの甘味は、シヤープで
甘味の出方が早いため、このように多量に用いる
と、喉を刺すような甘味として感じられることか
ら、まろやかな甘味が得られないという難点もあ
る。 他方、糖類,水飴,プルラン,水を120℃で混
合し溶融させ、これにガムベースに混入すること
によつて、キヤラメル状の形状を有し、噛咬する
と、ソフトキヤラメル状の食感を呈するソフトチ
ユーインガムが提案されている(特開昭55−
50858号公報)。このソフトチユーインガムは、形
状は固形であつて、全く流動性がない。すなわ
ち、上記提案法では、糖類,プルラン,水飴等を
120℃で混合溶融することから、糖類がガラス体
状に変化し、チユーインガム中に分散する。した
がつて、水飴や水分の含有量が比較的多くても、
チユーインガムは流動性を呈さず、固形状態を保
つ。したがつて、これを流動性チユーインガムに
することはできない。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、水分が分離せず、しかも食感が良好で、ま
ろやかな甘味を有する流動性チユーインガムの提
供をその目的とする。 〔発明の開示〕 上記の目的を達成するため、この発明の流動性
チユーインガムは、砂糖粉末と、水アメと、ガム
ベースと、水分と、香料と、着色料と、親水性乳
化剤および天然ガム質の少なくとも一方とからな
つていて結晶グルコース不含であり、かつ上記水
分が下記の割合で含有され、上記親水性乳化剤お
よび天然ガム質の少なくとも一方が下記の割合で
含有され、上記砂糖粉末が粉末状のまま分散して
いるという構成をとる。 水分の含有量:5〜12重量% 親水性乳化剤の含有量:0.01〜0.1重量% 天然ガム質の含有量:0.01〜1.0重量% 〔作用〕 本発明者らは、上記の目的を達成するため一連
の研究を重ねた。その結果、流動性チユーインガ
ムの水分の含有量を上記の範囲に設定すると同時
に、水分分離防止剤として親水性乳化剤および天
然ガム質の少なくとも一方を上記の割合で使用す
ると、チユーインガム製造時の通常の温度(40〜
50℃)で上記砂糖粉末が粉末状のまま流動性チユ
ーインガム中に分散することをつきとめた。この
砂糖粉末の分散により、流動性チユーインガムの
水分の分離がほぼ完全に阻止されるようになつ
て、結晶グルコースを用いなくても水分の分離が
抑制されるようになる。その結果、水アメ中のグ
ルコースの再結晶化によるじやりじやりとした食
感や、グルコース独特の刺すような甘味が無くな
る。 つぎにこの発明を詳しく説明する。 この発明の流動性チユーインガムは、砂糖と水
飴とガムベースと水分と香料と着色料と、親水性
乳化剤及び天然ガム質の少なくとも一方を用いて
得られる。 上記砂糖としては、特に限定するものではな
く、砂糖の粉砕品を用いることが通常行われる。 上記砂糖と共に用いられる水飴としては、何ら
限定するものではなく、通常のものが使用可能で
あり、チユーインガムの水分量を多くして流動性
を付与するために、通常のチユーインガムに比べ
てやや多めに用いられる。 上記ガムベースとしては、天然樹脂,酢酸ビニ
ル樹脂,ポリイソブチレン,ポリブテン,マイク
ロクリスタリンワツクス,エステルガム,乳化剤
および炭酸カルシウム,タルク等の無機質から構
成されている通常のガムベースが使用可能であ
る。しかし、流動性チユーインガムには、特に酢
酸ビニル樹脂を主体とした風船ガムベースを用い
ることが最も好ましい。 上記水分は、水飴,ソルビツト等、水分を含有
する原料由来のものと、チユーインガムを製造す
るに際し、各原料を混練する際、必要に応じて添
加されるものの双方をいう。 上記のような成分原料とともに用いられる香
料,着色料としては特に制限するものではなく、
従来公知の香料,着色料がそのまま用いられる。 水分分離防止剤として用いられる親水性乳化剤
としては、HLB8以上のものを用いることが望ま
しく、特に望ましいのはHLBが8以上の蔗糖脂
肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル等
を用いることである。 また、天然ガム質としては、アラビアガム,ア
ラビノガラクタン,アルギン酸,ガテイガム,カ
ラギナン,アラヤガム,寒天,キサンタンガム,
グアーガム,サイクロデキストリン,ゼラチン,
タマリンド種子多糖類,トラガントガム,フアー
セレラン,プルラン,ペクチン,ローカストビー
ンガム等を用いることが好ましい。最も好ましい
のはキサンタンガム,グアーガム,プルランであ
る。これらの天然ガム質は単独で用いてもよいし
併用してもよい。 この発明の流動性チユーインガムは、結晶グル
コースを使用することなく水分分離効果を奏する
ことを目的とするものであり、そのため最終製品
であるチユーインガム中の水分を5〜12%程度に
設定しておき、それに対して親水性乳化剤を全体
の0.01%ないし0.10%の範囲に設定する。最も望
ましいのは0.01〜0.05%の範囲内である。また、
天然ガム質は、0.01〜1.0%の範囲に設定される。
最も好ましいのは0.01〜0.5%の範囲内である。
すなわち、流動性チユーインガムの水分量を上記
のように設定した上で、親水性乳化剤および天然
ガム質の含有量を上記のように設定することによ
り、最も優れた水分分離防止効果が得られるよう
になる。そして、上記の親水性乳化剤および天然
ガム質を併用することにより最大の効果が得られ
る。これはつぎのような理由によると考えられ
る。すなわち、天然ガム質は、それ自体が親水性
に富んでいるものであり、本質的に水分を保持す
る性質を備えている。したがつて、天然ガム質を
用いて水分をその中に取り込ませ、これを親水性
乳化剤でチユーインガムベース等の親和性物質と
親和させるにより優れた効果が得られるようにな
るものと考えられる。 この発明の流動性チユーインガムは、例えばつ
ぎのようにして製造される。まず40〜50℃にガム
ベースを保温し、これを混合機(ニーダー)に投
入し、水飴,ソルビツト,グリセリン等を添加す
ると同時に、予め水に溶解した天然ガム質の溶液
や親水性乳化剤を添加し充分に混練する。 つぎに、蔗糖粉末,麦芽糖等の粉体成分を投入
して混練し、全体が略均一に混ざつた時点で、香
料,色素および必要に応じて酸味料を添加し、均
一な餅状の滑らかさがでるまで充分に混練する。
この時、上記各原料由来の水分の総和が流動性チ
ユーインガム全体重量中5〜12重量%となる場合
には、更に水分を添加する必要はなく、5重量%
未満となる場合には、上記原料に加えて、更に水
分を適宜添加混合し、所定水分量に調整する。こ
のようにして得られた流動性チユーインガムは、
充填機等に入れられてチユーブ等の容器に充填さ
れ販売される。 〔発明の効果〕 以上のようにして得られた本発明の流動性チユ
ーインガムは、長期間常温雰囲気下に放置しても
水分分離は全く見られず均一で滑らかな噛み心地
を維持する。しかも結晶グルコースにもとづくじ
やりじやりとした食感や刺すような甘味が感じら
れずまろやかな風味が得られる。また、30〜40℃
の高温雰囲気下に放置されても、かなりの抵抗性
を示し、水分分離の発生が抑制される。したがつ
て、これまでの流動性チユーインガムのように経
時的に水分の分離が生じて咀嚼時に口中でとけ、
誤つて飲み込んでしまうというような問題が全く
生じない。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔実施例1〜11、比較例1〕 下記の第1表に示す原料を同表に示す割合で用
い、前記の説明と同様の工程にしたがつて流動性
チユーインガムを製造した。この時、流動性チユ
ーインガムに含有されている水分は、全て水飴,
ソルビツト等、水分を含む原料由来の水分であ
り、実施例の流動性チユーインガムの水分含量
は、いずれもチユーインガム全体重量中11.6重量
%、比較例1は、15.0重量%であつた。
【表】
註1:チユーインガムベースは酢酸ビニル樹脂を主
成分とし、常法にしたがつて得られたものである。
註2:上記水分は、水飴およびソルビツト中の水分
に由来する。
〔比較例 2〕 原料の配合割合を下記のように変更した。それ
以外は前記の実施例と同様にして流動性チユーイ
ンガム(水分含有量12.3重量%、水飴,ソルビツ
ト中の水分に由来する)を得た。 (組成) ガムベース 25重量部 水飴(水分30重量%) 39重量部 粉糖 30重量部 グリセリン 3重量部 香料 0.8重量部 レシチン 0.2重量部 ソルビツト(水分30重量%) 2重量部 以上の実施例および比較例で得られた流動性チ
ユーインガムをチユーブに充填し、ヒートシール
によつて密封したのち、25℃の雰囲気下に2カ月
間放置してその変化を肉眼で調べるとともに、パ
ネルによる官能試験に供した。この場合、肉眼お
よび官能評価の基準は下記のとおりである。 〈離水状態については、肉眼的に〉 3……離水がはげしく、シロツプ状のものがチ
ユーブよりでる 2……1と3の中間 1……粘度の高い水飴状のものが少しガム表面
にある 0……全く変化なし 〈中味の品質については、官能的に〉 3……溶けそうで呑み込んでしまう 2……溶けそうで呑み込みそうになる 1……かなり軟らかく少し溶けそうになる 0……軟らかいがスムーズにまとまる その結果を第2表に示した。
成分とし、常法にしたがつて得られたものである。
註2:上記水分は、水飴およびソルビツト中の水分
に由来する。
〔比較例 2〕 原料の配合割合を下記のように変更した。それ
以外は前記の実施例と同様にして流動性チユーイ
ンガム(水分含有量12.3重量%、水飴,ソルビツ
ト中の水分に由来する)を得た。 (組成) ガムベース 25重量部 水飴(水分30重量%) 39重量部 粉糖 30重量部 グリセリン 3重量部 香料 0.8重量部 レシチン 0.2重量部 ソルビツト(水分30重量%) 2重量部 以上の実施例および比較例で得られた流動性チ
ユーインガムをチユーブに充填し、ヒートシール
によつて密封したのち、25℃の雰囲気下に2カ月
間放置してその変化を肉眼で調べるとともに、パ
ネルによる官能試験に供した。この場合、肉眼お
よび官能評価の基準は下記のとおりである。 〈離水状態については、肉眼的に〉 3……離水がはげしく、シロツプ状のものがチ
ユーブよりでる 2……1と3の中間 1……粘度の高い水飴状のものが少しガム表面
にある 0……全く変化なし 〈中味の品質については、官能的に〉 3……溶けそうで呑み込んでしまう 2……溶けそうで呑み込みそうになる 1……かなり軟らかく少し溶けそうになる 0……軟らかいがスムーズにまとまる その結果を第2表に示した。
【表】
第2表から明らかなように実施例によつて得ら
れた流動性チユーインガムは前記のように25℃の
温度雰囲気下において2カ月間放置しても水の分
離現象は全く見られずまた、官能試験の結果も良
好であり、食感も全く劣化しないことがわかる。
これに対して比較例の流動性チユーインガムは水
の分離がはつきりとわかり、また、食感も水の分
離により著しく劣化していた。
れた流動性チユーインガムは前記のように25℃の
温度雰囲気下において2カ月間放置しても水の分
離現象は全く見られずまた、官能試験の結果も良
好であり、食感も全く劣化しないことがわかる。
これに対して比較例の流動性チユーインガムは水
の分離がはつきりとわかり、また、食感も水の分
離により著しく劣化していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 砂糖粉末と、水アメと、ガムベースと、水分
と、香料と、着色料と、親水性乳化剤および天然
ガム質の少なくとも一方とからなつていて結晶グ
リコース不含であり、かつ上記水分が下記の割合
で含有され、上記親水性乳化剤および天然ガム質
の少なくとも一方が下記の割合で含有され、上記
砂糖粉末が粉末状のまま分散していることを特徴
とする流動性チユーインガム。 水分の含有量:5〜12重量% 親水性乳化剤の含有量:0.01〜0.1重量% 天然ガム質の含有量:0.01〜1.0重量% 2 親水性乳化剤がHLB8以上の乳化剤である特
許請求の範囲第1項記載の流動性チユーインガ
ム。 3 HLB8以上の親水性乳化剤がHLB8以上の蔗
糖脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステ
ルの少なくとも一つである特許請求の範囲第2項
記載の流動性チユーインガム。 4 天然ガム質がアラビアガム,アラビノガラク
タン,アルギン酸,ガテイガム,カラギナン,カ
ラヤガム,寒天,キサンタンガム,グアーガム,
サイクロデキストリン,ゼラチン,タマリンド種
子多糖類,トラガントガム,フアーセレラン,プ
ルラン,ペクチン,ローカストビンガムからなる
群から選ばれた少なくとも一つの天然ガム質であ
る特許請求の範囲第1項記載の流動性チユーイン
ガム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59082554A JPS60224449A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 流動性チユ−インガム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59082554A JPS60224449A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 流動性チユ−インガム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224449A JPS60224449A (ja) | 1985-11-08 |
| JPH0551264B2 true JPH0551264B2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=13777712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59082554A Granted JPS60224449A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 流動性チユ−インガム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224449A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0616675B2 (ja) * | 1985-12-20 | 1994-03-09 | カネボウ食品株式会社 | 餅様チユーインガム |
| JPH0636718B2 (ja) * | 1985-12-28 | 1994-05-18 | カネボウ食品株式会社 | 複合チユ−インガムおよびその製法 |
| US5342631A (en) * | 1992-12-29 | 1994-08-30 | Wm. Wrigley Jr. Company | Wax-free chewing gum including special oligosaccharide binders |
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5550858A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-14 | Kanebo Shokuhin Kk | Soft chewing gum |
| JPS60186249A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-21 | Lotte Co Ltd | 流動性チユ−インガム組成物 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59082554A patent/JPS60224449A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60224449A (ja) | 1985-11-08 |
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