JPH0551345U - 滅菌装置 - Google Patents
滅菌装置Info
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- JPH0551345U JPH0551345U JP10354291U JP10354291U JPH0551345U JP H0551345 U JPH0551345 U JP H0551345U JP 10354291 U JP10354291 U JP 10354291U JP 10354291 U JP10354291 U JP 10354291U JP H0551345 U JPH0551345 U JP H0551345U
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 細菌培養試験等における無菌操作に用いる用
具を、簡易な構成のもとで、安定かつ効率良く滅菌でき
る滅菌装置を得る。 【構成】 用具Iを挿入する滅菌箱(3) を、シーズヒー
タ(5) を内設した密閉型の加熱箱(2) に陥入させ形で配
設すると共に、この(2) 滅菌箱に固形の熱交換粒子(4)
を充填してなる構成の滅菌装置とする。また、熱交換粒
子(4) として、その粒径が 0.1〜3.0mmmのセラミックス
粒子等の固形粒子を用いる。 【効果】 用具の滅菌が必要とされる先端部を、所定温
度に加熱された滅菌箱内の熱交換粒子間に挿入すること
で、その表面を短時間で所定温度に昇温させて確実に滅
菌でき、複数の用具を平行的に安定かつ効率良く滅菌す
ることができる。
具を、簡易な構成のもとで、安定かつ効率良く滅菌でき
る滅菌装置を得る。 【構成】 用具Iを挿入する滅菌箱(3) を、シーズヒー
タ(5) を内設した密閉型の加熱箱(2) に陥入させ形で配
設すると共に、この(2) 滅菌箱に固形の熱交換粒子(4)
を充填してなる構成の滅菌装置とする。また、熱交換粒
子(4) として、その粒径が 0.1〜3.0mmmのセラミックス
粒子等の固形粒子を用いる。 【効果】 用具の滅菌が必要とされる先端部を、所定温
度に加熱された滅菌箱内の熱交換粒子間に挿入すること
で、その表面を短時間で所定温度に昇温させて確実に滅
菌でき、複数の用具を平行的に安定かつ効率良く滅菌す
ることができる。
Description
【0001】
本考案は、医療分野における無菌試験等の細菌培養試験に用いる用具の滅菌装 置に関するものである。
【0002】
医療用インプラントの無菌試験および付着菌数の測定等の細菌培養において、 無菌操作を実施するためには、試験に用いる各種の用具(例えば、ピンセットや ハサミ等)を滅菌することが不可欠であり、従来、これら用具については、使用 の都度にブンゼン燈などの火炎によって個々に加熱して滅菌を行っていた。
【0003】
しかし、火炎よる従来の滅菌方法では、用途・種別により用具の形態や大きさ が異なるため、それぞれの滅菌に要する時間が一定でなく、かつ、その滅菌条件 は多分に処理する人の感覚に依存することになるため、個人差が生じて安定性に 劣り、例えば、初心者が処理した場合などでは、用具が確実に滅菌されたか否か 保証し難くなる。また、用具を使用の都度に1個づつ滅菌するため、その処理が 煩雑であるに加えて、1つの試験の開始から終了までに要する用具の滅菌合計時 間が長くなり過ぎ、試験の総計所要時間までも長くすると言う問題点を内在して いた。このため、これら用具を安定かつ効率良く滅菌する方法が望まれていた。
【0004】 そこで本考案者は、このような要望に対処すべく、上記の火炎滅菌やそれ以外 の滅菌方法について種々の検討を加えた結果、上記課題は既存の方法・装置では 解決し難く、これらを新たな観点をもとで改善する必要があることを知った。
【0005】 すなわち、菌の付着した用具を滅菌する場合、〔図3〕のグラフに示すように 、これら用具の表面を 180℃程度以上の温度に昇温させると付着菌数に関わりな く確実に滅菌でき、また 200℃の温度に昇温させた場合、〔図4〕のグラフに示 すように、10秒以下(約 7秒)の短時間で確実に滅菌することができる。 なお、〔図3〕のグラフは、菌の付着した用具を各温度に昇温させ、その直後 に菌数を測定した結果に基づくもので、〔図4〕のグラフは、菌の付着した用具 を 200℃(± 3℃)に昇温させた後、その経過時間毎に菌数を測定した結果に基 づくものである。
【0006】 また、これら用具を火炎を用いて適切に加熱すると、滅菌の必要とされる先端 部表面を瞬時的に 200℃以上の温度に昇温させることができるものの、この方法 においては前述した問題点が発生する。
【0007】 一方、例えば、一般的に用いられてるオートクレーブや乾熱滅菌装置では、数 多くの用具を一度に収容して 180℃以上の温度に安定して加熱することができる ものの、これら用具を、瞬時的に昇温させて滅菌できないため、短時間内で繰り 返して使用することができず、結果として用具の滅菌合計時間の短縮が図り難く 、しかも装置構成が比較的大掛かりになるため、ピンセットやハサミ等のような 小物の滅菌には適さない。
【0008】 また、滅菌容器内に水や油等の液体を入れて加熱し、この液体または蒸気より 用具を加熱する常套的な滅菌方法では、簡易な構成のもとで複数の用具を 180℃ 以上の温度に安定して昇温させることができるものの、熱交換媒体としての液体 が用具に付着し、これが塵埃などの付着・汚染の原因となるだけでなく、付着し た液体そのものが試験に悪影響を及ぼすことがあるので、無菌操作を実施するた めの用具の滅菌には不適である。
【0009】 本考案は、上記従来技術の問題点を解消すべくなされたものであって、細菌培 養試験等における無菌操作に用いる用具を、簡易な構成のもとで、安定かつ効率 良く加熱して滅菌することのできる滅菌装置の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案は以下の構成とされている。すなわち、 本考案に係る滅菌装置は、用具を装入する滅菌箱と、この滅菌箱を加熱する加熱 手段とを備えると共に、滅菌箱に固形の熱交換媒体を充填してなることを特徴と するものである。
【0011】 また、上記の熱交換媒体が、粒径を 0.1〜3.0mm とする固形粒子であっても良 い。
【0012】
本考案の実施例について、図面を参照して以下に説明する。
【0013】 〔図1〕は、本考案の実施例の滅菌装置を示す図であって、 (a)図は上面図、 (b)図は正断面図である。
【0014】 〔図1〕において、(1) は装置本体であって、この装置本体(1) は、机状に形 成された本体部(1a)と、この本体部(1a)の最上部から側方に張り出した用具載置 部(1b)とを備えてなる。
【0015】 (2) は加熱箱であって、この加熱箱(2) は、装置本体(1) の本体部(1a)の一部 をなして、その上部に密閉箱状に設けられている。また、この加熱箱(2) の内壁 面上には、断熱・耐火シート(2a)が内貼りされている。
【0016】 (3) は滅菌箱であって、この滅菌箱(3) は、加熱箱(2) より小さな横断面形状 の上部開口箱に形成され、その全体を加熱箱(2) 内に陥入させ、上部を装置本体 (1) の上面と略同一レベルで開口させた形で設けられている。また、この滅菌箱 (3) は、仕切壁により大小の複数の用具装入部(3a)に区画されている。
【0017】 (4) は熱交換粒子であって、この熱交換粒子(4) は、熱交換媒体としての球状 のセラミックス粒子で、滅菌箱(3) の各用具装入部(3a)内に、ほぼ充満するレベ ルに充填されている。
【0018】 翻って、加熱箱(2) 内には、サーモスタット(6) およびスイッチ(7) を介して 図外の電源に接続されたシーズヒータ(5) が配設されている。また、このシーズ ヒータ(5) の周りにはウール状のアスベスト(8) が充填されている。
【0019】 上記構成の本実施例の滅菌装置では、加熱箱(2) 内のシーズヒータ(5) により 、滅菌箱(3) 内の熱交換粒子(4) を所定温度に加熱する。そして、滅菌が必要と される用具Iの先端部を、所定温度に加熱された熱交換粒子(4) 間に挿し込み、 この熱交換粒子(4) との接触・熱交換により昇温させて滅菌するのである。
【0020】 ここで、本実施例においては、熱交換粒子(4) の加熱温度を 200℃に設定し、 これを± 5℃の範囲内に制御・保持する。
【0021】 これは、前述したように 200℃の温度によれば、用具を確実に滅菌できるから である。一方、 200℃を超える高い温度でかつバラツキが大きいと、滅菌の点で は問題がないが、用具が過度に加熱されて、その把持部までも昇温して扱い難く なるだけでなく、その熱により試験器具のプラスチック部材を溶かして、試験を 続行できなくなる等の問題が派生する。 従って、熱交換粒子の加熱温度は、用具を確実に滅菌できてなお、過度の加熱 が避けられる 200℃± 5℃に設定することが適切である。
【0022】 また、本実施例においては、熱交換粒子(4) として、粒径を 0.5mmとする整粒 の球状セラミックス粒子を用いた。
【0023】 これは、滅菌箱に充填する熱交換粒子の粒径を大きくするほど、これら熱交換 粒子間の空隙が大きくなるため、滅菌箱内に空気の対流が生じて熱が外部に放散 し易くなり、その粒径と昇温時間との関係を示す〔図2〕のグラフに示すように 、同一入熱量おいて室温から 200℃の温度に到達させるまでの時間が極度に長く なると共に、その温度制御が不安定となって熱効率が低下する。一方、滅菌箱に 充填する熱交換粒子の粒径を小さくするほど、これら熱交換粒子間の空隙が小さ くなるため、滅菌箱内の空気の移動が抑制されて保熱性が高まり、熱効率が向上 し、かつ温度制御が容易になるものの、これを 0.1mm未満の微細粒にすると、こ れら熱交換粒子が滅菌箱外に飛散し易くなり、環境・衛生上で好ましくない。 従って、用いる熱交換粒子としては、粒径を 0.1〜3.0mm の範囲内とするもの が好適であり、本実施例では、この範囲内にある 0.5mmの粒径とした。
【0024】 このような構成のもとで、各種の用具Iを滅菌する本実施例の滅菌装置では、 滅菌箱(3) 内の熱交換粒子(4) 間に挿入された各用具Iの先端部表面を、十数秒 の短時間で 200℃の温度に昇温させて確実に滅菌することができる。
【0025】 また、各用具Iは、滅菌箱(3) の大小に区画された用具装入部(3a)に、それぞ れの形態や大きさに合わせて、滅菌を必要とされる先端部を挿入して自立させ、 十数秒のとされる一定時間が経過した後に取り出せば良く、再現性が高くて安定 した滅菌を行うことができる。一方、熱交換粒子(4) として用いるセラミックス 粒子等の固形粒子は接触する用具を汚損する懸念がない。更にまた、滅菌箱(3) の大小に区画された用具装入部(3a)それぞれに対する熱交換粒子(4) の充填深さ を調整することで、これら用具装入部(3a)に挿入される用具Iの先端部の昇温範 囲を一定とし、その滅菌条件をより安定化させることができる。
【0026】 以上に述べたように、本実施例の滅菌装置では、各種の用具を、従来の火炎に よる滅菌方法のように感覚に左右されることなく、常に一定条件のもとで、安定 した滅菌を行うことができる。また、複数の用具を平行的に、かつ短時間で滅菌 でき、しかも個々の用具の挿・脱が容易で効率良く処理することができる。
【0027】 なお、本実施例では、装置本体を机状に形成したが、これは用具の整理用机を 兼ねるものとしてスペースの縮小を図るためで、本考案の要旨を逸脱しない構成 のものであれば他の外郭形状のものとされても良い。また、滅菌箱の加熱手段と してシーズヒータを用いたが、これは一例であって、環境に悪影響を及ぼさず制 御が容易であれば他の加熱手段が適用されても良いことは言うまでもない。
【0028】 また、本実施例では、熱交換粒子として、球状セラミックス粒子を用いたが、 これは微細粉を含まない整粒であれば、例えばブリケット状等の他の形状のセラ ミックス粒子(ガラス粒子を含む)でも良い。一方、熱交換粒子の材料としては 、 200℃前後の温度域で、酸化したり、軟化や溶融したりするものでなくて、保 熱性と清浄性との双方が満足できるものであれば、例えば、耐酸化性金属や耐熱 合成樹脂等の他の材料を用いられても良い。
【0029】
以上に述べたように、本考案に係る滅菌装置によれば、細菌培養試験等におけ る無菌操作に用いる用具を、簡易な構成のもとで、安定かつ効率良く滅菌するこ とができて、これら試験における無菌操作の効率向上に大きく寄与することがで きる。
【図1】本考案の実施例の滅菌装置を示す図であって、
(a)図は上面図、 (b)図は正断面図である。
(a)図は上面図、 (b)図は正断面図である。
【図2】本考案の実施例に関わる熱交換粒子の粒径と昇
温時間との関係を示すグラフである。
温時間との関係を示すグラフである。
【図3】本考案に関わる用具の付着菌数と滅菌温度との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図4】本考案に関わる用具の付着菌数と滅菌時間との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
(1) --装置本体 (1a)--本体部 (1b)--用具載置部 (2) --加熱箱 (2a)--断熱・耐火シート (3) --滅菌箱 (4) --熱交換粒子 (5) --シーズヒータ (6) --サーモスタット (7) --スイッチ (8) --アスベスト I -- 用具
Claims (2)
- 【請求項1】 用具を装入する滅菌箱と、この滅菌箱を
加熱する加熱手段とを備えると共に、滅菌箱に固形の熱
交換媒体を充填してなることを特徴とする滅菌装置。 - 【請求項2】 熱交換媒体が、粒径を 0.1〜3.0mm とす
る固形粒子である請求項1記載の滅菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354291U JPH0551345U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 滅菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354291U JPH0551345U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 滅菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551345U true JPH0551345U (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=14356733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10354291U Pending JPH0551345U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 滅菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551345U (ja) |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP10354291U patent/JPH0551345U/ja active Pending
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