JPH0551554A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

Info

Publication number
JPH0551554A
JPH0551554A JP23382791A JP23382791A JPH0551554A JP H0551554 A JPH0551554 A JP H0551554A JP 23382791 A JP23382791 A JP 23382791A JP 23382791 A JP23382791 A JP 23382791A JP H0551554 A JPH0551554 A JP H0551554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl
polymer
weight
group
molecular polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23382791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Satomoto
佳宏 郷本
Hideki Nakasuji
英樹 中筋
Hiroaki Tamura
浩明 田村
Toshio Hayashi
敏夫 林
Yutaka Enokida
豊 榎田
Yoichi Moriya
洋一 守屋
Norikazu Takizuka
典和 滝塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
NOF Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP23382791A priority Critical patent/JPH0551554A/ja
Publication of JPH0551554A publication Critical patent/JPH0551554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐すり傷性、耐酸性に優れた塗膜を与える塗
料組成物を得る。 【構成】 ビニル系モノマー重合開始剤でカルボキシ基
を有する化合物と水酸基を有するチオール化合物の存在
下で重合した数平均分子量が500 〜2000でガラス転移点
が0℃以下である末端カルボキシ基含有ビニル系重合体
とエポキシ基を有するビニル系モノマーを反応させてな
るビニル系モノマー(A) を10〜50重量%と、カルボキシ
基を有するビニル系モノマー及びその他のビニル系モノ
マーからなる高分子重合体で高分子重合体1kg中カルボ
キシ基が1〜2モルである高分子重合体(B) と、ビニル
系モノマー(A) 10〜50重量%とエポキシ基を有するビニ
ル系モノマー及びその他のビニル系モノマーからなる高
分子重合体で高分子重合体1kg中エポキシ基が1〜2モ
ルである高分子重合体(C) とメラミン樹脂からなり、高
分子重合体{(B) +高分子重合体(C) }/メラミン樹脂
=95/5〜80/20である塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐すり傷性および耐
酸性に優れた塗膜を与える塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の塗料組成物としては、例えば特開
昭64-40571号、同64-40573号, 同64-43373号および特開
昭64-66274号公報に自動車外板等の塗装に適する耐すり
傷性に優れた塗膜を与える塗料組成物が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の塗料組成物にあっては、塗膜の架橋方式とし
てしメラミン樹脂のみを用いているため、メラミン樹脂
が全樹脂固形分中20%以上必要となっている。このため
加水分解に弱い樹脂構造が多くなるために耐酸性及びメ
ラミン樹脂の自己縮合による架橋密度不足からの耐すり
傷性が尚十分満足されないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はガラス転移点0
℃以下の樹脂構造を塗膜中に組み込むことにより塗膜に
弾力性を付与し、なおかつ架橋密度を大きくし、耐すり
傷性を向上させるとともに、カルボキシ基とエポキシ基
またはカルボキシ基とエポキシ基及びシリル基の反応に
より架橋させるためメラミン樹脂量を少なくし得ること
を確かめ本発明を達成するに至った。
【0005】従って本発明の第1発明は、ビニル系モノ
マー重合開始剤でカルボキシ基を有する化合物と水酸基
を有するチオール化合物の存在下で重合した数平均分子
量が500 〜2000でガラス転移点が0℃以下である末端カ
ルボキシ基含有ビニル系重合体とエポキシ基を有するビ
ニル系モノマーを反応してなるビニル系モノマー(A)を1
0〜50重量%とカルボキシ基を有するビニル系モノマー
及びその他のビニル系モノマーからなる高分子重合体で
高分子重合体1kg中カルボキシ基が1〜2モルである高
分子(B) とビニル系モノマー(A) 10〜50重量%と加水分
解性シリル基を有するビニル系モノマー、エポキシ基を
有するビニル系モノマー及びその他のビニル系モノマー
からなる高分子重合体で高分子重合体1kg中エポキシ基
が1〜2モルである高分子重合体(C) とメラミン樹脂か
らなり、{高分子重合体(B) +高分子重合体(C) }/メ
ラミン樹脂=95/5〜80/20である塗料組成物に関する
ものである。
【0006】また、本発明の第2発明はビニル系モノマ
ー重合開始剤でカルボキシ基を有する化合物と水酸基を
有するチオール化合物の存在下で重合した数平均分子量
が500 〜2000でガラス転移点が0℃以下である末端カル
ボキシ基含有ビニル系重合体とエポキシ基を有するビニ
ル系モノマーを反応させてなるビニル系モノマー(A)を1
0〜50重量%と、加水分解性シリル基を有するビニル系
モノマー、カルボキシ基を有するビニル系モノマー及び
その他のビニル系モノマーからなる高分子重合体で高分
子重合体1kg中加水分解性シリル基が1〜3モル、カル
ボキシ基が1〜2モルである高分子重合体(B) と、ビニ
ル系モノマー(A) 10〜50重量%と加水分解性シリル基を
有するビニル系モノマー、エポキシ基を有するビニル系
モノマー及びその他のビニル系モノマーからなる高分子
重合体で高分子重合体1kg中加水分解性シリル基が1〜
3モル、エポキシ基が1〜2モルである高分子重合体
(C)とメラミン樹脂からなり、{高分子重合体(B) +高
分子重合体(C) }/メラミン樹脂=95/5〜80/20であ
る塗料組成物に関するものである。
【0007】本発明において、ビニル系モノマー(A)
は、ビニル系モノマー重合開始剤でカルボキシル基を有
する化合物、例えば4,4 ′- アゾビス-4- シアノバレリ
ッ酸及び水酸基を有するチオール化合物例えばチオグリ
セロール及びビニル系モノマー例えばアクリル酸メチ
ル, メタクリル酸メチル, アクリル酸ブチル, メタクリ
ル酸ブチル, アクリル酸2-エチルヘキシル, メタクリ酸
2-エチルヘキシル等のアクリル酸エステルおよびメタク
リル酸エステル;2-:ヒドロキシエチルアクリレート,2-
ヒドロキシエチルメタクリレート,2- ヒドロキシプロピ
ルアクリレート,2-ヒドロキシプロピルメタクリレート
等のヒドロキシ化合物の1種または2種以上を通常の溶
液重合法で反応させ得られる重合体に更に、エポキシ基
を有するビニル系モノマー例えばグリシジルアクリレー
ト,グリシジルメタクリレート等を加え、80°〜150 ℃
に加熱して反応させて得られる。このエポキシ基を有す
るビニル系モノマーとの反応においてアミン化合物等を
触媒として加えてもよく、またエポキシ基を有するビニ
ル系セノマーの重合を防ぐためにハイドロキノン等の重
合防止剤を加えてもよい。
【0008】高分子重合体(B) はビニル系モノマー(A)
とカルボキシル基を有するビニル系モノマー例えばアク
リル酸, メタクリ酸及び2-ヒドロキシアクリレートまた
は2-ヒドロキシメタクリレート等の水酸基含有ビニル系
モノマーに無水コハク酸等の酸無水物を付加した化合物
等或いは更に加水分解性シリル基を有するモノマー例え
ば下記の一般式
【化1】 (〔1〕〜〔4〕式中、Rは 水素またはメチル基、X
は炭素数1〜14のアルキル基もしくはアルキルエーテル
基または炭素数6〜24のアラルキル基もしくはアラルキ
ルエーテル基を表わす。)で表わされるモノマーを加
え、これらと、他のビニル系モノマー例えばアクリル酸
メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、メタ
クリル酸ブチル、アクリル酸2-エチルヘキシル、メタク
リ酸2-エチルヘキシル等のアクリル酸エステルおよびメ
タクリル酸エステル;2- ヒドロキシエチルアクリレ─
ト、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2-ヒドロキシ
プロピルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルメタクリ
レート等のヒドロキシ化合物の1種または2種以上をラ
ジカル重合開始剤を用いて通常の溶液重合法で反応させ
て得られる。
【0009】高分子重合体(C) は高分子重合体(B) にお
いて、カルボキシル基を有するビニ系モノマーを、エポ
キシ基を有するビニル系モノマー例えばグリシジルアク
リレート、グリシシルメタクリレート等に置き換える以
外は同様にして得ることができる
【0010】本発明に用いるメラミン樹脂としては、メ
ラミンにホルムアルデヒドを付加させて、次いで炭素数
1〜4の一価のアルコールでエーテル化させたものなど
を挙げることができる。このメラミン樹脂は1種用いて
もよいし、2種以上を組み合せて用いても良い。
【0011】本発明の第1および第2発明において用い
る末端カルボキシ基含有ビニル系重合体の数平均分子量
が500 未満では、塗膜の柔軟性および耐湿試験後の密着
性が低下し耐すり傷性が劣る。一方数平均分子量が2000
を超えると塗膜が軟質になり過ぎ、耐酸性が低下する。
【0012】また末端カルボキシ基含有ビニル系重合体
のガラス転移点が0℃を超えると塗膜の柔軟性が低下し
耐すり傷性が劣る。ビニル系モノマー(A) が10重量%未
満では塗膜の柔軟性が低下し耐すり傷性が劣り、50重量
%を超えると塗膜が軟質になり過ぎ耐酸性が低下する。
【0013】高分子重合体(B) 1kg中のカルボキシ基が
1モル未満では塗膜の架橋密度が低下し、耐すり傷性が
劣る。またカルボキシ基が2モルを超えると塗膜の極性
が高くなり過ぎ、耐湿性が低下する。高分子重合体(C)
1kg中のエポキシ基が1モル未満では塗膜の架橋密度が
低下し耐すり傷性が劣る。またエポキシ基が2モルを超
えると塗膜の極性が高くなり過ぎ、耐湿性が低下する。
【0014】また第2発明において高分子重合体(B) お
よび(C) の加水分解性シリル基は、架橋密度をより大に
する作用を有し、このためには該高分子重合体1kg中に
1〜3モルの範囲が有効である。 {高分子重合体(B)+高分子重合体(C) }/メラミン樹
脂比が95/5を超えると、塗膜の架橋密度が低下し耐す
り傷性が劣り、80/20未満では、塗膜中のメラミン樹脂
量が多くなり過ぎ耐酸性が低下する。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例および比較例により説明
する。実施例1, 比較例1 1.ビニル系モノマー(A) 重合開始剤4, 4´- アゾビス-4- シアノバレリック酸14
重量部とブタノール50重量部の混合物およびn- ブチル
アクリレート59重量部、2- ヒドロキシエチルメタクリ
レート15重量部、チオグリセロール12重量部の混合物を
3時間を要してキシレン50重量部を還流状態に加熱した
中に滴下し、滴下後3時間更に還流状態で反応して数平
均分子量930 、ガラス転移点−38℃の樹脂を得た。これ
にグリシジルメタクリレート28重量部、ハイドロキノン
0.1 重量部、N, N- ジメチルドデシルアミン 0.2重量部
を加え還流状態で4時間反応させビニル系モノマー(A)
溶液を得た (固形分56%)。
【0016】2.高分子重合体(B) キシレン39.7重量部を還流状態に加熱した中にビニル系
モノマー(A) 溶液22.3重量部(固形分量12.5重量部) 、
n-ブチルメタクリレート20.3重量部、アクリル酸 7.2
重量部、メチルメタクリレート10重量部、t - ブチル-
パーオキシベンゾエート0.5 重量部の混合物を3時間要
して滴下し、更に3時間、還流状態で加熱し、高分子重
合体(B) 溶液を得た( 固形分50%)( 固形分中、ビニル
系モノマー25%)。
【0017】3.高分子重合体(C) 高分子重合体(B) の製造方法のビニル系モノマー組成を
ビニル系モノマー(A)溶液22.3重量部(固形分量12.5重
量部)、n-ブチルメタクリレート16.5重量部、グリシ
ジルメタクリレート14.2重量部、メチルメタクリレート
6.8 重量部に変えた以外は同様にして、高分子重合体
(C) 溶液を得た (固形分50%)。
【0018】高分子重合体(B) 溶液80重量部、高分子重
合体(C) 溶液80重量部、メラミン樹脂ユーバン20SE (三
井東圧化学(株)製、ブチル化メラミン樹脂、固形分60
%)33重量部、モダフロー0.1 重量部を混合し、塗料組
成物を得た(固形分比=40/40/20)。0.8mm 厚の鋼板
にリン酸亜鉛処理をした後、カチオン電着塗料 (アクア
NO4200ED、日本油脂 (株) 製) を乾燥膜厚が20μm にな
るよう塗装し、170 ℃で30分間焼き付けを行った。次に
この膜上に中塗り塗料 (ハイエピコNO. 1シーラー、日
本油脂 (株) 製) を40μm の乾燥膜厚になるように、エ
アスプレーし、140 ℃で30分間焼き付けを行った。その
後アクリル系ベースコート (ベルコートNO. 6000、日本
油脂 (株) 製) を乾燥膜厚が15μm になるように塗装
し、3分間セッティングを行った後、上記のクリヤー塗
料組成物を乾燥膜厚が35μm になるように塗装し、約
7分間セッティングした後140 ℃で30分間焼き付けを行
い、実施例1のNo.1の塗装板サンプルを得た。
【0019】次に表4に示すように、{(B) +(C)}/
メラミン樹脂を固形分比で95/5とした以外はNo.1の塗
装板サンプルと同様にしてNo.2の塗装板サンプルを得
た。表4に示すように、(A) の前駆体のガラス転移点が
−20℃である以外はNo.1の塗装板サンプルと同様にして
No.3の塗装板サンプルを得た。表4に示すように、(A)
の重量を10%に変えた以外は、No.1の塗装板サンプルと
同様にしてNo.4の塗装板サンプルを得た。
【0020】表4に示すように、(A) の数平均分子量、
重量、ガラス転移点をそれぞれ1200, 50%,0℃に変え
た以外は、NO.1の塗装板サンプルと同様にしてNO.5の塗
装板サンプルを得た。表4に示すように、(B) のカルボ
キシ基量および(C) のエポキシ基量がそれぞれ1である
以外はNo.1の塗装板サンプルと同様にしてNo.6の塗装板
サンプルを得た。
【0021】表4に示すように、(A) の数平均分子量を
それぞれ550, 1800 にした以外はNo.1の塗装板サンプル
と同様にしてNo.7, No.8 の塗装板サンプルを得た。表
4に示すように、(A) の数平均分子量を1800、(B) のカ
ルボキシ基量又は(C) のエポキシ基量をそれぞれ1に変
えた以外はNo.1の塗装板サンプルと同様にしてNo.9, N
o.10 の塗装板サンプルを得た。
【0022】また、比較のため、表5に示すように、
{(B) +(C)}/メラミン樹脂をそれぞれ70/30、98/
2とした以外は実施例1のNo.1塗装板サンプルと同様に
して比較例1の耐酸性に劣るNo.1および耐すり傷性に劣
るNo.2の塗装板サンプルを得た。表5に示すように、
(A) の数平均分子量が1100及びガラス転移点が5℃であ
る以外は実施例1のNo.1の塗装板サンプルと同様にして
比較例1の耐すり傷性に劣るNo.3の塗装板サンプルを得
た。表5に示すように、(A) の重量をそれぞれ60, 5に
した以外は、実施例1の塗装板サンプルと同様にして比
較例1の耐酸性に劣るNo.4、耐すり傷性に劣るNo.5の塗
装板サンプルを得た。
【0023】表5に示すように、(A) の数平均分子量を
それぞれ420 、2210とした以外は実施例1の塗装板サン
プルと同様にし比較例1の耐すり傷性に劣るNo.6、耐酸
性に劣るNo.7の塗装板サンプルを得た。
【0024】表5に示すように、(B) のカルボキシ基量
或いは(C)のエポキシ基量をそれぞれ0.5 , 3とした以
外は実施例1の塗装板サンプルと同様にして比較例1の
耐すり傷性に劣るNo.8、耐湿性に劣る No.9 、耐すり傷
性に劣るNo.10 、耐湿性に劣るNo.11 の塗装板サンプル
を得た。
【0025】実施例1の塗装板サンプルNo.1〜10及び比
較例1の塗装板サンプルNo.1〜11中のビニルモノマーA,
高分子重合体B, Cの配合を表1〜3に示す。上記実施例
1の塗装板サンプルNo.1〜10および比較例1の塗装板サ
ンプルNo.1〜11につき下記の測定方法に従ってイ) 耐す
り傷性、ロ) 耐酸性、ハ) 耐湿性を評価し、得た結果を
表4および表5に併記する。
【0026】測定方法 イ) 学振型摩擦堅牢度試験機にて、研磨剤としてクレン
ザーを用い塗膜に傷を発生させ、初期との明度差を測定
する( 明度差が大きいほど傷がついて目立つ) 。 ロ)1% H2SO4溶液50℃に塗膜を浸漬させた後、初期の
光沢の保持率を算出する。光沢はスガ試験機製カラーコ
ンピューターにより測定する。 ハ) 50℃、95%RH状態で120 時間放置した後、ごばん目
密着試験を行う。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】実施例2,比較例2 1.ビニル系モノマー(A) 重合開始剤4, 4´- アゾビス-4- シアノバレリック酸14
重量部とブタノール50重量部の混合物およびn-ブチルア
クリレート59重量部、2-ヒドロキシエチルメタクリレー
ト15重量部、チオグリセロール12重量部の混合物を3時
間を要してキシレン50重量部を還流状態に加熱した中に
滴下し、滴下後3時間更に還流状態で反応させて数平均
分子量930 、ガラス転移点−38℃の樹脂を得た。これに
グリシジルメタクリレート28重量部、ハイドロキノン0.
1 重量部、N, N- ジメチルドデシルアミン0.2 重量部を
加え還流状態で4時間反応させビニル系モノマー(A) 溶
液を得た (固形分56%)。
【0033】2.高分子重合体(B) キシレン39.7重量部を還流状態に加熱した中にビニル系
モノマー(A) 溶液22.3重量部(固形分量12.5重量部) 、
n-ブチルメタクリレート19.1重量部、γ- メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン6.2 重量部、アクリル酸
7.2 重量部、メチルメタクリレート5重量部、t - ブチ
ル- パーオキシベンゾエート0.5 重量部の混合物を3時
間を要し、更に還流状態で加熱し、高分子重合体(B) 溶
液を得た( 固形分50%)。
【0034】3.高分子重合体(C) 高分子重合体(B) の製造方法のビニル系モノマー組成を
ビニル系モノマー(A)溶液22.3重量部(固形分量12.5重
量部)、n-ブチルメタクリレート12.1重量部、γ- メタ
クリロキシプロピルメトキシシラン6.2 重量部、グリシ
ジルメタクリレート14.2重量部、メチルメタクリレート
5重量部に変えた以外は同様にして、高分子重合体(C)
溶液を得た (固形分50%)。
【0035】高分子重合体(B) 溶液90重量部、高分子重
合体(C) 溶液90重量部、メラミン樹脂ユーバン20SE (三
井東圧化学(株)製、ブチル化メラミン樹脂、固形分60
%)16.7重量部、モダフロー0.1 重量部を混合し、塗料
組成物を得た (固形分比=45/45/10) 。0.8mm 厚の鋼
板にリン酸亜鉛処理をした後、カチオン電着塗料 (アク
アNO.4200ED 、日本油脂 (株) 製) を乾燥膜厚が20μm
になるよう塗装し、170 ℃で30分間焼き付けを行った。
次にこの膜上に中塗り塗料 (ハイエピコNO.1シーラー、
日本油脂 (株) 製) を40μm の乾燥膜厚になるように、
エアスプレーし、140 ℃で30分間焼き付けを行った。そ
の後アクリル系ベースコート (ベルコートNO.6000、日
本油脂 (株) 製)を乾燥膜厚が15μm になるように塗装
し、3分間セッティングした後、上記クリヤー塗料組成
物を乾燥膜厚が35μm になるように塗装し、約10分間セ
ッティングした後、140 ℃で30分間焼き付けを行い、実
施例2のNo.11 の塗装板サンプルを得た。
【0036】次に表9に示すように、(A) の数平均分子
量をそれぞれ550, 1800 とした以外はNo.11 の塗装板サ
ンプルと同様にしてNo.12, No.13 の塗装板サンプルを
得た。表9に示すように、(A) の重量をそれぞれ10%,
50%とした以外はNo.11 の塗装板サンプルと同様にして
No.14, No.15 の塗装板サンプルを得た。表9に示すよ
うに、(A) のガラス転移点が0℃である以外はNo.11 の
塗装板サンプルと同様にしてNo.16 の塗装板サンプルを
得た。
【0037】表9に示すように、(B) のカルボキシ基量
を1にした以外はNo.11 の塗装板サンプルと同様にして
No.17 の塗装板サンプルを得た。表9に示すように、
(C) のエポキシ基量を1にした以外はNo.11 の塗装板サ
ンプルと同様にしてNo.18 の塗装板サンプルを得た。表
9に示すように、(B),(C) のシリル基をそれぞれ1にし
た以外はNo.11 の塗装板サンプルと同様にしてNo.19, N
o.20の塗装板サンプルを得た。表9に示すように、(B),
(C) のシリル基量をそれぞれ3、{(B)+ (C)}/ メラミ
ン樹脂を95/5に変えた以外はNo.11 の塗装板サンプルと
同様にしてNo.21 の塗装板サンプルを得た。表9に示す
ように{(B)+ (C)}/ メラミン樹脂を80/20に変えた以
外はNO.11の塗装板サンプルと同様にしてNO.22 の塗装
板サンプルを得た。
【0038】また比較のため、表10に示すように、(A)
の数平均分子量をそれぞれ420, 2210 にした以外は実施
例2の No.11の塗装板サンプルと同様にして比較例2の
耐すり傷性に劣るNo.12,、耐酸性に劣るNo.13 の塗装板
サンプルを得た。表10に示すように、(A) の重量をそれ
ぞれ5, 54にした以外は実施例2のNo.11 の塗装板サン
プルと同様にして比較例2の耐すり傷性に劣るNo.14,、
耐酸性に劣るNo.15 の塗装板サンプルを得た。
【0039】表10に示すように、(A) のガラス転移点が
5℃である以外は実施例No.11 の塗装板サンプルと同様
にして比較例2の耐すり傷性に劣るNo.16 の塗装板サン
プルを得た。表10に示すように、(B) のカルボキシ基量
をそれぞれ0.5,3とした以外は実施例2のNo.11 の塗装
板サンプルと同様にして比較例2の耐すり傷性に劣るN
o.17, 耐湿性に劣るNo.18 の塗装板サンプルを得た。表
10に示すように、(C) のエポキシ基量をそれぞれ0.5, 3
とした以外は実施例2のNo.11 の塗装板サンプルと同様
にして比較例2の耐すり傷性に劣るNo.19 、耐湿性に劣
るNo.20 の塗装板サンプルを得た。
【0040】表10に示すように、(B) のシリル基量をそ
れぞれ0.5, 3.5、(C) のシリル基量をそれぞれ3とした
以外は実施例2のNo.11 の塗装板サンプルと同様にして
比較例2の耐すり傷性に劣るそれぞれNo.21, No.22の塗
装板サンプルを得た。表10に示すように、(B) のシリル
基量をそれぞれ3、(C) のシリル基量をそれぞれ0.5,
3.5とした以外は実施例2のNo.11 の塗装板サンプルと
同様にして比較例2の耐すり傷性に劣るそれぞれNo.23,
No.24の塗装板サンプルを得た。表10に示すように、
(B) 及び(C) のシリル基量をそれぞれ3、{(B)+ (C)}
/メラミン樹脂を98/2とした以外は実施例2のNo.11 の
塗装板サンプルと同様にして比較例2の耐すり傷性に劣
るNo.25 の塗装板サンプルを得た。表10に示すように、
{(B)+ (C)}/ メラミン樹脂を75/25 とした以外は実施
例2のNo.11 の塗装板サンプルと同様にして耐酸性に劣
るNo.26 の塗装板サンプルを得た。
【0041】実施例2の塗装板サンプルNo.11 〜 22 及
び比較例2の塗装板サンプルNo.12〜 26 中のビニル系
モノマーA 、高分子重合体B,C の配合を表6〜8に示
す。上記実施例2の塗装板サンプルNo.11 〜22および比
較例2の塗装板サンプルNo.12 〜26につき下記の測定方
法に従ってイ) 耐すり傷性、ロ) 耐酸性、ハ) 耐湿性を
評価し、得た結果を表9および表10に併記する。
【0042】測定方法 イ)学振型摩擦堅牢試験法にて、研摩材としてクレンザ
ーを用いて塗膜表面を研摩することにより傷を発生さ
せ、初期との光沢度比を求め初期光沢度に対する保持率
を測定する(光沢保持値が小さいほど耐すり傷性が低
い)。 ロ)10重量% H2SO4溶液を30℃の条件下で塗膜上に滴
下し、1時間後の塗膜表面を観察する。しみ等が発生し
ている場合、耐酸性能力が低いと判断する。 ハ)50℃、95%RH状態で120 時間放置した後、ごばん目
密着試験を行なう。
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】
【表10】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の塗料
組成物は、前記ビニル系モノマー(A)を10〜50重量%
と、前記高分子重合体(B)と前記高分子体重合体(C) と
メラミン樹脂とからなり、高分子重合体{ (B)+(C) }
/メラミン樹脂=95/5〜80/20である塗料組成としたこ
とにより塗膜に弾力性を付与し、耐すり傷性を向上し、
更にカルボキシ基とエポキシ基またはカルボキシ基とエ
ポキシ基とシリル基の反応により架橋させるためメラミ
ン樹脂量を少なくすることにより耐酸性にも優れた塗膜
が得られる。
フロントページの続き (72)発明者 田村 浩明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 林 敏夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 榎田 豊 神奈川県横浜市旭区若葉台3−5−802 (72)発明者 守屋 洋一 神奈川県横浜市戸塚区下倉田町473 (72)発明者 滝塚 典和 神奈川県横浜市戸塚区下倉田町473

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニル系モノマー重合開始剤でカルボキ
    シ基を有する化合物と水酸基を有するチオール化合物の
    存在下で重合した数平均分子量が500 〜2000でガラス転
    移点が0℃以下である末端カルボキシ基含有ビニル系重
    合体とエポキシ基を有するビニル系モノマーを反応させ
    てなるビニル系モノマー(A) を10〜50重量%と、カルボ
    キシ基を有するビニル系モノマー及びその他のビニル系
    モノマーからなる高分子重合体で高分子重合体1kg中カ
    ルボキシ基が1〜2モルである高分子重合体(B) と、ビ
    ニル系モノマー(A) 10〜50重量%とエポキシ基を有する
    ビニル系モノマー及びその他のビニル系モノマーからな
    る高分子重合体で高分子重合体1kg中エポキシ基が1〜
    2モルである高分子重合体(C) とメラミン樹脂からな
    り、{高分子重合体 (B)+高分子重合体(C) }/メラミ
    ン樹脂=95/5〜80/20である塗料組成物。
  2. 【請求項2】 ビニル系モノマー重合開始剤でカルボキ
    シ基を有する化合物と水酸基を有するチオール化合物の
    存在下で重合した数平均分子量が500 〜2000でガラス転
    移点が0℃以下である末端カルボキシ基含有ビニル系重
    合体とエポキシ基を有するビニル系モノマーを反応させ
    てなるビニル系モノマー(A) を10〜50重量%と、加水分
    解性シリル基を有するビニル系モノマー、カルボキシ基
    を有するビニル系モノマー及びその他のビニル系モノマ
    ーからなる高分子重合体で高分子重合体1kg中加水分解
    性シリル基が1〜3モル、カルボキシ基が1〜2モルで
    ある高分子重合体(B) と、ビニル系モノマー(A) 10〜50
    重量%と加水分解性シリル基を有するビニル系モノマ
    ー、エポキシ基を有するビニル系モノマー及びその他の
    ビニル系モノマーからなる高分子重合体で高分子重合体
    1kg中加水分解性シリル基が1〜3モル、エポキシ基が
    1〜2モルである高分子重合体(C) とメラミン樹脂から
    なり、{高分子重合体(B) +高分子重合体(C) }/メラ
    ミン樹脂=95/5〜80/20である塗料組成物。
JP23382791A 1991-08-22 1991-08-22 塗料組成物 Pending JPH0551554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23382791A JPH0551554A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23382791A JPH0551554A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0551554A true JPH0551554A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16961187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23382791A Pending JPH0551554A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0551554A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3125060B2 (ja) 親水性硬化性組成物、及びその製造方法
JPH03153787A (ja) 塗料用硬化性組成物
US6333368B1 (en) Water-based neutralized tertiary amino and/or acidic vinyl polymer with epoxy and hydrolyzable silyl compound
JPS61152772A (ja) ハイソリツド塗料用樹脂組成物
JP2000086968A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH06248233A (ja) 硬化性組成物
JPH0551554A (ja) 塗料組成物
JPH1060365A (ja) 被覆用組成物
JPH10212454A (ja) 親水性硬化性組成物
US3850734A (en) Process for depositing a film
US3850735A (en) Process for depositing a film
JP3338691B2 (ja) 二液型被覆組成物
JP3764777B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JP2000080324A (ja) 塗料用樹脂組成物
JP2700683B2 (ja) 水性塗料用樹脂組成物
US5093428A (en) Anionic matte electrodeposition coating composition and process for the formation of matte film
JP3338690B2 (ja) 二液型被覆組成物
JP2001011365A (ja) 塗料用樹脂組成物および塗料
JPH05247402A (ja) 自動車プラスチック部材用塗料
JP3519144B2 (ja) 熱硬化性樹脂およびその硬化方法
JP2001072919A (ja) 塗料用樹脂組成物および塗料
JPH02248477A (ja) 塗料組成物
JP3978738B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH06157983A (ja) 塗料用樹脂組成物
CA1071343A (en) Flexible thermosetting acrylic enamels