JPH0551900A - 印刷用顔料塗被紙及びその製造方法 - Google Patents

印刷用顔料塗被紙及びその製造方法

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JPH0551900A
JPH0551900A JP23553091A JP23553091A JPH0551900A JP H0551900 A JPH0551900 A JP H0551900A JP 23553091 A JP23553091 A JP 23553091A JP 23553091 A JP23553091 A JP 23553091A JP H0551900 A JPH0551900 A JP H0551900A
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pigment
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salt
coated paper
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JP23553091A
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Takao Arai
隆夫 荒井
Koji Igarashi
宏二 五十嵐
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高品質な印刷用顔料塗被紙を得ることである。 【構成】顔料を主成分とした塗布液に対し、アニオン系
の界面活性剤を、固形重量で0.1〜10g/l添加
し、カーテン塗布装置により塗布を行い、印刷用顔料塗
被紙を得る。 【効果】界面活性剤の添加を行い、カーテン塗布を行う
ことにより、塗布欠点がなく、平滑性に優れ、印刷むら
の発生しない印刷用顔料塗被紙を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用顔料塗被紙及び
その製造方法に関し、顔料を含有する塗布液を連続走行
する帯状の支持体(以下、「ウェブ」と称する)に塗布
した印刷用顔料塗被紙及びその製造方法に関するもので
ある。特に、アート、コート紙等の印刷用紙及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔料塗被紙は、未塗布の上質
紙と比較して平滑性、光沢が高く、インクの吸収性が均
一であるため、印刷用紙として用いられている。特に近
年、印刷物の視覚化が進み、印刷用紙に対する要求も多
様化してきており、さらに、印刷方式もグラビア、輪転
オフセット、枚葉オフセット等多種にわたり、それぞれ
の印刷方式に適合した特性を持つ印刷用紙の開発が進ん
でいる。このような状況のなかで、顔料塗布を行う印刷
用紙の塗布技術に対する要求は、表面の平滑性が高く、
塗布欠点のない製品を高い生産性下で得ることである。
【0003】顔料塗布を行う印刷用紙の塗布方法も多岐
にわたるが、具体的には、ブレード塗布法、エアナイフ
塗布法、ロール塗布法を挙げることができる。しかしな
がら、これらの塗布方式では、かかる状況に見合った高
品質な印刷用紙を得ることができなかった。
【0004】すなわち、ブレード塗布法では、塗布操作
において、ストリークやスクラッチ等の塗布欠陥が生じ
易い。ストリークやスクラッチが発生すると、発生部分
は全て損紙となるため、生産の効率化やコストの面で、
大きな損失となる。また、これらの欠陥の発生は、塗布
速度が高速化されるほど、また、塗布濃度が高くなるほ
ど一層顕著なものとなり、生産の効率化と品質の向上が
両立しない。
【0005】また、かかる塗布法は、余剰な液の供給か
ら計量までの間に、ウェブに塗布液中の水あるいはバイ
ンダー成分が必要以上に浸入するため、余剰分として掻
き落とされた液は、供給前の液の組成と異なる。したが
って、時間の経過とともに塗布液の組成が変化し、安定
した品質の製品を得ることができない。
【0006】エアナイフ塗布法は、エアナイフ特有のパ
ターンを塗布層に発生し易く、このことにより、塗布層
の表面の光沢、平滑度は著しく低下し、単に品質が低下
するだけでなく、印刷時にも重大な障害となる。この傾
向は、塗布速度を高くした場合や液を高濃度化した場合
に顕著なものとなり、生産の効率化と品質の向上が両立
しない。
【0007】ロール塗布法は、ロールの組み合わせ等に
より様々な形式のものが存在するが、基本的には、複数
ロールを組み合わせてロール間での塗布液の転写により
液を計量しウェブに転写する塗布方法である。かかる塗
布方法は、ロール特有のパターンを発生し易く、また、
塗布ロール面とウェブの転写後の剥離の際に塗布面の光
沢、平滑性が低下し、品質が低下するだけでなく、印刷
時にも重大な障害となる。この傾向は、液濃度、あるい
は、塗布速度を高くすると顕著になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エア
ナイフ塗布方式、ブレード塗布方式、ロール塗布方式、
では実現することが不可能であった高品質な製品の製造
と効率的な生産の両立を、カーテン塗布方式を用いるこ
とにより実現し、高品質な印刷用顔料塗被紙を得ること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アニオン系の
界面活性剤を0.1〜10g/l含む顔料を主成分とす
る塗布液を、カーテン塗布装置により塗布、乾燥してな
る印刷用顔料塗被紙及びその製造方法において、該アニ
オン系の界面活性剤が、カルボン酸塩、スルホン酸塩、
硫酸エステル塩から挙げられるものの少なくとも1種か
らなる印刷用顔料塗被紙及びその製造方法に関するもの
である。
【0010】カーテン塗布方式の特徴は、液が流路を規
制されて流れる場が、コーターヘッド内部のスリットの
部分だけであることである。このスリットの幅の選択範
囲は広いが、通常は、0.2mm〜1mmの間である。
カーテン塗布では、リップから流出した液は、ウェブに
接触するまで自由表面を形成するため、流路を規制され
ない。これに対して、ロッドやブレード塗布方式では、
液の計量が行われるブレードとウェブの最小の間隙は、
通常は、0.05mm以下である。したがって、凝集物
や異物等が液中に存在する場合に、ストリークとして現
れる確率は、ブレード塗布方式よりカーテン塗布方式の
ほうが極めて低い。
【0011】カーテン塗布方式は、前計量型の塗布方式
であるため、ヘッドから流出した液が、回収されて使用
される量が少ない。一方、ブレード塗布方式が、一旦、
液をウェブに過剰に供給した後に、掻き落として計量を
行う後計量型の塗布方式であるため、回収される液量
は、カーテン塗布と比較して多い。また、ブレード塗布
方式では、過剰な液がウェブに供給されたときに、液中
の水あるいはバインダーがウェブに選択的に吸収され回
収液が高濃度化して塗布液が高濃度化したり、原紙表面
に付着している異物が回収液に同伴してストリークの原
因となる。したがって、カーテン塗布方式では、長時間
の操業でも塗布液が濃度変化することなく、安定した塗
布が行える。
【0012】カーテン塗布方式は、前述したように前計
量型の塗布装置であり、塗布時に塗布液の掻き落としが
ないため、塗布液がウェブの表面形状に沿った極めて均
一な、いわゆる輪郭塗布層を形成する。これは、ウェブ
に多少の凹凸が存在しても、塗布層が均一であるため、
印刷むらの発生がない。特に、平滑性に優れたウェブ上
に塗布を行った場合には、塗布面の平滑性と塗布量の均
一性に優れた理想的な印刷用顔料塗被紙を得ることがで
きる。
【0013】また、カーテン塗布方式は、カーテン膜が
形成される流出流量の範囲であれば、塗布速度に制限は
なく、高速塗布を行うことができる。ここで、カーテン
膜を形成可能な、カーテンの流出流量に関して、鋭意検
討を行ったところ、特定のアニオン系の界面活性剤を塗
布液に対して、固形重量で0.1g/l以上、好ましく
は、0.5g/l以上加えることにより、カーテン膜が
安定な状態で形成可能な流量範囲が飛躍的に広がり、塗
布面の平滑性も向上することが明らかとなった。ここ
で、カーテン膜が安定な状態にあると、塗布を行った場
合にも、塗布欠点を発生することなく、長時間に渡り安
定した状態で塗布を行うことが可能である。
【0014】また、該界面活性剤の添加量は、固形重量
で0.1g/l以上、好ましくは、0.5g/l以上で
あれば、該界面活性剤が溶解する上限の濃度まで、カー
テンの安定性、塗布面の平滑性に関して効果があるが、
固形分重量で10g/lを超えて添加を行うと、塗被紙
に印刷を行った場合に、インクの受理性が悪化する場合
がある。さらに、多色刷りの印刷を行う場合には、該界
面活性剤の添加量は、5g/l以下であることが望まし
い。したがって、カーテン膜の安定性、あるいは塗布の
安定性と製品の品質の両面を考慮すると、該界面活性剤
の添加量の範囲は、塗布液に対して、固形重量で0.1
〜10g/l、好ましくは、0.5〜5g/lである。
【0015】また、カーテン膜の安定性に影響を及ぼす
因子としては、液の粘度が挙げられる。液の粘度が高す
ぎる場合、特に、固形分濃度の増加により、液の粘度を
増加させると、顔料粒子間の距離が小さくなる。このこ
とにより、液の流動性が、粘性挙動から塑性挙動に移行
し、塗布液が「脆く」なり、カーテン膜のような薄い液
膜を形成し難くなる。逆に、液の粘度が小さい場合に
は、カーテン膜がウェブに接触する塗布部で、液膜が急
激に延伸されるときに、粘性力が表面張力に比べて相対
的に低いため、薄い均一な液膜つまり塗布層を形成でき
ずにむらになり易い。
【0016】したがって、以上のことから、カーテン塗
布においては、塗布液は、一定の粘度範囲に入っている
ことが望ましく、顔料を主成分とする塗布液のB型粘度
の範囲は、好ましくは、50〜1000cps(20
℃)であり、より好ましくは、60〜800cps(2
0℃)である。
【0017】本発明においては、上記の如く、ウェブと
接触する塗布層をカーテン塗布方式により塗布すること
を特徴としているが、塗布液に一定量以上の特定のアニ
オン系の界面活性剤を加えた顔料を主成分とした塗布液
を、カーテン塗布装置により塗布することにより、塗布
欠点の発生がなく、塗布操作が長時間に及んでも塗りむ
ら等が発生しない安定した塗布操作を実行することがで
き、塗布量が均一で平滑性の高い印刷用顔料塗被紙を得
る方法を開示したものは、いまだ見当たらない。
【0018】本発明は、特定のアニオン系の界面活性剤
を、顔料を主成分とした塗布液に、固形重量で0.1〜
10g/lの範囲で添加することにより、カーテン塗布
装置において、塗布欠点の発生がなく、塗布操作が長時
間に及んでも塗りむら等が発生しない安定した塗布操作
を実行することができ、塗布量が均一で平滑性の高い印
刷用顔料塗被紙を得ることができることを見いだしたも
のである。
【0019】本発明において、塗布液に添加して特に効
果のあるアニオン系の界面活性剤としては、カルボン酸
塩として、脂肪酸またはロジン酸セッケン、N−アシル
カルボン酸塩、エーテルカルボン酸塩、スルホン酸塩と
して、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、エス
テルスルホン酸塩、アルキルアリルまたはアルキルナフ
タレンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、硫酸エ
ステル塩として、硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル
硫酸塩、エーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸
塩、アミド硫酸塩を挙げることができ、単独、または、
2種以上複数混合して使用することも可能である。
【0020】ここで該界面活性剤を、顔料を主成分とし
た塗布液に、固形重量で0.1〜10g/lの範囲で添
加することにより、カーテンの安定性は、飛躍的に高く
なる。具体的には、顔料塗布液の場合、該界面活性剤の
添加を行わないと、カーテン膜を形成するのに十分な流
量であっても、1時間当たり、数回〜十数回程度、カー
テン膜が、瞬間的に割れる現象を発生することが通常で
ある。また、この頻度は、流量を低下させると高くな
る。しかし、該界面活性剤の添加により、たとえ、カー
テン膜を形成している時間が、10時間以上となっても
カーテンが割れることはなくなり、また、安定した状態
でカーテン膜を形成できる流量を飛躍に低下する。した
がって、顔料塗布液に該界面活性剤を添加することによ
り、広い流量範囲で、塗布操作中でもカーテン割れに伴
う塗布欠点の発生がなくなる。
【0021】また、一般に、界面活性剤の添加は、塗布
面の平滑性の低下防止に寄与する。特に、前計量型のカ
ーテン塗布装置を用いた場合、後計量型のブレード塗布
装置を用いた場合と比較して、塗布操作が完了した直後
において、ウェブへの塗布液の浸透量が少なく、液の表
面張力が影響して、塗布厚みの偏在化に起因する凹凸が
発生し易くなる。この傾向は、塗布厚みが薄い場合に顕
著なものとなる。ここで、界面活性剤を添加することに
より、液の表面張力は降下するので、塗布厚みが薄い場
合でも、塗布厚みは均一で平滑性は高くなる。特に、先
に挙げた特定のアニオン系の界面活性剤を用いると、流
量を低下させて薄い塗布厚みを形成する場合にも、塗布
欠点のない安定した塗布操作を行うことができるから、
薄く均一な塗布層を得ることができる。
【0022】ただし、アニオン系の界面活性剤が、全て
添加の効果が高いわけではではなく、添加の効果が希薄
なアニオン系の界面活性剤も存在する。塗布液に添加し
て効果が少ないアニオン系の界面活性剤としては、リン
酸エステル塩として、アルキルリン酸塩、アルキルアリ
ルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩を挙げることがで
きる。同じアニオン系の界面活性剤であっても、リン酸
エステル塩は、界面活性の発現機構が、先に挙げた他の
アニオン系の界面活性剤と異なり、非イオン性を有して
いるためである。
【0023】一方、脂肪族アミン塩及びその4級アンモ
ニウム塩や芳香族4級アンモニウム塩のようなカチオン
系の界面活性剤を、顔料塗布液に添加すると、顔料塗布
液のpHが7以上のアルカリ性であるため、カーテン安
定性や塗布安定性に寄与する表面張力の降下が望めない
ばかりか、沈澱物を生じたり、顔料を凝集させたりす
る。したがって、塗布液に添加すると、効果がないばか
りか、逆に、安定した塗布操作が行えなくなる。
【0024】ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾ
リン誘導体のような両性の界面活性剤は、アニオン、カ
チオンの両方の性質を持っており、特に、pHにより、
その性質を変えやすい。顔料塗布液のように、アルカリ
性の液に添加すると、アニオン系の界面活性剤と同じ、
挙動を示す。しかし、界面活性剤の添加量が同一の場合
には、両性の界面活性剤の添加効果は、アニオン系の界
面活性剤より低い。
【0025】エーテル型、エーテルエステル型、エステ
ル型、含窒素型などの種類のある非イオン系の界面活性
剤は、他の界面活性剤と同様に、添加により、表面張力
の低下は起こるが、逆に、カーテン膜の安定性を乱すよ
うになる。具体的には、添加を行うと、カーテンが安定
して形成できる下限の流出流量が、極端に高くなり、添
加量が多くなると、カーテン膜が形成できなくなる。し
たがって、非イオン系の界面活性剤は、添加により、カ
ーテンの安定性や塗布の安定性を著しく損なう。この原
因としては、顔料を含まない水の場合でも、同様に、非
イオン系の界面活性剤の添加により、カーテンの安定性
が損なわれる傾向が見られることから、顔料の分散状態
やその他の添加剤との相互作用が関連しているのではな
く、カーテンの安定性を支配する表面張力以外の粘弾性
等の液の物性の違いが関係していると推定できる。
【0026】以下、添付図面に基づき、本発明の実施態
様について詳細に説明する。図1は本発明の実施態様を
示した印刷用顔料塗被紙の塗布装置の概略図である。予
め調製された顔料塗布液は塗布液貯蔵タンク12より、
給液ポンプ13によってコーターヘッド1へ送られる。
この際、塗布液の送液量は最終製品の塗布量と比例関係
にあるため、コーターヘッド1への塗布液の送液量コン
トロールは精度よく行う必要がある。それ故に給液ポン
プ13としては可変流量型の無脈動定流量ポンプが適当
である。
【0027】コーターヘッド1の内部はマニホールド
7、スリット2からなり、それぞれ高精度の仕上げが施
されている。供給された塗布液はマニホールド7に満た
され、更にスリット2に送られるときに通過する狭い間
隙において、ポンプ13の送液による動圧の影響が軽減
され、幅方向における圧力分布が均一化され、リップ3
より流出し、垂直なカーテン膜4を形成する。
【0028】幅方向でプロファイルが均一となった垂直
カーテン膜4は、連続走行しているウェブ5と接触し、
ウェブ5に塗布される。ここでエッジガイド11a、1
1bはコーターヘッド1の幅を超えず、更にウェブ5の
幅を超えて設けられ、垂直カーテン膜はウェブ5の幅を
超えて形成される。垂直カーテン膜4がウェブ5の幅を
超えて形成されているのは、垂直カーテン膜4の両端部
における塗層の厚塗りを防止するためである。ウェブ5
の幅を超えて流下する塗布液は、受液槽10に回収さ
れ、塗布液貯蔵タンク12に戻された後再び塗布され
る。また、ウェブ5が切断した時など塗布が中断された
場合も、塗布液は受液槽10に回収される。
【0029】連続走行しているウェブ5と垂直カーテン
膜4との接触部(以後、「塗布部」という。)にはウェ
ブ5に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺の空気の
回流などで垂直カーテン膜4が乱れることなくウェブ5
に達するようにするため遮風板9が設けられている。ま
た、ウェブ5の搬送方向は塗布部の直前でロール8によ
り方向転換することにより、ウェブ5に同伴する空気の
塗布部への影響を最小限にとどめるように構成されてい
る。
【0030】形成させた垂直カーテン膜2を安定した状
態で塗布するためにはウェブ5からリップ8までの高さ
がある程度必要とされるが、本実施態様においてはその
高さを制御することも可能であり、垂直カーテン膜2の
安定に適した高さは60〜300mm、好ましくは10
0〜250mm、更に好ましくは120〜180mmが
適当である。
【0031】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、様々な変形が可能であることは言うまでもな
い。ここで言うカーテン塗布装置とは、図1、図2に示
すように、コーターヘッド1の狭いスリット2から液を
流出させて、カーテン状の液膜を形成し、それを横切っ
て連続的に走行するウェブ5に塗布を行うものを言う。
図1は、コーターヘッド1のスリット2から、直接、液
が流下してカーテン膜4を形成し、ウェブ5に塗布され
るのに対して、図2は、スリット1から流出した液は、
スライド面6で均一な液膜を形成した後に、カーテン膜
4を形成し、ウェブ5に塗布されるものである。両者と
も、最終的には、同様に薄い流下液膜であるカーテン膜
4を形成することから、区別なくカーテン塗布装置であ
り、本発明は、これらを包含する。
【0032】また、前述した実施態様において、形成し
たカーテン膜の幅はウェブ5の幅より大としたが、これ
は塗布層両端部における塗布量の増加を防止するためで
あって、このような塗布量増加が小であるか、もしくは
あまり問題とされない場合、または特公昭49−141
30号公報等に開示される方法その他塗布量増加防止方
法を採用することにより解消しうる場合には、垂直カー
テン膜をウェブ5の幅に一致させるか、あるいはこれよ
り多少小としても差し支えない。
【0033】また、カーテンヘッドにプロファイル調整
機構あるいは制御機構を付設することも可能である。特
に、図1に示されるスリット2に開度プロファイルを調
整機構を付設すると、特に塗布幅が大きくなった場合
に、幅方向でより均一な塗布量プロファイルを得ること
ができる。
【0034】本発明において、顔料を主成分とする塗布
液とは、顔料とバインダー、その他添加剤と共に水に溶
解もしくは分散せしめた液であって、顔料、バインダ
ー、その他添加剤の濃度が、10〜70重量%のものを
言う。顔料、バインダーの配合割合は、一般に顔料10
0重量部に対し、バインダーが5重量部以上、好ましく
は、10〜70重量部であることが望ましい。
【0035】本発明で用いる塗被紙用顔料としては、カ
オリン、クレー、サチンホワイト、酸化チタン、水酸化
アルミニウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、シリカ、活性白土、レーキ、プラスチックピグメン
ト等が挙げられる。
【0036】本発明に用いられるバインダーとしては、
スチレン・ブタジエン系、酢ビ・アクリル系、エチレン
・酢ビ系、ブタジエン・メチルメタクリル系、酢ビ・ブ
チルアクリレート系等の各種共重合体、ポリビニルアル
コール、無水マレイン酸共重合体、イソブテン・無水マ
レイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート
系共重合体等の合成系接着剤、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、エステル化澱粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシ
ュドライして得られる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆
蛋白等の天然系接着剤などのような一般に知られた接着
剤が挙げられる。また、必要に応じて、増粘剤、保水
剤、耐水化剤、着色剤等の通常の塗被紙用顔料に配合さ
れる各種助剤が適宜使用できる。
【0037】かくして得られた本発明の塗被組成物は、
ウェブの両面ないし片面に、単層ないし多層コーティン
グされるものである。多層塗布における下層部の塗布に
は、カーテン塗布装置以外の塗布装置の使用も可能であ
り、さらに、下層塗布部を乾燥せずに上層塗布を行うウ
ェットオンウェット塗布方法を行ってもよい。
【0038】本発明で使用されるウェブとしては、一般
に使用される上質紙、中質紙、更紙、マシンコート紙、
アート紙、キャストコート紙、合成紙、レジンコーテッ
ド紙、プラスティックフィルム等を含む。
【0039】本発明において、顔料を主成分とする塗布
液の塗布量は乾燥重量規準で、1g/m2以上、好まし
くは、3〜30g/m2が適当である。
【0040】
【作用】本発明において、特定のアニオン系の界面活性
剤を固形重量で0.1〜10g/l添加した顔料塗布液
の塗布に、カーテン塗布装置を適用することにより、塗
布欠点がなく、塗布層が均一で平滑性が高く、印刷むら
の起こらない印刷用顔料塗被紙が得られる。
【0041】
【実施例】以下に本発明の効果を実施例により説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。な
お、実施例中の「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」
及び「重量%」を示す。また、界面活性剤の添加量は、
全て、固形重量での添加量である。
【0042】実施例1 60g/m2の坪量(絶乾)の上質紙に、図1に示すカ
ーテン塗布装置により、絶乾の塗布量が10g/m2
なるように、以下の配合の固形分濃度が58%の塗布液
に、アニオン系の界面活性剤であるジアルキルスルホコ
ハク酸塩(エアロゾルOT)を0.12g/l添加した
液を下塗り塗布液として、塗布速度1000m/min
で塗布し、下塗り原紙の作製を行った。
【0043】<下塗り液配合> ・市販重質炭酸カルシウム(カービタル90):70部 ・市販2級カオリン(カオブライト) :30部 ・市販燐酸エステル化澱粉 :9部 ・スチレン・ブタジエン・ラテックス :8部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤 :0.1部 ・水酸化ナトリウム :0.1部
【0044】以下の配合で固形分濃度が57%の分散液
を作成し、さらに、アニオン系の界面活性剤であるジア
ルキルスルホコハク酸塩(エアロゾルOT)を、0.1
2g/l加えて上塗り塗布液とした。前に得られた下塗
り原紙に図1に示すカーテン塗布装置により、絶乾の塗
布量が13g/m2となるように、上塗り塗布液を、塗
布速度800m/minで塗布し、印刷用顔料塗被紙の
作製を行った。
【0045】 <上塗り液配合> ・市販重質炭酸カルシウム(カービタル90) :10部 ・市販1級カオリン(ウルトラホワイト90) :50部 ・市販2級カオリン(カオブライト) :20部 ・市販立方体状軽質炭酸カルシウム (ブリリアント15):10部 ・市販アラゴナイト型炭酸カルシウム(HGA) :10部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤 :0.1部 ・市販燐酸エステル化澱粉 :3部 ・スチレン・ブタジエン・ラテックス :16部
【0046】実施例2 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
るエーテルカルボン酸塩(サンドパン)を、0.12g
/l添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用
顔料塗被紙の作製を行った。
【0047】実施例3 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
る2級高級アルコール硫酸エステル塩(ティーポル)
を、0.12g/l添加した以外は、実施例1と同様の
方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0048】実施例4 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の添加量を、0.12g/lから1.6g
/lとした以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔
料塗被紙の作製を行った。
【0049】実施例5 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
るエーテルカルボン酸塩(サンドパン)を、1.6g/
l添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔
料塗被紙の作製を行った。
【0050】実施例6 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
る2級高級アルコール硫酸エステル塩(ティーポル)
を、1.6g/l添加した以外は、実施例1と同様の方
法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0051】実施例7 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の添加量を、0.12g/lから9.6g
/lとした以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔
料塗被紙の作製を行った。
【0052】実施例8 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
るエーテルカルボン酸塩(サンドパン)を、9.6g/
l添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔
料塗被紙の作製を行った。
【0053】実施例9 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
る2級高級アルコール硫酸エステル塩(ティーポル)
を、9.6g/l添加した以外は、実施例1と同様の方
法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0054】比較例1 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の添加を行わなかった以外は、実施例1と
同様の方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0055】比較例2 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の添加量を、0.12g/lから0.08
g/lとした以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用
顔料塗被紙の作製を行った。
【0056】比較例3 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
るエーテルカルボン酸塩(サンドパン)を、0.08g
/l添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用
顔料塗被紙の作製を行った。
【0057】比較例4 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
る2級高級アルコール硫酸エステル塩(ティーポル)
を、0.08g/l添加した以外は、実施例1と同様の
方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0058】比較例5 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の添加量を、0.12g/lから11.2
g/lとした以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用
顔料塗被紙の作製を行った。
【0059】比較例6 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
るエーテルカルボン酸塩(サンドパン)を、11.2g
/l添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用
顔料塗被紙の作製を行った。
【0060】比較例7 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、アニオン系の界面活性剤であ
る2級高級アルコール硫酸エステル塩(ティーポル)
を、11.2g/l添加した以外は、実施例1と同様の
方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0061】比較例8 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、カチオン系の界面活性剤であ
る1級アミン酢酸塩(アルマック)を、0.12g/l
添加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔料
塗被紙の作製を行った。
【0062】比較例9 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、非イオン系の界面活性剤であ
るポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル(ペレガ
ルO)を、0.12g/l添加した以外は、実施例1と
同様の方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0063】比較例10 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、非イオン系の界面活性剤であ
るポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ツイ
ーン20)を、0.12g/l添加した以外は、実施例
1と同様の方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0064】比較例11 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、非イオン系の界面活性剤であ
る高級脂肪酸グリセリンエステル(マイベロール18−
06)を、0.12g/l添加した以外は、実施例1と
同様の方法で、印刷用顔料塗被紙の作製を行った。
【0065】比較例12 実施例1で添加したジアルキルスルホコハク酸塩(エア
ロゾルOT)の代わりに、非イオン系の界面活性剤であ
るプルロニック(プルロニック)を、0.12g/l添
加した以外は、実施例1と同様の方法で、印刷用顔料塗
被紙の作製を行った。
【0066】比較例13 塗布装置として、ブレード塗布装置を用いた以外は、実
施例1を同様の方法で塗布を行い、印刷用顔料塗被紙の
作製を行った。
【0067】比較例14 実施例1で用いた上塗り塗布液に水を加えて、固形分濃
度50%として、前に得られた下塗り原紙にグラビア塗
布装置により、絶乾の塗布量が13g/m2となるよう
に、塗布速度300m/minで塗布し、印刷用顔料塗
被紙の作製を行った。
【0068】比較例15 実施例1で用いた上塗り塗布液に水を加えて、固形分濃
度50%として、前に得られた下塗り原紙にエアナイフ
塗布装置により、絶乾の塗布量が13g/m2となるよ
うに、塗布速度500m/minで塗布し、印刷用顔料
塗被紙の作製を行った。
【0069】塗布した試料は、カレンダー処理を行った
後に、評価を行った。
【0070】評価方法 1)平滑度 スムースター平滑度試験機(東英電子工業株式会社製、
形式SM−6A)により測定した。
【0071】2)印刷むら 試料は、ローランドオフセット印刷機にて、湿し水が給
水過多の条件と適正な条件で印刷し、一昼夜室温にて放
置し、印刷むらは、サンプルのシアンの単色の網点の面
積率が50%の印刷部について、目視により評価した。
評価単位は5段階評価で5が最も優れるものとし、湿し
水が供給過多条件でも試料前面にわたり全く印刷むらが
発生しないものを5と判定し、湿し水が供給過多の条件
で、面積が小さい微弱な印刷むらを発生するものを、4
と判定し、湿し水が供給過多の条件で、比較的面積の大
きな印刷むらが発生している場合には、3と判定し、湿
し水の供給が適正な条件で、微弱な印刷むらが発生して
いる場合を、2と判定し、湿し水の供給が適正な条件で
明かな印刷むらが発生している場合を、1と判定した。
【0072】3)印刷インク着肉 試料は、ローランドオフセット印刷機にて、湿し水が給
水過多の条件と適正な条件で印刷し、印刷インク着肉
は、シアンの75%の印刷部に関して、画像解析装置に
より網点の面積率測定を行い、標準印刷試料の面積率と
の比較の形で評価した。評価単位は、5段階評価で5が
最も優れるものとし、標準試料の網点面積と比較して、
98%以上のものを5、90〜95%のものを4、85
〜90%のものを3、75〜85%のものを2、75%
以下を1と判定した。
【0073】4)塗布欠点 塗布欠点の検出は、塗布装置に設置した欠点検出装置に
より行い、塗布長さに対する、欠点の長さで評価した。
欠点検出装置で、検出できる塗布欠点は、ストリーク、
スクラッチ等の未塗布部分のある欠点と汚れ等の塗布過
剰部であり、検出は、幅が、0.3mm以上のものであ
れば検出可能である。欠点の長さは、欠点部を削除する
ときの余白を考慮して、欠点の前後に1mを加えた長さ
として、例えば、欠点の実際の長さが、0.1mの場合
でも、欠点の長さは、2.1mとなる。
【0074】塗布に用いたコーターヘッドの種類、添加
を行った界面活性剤の種類及び添加量を表1に示し、評
価結果を表2に示す。アニオン系の活性剤を0.1〜1
0g/lの範囲で添加した場合には、平滑性も高く、印
刷むらも起こらず、塗布欠点の発生も見られず、優れた
品質の印刷用顔料塗被紙が、安定した状態で得られるこ
とが分かる。界面活性剤の添加を行わないと、安定なカ
ーテン膜を得ることができず、塗布操作中に未塗布部分
を形成し、塗布欠点となる。また、製品の品質も、実施
例に劣る。また、界面活性剤の添加を、0.08g/l
とした場合には、製品の品質の面で、実施例に劣り、1
1.2g/lとした場合には、印刷インクの着肉が悪く
なる。さらに、カチオン系あるいは非イオン系の界面活
性剤を添加すると、カーテン膜の安定性が著しく損なわ
れ、塗布を行うことができなくなる。塗布方式として、
ブレード、グラビアロール、エアナイフを用いた場合に
は、いずれも、塗布欠点の発生が不可避で、印刷むらや
平滑性の面でも、カーテン塗布製品に劣る。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、次に掲げるが如き新規
な効果が得られる。
【0078】カーテン塗布装置を、特定のアニオン系の
界面活性剤を0.1〜10g/l添加した顔料塗布液の
塗布に適用することにより、塗布欠点がなく、塗布層が
均一で平滑性が高く、印刷むらの起こらない印刷用顔料
塗被紙が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエクストルージョン型
のコーターヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
【図2】本発明の他の実施例を示すスライド型のコータ
ーヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
【符号の説明】
1 コーターヘッド 2 スリット 3 リップ 4 カーテン膜 5 ウェブ 6 スライド面 7 マニホールド 8 ロール 9 遮風板 10 受液槽 11a、11b エッジガイド 12 貯蔵タンク 13 給液ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料を主成分とする塗布液を基材上に塗
    布する印刷用顔料塗被紙の製造方法において、カルボン
    酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩から選ばれた少な
    くとも1種からなるアニオン系の界面活性剤を該塗布液
    に対して固形重量で0.1〜10g/l添加して得た該
    塗布液を、カーテン塗布装置を使用して基材上に塗布、
    乾燥することを特徴とする印刷用顔料塗被紙の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 顔料を主成分とする塗布液が基材上に塗
    布された印刷用顔料塗被紙において、該塗布液が、カル
    ボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩から選ばれた
    少なくとも1種からなるアニオン系の界面活性剤を、該
    塗布液に対して固形重量で0.1〜10g/l含有され
    たものであり、該塗布液が、カーテン塗布装置により塗
    布されてなることを特徴とする印刷用顔料塗被紙。
  3. 【請求項3】 該アニオン系の界面活性剤が、カルボン
    酸塩として、脂肪酸及びロジン酸セッケン、N−アシル
    カルボン酸塩、エーテルカルボン酸塩、スルホン酸塩と
    して、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、エス
    テルスルホン酸塩、アルキルアリル及びアルキルナフタ
    レンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、硫酸エス
    テル塩として、硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル硫
    酸塩、エーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸
    塩、アミド硫酸塩の中から挙げられたものの少なくとも
    1種からなることを特徴とする請求項1記載の印刷用顔
    料塗被紙の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7101459B2 (en) * 2000-06-27 2006-09-05 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Printing coated paper
JP2013032606A (ja) * 2011-06-28 2013-02-14 Nippon A&L Inc カーテンコーター用の紙塗工用組成物
JPWO2011115167A1 (ja) * 2010-03-18 2013-07-04 日本製紙株式会社 印刷用塗工紙およびその製造方法

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