JPH05523Y2 - - Google Patents

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JPH05523Y2
JPH05523Y2 JP12541486U JP12541486U JPH05523Y2 JP H05523 Y2 JPH05523 Y2 JP H05523Y2 JP 12541486 U JP12541486 U JP 12541486U JP 12541486 U JP12541486 U JP 12541486U JP H05523 Y2 JPH05523 Y2 JP H05523Y2
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latch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両特に自動車用に好適なドアロツ
ク装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車用のドアには、車体のドア開口部に固着
されたストライカと協働してドアを閉状態にロツ
クするラツチ装置が設けられているが、一般に良
く知られているように、ドアを完全ラツチ状態と
するためには、ある程度(普通の乗用自動車のド
アでは30Kg・f前後)の押しつけ力が必要であ
り、通常ドアの慣性重量を利用して、或る廻動速
度を与えて閉じている。しかし、ドアの閉方向廻
動速度が早すぎると、不快な騒音を発生し、遅す
ぎると不完全ラツチ状態、所謂半ドア状態とな
る。或る標準的な乗用自動車のドアの場合、実験
によると、上記閉方向速度が1.0m/s以上では、
完全ラツチ状態となるが、騒音が大きく、また
0.5〜1.0m/sの速度では、騒音の点では問題が
ないが、不完全ラツチ状態となり、0.5m/sの
速度では閉扉しない、という結果が得られた。そ
こで、ドアの閉動時に、ドア内部に設けられたラ
ツチが車体側のドア開口部に固着されたストライ
カに当接して僅かに廻動したときに、リミツトス
イツチを作動させて、特設された専用の小型高ト
ルクモータによりラツチを強制的に完全ラツチ方
向に駆動するようにしたものが既に提案されてい
る。しかし、この既提案の構成では、従来からス
ペース的に極めて窮くつなドア内のラツチ装置
に、更にモータを組込まなければならないので、
構造が極めて複雑となり、また専用の小型高トル
クモータは、一般に高価であるので、製造コスト
の増大を招き、また整備や点検にも多大の手間と
費用とを要する不具合があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、ドアを閉鎖する際に、不快な騒音が
発生しない程度の緩速度でドアを閉方向に廻動さ
せても、確実にラツチを完全錠止位置に強制的に
駆動することができるようにした構造簡単かつ安
価な装置を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために創案され
たもので、車体側に固着されたストライカと協働
してドアを閉位置に係止するラツチを具えたドア
ラツチ装置、付勢されることによつてドアガラス
を開閉するように設けられたパワーウインドウ用
のモータ、ドア閉時に上記スイライカがラツチに
当接し同ラツチが僅かに変位することによつて閉
成される第1のスイツチ、上記第1スイツチが開
路している第1位置において上記モータの出力軸
とドアガラスを開閉変位させる窓ガラス駆動部材
とを連結し、上記第1スイツチが閉路している第
2位置において上記モータの出力軸と窓ガラス駆
動部材との連結を遮断すると共に、同出力軸とケ
ーブル駆動部材とを連結する摺動軸、上記第1ス
イツチの閉成により同摺動軸を第1位置から第2
位置に駆動するアクチユエータ、上記ケーブル駆
動部材がモータ出力軸に連結されて駆動されるこ
とにより前記ラツチをストライカに対し完全錠止
方向に強制的に駆動するケーブル、及び上記ケー
ブル駆動部材の変位に応答して閉成される第2の
スイツチを具え、同第2スイツチの閉成により上
記アクチユエータが消勢されて上記摺動軸がその
第2位置から第1位置に自動的に復帰せしめられ
るように構成されたことを特徴とする車両用ドア
ロツク装置を要旨とするものである。
(作用) 本考案によれば、近来の自動車に広く装備され
ているパワーウインドウ用のモータを動力源と
し、ケーブルを介して遠隔的にラツチを完全錠止
位置に駆動するように構成され、更にラツチを完
全錠止位置に駆動した後、上記モータが本来のパ
ワーウインドウ用の窓ガラス駆動部材に連結され
るから、(1)ラツチとストライカとが軽く係合する
ことによつて、騒音を発生することなく、ラツチ
が完全錠止位置に駆動される、(2)上述したラツチ
駆動源として専用のモータを必要とせず、パワー
ウインドウ用モータを活用できる、(3)パワーウイ
ンドウ用モータの出力をケーブルを介してラツチ
に遠隔的に伝達するので、スペース的に窮くつな
ラツチ装置の内部又はその付近にモータを配置す
る必要がない、(4)パワーウインドウ装置本来の機
能は全く阻害されない、等の作用が営為される。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。先ず第1図は乗用自動車のフロント
ドア10から、ドアトリムやインナパネルを除去
して本考案に直接関連した部分を概念的に示した
もので、図中夫々一点鎖線で囲んだA部分に後述
するラツチ装置12が配設され、またB部分に窓
ガラス14を上下に駆動するためのパワーウイン
ドウ用の可逆転モータ16が配設されている。上
記A部を矢印方向から視た拡大図である第2図
において、ラツチ装置12は、車体のドア開口部
に固着されたストライカ18(一点鎖線で示す)
と協働してドア10を閉位置に銃止するラツチ2
0を具えている。ラツチ20は枢軸22によつて
廻動可能にラツチケーシング24上に支持され、
かつその外周に上記ストライカ18を係止する凹
所26を具えている。ラツチケーシング24上に
は、枢軸28を介してパウル30が廻動自在に支
持され、同パウルは、上記ラツチ20が図中実線
で示した完全錠止位置にあるとき、その一端が同
ラツチの外周に突設された係止突起32と係合す
ることによつて、ラツチの解錠方向への廻動即ち
図中一点鎖線で示した位置への廻動を抑止するも
のである。また、パウル30の他端には、リンク
34を介してアウタハンドル35が連結され、車
外からドア10を開く際に、アウタハンドル35
を図中反時計方向に廻動させることによつて、上
記パウル30と係止突起32との係合が解除さ
れ、ラツチ20の解錠位置への廻動が許容される
ようになつている。(なお、技術上良く知られて
いるように、ラツチ装置12には、車室内から解
錠操作を行なうためのインサイドハンドル及びこ
れに連動した解錠機構、車室内から直接又は間接
に上記ラツチ20をロツクするロツク機構その他
種々の付帯装置が設けられているが、これらは本
考案とは直接関係がないので、すべて省略されて
いる。)更に、上記ラツチ20には、第1リンク
36の一端が枢着され、同リンク36の他端は、
ケーシング24上に一端を枢支された第2のリン
ク38の他端付近に枢着されている。第2リンク
38の他端にはケーブル40が連結され、同ケー
ブル40は、ケーシング24又は周辺のドア構成
部材に支持された廻転自在のプーリ42を経て第
1図に示すように、ドア10の内部を車体前方に
向つて延びている。またケーシング24には、第
1のスイツチ44(図示の実施例ではリミツトス
イツチとして示されている)が設けられ、同スイ
ツチは、ドア10の開状態では開路しているが、
ドア10を閉じる際、第2図において一点鎖線の
位置にあるラツチ20がストライカ18に押され
て図中反時計方向に僅かに廻動されたとき閉成さ
れるように配置されている。
次に、第3図乃至第5図に示すように、ドア1
0の前方部分B部には、パワーウインドウ用モー
タ16が配設され、同モータの出力軸にはウオー
ム46が設けられている。ウオーム46は、摺動
軸48の一端部にスプライン連結されたウオーム
ギヤ50に噛合している。摺動軸48上にピニオ
ン52が固着され、通常の状態即ちドア10を閉
じるために廻動している僅かの時間を除く他のす
べての状態で、摺動軸48は、電磁式アクチユエ
ータ54のリターンスプリング56によつて、第
4図の左右に押され、上記ピニオン52が扇形歯
車58即ち窓ガラス駆動部材に噛合している。ま
たこのとき、摺動軸48上に廻転自在に装架され
た歯車60は摩擦板式クラツチ62の摩擦板が第
4図の位置から左動して歯車60の側面に当接し
ていない。(なお、上記クラツチ62は比較的低
い歯高の複数の放射状歯条を具え、対向する歯車
60の側面に協働する凹溝を設けたドグクラツチ
式のものでもよい。)上記歯車60には、歯車6
4が常時噛合しており、同歯車64の外周部分に
突設された取付金具66に前記ケーブル40が連
結され、結局歯車64はケーブル40の駆動部材
を構成している。更に取付金具66の廻動軌跡上
に第2のスイツチ68(図示の実施例では、リミ
ツトスイツチが用いられている)が配設され、同
スイツチは通常時は開路しているが、歯車64が
廻動し取付金具66が当接することによつて閉成
され、前記アクチユエータ54のソレノイド70
に対する給電回路を遮断するように作動する。
上記構成において、ドア10を閉じるために廻
動する期間を除くすべての状態即ち通常時は、ア
クチユエータ54が消勢されていて、摺動軸48
が、第4図の位置から左動し、ピニオン52が扇
形歯車58に噛合している。従つて、ドア10の
窓ガラス14を上下に移動させるために、図示し
ないパワーウインドウ用のスイツチを操作して、
可逆転モータ16を正逆何れかの方向に駆動する
と、その出力軸上のウオーム46がウオームギヤ
50を廻転させ、同ウオームギヤ50の廻転が摺
動軸48、ピニオン52から扇形歯車58に伝達
される。本考案には、直接関係がないので、窓ガ
ラス14の昇降機構は示されていないが、上記扇
形歯車58が正逆何れかの方向に廻動することに
よつて、窓ガラス14が上昇(閉窓)し、又は下
降(開窓)する。このとき、クラツチ62は係合
していないので、歯車60は摺動軸48上を遊転
するだけで、上記パワーウインドウ装置の通常の
作動は何等妨げられない。さて、アウタハンドル
35を操作してドア10が開かれる場合、パウル
30が第2図において時計方向に廻動し、その一
端とラツチ20の係止突起32との係合が解除さ
れるので、人力又はタクシー等に具備されている
真空倍力装置による開扉力が加えられて、ストラ
イカ18がラツチ20を廻転させることと、図示
しないばね力とによつて、ラツチ20は第2図に
一点鎖線で示す解除位置に廻動する。ラツチ20
の廻動により、これに連結された第1リンク36
を介して第2リンク38が同図において一点鎖線
で示す休止位置に廻動し、つれてケーブル40も
変位して取付金具66は第3図に一点鎖線で示す
位置に変位する。次に、ドア10を閉じるために
緩やかに閉方向に廻動させると、ストライカ18
がラツチ20に当接して、同ラツチを第2図にお
いて反時計方向に廻動させる。ラツチ20の僅か
の廻動により、第1スイツチ44が閉成されてア
クチユエータ54のソレノイド70が付勢され、
リターンスプリング56が克服されて摺動軸48
が第4図に示すように右方に変位し、クラツチ6
2が歯車60の側面に当接して同歯車が摺動軸4
8に摩擦的と連結されると共に、ピニオン52と
パワーウインドウ用窓ガラス駆動装置の主部材で
ある扇形歯車58との噛合が解除される。一方、
第1スイツチ44の閉成によりモータ16が駆動
され、ウオーム46、ウオームギヤ50、摺動軸
48、歯車60を介して歯車64が、第3図及び
第5図において、反時計方向に廻動され、取付金
具66を介してケーブル40が図の左方に牽引さ
れる。ケーブル40の変位により第2リンク38
が、第2図で実線で示すように、図中時計方向に
廻動され、第1リンク36を介してラツチ20が
同方向に強制的に廻動される。ラツチ20の上記
廻動により、その凹所26内にストライカ18が
積極的に押し込まれることとなり、図中実線で示
す完全錠止状態となる。これと同時に取付金具6
6によつて第2スイツチ68が閉成され、先づモ
ータ16が一定時間逆転してケーブル40を弛め
て次の開扉に備え、続いてアクチユエータ54の
ソレノイド70が消勢されるので、リターンスプ
リング56により摺動軸48が常用位置に復帰
し、以後モータ16はパワーウインドウ用原動機
として作動する。なお、上記ドアの閉方向廻動中
に、例えばドア10と車体との間に指その他の異
物が挾まつたような場合、クラツチ62が空転す
ることによつて、負傷及び装置内各部材の破損を
効果的に防止することができる。
上記構成によれば、(1)ドア10に僅かの閉方向
廻転力を与えることによつて確実にラツチが完全
錠止位置に駆動されるので、安全かつ静粛で不快
な騒音を生じない、(2)パワーウインドウ用モータ
を利用して上記ラツチの駆動を行なうので、高価
なモータを特設する必要がない、(3)上記パワーウ
インドウ用モータの駆動力をケーブルを利用して
ラツチに伝達するので、元来構造複雑なラツチ装
置内にモータを組込む必要がなく、構造の一層の
複雑化を回避し得る、等の利点がある。なお、本
考案は、上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、スペース的に許容される場合、プーリ4
2の軸線の方向を90度変換し、ケーブル40をラ
ツチ20に直結して構造の簡素化を計ることもで
き、また勿論本考案は、例示した乗用自動車用ド
アのみならず、トラツクその他の車両用ドアにも
広く適用されるものである。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係る車両用ドアロツク
装置は、車体側に固着されたストライカと協働し
てドアを閉位置に係止するラツチを具えたドアラ
ツチ装置、付勢されることによつてドアガラスを
開閉するように設けられたパワーウインドウ用の
モータ、ドア閉時に上記ストライカがラツチに当
接し同ラツチが僅かに変位することによつて閉成
される第1のスイツチ、上記第1スイツチが開路
している第1位置において上記モータの出力軸と
ドアガラスを開閉変位させる窓ガラス駆動部材と
を連結し、上記第1スイツチが閉路している第2
位置において上記モータの出力軸と窓ガラス駆動
部材との連結を遮断すると共に、同出力軸とケー
ブル駆動部材とを連結する摺動軸、上記第1スイ
ツチの閉成により同摺動軸を第1位置から第2位
置に駆動するアクチユエータ、上記ケーブル駆動
部材がモータ出力軸に連結されて駆動されること
により前記ラツチをストライカに対し完全錠止方
向に強制的に駆動するケーブル、及び上記ケーブ
ル駆動部材の変位に応答して閉成される第2のス
イツチを具え、同第2スイツチの閉成により上記
アクチユエータが消勢されて上記摺動軸がその第
2位置から第1位置に自動的に復帰せしめられる
ように構成されたことを特徴とし、構造簡単かつ
安価な構成によつて不快な騒音を発生しない僅か
の閉扉力をドアに加えることにより、確実にラツ
チを完全錠止位置に駆動することができるので、
実用上極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した車両用ドアの概略構
成図、第2図は第1図のA部分を矢印方向から
視た正面図、第3図は第1図のB部分の拡大側面
図、第4図は第3図の一部を断面で示した正面
図、第5図は第4図の−線に沿つて矢印方向
に視た部分的側面図である。 10……ドア、12……ラツチ装置、14……
窓ガラス、16……パワーウインドウ用可逆転モ
ータ、18……ストライカ、20……ラツチ、4
0……ケーブル、44……第1スイツチ、48…
…摺動軸、52……ピニオン、54……アクチユ
エータ、58……扇形歯車、62……クラツチ、
64……ケーブル駆動用歯車、68……第2スイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に固着されたストライカと協働してドア
    を閉位置に係止するラツチを具えたドアラツチ装
    置、付勢されることによつてドアガラスを開閉す
    るように設けられたパワーウインドウ用のモー
    タ、ドア閉時に上記ストライカがラツチに当接し
    同ラツチが僅かに変位することによつて閉成され
    る第1のスイツチ、上記第1スイツチが開路して
    いる第1位置において上記モータの出力軸とドア
    ガラスを開閉変位させる窓ガラス駆動部材とを連
    結し、上記第1スイツチが閉路している第2位置
    において上記モータの出力軸と窓ガラス駆動部材
    との連結を遮断すると共に、同出力軸とケーブル
    駆動部材とを連結する摺動軸、上記第1スイツチ
    の閉成により同摺動軸を第1位置から第2位置に
    駆動するアクチユエータ、上記ケーブル駆動部材
    がモータ出力軸に連結されて駆動されることによ
    り前記ラツチをストライカに対し完全錠止方向に
    強制的に駆動するケーブル、及び上記ケーブル駆
    動部材の変位に応答して閉成される第2のスイツ
    チを具え、同第2スイツチの閉成により上記アク
    チユエータが消勢されて上記摺動軸がその第2位
    置から第1位置に自動的に復帰せしめられるよう
    に構成されたことを特徴とする車両用ドアロツク
    装置。
JP12541486U 1986-08-16 1986-08-16 Expired - Lifetime JPH05523Y2 (ja)

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WO2022054934A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 株式会社ハイレックスコーポレーション ドアクロージャ装置

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