JPH0552484A - 加熱炉の仕切壁ユニツト及び仕切壁 - Google Patents
加熱炉の仕切壁ユニツト及び仕切壁Info
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- JPH0552484A JPH0552484A JP21539091A JP21539091A JPH0552484A JP H0552484 A JPH0552484 A JP H0552484A JP 21539091 A JP21539091 A JP 21539091A JP 21539091 A JP21539091 A JP 21539091A JP H0552484 A JPH0552484 A JP H0552484A
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Abstract
の仕切壁を提供する。 【構成】 加熱炉の床部に固定した二本の柱状部材2
a,2b間に、上下方向に所定の間隔を開けて複数の梁
部材7…を配置する。各梁部材7の間に補強用ロッド構
造体10を配置する。柱状部材2a,2b及び梁部材7
を被覆用セラミック・ファイバ・ブランケット14で被
覆する。被覆用セラミック・ファイバ・ブランケット1
4で被覆した隣接する二本の梁部材7の間に壁部構成用
セラミック・ファイバ・ブランケット16を固定する。
Description
る仕切壁及び仕切壁を構成するために用いる仕切壁ユニ
ットに関するものである。
体を加熱する場合に用いられるプロセス用加熱炉等で
は、加熱炉の床部から上方に向かって延びて隣接する燃
焼室を仕切る仕切壁が用いられている。図5(A)は、
ウイケット形と呼ばれる箱形−垂直管式−垂直燃焼式の
プロセス用加熱炉の概略構成図及び図5(B)は図5
(A)のB−B線概略断面図をそれぞれ示しており、図
5(C)はダブルアップファイヤード形と呼ばれる箱形
−水平管式−水平燃焼式のプロセス用加熱炉の概略構成
図を示している。この種のプロセス用加熱炉では、隣接
する燃焼室a,b,cの間を仕切る仕切壁dとして、図
5(D)に示すような耐火レンガをモルタルで接合しな
がら積み上げた構造の仕切壁を用いている。尚図5
(A)〜(C)において、eは加熱される流体が流れる
加熱管であり、fはバーナ火炎を示している。従来この
種の加熱炉の仕切壁において、耐火レンガにより仕切壁
を構成していたのは、米国のAPI(American Petrole
umInstitute)規格のNo.560「Fired Heaters for
General Refinery Services 」[1986年1月初
版]を順守していたためである。
ガ製の仕切壁には、下記の課題があった。 API規格の耐火レンガ製の仕切壁には、仕切壁内部
に柱、梁等の補強部材が一切配置されておらず、単に耐
火レンガがモルタルで接合されているだけであった。ま
た仕切壁と加熱炉の壁部とは特に相互に結合されていな
かった。そのため地震の多い我が国では、大きな地震が
発生すると、仕切壁が転倒することがあった。
ガ製の仕切壁の全体重量は非常に重いものとなり、仕切
壁が固定される加熱炉の床部の梁及び基礎も、仕切壁の
重量に耐えるものにしなければならず、建設費用が高く
なる問題があった。
るため、高さを高くすることに制約があった。ちなみに
API規格では、耐火レンガ製の仕切壁を7.3m未満
とする旨規定されている。そのため加熱炉の構造によっ
ては、各燃焼室が相互に干渉し合ってしまい、各燃焼室
毎のO2 制御を行うことが難しく、多数のバーナダンパ
を操作しなければならなかった。
比べて重量が軽く、しかも耐震性に優れた加熱炉用の仕
切壁及び該仕切壁を構成するための仕切壁ユニットを提
供することにある。
バ・ブランケットやセラミック・ファイバ・ボードから
なるセラミック・ファイバ製壁部構成部材を用いる場合
に、セラミック・ファイバ製壁部構成部材を破損させる
ことなく確実に支持できる構造を持った仕切壁及び仕切
壁ユニットを提供することにある。
加熱炉の床部から上方に向かって延びて隣接する燃焼室
を仕切る加熱炉の仕切壁を構成するために用いる加熱炉
の仕切壁ユニットを提供し、請求項7及び8の発明は、
仕切壁ユニットを用いて構成する仕切壁を提供するもの
である。
柱状部材と、耐火性を有する複数の梁部材と複数のセラ
ミック・ファイバ製壁部構成部材とから仕切壁ユニット
を構成する。二本の柱状部材は、加熱炉を仕切る方向に
所定の間隔を開けて配置され且つ下端部が床部に固定さ
れる。複数の梁部材は二本の柱状部材間に固定され且つ
それぞれ上下方向に間隔を開けて配置される。そして複
数のセラミック・ファイバ製壁部構成部材を、二本の柱
状部材の間に単位仕切壁部を形成するように配置して、
これを梁部材に固定する。
を被覆用セラミック・ファイバ・ブランケットによって
被覆する。
バ製壁部構成部材としてセラミック・ファイバ・ブラン
ケットを用いる。そして隣接する二本の梁部材によって
挟まれる領域に、セラミック・ファイバ・ブランケット
を補強する補強用ロッド構造体を配置する。補強用ロッ
ド構造体は柱状部材及び梁部材の少なくとも一方に固定
する。
び補強用ロッド構造体を構成するロッド部材を、それぞ
れの部材の熱膨張及び熱収縮を許容する固定構造で相互
に結合する。
バ製壁部構成部材として主としてセラミック・ファイバ
・ボードを用いる。そして複数の梁部材には、相互に対
向する側面部にセラミック・ファイバ・ボードの端部が
嵌合される嵌合溝を形成する。
つの前記セラミック・ファイバ・ボード間の隙間を隙間
閉塞用セラミック・ファイバ・ブランケットにより塞
ぐ。
切壁ユニットを連結して加熱炉の仕切壁を構成する。
柱状部材を、加熱炉の壁部に固定する。
ケットやセラミック・ファイバ・ボード等のセラミック
・ファイバ製壁部構成部材は、耐火レンガと比べれば、
単位体積当たりの重量ははるかに軽い。しかしながらセ
ラミック・ファイバ・ブランケットやセラミック・ファ
イバ・ボードは、耐火レンガと比べると機械的強度が低
く、あまり寸法を大きくすると自重によっても取付部か
ら破損が発生する恐れがある。また炉内に発生する熱風
の力を受けて、取付部から破損が発生する恐れもある。
そこで請求項1の発明のように、二本の柱状部材間に上
下方向に所定の間隔を開けて複数の梁部材を設け、セラ
ミック・ファイバ製壁部構成部材を梁部材に固定する
と、隣接する二本の梁部材の間の間隔を適宜に設定する
ことにより、各梁部材間のセラミック・ファイバ製壁部
構成部材の重量を、セラミック・ファイバ製壁部構成部
材の取付部にかかる力が破損を生じさせない許容範囲に
なるようにすることができる。したがって本発明の仕切
壁ユニットを用いれば、耐火レンガ製の仕切壁と比べて
重量が軽く、しかも必要な機械的強度を有する仕切壁を
セラミック・ファイバ製壁部構成部材を用いて構成でき
る。また本発明によれば仕切壁の重量が軽くなるため、
耐火レンガ製の仕切壁と比べて、高さの制約がない。請
求項2の発明のように、柱状部材及び梁部材をセラミッ
ク・ファイバ・ブランケットによって被覆すると、柱状
部材及び梁部材を偏加熱から保護できる。請求項3の発
明のように、セラミック・ファイバ製壁部構成部材とし
てセラミック・ファイバ・ブランケットを用いる場合
に、隣接する二本の梁部材によって挟まれる領域に、セ
ラミック・ファイバ・ブランケットを補強する補強用ロ
ッド構造体を配置すると、セラミック・ファイバ・ブラ
ンケットの取付強度を大幅に高めることができ、梁部材
の間隔を大きくしてもセラミック・ファイバ・ブランケ
ットが破損することはない。なお補強用ロッド構造体に
対しても、セラミック・ファイバ・ブランケットを固定
してもよいのは勿論である。請求項4の発明のように、
柱状部材、梁部材及び補強用ロッド構造体を構成するロ
ッド部材を、それぞれの部材の熱膨張及び熱収縮を許容
する固定構造で相互に結合すると、柱状部材、梁部材及
び補強用ロッド構造体を構成するロッド部材の熱膨張及
び熱収縮によって各部材の固定部に大きな応力が発生す
ることがなくセラミック・ファイバ製壁部構成部材を支
持する構造の寿命を大幅に延ばすことができる。請求項
5の発明のように、セラミック・ファイバ製壁部構成部
材として主としてセラミック・ファイバ・ボードを用い
る場合に、複数の梁部材の相互に対向する側面部にセラ
ミック・ファイバ・ボードの端部が嵌合される嵌合溝を
形成すると、セラミック・ファイバ・ボードを嵌合溝に
嵌めるだけで、セラミック・ファイバ・ボードを簡単に
取付けることができる。1請求項6の発明のように、横
方向に隣接する二つのセラミック・ファイバ・ボード間
の隙間を隙間閉塞用セラミック・ファイバ・ブランケッ
トによって塞ぐと、単位仕切壁部の遮熱性能を向上させ
ることができる。請求項7の発明のように、請求項1に
記載の仕切壁ユニットを連結して加熱炉の仕切壁を構成
すると、連結する仕切壁ユニットの数を適宜に選択し
て、必要な長さの仕切壁を簡単に作ることができる。尚
請求項3及び請求項5で特定するセラミック・ファイバ
・ブランケットを用いる仕切壁ユニット及びセラミック
・ファイバ・ボードを用いる仕切壁ユニットの両方を混
ぜて仕切壁を構成してもよい。また仕切壁の最も外側に
位置する単位仕切壁部を構成する場合には、必ずしも請
求項1に記載の仕切壁ユニットを用いる必要はなく、加
熱炉の壁部に梁部材を固定するための梁固定部材を取付
け、隣接する柱状部材との間で梁部材を固定し、この梁
部材にセラミック・ファイバ製壁部構成部材を固定する
ようにしてもよい。請求項8の発明のように、最も外側
に位置する柱状部材を、加熱炉の壁部に固定すると、壁
部材の固定強度及び耐震性を大幅に高めることができ
る。
説明する。図1は、セラミック・ファイバ製壁部構成部
材としてセラミック・ファイバ・ブランケットを用いる
仕切壁ユニット1を加熱炉の内部に取付た状態を示して
いる。また図2は、図1に示した仕切壁ユニットを用い
て仕切壁を構成する場合のフレーム構造を示している。
また図3(A)〜(D)は、図2のA〜Dで示した部分
を拡大してその一部を断面にして示した図である。これ
らの図において2a〜2fは、それぞれ耐火鋼製の柱状
部材であり、柱状部材2a〜2fは仕切壁によって加熱
炉を仕切る方向に所定の間隔を開けて配置されている。
これら柱状部材2a〜2fは、管状の柱状本体21と該
柱状本体21の下端部に溶接により固定された板状の取
付プレート22とから構成される。柱状本体21は、重
心を下方に位置させるように下側に大径部分21a、そ
の上に縮径部分21b、更にその上に小径部分21cを
備えて構成される。柱状本体21には、上下方向にほぼ
等しい距離離れた4箇所の位置に、それぞれ加熱炉を仕
切る方向に向かって開口する一対の貫通孔23,23
[図3(A)及び(B)参照]が形成されている。両外
側の柱状部材2a及び2fの柱状本体21の各一対の貫
通孔23,23には、図3(B)に示すように内側に向
かって突出する耐火鋼製の支持管3が挿入されており、
他の柱状部材2b〜2eの柱状本体21の各一対の貫通
孔23,23には、図3(A)に示すように両方向に突
出する耐火鋼製の支持管4が挿入されている。これら支
持管3,4には、その軸線と直交する方向に一対の貫通
孔31,41が形成されている。また図示していないが
各柱状部材2a〜2fには、一対の貫通孔23,23が
開口する方向と直交する方向に、一対の貫通孔31,4
1と整合するように一対の貫通孔(図示せず)が形成さ
れている。支持管3,4は、柱状本体21に形成した図
示しない一対の貫通孔及び一対の貫通孔31,41にボ
ルト5(図1参照)を挿入し、貫通孔から突出させたボ
ルトの先端にナットを螺合させることにより、柱状本体
21に固定される。柱状部材2a〜2fの取付プレート
22には、四隅にボルト貫通孔が形成されており、加熱
炉の床に埋設固定したボルトにこのボルト貫通孔を嵌合
し、ボルトの先端にナットを螺合させて、柱状部材2a
〜2fは床部に固定される。尚本実施例では、両側に位
置する柱状部材2a及び2fの先端部が少し長くなって
おり、この先端部に加熱炉の壁部Wに対して仕切壁を固
定するための取付金具6が固定されている。この取付金
具6は、一端が加熱炉の壁部Wに埋設されて固定されて
おり、他端のリング状部が柱状部材2a及び2fの先端
部に嵌合している。
梁部材7が上下方向に間隔を開けて2本の柱状部材に跨
がるように固定されている。各梁部材7は、前述の支持
管3,4の突出部32,42に嵌合されている。梁部材
7の一方の端部である固定端部7aには、支持管3,4
の突出部32,42に設けた一対の貫通孔と整合する一
対の貫通孔が形成されており、これら2組の一対の貫通
孔にボルト8aが挿入されてボルト8aの先端部にナッ
ト8bが螺合されることにより、固定端部7aは支持管
3,4に固定されている。梁部材7の他方の端部である
自由端部7bは、支持管4の突出部42に軸線方向に移
動可能に嵌合されている。支持管3,4を用いたこの固
定構造が、柱状部材と梁部材との間の熱膨張及び熱収縮
を吸収している。
製のロッド部材9を井桁状に組合せてなる補強用ロッド
構造体10が配置されている。図3(C)に示すよう
に、縦方向に延びる縦ロッド部材91の上端は上方に位
置する梁部材7に設けた貫通孔に移動自在に嵌合されて
おり、縦ロッド部材91の下端は下方に位置する梁部材
7に固定した管状固定部11に嵌合されて溶接等により
固定されている。また縦ロッド部材91の途中には、横
方向に延びる横ロッド部材92が移動自在に貫通する貫
通孔12aを備えた案内板12が間隔を開けて2つ固定
されている。部材11,12等からなるこの固定構造
は、補強用ロッド構造体10を梁部材7に対して熱膨張
及び熱収縮を許容するように固定している。本実施例で
は補強用ロッド構造体10を梁部材7に対して固してい
るが、同様の固定構造を用いて(横ロッド構造を柱状部
材に固定するようにして)、補強用ロッド構造体10を
柱状部材に固定してもよいのは勿論である。
図1に示すように床部との間の隙間を埋めるように、キ
ャスタブル耐火層13が配置されている。柱状部材2a
〜2f及び梁部材7は、それぞれ露出部分の大部分を覆
うようにして二枚の細長いセラミック・ファイバ・ブラ
ンケット14,14で包まれている。実施例では、東芝
モノフラックス株式会社がジュラブランケット(商標)
の製品名で販売している耐熱温度が1400℃で単位体
積当たりの重量が130kg/m3 のセラミック・ファ
イバ・ブランケットを用いた。二枚の被覆用セラミック
・ファイバ・ブランケット14,14は、インコネル60
1 製の耐熱性スタッド・ピン15…を用いて相互に結合
されている。また被覆用セラミック・ファイバ・ブラン
ケット14,14によって被覆された二本の梁部材7の
間には、端部が被覆用セラミック・ファイバ・ブランケ
ット14,14と重なり且つ二本の梁部材の間の空間を
埋めるようにして矩形状の壁部構成用セラミック・ファ
イバ・ブランケット16…がスタッド・ピン15…を用
いて固定されている。補強用ロッド構造体10を間に挟
むようにして対向配置された二枚の壁部構成用セラミッ
ク・ファイバ・ブランケット16,16が組みになっ
て、共通のスタッド・ピン15…を用いて相互に結合さ
れている。横方向に隣接する壁部構成用セラミック・フ
ァイバ・ブランケット16もスタッド・ピン15…を用
いて相互に結合されている。尚図1においては、構造の
理解を容易にするために、柱状部材2bの周囲の被覆用
セラミック・ファイバ・ブランケット及び壁部構成用セ
ラミック・ファイバ・ブランケットは取除いてある。
ファイバ・ブランケット14…及び壁部構成用セラミッ
ク・ファイバ・ブランケット16…がそれぞれセラミッ
ク・ファイバ製壁部構成部材を構成しており、またスタ
ッド・ピン15…によって相互に連結された被覆用セラ
ミック・ファイバ・ブランケット14…及び壁部構成用
セラミック・ファイバ・ブランケット16…によって単
位仕切壁部が構成されている。また二本の柱状部材2
a,2bと、その間の梁部材7と、補強用ロッド構造体
10と、セラミック・ファイバ・ブランケット14,1
6とにより、仕切壁ユニットが構成されている。
ァイバ・ブランケット16…の寸法をあまり大きくして
おらず、しかも補強用ロッド構成体10を2枚の対向す
る壁部構成用セラミック・ファイバ・ブランケット1
6,16の間に配置しているため、梁部材7の間隔をか
なり長くした場合でも、セラミック・ファイバ・ブラン
ケットの取付部(スタッド・ピン15によって固定され
る部分)に大きな力が加わることはなく、壁部構成用セ
ラミック・ファイバ・ブランケット16…をある程度長
くしてもセラミック・ファイバ・ブランケットが簡単に
破損することはない。
ッド構造体10を設ける必要もなくなる。壁部構成用セ
ラミック・ファイバ・ブランケット16…の端部で梁部
材7及び柱状部材を直接被覆するようにすれば、被覆用
セラミック・ファイバ・ブランケット14…を用いる必
要もない。壁部構成用セラミック・ファイバ・ブランケ
ット16の長さを、隣接する二本の梁部材7間の寸法よ
りも短くしているが、壁部構成用セラミック・ファイバ
・ブランケット16を二本以上の梁部材に跨がって配置
されるように長くしてもよい。
部材として主としてセラミック・ファイバ・ボードを用
いた本発明の仕切壁ユニットの他の実施例の概略斜視図
を示している。本実施例において、図1ないし図3を用
いて説明した上記実施例と同様の部分には、図1ないし
図3に付した符号に100を加えた符号を付してある。
本実施例で用いる柱状部材102は、柱状本体121の
断面形状がH型を有している。そして上端及び下端に配
置される梁部材107a及び107cは、断面形状がコ
字状を有しており、その他の梁部材107bは断面形状
がH字状を有している。上端の梁部材107aは下側に
開口部107a1 が向くように配置され、下端の梁部材
107dは上側に開口部107d1 が向くように配置さ
れ、梁部材107b及び107c(図示せず)は上下方
向にそれぞれ開口部107b1 が向くように配置され
る。これら梁部材107a〜107dの開口部が、セラ
ミック・ファイバ・ボード116の端部と嵌合してセラ
ミック・ファイバ・ボード116を固定する嵌合溝を構
成している。また柱状部材102と梁部材107a〜1
07dとの固定構造は、図3(A)及び(B)に示した
固定構造と同じである。本実施例で用いたセラミック・
ファイバ・ボード116は、東芝モノフラックス株式会
社がFFXボード(商標)の製品名で販売している耐熱
温度が1400℃で単位体積当たりの重量が180kg
/m3 のセラミック・ファイバ・ボードである。本実施
例でも梁部材及び柱状部材は、被覆用セラミック・ファ
イバ・ブランケット114で被覆されており、各被覆用
セラミック・ファイバ・ブランケット114の端縁部
は、セラミック・ファイバ・ボード116…に対してス
タッド・ピン115…を用いて固定されている。本実施
例では、隣接する二枚のセラミック・ファイバ・ボード
116,116の間を、帯状の隙間閉塞用セラミック・
ファイバ・ブランケット117を用いて塞いでいる。1
09はセラミック・ファイバ・ブランケット117を補
強する補強用ロッドである。
ファイバ・ブランケット114、セラミック・ファイバ
・ボード116及び隙間閉塞用セラミック・ファイバ・
ブランケット117が、セラミック・ファイバ製壁部構
成部材を構成しており、被覆用セラミック・ファイバ・
ブランケット114、セラミック・ファイバ・ボード1
16及び隙間閉塞用セラミック・ファイバ・ブランケッ
ト117が相互に固定されて単位仕切壁部が構成されて
いる。そして柱状部材102、梁部材107a〜107
d、セラミック・ファイバ・ブランケット114,11
7及びセラミック・ファイバ・ボード116、スタッド
・ピン115によって、仕切壁ユニットが構成されてい
る。
の仕切壁と比べて重量の軽い仕切壁を作ることができる
ため、加熱炉の床部の鉄骨・基礎工事に多額の費用をか
ける必要がない。また本発明の仕切壁ユニットは組立が
簡単であり、しかもセラミック・ファイバ製壁部構成部
材を用いても必要な機械的強度を得ることができる利点
がある。また本発明によれば仕切壁の重量が軽くなるた
め、耐火レンガ製の仕切壁と比べて、特に高さの制約が
ないという利点がある。請求項2の発明によれば、柱状
部材及び梁部材を高温から保護できるため、仕切壁の寿
命が延びる利点がある。請求項3の発明によれば、補強
用ロッド構造体を配置することにより、セラミック・フ
ァイバ・ブランケットの取付強度を大幅に高めることが
でき、梁部材の間隔を大きくしてもセラミック・ファイ
バ・ブランケットが破損することがないという利点があ
る。請求項4の発明によれば、柱状部材、梁部材及び補
強用ロッド構造体を構成するロッド部材の熱膨張及び熱
収縮によって各部材の固定部に大きな応力が発生するこ
とがなくセラミック・ファイバ製壁部構成部材を支持す
る構造の寿命を大幅に延ばすことができる。請求項5の
発明によれば、セラミック・ファイバ製壁部構成部材と
して主としてセラミック・ファイバ・ボードを用いる場
合に、セラミック・ファイバ・ボードを簡単に取付ける
ことができる利点がある。請求項6の発明によれば、横
単位仕切壁部の遮熱性能を向上させることができる利点
がある。請求項7の発明によれば、連結する仕切壁ユニ
ットの数を適宜に選択して、必要な長さの仕切壁を簡単
に作ることができる。請求項8の発明によれば、最も外
側に位置する柱状部材を、加熱炉の壁部に固定すると、
壁部材の固定強度及び耐震性を大幅に高めることができ
る利点がある。
ラミック・ファイバ・ブランケットを用いる仕切壁ユニ
ットを加熱炉の内部に取付た状態を示す概略図である。
構成する場合のフレーム構造を示す図である。
を拡大してその一部を断面にして示した図である。
説明するために用いる図である。
21,121…柱状本体、3,4…支持管、5…ボル
ト、6…取付金具、7,107a〜107d…梁部材、
8a…ボルト、8b…ナット、9…補強ロッド、10…
補強用ロッド構造体、13,113…炉用キャスタブル
耐火層、114…被覆用セラミック・ファイバ・ブラン
ケット、115…スタッド・ピン、16…壁部構成用セ
ラミック・ファイバ・ブランケット、116…セラミッ
ク・ファイバ・ボード、117…隙間閉塞用セラミック
・ファイバ・ブランケット、W…壁部。
Claims (8)
- 【請求項1】 加熱炉の床部から上方に向かって延びて
隣接する燃焼室を仕切る仕切壁を構成するために用いる
加熱炉の仕切壁ユニットであって、 加熱炉を仕切る方向に所定の間隔を開けて配置され且つ
下端部が前記床部に固定される耐火性を有する二本の柱
状部材と、 前記二本の柱状部材間に固定されて且つそれぞれ上下方
向に所定の間隔を開けて配置された耐火性を有する複数
の梁部材と、 前記二本の柱状部材間に単位仕切壁部を形成するように
配置されて前記梁部材に固定された複数のセラミック・
ファイバ製壁部構成部材とからなる加熱炉の仕切壁ユニ
ット。 - 【請求項2】 前記柱状部材及び前記梁部材がセラミッ
ク・ファイバ・ブランケットによって被覆されている請
求項1に記載の加熱炉の仕切壁ユニット。 - 【請求項3】 前記セラミック・ファイバ製壁部構成部
材がセラミック・ファイバ・ブランケットからなり、 隣接する二本の前記梁部材によって挟まれる領域には前
記セラミック・ファイバ・ブランケットを補強する補強
用ロッド構造体が配置され、 前記補強用ロッド構造体は前記柱状部材及び前記梁部材
の少なくとも一方に固定されている請求項1または2に
記載の加熱炉の仕切壁ユニット。 - 【請求項4】 前記柱状部材、前記梁部材及び前記補強
用ロッド構造体を構成するロッド部材は、それぞれの部
材の熱膨張及び熱収縮を許容する固定構造で相互に結合
されている請求項3に記載の加熱炉の仕切壁ユニット。 - 【請求項5】 前記セラミック・ファイバ製壁部構成部
材が主としてセラミック・ファイバ・ボードからなり、 前記複数の梁部材には、相互に対向する側面部に前記セ
ラミック・ファイバ・ボードの端部が嵌合される嵌合溝
が形成されている請求項1に記載の加熱炉の仕切壁ユニ
ット。 - 【請求項6】 横方向に隣接する二つの前記セラミック
・ファイバ・ボード間の隙間が隙間閉塞用セラミック・
ファイバ・ブランケットによって塞がれている請求項5
に記載の加熱炉の仕切壁ユニット。 - 【請求項7】 請求項1に記載の仕切壁ユニットが連結
されて構成される加熱炉の仕切壁。 - 【請求項8】最も外側に位置する柱状部材が、前記加熱
炉の壁部に固定されている請求項7に記載の加熱炉の仕
切壁。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP21539091A JP3197027B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 加熱炉の仕切壁ユニット及び仕切壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21539091A JP3197027B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 加熱炉の仕切壁ユニット及び仕切壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552484A true JPH0552484A (ja) | 1993-03-02 |
| JP3197027B2 JP3197027B2 (ja) | 2001-08-13 |
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ID=16671521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21539091A Expired - Lifetime JP3197027B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 加熱炉の仕切壁ユニット及び仕切壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3197027B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101536475B1 (ko) * | 2013-12-25 | 2015-07-14 | 주식회사 포스코 | 세라믹 화이버 블랭킷을 활용한 건식벽체시스템 |
| JP2021533977A (ja) * | 2018-08-06 | 2021-12-09 | ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se | 圧力定格装置シェルとセラミック繊維複合材料からなる内部フレームワークシステムで構成される装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0000712D0 (en) | 2000-01-14 | 2000-03-08 | Flexitallic Ltd | Gasket |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21539091A patent/JP3197027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101536475B1 (ko) * | 2013-12-25 | 2015-07-14 | 주식회사 포스코 | 세라믹 화이버 블랭킷을 활용한 건식벽체시스템 |
| JP2021533977A (ja) * | 2018-08-06 | 2021-12-09 | ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se | 圧力定格装置シェルとセラミック繊維複合材料からなる内部フレームワークシステムで構成される装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3197027B2 (ja) | 2001-08-13 |
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