JPH055347B2 - - Google Patents
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- JPH055347B2 JPH055347B2 JP8081687A JP8081687A JPH055347B2 JP H055347 B2 JPH055347 B2 JP H055347B2 JP 8081687 A JP8081687 A JP 8081687A JP 8081687 A JP8081687 A JP 8081687A JP H055347 B2 JPH055347 B2 JP H055347B2
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- dielectric layer
- resin
- electrostatic
- charge
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、400ドツト/インチなどの高密度記
録用静電フアクシミリ、静電プリンター、静電プ
ロツター等に適する静電記録体に関するものであ
る。 (従来技術) 通信技術の進歩に付随して高速度の記録と高画
像品位を同時に満たす記録方法として静電記録方
式が広く用いられており、その例として光通信や
コンピユーターの出力用機器としてのフアクシミ
リ、プリンターを挙げることが出来る。特に近年
ではコンピユーターを用い設計・製図を行う
CADシステム等図面の出力用として高密度記録
が可能な静電プリンター、静電プロツターが好ん
で用いられている。 静電記録方法において最も多用されている多針
電極型記録方法には、片面制御型と両面制御型が
あるが、いずれの場合も主に文章の記録を目的と
する200ドツト/インチ程度の記録密度では各針
電極の面積が充分あるためか、その放電の発生そ
のものには特に問題がなかつた。ところが、従来
の静電記録体を使用して主に図面の記録を目的と
する400ドツト/インチ程度の高密度記録を行う
と、細線を描いた場合に正常な放電が起こらず現
像後に記録されない部分が現れる所謂細線抜け現
像が発生したり、逆に場所によつては放電が各針
電極の面積の10倍以上にも達し、現像後の細線中
に異常な膨らみを持つた点が現れる所謂異常放電
が発生し、良好な記録が得られない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は400ドツト/インチのような高密度記
録において、細線抜けや異常放電の起こらない静
電記録体の製造方法を提供すること目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、前記の問題点は記録体の構成面
のみの検討では改良程度に限界があることから、
誘電体層表面への放電、帯電状況について更に研
究を行つた。因に従来から静電記録体の誘電体層
表面は記録画像用の静電荷を印加するまでは静電
荷の存在しない誘電体層表面でなければならない
というのが、技術常識であつた。本発明は一見、
この技術常識に逆行する発想であるが、本発明者
等は記録画像形成のための静電荷を印加する前に
予め印加電荷とは反対極性の静電荷を帯電させて
おくと、異常放電の解消になりはしないかとの考
えの下に検討を進めてきた。その結果、以下の構
成から成る発明に到達した。 本発明は、導電性支持体上に顔料と絶縁性樹脂
を含有する誘電体層を有する、記録画像形成のた
めの静電荷を多針電極からの放電で印加する静電
記録方式用の静電記録体の製造方法であり、該絶
縁性樹脂として、摩擦処理材で摩擦した場合に正
に帯電する樹脂と、負に帯電する樹脂とを少なく
とも各1種づつ使用し、かつ摩擦処理材で誘電体
層を摩擦することにより、誘電体層表面に予め記
録のための印加電荷とは反対極性の静電荷を形成
することを特徴とする静電記録体の製造方法であ
る。 (作用) 本発明において誘電体層表面を摩擦するための
処理材としては、ポリエチレン樹脂、プリプロピ
レン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリメチルメタクリレ
ート樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フエノール
樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、イミド樹脂等
があり、これらの中でも処理材としての加工の容
易さ、耐摩耗性、摩擦した際の静電荷の発生し易
さ、誘電体層上に分布する静電荷の径のコントロ
ールの容易さ等から、ポリスチレン樹脂、スチレ
ン−アクリル酸誘導体あるいはスチレン−メタク
リル酸誘導体の共重合体樹脂、ポリメチルメタク
リレート樹脂等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、
メラミン樹脂、尿素メラミン樹脂、ベンゾグアナ
ミン樹脂等の熱硬化性樹脂等が好ましく用いられ
る。 これらの処理材は単体あるいは混合体で使用さ
れる。 次に、本発明において、静電記録体の誘電体層
を構成する絶縁性樹脂で、摩擦処理材で摩擦した
場合に正に帯電する樹脂と負に帯電する樹脂とい
うのは、摩擦処理材及び誘電体層に用いる顔料と
の関連において正極性となつたり負極性にも変化
するものである。 但し、絶縁性樹脂の帯電極性は、顔料と樹脂の
配合割合によつては変化することはない。 例えば摩擦処理材がポリメチルメタクリレート
樹脂で、顔料が炭酸カルシウムの場合、正に帯電
する絶縁性樹脂にはメチルメタクリレート−エチ
ルアクリレート共重合体等があり、負に帯電する
絶縁性樹脂にはポリメチルメタクリレート、ポリ
ブチルメタクリレート、スチレン−メチルメタク
リレート共重合体、ポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール等がある。 また摩擦処理材がポリメチルメタクリレート樹
脂で、顔料が焼成クレーの場合、正に帯電する絶
縁性樹脂にはポリメチルメタクリレート、メチル
メタクリレート−エチルアクリレート共重合体、
ポリブチルメタクリレート等があり、負に帯電す
る絶縁性樹脂にはスチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ
ビニルブチラール等がある。 更に摩擦処理材がポリメチルメタクリレート樹
脂で、顔料がシリカの場合はポリメチルメタクリ
レート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート共重合体、ポリブチルメタクリレート、ス
チレン−メチルメタクリレート共重合体、ポリエ
ステル、ポリスチレン、ポリビニルブチラール等
は負に帯電する絶縁性樹脂となる。 次に摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
炭酸カルシウムの場合、正に帯電する絶縁性樹脂
にはメチルメタクリレート−エチルアクリレート
共重合体、ポリブチルメタクリレート、スチレン
−メチルメタクリレート共重合体、ポリエステ
ル、ポリスチレン等があり、負の帯電する絶縁性
樹脂にはポリビニルブチラール等がある。 また摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
焼成クレーの場合、正に帯電する絶縁性樹脂には
メチルメタクリレート−エチルアクリレート共重
合体、ポリブチルメタクリレート、スチレン−メ
チルメタクリレート共重合体、ポリエステル等が
あり、負に帯電する絶縁性樹脂にはポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール等がある。 更に摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
シリカの場合、正に帯電する絶縁性樹脂にはポリ
メチルメタクリレート、メチルメタクリレート−
エチルアクリレート共重合体、スチレン−メチル
メタクリレート共重合体、ポリエステル等があ
り、負に帯電する絶縁性樹脂にはポリブチルメタ
クリレート、ポリスチレン、ポリビニルブチラー
ル等がある。 而して本発明は誘電体層に顔料と、該顔料と混
合された場合の摩擦帯電極性の異なる樹脂を少な
くとも各一種類混合使用し、かつ誘電体層表面に
予め記録のための印加電荷とは反対極性の静電荷
を、摩擦処理材と該誘電体層表面の摩擦で形成す
ることにより優れた細線抜け、異常電改良効果を
得るものであるが、記録用印加電荷と同極性の静
電荷を誘電体層上に予め形成すると、記録用印加
電荷と反対極性の現像剤を使用する場合に誘電体
層の樹脂組成によらず記録画像にカブリと呼ばれ
る汚れが生じ、また細線抜け改良効果も得られな
い。従つて本発明においては、記録用印加電荷と
反対極性の静電荷が摩擦により形成されるように
樹脂の混合割合を調整する必要がある。つまり記
録用印加電荷が負極性である場合、摩擦により予
め誘電体層上に正電荷が形成されるように樹脂を
配合する。 上記の樹脂の中で例えば摩擦処理材がポリメチ
ルメタクリレート樹脂製のものを使用する場合に
は、誘電体層に含有される顔料として炭酸カルシ
ウム、絶縁性樹脂としてメチルメタクリレート−
エチルアクリレート共重合体とポリブチルメタク
リレートの混合物、また摩擦処理材がポリスチレ
ン樹脂製のものを使用する場合には、誘電体層に
含有される顔料としてシリカ、絶縁性樹脂として
ポリエステルとポリビニルブチラールの混合物の
ような組み合わせが考えられる。 次に摩擦による帯電状態は、処理材の組成、摩
擦圧の強さ、処理回数、摩擦スピード等によつて
調整することが出来る。摩擦処理は、処理材を通
常ロール状または板状等の成形体とし、あるいは
シート状支持体に塗布しロール状のものに巻きつ
けて通常走行する静電記録体の誘電体層表面に処
理物質を押し当てることにより処理を行い、その
時期は、静電記録体の誘電体層形成後の製造工
程、仕上げ工程、さらに静電記録装置に内蔵した
処理材によつても、いずれの工程で行つても良
い。処理材がロール状の場合は、回転させながら
摩擦処理を行うと誘電体層表面の傷の発生を防止
することが出来る。 なお誘電体層上に形成された静電荷は電子顕微
鏡で観察することが出来る。つまり、加速電圧を
2キロボルト程度にして2次電子像を観察すると
正極性の静電荷は黒く表現され、負極性の静電荷
は白く表現される。本発明により予め形成される
記録画像のための静電荷と反対極性の静電荷は島
状に分布しており、各電荷の大きさは、1μ〜
300μの範囲内にあつてほぼ均一である。かかる
記録体は、静電記録装置による1ドツトの細線記
録で、細線抜け、異常放電の無い鮮明な画像が得
られる。本発明においては摩擦処理条件により帯
電状態を調整することができるが、静電荷の径が
小さ過ぎると細線抜け改良の効果が不充分で、大
き過ぎると異常放電が減少しないため各島状電荷
の最大径が1μ〜300μ、より好ましくは静電記録
装置の各針電極の直径よりやや小さい程度に調節
するのがよい。 これに対し摩擦で発生する電荷の極性が単一の
絶縁性樹脂のみからなる記録体では、誘電体層上
に予め形成した記録画像のための静電荷と反対極
性の静電荷は網状か島状に分布しているが、島状
に分布している場合でも各電荷の大きさは不規則
で、1ドツトの細線を記録すると、摩擦処理を全
く行わない記録体と比べて細線抜けは改良される
ものの、異常放電は摩擦処理を全く行わない記録
体と比べても大幅に増加してしまう。 而して本発明の静電記録体によると細線抜けや
異常放電が生じないで、優れた記録が得られる理
由については必ずしも明らかではないが、誘電体
層が摩擦処理材によつて摩擦した場合に正に帯電
する樹脂と負に帯電する樹脂を含有しているた
め、摩擦によつて生じる静電荷の大きさ、強さ及
び分布状態が適度に調節することが出来、その結
果、潜像形成時における放電開始電圧の低下が起
り、より確実な放電が発生することになるのでは
ないかと推測される。 尚、静電記録体を構成する導電性支持体として
は、塩化ナトリウムのような無機塩、ポリビニル
ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド等の
カチオン性高分子電解質、又はアニオン性高分子
電解質、界面活性剤、あるいは酸化亜鉛、導電性
処理をした酸化亜鉛等の金属酸化物半導体粉を含
浸ないしは塗布し、表面抵抗を105〜1011Ωとなし
た紙、プラスチツクフイルム、布等が使用され
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を記載するが、本発明は
これらの実施例のみに限定されるものではない。
また特に断らない限り例中の部及び%は、それぞ
れ重量部及び重量%を示す。 実施例 1 記録体の調製:秤量53g/m2の上質紙の表面にカ
チオン系高分子電解質(商品名:ケミスタ
ツト6300、三洋化成社製)を絶乾重量3
g/m2、裏面に2g/m2となるように塗布
し導電性支持体を得た。この導電性支持体
上に下記組成よりなる誘電体層塗料を、乾
燥重量が5g/m2となるように塗布乾燥し
静電記録体を得た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム 50部 メチルメタクリレート−エチルアクリレート共
重合体樹脂(共重合比1:1) 25部 ポリブチルメタクリレート樹脂 25部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリメチルメタクリレート樹脂製ロール(摩擦
処理材)で静電記録体の誘電体層表面を20回摩擦
し、表面電位計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、その表面を直径100mmのポリメチルメタク
リレート樹脂製ロール(摩擦処理材)の自重(2
Kg)を利用して(圧力260g/cm2、接触幅3mm)
10m/分の速度で摩擦処理して静電荷を形成し
た。 記録試験方法 松下電送(株)製CADシステム用静電プロツター
EP−101A1(針電極により負極性の静電荷を印加
し潜像を形成する。)で1ドツトの細線の記録を
行い、50cmの細線中の細線抜け、異常放電の数を
それぞれ計測した。 比較例 1 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例1と同様にして記録体を得
た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム粉末 50部 メチルメタクリレート−エチルアクリレート共
重合体樹脂(共重合比1:1) 50部 この記録体につき実施例1と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 2 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例1と同様にして記録体を得
た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム粉末 50部 ポリブチルメタクリレート樹脂 50部 この記録体につき実施例1と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 3 実施例1において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 実施例 2 記録体の調製:下記組成の誘電体層塗料を乾燥
重量4g/m2塗布した以外は実施例1と同
様にして記録体を得た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリメチルメタクリレート樹脂 60部 ポリブチルメタクリレート樹脂 20部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリスチレン樹脂製ロール(摩擦処理材)で静
電記録体の誘電体層表面を20回摩擦し、表面電位
計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、表面を直径100mmのポリスチレン樹脂製ロ
ール(摩擦処理材)の自重(2Kg)を利用して
(圧力260g/cm2、接触幅3mm)10m/分の速度で
摩擦処理して静電荷を形成した。 記録試験方法 実施例1と同様。 比較例 4 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例2と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリメチルメタクリレート樹脂 80部 この記録体につき実施例2と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 5 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例2と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリブチルメタクリレート樹脂 80部 この記録体につき実施例2と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 6 実施例2において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 実施例 3 記録体の調製:下記組成の誘電体層塗料を乾燥重
量4g/m2塗布した以外は実施例1と同様
にして記録体を得た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリビニルブチラール樹脂 40部 ポリエステル樹脂 30部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリスチレン樹脂製ロール(摩擦処理材)で静
電記録体の誘電体層表面を20回摩擦し、表面電位
計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、その表面を直径100mmのポリスチレン樹脂
製ロール(摩擦処理材)の自重(2Kg)を利用し
て(圧力260g/cm2、接触幅3mm)10m/分の速
度で摩擦処理して電荷を形成した。 記録試験方法 実施例1と同様。 比較例 7 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例3と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリエステル樹脂 70部 この記録体につき実施例3と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 8 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例3と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリビニルブチラール樹脂 70部 この記録体につき実施例3と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 9 実施例3において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 以上の結果を第1表に示す。
録用静電フアクシミリ、静電プリンター、静電プ
ロツター等に適する静電記録体に関するものであ
る。 (従来技術) 通信技術の進歩に付随して高速度の記録と高画
像品位を同時に満たす記録方法として静電記録方
式が広く用いられており、その例として光通信や
コンピユーターの出力用機器としてのフアクシミ
リ、プリンターを挙げることが出来る。特に近年
ではコンピユーターを用い設計・製図を行う
CADシステム等図面の出力用として高密度記録
が可能な静電プリンター、静電プロツターが好ん
で用いられている。 静電記録方法において最も多用されている多針
電極型記録方法には、片面制御型と両面制御型が
あるが、いずれの場合も主に文章の記録を目的と
する200ドツト/インチ程度の記録密度では各針
電極の面積が充分あるためか、その放電の発生そ
のものには特に問題がなかつた。ところが、従来
の静電記録体を使用して主に図面の記録を目的と
する400ドツト/インチ程度の高密度記録を行う
と、細線を描いた場合に正常な放電が起こらず現
像後に記録されない部分が現れる所謂細線抜け現
像が発生したり、逆に場所によつては放電が各針
電極の面積の10倍以上にも達し、現像後の細線中
に異常な膨らみを持つた点が現れる所謂異常放電
が発生し、良好な記録が得られない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は400ドツト/インチのような高密度記
録において、細線抜けや異常放電の起こらない静
電記録体の製造方法を提供すること目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、前記の問題点は記録体の構成面
のみの検討では改良程度に限界があることから、
誘電体層表面への放電、帯電状況について更に研
究を行つた。因に従来から静電記録体の誘電体層
表面は記録画像用の静電荷を印加するまでは静電
荷の存在しない誘電体層表面でなければならない
というのが、技術常識であつた。本発明は一見、
この技術常識に逆行する発想であるが、本発明者
等は記録画像形成のための静電荷を印加する前に
予め印加電荷とは反対極性の静電荷を帯電させて
おくと、異常放電の解消になりはしないかとの考
えの下に検討を進めてきた。その結果、以下の構
成から成る発明に到達した。 本発明は、導電性支持体上に顔料と絶縁性樹脂
を含有する誘電体層を有する、記録画像形成のた
めの静電荷を多針電極からの放電で印加する静電
記録方式用の静電記録体の製造方法であり、該絶
縁性樹脂として、摩擦処理材で摩擦した場合に正
に帯電する樹脂と、負に帯電する樹脂とを少なく
とも各1種づつ使用し、かつ摩擦処理材で誘電体
層を摩擦することにより、誘電体層表面に予め記
録のための印加電荷とは反対極性の静電荷を形成
することを特徴とする静電記録体の製造方法であ
る。 (作用) 本発明において誘電体層表面を摩擦するための
処理材としては、ポリエチレン樹脂、プリプロピ
レン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリメチルメタクリレ
ート樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フエノール
樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、イミド樹脂等
があり、これらの中でも処理材としての加工の容
易さ、耐摩耗性、摩擦した際の静電荷の発生し易
さ、誘電体層上に分布する静電荷の径のコントロ
ールの容易さ等から、ポリスチレン樹脂、スチレ
ン−アクリル酸誘導体あるいはスチレン−メタク
リル酸誘導体の共重合体樹脂、ポリメチルメタク
リレート樹脂等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、
メラミン樹脂、尿素メラミン樹脂、ベンゾグアナ
ミン樹脂等の熱硬化性樹脂等が好ましく用いられ
る。 これらの処理材は単体あるいは混合体で使用さ
れる。 次に、本発明において、静電記録体の誘電体層
を構成する絶縁性樹脂で、摩擦処理材で摩擦した
場合に正に帯電する樹脂と負に帯電する樹脂とい
うのは、摩擦処理材及び誘電体層に用いる顔料と
の関連において正極性となつたり負極性にも変化
するものである。 但し、絶縁性樹脂の帯電極性は、顔料と樹脂の
配合割合によつては変化することはない。 例えば摩擦処理材がポリメチルメタクリレート
樹脂で、顔料が炭酸カルシウムの場合、正に帯電
する絶縁性樹脂にはメチルメタクリレート−エチ
ルアクリレート共重合体等があり、負に帯電する
絶縁性樹脂にはポリメチルメタクリレート、ポリ
ブチルメタクリレート、スチレン−メチルメタク
リレート共重合体、ポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール等がある。 また摩擦処理材がポリメチルメタクリレート樹
脂で、顔料が焼成クレーの場合、正に帯電する絶
縁性樹脂にはポリメチルメタクリレート、メチル
メタクリレート−エチルアクリレート共重合体、
ポリブチルメタクリレート等があり、負に帯電す
る絶縁性樹脂にはスチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ
ビニルブチラール等がある。 更に摩擦処理材がポリメチルメタクリレート樹
脂で、顔料がシリカの場合はポリメチルメタクリ
レート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート共重合体、ポリブチルメタクリレート、ス
チレン−メチルメタクリレート共重合体、ポリエ
ステル、ポリスチレン、ポリビニルブチラール等
は負に帯電する絶縁性樹脂となる。 次に摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
炭酸カルシウムの場合、正に帯電する絶縁性樹脂
にはメチルメタクリレート−エチルアクリレート
共重合体、ポリブチルメタクリレート、スチレン
−メチルメタクリレート共重合体、ポリエステ
ル、ポリスチレン等があり、負の帯電する絶縁性
樹脂にはポリビニルブチラール等がある。 また摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
焼成クレーの場合、正に帯電する絶縁性樹脂には
メチルメタクリレート−エチルアクリレート共重
合体、ポリブチルメタクリレート、スチレン−メ
チルメタクリレート共重合体、ポリエステル等が
あり、負に帯電する絶縁性樹脂にはポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール等がある。 更に摩擦処理材がポリスチレン樹脂で、顔料が
シリカの場合、正に帯電する絶縁性樹脂にはポリ
メチルメタクリレート、メチルメタクリレート−
エチルアクリレート共重合体、スチレン−メチル
メタクリレート共重合体、ポリエステル等があ
り、負に帯電する絶縁性樹脂にはポリブチルメタ
クリレート、ポリスチレン、ポリビニルブチラー
ル等がある。 而して本発明は誘電体層に顔料と、該顔料と混
合された場合の摩擦帯電極性の異なる樹脂を少な
くとも各一種類混合使用し、かつ誘電体層表面に
予め記録のための印加電荷とは反対極性の静電荷
を、摩擦処理材と該誘電体層表面の摩擦で形成す
ることにより優れた細線抜け、異常電改良効果を
得るものであるが、記録用印加電荷と同極性の静
電荷を誘電体層上に予め形成すると、記録用印加
電荷と反対極性の現像剤を使用する場合に誘電体
層の樹脂組成によらず記録画像にカブリと呼ばれ
る汚れが生じ、また細線抜け改良効果も得られな
い。従つて本発明においては、記録用印加電荷と
反対極性の静電荷が摩擦により形成されるように
樹脂の混合割合を調整する必要がある。つまり記
録用印加電荷が負極性である場合、摩擦により予
め誘電体層上に正電荷が形成されるように樹脂を
配合する。 上記の樹脂の中で例えば摩擦処理材がポリメチ
ルメタクリレート樹脂製のものを使用する場合に
は、誘電体層に含有される顔料として炭酸カルシ
ウム、絶縁性樹脂としてメチルメタクリレート−
エチルアクリレート共重合体とポリブチルメタク
リレートの混合物、また摩擦処理材がポリスチレ
ン樹脂製のものを使用する場合には、誘電体層に
含有される顔料としてシリカ、絶縁性樹脂として
ポリエステルとポリビニルブチラールの混合物の
ような組み合わせが考えられる。 次に摩擦による帯電状態は、処理材の組成、摩
擦圧の強さ、処理回数、摩擦スピード等によつて
調整することが出来る。摩擦処理は、処理材を通
常ロール状または板状等の成形体とし、あるいは
シート状支持体に塗布しロール状のものに巻きつ
けて通常走行する静電記録体の誘電体層表面に処
理物質を押し当てることにより処理を行い、その
時期は、静電記録体の誘電体層形成後の製造工
程、仕上げ工程、さらに静電記録装置に内蔵した
処理材によつても、いずれの工程で行つても良
い。処理材がロール状の場合は、回転させながら
摩擦処理を行うと誘電体層表面の傷の発生を防止
することが出来る。 なお誘電体層上に形成された静電荷は電子顕微
鏡で観察することが出来る。つまり、加速電圧を
2キロボルト程度にして2次電子像を観察すると
正極性の静電荷は黒く表現され、負極性の静電荷
は白く表現される。本発明により予め形成される
記録画像のための静電荷と反対極性の静電荷は島
状に分布しており、各電荷の大きさは、1μ〜
300μの範囲内にあつてほぼ均一である。かかる
記録体は、静電記録装置による1ドツトの細線記
録で、細線抜け、異常放電の無い鮮明な画像が得
られる。本発明においては摩擦処理条件により帯
電状態を調整することができるが、静電荷の径が
小さ過ぎると細線抜け改良の効果が不充分で、大
き過ぎると異常放電が減少しないため各島状電荷
の最大径が1μ〜300μ、より好ましくは静電記録
装置の各針電極の直径よりやや小さい程度に調節
するのがよい。 これに対し摩擦で発生する電荷の極性が単一の
絶縁性樹脂のみからなる記録体では、誘電体層上
に予め形成した記録画像のための静電荷と反対極
性の静電荷は網状か島状に分布しているが、島状
に分布している場合でも各電荷の大きさは不規則
で、1ドツトの細線を記録すると、摩擦処理を全
く行わない記録体と比べて細線抜けは改良される
ものの、異常放電は摩擦処理を全く行わない記録
体と比べても大幅に増加してしまう。 而して本発明の静電記録体によると細線抜けや
異常放電が生じないで、優れた記録が得られる理
由については必ずしも明らかではないが、誘電体
層が摩擦処理材によつて摩擦した場合に正に帯電
する樹脂と負に帯電する樹脂を含有しているた
め、摩擦によつて生じる静電荷の大きさ、強さ及
び分布状態が適度に調節することが出来、その結
果、潜像形成時における放電開始電圧の低下が起
り、より確実な放電が発生することになるのでは
ないかと推測される。 尚、静電記録体を構成する導電性支持体として
は、塩化ナトリウムのような無機塩、ポリビニル
ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド等の
カチオン性高分子電解質、又はアニオン性高分子
電解質、界面活性剤、あるいは酸化亜鉛、導電性
処理をした酸化亜鉛等の金属酸化物半導体粉を含
浸ないしは塗布し、表面抵抗を105〜1011Ωとなし
た紙、プラスチツクフイルム、布等が使用され
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を記載するが、本発明は
これらの実施例のみに限定されるものではない。
また特に断らない限り例中の部及び%は、それぞ
れ重量部及び重量%を示す。 実施例 1 記録体の調製:秤量53g/m2の上質紙の表面にカ
チオン系高分子電解質(商品名:ケミスタ
ツト6300、三洋化成社製)を絶乾重量3
g/m2、裏面に2g/m2となるように塗布
し導電性支持体を得た。この導電性支持体
上に下記組成よりなる誘電体層塗料を、乾
燥重量が5g/m2となるように塗布乾燥し
静電記録体を得た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム 50部 メチルメタクリレート−エチルアクリレート共
重合体樹脂(共重合比1:1) 25部 ポリブチルメタクリレート樹脂 25部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリメチルメタクリレート樹脂製ロール(摩擦
処理材)で静電記録体の誘電体層表面を20回摩擦
し、表面電位計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、その表面を直径100mmのポリメチルメタク
リレート樹脂製ロール(摩擦処理材)の自重(2
Kg)を利用して(圧力260g/cm2、接触幅3mm)
10m/分の速度で摩擦処理して静電荷を形成し
た。 記録試験方法 松下電送(株)製CADシステム用静電プロツター
EP−101A1(針電極により負極性の静電荷を印加
し潜像を形成する。)で1ドツトの細線の記録を
行い、50cmの細線中の細線抜け、異常放電の数を
それぞれ計測した。 比較例 1 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例1と同様にして記録体を得
た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム粉末 50部 メチルメタクリレート−エチルアクリレート共
重合体樹脂(共重合比1:1) 50部 この記録体につき実施例1と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 2 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例1と同様にして記録体を得
た。 トルエン 200部 炭酸カルシウム粉末 50部 ポリブチルメタクリレート樹脂 50部 この記録体につき実施例1と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 3 実施例1において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 実施例 2 記録体の調製:下記組成の誘電体層塗料を乾燥
重量4g/m2塗布した以外は実施例1と同
様にして記録体を得た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリメチルメタクリレート樹脂 60部 ポリブチルメタクリレート樹脂 20部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリスチレン樹脂製ロール(摩擦処理材)で静
電記録体の誘電体層表面を20回摩擦し、表面電位
計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、表面を直径100mmのポリスチレン樹脂製ロ
ール(摩擦処理材)の自重(2Kg)を利用して
(圧力260g/cm2、接触幅3mm)10m/分の速度で
摩擦処理して静電荷を形成した。 記録試験方法 実施例1と同様。 比較例 4 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例2と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリメチルメタクリレート樹脂 80部 この記録体につき実施例2と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 5 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例2と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 シリカ粉末 20部 ポリブチルメタクリレート樹脂 80部 この記録体につき実施例2と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 6 実施例2において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 実施例 3 記録体の調製:下記組成の誘電体層塗料を乾燥重
量4g/m2塗布した以外は実施例1と同様
にして記録体を得た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリビニルブチラール樹脂 40部 ポリエステル樹脂 30部 この記録体につき帯電極性試験、及び摩擦によ
り誘電体層表面へ静電荷を形成後に記録試験を行
つた。 帯電極性試験 ポリスチレン樹脂製ロール(摩擦処理材)で静
電記録体の誘電体層表面を20回摩擦し、表面電位
計で電位の極性を調べた。 誘電体層表面への静電荷の形成 ガラス板上に静電記録体を誘電体層を上にして
置き、その表面を直径100mmのポリスチレン樹脂
製ロール(摩擦処理材)の自重(2Kg)を利用し
て(圧力260g/cm2、接触幅3mm)10m/分の速
度で摩擦処理して電荷を形成した。 記録試験方法 実施例1と同様。 比較例 7 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例3と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリエステル樹脂 70部 この記録体につき実施例3と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 8 記録体の調製:誘電体層塗料の組成を下記とした
以外は実施例3と同様にして記録体を得
た。 メチルエチルケトン 200部 焼成クレー粉末 30部 ポリビニルブチラール樹脂 70部 この記録体につき実施例3と同様に帯電極性試
験、及び摩擦により誘電体層表面へ静電荷を形成
後に記録試験を行つた。 比較例 9 実施例3において、記録体の誘電体層表面へ摩
擦により静電荷を形成しなかつた以外は同様に記
録試験を行つた。 以上の結果を第1表に示す。
【表】
【表】
本発明にかかる実施例1〜3では細線抜けも異
常放電も殆どない記録が得られた。 これに対し顔料と正に帯電する樹脂のみからな
る誘電体層を有する記録体(比較例1,4,7)
では、摩擦処理を行つても異常放電が著しく、ま
た負に帯電する樹脂のみからなる誘電体層を有す
る記録体(比較例2,5,8)では、摩擦処理を
行つても細線抜けが多く、カブリ汚レ(余白部分
が全面に薄く発色する汚れ)が発生した。更に正
に帯電する樹脂と負に帯電する樹脂を混合使用し
ても、摩擦により静電荷を形成しない記録体では
(比較例3,6,9)細線抜け、異常放電が多く、
いずれも記録適性不良であつた。 (効果) 本発明の静電記録体は、400ドツト/インチの
ような高密度静電記録の場合でも、細線抜けや異
常放電の起こらない鮮明な記録画像を得ることが
出来る優れた静電記録体であつた。
常放電も殆どない記録が得られた。 これに対し顔料と正に帯電する樹脂のみからな
る誘電体層を有する記録体(比較例1,4,7)
では、摩擦処理を行つても異常放電が著しく、ま
た負に帯電する樹脂のみからなる誘電体層を有す
る記録体(比較例2,5,8)では、摩擦処理を
行つても細線抜けが多く、カブリ汚レ(余白部分
が全面に薄く発色する汚れ)が発生した。更に正
に帯電する樹脂と負に帯電する樹脂を混合使用し
ても、摩擦により静電荷を形成しない記録体では
(比較例3,6,9)細線抜け、異常放電が多く、
いずれも記録適性不良であつた。 (効果) 本発明の静電記録体は、400ドツト/インチの
ような高密度静電記録の場合でも、細線抜けや異
常放電の起こらない鮮明な記録画像を得ることが
出来る優れた静電記録体であつた。
Claims (1)
- 1 導電性支持体上に顔料と絶縁性樹脂を含有す
る誘電体層を有する、記録画像形成のための静電
荷を多針電極からの放電で印加する静電記録方式
用の静電記録体の製造方法であり、該絶縁性樹脂
として、摩擦処理材で摩擦した場合に正に帯電す
る樹脂と、負に帯電する樹脂とを少なくとも各1
種づつ使用し、かつ摩擦処理材で誘電体層を摩擦
することにより、誘電体層表面に予め記録のため
の印加電荷とは反対極性の静電荷を形成すること
を特徴とする静電記録体の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081687A JPS63243944A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 静電記録体の製造方法 |
| DE3751221T DE3751221T2 (de) | 1986-11-29 | 1987-11-27 | Elektrostatische Aufzeichnungsmethode. |
| EP87117599A EP0270032B1 (en) | 1986-11-29 | 1987-11-27 | Electrostatic recording method |
| US07/399,441 US4944959A (en) | 1986-11-29 | 1989-08-28 | Process for electrostatic recording comprising charging dielectric sheet to polarity opposite of imaging charge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081687A JPS63243944A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 静電記録体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243944A JPS63243944A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH055347B2 true JPH055347B2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13728977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8081687A Granted JPS63243944A (ja) | 1986-11-29 | 1987-03-30 | 静電記録体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63243944A (ja) |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP8081687A patent/JPS63243944A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63243944A (ja) | 1988-10-11 |
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