JPH0553594A - エンジン模擬音発生装置 - Google Patents

エンジン模擬音発生装置

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JPH0553594A
JPH0553594A JP23717191A JP23717191A JPH0553594A JP H0553594 A JPH0553594 A JP H0553594A JP 23717191 A JP23717191 A JP 23717191A JP 23717191 A JP23717191 A JP 23717191A JP H0553594 A JPH0553594 A JP H0553594A
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JP
Japan
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engine
sound
rpm
simulated
speed
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JP23717191A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Abe
智行 阿部
Nobuhisa Okamoto
宜久 岡本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音量の大小にかかわらず、常に忠実なエンジ
ン模擬音を発生させることのできるエンジン模擬音発生
装置を提供する。 【構成】 ROM21内には、予め録音された実車両の
エンジン音データが複数のエンジン回転状態について用
意されており、ループアドレスコントロール10は、エ
ンジン1のRPMに対応するエンジン音データをラッチ
回路22に読み出す。読み出されたデータは、DAコン
バータ23、低域フィルタ24を介してイコライザ25
に与えられ、アンプ26で増幅されてスピーカ3から出
力される。ボリュームデータメモリ33内には、各RP
Mに対応する音量データが用意されており、アンプ・ゲ
インコントロール32は、エンジン1のRPMに対応す
る音量データをボリュームデータメモリ33から検索
し、この音量データに応じた増幅率をアンプ26に与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実車両または模擬車両
のエンジン回転状態に応じてエンジン模擬音を発生させ
るエンジン模擬音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車両の走行に伴って発生するエン
ジン音をできるだけ低減させるような方向の設計がなさ
れるが、その一方では、エンジン音は車両の走行状態を
示すひとつの情報として重要な意味をもつ。このため、
逆にエンジン音を強調することにより、通常の運転では
得られない走行感覚を演出するような試みもなされてい
る。エンジン音を強調すれば、実際の車速以上のスピー
ド感を味わうことが可能になるし、エンジン状態をより
詳しく知ることもできるようになる。また、ドライビン
グシミュレータや、展示用の模擬車両などでは、模擬走
行状態を実現するためにエンジン音を発生させる必要が
生じる。
【0003】このような要求を満足させるために、エン
ジンの模擬音を発生させる装置が従来から用いられてい
る。たとえば、特開昭59−223496号公報には、
ラジコンカーについてのエンジン模擬音発生装置が開示
されている。このような従来のエンジン模擬音発生装置
では、一般に、複数の正弦波ジェネレータおよび狭帯域
ノイズジェネレータが設けられ、これらをコンピュータ
により制御してエンジン模擬音が発生される。
【0004】ところが、実際のエンジン音に含まれる波
形を、正弦波だけの合成で実現することは困難であり、
また、この波形はエンジン回転数によって異なるため、
上述の装置では、リアリティのある模擬音を発生させる
ことが困難であるという問題があった。そこで、特願平
2−277297号明細書には、よりリアリティのある
模擬音を発生させることができる新規なエンジン模擬音
発生装置が提案されている。この装置では、エンジン回
転数ごとに異なる複数の波形がデータとして用意され
る。これらの波形は、実際のエンジン音を録音したもの
であり、これらの波形をエンジン回転数に応じて選択的
に用いることにより、リアリティのある模擬音を発生さ
せることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、エンジン模擬
音の音量は、エンジン回転数に応じて変化する。したが
って、特願平2−277297号明細書に開示されてい
る装置において、エンジン回転数ごとに異なる複数の波
形をデジタルデータとして用意した場合、音量の小さな
部分では分解能が減少し、忠実な波形再現ができなくな
るという問題が生じる。たとえば、フルレンジで8ビッ
トの分解能を与えて各波形をデジタルデータとして記録
した場合、たとえば、エンジン回転数4000RPMに
対応する大音量の波形については、8ビットの分解能が
得られるが、エンジン回転数800RPMに対応する小
音量の波形については、6ビットあるいは5ビットの分
解能しか得られないというような状態となる。したがっ
て、音量の小さな領域での音質が低下することになる。
【0006】そこで本発明は、音量の大小にかかわら
ず、常に忠実なエンジン模擬音を発生させることのでき
るエンジン模擬音発生装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、実車両または
模擬車両のエンジン回転状態に応じてエンジン模擬音を
発生させるエンジン模擬音発生装置において、予め録音
された実車両のエンジン音データを複数のエンジン回転
状態について記憶している記憶手段と、実車両または模
擬車両のエンジン回転数およびエンジントルクを検出す
る検出手段と、この検出手段により検出されたエンジン
回転数に近いエンジン回転数で録音されたエンジン音デ
ータを記憶手段から読み出す読出手段と、この読出手段
により読み出されるエンジン音データのエンジン回転数
と検出手段により検出されたエンジン回転数との差に応
じて、読出手段によるエンジン音データ読出速度を変化
させる読出速度変更手段と、検出手段により検出された
エンジントルクに応じて、読出手段により読み出された
エンジン音データを加工し、音声信号として出力する加
工手段と、この加工手段から出力された音声信号を増幅
する増幅手段と、検出手段により検出されたエンジン回
転数に基づいて、増幅手段の増幅率を制御する増幅率制
御手段と、増幅手段から出力された音声信号をエンジン
模擬音として再生する再生手段と、を設けるようにした
ものである。
【0008】
【作 用】記憶手段内には、予め録音された実車両のエ
ンジン音データが用意されている。しかも、このエンジ
ン音データは、エンジン回転数に応じて複数組用意され
る。読出手段は、模擬音を発生させようとする回転数に
近いデータを選択し、これを読み出す。このとき、読出
速度を調節することにより、所望の回転数に合致した周
波数のエンジン音データが得られる。読み出したエンジ
ン音データは、エンジントルクに応じた加工が施された
後、音声信号として出力される。本発明の特徴は、この
音声信号を増幅手段で増幅した後、再生手段に与えるよ
うにした点にある。増幅手段の増幅率は、模擬音を発生
させようとするエンジン回転数に応じて決定される。こ
のように増幅手段を設けるようにしたため、記憶手段内
に用意するエンジン音データには、予め音量の情報をも
たせておく必要がなくなる。したがって、大きな音で再
生されるエンジン音データも、小さな音で再生されるエ
ンジン音データも、いずれもフルレンジで記憶させてお
くことができる。こうして、音量の大小にかかわらず、
常に忠実なエンジン模擬音を発生させることができるよ
うになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。
【0010】1. 第1の実施例 図1は本発明の第1の実施例に係るエンジン模擬音発生
装置の基本構成を示すブロック図である。この実施例
は、実車両に本発明を適用したものであり、実車両のエ
ンジン1から得られるエンジンパルス信号と、アクセル
2から得られるアクセル開度信号と、に基づいてエンジ
ン模擬音を発生し、これをスピーカ3から鳴動させるも
のである。すなわち、エンジン1から得られるエンジン
パルス信号は、FV/ADコンバータ4に与えられ、信
号の周波数Fが電圧Vに変換された後、この電圧Vがエ
ンジン回転数を示すデジタル値RPMに変換される。一
方、アクセル2から得られるアクセル開度信号は、AD
コンバータ5に与えられ、アクセル開度を示すデジタル
値に変換される。以下に述べる各構成要素は、こうして
デジタル化されたエンジン回転数およびアクセル開度に
基づいて、これに対応するエンジン模擬音を発生する処
理を行う。
【0011】なお、本発明は、このような実車両に適用
するだけでなく、シミュレータや展示用の模擬車両など
にも適用することができる。その場合には、エンジン1
やアクセル2の代わりに、シミュレーション用のコンピ
ュータから直接エンジン回転数およびアクセル開度に対
応するデジタルデータを生成し、これをそのまま用いる
ようにすればよい。この場合、FV/ADコンバータ4
およびADコンバータ5は不要になる。本明細書では、
説明の便宜上、実車両に適用したいくつかの実施例を述
べることにするが、これらの実施例は、シミュレータや
展示用の模擬車両などにも転用できるものである。
【0012】このエンジン模擬音発生装置の主要部の構
成は次のとおりである。まず、FV/ADコンバータ4
で変換されたエンジン回転数RPMは、ループアドレス
コントロール10およびクロックコントロール11に与
えられる。これらは、ROM21に記憶された波形デー
タを読み出す処理を行う。ROM21から読み出された
波形データは、ラッチ回路22に取り込まれ、DAコン
バータ23によって音声信号に変換される。この音声信
号は、低域フィルタ24を通ることにより高周波成分が
カットされ、イコライザ25によってイコライズされ、
アンプ26によって増幅されてスピーカ3に与えられ
る。イコライザ25のゲインはイコライザ・ゲインコン
トロール31によって決定され、アンプ26のゲインは
アンプ・ゲインコントロール32によって決定される。
イコライザ・ゲインコントロール31は、FV/ADコ
ンバータ4から与えられるエンジン回転数RPMとAD
コンバータ5から与えられるアクセル開度とによって、
イコライザ25のゲイン決定を行う。また、アンプ・ゲ
インコントロール32は、FV/ADコンバータ4から
与えられるエンジン回転数RPMに基づいて、ボリュー
ムデータメモリ33を参照し、アンプ26のゲイン決定
を行う。
【0013】以上、この装置の基本構成要素を説明した
が、続いてこの装置の動作を説明する。はじめに、RO
M21に記憶されている波形データについて説明してお
く。この波形データは複数のエンジン回転数についての
エンジン音のデータである。ここでは、1000RP
M,2000RPM,3000RPM,4000RP
M,5000RPMの5とおりのエンジン回転数代表値
についての波形データが記憶されているものとして説明
を続ける(実際には、より多くの代表値について、より
多くの波形データを記憶しておくのが好ましい)。各波
形データは、実車両のエンジン1を実際に回転させたと
きに録音したエンジン音のデータである。たとえば、1
000RPMについての波形データは、エンジン1を1
000RPMで回転させたときに得られたエンジン音の
波形データである。いずれの波形データも、所定のサン
プリング時間分だけ録音される。なお、後述するよう
に、各波形データはアンプ26で増幅された後にスピー
カ3に与えられるので、このROM21内の波形データ
は音量を考慮する必要はない。別言すれば、いずれの波
形データも、フルレンジ(たとえば8ビットの分解能)
で記録しておくことができる。
【0014】いま、たとえば、エンジン1が1260R
PMで回転している場合の動作について説明することに
する。この場合、最終的にはスピーカ3から、1260
RPMで回転しているエンジンの模擬音が呈示されねば
ならない。FV/ADコンバータ4は、エンジン回転数
として、この1260RPMを示すデータを出力する
が、ループアドレスコントロール10に対してはその上
位ビットを、クロックコントロール11に対してはその
下位ビットを出力するようにする。より具体的には、1
260RPMのうち、大まかな1000RPMなる情報
をループアドレスコントロール10に与え、残りの細か
な260RPMなる情報をクロックコントロール11に
与える。ループアドレスコントロール10は、この大ま
かな情報に基づいて、ROM21に記憶されている5つ
の波形データのうち、1000RPMについての波形デ
ータを読み出す。このときの読出速度は、クロックコン
トロール11によって制御される。すなわち、クロック
コントロール11は、細かな260RPMなる情報に応
じ、1000RPMよりも若干速い速度で読み出しを行
うよう制御する。別言すれば、ROM21から読み出さ
れた波形データが、ちょうど1260RPMに対応する
周波数となるように、読出速度を制御する。FV/AD
コンバータ4が出力するエンジン回転数が、たとえば1
750RPMであった場合、ROM21内から選択され
る波形データは、同じく1000RPMについての波形
データであるが、この場合の読出速度は更に速くなるた
め、ROM21から読み出された波形データは、ちょう
ど1750RPMに対応する周波数となる。
【0015】こうして読み出された波形データは、ラッ
チ回路22によってラッチされた後、DAコンバータ2
3によってアナログ信号に変換され、音声信号として出
力される。この音声信号は低域フィルタ24を通過する
ことによりノイズとなる高周波成分が除去され、イコラ
イザ25によりイコライズされる。ここでイコライズ処
理を施すのは、次のような理由による。すなわち、一般
にエンジン音は、エンジントルクによっても変化し、ト
ルクが大きくなると、低周波成分のゲインが大きくなる
性質をもっている。そこで、イコライザ25は、エンジ
ントルクの大きさに応じて、低周波成分ゲインを増大さ
せる処理を行う。エンジントルクの大きさは、イコライ
ザ・ゲインコントロール31によって与えられる。前述
のように、イコライザ・ゲインコントロール31には、
ADコンバータ5からアクセル開度の情報が与えられ、
FV/ADコンバータ4からエンジン回転数RPMの情
報が与えられる。イコライザ・ゲインコントロール31
は、これらの情報からエンジントルクの大きさを求め、
イコライザ25にこれを与えるのである。
【0016】イコライズされた音声信号は、アンプ26
によって増幅され、スピーカ3へ出力される。アンプ・
ゲインコントロール32は、次のようにしてアンプ26
のゲインを決定する。まず、FV/ADコンバータ4か
らエンジン回転数RPMを入力し、このエンジン回転数
RPMによってボリュームデータメモリ33を検索す
る。ボリュームデータメモリ33内には、エンジン回転
数RPMに対応したエンジン音量値を示すテーブルが記
憶されている。このテーブルは、実際にエンジン1を用
いて、回転数と音量値との関係を調べることによって得
ることができる。こうして、エンジン回転数RPMに対
応した音量値が検索されたら、この音量値に応じた増幅
率を決定し、これをアンプ26に与える。こうして、ア
ンプ26から出力される音声信号は、エンジン回転数R
PMに適合した音量をもったものに調整されることにな
る。前述したように、このアンプ26による音量調整機
能を設けたため、ROM21内に用意する波形データ
は、音量を考慮することなく常にフルレンジのデータと
して用意しておくことができ、いずれの波形データも同
じ分解能(たとえば、8ビット)をもつことができる。
【0017】2. 第2の実施例 図2は本発明の第2の実施例に係るエンジン模擬音発生
装置の基本構成を示すブロック図である。この装置は図
1に示す第1の実施例の装置に、更に、出力判定部40
を付加したものである。この出力判定部40の機能を説
明する前に、図1に示す第1の実施例の装置の問題点を
述べておく。前述したように、ROM21内には、所定
のサンプリング時間分だけの波形データが複数組用意さ
れている。ループアドレスコントロール10は、所定の
サンプリング時間分だけの波形データの読み出しを完了
すると、続いて、次の波形データの読み出しを行う。こ
うして、ループアドレスコントロール10は、継続的に
波形データの読出作業を実行する。この様子を図3のグ
ラフに示す。この例では、波形1、波形2、波形3の順
に読み出しを行っている。ところが、時点t1および時
点t2において、波形データの読出作業を切り換えると
き、波形に位相のずれが生じ、不連続が生じる可能性が
ある。このような不連続が生じると、再生音に違和感が
生じ好ましくない。
【0018】出力判定部40は、このような波形の不連
続を解消する機能を有する。すなわち、出力判定部40
は、ROM21から読み出された波形データの値を監視
し、零点(振幅の中心となるレベル)を通過した回数を
計数してゆき、この回数が所定回数目、たとえば偶数回
目の時点でのみ、次の波形データの読出作業への切り換
えを行うよう、ループアドレスコントロール10を制御
するのである。図4は、零点を8回通過した時点で、次
の波形データの読出作業への切り換えを行うような制御
を行った結果を示すグラフである。図に丸数字で示す
〜は、波形データが零点を通過した時点を示す。零点
を8回通過した時点t3において、次の波形2の読出作
業を開始するようにすれば、波形の不連続が生じること
はない(ただし、すべての波形は、零点から同方向に立
ち上がるようにしておく)。同様に、波形2についての
読出作業は、零点を8回通過した時点t4において、次
の波形3の読出作業に切り換えられる。
【0019】以上のように、出力判定部40を追加する
だけで、違和感のない連続音の発生が可能になる。
【0020】3. 第3の実施例 図5は本発明の第3の実施例に係るエンジン模擬音発生
装置の特徴となる、新たに付加された構成要素を示すブ
ロック図である。この実施例は、本発明によるエンジン
模擬音発生装置を、全く別な用途に利用する態様を示す
ものである。すなわち、この実施例では、本発明による
エンジン模擬音発生装置を、警告音発生装置として利用
するものである。一般に、車両の走行中には、運転者に
対して種々の警告を行う必要がある。たとえば、「ガソ
リンエンプティ」、「オーバーヒート」、「半ドア」な
どの警告事項は、通常、警告ランプの点灯によって運転
者に報知している。そこで、本発明によるエンジン模擬
音発生装置を搭載している車両では、スピーカ3を利用
してこれらの警告事項の報知を行うことができれば便利
である。この第3の実施例は、このような警告事項の報
知を実現するものである。
【0021】この第3の実施例の構成は次のとおりであ
る。図5において、エンジン1およびアクセル2は、図
1または図2に示すエンジン1およびアクセル2と同一
の構成要素である。この実施例では、図1または図2に
示す実施例に、更に、警告信号選択部50、パルス発生
器51、リレー52,53が付加される。リレー52お
よび53は、それぞれ、エンジン1から与えられるエン
ジンパルス信号の経路およびアクセル2から与えられる
アクセル開度信号の経路上に挿入される。したがって、
図5の右方に示したエンジンパルスのラインはFV/A
Dコンバータ4に接続され、アクセル開度のラインはA
Dコンバータ5に接続されている。エンジン1からのエ
ンジンパルス信号は、リレー52の端子に入力され、
アクセル2からのアクセル開度信号は、リレー53の端
子に入力される。一方、リレー52の端子には、パ
ルス発生器51からのパルス信号が入力され、リレー5
3の端子には、定電圧源54からの電源が供給され
る。警告信号選択部50には、いくつかの警告信号線が
接続される。この実施例では、3本の警告信号線が接続
されており、この警告信号線を介して、「ガソリンエン
プティ」、「オーバーヒート」、「半ドア」の3つの警
告信号を入力することができる。警告信号選択部50
は、入力のあった警告信号に応じて、パルス発生器51
が発生するパルスの周波数を制御する。
【0022】続いて、この実施例の動作を説明しよう。
はじめに、警告信号選択部50の動作について説明す
る。警告信号選択部50の内部には、各警告信号に対応
して定義されたエンジン回転数を示すテーブルが用意さ
れている。ここでは、次のようなテーブルが定義されて
いるものとする。
【0023】 (警告信号) (エンジン回転数RPM) ガソリンエンプティ 10RPM オーバーヒート 20RPM 半ドア 40RPM ここで、定義されたエンジン回転数RPMの数値それ自
身には、特に意味はなく、どのような数値を定義しても
かまわない。ただし、実際の車両の通常走行時には、あ
りえないような数値を定義するようにする。たとえば、
通常走行時のエンジン回転数が、600RPM〜700
0RPMの範囲をとるような場合、ここで定義する回転
数は、600RPM以下の数値か、あるいは7000R
PM以上の数値にする必要がある。警告信号選択部50
は、特定の警告信号の入力があった場合には、このテー
ブルに基づいて、その警告信号に対応して定義されたエ
ンジン回転数RPM値をパルス発生器51に指示値とし
て与える。たとえば、燃料センサから「ガソリンエンプ
ティ」を示す警告信号が出力され、この警告信号が信号
線を通じて警告信号選択部50に与えられたとすると、
警告信号選択部50は、上記テーブルに基づいて、10
RPMなる指示値をパルス発生器51に与える。パルス
発生器51は、この指示を受け、10RPMの周波数の
パルスを発生し、これをリレー52の端子に供給す
る。
【0024】いま、何ら警告信号が発せられていない正
常な状態を考える。この場合、警告信号選択部50は、
リレー52,53に対して、入力端子の信号をそのま
ま出力するような切り換えを行うよう指示する。したが
って、リレー52はエンジン1からのエンジンパルス信
号をそのまま出力し、リレー53はアクセル2からのア
クセル開度信号をそのまま出力する。したがって、この
装置の動作は、前述した第1の実施例あるいは第2の実
施例の装置の動作と全く同じになる。ところが、「ガソ
リンエンプティ」を示す警告信号が発せられると、警告
信号選択部50はパルス発生器51に対して、10RP
Mなる指示値を与えるとともに、リレー52,53に対
して、入力端子の信号を出力するような切り換えを行
うよう指示する。したがって、リレー52はパルス発生
器51から供給される10RPMの周波数のパルスを出
力し、リレー53は定電圧源54から供給される定電圧
を出力することになる。ここで、ROM21内に、10
RPMに対応する波形データとして、たとえば「ガソリ
ンエンプティ」なる言葉に対応する音声データを用意し
ておけば、スピーカ3からは、エンジン模擬音の代わり
に、「ガソリンエンプティ」なる言葉が出力されること
になる。このとき、アクセル開度信号としての電圧値を
適当な値に設定しておけば、イコライザ25によるイコ
ライズ機能を一定に保つことができる。同様に、ROM
21内に、20RPMに対応する波形データとして、
「オーバーヒート」なる言葉に対応する音声データを用
意し、40RPMに対応する波形データとして、「半ド
ア」なる言葉に対応する音声データを用意しておけば、
各警告信号が発せられたときに、これに対応する言葉に
よる警告がスピーカ3から出力されることになる。ま
た、たとえば、ROM21内に、8000RPMに対応
する波形データとして、レッドゾーン突入を示す警告ブ
ザー音のデータを用意しておけば、エンジン1が800
0RPMになると自動的に警告ブザー音がスピーカ3か
ら出力されることになる。
【0025】このように、本発明によるエンジン模擬音
発生装置では、ROM21内の波形データに基づいてス
ピーカ3を鳴動させる機構を採っているため、エンジン
模擬音だけに限らず、任意の音をスピーカ3から出力さ
せることができ、種々の応用を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、記憶手段
内に予め録音された実車両のエンジン音データを複数組
用意し、エンジン回転数に対応するデータを読み出して
音声信号として出力し、エンジン回転数に応じた増幅率
で増幅したのち再生するようにしたため、大きな音で再
生されるエンジン音データも、小さな音で再生されるエ
ンジン音データも、いずれもフルレンジで記憶させてお
くことができるようになり、音量の大小にかかわらず、
常に忠実なエンジン模擬音を発生させることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るエンジン模擬音発
生装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るエンジン模擬音発
生装置の基本構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す装置において連続的に出力される音
声波形を示すグラフである。
【図4】図2に示す装置において連続的に出力される音
声波形を示すグラフである。
【図5】本発明の第3の実施例に係るエンジン模擬音発
生装置において、新たに付加された構成要素を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…アクセル 3…スピーカ 4…FV/ADコンバータ 5…ADコンバータ 10…ループアドレスコントロール 11…クロックコントロール 21…ROM 22…ラッチ回路 23…DAコンバータ 24…低域フィルタ 25…イコライザ 26…アンプ 31…イコライザ・ゲインコントロール 32…アンプ・ゲインコントロール 33…ボリュームデータメモリ 40…出力判定部 50…警告信号選択部 51…パルス発生器 52…リレー 53…リレー 54…定電圧源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実車両または模擬車両のエンジン回転状
    態に応じてエンジン模擬音を発生させるエンジン模擬音
    発生装置であって、 予め録音された実車両のエンジン音データを複数のエン
    ジン回転状態について記憶している記憶手段と、 実車両または模擬車両のエンジン回転数およびエンジン
    トルクを検出する検出手段と、 この検出手段により検出されたエンジン回転数に近いエ
    ンジン回転数で録音されたエンジン音データを前記記憶
    手段から読み出す読出手段と、 この読出手段により読み出されるエンジン音データのエ
    ンジン回転数と前記検出手段により検出されたエンジン
    回転数との差に応じて、前記読出手段によるエンジン音
    データ読出速度を変化させる読出速度変更手段と、 前記検出手段により検出されたエンジントルクに応じ
    て、前記読出手段により読み出されたエンジン音データ
    を加工し、音声信号として出力する加工手段と、 前記加工手段から出力された音声信号を増幅する増幅手
    段と、 前記検出手段により検出されたエンジン回転数に基づい
    て、前記増幅手段の増幅率を制御する増幅率制御手段
    と、 前記増幅手段から出力された音声信号をエンジン模擬音
    として再生する再生手段と、 を備えることを特徴とするエンジン模擬音発生装置。
JP23717191A 1991-08-23 1991-08-23 エンジン模擬音発生装置 Pending JPH0553594A (ja)

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