JPH0553728B2 - - Google Patents
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- JPH0553728B2 JPH0553728B2 JP61011638A JP1163886A JPH0553728B2 JP H0553728 B2 JPH0553728 B2 JP H0553728B2 JP 61011638 A JP61011638 A JP 61011638A JP 1163886 A JP1163886 A JP 1163886A JP H0553728 B2 JPH0553728 B2 JP H0553728B2
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Description
本発明は、無定形アルミノケイ酸塩の製造方法
に関し、殊に一般にホワイトカーボンと称されて
いる無定形シリカとゼオライトとの物理化学的性
質を兼備した無定形アルミノケイ酸塩の新規な製
造方法に関する。 現在、無水ケイ酸、含水ケイ酸党の無定形シリ
カは、その高構造性のため、高吸油性であり、大
きな比表面積を有しているので、その特性を利用
して、ゴム用充填剤、製紙用サイズ剤をはじめと
して、農薬用、塗料用等多くの用途が開発されて
いる。しかしながら、この種の無定形シリカは、
イオン交換能がないため、例えば、これを農薬用
乳剤の沈降防止剤、粘度調整剤として用いた場
合、使用時に水で希釈すると乳化安定性が低下す
るので好ましくない。一方、ゼオライトと称され
ている結晶性アルミノケイ酸塩は、高いイオン交
換特性を有し、現在、合成洗剤用ビルダーをはじ
めとして、触媒、吸着剤等の方面に多用されてい
るが、吸油量が高々60ml/100g程度であり、高
吸油性が要求される用途には使用できない。 又、最近、「ゼオレツクス(Zeolex)等の商標
名で市販されている無定形アルミノケイ酸ナトリ
ウム微粉松末は、無定形シリカと同分野に適用さ
れているが、吸油量は120〜130ml/100g程度で
あり、且つ、イオン交換能も低いものである。 本発明は、従来にない高給油量で、且つ大きな
イオン交換能の特性をもつ新規な無定形アルミノ
ケイ酸塩を提供することを目的とし、殊に、給油
量200ml/100g以上、且つ陽イオン交換容量は各
種ゼオライトと同等程度の物性を有する無定形ア
ルミノケイ酸塩の製法を提供することを目的とす
るものである。 無定形アルミノケイ酸塩は、一般式M2O・
Al2O32.3〜3.2SiO2・xH2O(但し、Mはアルカリ
金属を示す。)で示されるが、この無定形アルミ
ノケイ酸塩の製造方法については、従来から種々
検討されている。 例えば、特開昭52−58099号公報記載の方法は、
ケイ酸アルカリ金属塩の水溶液中に、アルミン酸
アルカリ金属塩の水溶液を添加、混合し、該反応
系のPHを10.5以上に保つことにより、吸油量75
ml/100g以上、Ca交換容量200mgCaCO3/g以
上の物性をもつ無定形アルミノケイ酸塩を製造す
る方法を開示している。しかしながら、この方法
の如く、ケイ酸アルカリ金属塩の水溶液にアルミ
ン酸アルカリ金属塩の水溶液を添加する方法で
は、高い給油量、即ち、200ml/100g以上の物性
をもつ無定形アルミノケイ酸塩は製造できない。
また、特開昭55−162418号公報記載の方法は、ア
ルミン酸アルカリ水溶液及びケイ酸アルカリ水溶
液を連続的に反応系に供給し、イオン交換能に優
れた粒子径の比較的大なる無定形アルミノケイ酸
塩を製造する方法を開示している。この方法によ
れば粒子径が大きく、過、洗浄の容易な無定形
アルミノケイ酸塩が得られるが、反応系の全
M2O濃度が高いために、本発明の目的の一つで
ある高い吸油量をもつ無定形アルミノケイ酸塩を
得ることは難しい。 本発明者らは、前記したように、吸油量が高
く、且つゼオライトに匹敵するイオン交換特性を
有する無定形アルミノケイ酸塩を製造すべく、
種々検討を加えた結果、以下に記載の如く、ある
特定条件下で、アルミン酸アルカリ金属塩溶液と
ケイ酸アルカリ金属塩とを反応させることによ
り、前掲の目的とする無定形アルミノケイ酸塩を
得ることができることを見い出し、本発明を完成
したものである。 即ち、本発明は反応系のM2O濃度(但し、M
はアルカリ金属を示す。が2.5重量%以下となる
ようにケイ酸アルカリ金属塩溶液をアルミン酸ア
ルカリ金属塩溶液に添加することからなる無定形
アルミノケイ酸塩の製造方法に関する。 本発明に用いる原料に関して述べれば、アルミ
ン酸アルカリ金属塩溶液とケイ酸アルカリ金属塩
溶液であり、本発明において、アルカリ金属と
は、ナトリウム、カリウム及びチリウム等の周期
律表第1a族に属するものを云い、前者に関して
は、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム
及びアルミン酸チリウム等を例示することがで
き、一方後者に関しては、ケイ酸ナトリウム、ケ
イ酸カリウム及びケイ酸リチウム等を例示するこ
とができる。これらは、必要に応じて苛性アルカ
リ及び水を用いて、適宜のモル比及び濃度に調整
して用いることができる。 本発明について更に述べれば、本発明は、希薄
アルミン酸アルカリ金属塩溶液にケイ酸アルカリ
金属溶液を添加して高吸油性で、且つ陽イオン交
換量の高い物性を有する無定形アルミノケイ酸塩
を製造する方法である。 本発明に用いるアルミン酸アルカリ金属塩溶液
に関しては、Al2O3/M2Oモル比0.15〜1.0であ
り、好ましくは0.15〜0.63の範囲が溶液の安定性
から望ましく、その濃度に関しては、M2O濃度
2.5%以下、好ましくは2.0%以下のものが物性望
ましい。このような濃度及び組成の調整は、反応
槽にあらかじめ水を導入し、これに高濃度のアル
ミン酸アルカリ金属塩溶液及び苛性アルカリを加
えることにより行うことができる。又、あらかじ
め、上記の如く調整されたアルミン酸アルカリ金
属塩溶液を使用してもよい。一方、ケイ酸アルカ
リ金属塩溶液に関しては、SiO2/M2Oモル比1
〜4のものを用いることができ、その濃度に関し
ては、特に限定されないが、通常SiO2濃度20%
以下のものを用いることができる。 本発明の骨子は、反応系のM2O濃度が2.5重量
%以下となるようにケイ酸アルカリ金属塩溶液を
アルミン酸アルカリ金属塩溶液に添加することに
ある。 ところで、後記参考例に記載したように、反応
系のM2O濃度が2.5%以下となるようにケイ酸ア
ルカリ金属塩溶液にアルミン酸アルカリ金属塩溶
液を添加する方法は、生成物の吸油量が高くなら
ない。 今、本発明の効果を具体例をもつて示せば次の
通りである。 具体例 内容量3の反応槽な第1表に示したアルミン
酸ナトリウム溶液0.750gを仕込み、反応温度40
℃で、第1表に示したケイ酸ナトリウム溶液250
gを8分間でホモミキサーにて撹拌しながら添加
した、添加終了後40℃で30分間熟成し、次いで
過、洗浄を行ない、得られた湿潤ケーキを105℃
で恒量になるまで静置乾燥した。その結果を第1
表に示す。
に関し、殊に一般にホワイトカーボンと称されて
いる無定形シリカとゼオライトとの物理化学的性
質を兼備した無定形アルミノケイ酸塩の新規な製
造方法に関する。 現在、無水ケイ酸、含水ケイ酸党の無定形シリ
カは、その高構造性のため、高吸油性であり、大
きな比表面積を有しているので、その特性を利用
して、ゴム用充填剤、製紙用サイズ剤をはじめと
して、農薬用、塗料用等多くの用途が開発されて
いる。しかしながら、この種の無定形シリカは、
イオン交換能がないため、例えば、これを農薬用
乳剤の沈降防止剤、粘度調整剤として用いた場
合、使用時に水で希釈すると乳化安定性が低下す
るので好ましくない。一方、ゼオライトと称され
ている結晶性アルミノケイ酸塩は、高いイオン交
換特性を有し、現在、合成洗剤用ビルダーをはじ
めとして、触媒、吸着剤等の方面に多用されてい
るが、吸油量が高々60ml/100g程度であり、高
吸油性が要求される用途には使用できない。 又、最近、「ゼオレツクス(Zeolex)等の商標
名で市販されている無定形アルミノケイ酸ナトリ
ウム微粉松末は、無定形シリカと同分野に適用さ
れているが、吸油量は120〜130ml/100g程度で
あり、且つ、イオン交換能も低いものである。 本発明は、従来にない高給油量で、且つ大きな
イオン交換能の特性をもつ新規な無定形アルミノ
ケイ酸塩を提供することを目的とし、殊に、給油
量200ml/100g以上、且つ陽イオン交換容量は各
種ゼオライトと同等程度の物性を有する無定形ア
ルミノケイ酸塩の製法を提供することを目的とす
るものである。 無定形アルミノケイ酸塩は、一般式M2O・
Al2O32.3〜3.2SiO2・xH2O(但し、Mはアルカリ
金属を示す。)で示されるが、この無定形アルミ
ノケイ酸塩の製造方法については、従来から種々
検討されている。 例えば、特開昭52−58099号公報記載の方法は、
ケイ酸アルカリ金属塩の水溶液中に、アルミン酸
アルカリ金属塩の水溶液を添加、混合し、該反応
系のPHを10.5以上に保つことにより、吸油量75
ml/100g以上、Ca交換容量200mgCaCO3/g以
上の物性をもつ無定形アルミノケイ酸塩を製造す
る方法を開示している。しかしながら、この方法
の如く、ケイ酸アルカリ金属塩の水溶液にアルミ
ン酸アルカリ金属塩の水溶液を添加する方法で
は、高い給油量、即ち、200ml/100g以上の物性
をもつ無定形アルミノケイ酸塩は製造できない。
また、特開昭55−162418号公報記載の方法は、ア
ルミン酸アルカリ水溶液及びケイ酸アルカリ水溶
液を連続的に反応系に供給し、イオン交換能に優
れた粒子径の比較的大なる無定形アルミノケイ酸
塩を製造する方法を開示している。この方法によ
れば粒子径が大きく、過、洗浄の容易な無定形
アルミノケイ酸塩が得られるが、反応系の全
M2O濃度が高いために、本発明の目的の一つで
ある高い吸油量をもつ無定形アルミノケイ酸塩を
得ることは難しい。 本発明者らは、前記したように、吸油量が高
く、且つゼオライトに匹敵するイオン交換特性を
有する無定形アルミノケイ酸塩を製造すべく、
種々検討を加えた結果、以下に記載の如く、ある
特定条件下で、アルミン酸アルカリ金属塩溶液と
ケイ酸アルカリ金属塩とを反応させることによ
り、前掲の目的とする無定形アルミノケイ酸塩を
得ることができることを見い出し、本発明を完成
したものである。 即ち、本発明は反応系のM2O濃度(但し、M
はアルカリ金属を示す。が2.5重量%以下となる
ようにケイ酸アルカリ金属塩溶液をアルミン酸ア
ルカリ金属塩溶液に添加することからなる無定形
アルミノケイ酸塩の製造方法に関する。 本発明に用いる原料に関して述べれば、アルミ
ン酸アルカリ金属塩溶液とケイ酸アルカリ金属塩
溶液であり、本発明において、アルカリ金属と
は、ナトリウム、カリウム及びチリウム等の周期
律表第1a族に属するものを云い、前者に関して
は、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム
及びアルミン酸チリウム等を例示することがで
き、一方後者に関しては、ケイ酸ナトリウム、ケ
イ酸カリウム及びケイ酸リチウム等を例示するこ
とができる。これらは、必要に応じて苛性アルカ
リ及び水を用いて、適宜のモル比及び濃度に調整
して用いることができる。 本発明について更に述べれば、本発明は、希薄
アルミン酸アルカリ金属塩溶液にケイ酸アルカリ
金属溶液を添加して高吸油性で、且つ陽イオン交
換量の高い物性を有する無定形アルミノケイ酸塩
を製造する方法である。 本発明に用いるアルミン酸アルカリ金属塩溶液
に関しては、Al2O3/M2Oモル比0.15〜1.0であ
り、好ましくは0.15〜0.63の範囲が溶液の安定性
から望ましく、その濃度に関しては、M2O濃度
2.5%以下、好ましくは2.0%以下のものが物性望
ましい。このような濃度及び組成の調整は、反応
槽にあらかじめ水を導入し、これに高濃度のアル
ミン酸アルカリ金属塩溶液及び苛性アルカリを加
えることにより行うことができる。又、あらかじ
め、上記の如く調整されたアルミン酸アルカリ金
属塩溶液を使用してもよい。一方、ケイ酸アルカ
リ金属塩溶液に関しては、SiO2/M2Oモル比1
〜4のものを用いることができ、その濃度に関し
ては、特に限定されないが、通常SiO2濃度20%
以下のものを用いることができる。 本発明の骨子は、反応系のM2O濃度が2.5重量
%以下となるようにケイ酸アルカリ金属塩溶液を
アルミン酸アルカリ金属塩溶液に添加することに
ある。 ところで、後記参考例に記載したように、反応
系のM2O濃度が2.5%以下となるようにケイ酸ア
ルカリ金属塩溶液にアルミン酸アルカリ金属塩溶
液を添加する方法は、生成物の吸油量が高くなら
ない。 今、本発明の効果を具体例をもつて示せば次の
通りである。 具体例 内容量3の反応槽な第1表に示したアルミン
酸ナトリウム溶液0.750gを仕込み、反応温度40
℃で、第1表に示したケイ酸ナトリウム溶液250
gを8分間でホモミキサーにて撹拌しながら添加
した、添加終了後40℃で30分間熟成し、次いで
過、洗浄を行ない、得られた湿潤ケーキを105℃
で恒量になるまで静置乾燥した。その結果を第1
表に示す。
【表】
【表】
※印は比較例を示す。
(1) 強熱減量の測定方法……乾燥した白金ルツボ
を800℃1時間空焼きし、デシケーター中で放
冷して、その重量を測る(BW)。試料1〜3
gを白金ルツボに入れ、秤量する(BS)。次い
で、試料の入つた白金ルツボを800℃で1時間
強熱し、デシケーター中で放冷し、その重量を
秤量する(SW)。強熱減量(%)は次式より
求めた。 %=BS−SW/BS−BW×100 (2) 吸油量の測定方法……試料1gを秤量し、ガ
ラス板上とり、これにアマニ油をビユーレツト
を用いて少量づつ加えながら、ステンレス製ヘ
ラでよくねり、試料が一塊となつたときのアマ
ニ油添加量を求める。 尚、吸油量は試料100gに要する油量に換算
し、そのml数で表示する。 (3) Ca交換容量の測定方法……100ml容三角フラ
スコに塩化カルシウム溶液(121700mg
CaCO3/)20mlを採り、無水物(強熱減量
から計算)として1.00gの試料を加えて、25℃
で15分間振とう撹拌し、次いでこれをミリポア
フイルター(0.45μ)により過し、液中の
CaをEDTA溶液で滴定し、Ca交換容量を求め
た。 第1表から明らかなように、反応系のM2O濃
度が2.5%以上の条件下において、高吸油性で、
且つ高Ca交換容量の無定形アルミノケイ酸塩を
得ることができる。又、上記反応系のM2O濃度
が2.5%以下の条件下では、反応系のSiO2/Al2O3
モル比が低い程、高吸油性の無定形アルミノケイ
酸塩を得ることができる。 ところで、反応、熟成後、析出した微粉末は、
過することにより母液と分離し、必要に応じ
て、母液は濃縮して循環使用することができる。 次いで分離した微粉末は水洗して、遊離のアル
カリ金属塩を除去し、その後乾燥し、粉砕し、目
的の粘度を有する生成物を得ることができる。 乾燥方法に関しては、静置乾燥、噴霧乾燥、凍
結乾燥等各種の方法で行うことができる。しかし
ながら、前述の如く、乾燥度合によりCa交換容
量が変化するので、留意する必要がある。また、
用途によつては乾燥することなく用いることもで
きる。 本発明によつて得られた無定形アルミノケイ酸
塩は、高吸油性で、且つ陽イオン交換容量が高い
ので、農薬用をはじめとして、塗料用、紙用、歯
磨用及び洗剤用ガス、芳香性物質の吸着剤等に用
いることができる。 以下、本発明の実施例を掲げて更に説明する。 実施例 1 内容量3の反応槽にアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O31.44%、Na2O17.9%、Al2O3/Na2Oモ
ル比0.49)1750gを仕込み、反応温度35℃でケイ
酸ナトリウム溶液(SiO212.00%、Na2O3.94%、
SiO2/Na2Oモル比3.15)250gを10分間でホモミ
キサーにて撹拌しながら添加した。(反応系の
Na2O2.06%)添加終了後、35℃で35分間熟成し、
次いで過して母液を分離し、続いて湿潤ケーキ
を15分間サパルプ洗浄し、湿潤ケーキ315.3gを
得た。得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥し、
粉砕して無定形アルミノケイ酸ナトリウム微粉末
(強熱減量21.87%、Na2O16.%、Al2O323.20%、
SiO239.62%)72.1gを得た。この微粉末は吸油
量205ml/100g、Ca交換容量222mgCaCO3/g及
び平均粒子径60μの物性を有する。 参考例 内容量3の反応槽にケイ酸ナトリウム溶液
(SiO23.00%、Na2O0.99%、SiO2/Na2Oモル比
3.15)1000gを仕込み、反応温度40℃でアルミン
酸ナトリウム溶液(Al2O32.53%、Na2O3.15%、
Al2O3/Na2Oモル比0.49)1000gを20分間でホモ
ミキサーにて撹拌しながら添加した。(反応系の
Na2O2.07%)添加終了後、40℃で25分間熟成し、
次いで、過して母液を分離し、続いて湿潤ケー
キを15分間リパルプ洗浄し、湿潤ケーキ417.5g
を得た。得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥
し、粉砕して無定形アルミノケイ酸ナトリウム微
粉末(強熱減量15.95%、Na2O16.65%、
Al2O324.06%、SiO243.50%)65.0gを得た。 この微粉末は吸油量130ml/100g、Ca交換容
量175mgCaCO2/g及び平均粒子径4.6μの物性を
有する。
(1) 強熱減量の測定方法……乾燥した白金ルツボ
を800℃1時間空焼きし、デシケーター中で放
冷して、その重量を測る(BW)。試料1〜3
gを白金ルツボに入れ、秤量する(BS)。次い
で、試料の入つた白金ルツボを800℃で1時間
強熱し、デシケーター中で放冷し、その重量を
秤量する(SW)。強熱減量(%)は次式より
求めた。 %=BS−SW/BS−BW×100 (2) 吸油量の測定方法……試料1gを秤量し、ガ
ラス板上とり、これにアマニ油をビユーレツト
を用いて少量づつ加えながら、ステンレス製ヘ
ラでよくねり、試料が一塊となつたときのアマ
ニ油添加量を求める。 尚、吸油量は試料100gに要する油量に換算
し、そのml数で表示する。 (3) Ca交換容量の測定方法……100ml容三角フラ
スコに塩化カルシウム溶液(121700mg
CaCO3/)20mlを採り、無水物(強熱減量
から計算)として1.00gの試料を加えて、25℃
で15分間振とう撹拌し、次いでこれをミリポア
フイルター(0.45μ)により過し、液中の
CaをEDTA溶液で滴定し、Ca交換容量を求め
た。 第1表から明らかなように、反応系のM2O濃
度が2.5%以上の条件下において、高吸油性で、
且つ高Ca交換容量の無定形アルミノケイ酸塩を
得ることができる。又、上記反応系のM2O濃度
が2.5%以下の条件下では、反応系のSiO2/Al2O3
モル比が低い程、高吸油性の無定形アルミノケイ
酸塩を得ることができる。 ところで、反応、熟成後、析出した微粉末は、
過することにより母液と分離し、必要に応じ
て、母液は濃縮して循環使用することができる。 次いで分離した微粉末は水洗して、遊離のアル
カリ金属塩を除去し、その後乾燥し、粉砕し、目
的の粘度を有する生成物を得ることができる。 乾燥方法に関しては、静置乾燥、噴霧乾燥、凍
結乾燥等各種の方法で行うことができる。しかし
ながら、前述の如く、乾燥度合によりCa交換容
量が変化するので、留意する必要がある。また、
用途によつては乾燥することなく用いることもで
きる。 本発明によつて得られた無定形アルミノケイ酸
塩は、高吸油性で、且つ陽イオン交換容量が高い
ので、農薬用をはじめとして、塗料用、紙用、歯
磨用及び洗剤用ガス、芳香性物質の吸着剤等に用
いることができる。 以下、本発明の実施例を掲げて更に説明する。 実施例 1 内容量3の反応槽にアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O31.44%、Na2O17.9%、Al2O3/Na2Oモ
ル比0.49)1750gを仕込み、反応温度35℃でケイ
酸ナトリウム溶液(SiO212.00%、Na2O3.94%、
SiO2/Na2Oモル比3.15)250gを10分間でホモミ
キサーにて撹拌しながら添加した。(反応系の
Na2O2.06%)添加終了後、35℃で35分間熟成し、
次いで過して母液を分離し、続いて湿潤ケーキ
を15分間サパルプ洗浄し、湿潤ケーキ315.3gを
得た。得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥し、
粉砕して無定形アルミノケイ酸ナトリウム微粉末
(強熱減量21.87%、Na2O16.%、Al2O323.20%、
SiO239.62%)72.1gを得た。この微粉末は吸油
量205ml/100g、Ca交換容量222mgCaCO3/g及
び平均粒子径60μの物性を有する。 参考例 内容量3の反応槽にケイ酸ナトリウム溶液
(SiO23.00%、Na2O0.99%、SiO2/Na2Oモル比
3.15)1000gを仕込み、反応温度40℃でアルミン
酸ナトリウム溶液(Al2O32.53%、Na2O3.15%、
Al2O3/Na2Oモル比0.49)1000gを20分間でホモ
ミキサーにて撹拌しながら添加した。(反応系の
Na2O2.07%)添加終了後、40℃で25分間熟成し、
次いで、過して母液を分離し、続いて湿潤ケー
キを15分間リパルプ洗浄し、湿潤ケーキ417.5g
を得た。得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥
し、粉砕して無定形アルミノケイ酸ナトリウム微
粉末(強熱減量15.95%、Na2O16.65%、
Al2O324.06%、SiO243.50%)65.0gを得た。 この微粉末は吸油量130ml/100g、Ca交換容
量175mgCaCO2/g及び平均粒子径4.6μの物性を
有する。
1 水性媒質中で結晶性層状アルカリ金属ケイ酸
塩を製造する方法において、0.24ないし2.0の
M2O/SiO2(ここにMはアルカリ金属を表す)の
モル比を有する、水に溶解されたまたは無定形の
アルカリ金属ケイ酸塩を、0.05ないし0.239の
M2O(中和されていないもの)/SiO2のモル比が
達成されるような量の酸性化合物と混合し、そし
てこの混合物を、層状アルカリ金属ケイ酸塩が晶
出するまで70ないし250℃の反応温度に保つこと
を特徴とする、上記層状アルカリ金属ケイ酸塩の
製造方法。 2 水に溶解されたアルカリ金属ケイ酸塩として
ソーダ水ガラスを使用する特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 ソーダ水ガラスがSiO222ないし30重量%お
よびNa205ないし9重量%の含量を有する特許請
求の範囲第2項記載の方法。 4 反応温度が130ないし210℃である特許請求の
範囲第1項記載の方法。 5 反応混合物に、0.01ないし30%(水に溶解さ
れたまたは無定形のアルカリ属ケイ酸塩のSiO2
含量に関して)の重量比の結晶性層状アルカリ金
属ケイ酸塩の種子結晶を添加する特許請求の範囲
塩を製造する方法において、0.24ないし2.0の
M2O/SiO2(ここにMはアルカリ金属を表す)の
モル比を有する、水に溶解されたまたは無定形の
アルカリ金属ケイ酸塩を、0.05ないし0.239の
M2O(中和されていないもの)/SiO2のモル比が
達成されるような量の酸性化合物と混合し、そし
てこの混合物を、層状アルカリ金属ケイ酸塩が晶
出するまで70ないし250℃の反応温度に保つこと
を特徴とする、上記層状アルカリ金属ケイ酸塩の
製造方法。 2 水に溶解されたアルカリ金属ケイ酸塩として
ソーダ水ガラスを使用する特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 ソーダ水ガラスがSiO222ないし30重量%お
よびNa205ないし9重量%の含量を有する特許請
求の範囲第2項記載の方法。 4 反応温度が130ないし210℃である特許請求の
範囲第1項記載の方法。 5 反応混合物に、0.01ないし30%(水に溶解さ
れたまたは無定形のアルカリ属ケイ酸塩のSiO2
含量に関して)の重量比の結晶性層状アルカリ金
属ケイ酸塩の種子結晶を添加する特許請求の範囲
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1163886A JPS61174111A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1163886A JPS61174111A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3997582A Division JPS58156527A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61174111A JPS61174111A (ja) | 1986-08-05 |
| JPH0553728B2 true JPH0553728B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11783483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1163886A Granted JPS61174111A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61174111A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK151231C (da) * | 1973-04-13 | 1988-07-04 | Henkel Kgaa | Fremgangsmaade til rensning, herunder vask, forvask og blegende vask, affaste materialer, isaer tekstiler, samt middel til udoevelse af fremgangsmaaden og fremgamgsmaade til fremstiling af midlet |
| AR205228A1 (es) * | 1974-11-08 | 1976-04-12 | Huber Corp J M | Procedimiento para producir un pigmento de aluminosilicato de metal alcalino amorfo con capacidad de intercambio ionico |
| JPS58156527A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | Taki Chem Co Ltd | 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1163886A patent/JPS61174111A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61174111A (ja) | 1986-08-05 |
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